JP2005304236A - 交流電動機制御装置 - Google Patents

交流電動機制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005304236A
JP2005304236A JP2004119466A JP2004119466A JP2005304236A JP 2005304236 A JP2005304236 A JP 2005304236A JP 2004119466 A JP2004119466 A JP 2004119466A JP 2004119466 A JP2004119466 A JP 2004119466A JP 2005304236 A JP2005304236 A JP 2005304236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
current detection
motor
differential amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004119466A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4168965B2 (ja
Inventor
Kota Kitamine
康多 北峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004119466A priority Critical patent/JP4168965B2/ja
Publication of JP2005304236A publication Critical patent/JP2005304236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4168965B2 publication Critical patent/JP4168965B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】交流電動機の電動機電流に対応した電圧のA/D変換に伴う量子化誤差を低減し、信頼性を向上することができる交流電動機制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の交流モータ制御装置は、インバータ回路と、電流検出回路と、A/D変換回路を内蔵するマイクロコンピュータとを備えている。そして、電流検出回路は、電流検出抵抗と、電圧検出抵抗の電圧を出力電圧範囲がA/D変換回路の入力可能な電圧範囲より広く、単一極性の電圧に増幅する差動増幅回路と、差動増幅回路の出力電圧をA/D変換回路の入力可能な電圧範囲に変換する電圧変換回路とを有している。これにより、電流検出回路の出力電圧範囲を広げることができ、A/D変換に伴う量子化誤差を低減し信頼性を向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電動機を制御する交流電動機制御装置に関する。
従来、電動機の電流検出回路として、例えば、特開平9−11918号公報に開示されている電動パワーステアリング装置の電流検出素子及び電動機電流検出手段がある。電流検出素子は直流電動機に直列接続されている抵抗器である。電動機電流検出手段は、変換手段と、電動機電流信号変換手段とから構成されている。変換手段は電源電圧5V(VR)の単一電源で作動するオペアンプからなる差動増幅回路であり、オペアンプの仮想接地点はバイアス抵抗により2.5V(VR/2)に設定されている。電動機電流信号変換手段は、オペアンプの出力電圧を電源電圧5Vで作動するマイクロプロセッサからなる制御手段に対応した信号レベルに変換する回路である。
そして、直流電動機に電流が流れると、電流検出素子は電動機電流の流れる方向と大きさに応じた電圧を発生する。電流検出素子の電圧は変換手段で増幅される。変換手段を構成するオペアンプの仮想接地点が2.5Vに設定されているため、電動機電流が0Aの場合、変換手段は2.5Vを出力する。これに対し電動機電流が負方向に流れる場合、変換手段は電動機電流の大きさに比例して2.5Vより小さい電圧を、電動機電流が正方向に流れる場合、変換手段は電動機電流の大きさに比例して2.5Vより大きい電圧をそれぞれ出力する。
変換手段の出力電圧は、電動機電流信号変換手段で制御手段に対応した信号レベルに変換される。電動機電流信号変換手段の出力電圧は、制御手段を構成するマイクロプロセッサでA/D変換される。マイクロプロセッサは、A/D変換された電動機電流値を用いて予め設定された手順に従って演算し、その演算結果に基づいて電動機駆動手段を介して直流電動機を制御する。
特開平9−11918号公報
ところで、オペアンプの出力可能な電圧範囲は、一般にオペアンプの電源電圧範囲よりも狭い。例えば、電源電圧5Vで作動するオペアンプの場合、オペアンプの出力可能な電圧範囲は1.4〜3.6Vの範囲である。これに対し、マイクロプロセッサのA/D変換部の入力可能な電圧範囲は0Vから電源電圧までの範囲であり、A/D変換部は電源電圧をフルスケールとして入力電圧をA/D変換部のビット数に応じたデジタル値に変換する。例えば、電源電圧5Vで作動するマイクロプロセッサの場合、マイクロプロセッサのA/D変換部の入力可能な電圧範囲は0〜5Vの範囲であり、A/D変換部は5Vをフルスケールとして入力電圧をA/D変換部のビット数に応じたデジタル値に変換する。
そのため、前述した電流検出素子及び電動機電流検出手段では、電動機電流検出手段の出力電圧範囲がA/D変換部の入力可能な電圧範囲に比べてかなり狭くなるため、A/D変換する際の量子化誤差を小さくすることができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、交流電動機の電動機電流に対応した電圧のA/D変換に伴う量子化誤差を低減し、信頼性を向上することができる交流電動機制御装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明者は、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、電流検出素子の電圧を出力電圧範囲がA/D変換部の入力電圧範囲より広い電圧に増幅し、その後、A/D変換部の入力電圧範囲に変換することで、電動機電流の変換誤差を小さくできることを思いつき、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の交流電動機制御装置は、直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して交流電動機に供給するインバータ回路と、前記交流電動機に流れる電動機電流を検出し電圧に変換して出力する電流検出回路と、A/D変換部を有しA/D変換された前記電流検出回路の出力電圧に基づいて前記インバータ回路を制御する制御部とを備えた交流電動機制御装置において、前記電流検出回路は、前記電動機電流を検出して電圧に変換する電流検出素子と、前記電流検出素子の電圧を出力電圧範囲が前記A/D変換部の入力電圧範囲より広く前記電流検出素子の電圧の極性及び大きさに応じた単一極性の電圧に増幅する差動増幅回路と、前記差動増幅回路の出力電圧を前記A/D変換部の入力電圧範囲に変換する電圧変換回路とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の交流電動機制御装置は、請求項1に記載の交流電動機制御装置において、さらに、前記制御部を作動させるための第1電源と、前記第1電源の出力電圧より高い電圧を出力する第2電源とを有し、前記差動増幅回路は、前記第2電源から給電されることで作動することを特徴とする。
請求項3に記載の交流電動機制御装置は、請求項2に記載の交流電動機制御装置において、さらに、前記電流検出回路は、前記第1電源の出力電圧に比例して変化する基準電圧を出力する基準電圧回路を有し、前記差動増幅回路は、前記基準電圧を基準として前記電流検出素子の電圧を増幅することを特徴とする。
請求項4に記載の交流電動機制御装置は、請求項1乃至3に記載の交流電動機制御装置において、さらに、車両に搭載された交流電動機を制御することを特徴とする。
請求項1に記載の交流電動機制御装置によれば、差動増幅回路で電流検出素子の電圧を出力電圧範囲がA/D変換部の入力電圧範囲より広く、かつ、電流検出素子の電圧の極性及び大きさに応じた単一極性の電圧に増幅することができる。さらに、電圧変換回路で差動増幅回路の出力電圧をA/D変換部の入力電圧範囲に変換することができる。そのため、前述した電流検出素子及び電動機電流検出手段からなる回路に比べ、電流検出回路の出力電圧範囲を広げることができ、A/D変換に伴う量子化誤差を低減し信頼性を向上できる。
請求項2に記載の交流電動機制御装置によれば、制御部を作動させる第1電源の出力電圧より高い電圧を出力する第2電源で差動増幅回路を作動させることができる。そのため、差動増幅回路はA/D変換部の入力電圧範囲より広い範囲の電圧を確実に出力することができる。
請求項3に記載の交流電動機制御装置によれば、基準電圧回路で差動増幅回路における増幅の基準となる基準電圧を第1電源の出力電圧に比例して変化させることができる。そのため、第1電源の出力電圧の変動に伴うA/D変換の誤差を抑えることができる。ところで、制御部にあるA/D変換部は、第1電源から給電されることで作動し、第1電源の出力電圧をフルスケールとして入力電圧をA/D変換する。そのため、第1電源の出力電圧が変動すると、A/D変換部は同一の入力電圧であっても異なるデジタル値に変換してしまい誤差を生じる。基準電圧回路で差動増幅回路における増幅の基準となる基準電圧を第1電源の出力電圧に比例して変化させることにより、第1電源の出力電圧の変化に同期して差動増幅回路の出力電圧を変化させることができる。これにより、第1電源の出力電圧の変動に伴うA/D変換の誤差を低減することができる。
請求項4に記載の交流電動機制御装置によれば、車両の信頼性を向上させることができる。
本実施形態は、本発明に係る交流電動機制御装置をハイブリッド車に搭載される空調装置用電動コンプレッサ装置に適用した例を示す。
(第1実施形態)
第1実施形態における空調装置用電動コンプレッサ装置の回路図を図1に、電流検出抵抗に流れる電流と電流検出回路の出力電圧の関係を図2に、電流検出抵抗に流れる電流と電圧変換回路の出力電圧の関係を図3に示す。そして、図1、図2及び図3を参照し、構造、動作、効果の順で具体的に説明する。
まず、図1を参照して具体的構造について説明する。図1に示すように、空調装置用電動コンプレッサ装置1は、高電圧バッテリ2と、交流モータ制御装置3(交流電動機制御装置)と、交流モータ4(交流電動機)と、コンプレッサ5とから構成されている。
高電圧バッテリ2は、例えば、出力電圧が300Vの直流電源であり、その正極端子2a及び負極端子2bは交流モータ制御装置3にそれぞれ接続されている。
交流モータ制御装置3は、平滑用コンデンサ30と、インバータ回路31と、電流検出回路用電源32(第2電源)と、制御回路用電源33(第1電源)と、電流検出回路34と、制御回路35(制御部)とから構成されている。
平滑コンデンサ30は、高電圧バッテリ2の電圧を平滑するための大容量のコンデンサであり、高電圧バッテリ2に並列接続されている。
インバータ回路31は、高電圧バッテリ2から供給される直流電力を交流電力に変換する回路であり、コレクタ−エミッタ間に逆並列に接続されたダイオードを有する6つのIGBT31a〜31fを3相ブリッジ接続して構成されている。インバータ回路31の上側にある3つのIGBT31a〜31cのコレクタは高電圧バッテリ2の正極端子2aに、下側にある3つのIGBT31d〜31fのエミッタは後述する電流検出抵抗340を介して高電圧バッテリ2の負極端子2bにそれぞれ接続されている。
電流検出回路用電源32は高電圧バッテリ2の電圧を降圧して電流検出回路34を作動させるための、例えば、15Vを出力する回路である。電流検出回路用電源32の入力端子は高電圧バッテリ2の正極端子2aと負極端子2bにそれぞれ接続されている。電流検出回路用電源32の正極端子32a及び負極端子32bは電流検出回路34と制御回路用電源回路33にそれぞれ接続されている。
制御回路用電源33は、電流検出回路用電源32の15Vの出力電圧を降圧して、制御回路35を作動させるための、例えば、5Vを出力する回路である。制御回路用電源33の入力端子は電流検出回路用電源32の正極端子32aと負極端子32bにそれぞれ接続されている。制御回路用電源33の正極端子33a及び負極端子33bは制御回路35にそれぞれ接続されている。さらに、制御回路用電源33の正極端子33aは電流検出回路34に、負極端子33bは電流検出回路用電源32の負極端子32bにそれぞれ接続されている。
電流検出回路34は、交流モータ4に流れるモータ電流を検出し電圧に変換して出力する回路であり、電流検出抵抗340(電流検出素子)と、基準電圧回路341と、差動増幅回路342と、電圧変換回路343とから構成されている。
電流検出抵抗340は交流モータ4に流れるモータ電流を電圧に変換するための低抵抗素子である。電流検出抵抗340の一端はIGBT31d〜31fのエミッタに、他端は高電圧バッテリ2の負極端子2bにそれぞれ接続されている。
基準電圧回路341は、制御回路用電源33の出力電圧を増幅して、差動増幅回路342における増幅の基準となる基準電圧を出力する回路であり、差動増幅器341aと、抵抗341b〜341dとから構成されている。差動増幅器341aは、例えば、15Vの単一電源で作動するオペアンプである。差動増幅器341aの電源端子は電流検出回路用電源32の正極端子32aに、接地端子は電流検出回路用電源32の負極端子32bにそれぞれ接続されている。差動増幅器341aの反転入力端子は抵抗341bを介して電流検出回路用電源32の負極端子32bに接続されるとともに、抵抗341cを介して差動増幅器341aの出力端子に接続されている。差動増幅器341aの非反転入力端子は抵抗341dを介して制御用回路電源33の正極端子33aに接続されている。さらに、差動増幅器341aの出力端子は差動増幅回路342に接続されている。
差動増幅回路342は電流検出抵抗340の電圧を基準電圧回路341の出力する基準電圧を基準にして増幅する回路であり、差動増幅器342aと、抵抗342b〜342eとから構成されている。差動増幅器342aは、例えば、15Vの単一電源で作動するオペアンプである。差動増幅器342aの電源端子は電流検出回路用電源32の正極端子32aに、接地端子は電流検出回路用電源32の負極端子32bにそれぞれ接続されている。差動増幅器342aの反転入力端子は抵抗342bを介して電流検出抵抗340と高電圧バッテリ2の接続点に接続されるとともに、抵抗342cを介して差動増幅器342aの出力端子に接続されている。差動増幅器342aの非反転入力端子は抵抗342dを介して電流検出抵抗340とIGBT31d〜31fのエミッタの接続点に接続されるとともに、抵抗342eを介して差動増幅器341aの出力端子に接続されている。さらに、差動増幅器342aの出力端子は電圧変換回路343に接続されている。
電圧変換回路343は差動増幅回路342の出力電圧を後述するマイクロコンピュータ35aのA/D入力端子の入力可能な電圧範囲に変換する回路であり、抵抗343a、343bで構成されている。抵抗343aと抵抗343bとは直列接続されている。抵抗343aの一端は差動増幅器342aの出力端子に、抵抗343bの一端は電流検出回路用電源32の負極端子32bに、抵抗343aと抵抗343bの接続点は制御回路35にそれぞれ接続されている。
制御回路35は交流モータ4に流れるモータ電流に基づいてインバータ回路31を制御する回路であり、マイクロコンピュータ35aと、インバータ駆動回路35bとから構成されている。
マイクロコンピュータ35aは、電流検出回路34を介して入力される交流モータ4に流れるモータ電流に対応する電圧に基づいて、IGBT31a〜31fの駆動信号を出力する素子であり、A/D変換回路を内蔵している。マイクロコンピュータ35aの電源端子は制御回路用電源33の正極端子33aに、接地端子は制御回路用電源33の負極端子33bにそれぞれ接続されている。マイクロコンピュータ35aのA/D入力端子は電圧変換回路343の抵抗343aと抵抗343bの接続点に、出力端子はインバータ駆動回路35bにそれぞれ接続されている。
インバータ駆動回路35bは、マイクロコンピュータ35aからの駆動信号に基づいて、IGBT31a〜31fを駆動する回路である。インバータ駆動回路35bの入力端子はマイクロコンピュータ35aに、出力端子はインバータ回路31のIGBT31a〜31fのゲートにそれぞれ接続されている。
交流モータ4はインバータ回路31を介して交流電力を供給されることで駆動力を発生する電動機である。交流モータ4の3つの入力端子はインバータ回路31の3つの出力端子にそれぞれ接続されている。
コンプレッサ5は交流モータ4の出力軸に連結され、交流モータ4の発生する駆動力により冷媒を圧縮し吐出して車室内温度を制御する。
次に、図1、図2及び図3を参照して具体的動作について説明する。イグニッションスイッチ(図略)がオンされると交流モータ制御装置3に高電圧バッテリ2が接続され、電流検出回路用電源32は15Vを、制御回路用電源33は5Vを出力する。制御回路用電源33の5Vが立ち上がると、マイクロコンピュータ35aは交流モータ制御装置3を構成する回路各部のイニシャルチェックと初期設定を行う。その後、エアコンスイッチ(図略)がオンされると、マイクロコンピュータ35aはインバータ駆動回路35bを介してインバータ回路31を駆動する。インバータ回路31は高電圧バッテリ2から供給される直流電力を交流電力に変換して交流モータ4に供給する。交流モータ4はインバータ回路31から交流電力を供給されることで駆動力を発生しコンプレッサを起動する。
交流モータ4にモータ電流が流れると、電流検出抵抗340はモータ電流の流れる方向と大きさに応じた電圧を発生する。
基準電圧回路341は、電流検出回路用電源32の出力する15Vで作動し、制御回路用電源33の出力電圧を1.5倍に増幅する。制御回路用電源33の出力電圧が5Vのとき、基準電圧回路341は7.5Vの基準電圧を出力する。制御回路用電源33の出力電圧が変動すると、その変動に比例して基準電圧回路34の出力電圧も変化する。抵抗341b〜341dは差動増幅器341aの出力電圧が制御回路用電源33の出力電圧の1.5倍になるような抵抗値に設定されている。
差動増幅回路342は、電流検出回路用電源32の出力する15Vで作動し、電流検出抵抗340の電圧を基準電圧回路341の出力する基準電圧を基準にして増幅する。制御回路用電源33の出力電圧が5Vのとき、差動増幅回路342は7.5Vの基準電圧を基準にして電流検出抵抗340の電圧を増幅する。図2に示すように、差動増幅回路342は、電流検出抵抗340に電流が流れていないときに基準電圧の7.5Vを、30Aが流れたときに13.6Vを、−30Aが流れたときに1.4Vを電流に比例して出力する。ここで、正極性の電流はインバータ回路31側から高電圧バッテリ2側に流れる電流を、負極性の電流は高電圧バッテリ2側からインバータ回路31側に流れる電流を示している。電流検出抵抗340及び抵抗342b〜342eは差動増幅回路342が図2に示す特性となるような抵抗値に設定されている。
電圧変換回路343は差動増幅回路342の出力電圧を1/3に分圧する。制御回路用電源33の出力電圧が5Vのとき、7.5Vの基準電圧を基準にして増幅された差動増幅回路342の出力電圧を1/3に分圧する。図3に示すように、電圧変換回路343は、電流検出抵抗340に電流が流れていないとき差動増幅回路342の出力電圧7.5Vの1/3の2.5Vを、30Aが流れたとき4.5Vを、−30Aが流れたとき0.5Vを電流に比例して出力する。抵抗343a、343bは差動増幅回路342の出力電圧を1/3に分圧できるような抵抗値に設定されている。
マイクロコンピュータ35aは、制御回路用電源33の出力電圧で作動し、電圧変換回路343の出力電圧をA/D変換する。マイクロコンピュータ35aに内蔵されているA/D変換回路の入力可能な電圧範囲は0Vから制御回路用電源33の出力電圧までの範囲である。A/D変換回路は制御回路用電源33の出力電圧の1/2の電圧を電流検出抵抗340に電流が流れていないときに対応する電圧としてデジタル変換する。制御回路用電源33の出力電圧が5Vのとき、A/D変換回路の入力可能な電圧範囲は0Vから制御回路用電源33の出力電圧である5Vまでの範囲となり、A/D変換回路は2.5Vを電流検出抵抗340に電流が流れていないときに対応する電圧としてデジタル変換する。A/D変換回路には入力可能な電圧範囲ほぼいっぱいの0.5〜4.5Vの電圧が入力される。マイクロコンピュータ35aは、A/D変換された電流検出抵抗340に流れるモータ電流に対応する電圧値を用いて予め設定された手順に従い演算を行い、その演算結果に基づいてインバータ回路31を介して交流モータ4を制御する。これにより、交流モータ4に連結されたコンプレッサが制御され、車室内温度が快適に制御される。
ところで、高電圧バッテリ2に接続されている他の電気負荷で負荷変動が発生した場合、制御回路用電源33の出力電圧も変動する。例えば、制御回路用電源33の出力電圧が5Vから5.5Vに変動した場合、基準電圧回路34の出力電圧は制御回路用電源33の出力電圧5.5Vを1.5倍した基準電圧8.25Vになる。電流検出抵抗340に電流が流れていないとき、差動増幅回路342は基準電圧の8.25Vを出力し、電圧変換回路343は差動増幅回路342の出力電圧8.25Vの1/3の2.75Vを出力する。A/D変換回路は制御回路用電源33の出力電圧5.5Vの1/2の2.75Vを電流検出抵抗340に電流が流れていないときに対応する電圧としてデジタル変換する。そのため、制御回路用電源33の出力電圧が変動してもA/D変換された電流検出抵抗340に流れるモータ電流に対応する電圧値に誤差は生じない。
最後に具体的効果について説明する。第1の実施形態によれば、交流モータ制御装置3は、差動増幅回路342で電流検出抵抗340の電圧を出力電圧範囲がA/D変換回路の入力可能な電圧範囲より広く、かつ、電流検出抵抗340の電圧の極性及び大きさに応じた単一極性の電圧に増幅することができる。さらに、電圧変換回路343で差動増幅回路342の出力電圧をA/D変換回路の入力可能な電圧範囲に変換することができる。そのため、電流検出回路34の出力電圧範囲を広げることができ、A/D変換に伴う量子化誤差を低減し信頼性を向上できる。
交流モータ制御装置3は、マイクロコンピュータ35aを作動させる制御回路用電源33の出力電圧より高い電圧を出力する電流検出回路用電源32で差動増幅回路343を作動させることができる。そのため、差動増幅回路342はA/D変換回路の入力可能な電圧範囲より広い範囲の電圧を確実に出力することができる。
また、交流モータ制御装置3は、基準電圧回路341で差動増幅回路342における増幅の基準となる基準電圧を制御回路用電源33の出力電圧に比例して変化させることができる。そのため、制御回路用電源33の出力電圧の変動に伴うA/D変換の誤差を抑えることができる。ところで、マイクロコンピュータ35aに内蔵されているA/D変換回路は、制御回路用電源33から給電されることで作動し、制御回路用電源33の出力電圧をフルスケールとして入力電圧をA/D変換する。そのため、制御回路用電源33の出力電圧が変動すると、A/D変換回路は同一の入力電圧であっても異なるデジタル値に変換してしまい誤差を生じる。基準電圧回路341で差動増幅回路342における増幅の基準となる基準電圧を制御回路用電源33の出力電圧に比例して変化させることにより、制御回路用電源33の出力電圧の変化に同期して差動増幅回路342の出力電圧を変化させることができる。これにより、制御回路用電源33の出力電圧の変動に伴うA/D変換の誤差を低減することができる。
さらに、交流モータ制御装置3によれば、ハイブリッド車に搭載される空調装置用電動コンプレッサ装置の信頼性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態における空調装置用電動コンプレッサ装置の回路図を図4に示す。ここでは、第1実施形態における空調装置用電動コンプレッサ装置との相違部分についてのみ説明し、共通する部分ついては、必要とされる箇所以外説明を省略する。なお、前記実施形態と同一の要素には同一の符号を付して説明する。
まず、図4を参照して具体的構造について説明する。図4に示すように、インバータ回路31はコレクタ−エミッタ間に逆並列に接続されたダイオードを有する6つのIGBT31a〜31fを3相ブリッジ接続して構成されている。インバータ回路31の上側にある3つのIGBT31a〜31cのコレクタは高電圧バッテリ2の正極端子2aに、下側にある3つのIGBT31d〜31fのエミッタはそれぞれ後述する電流検出抵抗340a〜340cを介して高電圧バッテリ2の負極端子2bにそれぞれ接続されている。
電流検出回路34はIGBT31d〜31fを介して交流モータ4に流れるモータ電流をそれぞれ検出し電圧に変換して出力する回路である。電流検出回路34は、電流検出抵抗340a〜340cと、基準電圧回路341と、差動増幅回路344〜346と、電圧変換回路347〜349とから構成されている。
電流検出抵抗340a〜340cはIGBT31d〜31fを介して交流モータ4に流れるモータ電流をそれぞれ電圧に変換するための低抵抗素子である。電流検出抵抗340a〜340cの一端はそれぞれIGBT31d〜31fのエミッタに、他端は共に高電圧バッテリ2の負極端子2bに接続されている。
基準電圧回路341は差動増幅回路344〜346における増幅の基準となる基準電圧を出力する回路であり、差動増幅器341aと、抵抗341b〜341dとから構成されている。差動増幅器341aの出力端子は差動増幅回路344〜346に接続されている。
差動増幅回路344〜346は電流検出抵抗340a〜340cの電圧を基準電圧回路341の出力する基準電圧を基準にして増幅する回路である。差動増幅回路344は、差動増幅器344aと、抵抗344b〜344eとから構成されている。差動増幅器344aは、例えば、15Vの単一電源で作動するオペアンプである。差動増幅器344aの電源端子は電流検出回路用電源32の正極端子32aに、接地端子は電流検出回路用電源32の負極端子32bにそれぞれ接続されている。差動増幅器344aの反転入力端子は抵抗344bを介して電流検出抵抗340aと高電圧バッテリ2の接続点に接続されるとともに、抵抗344cを介して差動増幅器344aの出力端子に接続されている。差動増幅器344aの非反転入力端子は抵抗344dを介して電流検出抵抗340aとIGBT31dのエミッタの接続点に接続されるとともに、抵抗344eを介して差動増幅器341aの出力端子に接続されている。さらに、差動増幅器344aの出力端子は電圧変換回路347に接続されている。差動増幅回路335、336も差動増幅回路334と同様の構成であり、電源端子は電流検出回路用電源32の正極端子32aに、接地端子は電流検出回路用電源32の負極端子32bにそれぞれ接続されている。差動増幅回路335の入力端子は電流検出抵抗340bと高電圧バッテリ2の接続点に、別の入力端子は電流検出抵抗340bとIGBT31eのエミッタの接続点にそれぞれ接続されている。また、差動増幅回路335のさらに別の入力端子は差動増幅器341aの出力端子にそれぞれ接続されている。さらに、差動増幅回路335の出力端子は電圧変換回路348に接続されている。差動増幅回路336の入力端子は電流検出抵抗340cと高電圧バッテリ2の接続点に、別の入力端子は電流検出抵抗340cとIGBT31fのエミッタの接続点にそれぞれ接続されている。また、差動増幅回路336のさらに別の入力端子は差動増幅器341aの出力端子にそれぞれ接続されている。さらに、差動増幅回路336の出力端子は電圧変換回路349に接続されている。
電圧変換回路347〜349は差動増幅回路344〜346の出力電圧をマイクロコンピュータ35aのA/D入力端子の入力可能な電圧範囲に変換する回路である。電圧変換回路347は抵抗347a、347bで構成されている。抵抗347aと抵抗347bとは直列接続されている。抵抗347aの一端は差動増幅器344aの出力端子に、抵抗347bの一端は電流検出回路用電源32の負極端子32bに、抵抗347aと抵抗347bの接続点は制御回路35にそれぞれ接続されている。電圧変換回路348,349も電圧変換回路347と同様の構成である。電圧変換回路348の一端は電流検出回路345の出力端子に、他端は電流検出回路用電源32の負極端子2bに、電圧変換回路348を構成する2つの抵抗の接続点は制御回路35にそれぞれ接続されている。電圧変換回路349の一端は電流検出回路346の出力端子に、他端は電流検出回路用電源32の負極端子2bに、電圧変換回路349を構成する2つの抵抗の接続点は制御回路35にそれぞれ接続されている。
制御回路35はIGBT31d〜31fを介して交流モータ4に流れるモータ電流に基づいてインバータ回路31を制御する回路であり、マイクロコンピュータ35aと、インバータ駆動回路35bとから構成されている。
マイクロコンピュータ35aは、電流検出回路34を介して入力される交流モータ4に流れるモータ電流に対応する電圧に基づいて、IGBT31a〜31fの駆動信号を出力する素子であり、3つのA/D変換回路を内蔵している。マイクロコンピュータ35aの3つのA/D入力端子は電圧変換回路337〜349を構成する2つの抵抗の接続点にそれぞれ接続されている。
次に、図4を参照して具体的動作について説明する。交流モータ4にモータ電流が流れると、電流検出抵抗340a〜340cはそれぞれに流れる電流の方向と大きさに応じた電圧を発生する。
差動増幅回路344〜346は、電流検出回路用電源32の出力する15Vで作動し、電流検出抵抗340a〜340cの電圧を基準電圧回路341の出力する基準電圧を基準にしてそれぞれ増幅する。制御回路用電源33の出力電圧が5Vのとき、差動増幅回路344〜346は7.5Vの基準電圧を基準にして電流検出抵抗340a〜340cの電圧をそれぞれ増幅する。第1実施形態と同様に、差動増幅回路344〜346は、電流検出抵抗340a〜340cに電流が流れていないときに基準電圧の7.5Vを、30Aが流れたときに13.6Vを、−30Aが流れたときに1.4Vを電流に比例してそれぞれ出力する。ここで、正極性の電流はIGBT31d〜31f側から高電圧バッテリ2側に流れる電流を、負極性の電流は高電圧バッテリ2側からIGBT31d〜31f側に流れる電流を示している。
電圧変換回路347〜349は差動増幅回路344〜346の出力電圧をそれぞれ1/3に分圧する。制御回路用電源33の出力電圧が5Vのとき、7.5Vの基準電圧を基準にして増幅された差動増幅回路344〜346の出力電圧をそれぞれ1/3に分圧する。第1実施形態と同様に、電圧変換回路347〜349は、電流検出抵抗340a〜340cに電流が流れていないとき差動増幅回路344〜346の出力電圧7.5Vの1/3の2.5Vを、30Aが流れたとき4.5Vを、−30Aが流れたとき0.5Vを電流に比例してそれぞれ出力する。
マイクロコンピュータ35aは、制御回路用電源33の出力電圧で作動し、電圧変換回路347〜349の出力電圧をそれぞれA/D変換する。マイクロコンピュータ35aに内蔵されている3つのA/D変換回路の入力可能な電圧範囲は0Vから制御回路用電源33の出力電圧までの範囲である。A/D変換回路は制御回路用電源33の出力電圧の1/2の電圧を電流検出抵抗340a〜340cに電流が流れていないときに対応する電圧としてデジタル変換する。制御回路用電源33の出力電圧が5Vのとき、A/D変換回路の入力可能な電圧範囲は0Vから制御回路用電源33の出力電圧である5Vまでの範囲となり、A/D変換回路は2.5Vを電流検出抵抗340a〜340cに電流が流れていないときに対応する電圧としてデジタル変換する。A/D変換回路には入力可能な電圧範囲ほぼいっぱいの0.5〜4.5Vの電圧が入力される。マイクロコンピュータ35aは、A/D変換された電流検出抵抗340a〜340cに流れるモータ電流に対応する電圧値を用いて予め設定された手順に従い演算を行い、その演算結果に基づいてインバータ回路31を介して交流モータ4を制御する。これにより、交流モータ4に連結されたコンプレッサが制御され、車室内温度が快適に制御される。
ところで、高電圧バッテリ2に接続されている他の電気負荷で負荷変動が発生した場合、制御回路用電源33の出力電圧も変動する。例えば、制御回路用電源33の出力電圧が5Vから5.5Vに変動した場合、基準電圧回路34の出力電圧は制御回路用電源33の出力電圧5.5Vを1.5倍した基準電圧8.25Vになる。電流検出抵抗340a〜340cに電流が流れていないとき、差動増幅回路344〜346は基準電圧の8.25Vを出力し、電圧変換回路347〜349は差動増幅回路344〜346の出力電圧8.25Vの1/3の2.75Vを出力する。A/D変換回路は制御回路用電源33の出力電圧5.5Vの1/2の2.75Vを電流検出抵抗340a〜340cに電流が流れていないときに対応する電圧としてデジタル変換する。そのため、制御回路用電源33の出力電圧が変動してもA/D変換された電流検出抵抗340a〜340cに流れるモータ電流に対応する電圧値に誤差は生じない。
最後に具体的効果について説明する。第2の実施形態によれば、交流モータ制御装置3は、差動増幅回路344〜346で電流検出抵抗340a〜340cの電圧を出力電圧範囲がA/D変換回路の入力可能な電圧範囲より広く、かつ、電流検出抵抗340a〜340cの電圧の極性及び大きさに応じた単一極性の電圧に増幅することができる。さらに、電圧変換回路347〜349で差動増幅回路344〜346の出力電圧をA/D変換回路の入力可能な電圧範囲に変換することができる。そのため、電流検出回路34の出力電圧範囲を広げることができ、A/D変換に伴う量子化誤差を低減し信頼性を向上できる。
交流モータ制御装置3は、マイクロコンピュータ35aを作動させる制御回路用電源33の出力電圧より高い電圧を出力する電流検出回路用電源32で差動増幅回路344〜346を作動させることができる。そのため、差動増幅回路344〜346はA/D変換回路の入力可能な電圧範囲より広い範囲の電圧を確実に出力することができる。
また、交流モータ制御装置3は、基準電圧回路341で差動増幅回路344〜346における増幅の基準となる基準電圧を制御回路用電源33の出力電圧に比例して変化させることができる。そのため、制御回路用電源33の出力電圧の変動に伴うA/D変換の誤差を抑えることができる。
さらに、交流モータ制御装置3によれば、ハイブリッド車に搭載される空調装置用電動コンプレッサ装置の信頼性を向上させることができる。
第1実施形態における空調装置用電動コンプレッサの回路図を示す。 第1実施形態における電流検出抵抗に流れる電流と電流検出回路の出力電圧の関係を示す。 第1実施形態における電流検出抵抗に流れる電流と電圧変換回路の出力電圧の関係を示す。 第2実施形態における空調装置用電動コンプレッサ装置の回路図を示す。
符号の説明
1・・・空調装置用電動コンプレッサ装置、2・・・高電圧バッテリ、3・・・交流モータ制御装置(交流電動機制御装置)、30・・・平滑用コンデンサ、31・・・インバータ回路、31a〜31f・・・IGBT、32・・・電流検出回路用電源(第2電源)、33・・・制御回路用電源(第1電源)、34・・・電流検出回路、340、340a、340b、340c・・・電流検出抵抗(電流検出素子)、341・・・基準電圧回路、341a・・・差動増幅器、341b〜341d・・・抵抗、342、344、345、346・・・差動増幅回路、342a、344a・・・差動増幅器、342b〜342e、344b〜344e・・・抵抗、343、347、348、349・・・電圧変換回路、343a、343b、347a、347b・・・抵抗、35・・・制御回路(制御部)、35a・・・マイクロコンピュータ、35b・・・インバータ駆動回路、4・・・交流モータ(交流電動機)、5・・・コンプレッサ

Claims (4)

  1. 直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して交流電動機に供給するインバータ回路と、前記交流電動機に流れる電動機電流を検出し電圧に変換して出力する電流検出回路と、A/D変換部を有しA/D変換された前記電流検出回路の出力電圧に基づいて前記インバータ回路を制御する制御部とを備えた交流電動機制御装置において、
    前記電流検出回路は、前記電動機電流を検出して電圧に変換する電流検出素子と、前記電流検出素子の電圧を出力電圧範囲が前記A/D変換部の入力電圧範囲より広く前記電流検出素子の電圧の極性及び大きさに応じた単一極性の電圧に増幅する差動増幅回路と、前記差動増幅回路の出力電圧を前記A/D変換部の入力電圧範囲に変換する電圧変換回路とを有することを特徴とする交流電動機制御装置。
  2. さらに、前記制御部を作動させるための第1電源と、前記第1電源の出力電圧より高い電圧を出力する第2電源とを有し、
    前記差動増幅回路は、前記第2電源から給電されることで作動することを特徴とする請求項1記載の交流電動機制御装置。
  3. 前記電流検出回路は、さらに、前記第1電源の出力電圧に比例して変化する基準電圧を出力する基準電圧回路を有し、
    前記差動増幅回路は、前記基準電圧を基準として前記電流検出素子の電圧を増幅することを特徴とする請求項2記載の交流電動機制御装置。
  4. 車両に搭載された交流電動機を制御することを特徴とする請求項1乃至3記載の交流電動機制御装置。
JP2004119466A 2004-04-14 2004-04-14 交流電動機制御装置 Expired - Lifetime JP4168965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004119466A JP4168965B2 (ja) 2004-04-14 2004-04-14 交流電動機制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004119466A JP4168965B2 (ja) 2004-04-14 2004-04-14 交流電動機制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005304236A true JP2005304236A (ja) 2005-10-27
JP4168965B2 JP4168965B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=35335111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004119466A Expired - Lifetime JP4168965B2 (ja) 2004-04-14 2004-04-14 交流電動機制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4168965B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011010512A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Denso Corp 昇降圧コンバータ
JP2011135647A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Mitsubishi Electric Corp Dcモータ制御装置および換気装置
JP2012105417A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Toshiba Corp モータ制御装置
EP2385619A3 (en) * 2010-05-07 2014-02-19 Panasonic Corporation Motor drive apparatus
JP2014042419A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Sanyo Denki Co Ltd 系統連系インバータ装置
JP2020025419A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 三菱電機株式会社 電力変換装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011010512A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Denso Corp 昇降圧コンバータ
JP2011135647A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Mitsubishi Electric Corp Dcモータ制御装置および換気装置
EP2385619A3 (en) * 2010-05-07 2014-02-19 Panasonic Corporation Motor drive apparatus
JP2012105417A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Toshiba Corp モータ制御装置
CN102545737A (zh) * 2010-11-09 2012-07-04 株式会社东芝 马达控制装置
KR101300886B1 (ko) * 2010-11-09 2013-08-27 가부시끼가이샤 도시바 모터 제어 장치
US8810171B2 (en) 2010-11-09 2014-08-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Motor controller
CN102545737B (zh) * 2010-11-09 2014-08-20 株式会社东芝 马达控制装置
JP2014042419A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Sanyo Denki Co Ltd 系統連系インバータ装置
JP2020025419A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 三菱電機株式会社 電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4168965B2 (ja) 2008-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7102903B2 (en) Drive apparatus, control method for the drive apparatus, storage medium storing a program controlling the drive apparatus, and power output apparatus
US6775115B2 (en) Voltage conversion system and method and recording medium
US20150188471A1 (en) Method and apparatus for controlling of 3-phase ac motor
JP4168965B2 (ja) 交流電動機制御装置
US20220337175A1 (en) Control device, inverter, assembly having an inverter and an electric machine, method for operating an inverter and computer program
JP2010183769A (ja) 電源装置および電源装置の制御方法
JP4666354B2 (ja) 交流交流電力変換器の制御装置
JP3733986B2 (ja) 出力電流方向判別方法およびその方法を用いたインバータ
EP3793083B1 (en) Control method for motor system, and control device for motor system
US6963182B2 (en) Motor control device and motor control method
JP2001314095A (ja) 電動機駆動装置及びこれを用いた空気調和機
JP2010063239A (ja) 多相回転機の制御装置及び多相回転機の制御システム
JP2022090317A (ja) インバータの制御装置、インバータの制御方法
JP2005057974A (ja) 交流電動機駆動用インバータ装置
JP5316030B2 (ja) 電池ハイブリッドシステム及びその使用方法
WO2022030167A1 (ja) 電力変換器の制御回路
US20230019218A1 (en) Control device, inverter, assembly having an inverter and an electrical machine, method for operating an inverter, and computer program
US11984830B2 (en) Inverter with switch control and a method of controlling an inverter
JPH06219148A (ja) 自動車空調用電動コンプレッサーの制御駆動装置
JP7019056B2 (ja) 駆動制御装置および駆動制御方法、当該駆動制御装置を搭載する鉄道車両
JP2010226786A (ja) 電力変換装置
JPH1056779A (ja) 電動コンプレッサの駆動装置
JP2003180080A (ja) 電力変換装置
CN116609595A (zh) 电力转换器的诊断装置,诊断系统以及诊断方法以及存储介质
JP2001309666A (ja) インバータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080715

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080728

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4168965

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250