JP2004331338A - グラブバケット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】油圧シリンダー6を使用した単索式のグラブバケットにおいて、油圧シリンダーの動作を制御する油圧シリンダー制御手段は、少量の作動油のみを流通可能な流量制限用バルブ機構と、大量の作動油を流通可能な通常動作用バルブ機構とを並列に有する油圧シリンダー上下の油圧室間を連通させる油圧流路30と、油圧流路30の油圧を検知する油圧センサ31とを備え、グラブ解放動作時に、油圧流路30の圧力が所定値以上であれば、流量制限用バルブ機構を通して少量の作動油のみを流通させ、油圧回路30が所定値以下の圧力であれば通常動作用バルブ機構を通して大量の作動油を流通させるようにする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にクレーンに吊り下げられバラ物の荷役作業に用いられるグラブバケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、木材のチップ、粉状鉱石、土砂等のバラ物の移送に際し、クレーン等で操作する単索式のグラブバケットが使用され、この種の従来の単索式グラブバケットとして、例えば、図2〜図6に示す如きものが知られている。
【0003】
このグラブバケットは、グラブ1を構成し互いに対向して開閉動作される一対のシェル2,2と、各シェル2,2の回動中心を軸2a,2aにて軸支させた下部フレーム3と、下部フレーム3の上側に位置し、各シェル2,2の背面と吊りアーム4,4…を介して連結した上部フレーム5と、上部及び下部フレーム間にあって、下部フレーム3に対して油圧シリンダー6を介して連結された中間可動フレーム7と、中間可動フレーム7に対して下端が固定されるとともに中間可動フレーム7と上部フレーム5とにそれぞれ備えた滑車に巻きかけられて上方に延長された吊下げ兼グラブ閉塞用のワイヤーロープ8と、油圧シリンダー6内に通じるオイル流路を開閉することによって油圧シリンダー6の動作を制御する油圧シリンダー制御手段とを備えて構成されている。
【0004】
グラブ1は、下部フレーム3に対して軸2a,2aによりそれぞれ回動自在に軸支されたシェル2,2によって構成され、開口部を互いに接合させた閉塞状態の時、底部が閉塞されて内部にバラ物が収容される掴み空間9が形成されるようになっている。
【0005】
また、各シェル2の背部には、吊りアーム4の下端部が軸支され、上部フレーム5には、吊りアーム4の上端部が軸支されて、シェル2,2は上部フレーム5に対して吊られ状態で連結されている。
【0006】
下部フレーム3には、オイルタンク11及び無線信号受信器12が取り付けられている。尚、図中の符号13はオイルタンク11上部に設けられた給油口、14は無線信号受信器の受信用アンテナである。
【0007】
無線信号受信器12は、無線信号発信器より信号を受信すると、油圧シリンダー6を制御する油圧回路に開放の命令を発信するようになっている。
【0008】
上部フレーム5は、その中央部分に中間可動フレーム7の上部が嵌り込む形状に形成され、前部及び後部に回転自在の滑車18,18を備えている。
【0009】
中間可動フレーム7は、内部に中空部を持つ形状に形成され、その前面下方右側及び後面下方左側にはシーブケース16,16が固設され、そのシーブケース16,16内には滑車17,17が回転自在に備えられている。
【0010】
この中間可動フレーム7は、上部フレーム5に対し、ワイヤーロープ8の操作によって相対的に吊り降されるようになっている。即ち、図4に示すように、中間可動フレーム7両側部に、ワイヤーロープ8の下端を固定し、そのワイヤーロープ8を上部フレーム5の滑車18,18を経由して滑車17,17にそれぞれ巻きかけ、それを上方に延長して上端をクレーン等に吊り下げる為の吊り具19に固定している。
【0011】
このグラブ1を開放する際には、図5に示すように、油圧シリンダー制御手段を操作し、油圧シリンダー6をフリーな状態にすることにより、下部フレーム3がシェル及び下部フレーム3の自重によって中間可動フレーム7より離脱して下降し、シェル2背面が吊りアーム4によって吊られ状態で回動中心軸2a位置が降下してグラブが開放されるようになっている。
【0012】
また、グラブ1の閉塞方向の動作は、前記開放状態から油圧シリンダー6をフリーの状態にしたままでワイヤーロープ8を降下させる方向に繰り出すことにより中間可動フレーム7を降下させて下部フレーム3に接近させ、この状態で油圧シリンダー6を伸長不能にし、ワイヤーロープ8を引き上げることにより、中間可動フレーム7が上部フレーム5に接近するように引き上げられ、これによって両シェル2,2が互いに閉じる方向に動作されるようになっている。
【0013】
【特許文献1】
実用新案公開平5−81178号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のグラブバケットでは、図6に示すように、両シェル2,2間に塊鉱石類等の被荷役物aを挟み込んだまま荷役作業を行う場合があり、この際、上部フレーム5と中間可動フレーム7との間には、挟み込んだ物aの大きさに合わせて隙間tができる。
【0015】
そして、この状態で吊り下げたままグラブ1を開放、即ち油圧シリンダー6をフリーの状態にすると、油圧シリンダー6にはグラブ1の重量及び中間可動フレーム7が上部フレーム5側へ移動しようとする力とが同時に作用するため、油圧シリンダー6内の圧力は通常の約3倍となり、ダンパー効果が得られずに中間可動フレーム7が上部フレーム5と衝突し、かかる衝突によるクレーン等の荷役機械に与える衝撃は、合計重量の約1.3倍にも及び、非常に危険であるという問題があった。
【0016】
また、従来、このような危険を回避するためにシェル間に被荷役物を挟み込んだ状態で荷役作業を行う場合には、グラブを開放箇所に接地させて上部フレームと中間可動フレームとの間の衝突を回避した上で、グラブを開放するようにしているため、作業効率が悪いという問題があった。
【0017】
本発明は、このような従来の技術の状況を鑑み、シェル間に被荷役物を挟み込んだ状態でも安全且つ効率良く荷役作業を行うことができるグラブバケットの提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載のグラブバケットは、グラブを構成し互いに対向して開閉動作される一対のシェルと、該シェルの回動中心を軸支させた下部フレームと、該下部フレームの上側に位置し、前記各シェルの背面と吊りアームを介して連結した上部フレームと、前記上部及び下部フレーム間にあって、下部フレームに対して油圧シリンダーを介して連結された中間可動フレームと、該中間可動フレームに対して下端が固定されるとともに該中間可動フレームと前記上部フレームとにそれぞれ備えた滑車に巻き掛けられて上方に延長された吊り下げ兼グラブ閉塞用のワイヤーロープと、油圧シリンダーの動作を制御する油圧シリンダー制御手段とを備えてなるグラブバケットにおいて、前記油圧シリンダー制御手段は、少量の作動油のみを流通可能な流量制限用バルブ機構と、大量の作動油を流通可能な通常動作用バルブ機構とを並列に有し、油圧シリンダーのピストンにより隔てられた上下の油圧室間を連通させる油圧流路と、該油圧流路の油圧を検知する油圧センサとを備え、グラブ解放動作時に、前記油圧流路の圧力が所定値以上であれば、前記流量制限用バルブ機構を通して少量の作動油のみを流通させ、前記油圧回路が所定値以下の圧力であれば通常動作用バルブ機構を通して作動油を流通させるようにしたことを特徴とする。
【0019】
このように構成することによって、両シェル間に塊鉱石類等の被荷役物を挟み込んだ状態で荷役作業を行う場合に、吊り下げたままグラブを開放しても上部フレームと中間可動フレームとの間の衝撃を和らげることができ、安全且つ効率良く荷役作業を行うことができる。
【0020】
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に加え、流量制限用バルブ機構は、油圧流路を閉じる方向に付勢された弁体と、前記弁体を閉方向に付勢するスプリングが設置されるとともに電磁弁を介して前記油圧回路に連通したスプリング室とを有する少量の作動油のみを流通させるロジック弁を備え、前記電磁弁に通電し前記スプリング室をドレン開放することにより、前記スプリングに抗して前記弁体が前記油圧流路を開く方向に付勢されようにしたことを特徴とする。
【0021】
このように構成することによって、流量制限用バルブ機構を好適に制御することができる。
【0022】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成に加え、通常動作用バルブ機構は、油圧流路を閉じる方向に付勢された弁体と、前記弁体を閉方向に付勢するスプリングが設置されるとともに電磁弁を介して前記油圧流路に連通したスプリング室とを有するロジック弁を備え、圧力センサが所定の圧力を検知することにより電磁弁に通電し、該通電によって前記スプリング室をドレン開放することにより、前記スプリングに抗して前記弁体が前記油圧回路を開く方向に付勢されようにしたことを特徴とする。
【0023】
このように構成することによって、流量制限用バルブ機構と通常動作用バルブ機構との動作切換えを好適に制御することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るグラブバケットの実施の形態を図に基づいて説明する。尚、上述の従来例と同一の部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0025】
グラブバケットは、図2〜図6に示す従来例と同様に、グラブ1を構成し互いに対向して開閉動作される一対のシェル2,2と、各シェル2,2の回動中心を軸2a,2aにて軸支させた下部フレーム3と、下部フレーム3の上側に位置し、各シェル2,2の背面と吊りアーム4,4…を介して連結した上部フレーム5と、上部及び下部フレーム間にあって、下部フレーム3に対して油圧シリンダー6を介して連結された中間可動フレーム7と、中間可動フレーム7に対して下端が固定されるとともに中間可動フレーム7と上部フレーム5とにそれぞれ備えた滑車に巻きかけられて上方に延長された吊下げ兼グラブ閉塞用のワイヤーロープ8と、油圧シリンダー6の動作を制御する油圧シリンダー制御手段とを備えて構成されている。
【0026】
グラブ1は、下部フレーム3に対して軸2a,2aによりそれぞれ回動自在に軸支されたシェル2,2によって構成され、開口部を互いに接合させた閉塞状態の時、底部が閉塞されて内部にバラ物が収容される掴み空間9が形成されるようになっている。
【0027】
各シェル2の背部には、吊りアーム4の下端部が軸支され、上部フレーム5には、吊りアーム4の上端部が軸支されて、シェル2,2は上部フレーム5に対して吊られ状態で連結されている。
【0028】
下部フレーム3には、オイルタンク11及び無線信号受信器12が取り付けられている。尚、図中の符号13はオイルタンク11上部に設けられた給油口、14は無線信号受信器の受信用アンテナである。
【0029】
無線信号受信器12は、無線信号発信器より信号を受信すると、油圧シリンダー6を制御する油圧回路に開放の命令を発信するようになっている。
【0030】
上部フレーム5は、その中央部分に中間可動フレーム7の上部が嵌り込む形状に形成され、前部及び後部に回転自在の滑車18,18を備えられている。
【0031】
中間可動フレーム7は、内部に中空部を持つ形状に形成され、その前面下方右側及び後面下方左側にはシーブケース16,16が固設され、そのシーブケース16,16内には滑車17,17が回転自在に備えられている。
【0032】
この中間可動フレーム7は、上部フレーム5に対し、ワイヤーロープ8の操作によって相対的に吊り降されるようになっている。即ち、図4に示すように、中間可動フレーム7両側部に、ワイヤーロープ8の下端を固定し、そのワイヤーロープ8を上部フレーム5の滑車18,18を経由して滑車17,17にそれぞれ巻きかけ、それを上方に延長して上端をクレーン等に吊り下げる為の吊り具19に固定している。
【0033】
油圧シリンダー6は、シリンダー部6aと、シリンダー部6a内に往復運動可能に収納されたピストン6bと、ピストン6bに連結され、シリンダー部6aの上端から出入り自在に突出したピストンロッド6cとを備えて構成されている。
【0034】
シリンダー部6aの下端部は、下部フレーム3に、ピストンロッド6bの先端部が中間可動フレーム7の頂部に、それぞれネジ止めなどにより連結され、これにより下部フレーム3と中間可動フレーム7とが油圧シリンダー6を介して連結されている。
【0035】
また、ピストン6bには、棒状のピストンロッド6cが上方に向かって突設されている。
【0036】
この油圧シリンダー6の動作を制御する油圧シリンダー制御手段は、従来の油圧シリンダー制御手段に代えて、図1に示す如き油圧回路により構成されている。
【0037】
この油圧回路は、油圧シリンダー6のピストン6bにより隔てられた上下の油圧室間を連通させる油圧流路30と、油圧流路の油圧を検知する油圧センサ31とを備え、また、油圧シリンダー6の下端部は接続導管32を介してオイルタンク11に連通されている。
【0038】
油圧流路30は、少量の作動油のみを流通可能な流量制限用バルブ機構と、大量の作動油を流通可能な通常動作用バルブ機構とを並列に備え、グラブ解放動作時に、油圧流路30内の油圧が所定値以上であれば、流量制限用バルブ機構を通して少量の作動油のみを流通させ、油圧流路30内の油圧が所定値以下であれば通常動作用バルブ機構を通して作動油を流通させるようになっている。
【0039】
流量制限用バルブ機構は、油圧流路30を閉じる方向に付勢されたポペット弁体33と、弁体33を前記閉方向に付勢するスプリング34が設置されるスプリング室35とを有するロジック弁36を備え、油圧シリンダー6のシリンダー部6a上端部に接続した導管を途中で分岐し、一方の流路30aは絞り弁37、電磁弁38を経てロジック弁36のスプリング室35に連通させ、他方の流路30bはロジック弁36のポペット弁体33により開閉される開閉室39を経てシリンダー部6aの下端部に接続されている。
【0040】
また、ロジック弁のスプリング室35は電磁弁38の切換え、即ち電磁弁38に通電することによってドレンDRに接続され、ドレン開放されるようになっている。
【0041】
このロジック弁36は、ポペット弁体33の開閉室入口側の受圧面積がスプリング室側の受圧面積よりも小さく形成されているので、電磁弁38に通電されていない場合、即ち油圧流路30に接続されている場合、ポペット弁体33は受圧面積の差による流体圧力及びスプリングの弾性力によって油圧流路30を閉鎖する方向に押し付けられている。
【0042】
しかし、電磁弁38に通電することにより切換えられ、スプリング室35がドレンDRに接続されると、スプリング室35内の油圧は低下し、ポペット弁体33の開閉室入口側に油圧流路の油圧を受けてポペット弁体33がスプリング34の弾性力に抗して油圧流路30を開放する方向に付勢され、油圧流路30に作動油を流通させるようになっている。
【0043】
尚、このロジック弁36の開閉室出口部分39aは、絞った形状に形成され少量の作動油のみを流通させるようになっている。
【0044】
また、電磁弁38には、無線信号受信器12にグラブ開放の信号を受信させることにより、動作電流が流れ、その通電中だけ電磁弁38がスプリング室35をドレンDRに接続する側に切り換えられるようになっている。
【0045】
通常動作用バルブ機構は、油圧流路30を閉じる方向に付勢されたポペット弁体40と、弁体40を前記閉方向に付勢するスプリング41が設置されるスプリング室42とを有するロジック弁43を備え、油圧シリンダー6のシリンダー部6a上端部に接続した導管を途中で分岐し、一方の流路30cは絞り弁44、電磁弁45を経てロジック弁43のスプリング室42に連通させ、他方の流路はロジック弁43のポペット弁体40により開閉される開閉室46を経てシリンダー部6aの下端部に接続されている。
【0046】
また、ロジック弁43のスプリング室42は電磁弁45の切換え、即ち電磁弁45に通電することによってドレンDRに接続され、ドレン開放されるようになっている。
【0047】
このロジック弁43は、ポペット弁体40の開閉室入口側の受圧面積がスプリング室側の受圧面積よりも小さく形成されているので、電磁弁45に通電されていない場合、即ちスプリング室42が油圧流路30に接続されている場合、ポペット弁体40は受圧面積の差による流体圧力及びスプリング41の弾性力によって油圧流路30を閉鎖する方向に押し付けられている。
【0048】
しかし、電磁弁45に通電することにより流路が切換えられ、スプリング室42がドレンDRに接続されると、スプリング室42内の油圧は低下し、ポペット弁体40の開閉室入口側に油圧流路30の油圧を受けてポペット弁体40がスプリング41の弾性力に抗して油圧流路30を開放する方向に付勢され、油圧流路に作動油を流通させるようになっている。
【0049】
電磁弁45には、圧力センサ31が接続されており、該圧力センサ31が所定値以下の油圧を検知した場合のみ通電がなされるようになっている。従って、油圧流路30内の油圧が所定値以下の場合にのみロジック弁43が開かれ、油圧流路30内に作動油を流通させるようになっている。
【0050】
次に、このグラブバケットの両シェル2,2間に被荷役物aを挟み込んだ状態での開放動作について説明する。
【0051】
グラブバケットは、図6に示す従来例と同様に、両シェル2,2間に塊鉱石類等の被荷役物aを挟み込んだまま荷役作業を行うと、上部フレーム5と中間可動フレーム7との間に、挟み込んだ物の大きさに合わせて隙間tができる。
【0052】
このとき、油圧回路の電磁弁38,45に通電はされておらず、電磁弁38,45はそれぞれに各ロジック弁36,43のスプリング室35,42と油圧流路30とを連通させる状態になっており、両ロジック弁36,43は、スプリング34,41及び油圧により油圧流路30を閉じる方向にポペット弁体33,40を付勢しているので、油圧シリンダー6内のオイルの流れはなく、油圧シリンダー6はロックされた状態になっている。
【0053】
このグラブ1を開放するには、まず、無線信号受信器12にグラブ開放の信号を受信させることにより、電磁弁(ソレノイドバルブ)38に動作電流を通電させ、その通電中だけ電磁弁38がドレンDRとスプリング室35とを連通させた状態に切換えられ、ロジック弁36のスプリング室35はドレン開放される。
【0054】
ドレン開放されると、弁体33の開閉室側に作用する油圧がスプリング34の弾性力よりも大きくなり、スプリング34に抗してポペット弁体33が上方に付勢され、ロジック弁36は開いた状態となり、少量の作動油が油圧シリンダー6の上下の油圧室間で流通し、油圧シリンダー6は伸長方向に動作を開始する。
【0055】
このとき、油圧シリンダー6には、上部フレーム5と中間可動フレーム7との間に隙間tが生じている為、バケット重量の約3倍の圧力が作用しているが、流量制限用バルブ機構により少量の作動油のみを流通可能としたことで、ダンパー効果が得られ、上部フレーム5と中間可動フレーム7との間の隙間tはゆっくりと狭まり、少ない衝撃で上部フレーム5と中間可動フレーム7とが接触するとともに、油圧シリンダー6の伸長に伴いシェル2,2が開き方向にゆっくりと動作する。
【0056】
そして、上部フレーム5と中間可動フレーム7とが接触すると、油圧シリンダー6には、バケット重量のみが作用し、油圧シリンダー6内の油圧はバケット開放動作時の1/3、即ち通常動作時の油圧まで低下し、油圧センサ31はその圧力を検知して電磁弁45に通電する。
【0057】
このことにより、電磁弁45がドレンDRとスプリング室42とを連通させた状態に動作され、スプリング室42はドレン開放される。
【0058】
ドレン開放されると、スプリング室42内の油圧は低下し、弁体40の開閉室側にかかる油圧がスプリング41の弾性力よりも大きくなり、スプリング41に抗して弁体40が上方に付勢され、ロジック弁43は開いた状態となり、油圧流路30に作動油が流通され、油圧シリンダー6は完全にフリーの状態となる。
【0059】
これにより、下部フレーム3がシェル2,2及び下部フレーム3の自重によって中間可動フレーム7より離脱して下降し、シェル2背部が吊りアーム4によって吊られ状態で回動中心軸2a位置が降下してグラブ1が開放されるようになっている。
【0060】
尚、上述の実施例では電磁弁の開閉を無線式の操作機によって行う例を示したが、有線式のものを用いても良い。
【0061】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係るグラブバケットは、両シェル間に被荷役物を挟み込んだ状態で荷役作業を行う場合においても、安全且つ効率良く作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグラブバケットの油圧回路を示すブロック図である。
【図2】従来のグラブバケットを示す正面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】滑車とワイヤーロープとの巻き掛け状態を示す斜視図である。
【図5】同上のグラブ開放状態を示す正面図である。
【図6】同上の両シェル間に被荷役物を挟み込んだ状態を示す正面図である。
【符号の説明】
a 被荷役物
1 グラブ
2 シェル
3 下部フレーム
4 吊りアーム
5 上部フレーム
6 油圧シリンダー
6a シリンダー部
6b ピストン
6c ピストンロッド
7 中間可動フレーム
8 ワイヤーロープ
9 掴み空間
11 オイルタンク
12 無線信号受信器
13 給油口
14 アンテナ
16 シーブケース
17 滑車
18 滑車
19 吊り具
30 油圧流路
31 油圧センサ
32 接続導管
33 ポペット弁体
34 スプリング
35 スプリング室
36 ロジック弁
37 絞り弁
38 電磁弁
39 開閉室
40 ポペット弁体
41 スプリング
42 スプリング室
43 ロジック弁
44 絞り弁
45 電磁弁
46 開閉室
DR ドレン
Claims (3)
- グラブを構成し互いに対向して開閉動作される一対のシェルと、該シェルの回動中心を軸支させた下部フレームと、該下部フレームの上側に位置し、前記各シェルの背面と吊りアームを介して連結した上部フレームと、前記上部及び下部フレーム間にあって、下部フレームに対して油圧シリンダーを介して連結された中間可動フレームと、該中間可動フレームに対して下端が固定されるとともに該中間可動フレームと前記上部フレームとにそれぞれ備えた滑車に巻き掛けられて上方に延長された吊り下げ兼グラブ閉塞用のワイヤーロープと、油圧シリンダーの動作を制御する油圧シリンダー制御手段とを備えてなるグラブバケットにおいて、
前記油圧シリンダー制御手段は、少量の作動油のみを流通可能な流量制限用バルブ機構と、大量の作動油を流通可能な通常動作用バルブ機構とを並列に有し、油圧シリンダーのピストンにより隔てられた上下の油圧室間を連通させる油圧流路と、該油圧流路の油圧を検知する油圧センサとを備え、
グラブ解放動作時に、前記油圧流路の圧力が所定値以上であれば、前記流量制限用バルブ機構を通して少量の作動油のみを流通させ、前記油圧回路が所定値以下の圧力であれば通常動作用バルブ機構を通して作動油を流通させるようにしたことを特徴としてなるグラブバケット。 - 流量制限用バルブ機構は、油圧流路を閉じる方向に付勢された弁体と、前記弁体を閉方向に付勢するスプリングが設置されるとともに電磁弁を介して前記油圧回路に連通したスプリング室とを有する少量の作動油のみを流通させるロジック弁を備え、前記電磁弁に通電し前記スプリング室をドレン開放することにより、前記スプリングに抗して前記弁体が前記油圧流路を開く方向に付勢されようにした請求項1に記載のグラブバケット。
- 通常動作用バルブ機構は、油圧流路を閉じる方向に付勢された弁体と、前記弁体を閉方向に付勢するスプリングが設置されるとともに電磁弁を介して前記油圧流路に連通したスプリング室とを有するロジック弁を備え、圧力センサが所定の圧力を検知することにより電磁弁に通電し、該通電によって前記スプリング室をドレン開放することにより、前記スプリングに抗して前記弁体が前記油圧回路を開く方向に付勢されようにした請求項1又は2に記載のグラブバケット。
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