JP2005305910A - 液滴吐出ヘッドの駆動方法 - Google Patents
液滴吐出ヘッドの駆動方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005305910A JP2005305910A JP2004128219A JP2004128219A JP2005305910A JP 2005305910 A JP2005305910 A JP 2005305910A JP 2004128219 A JP2004128219 A JP 2004128219A JP 2004128219 A JP2004128219 A JP 2004128219A JP 2005305910 A JP2005305910 A JP 2005305910A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- nozzle
- driving
- volume
- droplet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/10—Finger type piezoelectric elements
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
【解決手段】互いに2本のチャネルを挟んで離れているチャネルをまとめて1つの組として、チャネルを3つの組に分割し、側壁に形成された電極に液滴を吐出パルスを印加することにより、1つの組ごとに順次に時分割で駆動し、側壁をせん断変形させ、せん断変形時の圧力によりチャネル内の液体をノズルより液滴として吐出させる液滴吐出ヘッドの駆動方法において、吐出パルスの印加による駆動を、チャネルの容積を拡大させる第1の工程と、拡大状態を保持する第2の工程と、チャネルの容積を縮小させてノズルから液柱を突出させる第3の工程と、チャネルの容積を縮小させる状態を保持する第4の工程と、チャネルの容積を拡大させる第5の工程とし、第3の工程を、その直前に駆動した隣接チャネルのノズルから突出した液柱がメニスカスから分離して液滴として吐出される前に開始する。
【選択図】 図5
Description
(実施例1)
液滴吐出ヘッドとして、以下に示すせん断モードタイプの記録ヘッドを使用した。
ノズルピッチ:180dpi
ノズル径:30μm
吐出インク滴量:15pl
インク:油系顔料インク
25℃での粘度:7cp
25℃での表面張力:28dyne/cm
図5に示したDRR駆動法による吐出パルスを用いた。
吐出パルスの第1の工程と第5の工程の電圧比(|a|/|b|):2/1
吐出パルスの第2の工程の保持時間:1AL
吐出パルスの第4の工程の保持時間:2AL
3サイクル駆動におけるサイクル間の吐出パルスの間隔(直前のサイクルの吐出パルスの第5の工程の終了から隣接チャネルの次のサイクルの吐出パルスの第1の工程の開始までの間隔)を2ALとし、そのときに吐出されたインク滴の尾部の曲がりの発生の有無を観察し、以下の評価基準で評価した。
◎:尾部の曲がりは全く見られない
○:尾部の曲がりはほとんど見られない
×:尾部の曲がりがかなり見られる
3サイクル駆動におけるサイクル間の吐出パルスの間隔を3ALとした以外は、実施例1と同様にして評価した。
3サイクル駆動におけるサイクル間の吐出パルスの間隔を4ALとした以外は、実施例1と同様にして評価した。
3サイクル駆動におけるサイクル間の吐出パルスの間隔を6ALとした以外は、実施例1と同様にして評価した。
実施例1と同じ記録ヘッドを使用し、図7に示した微振動パルス及びDRR駆動法による吐出パルスを用い、画像データに応じて各電圧パルスを選択(非記録時は微振動パルスのみ。記録時は微振動パルス+吐出パルス。)し、3サイクル駆動を行った。なお、吐出パルスは実施例1の吐出パルスと同一である。
3サイクル駆動におけるサイクル間のパルスの間隔(直前のサイクルの吐出パルスの印加終了から隣接チャネルの次のサイクルの微振動パルスの第1の工程の開始までの間隔)を1ALとし、そのときに吐出されたインク滴の尾部の曲がりの発生の有無を観察し、上記と同様の評価基準で評価した。
3サイクル駆動におけるサイクル間のパルスの間隔を3ALとした以外は、実施例4と同様にして評価した。
3サイクル駆動におけるサイクル間のパルスの間隔を5ALとした以外は、実施例4と同様にして評価した。
3サイクル駆動におけるサイクル間の吐出パルスの間隔を7ALとした以外は、実施例4と同様にして評価した。
21:インクチューブ
22:ノズル形成部材
23:ノズル
24:カバープレート
25:インク供給口
26:基板
27:側壁
28:チャネル
29:電極
10:インク柱
10a:主滴
10b:尾部
100:駆動信号発生部
M:メニスカス
Claims (16)
- 少なくとも一部が圧電材料で形成された側壁により隔てられた複数のチャネルを有し、前記複数のチャネルのうち、互いに2本のチャネルを挟んで離れているチャネルをまとめて1つの組として、チャネルを3つの組に分割し、側壁に形成された電極に液滴を吐出させるための電圧パルスを印加することにより、前記1つの組ごとに順次に時分割で駆動し、該側壁をせん断変形させ、せん断変形時の圧力によりチャネル内の液体をノズルより液滴として吐出させる液滴吐出ヘッドの駆動方法であって、
前記液滴を吐出させるための電圧パルスの印加による駆動は、
前記チャネルの容積を拡大させる第1の工程と、
前記拡大状態を保持する第2の工程と、
前記チャネルの容積を縮小させて前記ノズルから液柱を突出させる第3の工程と、
前記チャネルの容積を縮小させる状態を保持する第4の工程と、
前記チャネルの容積を拡大させる第5の工程とを有し、
前記第3の工程を、その直前に駆動した隣接チャネルのノズルから突出した液柱がメニスカスから分離して液滴として吐出される前に開始することを特徴とする液滴吐出ヘッドの駆動方法。 - 前記第3の工程を、その直前に駆動した隣接チャネルのノズルから液柱が突出した後に形成されたメニスカスが実質的にノズル開口先端に復帰した時点で開始し、前記隣接チャネルのノズルから突出された液柱をメニスカスから分離して液滴として吐出させることを特徴とする請求項1記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- 前記第3の工程により縮小させた時のチャネルの容積は、前記第1の工程によりチャネルを拡大させる以前の容積よりも小さく、且つ、前記第5の工程により拡大させた後のチャネルの容積は、前記第1の工程によりチャネルを拡大させる以前の容積と同じであることを特徴とする請求項1又は2記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- 前記第1の工程において、側壁に形成された電極に印加する電圧をa(V)、第5の工程において側壁に形成された電極に印加する電圧をb(V)としたとき、|a|>|b|であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- |a|/|b|=2であることを特徴とする請求項4記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- 少なくとも一部が圧電材料で形成された側壁により隔てられた複数のチャネルを有し、前記複数のチャネルのうち、互いに2本のチャネルを挟んで離れているチャネルをまとめて1つの組として、チャネルを3つの組に分割し、側壁に形成された電極に液滴を吐出させるための電圧パルスを印加することにより、前記1つの組ごとに順次に時分割で駆動し、該側壁をせん断変形させ、せん断変形時の圧力によりチャネル内のインクをノズルより液滴として吐出させると共に、前記1つの組のチャネルの中の非吐出のチャネルの側壁に形成された電極に、液滴を吐出しない程度の電圧パルスを印加し、液滴を吐出させずに前記ノズルのメニスカスを微振動させる液滴吐出ヘッドの駆動方法であって、
前記液滴を吐出しない程度の電圧パルスの印加による駆動は、
前記チャネルの容積を縮小させる第1の工程と、
前記縮小状態を保持する第2の工程と、
前記チャネルの容積を拡大させる第3の工程とを有し、
前記第1の工程を、その直前に駆動した隣接チャネルのノズルから突出した液柱がメニスカスから分離して液滴として吐出される前に開始することを特徴とする液滴吐出ヘッドの駆動方法。 - 前記第1の工程によりチャネルの容積を縮小させる前の容積は、前記第3の工程によりチャネルを拡大させた後の容積と同じであることを特徴とする請求項6記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- 少なくとも一部が圧電材料で形成された側壁により隔てられた複数のチャネルを有し、前記複数のチャネルのうち、互いに2本のチャネルを挟んで離れているチャネルをまとめて1つの組として、チャネルを3つの組に分割し、側壁に形成された電極に液滴を吐出させるための電圧パルスを印加することにより、前記1つの組ごとに順次に時分割で駆動し、該側壁をせん断変形させ、せん断変形時の圧力によりチャネル内のインクをノズルより液滴として吐出させると共に、前記1つの組のチャネルの中の非吐出のチャネルの側壁に形成された電極に、液滴を吐出しない程度の電圧パルスを印加し、液滴を吐出させずに前記ノズルのメニスカスを微振動させる液滴吐出ヘッドの駆動方法であって、
前記液滴を吐出しない程度の電圧パルスの印加による駆動は、
前記チャネルの容積を拡大させる第1の工程と、
前記拡大状態を保持する第2の工程と、
前記チャネルの容積を縮小させる第3の工程とを有し、
前記第3の工程を、その直前に駆動した隣接チャネルのノズルから突出した液柱がメニスカスから分離して液滴として吐出される前に開始することを特徴とする液滴吐出ヘッドの駆動方法。 - 前記第3の工程を、その直前に駆動した隣接チャネルのノズルから液柱が突出した後に形成されたメニスカスがノズル開口先端に実質的に復帰した時点で開始し、前記隣接チャネルのノズルから突出された液柱がメニスカスから分離して液滴として吐出させることを特徴とする請求項8記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- 前記第1の工程によりチャネルの容積を拡大させる前の容積は、前記第3の工程によりチャネルの容積を縮小させた後の容積と同じであることを特徴とする請求項8又は9記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- 前記第2の工程の継続時間が2AL(ALはチャネルの音響的共振周期の1/2)であることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- 前記液滴を吐出しない程度の電圧パルスは、液滴の吐出、非吐出にかかわらず、前記1つの組のチャネルの側壁に形成された電極全てに印加されることを特徴とする請求項6〜11のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- 前記液滴を吐出しない程度の電圧パルスの印加による前記メニスカスの最大押し出し量は、ノズル半径以下であることを特徴とする請求項6〜12のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- 前記電圧パルスは、矩形波パルスであることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- 前記液体の粘度が、5cp以上15cp以下であることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
- 前記液体の表面張力が、20dyne/cm以上30dyne/cm以下であることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004128219A JP4474986B2 (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 液滴吐出ヘッドの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004128219A JP4474986B2 (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 液滴吐出ヘッドの駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005305910A true JP2005305910A (ja) | 2005-11-04 |
JP4474986B2 JP4474986B2 (ja) | 2010-06-09 |
Family
ID=35435203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004128219A Expired - Fee Related JP4474986B2 (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 液滴吐出ヘッドの駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4474986B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015212101A (ja) * | 2011-03-08 | 2015-11-26 | コニカミノルタ株式会社 | 液滴吐出装置 |
-
2004
- 2004-04-23 JP JP2004128219A patent/JP4474986B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015212101A (ja) * | 2011-03-08 | 2015-11-26 | コニカミノルタ株式会社 | 液滴吐出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4474986B2 (ja) | 2010-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3223892B2 (ja) | インクジェット式記録装置及びインクジェット式記録方法 | |
JP6497383B2 (ja) | インクジェットヘッドの駆動方法及びインクジェット記録装置 | |
JP5458808B2 (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP6624205B2 (ja) | インクジェット記録装置、インクジェットヘッドの駆動方法及び駆動波形の設計方法 | |
JP6497384B2 (ja) | インクジェットヘッドの駆動方法及びインクジェット記録装置 | |
JP5861405B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4534504B2 (ja) | 液滴吐出装置及び液滴吐出ヘッドの駆動方法 | |
JP4474987B2 (ja) | 液滴吐出ヘッドの駆動方法 | |
JP4474988B2 (ja) | 液滴吐出ヘッドの駆動方法 | |
JP4631285B2 (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP5440412B2 (ja) | インクジェット記録装置及び記録ヘッドの駆動方法 | |
JP4474986B2 (ja) | 液滴吐出ヘッドの駆動方法 | |
JP4432425B2 (ja) | 液滴吐出ヘッドの駆動方法 | |
JP4492131B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド駆動方法および液滴吐出装置 | |
JP2004122760A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4670838B2 (ja) | インク滴噴射装置 | |
JP4432426B2 (ja) | 液滴吐出ヘッドの駆動方法 | |
JP7188551B2 (ja) | 液滴吐出ヘッドの駆動方法 | |
JP2001310461A (ja) | インク滴噴射装置 | |
JP4543647B2 (ja) | 液滴吐出ヘッドの駆動方法 | |
JP3892622B2 (ja) | インクジェット記録ヘッドの駆動方法及び駆動装置 | |
JP2004142448A (ja) | 液体噴射装置及び液体噴射装置の制御装置 | |
JP2004188932A (ja) | インクジェットヘッドの駆動方法 | |
JP3978752B2 (ja) | インクジェットプリンタ、ならびにインクジェットプリンタ用記録ヘッドの駆動装置および方法 | |
JP3767143B2 (ja) | インクジェットプリンタ、ならびにインクジェットプリンタ用記録ヘッドの駆動装置および方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070417 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100216 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4474986 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |