JP2005305605A - ブローチ盤 - Google Patents

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宗一 角谷
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Abstract

【課題】プッシュ式のブローチ加工においてビビリ振動が発生しないブローチ盤を提供する。
【解決手段】母材が超硬合金であるとともに、切削荷重を受けるための肩部59を有する内面加工用のブローチ12と、コラム2に設けられた上方ブラケット3に取り付けられ、ブローチ加工時にはブローチ12の後つかみ部46をブローチ12の軸直角方向および軸方向に対して固定して把持可能にされるとともに、ブローチ12の前記肩部59が圧接される荷重受け面15を有する上方ブローチホルダ11と、ブローチ加工時にはブローチ12の前つかみ部34をブローチ12の軸直角方向に対して固定して把持可能にされた下方ブローチホルダ9と、を有することを特徴とするブローチ盤とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブローチ加工に使用されるブローチ盤に関し、特に、硬度がHRC(ロックウエル硬さCスケール)45〜65の高硬度材としての被加工部材(ワーク)を、加工速度40m/min以上の高速で加工することが可能なブローチ盤に関する。
一般に、ブローチ加工に適する被加工部材(以下「ワーク」と記す)の硬度はHRC30以下といわれている。これは、例えば焼入れ後のワークのような、硬度がHRC45を超える高硬度材のワークに対するブローチ加工においては、使用するブローチ工具の断面積あたりの切削抵抗が大きくなるため、ブローチ工具の引っ張り方向の強度や剛性が切削抵抗に対して不足傾向となり、これによりビビリ振動が発生しやすくなるからである。このビビリ振動は、ブローチ工具の軸方向に発生し、切削抵抗が大きくなるほど顕著になり、これによりブローチ工具の刃先の欠けやチッピングが生じ、その結果としてブローチ工具の寿命の低下を招くことになる。そのため、硬度がHRC45を超える高硬度材のワークに対してブローチ加工を行う場合は、予め焼戻しをすることによりワークの硬度を下げ、しかる後にブローチ加工を行い、その後再度焼入れを行うことにより硬度を焼戻し前に戻すようにしていた(特許文献1)。
しかし、前述の焼戻しを行ったワークに対してブローチ加工を行う方法では、焼入れ済みのワークに対して一旦焼戻しを行い、さらに再度の焼入れを行うことになるので、多大の工数を要するという問題があった。また、この方法では、ブローチ加工後の再度の焼入れにおいて熱的な寸法変化が生じるので、加工されたワークの精度が悪くなるという問題があった。そのため、焼戻しを行うことなく焼入れ後のワークに対して直接ブローチ加工を行い、なおかつ、その加工の際に、ブローチ工具の引っ張り方向の強度や剛性が切削抵抗に対して不足傾向となることに起因して発生する、前述したビビリ振動をなくすような加工技術が要求されるようになった。
前述したように、ビビリ振動はブローチ工具の引っ張り方向の強度や剛性が切削抵抗に対して不足傾向になることに起因して発生するが、これは従来のブローチ盤が所謂プル式の形態であったからである。すなわち、プル(Pull)式のブローチ盤においては、刃具移動式あるいはワーク移動式の如何に関わらず、加工時(ブローチ工具の刃部とワークの被切削部位とが接触しているとき)には、ブローチ工具の両端部に関しては、切削方向とは反対側の端部(前つかみ部)が把持され、切削方向側の端部(後つかみ部)は把持されないようにされている。そのため、プル式のブローチ盤においては、加工時には、ブローチ工具が把持された切削方向とは反対側の端部(前つかみ部)と、ブローチ工具のワークと接触している部位との間で、引っ張り荷重が作用することになる。この引っ張り荷重は切削抵抗が大きくなるほど大きくなるので、切削抵抗が大きい高硬度材ワークに対するブローチ加工においては、ブローチ工具の引っ張り方向の強度や剛性が引っ張り荷重に対して不足気味になり、その結果としてブローチ工具の軸方向にビビリ振動が発生することになる。
一方、特許文献2に開示されているように、ブローチ工具に対して引っ張り荷重をかけずに圧縮荷重をかけることにより加工する所謂プッシュ(Push)式のブローチ盤がある。この特許文献2に開示されているプッシュ式のブローチ盤においては、加工時には、ブローチ工具の切削方向とは反対側の端部(前つかみ部)が下ブローチホルダに把持されるだけではなく、ブローチ工具の切削方向側の端部(後つかみ部)についても上ブローチホルダに把持される構造となっている。これにより、このプッシュ式のブローチ盤においては、加工時には、上ブローチホルダにて把持されたブローチ工具の切削方向側の端部(後つかみ部)と、ブローチ工具のワークと接触している部位との間で、圧縮荷重が作用することになる。この圧縮荷重は前述した引っ張り荷重と同様にブローチ工具の軸方向に作用するが、高硬度材の加工に使用される超硬合金製のブローチ工具は圧縮方向の強度や剛性がかなり大きいので、圧縮荷重に起因するブローチ工具の軸方向のビビリ振動は発生しにくいものと予想される。
特開2001−113412号公報、段落「0003」 米国特許第6409442号公報
しかし、硬度がHRC45〜65の高硬度材のワークにおいて、例えばスプライン穴のブローチ加工を行うと、ブローチ工具の断面積あたりの切削抵抗は硬度の低いワークを加工する場合に比して2〜3倍にも大きくなる。この場合のように、切削抵抗がかなり大きくなると、ブローチ工具の軸方向のビビリ振動が発生しにくいと予想される前述した特許文献2に開示されているプッシュ式のブローチ盤を使用しても、ブローチ工具にビビリ振動が発生し、その結果として加工されたワークの面粗さが悪くなるという問題が生じた。さらに、ブローチ工具にビビリ振動が発生することに起因して、従前と同様に、ブローチ工具に刃先の欠けやチッピングが生じ、その結果としてブローチ工具の寿命の低下を招くことになった。
本発明は、前述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、プッシュ式のブローチ加工においてビビリ振動が発生しないブローチ盤を提供することを目的とする。
出願人は、前述したブローチ工具のビビリ振動について研究した結果、ビビリ振動はプッシュ式のブローチ盤においてもなお発生し、その振動モードはブローチ工具の軸(長手方向)に対して直角な方向(軸直角方向)であることがわかった。すなわち、プッシュ式のブローチ盤においては、ブローチ工具の軸方向に引張り荷重がかからないので軸方向の剛性は強いが、ブローチ工具にかかる圧縮荷重の変動やアンバランス等により、ブローチ工具の軸に対して直角方向の振動が発生することを知得した。このプッシュ式のブローチ盤において発生する、ブローチ工具の軸に対して直角方向の振動を抑えるために、本発明では以下の構成を有するブローチ盤を提供した。
すなわち、請求項1に係る発明では、設置面に固定設置されたベース上に載置されたコラムと、このコラムに設けられた上方ブラケットと、設置面に対して垂直方向に移動可能にされたワーク移動テーブルと、このワーク移動テーブルの下部に設置されるとともに設置面に対して垂直方向に移動可能にされたブローチ下部保持テーブルと、母材が超硬合金であるとともに、切削荷重を受けるための肩部を有する内面加工用のブローチ工具と、前記上方ブラケットに取り付けられ、ブローチ加工時にはブローチ工具の後つかみ部をブローチ工具の軸直角方向および軸方向に対して固定して把持可能にされるとともに、ブローチ工具の前記肩部が圧接される荷重受け面を有する上方ブローチホルダと、前記ブローチ下部保持テーブルに取り付けられるとともに、ブローチ加工時にはブローチ工具の前つかみ部をブローチ工具の軸直角方向に対して固定して把持可能にされた下方ブローチホルダと、を有することを特徴とするブローチ盤を提供した。
請求項1に係る構成としたことにより、加工時には、ブローチ工具は上方ブローチホルダおよび下方ブローチホルダにて把持されるとともに、上方ブローチホルダはブローチ工具の肩部および上方ブローチホルダの荷重受け面を介して切削荷重を受けることになる。さらに、この切削荷重は上方ブローチホルダを介してコラムに固定された上方ブラケットで受けることになる。そのため、ブローチ工具には前述したプル式のブローチ盤のような引っ張り荷重がかからないので、切削荷重が大きい場合でもブローチ工具の縦振動(ブローチ工具の軸方向の振動)によるビビリは発生しなくなる。さらに、請求項1に係る構成としたことにより、加工時にはブローチ工具は上方ブローチホルダおよび下方ブローチホルダにてブローチ工具の軸直角方向が固定してクランプされることになる。そのため、ブローチ工具の横振動(ブローチ工具の軸直角方向の振動)によるビビリも発生しにくくなる。
また、請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明において、前記下方ブローチホルダはブローチ工具の軸直角方向に移動可能にされた複数の爪を有し、ブローチ加工時には前記下方ブローチホルダの爪をブローチ工具の前つかみ部に圧接させるようにした。係る構成としたことにより、加工時には下方ブローチホルダの爪にてブローチ工具の前つかみ部の軸直角方向が固定してクランプされることになる。
さらに、請求項3に係る発明では、請求項1または2に係る発明において、ブローチ工具の後つかみ部は前つかみ部側から後つかみ部側端部の方向に拡径するテーパ部を有し、前記上方ブローチホルダはブローチ工具の軸直角方向に移動可能にされた複数の爪を有し、ブローチ加工時には前記上方ブローチホルダの爪を前記テーパ部に圧接させるようにした。係る構成としたことにより、加工時にはブローチ工具の後つかみ部は上方ブローチホルダの爪にてブローチ工具の軸直角方向および軸方向が固定してクランプされることになる。
本発明によれば、加工時には、ブローチ工具には引っ張り荷重がかからず、切削荷重が大きい場合でもブローチ工具の縦振動(ブローチ工具の軸方向の振動)によるビビリは発生しなくなるとともに、ブローチ工具の横振動(ブローチ工具の軸直角方向の振動)によるビビリも発生しにくくなる。そのため、プッシュ式のブローチ加工において、加工中のブローチ工具にビビリ振動が発生することに起因してブローチ工具に生ずる刃先の欠けやチッピングがなくなり、これによるブローチ工具の寿命の低下を防ぐことが可能になった。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明を実施するための最良の形態に係るブローチ盤の構成図であり、(a)図は正面図、(b)図は(a)図のA−A矢視断面図である。図2は、本発明を実施するための最良の形態に係るブローチ盤における加工時の各状態を示す説明図であり、(a)図は加工開始状態、(b)図は加工終了状態、(c)図はワーク搬出状態をそれぞれ示している。図3は、本発明を実施するための最良の形態に係るブローチ盤における上方ブローチホルダ11の詳細構造を示した断面図であり、軸心Cに対して右半分がアンクランプの状態を示し、軸心Cに対して左半分がクランプの状態を示している。図4は、本発明を実施するための最良の形態に係るブローチ盤における下方ブローチホルダ9の詳細構造を示した断面図であり、軸心Cに対して右半分がアンクランプの状態を示し、軸心Cに対して左半分がクランプの状態を示している。図5は、本発明を実施するための最良の形態に係るブローチ盤において使用されるブローチ工具の構成図であり、(a)図が正面図、(b)図が側面図をそれぞれ示している。なお、図1に示した本発明を実施するための最良の形態に係るブローチ盤は、静止状態にあるブローチ工具12に対して被加工部材としてのワーク6が移動することによりブローチ加工される、所謂ワーク移動式のブローチ盤である。また、ブローチ工具12は、円環状のワーク6の内面に歯溝を形成するための所謂内面ブローチ工具である。
図1において、1は設置面0に対して固定設置されたベースである。2はベース1に固定載置されたコラムである。3はコラム2の上方の前面に固定された上方ブラケットである。この上方ブラケット3の下面すなわちブローチ工具12に対向した面には、ブローチ工具12の後つかみ部46を把持可能にされた後述する上方ブローチホルダ11が取り付けられている。4および5はコラム2に設けられた上下案内部としての一対の直動ガイドレールである。この一対の直動ガイドレール4、5は、互いに並行に、設置面0に対して垂直方向に設置されている。この直動ガイドレール4、5には、後述するワーク移動テーブル8およびブローチ下部保持テーブル10が、それぞれ互いに独立して直動ガイドレール4、5上を摺動可能に取り付けられている。
16はワーク移動用サーボモータであり、コラム2の最上部に設けられている。また、20はワーク移動用送りねじであり、設置面0に対して垂直方向にコラム2に取り付けられている。具体的には、ワーク移動用送りねじ20は、その上部がサポート軸受19を介してコラム2に取り付けられ、一方、その下部(下端)が深溝軸受22を介してコラム2に取り付けられている。さらに、このワーク移動用送りねじ20は、カップリング17を介して、前述したワーク移動用サーボモータ16に連結されている。そのため、ワーク移動用サーボモータ16が駆動することにより、ワーク移動用送りねじ20がその軸回りに回転することになる。なお、ワーク移動用送りねじ20は、これにより移動されるワーク移動テーブル8が40〜80m/minの高速がでるように、そのリードが設定されている。また、ワーク移動用送りねじ20は、サーボモータ駆動時の効率が良く、切削荷重に耐えうる、ボールねじまたはローラーねじとされている。
ワーク移動テーブル8は送りねじナット21を介してワーク移動用送りねじ20に連結されている。そのため、ワーク移動用サーボモータ16が駆動することにより、ワーク移動テーブル8が前述した上下案内部としての直動ガイドレール4、5上を摺動することになる。このワーク移動テーブル8には、ワーク6を固定載置可能にされたワーク載置ジグ7が取り付けられている。これらワーク移動テーブル8およびワーク載置ジグ7には、ブローチ工具12を挿通可能にするために、設置面0の垂直方向すなわちブローチ工具12の軸心Cと同軸に穴が設けられている。なお、前述したカップリング17とサポート軸受19との間には落下防止用ブレーキ18が設けられているので、ワーク移動用サーボモータ16の電源遮断時においてもワーク移動テーブル8が重力の影響により落下することはない。
ワーク移動テーブル8と同様に直動ガイドレール4、5上を摺動するブローチ下部保持テーブル10は、コラム2に取り付けられたブローチ移動用送りねじ13を介して、コラム2に取り付けられたブローチ移動用サーボモータ14により駆動される。このブローチ下部保持テーブル10には、ブローチ工具12の前つかみ部34を把持可能にされた後述する下方ブローチホルダ9が設けられている。これらブローチ下部保持テーブル10、ブローチ移動用送りねじ13、及びブローチ移動用サーボモータ14の結合関係は、前述したワーク移動テーブル8、ワーク移動用送りねじ20、及びワーク移動用サーボモータ16の結合関係とほぼ同じであるので、その詳細な説明は省略する。なお、ブローチ下部保持テーブル10は、必ずしも前述したワーク移動テーブル8と同じ直動ガイドレール4、5上に摺動可能に取り付ける必要はなく、設置面に対して垂直方向に移動可能という条件を満たせば、直動ガイドレール4、5とは別に設けられた図示しない直動ガイドレール上に摺動可能に取り付けるようにしてもよい。
ブローチ工具12は、硬度がHRC45〜65の高硬度材の加工にも対処できるように、その母材を超硬合金とした所謂超硬ブローチ工具である。図5に示すように、ブローチ工具12は、棒状の本体43に対して、下方ブローチホルダ9に把持可能にされた前つかみ部34、上方ブローチホルダ11に把持可能にされた後つかみ部46、寸法順に配置された超硬合金製の切れ刃が設けられた刃部40、前つかみ部34と刃部40との間に介在する前部案内41、および後つかみ部46と刃部40との間に介在する後部案内44が設けられた構造となっている。また、前述した前つかみ部34にはその長手方向中央部に括れ部50が設けられており、この括れ部50の径は前つかみ部34の他の部分の径よりも小径とされている。同様に、前述した後つかみ部46にはその長手方向中央部に括れ部47が設けられており、この括れ部47の径は後つかみ部46の他の部分の径よりも小径とされている。なお、この括れ部47と、括れ部47に関して前つかみ部34とは反対方向の大径部との間には、テーパ部58が括れ部47に隣接して設けられている。言い換えれば、ブローチ工具12の後つかみ部46は前つかみ部34側から後つかみ部46側端部の方向に拡径するテーパ部58を有していることになる。さらに、ブローチ工具12の上部、詳細には前述した後部案内44の上部には、切削加工時にブローチ工具12にかかる切削荷重を受けるための肩部59が設けられている。切削加工時にはブローチ工具12の上方(後つかみ部46側)に向けて切削荷重がかかることになるが、ブローチ工具12の肩部59が上方ブローチホルダ11の後述する荷重受け面15に押し当てられることにより、この荷重受け面15が切削荷重を受けることになる。
次に、前述した上方ブローチホルダ11の詳細構成について、図3を参照して説明する。なお、前述したように、図3においては、軸心Cに対して右半分がアンクランプの状態を示し、軸心Cに対して左半分がクランプの状態を示している。
上方ブローチホルダ11は、クランプ時には、ブローチ工具12の後つかみ部46に設けられた前述したテーパ部58をクランプする。上方ブローチホルダ11は、その本体51に設けられた半径方向穴54に移動可能に嵌合されるとともに、その内方端部55が後つかみ部46の前述したテーパ部58に当接可能にされた爪75を有している。また、上方ブローチホルダ11は、ブローチ工具12に設けられた前述の肩部59に圧接される荷重受け面15を有している。さらに、上方ブローチホルダ11は、上下方向に動作可能にされたスリーブ52を有している。このスリーブ52の本体51に対向する面は、その一部がテーパ部62となっており、これによりスリーブ52のテーパ部62と本体51との間には逃げ溝61が設けられることになる。なお、ブローチ工具12の後つかみ部46の回転方向における動作については、ブローチ工具12に設けられた図示しない切り欠きと、上方ブローチホルダ11に設けられた図示しないピンにより規制される。また、爪75の機能はブローチ工具12に作用する軸とは直角方向の振動を抑制することにあるので、爪75は少なくとも2個対向に配置する必要があるが、荷重バランスが確保されることを条件に3個以上設けるようにしてもよい。
次に、係る上方ブローチホルダ11の作用について説明する。ブローチ工具12の後つかみ部46のクランプは、図3の軸心Cよりも左半分に示すように、図示しないエアシリンダにより、スリーブ52をブローチ工具12の前つかみ部34側(下方向)へ押し下げることにより行われる。これにより、スリーブ52の外方端部92が逃げ溝61に設けられたテーパ部62に当接された爪75は、ブローチ工具12の後つかみ部46に設けられたテーパ部58の方向に動作することになる。そして、ブローチ工具12のテーパ部58に当接した爪75は、エアシリンダの押し下げ力によりブローチ工具12のテーパ部58を上方向に押し上げ、これによりブローチ工具12の肩部59は上方ブローチホルダ11の荷重受け面15に押し当てられることになる。その結果、ブローチ工具12の後つかみ部46は、上方ブローチホルダ11の爪75によりブローチ工具12の軸直角方向が固定してクランプされるとともに、ブローチ工具12が上方ブローチホルダ11に押し当てられることによりブローチ工具12の軸方向も固定してクランプされることになる。
ところで、クランプ時の爪75によるクランプ力は、切削荷重よりも小さくてもよく、例えば切削荷重の1/10程度でもよい。このクランプ力については、ブローチ加工の対象によってはこれよりもさらに強いほうがよい場合や弱くてもよい場合があるが、ブローチ加工時に発生するブローチ工具12の軸方向及び軸直角方向の振動を抑える程度の力は最低限必要である。なお、前述の実施形態では、クランプをエアシリンダにより行うようにしていたが、ばねなどの他の手段を用いてもよいことはいうまでもない。なお、ブローチ工具12のアンクランプは、図3の軸心Cよりも右半分に示すように、スリーブ52を図示しないエアシリンダにより上方向に移動させ、爪75をスリーブ52の逃げ溝11に嵌まり込む状態にすることにより行われる。
次に、前述した下方ブローチホルダ9の詳細構成について、図4を参照して説明する。なお、前述したように、図4においては、軸心Cに対して右半分がアンクランプの状態を示し、軸心Cに対して左半分がクランプの状態を示している。
下方ブローチホルダ9は、クランプ時には、ブローチ工具12の前つかみ部34に設けられた括れ部50をクランプする。下方ブローチホルダ9は、その本体66に設けられた半径方向穴68に移動可能に嵌合されるとともに、その内方端部63が前つかみ部34の括れ部50に当接可能にされた爪83を有している。さらに、下方ブローチホルダ9は、上下方向に動作可能にされたスリーブ67を有している。このスリーブ67の本体66に対向する面は、その一部がテーパ部73となっており、これによりこのテーパ部73と本体66との間には逃げ溝72が設けられることになる。なお、ブローチ工具12の前つかみ部34の回転方向における動作については、ブローチ工具12に設けられた図示しない切り欠きと、下方ブローチホルダ9に設けられた図示しないピンにより規制される。また、爪83の機能はブローチ工具12に作用する軸とは直角方向の振動を抑制することにあるので、爪83は少なくとも2個対向に配置する必要があるが、荷重バランスが確保されることを条件に3個以上設けるようにしてもよい。
次に、係る下方ブローチホルダ9の作用について説明する。ブローチ工具12の前つかみ部34のクランプは、図4の軸心Cよりも左半分に示すように、ばね82により、スリーブ67をブローチ工具12の後つかみ部46側(上方向)へ押し上げることにより行われる。これにより、その外方端部81がスリーブ67の逃げ溝72に設けられたテーパ部73に当接された爪83は、ブローチ工具12の前つかみ部34に設けられた括れ部50の方向に動作することになる。そして、ブローチ工具12の括れ部50に当接した爪83は、ばね82の押し上げ力によりブローチ工具12の括れ部50を内側(軸心C側)に加圧することになる。その結果、ブローチ工具12の前つかみ部34は、下方ブローチホルダ9の爪83によりブローチ工具12の軸直角方向が固定してクランプされることになる。
ところで、クランプ時の爪83によるクランプ力は、切削荷重よりも小さくてもよく、例えば切削荷重の1/10程度でもよい。このクランプ力については、ブローチ加工の対象によってはこれよりもさらに強いほうがよい場合や弱くてもよい場合があるが、ブローチ加工時に発生するブローチ工具12の軸直角方向の振動を抑える程度の力は最低限必要である。なお、前述の実施形態では、クランプをばね82により行うようにしていたが、エアシリンダなどの他の手段を用いてもよいことはいうまでもない。また、前述の実施形態では、下方ブローチホルダ9の爪83はブローチ工具12の前つかみ部34に設けられた括れ部50を圧接するようにしていたが、爪83が前つかみ部34の軸直角方向を固定してクランプ可能であれば、爪83は前つかみ部34の括れ部50以外の箇所を圧接するようにしてもよい。係る点について更に言えば、爪83が前つかみ部34の軸直角方向を固定してクランプ可能であれば、ブローチ工具12の前つかみ部34には括れ部50を設ける必要はない。ただし、異常時にブローチ工具12がその軸方向に移動し、これにより下方ブローチホルダ9からブローチ工具12の前つかみ部34が抜けるような事態を回避するためには、前述の実施形態のようにブローチ工具12の前つかみ部34に括れ部50を設け、この括れ部50に対して下方ブローチホルダ9の爪83を圧接させるようにした方がよい。なお、ブローチ工具12のアンクランプは、図4の軸心Cよりも右半分に示すように、スリーブ67を下方向に移動させ、爪83をスリーブ67の逃げ溝72に嵌まり込む状態にすることにより行われる。
次に、前述した実施形態に係るブローチ盤を使用して、表面硬度がHRC60の高硬度材ワーク6を加工する際の動作について説明する。
加工する際には、まず初めに、ワーク移動用サーボモータ16およびブローチ移動用サーボモータ14を動作させることにより、図1に示すように、ワーク移動テーブル8およびブローチ下部保持テーブル10を、上下案内部としての直動ガイドレール4、5の下降位置に移動させる。このとき、ブローチ工具12の後つかみ部46は、前述した上方ブローチホルダ11のクランプ動作により、上方ブローチホルダ11に把持されている。すなわち、ブローチ工具12は、上方ブローチホルダ11には把持された状態にあるが、下方ブローチホルダ9には把持されない状態にある。このワーク移動テーブル8およびブローチ下部保持テーブル10の下降位置への移動完了時には、図1に示すようにワーク6を載置するワーク載置ジグ7の位置はブローチ工具12の下端部の位置よりも下となるので、作業者あるいは図示しないワーク搬入装置がワーク載置ジグ7にワーク6を載置することが可能な状態になる。作業者あるいは図示しないワーク搬入装置により載置されたワーク6は、ワーク載置ジグ7が具備する図示しないクランプ機構により固定される。
次に、ワーク移動用サーボモータ16およびブローチ移動用サーボモータ14を動作させることにより、ワーク移動テーブル8およびブローチ下部保持テーブル10を、上下案内部としての直動ガイドレール4、5の上方に摺動させ、これにより両テーブル8、10を図2(a)に示す加工開始待機位置に移動させる。この両テーブル8、10の加工開始待機位置への移動完了時には、ブローチ工具12は、上方ブローチホルダ11に把持された状態にあるとともに、下方ブローチホルダ9にも把持された状態にある。すなわち、ブローチ工具12の後つかみ部46は、前述した上方ブローチホルダ11のクランプ動作により、上方ブローチホルダ11に把持されているとともに、ブローチ工具12の前つかみ部34は、前述した下方ブローチホルダ9のクランプ動作により、下方ブローチホルダ9に把持されている。
次に、ワーク移動用サーボモータ16を動作させることにより、ワーク移動テーブル8を上下案内部としての直動ガイドレール4、5の上方に60m/minの速度で摺動させ、これによりワーク移動テーブル8を図2(b)に示す加工終了位置に移動させる。この移動の過程において、ワーク移動テーブル8上のワーク載置ジグ7に固定載置されたワーク6が、ブローチ工具12により切削加工されることになる。なお、この過程においては、ブローチ工具12はその両端を上方ブローチホルダ11および下方ブローチホルダ9に把持され、ブローチ工具12の上方(後つかみ部46側)に向けて切削荷重がかかることになる。これにより、ブローチ工具12の肩部59が上方ブローチホルダ11の荷重受け面15に押し当てられることになる。
詳細には、加工時にブローチ工具12に下方(前つかみ部34側)から上方(後つかみ部46側)にかかる切削荷重は、ブローチ工具12の肩部59および上方ブローチホルダ11の荷重受け面15により、上方ブローチホルダ11を介して上方ブラケット3で受けることになるが、このときのブローチ工具12における軸方向の剛性は十分強いものとなる。すなわち、ブローチ工具12には引っ張り荷重がかからないので、前つかみ部34や後つかみ部46などの径の細い箇所における剛性の低さは問題とならない。また、ブローチ工具12はその材質が超硬合金であるので、圧縮荷重に強い。さらに、上方ブローチホルダ11および上方ブラケット3ともに、十分な剛性を容易に持たせることができる。また、ブローチ工具12は、その前つかみ部34および後つかみ部46ともに、ブローチ工具12の軸直角方向にクランプされているので、ブローチ工具12の軸直角方向の剛性も十分確保され、その結果、加工時のブローチ工具12の軸方向および軸直角方向の振動はいずれも非常に小さいものとなり、ビビリ振動は発生しない。
次に、前述した上方ブローチホルダ11のアンクランプ動作により、ブローチ工具12の後つかみ部46を把持している上方ブローチホルダ11のクランプを解除し、ブローチ工具12の後つかみ部46を開放する。しかる後、ブローチ移動用サーボモータ14を動作させることにより、ブローチ下部保持テーブル10を上下案内部としての直動ガイドレール4、5の下方に摺動させ、これによりブローチ下部保持テーブル10を図2(c)に示すワーク搬出位置に移動させる。この図2(c)に示した、ブローチ下部保持テーブル10が下降位置にあり、さらにワーク移動テーブル8が上昇位置にある状態においては、ワーク6を載置するワーク載置ジグ7の位置はブローチ工具12の最上端部の位置よりも上にある。そのため、ワーク載置ジグ7が具備する図示しないクランプ機構によるワーク6のクランプが解除されれば、作業者あるいは図示しないワーク搬出装置がワーク載置ジグ7からワーク6を搬出することが可能になる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。なお、出願人は、超硬合金製の切れ刃を有する超硬ブローチ工具12を使用し、前述した実施形態に係るブローチ盤を用いて、実際にブローチ加工を行った。その加工条件としては、表面硬度がHRC60である円環状のワーク6の内面に対して、切削速度60m/minにて、インボリュートスプライン穴の歯面の仕上げ加工を行うというものである。その結果、ブローチ工具12の振動は非常に小さいものとなり、超硬合金製のブローチ工具12には刃先の欠けやチッピングが生じることはなかった。
本発明を実施するための最良の形態に係るブローチ盤の構成図であり、(a)図は正面図、(b)図は(a)図のA−A矢視断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係るブローチ盤における加工時の各状態を示す説明図であり、(a)図は加工開始状態、(b)図は加工終了状態、(c)図はワーク搬出状態をそれぞれ示している。 本発明を実施するための最良の形態に係るブローチ盤における上方ブローチホルダ11の詳細構造を示した断面図であり、軸心Cに対して右半分がアンクランプの状態を示し、軸心Cに対して左半分がクランプの状態を示している。 本発明を実施するための最良の形態に係るブローチ盤における下方ブローチホルダ9の詳細構造を示した断面図であり、軸心Cに対して右半分がアンクランプの状態を示し、軸心Cに対して左半分がクランプの状態を示している。 本発明を実施するための最良の形態に係るブローチ盤において使用されるブローチ工具12の構成図であり、(a)図が正面図、(b)図が側面図をそれぞれ示している。
符号の説明
1 ベース
2 コラム
3 上方ブラケット
4 直動ガイドレール(上下案内部)
5 直動ガイドレール(上下案内部)
6 ワーク
7 ワーク載置ジグ
8 ワーク移動テーブル
9 下方ブローチホルダ
10 ブローチ下部保持テーブル
11 上方ブローチホルダ
12 ブローチ
13 ブローチ移動用送りねじ
14 ブローチ移動用サーボモータ
15 荷重受け面
16 ワーク移動用サーボモータ
17 カップリング
18 落下防止用ブレーキ
19 サポート軸受
20 ワーク移動用送りねじ
21 送りねじナット
22 深溝軸受
34 前つかみ部
40 刃部
41 前部案内
43 ブローチ本体
44 後部案内
46 後つかみ部
47 後つかみ部46の括れ部
50 前つかみ部34の括れ部
51 上方ブローチホルダ11の本体
52 上方ブローチホルダ11のスリーブ
54 上方ブローチホルダ11の半径方向穴
55 爪75の内方端部
58 後つかみ部46のテーパ部
59 ブローチ12の肩部
61 上方ブローチホルダ11の逃げ溝
62 スリーブ52のテーパ部
63 爪83の内方端部
66 下方ブローチホルダ9の本体
67 下方ブローチホルダ9のスリーブ
68 下方ブローチホルダ9の半径方向穴
72 下方ブローチホルダ9の逃げ溝
73 スリーブ67のテーパ部
75 上方ブローチホルダ11の爪
81 爪83の外方端部
82 下方ブローチホルダ9のばね
83 下方ブローチホルダ9の爪
92 爪75の外方端部

Claims (3)

  1. 設置面に固定設置されたベース上に載置されたコラムと、
    該コラムに設けられた上方ブラケットと、
    設置面に対して垂直方向に移動可能にされたワーク移動テーブルと、
    該ワーク移動テーブルの下部に設置されるとともに設置面に対して垂直方向に移動可能にされたブローチ下部保持テーブルと、
    母材が超硬合金であるとともに、切削荷重を受けるための肩部を有する内面加工用のブローチ工具と、
    前記上方ブラケットに取り付けられ、ブローチ加工時には前記ブローチ工具の後つかみ部を前記ブローチ工具の軸直角方向および軸方向に対して固定して把持可能にされるとともに、前記ブローチ工具の前記肩部が圧接される荷重受け面を有する上方ブローチホルダと、
    前記ブローチ下部保持テーブルに取り付けられるとともに、ブローチ加工時には前記ブローチ工具の前つかみ部を前記ブローチ工具の軸直角方向に対して固定して把持可能にされた下方ブローチホルダと、
    を有することを特徴とするブローチ盤。
  2. 前記下方ブローチホルダは前記ブローチ工具の軸直角方向に移動可能にされた複数の爪を有し、
    ブローチ加工時には前記下方ブローチホルダの爪を前記ブローチ工具の前つかみ部に圧接させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のブローチ盤。
  3. 前記ブローチ工具の後つかみ部は前つかみ部側から後つかみ部側端部の方向に拡径するテーパ部を有し、
    前記上方ブローチホルダは前記ブローチ工具の軸直角方向に移動可能にされた複数の爪を有し、
    ブローチ加工時には前記上方ブローチホルダの爪を前記テーパ部に圧接させるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載のブローチ盤。
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