JP2005304908A - タッチセンサー装置 - Google Patents

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JP2005304908A
JP2005304908A JP2004128112A JP2004128112A JP2005304908A JP 2005304908 A JP2005304908 A JP 2005304908A JP 2004128112 A JP2004128112 A JP 2004128112A JP 2004128112 A JP2004128112 A JP 2004128112A JP 2005304908 A JP2005304908 A JP 2005304908A
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Kazuo Uehara
和雄 上原
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Abstract

【課題】接触センサーが垂直方向からの力や水平方向などの横方向からの力に対しても作動し得るとともに、組込み後も接触センサーの感度調節がなし得るタッチセンサー装置を提供する。
【解決手段】ウェブ部と、内向きに設けられたフランジ部とを有するL字状断面の基体フレームと、前記基体フレームのフランジ部に端部が近設して配置されるウェブ部と、内向きに設けられたフランジ部とを有するL字状断面の可動フレームと、前記基体フレームのフランジ部と前記可動フレームのフランジ部とを連結して、前記基体フレームに対して前記可動フレームを伸縮且つ傾動可能に保持する連結部材と、前記基体フレーム又は前記可動フレームのどちらか一方のフランジ部に設けられた板状電極部と、他方のフランジ部に設けられ、前記板状電極部を弾性的に押圧可能な棒状電極作動部とを有する接触センサーとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチセンサー装置に係り、詳しくはX線診断装置の撮像管、自動搬送用のバンパー部材やロボット等の動体の端部等に装着して使用されるもので、緊急時に動体の移動を停止させ、また動体の破損や人体を保護するタッチセンサー装置に関するものである。
この種のタッチセンサー装置としては、例えば、下記特許文献1に開示されるものがある。この特許文献1のものは、X線撮影装置に可動部の周縁に設けたベースリングと、このベースリングのX線撮影領域外の位置に対応する位置に設けた接触センサー(実施例ではコードスイッチ)及び前記可動部の周辺に対応する位置に設けた接触センサー(実施例ではテープスイッチ)と、前記ベースリングに対応した位置に設けた非接触センサーを内蔵したケースとを有し、このケースが被検者に接触したとき、このケースにより前記接触センサーが作動するように構成されたものである。
特開2002−112997号公報
しかし、特許文献1のものは、圧縮バネあるいはスポンジを直接介して接触センサーを働かすように構成されており、このため一度組込んだ後の感度調節が困難である。また、接触センサーの接触面に対し垂直方向以外の方向からの力を感知するために、例えば、前面と側面とに接触センサーを有している必要がある。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成で、接触センサーが垂直方向からの力はもとより水平方向などの横方向からの力に対しても作動し得るとともに、組込み後も接触センサーの感度調節がなし得るタッチセンサー装置を提供するものである。
本発明のタッチセンサー装置は、ウェブ部と、内向きに設けられたフランジ部とを有するL字状断面の基体フレームと、前記基体フレームのフランジ部に端部が近設して配置されるウェブ部と、内向きに設けられたフランジ部とを有するL字状断面の可動フレームと、前記基体フレームのフランジ部と前記可動フレームのフランジ部とを連結して、前記基体フレームに対して前記可動フレームを伸縮且つ傾動可能に保持する連結部材と、前記基体フレーム又は前記可動フレームのどちらか一方のフランジ部に設けられた板状電極部と、他方のフランジ部に設けられ、前記板状電極部を弾性的に押圧可能な棒状電極作動部とを有する接触センサーとを備えるものである。また、前記板状電極部が、すり鉢形状断面を有するものであることが好ましい。
本発明によれば、板状電極部を弾性的に押圧可能な棒状電極作動部を用いるので、接触センサーの押し過ぎによる電極部の破損を防止できる。また、接触センサーをタッチセンサー装置に組込んだ後も感度調節ができる。
また、接触センサー面に対して垂直方向はもとより水平方向など横方向からの力でも接触センサーを作動させることができる。さらに、このように垂直方向及び横方向から接触センサーを作動できるので、接触センサーを従来のように縦面と横面の両方に取付ける必要がなく、いずれか一方の面に設けるだけでよく、装置の製作作業性の向上及びコストの低減効果が期待できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明に係るタッチセンサー装置の説明図であって、装着側(裏側)から見た全体図である。図2は、図1のA−A断面拡大斜視図、図3は、シート状の接触センサーの断面拡大図、図4は、横方向からの力が加わった時の、本発明に係るタッチセンサー装置の作動状態説明図である。
図1、2において、1は基体フレーム、2は接触センサー、3は可動フレーム、4は連結部材、30は棒状電極作動部である。
基体フレーム1は、ウェブ部8と、内向きに設けられたフランジ部6とを有するL字状断面のものである。なお、本実施形態においては、ウェブ部8のフランジ部6側に短尺のフランジ部8aを外側に向けて設け、フランジ部6の外側端部と接着等することにより、略L字状断面の基体フレーム1を形成しているが、ウェブ部8とフランジ部6とを一体成形し、L字状断面の基体フレーム1として形成してもよい。また、ウェブ部8の内側には、図示省略するが、X線診断装置の撮像管、自動搬送用のバンパー部材やロボット等の動体の端部等が装着される。
接触センサー2は、第1電極シート9と第2電極シート10との間の幅方向の端部に絶縁材11を設けて構成されている帯状かつシート状のセンサー本体23と、このセンサー本体23の一方の面に設けられたすり鉢形状断面のシート24とを有するものである。
可動フレーム3は、L字状断面のフレーム材を、フランジ部12を内向きにして基体フレーム1と同様に四角形に枠組みして構成されている。この可動フレーム3は、上記基体フレーム1のフランジ部6とフランジ部12との間に連結部材4を介し、所望隙間Hを設けて基体フレーム1に取付けられている。また、接触センサー2のシート24に棒状電極作動部30の電極押し部31が対向かつ隙間を有するようにフランジ部12に棒状電極作動部30が設けられている。
なお、可動フレーム3及び基体フレーム1は、四角形の枠組み形状以外の形状、例えば、円盤状や多角形状のものでもよい。
連結部材4は、丸小ネジ(ボルト)15、ワッシャ16、バネ受け17、圧縮バネ18及びナット19より構成されている。この場合、ワッシャ16とバネ受け17は、絶縁性を有する樹脂で構成することが好ましい。この絶縁構造により、連結部材4による基体フレーム1と可動フレーム3との電気的導通を遮断できる。
上記連結部材4は、次の要領で上記基体フレーム1のフランジ部6と可動フレーム3のフランジ部12との間に取付けられる。まず、丸小ネジ15にワッシャ16を設けて上記可動フレーム3のフランジ部12に所定間隔で開けられた貫通孔にフランジ部12の外側面より遊挿する。次いで、遊挿したネジ部にバネ受け17、圧縮バネ18、バネ受け17の順に設けた後、上記基体フレーム1のフランジ部6に可動フレーム3のフランジ部12に対向して所定間隔で開けられた貫通孔にフランジ部6の外側面より遊挿する。遊挿後、フランジ部6の内側に突き出たネジ部にワッシャ16、ナット19を取付ける。このナット19の戻り止めのため、本実施形態では更にもう一つナット19を締めダブルナット掛けとしている。
棒状電極作動部30は、スプリングプランジャー32、ナット33、スペーサー34、丸小ネジ(ボルト)35より構成されている。この場合、スペーサー34は、絶縁性を有する樹脂で構成することが好ましい。
スプリングプランジャー32は、本体36に内蔵されたバネ37により、電極押し部31に本体36軸方向に弾性力を付与するものである。
上記棒状電極作動部30は、次の要領で可動フレーム3のフランジ部12に取付けられる。まず、丸小ネジ35をフランジ部12に所定間隔で開けられた貫通孔にフランジ部12の外側面より遊挿する。次いで、遊挿したネジ部にスペーサー34を取り付け、このスペーサー34の穴部にスプリングプランジャー32を配置し、ナット33をスペーサー34の端部に配置する。そして、ナット33を緩め、スプリングプランジャー32を回して高さ方向の位置を変えることにより、スプリングプランジャー32の高さを調節固定して、電極押し部31を最適の高さに保持する。
なお、本実施形態は、X線診断装置の撮像管のタッチセンサー装置として使用するため、可動フレーム3の外側に独立気泡皮スポンジ20とその外側に塩化ビニール製の外皮(外套体)21を設けるとともに、外套体21の中空部にX線を透過し、また中空部に取付の機材保護の役割を果たすための塩化ビニール、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン板(PP板)等の保護材22を設けている。
上記のように構成されたタッチセンサー装置においては、可動フレーム3は基体フレーム1に対して圧縮バネ18により伸縮可能に、また丸小ネジ15を基体フレーム1のフランジ部6と可動フレーム3のフランジ部12のそれぞれの貫通孔に遊挿して設けたことで傾動可能に取付けられている。その結果、本タッチセンサー装置が接触センサー2面に対し横方向から力を受けた場合、図4に示すように、連結部材が傾斜して、横方向の力を受ける前の可動フレーム3端部とフランジ部6との間隔Hが小さくなってh(H>h)となり、また外套体21の最外部内側から稼動フレーム3端部までの間隔Mが大きくなってm(M<m)となり、棒状電極作動部30を接触センサー2の表面(図4では図2におけるシート24のすり鉢形状部)に押し付けて、接触センサー2を作動させることができ、撮像管を人体に強く押圧するようなことを防ぐことができる。なお、横方向の力を解放すると、圧縮バネ18の力により、稼動フレーム3はもとの位置まで弾性変形して戻り、棒状電極作動部30が接触センサー2から離れ、接触センサー2は作動しなくなる。当然、接触センサー2面に対し垂直方向から力を受けた場合でも、上記と同様の作用、効果を有する。
また、ナット19の締め付けを調整することで、圧縮バネ18の伸び力、接触センサー2とウェブ部13の端面との隙間を所望の隙間に調節することができる。さらに、ナット33のスプリングプランジャー32の高さを調節して、電極押し部31を最適の高さに保持できる。したがって、これらの機能により、接触センサー2の応答速度の調節すなわち感度を微調整することができる。
また、上記実施形態では、基体フレーム1のウェブ部8を長いものとしたが、これはウェブ部8で囲まれた内側にX線診断装置の撮像管などの動体の端部を挿入して取付ける場合を例としたものであって、本発明はこの例に限定されるものではなく、例えば動体の端部等の表面に取付ける場合にはウェブ部8を短く形成し、そのウェブ部8の端面に動体の端部等の表面へ取付けるための外向きのフランジ部などを設けてもよい。
また、連結部材4は、ボルトと圧縮バネを用いるものが簡単構造で好適であるが、これに限られない。自在継ぎ手のように面に対して揺動可能であると共に伸縮自在な支持部材と、これを垂直方向姿勢に付勢する付勢バネとの組み合わせであってもよい。
また、図1に示した、連結部材4と、接触センサー2及び棒状電極作動部30との位置が逆でもよい。
なお、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で設計変更できるものであり、上記実施形態に限定されるものではない。
本発明に係るタッチセンサー装置の説明図であって、装着側(裏側)から見た全体図である。 図1のA−A断面拡大斜視図である。 接触センサーの断面拡大図である。 横方向からの力が加わった時の、本発明に係るタッチセンサー装置の作動状態説明図である。
符号の説明
1 基体フレーム
2 接触センサー
3 可動フレーム
4 連結部材
6、8a、12 フランジ部
8、13 ウェブ部
9 第1電極シート
10 第2電極シート
11 絶縁材
15、35 丸小ネジ
16 ワッシャ
18 圧縮バネ
19、3 ナット
20 独立気泡皮スポンジ
21 外套体
22 保護材
23 センサー本体
24 シート
30 棒状電極作動部
31 電極押し部
32 スプリングプランジャー
34 スペーサー

Claims (2)

  1. ウェブ部と、内向きに設けられたフランジ部とを有するL字状断面の基体フレームと、
    前記基体フレームのフランジ部に端部が近設して配置されるウェブ部と、内向きに設けられたフランジ部とを有するL字状断面の可動フレームと、
    前記基体フレームのフランジ部と前記可動フレームのフランジ部とを連結して、前記基体フレームに対して前記可動フレームを伸縮且つ傾動可能に保持する連結部材と、
    前記基体フレーム又は前記可動フレームのどちらか一方のフランジ部に設けられた板状電極部と、他方のフランジ部に設けられ、前記板状電極部を弾性的に押圧可能な棒状電極作動部とを有する接触センサーとを備えるタッチセンサー装置。
  2. 前記板状電極部が、すり鉢形状断面を有するものである請求項1記載のタッチセンサー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009106689A (ja) * 2007-11-01 2009-05-21 Canon Inc X線撮影装置
JP2016214273A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 株式会社日立製作所 粒子線照射システム

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