JP4540370B2 - ブローチ及びブローチ加工装置 - Google Patents

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本発明は、ワークの孔を切削加工するブローチ及びブローチ加工装置に関する。
ワークに予め穿設された孔の内周を切削加工するブローチ加工装置に使用されるブローチは、ブローチを切削加工方向に引くための前摘み部、切削刃部、後摘み部が設けられている。そして、ブローチ加工装置のテーブルの所定位置にワークを配置し、リトリュービングヘッドにブローチの後摘み部を係止し、リトリュービングヘッドを下降させてブローチの前摘み部をワークの孔に進入させ、プルヘッドによって前摘み部をクランプして切削加工方向に引き抜くことによって、切削刃部によってワークの孔の内周を切削加工する。
しかし、プルヘッドによってブローチを切削加工方向に沿って引き抜く切削加工中にプルヘッドとこのプルヘッドにクランプされた前摘み部との間で相対的に軸方向や回転方向に動き、或いは振動が発生すると加工精度やブローチの寿命に悪影響を及ぼすことから、プルヘッドと前摘み部の隙間をなくして前摘み部をクランプしてブローチの軸方向や回転方向の動き及び振動を抑制するブローチ加工装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−165018号公報
上記特許文献1に開示のブローチ加工装置によると、プルヘッドにより軸方向及び回転方向の動き及び振動を抑制することによって、加工精度及びブローチの寿命への影響をある程度抑制することができる。
しかし、例えば10m/min以上といった高速度の切削加工或いは高硬度の焼き入れ材を切削加工する場合、その切削加工時にブローチの刃ピッチに起因して断続的な切削抵抗が生じてブローチに回転方向の挙動が発生し、このブローチの回転方向の挙動によって加工面に周期的なうねりが発生して加工精度の低下を招き、十分な加工精度の確保を困難にしている。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、切削加工時のブローチの回転方向の挙動を拘束して加工精度の向上が得られるブローチ及びブローチ加工装置を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載のブローチの発明は、切削加工方向端部に設けられてプルヘッドにクランプされる前摘み部に連続して外周に複数の切削刃部が配列された円柱状のブローチガイド部、円柱状の後案内部、リトリュービングヘッドに係止される後摘み部が設けられ、リトリュービングヘッドに係止されてワークに穿設された孔に上記前摘み部が進入し、該前摘み部をクランプしたプルヘッドによって切削加工方向に引き抜いて上記切削刃部によって上記ワークの孔に切削加工を施すブローチにおいて、上記後案内部に、上記リトリュービングヘッドに設けられたブローチクランプ機構によってクランプされて切削加工中におけるブローチの回転方向の挙動を拘束する上記切削加工方向と平行なクランプ面が形成されたことを特徴とする。
上記目的を達成する請求項2に記載のブローチ加工装置の発明は、ブローチをワークに穿設された孔に進入させ、かつ該ブローチを切削加工方向に引き抜いて上記ワークの孔に切削加工を施すブローチ加工装置において、上記ブローチが、切削加工方向端部に設けられた前摘み部に連続して外周に複数の切削刃部が配列された円柱状のブローチガイド部、後案内部、後摘み部が設けられると共に、上記後案内部の外周に形成された上記切削加工方向と平行な平面状のクランプ面を備え、上記ブローチの後摘み部を係止して上記ワークの孔に上記前摘み部を進入させるリトリュービングヘッドと、上記ワークの孔に進入した前摘み部をクランプして上記ブローチを切削加工方向に引き抜くプルヘッドと、上記リトリュービングヘッドに設けられて上記クランプ面をクランプして切削加工中におけるブローチの回転方向の挙動を拘束するブローチクランプ機構とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2のブローチ加工装置において、上記ブローチクランプ機構は、上記切削刃部がワークの孔から抜け出した後にクランプ力が低下することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3のブローチ加工装置において、上記ブローチクランプ機構は、上記リトリュービングヘッドに設けられ、かつリトリュービングヘッドに係止されたブローチのクランプ面と接離する往復移動自在にクランプピンを保持するクランプピン保持部と、該クランクピン保持部に保持されたクランプピンを上記クランプ面に押圧するクランプピン駆動手段とを備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれかのブローチ加工装置において、上記ブローチは、上記前摘み部とブローチガイド部との間に形成された前摘み部側が小径でブローチガイド部側に移行するに従って漸次拡径する円錐状の前テーパ部と、上記後案内部と後摘み部との間に形成された後案内部側が大径で後摘み部側に移行するに従って漸次縮径する円錐状の後テーパ部とを有し、上記プルヘッドは、上記ワークの孔に進入した上記前テーパ部に圧接嵌合してプルヘッドと上記ブローチの同芯性を確保するテーパ孔を備え、上記リトリュービングヘッドは、上記後テーパ部に圧接嵌合して上記リトリュービングヘッドと上記ブローチの同芯性を確保するテーパ孔を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によると、ブローチの後部案内部に、リトリュービングヘッドに設けられたブローチクランプ機構によってクランプされてブローチの回転方向の挙動を拘束するクランプ面を形成することから、プルヘッドの下降に伴う切削刃部によるワークの切削加工中は、切削刃部の刃ピッチに起因して断続的な切削抵抗が生じてもブローチの回転方向の挙動が拘束されてワークの加工面にうねりが発生することなく、或いはうねりの発生が極力抑制されて加工精度が確保できる。また、ブローチの回転方向の挙動が拘束されて切削刃部の切削抵抗が減少し、刃先磨耗が抑制されて工具寿命の向上が得られる。
請求項2の発明によると、ブローチの後案内部の外周に切削加工方向と平行な平面状のクランプ面を設け、リトリュービングヘッドに後案内部のクランプ面をクランプして切削加工中におけるブローチの回転方向の挙動を拘束するブローチクランプ機構を備えることから、プルヘッドの下降に伴う切削刃部によるワークの切削加工中は、切削刃部の刃ピッチに起因して断続的な切削抵抗が生じてもブローチクランプ機構によってクランプ面がクランプされてブローチの回転方向の挙動が拘束され、ワークの加工面にうねりが発生することなく、或いはうねりの発生が極力抑制されて加工精度が確保できる。また、ブローチの回転方向の挙動が拘束されて切削刃部の切削抵抗が減少して刃先磨耗が抑制されて工具寿命の向上が得られる。
請求項3の発明によると、ブローチの切削刃部がワークの孔から抜け出した切削加工後にブローチクランプ機構のクランプ力を低下させることによって、プルヘッドによるブローチの引き抜きによって、ブローチがブローチクランプ機構から容易に引き抜かれて、円滑な作業が行われる。
請求項4の発明によると、リトリュービングヘッドに係止されたブローチのクランプ面と接離する往復移動自在にクランプピンをクランプピン保持部によって保持し、クランプピン保持部に保持されたクランプピンをクランプ面に押圧するクランプピン駆動手段とによる簡単な構成でブローチクランプ機構を構成することができる。
請求項5の発明によると、ブローチの前摘み部とブローチガイド部との間に前摘み部側からブローチガイド部側に移行するに従って漸次拡径する円錐状の前テーパ部を設け、後案内部と後摘み部との間に後案内部側から後摘み部側に移行するに従って漸次縮径する円錐状の後テーパ部を設け、プルヘッドに前テーパ部が圧接嵌合するテーパ孔を備え、リトリュービングヘッドに後ペーパ部が圧接嵌合するテーパ孔を備えることによって、プルヘッドとブローチの同芯性が確保できかつリトリュービングヘッドとブローチの同芯性が確保できて加工精度が更に向上する。
本発明によるブローチ加工装置及びブローチの実施の形態を図1乃至図11を参照して説明する。
図1は、本実施の形態におけるブローチ1の側面図であり、図2は図1のI−I線断面図、図3は図1のII−II線断面図である。ブローチ1は、ブローチ本体2と複数の切削刃からなる切削刃部10を備え、ブローチ本体2の切削加工方向端部にブローチ1を切削加工方向Fに引くための前摘み部3が設けられ、前摘み部3に連続して前テーパ部4、前案内部5、円柱状のブローチガイド部6、後案内部7、後テーパ部8が順に設けられ、他端にブローチ1を引き戻すための後摘み部9が設けられている。
切削刃部10は、ブローチガイド部6の外周に切削刃が周方向に等間隔でかつ軸方向に沿って放射状に配列されている。この切削刃部10は、前案内部5側の荒削り刃10a及び後案内部7側の仕上げ刃10bによって構成されている。切削刃部10を構成する工具材質は、例えば高硬度の焼入れ材を経済速度で切削加工を効率的に行うことのできる超微粒子系超硬合金であって、硬質皮膜でコーティングされている。
前テーパ部4は、前摘み部3側が小径であって前案内部5側に移行するに従って漸次拡径する円錐状でブローチガイド部6と高精度で同芯上に設定され、後テーパ部8は後案内部7側から後摘み部9側に移行するに従って漸次縮径する円錐状でブローチガイド部6と高精度で同芯上に設定されている。後摘み部9の外周に環状の係止溝11が凹設されている。更に、後案内部7の外周端部に軸芯を隔てて互いに切削加工方向Fと平行な平面状に面取り形成された一対のクランプ面12が形成されている。
ブローチ1によって切削加工されるワークWは、図4に要部断面図を示すように、略円筒状であって、軸方向に孔Waが貫通し、その内周面となる内径部Wbから切削加工方向Fである軸方向に延在してブローチ1の切削刃部10によって仕上げ切削加工される溝Wcが放射状に形成されている。
図5はブローチ加工装置20の概要説明図である。ブローチ加工装置20は、貫通孔21aを備えたテーブル21を有している。テーブル21の上面に、貫通孔22aが開口してワークWを保持するワーク取付治具22が設けられている。
テーブル21の下方に、テーブル21と対向して図示しないモータ或いはシリンダ機構等のプルヘッド上下動駆動手段によって上下動するプルヘッド支持部24が支持され、プルヘッド支持部24にプルヘッド25が設けられている。
プルヘッド25は、図6に図5のA部拡大図を示すようにプルヘッド支持部24に挿通孔27aが貫通する筒状のプルヘッド本体27がナット26によって固定され、プルヘッド本体27の上端にブローチ1の前テーパ部4が高精度で嵌合可能なテーパ孔28aが形成されたクランプ金具28が同芯上に取り付けられている。プルヘッド本体27の上部にその挿通孔27aと外周面27bを連通する爪案内孔27cが放射状に複数穿設され、各爪案内孔27cに爪部材29が移動可能に嵌装されている。
プルヘッド本体27の外周に、貫通孔30aを有する筒状のスリーブ30が上下動自在に嵌合し、スリーブ30には貫通孔30aの内周に沿ってテーパ状の斜面を有する環状溝30bが形成されている。スリーブ30は、スリーブ30に形成された係止部30cとプルヘッド本体27に設けられたナット31との間に圧縮付与状態で配設された付勢手段となるスプリング32によって常時上方向に付勢されている。プルヘッド本体27とスリーブ30との間にスプリング32の付勢に抗してスリーブ30を押し下げする図示しないクランプ駆動手段が設けられている。
このように構成されたプルヘッド25は、スリーブ30をスプリング32の付勢に抗してクランプ駆動手段によって下降させて環状溝30bとプルヘッド本体27の爪案内孔27cとが対向する位置において爪部材29の移動が可能になり、爪部材29に影響されることなくクランプ金具28のテーパ孔28aからブローチ1の前摘み部3をプルヘッド本体27の挿通孔27aに前テーパ部4がテーパ孔28aに当接するまで挿入可能で、かつテーパ孔28aから引き出すことができるアンクランプ状態となる。
また、ブローチ1の前摘み部3をプルヘッド本体27の挿通孔27a内に前テーパ部4がテーパ孔28aに当接するまで進入した状態で、クランプ駆動手段による拘束を解除することによってスリーブ30がスプリング32により上方に押し上げられる。スリーブ30の上昇に伴う環状溝30bの上昇によって各爪部材29がそれぞれ爪案内孔27c内に押し込められ、挿通孔27a内に突出するそれぞれの爪部材29の先端が前摘み部3を押圧して該部をクランプすると共に、各爪部材29に当接するスリーブ30の貫通孔30aの内周面によって爪部材29の移動が拘束されてクランプ状態が維持される。
プルヘッド本体27の挿通孔27a内には、切削加工終了後においてアンクランプ状態のブローチ1を下方から押し上げてクランプ金具28のテーパ孔28aに嵌合する前テーパ部4を離脱させるブローチ突き上げ軸33が嵌挿さている。
テーブル21の上方に、シリンダ機構等のリトリュービングヘッド上下動駆動手段によって上下動するリトリュービングヘッド支持部41にリトリュービングヘッド42が設けられている。リトリュービングヘッド42は、図7に図5のB部拡大図を示すように、リトリュービングヘッド支持部41にプレート43及びブラケット44を介して取り付けられたリトリュービングヘッド本体45を有している。ブラケット44は基端がプレート43に結合された円筒状であって、その先端に形成された貫通孔44aにブローチ押さえピン46が摺動自在に嵌合し、プレート43とブローチ押さえピン46との間に圧縮付与された付勢手段であるスプリング47によってブローチ押さえピン46の先端46aが貫通孔44aから突出する方向に付勢されている。
リトリュービングヘッド本体45は、挿通孔45aが形成された円筒状で基端がブラケット44に結合され、その先端にブローチ1の後テーパ部8が高精度で嵌合するテーパ孔48aが形成されたクランプ金具48が同芯上に取り付けられている。
リトリュービングヘッド本体45に一対の吊り上げピン挿入孔45bが平行に穿設されている。図示しないシリンダ機構等のピン駆動手段によって各吊り上げピン挿入孔45bに挿入可能な吊り上げピン49が配設され、吊り上げピン49が退避した状態でクランプ金具48のテーパ孔48aからブローチ1の後摘み部9をリトリュービングヘッド本体45の挿通孔45aに後テーパ部8がテーパ孔48aに当接するまで挿入可能で、かつテーパ孔48aから引き出すことができるアンクランプ状態となる。また、ブローチ1の後摘み部9をリトリュービングヘッド本体45の挿通孔45a内に後テーパ部8がテーパ孔48aに当接するまで挿入した状態で、ピン駆動手段により各吊り上げピン挿入孔45b内に吊り上げピン49を進入させることによって、貫通孔45a内に突出する各吊り上げピン49が係止溝11に係止してブローチ1が吊り上げられる。
更に、リトリュービングヘッド42にブローチクランプ機構51が設けられている。ブローチクランプ機構51は、リトリュービングヘッド本体45の外周に取り付けられた円筒状のクランプ本体52及び貫通孔53aが形成された筒状で対向する一対のクランプピン案内孔53bが形成されてクランプ金具48に同芯上で取り付けられたクランプピン保持部53を有している。このクランプピン案内孔53bにクランプピン57がリトリュービングヘッド42に係止されたブローチ1のクランプ面12と接離する方向に往復移動自在に保持されている。
クランプ本体52は、クランプピン駆動手段となる円筒状のスライダ54を軸方向に往復動可能に保持すると共に、リトリュービングヘッド本体45及びスライダ54と共に環状の油圧室55を形成し、図示しない油圧供給手段から油圧供給路56aを介して油圧室55に供給される油圧でスライダ54が押し下げられて移動する。更に、図示しない開閉バルブの開放により油圧室55内の油圧をドレンする油圧排出路56bが設けられている。
スライダ54のクランプピン保持部53の各クランプピン案内孔53bと対向する内周面にそれぞれスライダ54の先端方向に移行するに従って次第にクランプピン保持部53から離れるテーパ状のカム面54aが形成されている。スライダ54の下降に伴ってカム面54aがクランプピン保持部53の各クランプピン案内孔53bに往復動自在に保持されたクランプピン57のカム面57aに摺接して、クランプピン57の先端をリトリュービングヘッド42に係止されたブローチ1のクランプ面12に押圧する。
クランプ金具48のテーパ孔48aからリトリュービングヘッド本体45の挿通孔45aにブローチ1の後テーパ部8が当接するまで進入した状態で、油圧供給路56aから油圧室55に油圧を供給してスライダ54を押し下げるとスライダ54の各カム面54aがカム面57aに摺接してそれぞれのクランプピン57が、カム面54aとカム面57aによって形成されるカム機構によってクランプピン案内孔53bに沿って押し出される。そして、貫通孔53a内に突出する各クランプピン57の先端57bがそれぞれのクランプ面12に圧接してブローチ1をクランプし、リトリュービングヘッド42に対するブローチ1の回転方向の挙動を拘束する。一方、油圧排出路56bから油圧室55内の油圧をドレンすると油圧室の55の減圧に伴ってスライダ54によるクランプピン57の押圧が低下してクランプ力が低下する。
次に、このように構成されたブローチ1及びブローチ加工装置20によるワークWの切削加工について、図10のフローチャートに従って説明する。
図5に示すように、プルヘッド支持部24を上昇させた上昇位置にあるプルヘッド25のスリーブ30をスプリング32に抗して下降させたアンクランプ状態に保持した状態で、かつリトリュービングヘッド支持部41を上昇させて上昇位置にあるリトリュービングヘッド42にブローチ1を取り付ける(ステップS1)。
このブローチ1の取付作業は、リトリュービングヘッド42のリトリュービングヘッド本体45の各吊り上げピン挿入孔45bに挿入される吊り上げピン49が挿通孔45a内から退避し、かつブローチクランプ機構51の油圧室55の油圧がドレンした状態において、クランプ金具48のテーパ孔48aからリトリュービングヘッド本体45の挿通孔45a内にブローチ1の後摘み部9を後テーパ部8がクランプ金具48のテーパ孔48aに当接するまで挿入する。この挿入によってブローチ1の後端1aがブローチ押さえピン46の先端46aに当接してスプリング47に抗してブローチ押さえピン46を押動し、スプリング47の反発力によってブローチ押さえピン46の先端46aがブローチ1の後端1aを押圧する(図7参照)。
この状態で、ピン駆動手段により各吊り上げピン49をそれぞれの吊り上げピン挿入孔45b内に押し込み、リトリュービングヘッド本体45の挿通孔45a内に突出する各吊り上げピン49によってブローチ1の係止溝11を係止してブローチ1を吊り上げ保持する。
ブローチ1がリトリュービングヘッド42に吊り上げられた状態でワークWをテーブル21上のワーク取付治具22にセットする(ステップS2)。
次に、図8に示すように、リトリュービングヘッド上下動駆動手段によりリトリュービングヘッド支持部41を下降させる(ステップS3)。リトリュービングヘッド支持部41の下降に伴ってリトリュービングヘッド42に吊り上げられたブローチ1が切削加工方向Fに下降して前摘み部3がワークWの孔Wa内に進入し、プルヘッド25のクランプ金具28のテーパ孔28aからプルヘッド本体27の挿通孔27a内に進入して前テーパ部4がテーパ孔28aに当接する。この前テーパ部4がクランプ金具28のテーパ孔28aに当接した状態でリトリュービングヘッド上下駆動手段によるリトリュービングヘッド支持部41の下降を停止する(ステップS4)。
そして、クランプ駆動手段によるスリーブ30の拘束を解除する。クランプ駆動手段による拘束が解除されたスリーブ30はスプリング32により上方に押し上げられ、スリーブ30に形成された環状溝30bの上昇に伴って各爪部材29がそれぞれ爪案内孔27c内に押し込められ、挿通孔27a内に突出するそれぞれの爪部材29の先端が前摘み部3に押圧して前摘み部3をクランプし、かつスリーブ30の貫通孔30aの内周面によって爪部材29の移動が拘束されてクランプ状態が維持される(ステップS5)。この状態で、ピン駆動手段により各吊り上げピン49を後退させてブローチ1の係止溝11から抜き出し、吊り上げピン49によるブローチ1の係止を解除する(ステップS6)。
しかる後、リトリュービングヘッド上下動駆動手段によりリトリュービングヘッド支持部41を下降させる。リトリュービングヘッド支持部41の下降に伴うリトリュービングヘッド42の下降によりリトリュービングヘッド本体45に設けられたクランプ金具48のテーパ孔48aが後テーパ部8に当接して後テーパ部8を押圧し、押圧付与されたブローチ1の前テーパ部4がプルヘッド本体27に設けられたクランプ金具28のテーパ孔28aを押圧し、前テーパ部4とテーパ孔28aが圧接して嵌合する。同様にブローチ1の後テーパ部8とリトリュービングヘッド本体45に設けられたクランプ金具48のテーパ孔48aが圧接嵌合する。このブローチ1の前テーパ部4とプルヘッド本体27に設けられたクランプ金具28のテーパ孔28aが圧接嵌合し、かつブローチ1の後テーパ部8とリトリュービングヘッド本体45に設けられたクランプ金具48のテーパ孔48aが予め設定された加圧力で嵌合すると、リトリュービングヘッド上下動駆動手段によるリトリュービンッグヘッド支持部41の下降を停止し、その停止状態を維持して前テーパ部4とテーパ孔28a、後テーパ部8とテーパ孔48aのそれぞれの圧接嵌合状態を保持する(ステップS7)。
この前テーパ部4とテーパ孔28aの圧接嵌合によりプルヘッド25とブローチ1の同芯性が高精度で確保される。同様に後テーパ部8とテーパ孔48aの圧接嵌合によりリトリュービングヘッド42とブローチ1の同芯性が高精度で確保される。
次に、ブローチクランプ機構51の油圧室55に油圧供給路56aから油圧を供給する。油圧室55に供給される油圧によりスライダ54が押し出されて下降し、下降するスライダ54の各カム面54a及びクランプピン57のカム面57aによるカム機構によって、クランプピン57がクランプピン案内孔53bに沿って押し出され貫通孔53a内に突出し、各クランクピン57の先端57bがそれぞれのクランプ面12に押圧してブローチ1の後案内部7を挟持してクランプする(ステップS8)。このクランプによりリトリュービングヘッド42に対するブローチ1の回転方向の挙動が拘束される。
この後案内部7に形成されたクランプ面12がブローチクランプ機構51のクランプピン57によってクランプされてリトリュービングヘッド42とブローチ1の回転が拘束された状態で、プルヘッド上下動駆動手段によってプルヘッド支持部24を下降させてプルヘッド25にクランプされたブローチ1を下降動作し、プルヘッド25に前摘み部3がクランプされているブローチ1を切削方向Fに引き抜く切削加工を開始する(ステップS9)。
プルヘッド25の下降に伴って切削刃部10の荒削り刃10a及び荒削り刃10aに続く仕上げ刃10bによりワークWの溝Wcを切削加工する。この切削加工中は、ブローチ1の前テーパ部4がプルヘッド25のクランプ金具28のテーパ孔28aに嵌合してプルヘッド25とブローチ1の同芯性が高精度で維持され、ブローチ1の後テーパ部8がリトリュービングヘッド42のクランプ金具48のテーパ孔48aに嵌合してリトリュービングヘッド42とブローチ1の同芯性が高精度で維持され、更にブローチクランプ機構51の一対のクランプピン57がそれぞれのクランプ面12に圧接して後案内部7を挟持し、ブローチ1がクランプされて回転方向の挙動が拘束され、加工精度が確保される。
プルヘッド25の下降により仕上げ刃10bがワークWの孔Waから抜け出し溝Wcの切削加工が終了(ステップS10)した後で、かつ、プルヘッド25がワークWと干渉する前にブローチクランプ機構51の油圧室55の油圧を油圧排出路56bからドレンしてクランプピン57によるクランプ力を低下させ、かつリトリュービングヘッド上下動駆動手段によるリトリュービングヘッド42の下降を停止する(ステップS11)。
更なるプルヘッド25の下降によりブローチ1の後案内部7、後テーパ部8及び後摘み部9がリトリュービングヘッド本体45の挿通孔45a、クランプ金具48のテーパ孔48aから抜け出し、図9に示すようにワークWの下方までブローチ1が引き抜かれ、プルヘッド上下動駆動手段によるプルヘッド支持部24の下降を停止してプルヘッド25によるブローチ1の下降動作を停止する(ステップS12)。このブローチ1の引き抜きはブローチクランプ機構51によるクランプ力の低下により円滑に行われる。
このブローチ下降動作停止後、ワーク取付治具22上の切削加工が完了したワークWを搬出する(ステップS13)。
しかる後、プルヘッド上下駆動手段によりプルヘッド支持部24を介してプルヘッド25を上昇させてブローチ1を上昇させ、ブローチ1の後摘み部9をリトリュービングヘッド42のクランプ金具48のテーパ孔48aからリトリュービングヘッド本体45の挿通孔45aに挿入してブローチ押さえピン46で係止すると共にブローチクランク機構51でクランプし、プルヘッド25による前摘み部3のクランプを解除すると共に、ブローチ突き上げ軸33によってブローチ1を突き上げてクランプ金具28のテーパ孔28aに嵌合する前テーパ部4を離脱させる。そして図5に示す位置にリトリュービングヘッド42を上昇させ、かつプルヘッド25を復帰させて加工サイクルを終了する(ステップS14)。
従って、本実施の形態によると、プルヘッド25の下降に伴う切削刃部10によるワークWの溝Wcを切削加工中は、ブローチ1の前テーパ部4及び後テーパ部8がプルヘッド25のクランプ金具28のテーパ孔28aとリトリュービングヘッド42のクランプ金具48のテーパ孔48aにそれぞれ嵌合してプルヘッド25とブローチ1及びリトリュービングヘッド42とブローチ1の同芯性が高精度で維持されて、切削刃部10の刃ピッチに起因して断続的な切削抵抗が生じても、ブローチ1とプルヘッド25及びリトリュービングヘッド42の同芯性が損なわれることがない。更にリトリュービングヘッド42に設けられたブローチクランプ機構51の各クランプピン57がそれぞれのクランプ面12に圧接して後案内部7がクランプされてブローチ1の回転方向の挙動が拘束されるため、ワークWの溝Wcの加工面にうねりが発生することなく、或いはうねりの発生が極力抑制されて十分な加工精度が確保できる。また、ブローチ1の軸方向及び回転方向の動き及び振動の抑制に伴って荒削り刃10aや仕上げ刃10b等の切削抵抗の減少が得られ、刃先磨耗の進行が抑制されて切削刃部10の工具寿命の向上が得られ、かつ加工精度が維持できる。
(実施例)
図11(a)に示すHRC60の高硬度の焼き入れ材からなるワークWの孔Waに沿って軸方向に形成された溝Wcの歯面となる側部Wdを、ブローチクランプ機構51を使用しないで上記ブローチ1による切削加工と、ブローチクランプ機構51を使用した上記ブローチ1による切削加工で、ワークWの孔Waに沿って溝Wcを、切削速度60m/min、総取代0.1mmの条件で切削加工を行った。
ここで、切削加工された溝Wcの中心基準線Laから歯面となる側部Wdの基準点Weを通り歯筋方向に連続する基準線Lb方向をリード誤差方向Rとして、基準線Lbにおけるリード誤差方向Rに距離の変化をリード測定値Lcとして計測した。図11(b)がそのリード測定値Lcの概念図であり、リード測定値Lcは切削刃部10の刃ピッチに起因して周期的にうねりが発生し、その振幅αがリードうねり誤差である。
この結果、図11(c)に示すようにブローチクランプ機構51を使用することなく切削加工したときのリードうねり誤差αが4μm〜10μmであるのに対し、ブローチクランプ機構51によりブローチ1をクランプしてブローチ1の回転方向の挙動を抑制して切削加工した切削加工によるリードうねり誤差αは0.2μm〜2μmであり、大幅な加工精度の向上が確認できた。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態ではクランプピン駆動手段となるスライダ54を油圧により作動させたが、電磁ソレノイド等により作動することもできる。
本発明の実施の形態に係るブローチの側面図である。 同じく、図1のI−I線断面図である。 同じく、図1のII−II線断面図である。 ワークの概要を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るブローチ加工装置の概要説明図である。 同じく、図5のA部拡大図である。 同じく、図5のB部拡大図である。 同じく、加工途中の概要を示すブローチ加工装置の説明図である。 同じく、加工後の概要を示すブローチ加工装置の説明図である。 同じく、加工工程を示すフローチャートである。 本実施の形態と従来との加工精度の説明図であり、(a)はリード誤差の概要説明図、(b)は歯筋方向の誤差概要説明図、(c)は加工精度結果を示す図である。
符号の説明
1 ブローチ
2 ブローチ本体
3 前摘み部
4 前テーパ部
5 前案内部
6 ブローチガイド部
7 後案内部
8 後テーパ部
9 後摘み部
10 切削刃部
11 係止溝
12 クランプ面
20 ブローチ加工装置
21 テーブル
25 プルヘッド
27 プルヘッド本体
28 クランプ金具
28a テーパ孔
29 爪部材
30 スリーブ
42 リトリュービングヘッド
44 ブラケット
44a 貫通孔
45 リトリュービングヘッド本体
45a 挿通孔
45b 吊り上げピン挿入孔
48 クランプ金具
48a テーパ孔
49 吊り上げピン
51 ブローチクランプ機構
52 クランプ本体
53 クランプピン保持部
53b クランプピン案内孔
54 スライダ(クランプピン駆動手段)
54a カム面
55 油圧室
57 クランプピン
57a カム面

Claims (5)

  1. 切削加工方向端部に設けられてプルヘッドにクランプされる前摘み部に連続して外周に複数の切削刃部が配列された円柱状のブローチガイド部、円柱状の後案内部、リトリュービングヘッドに係止される後摘み部が設けられ、リトリュービングヘッドに係止されてワークに穿設された孔に上記前摘み部が進入し、該前摘み部をクランプしたプルヘッドによって切削加工方向に引き抜いて上記切削刃部によって上記ワークの孔に切削加工を施すブローチにおいて、
    上記後案内部に、上記リトリュービングヘッドに設けられたブローチクランプ機構によってクランプされて切削加工中におけるブローチの回転方向の挙動を拘束する上記切削加工方向と平行なクランプ面が形成されたことを特徴とするブローチ。
  2. ブローチをワークに穿設された孔に進入させ、かつ該ブローチを切削加工方向に引き抜いて上記ワークの孔に切削加工を施すブローチ加工装置において、
    上記ブローチが、切削加工方向端部に設けられた前摘み部に連続して外周に複数の切削刃部が配列された円柱状のブローチガイド部、後案内部、後摘み部が設けられると共に、上記後案内部の外周に形成された上記切削加工方向と平行な平面状のクランプ面を備え、
    上記ブローチの後摘み部を係止して上記ワークの孔に上記前摘み部を進入させるリトリュービングヘッドと、
    上記ワークの孔に進入した前摘み部をクランプして上記ブローチを切削加工方向に引き抜くプルヘッドと、
    上記リトリュービングヘッドに設けられて上記クランプ面をクランプして切削加工中におけるブローチの回転方向の挙動を拘束するブローチクランプ機構と、を備えたことを特徴とするブローチ加工装置。
  3. 上記ブローチクランプ機構は、上記切削刃部がワークの孔から抜け出した後にクランプ力が低下することを特徴とする請求項2に記載のブローチ加工装置。
  4. 上記ブローチクランプ機構は、
    上記リトリュービングヘッドに設けられ、かつリトリュービングヘッドに係止されたブローチのクランプ面と接離する往復移動自在にクランプピンを保持するクランプピン保持部と、
    該クランクピン保持部に保持されたクランプピンを上記クランプ面に押圧するクランプピン駆動手段と、を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載のブローチ加工装置。
  5. 上記ブローチは、
    上記前摘み部とブローチガイド部との間に形成された前摘み部側が小径でブローチガイド部側に移行するに従って漸次拡径する円錐状の前テーパ部と、
    上記後案内部と後摘み部との間に形成された後案内部側が大径で後摘み部側に移行するに従って漸次縮径する円錐状の後テーパ部とを有し、
    上記プルヘッドは、
    上記ワークの孔に進入した上記前テーパ部に圧接嵌合してプルヘッドと上記ブローチの同芯性を確保するテーパ孔を備え、
    上記リトリュービングヘッドは、
    上記後テーパ部に圧接嵌合して上記リトリュービングヘッドと上記ブローチの同芯性を確保するテーパ孔を備えた、ことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のブローチ加工装置。
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