JP2005306438A - 流体輸送用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 流体を収容させた可撓性の収容容器を、箱状の外装体の内部に収容させた流体輸送用容器において、収容容器の口部にキャップを取り付け、またこの流体輸送用容器を段積みすることが、簡単に低コストで行えるようにする。
【解決手段】 箱状で蓋部21の角部に開口部22が設けられた外装体20の内部に、プラスチック製の可撓性収容容器10が収容され、この収容容器の上面11の角部11aに、外装体の開口部と対応するように口部12が設けられ、この口部にキャップ13が取り付けられた流体輸送用容器において、外装体の開口部近傍の側壁24に係止される係止部31と、収容容器の口部を突出させると共にこの口部を係止させる係止穴32が設けられた第1保持部33と、開口部近傍の外装体の蓋部を保持する第2保持部34とを有するプラスチック製の保持部材30を設けた。
【選択図】 図8

Description

この発明は、液体や粉体等の流体を輸送するのに使用する流体輸送用容器に係り、特に、流体を収容させたプラスチック製の可撓性の収容容器を、段ボール等で構成された箱状の外装体の内部に収容させるようにした流体輸送用容器に関するものである。
従来、液体や粉体等の流体を輸送するのに、一斗缶と呼ばれるブリキ缶が広く利用されていた。
しかし、このようなブリキ缶の場合、重量が大きく嵩張るために、その保管や輸送にスペースと手間とコストがかかるという問題があり、また耐食性も十分ではなく、収容させる液体や粉体の種類、例えば、次亜塩素酸ソーダ等の強酸化剤を含む液体洗剤等を収容させた場合、収容させた液体や粉体によってこのブリキ缶が腐食するという問題があった。
このため、近年においては、上記のような流体をプラスチック製の可撓性の収容容器に収容させ、このように流体を収容させた収容容器を段ボール等で構成された箱状の外装体の内部に収容させるようにした流体輸送用容器が用いられるようになった。
しかし、このように可撓性の収容容器に流体を収容させた場合、この収容容器が柔軟であるため、この収容容器の口部にキャップを取り付けることが困難になり、また上記の段ボール等で構成された外装体の上面の蓋部が変形しやすく、このような流体輸送用容器を段積みすることも困難になるという問題があった。
このため、最近においては、段ボール等で構成された箱状の外装体の周壁内面に支持段部を設け、収容容器の口部と係合する係合穴が設けられた支持板をこの支持段部に保持させるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、このように外装体の周壁内面に設けた支持段部によって支持板を保持させるだけでは、支持板を十分に支持することが困難であり、また支持板を十分に支持させるためには、支持段部を外装体の周壁の内面全体に設けると共に、支持板によって外装体の周壁内面全体を覆うようにしなければならず、コストが高くつく等の問題があった。
特開平8−85571号公報
この発明は、液体や粉体等の流体を輸送するのに使用する流体輸送用容器における上記のような問題を解決することを課題とするものであり、特に、流体を収容させたプラスチック製の可撓性収容容器を、段ボール等で構成された箱状の外装体の内部に収容させるようにした流体輸送用容器において、収容容器の口部にキャップを取り付けるのが容易に行えると共に、段ボール等で構成された外装体上面の蓋部が変形するのを抑制して、流体輸送用容器を段積みすることが、簡単に低コストで行えるようにすることを課題とするものである。
この発明における流体輸送用容器においては、上記のような課題を解決するため、箱状で蓋部21の角部に開口部22が設けられた外装体20の内部に、流体を収容するプラスチック製の可撓性収容容器10が収容され、この収容容器10の上面11の角部11aに、上記の外装体20の開口部22に対応するようにして口部12が設けられ、この口部12にキャップ13が取り付けられてなる流体輸送用容器において、上記の外装体20の開口部22近傍の側壁24に係止させる係止部31と、上記の収容容器10の口部12を突出させると共にこの口部12を係止させる係止穴32が設けられた第1保持部33と、上記の開口部22近傍における外装体20の蓋部21を保持する第2保持部34とを有するプラスチック製の保持部材30を設けるようにしたのである。
ここで、上記の外装体20を構成する材料については特に限定されないが、簡単に折り畳むことができると共に、焼却等によって簡単に処理できるものであることが好ましく、例えば、段ボールで構成されたものを用いることが好ましい。
また、上記の開口部22近傍における外装体20の蓋部21を、保持部材30における第2保持部34によって保持させるにあたっては、外装体20の蓋部21が勝手に浮き上がったりするのを抑制すると共に、外装体20の蓋部21が強固に保持されるようにするため、開口部22近傍における外装体20の蓋部21を第2保持部34により挟み込むように保持させることが好ましい。
この発明における流体輸送用容器においては、収容容器の口部が外装体の開口部に対応するようにして、この外装体内に収容容器を収容させる一方、上記の保持部材における係止部を外装体の開口部近傍の側壁に係止させ、この保持部材の第1保持部に設けられた係止穴部を通して収容容器の口部を外装体の開口部側に突出させて、この口部を係止穴部に係止させ、収容容器を第1保持部によって保持させると共に、この保持部材の第2保持部によって開口部近傍の外装体の蓋部を保持させるようにする。
ここで、上記のように保持部材の係止部を外装体の開口部近傍の側壁に係止させるようにすると、従来のように支持板を外装体の周壁内面に設けた支持段部に保持させる場合に比べて、この保持部材を簡単に外装体に強固に保持させることができるようになると共に、この保持部材の第1保持部に保持された収容容器も保持部材を介して外装体に強固に保持されるようになり、プラスチック出構成された可撓性の収容容器においても、その口部にキャップを取り付けることが簡単に行えるようになると共に、外装体内において収容容器が移動したりするのも防止されるようになる。
また、上記のように保持部材の第2保持部によって開口部近傍の外装体の蓋部を保持させるようにしたため、この流体輸送用容器を段積みした場合において、外装体の蓋部が変形して荷崩れが生じるのも抑制されるようになる。特に、この保持部材における第2保持部により、開口部近傍の外装体の蓋部を挟み込むように保持させると、外装体の蓋部が勝手に浮き上がったりするのも抑制されるようになる。
また、上記の外装体を段ボールで構成すると、重量が軽く、簡単に折り畳むことができ、その保管や輸送にスペースと手間とコストがかかるということもなくなると共に、その廃棄処理も簡単に行えるようになる。
以下、この発明の実施形態に係る流体輸送用容器を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、この発明に係る流体輸送用容器は下記の実施形態に示したものに限定されず、発明の要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施できるものである。
この実施形態における流体輸送用容器においては、収容容器10として、図1及び図2に示すように、ブロー成形により中空の略立方体状に成形したプラスチックで構成された可撓性の収容容器10を用いるようにした。ここで、上記のプラスチックとしては、一般にポリエチレンを使用し、この収容容器10において十分な強度と可撓性が確保されるように、その厚みが約0.2〜0.5mm程度になるようにしている。
そして、この収容容器10の上面11において、一段低くなった角部11aに流体の注入及び取出しを行う口部12を設け、この口部12に密封用のキャップ13を取り付けるようにすると共に、この収容容器10の上面11に取手14を設けている。なお、この収容容器10を簡単に折り畳めるようにするため、図3に示すように、この収容容器10の各側壁15に、それぞれ対角線に沿って内方に突出した折り曲げ用凹状16を設けるようにすることも可能である。
一方、外装体20としては、図4に示すように、段ボールで箱状に形成されたものを用いるようにし、その上面における蓋部21の適当な位置に切り込みや切り抜きを形成して、この蓋部21を適当に折り込むようにし、この蓋部21の角部に、上記の収容容器10の口部12に対応した開口部22を設けると共に、収容容器10の取手14を取り出すための取手取出口23を設けるようにした。
また、保持部材30としては、シート状のプラスチック材料(どのような材料を用いるか?)を用いて真空成形又は圧空成形により成形したものを用いるようにし、図5及び図6に示すように、上記の外装体20の開口部22近傍の側壁24を挟み込むようにして係止される係止部31と、上記の収容容器10の口部12を突出させて係止させる係止穴部32が設けられた第1保持部33と、上記の開口部22近傍における外装体20の蓋部21を保持する第2保持部34とを設けたものを用いるようにしている。
そして、上記の係止穴部32においては、収容容器10の口部12を突出させて係止させるために、この係止穴部32の周囲から放射状に複数の切り込み32aを設けている。
また、上記の第2保持部34においては、開口部22近傍における外装体20の蓋部21を挟み込むようにして保持するため、蓋部21の底面を保持する下保持片34aと蓋部21の上面を押え付ける上保持片34bとを設けている。
そして、この実施形態における流体輸送用容器においては、上記の外装体20における蓋部21を開けた状態で、この外装体20における上記の開口部22の位置に上記の収容容器10の口部12が位置するようにして、この収容容器10を外装体20内に収容させる。
そして、図7及び図8に示すように、開口部22が設けられた角部における外装体20の側壁24を上記の保持部材30における係止部31により挟み込むようにして、この保持部材30を開口部22が設けられた外装体20の角部に係止させる。また、この保持部材30の第1保持部33に設けられた上記の係止穴部32から上記の収容容器10における口部12を突出させ、係止穴部32に設けられた切り込み32aにより形成される係止片32bによって口部12の下部側における段部12aを保持させて、この収容容器10の口部12を係止穴部32に係止させ、収容容器10を第1保持部33に保持させる。その後、外装体20の蓋部21を適当に折り込んで閉じるにあたり、開口部22の近傍における蓋部21を第2保持部34における下保持片34aと上保持片34bとの間に挟み込んで、この蓋部21を第2保持部34によって保持させると共に、蓋部21に形成される取手取出口23から収容容器10の取手14を取り出すようにする。
そして、このように収容容器10を外装体20内に収容させた状態で、収容容器10に設けられた口部12から液体等の流体を収容容器10内に充填し、その後、この収容容器10の口部12にキャップ13を取り付けて密封させるようにする。このようにして、収容容器10の口部12にキャップ13を取り付ける場合、収容容器10の口部12が上記の第1保持部33における係止穴部32に係止されているため、キャップ13の取り付けが容易に行えるようになる。なお、収容容器10の口部12にキャップ13を取り付ける方式は特に限定されず、押え込み式やねじ式等の何れの方式であってもよい。
また、この実施形態における流体輸送用容器においては、上記のように外装体20の蓋部21が、保持部材30の第2保持部34における下保持片34aと上保持片34bとの間に挟み込まれて保持されているため、この蓋部21が勝手に浮き上がったり、変形したりするのが抑制され、この流体輸送用容器を段積みした場合にも、荷崩れするのが防止される。
また、この実施形態における流体輸送用容器において、収容容器10内に収容された液体等の流体を口部12から取り出す場合において、流体が外部に漏れ出さないようにして他の容器(図示せず)に移し変えることができるようにするため、図9に示すように、上記の保持部材30の上面の角部に流体案内用凹部35を設けるようにし、またこの流体案内用凹部35の先端に液切れ用突起35aを設けることが好ましい。
この発明の一実施形態に係る流体輸送用容器において使用する収容容器の正面図である。 上記の収容容器の平面図である。 上記の収容容器の変更例を示した正面図である。 上記の実施形態に係る流体輸送用容器において使用する外装体の平面図である。 上記の実施形態に係る流体輸送用容器において使用する保持部材の平面図である。 上記の保持部材の断面説明図である。 上記の実施形態に係る流体輸送用容器の平面図である。 上記の実施形態に係る流体輸送用容器の要部の断面説明図である。 上記の実施形態に係る流体輸送用容器において使用する保持部材の変更例を示した平面図である。
符号の説明
10 収容容器
11 収容容器の上面
11a 収容容器の上面の角部
12 口部
13 キャップ
14 取手
15 収容容器の側壁
16 折り曲げ用凹状
20 外装体
21 蓋部
22 開口部
23 取手取出口
24 側壁
30 保持部材
31 係止部
32 係止穴部
32a 切り込み
32b 係止片
33 第1保持部
34 第2保持部
34a 下保持片
34b 上保持片
35 流体案内用凹部
35a 液切れ用突起

Claims (3)

  1. 箱状で蓋部21の角部に開口部22が設けられた外装体20の内部に、流体を収容するプラスチック製の可撓性収容容器10が収容され、この収容容器10の上面11の角部11aに、上記の外装体20の開口部22に対応するようにして口部12が設けられ、この口部12にキャップ13が取り付けられてなる流体輸送用容器において、上記の外装体20の開口部22近傍の側壁24に係止させる係止部31と、上記の収容容器10の口部12を突出させると共にこの口部12を係止させる係止穴32が設けられた第1保持部33と、上記の開口部22近傍における外装体20の蓋部21を保持する第2保持部34とを有するプラスチック製の保持部材30を設けたことを特徴とする流体輸送用容器。
  2. 請求項1に記載した流体輸送用容器において、上記の外装体20が段ボールで構成されていることを特徴とする流体輸送用容器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載した流体輸送用容器において、上記の保持部材30における第2保持部34が、開口部22近傍における外装体20の蓋部21を挟み込むようにして保持することを特徴とする流体輸送用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010241456A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Iwatani Internatl Corp 容器のウォーターサーバへの取付け構造、及びウォーターサーバ用カートリッジ

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