JP2005303890A - 情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ウェブログに対して第三者から番組情報の書き込みがなされると、このウェブログのユーザの自宅の録画機器に対して自動的に録画設定がなされるシステムを提供する。
【解決手段】 ユーザが、パブリック網1上のパブリックサーバ装置3に対してウェブログをアップロードし、このウェブログに対して第三者から番組情報の書き込みが行われると、パブリック網1とプライベート網2との間に設けられたプライベートサーバ装置5が、この書き込みのなされた番組情報を取り込み、プライベート網2に接続されている録画機器(電子機器7)に対してこの番組の録画予約設定を行う。プライベートサーバ装置5は、パブリックサーバ装置3からのプッシュは受け付けず、当該プライベートサーバ装置5からパブリックサーバ装置3にアクセスして上記番組情報の取り込みを行うため、プライベート網2のセキュリティを維持した状態で、この録画予約設定を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パブリック網上でウェブログ等によりユーザ同士のコミュニケーションを可能とするコミュニケーションシステム、プライベート網内の電子機器の遠隔操作を行う遠隔操作システム、及びスケジュール帳や電話帳等の個人情報の管理を行う情報管理システムを、上記コミュニケーションシステムの公開性、上記遠隔操作システム及び情報管理システムのプライベート性(秘密性)を満足させたうえで、該各システムがそれぞれ同じ種類の情報を共有して連動可能とした情報処理システムに関する。
今日において、ネットワークを用いた主なシステムとして、
1.ネットワークを介して家庭内の機器の遠隔操作を可能とする遠隔操作システム、
2.日記等のウェブログ(Weblog=blog(ブログ))の公開場所を提供することにより、第三者とのコミュニケーションを可能とするコミュニケーションシステム、
3.住所録,スケジュール帳,メモ帳等の個人情報を管理するためのPIM(PIM:Personal Information Manager)を提供する情報管理システム
等が知られている。
このうち、遠隔操作サービスは特許文献1(特開2001−94483号公報)に、また、コミュニケーションサービスは特許文献2(特開2001−318872号公報)に、それぞれ開示されている。
特開2001−94483号公報 特開2001−318872号公報
しかし、前述の各システムは、インターネット等のパブリック網上に設けられた各システム専用のサーバ装置によりそれぞれ集中的に管理され、別個独立に構築されている。このため、以下の問題を生ずる。
1.例えば、情報管理システムのスケジュール帳に書き込まれたテレビ番組の放映時間等を示す番組情報や、コミュニケーションシステムのウェブログに書き込まれた番組情報は、ユーザの家庭内に設けられているハードディスクレコーダや録画機能付きパーソナルコンピュータ装置等の電子機器7による予約録画の情報として援用可能であるが、情報管理システムとコミュニケーションシステムとが別個独立に構築されているため、これら両方のシステムで利用可能な番組情報でありながら、該番組情報の援用(共用)を行うことが困難となる。
2.提供するサービスによっては、パブリック網上のサーバ装置から各ユーザの端末装置に対してポーリング処理を行う必要がある。このポーリング処理を行うと、サーバ装置に負担が掛かり、他のデータ処理の効率が悪くなる。
3.ユーザが端末装置を操作することでスタンドアローン的に終了させることができる処理であっても、一旦、パブリック網上のサーバ装置に当該端末装置を接続する必要がある。このため、パブリック網上のサーバ装置にアクセスが集中すると、該サーバ装置の負荷が大きくなり、レスポンスの遅延が生じやすくなる。
4.情報管理システムにおいて、アドレス帳や電話帳等のプライベートな情報を、パブリック網上のサーバ装置に記憶させておくと、個人情報の盗み見や漏洩等が懸念される。
ここで、これまでパブリック網上に設けられていた各システムのサーバ装置を、自宅等のプライベート網上に設置することを考える。
この場合、各システムのサーバ装置は、ユーザの端末装置や遠隔操作の対象となる機器等が接続されたプライベート網に接続されることとなるため、該各システムのサーバ装置に対するアクセスが容易となり、また、各システムで上記番組情報等の情報を共用することは容易となる。
しかし、この場合、プライベート網に設けられた各システムのサーバ装置に対しては、第三者からのアクセスが制限されるため、個人情報の漏洩に対するセキュリティは向上するのであるが、公開を目的とするウェブログを介して第三者との間でコミュニケーションを図ることが困難となってしまう。
なお、このウェブログが記憶されたサーバ装置のアドレスを第三者に教えることで、ウェブログを介して第三者との間でコミュニケーションを図ることが可能となるが、この場合、アドレスを第三者に教えることにより、プライベート網に接続されているウェブログのサーバ装置が第三者からのアクセスを受け付けることとなるため、プライベート網がパブリック網と同じく第三者に開放された状態となり、個人情報の盗み見や漏洩の問題を生じてしまう。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、プライベートな情報に対するセキュリティを確保したうえで、第三者とのコミュニケーションを図ることができ、複数の機器やシステム間における情報の共有も容易に図ることができるうえ、パブリック網上のサーバ装置の負荷を軽減して、該パブリック網上のサーバ装置のレスポンスの向上を可能とする情報処理システムの提供を目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するための手段として、パブリック網上に設けられ、各ユーザから投稿されたウェブログをそれぞれネットワーク上で公開するパブリックサーバ装置と、上記パブリック網に接続されたプライベート網上に設けられた、上記ウェブログの作成、及び該作成したウェブログを構成する各情報のうち、非公開とする情報の指定を行うための端末装置とを有する。
また、これら各手段に加え、上記プライベート網上に設けられ、上記パブリックサーバ装置からウェブログを作成するための入力画面を取り込み、この入力画面を上記プライベート網を介して上記端末装置に送信し、上記端末装置により上記入力画面に基づいて作成され上記プライベート網を介して返信されたウェブログをデータベースに記憶すると共に、上記データベースに記憶されたウェブログを構成する各情報のうち、上記端末装置から非公開とすることが指定された情報を除去したウェブログを作成して上記パブリックサーバ装置にアップロードするプライベートサーバ装置を有する。
このような本発明は、プライベート網に接続されたプライベートサーバ装置が、パブリック網に接続されたパブリックサーバ装置からウェブログの入力画面の取り込みを行い、上記プライベートサーバ装置と同じく上記プライベート網に接続された端末装置が、このプライベートサーバ装置により取り込まれた上記入力画面に基づいてウェブログの作成を行う。
これにより、ウェブログの作成をプライベート網内で完結させることができるため、ウェブログの作成時に、端末装置を逐次パブリックサーバ装置に接続する必要がない。このため、各ユーザからのパブリックサーバ装置へのアクセス数を軽減することができ、パブリックサーバ装置の負荷の軽減及びレスポンスの向上を図ることができる。
また、プライベートサーバ装置は、ウェブログを構成する各情報のうち、上記端末装置から非公開とすることが指定された情報を、該ウェブログから除去し、これをパブリックサーバ装置にアップロードする。これにより、ユーザが公開を希望する情報のみ、上記パブリックサーバ装置上で公開されることとなるため、プライベートな情報に対するセキュリティを確保したうえで、第三者とのコミュニケーションを図ることができる。
本発明は、以下の効果を有する。
1.端末装置をパブリックサーバ装置に接続することなく、プライベート網2内でウェブログを作成することができる。このため、パブリックサーバ装置に対するアクセス数を減少させることができ、パブリックサーバ装置の負担が軽減する分、該パブリックサーバ装置の動作効率の向上及びレスポンスの向上を図ることができる。
2.プライベートサーバ装置は、ウェブログを構成する各情報のうち、上記端末装置から非公開とすることが指定された情報を、該ウェブログから除去し、これをパブリックサーバ装置にアップロードする。これにより、ユーザが公開を希望する情報のみ、上記パブリックサーバ装置上で公開されることとなるため、プライベートな情報に対するセキュリティを確保したうえで、第三者とのコミュニケーションを図ることができる。
3.パブリックサーバ装置上で公開されているウェブログに対して、プライベート網のユーザ或いは第三者から書き込まれた遠隔操作の設定情報を、プライベートサーバ装置からパブリックサーバ装置にアクセスして取り込み、プライベート網内の電子機器に対して遠隔操作設定を施す。これにより、ウェブログを通じて各ユーザがコミュニケーションを図るコミュニケーションシステムと、プライベート網内の電子機器の遠隔操作を行う遠隔操作システムとを、上記遠隔操作の設定情報に基づいて連動させることができる。
[システム構成]
本発明の実施の形態となる情報処理システムは、図1に示すように誰でも自由に接続が可能なインターネット等のパブリック網1と、ユーザの自宅等に設けられ、ユーザのみ接続が可能なプライベート網2とを有している。
パブリック網1には、ユーザの日記等のウェブログをネットワーク上で公開する、誰でも自由にアクセスが可能なコミュニケーションシステムのパブリックサーバ装置3が接続されている。また、このパブリック網1には、ユーザの携帯電話機やPDA装置等のモバイル機器4が、当該モバイル機器4の電話会社のネットワーク(図示せず)を介して接続されている。
プライベート網2には、プライベートサーバ装置5と、ユーザが操作するパーソナルコンピュータ装置等の端末装置6と、ハードディスクレコーダ(HDDレコーダ)、テレビジョン受像機或いは録画機能付きのパーソナルコンピュータ装置等の遠隔操作の対象となる電子機器7とが接続されている。
プライベートサーバ装置5には、データベース8が設けられており、このデータベース8に、パブリックサーバ装置3やユーザのモバイル機器4との間で送受信した情報及びその履歴や、電子機器7との間で送受信した情報及びその履歴等の「通信に関する全ての情報」を記憶するようになっている。
また、このデータベース8には、アドレス帳、スケジュール帳、電話帳、住所録等の個人情報(PIM情報)も記憶されている。後述するが、このプライベートサーバ装置5に対しては、ユーザのみがアクセス可能となっており、第三者はアクセスできないようになっている。このため、データベース8に記憶された個人情報に対しては、第三者はアクセスすることができず、このプライベートサーバ装置5の一部の機能で、セキュリティ性の高い情報管理システムが構築されている。
また、プライベートサーバ装置5は、ユーザにより作成されたウェブログを、データベース8に記憶すると共に、これをパブリックサーバ装置3にアップロードするようになっている。そして、このウェブログの編集等を行う場合、ユーザは、プライベートサーバ装置5のデータベース8に記憶されているウェブログに対して編集作業を施すようになっており、パブリックサーバ装置3にアクセスすることなくウェブログの編集作業等が可能となっている。
また、ユーザは、パブリックサーバ装置3に対してウェブログをアップロードする際、公開する情報及び非公開とする情報を指定可能となっており、プライベートサーバ装置5は、このうち、公開が指定された情報のみ、パブリックサーバ装置3にアップロードすることで、プライベートな情報を公開しないようになっている。
また、プライベートサーバ装置5は、ユーザによりウェブログ上で設定され、或いは第三者によりウェブログに書き込まれた番組情報を、プライベートサーバ装置5からパブリックサーバ装置3にアクセスして取り込み、この取り込んだ番組情報に基づいて、プライベート網2に接続された電子機器7の記録再生制御を行う。すなわち、このプライベートサーバ装置5の一部の機能で遠隔操作システムが構築されている。そして、当該情報処理システムは、このプライベートサーバ装置5の遠隔操作システムと、パブリックサーバ装置3のコミュニケーションシステムとが、番組情報という共通の情報を共用して連動するようになっている。
[システム動作]
以下、具体的に当該情報処理システムのシステム動作を説明する。
まず、このパブリックサーバ装置3で提供されているウェブログサービスを利用する場合、最初に、ユーザは、端末装置6を操作してパブリックサーバ装置3との間で通信回線の確立を図る。
この通信回線の確立の際、当該情報処理システムにおいては、端末装置6とパブリックサーバ装置3との間で、直接的な通信回線の確立は図られず、一旦、プライベート網2を介して端末装置6とプライベートサーバ装置5との間で通信回線が確立され、その後、パブリック網1を介してプライベートサーバ装置5とパブリックサーバ装置3との間で通信回線が確立される。すなわち、プライベート網2内の端末装置6は、プライベートサーバ装置5を介して、間接的にパブリック網1上のパブリックサーバ装置3と接続されるようになっている。
次に、パブリックサーバ装置3との間で通信回線が確立されると、ユーザは、端末装置6を操作してパブリックサーバ装置3からユーザ識別番号(ユーザID)の発行を受けると共に、暗証番号の登録を行う。そして、このユーザID及び暗証番号に基づいて、パブリックサーバ装置3に対してログインする。このログインがなされるとパブリックサーバ装置3は、プライベートサーバ装置5に対して当該ウェブサイトの先頭ページとなるメニュー選択画面を送信する。プライベートサーバ装置5は、このメニュー選択画面をデータベース8に記憶すると共に、ユーザの端末装置6に送信する。これにより、ユーザの端末装置6の表示画面に対してパブリックサーバ装置3が提供しているウェブログのWebサイトのメニュー選択画面が表示される。
図2に、ユーザの端末装置6のインターネットブラウザで表示された上記メニュー選択画面の一例を示す。このメニュー選択画面の場合、表示領域の略上側に設けられたサイト名の表示領域11と、表示領域の左端に沿って帯状に設けられた選択メニューの表示領域12と、表示画面の略中央に設けられた編集メニューの表示領域13とを有している。
この図2に示す例の場合、サイト名の表示領域11には、「Webログサイト」という、パブリックサーバ装置3が提供しているWebログサービスの名称が表示されている。また、選択メニューの表示領域12には、ウェブログを新規に投稿する際に選択するメニュー(Entryの新規作成)、投稿済みのウェブログの編集を行う際に選択するメニュー(Entryの編集)、投稿するウェブログに添付するファイルをアップロードする際に選択するメニュー(ファイルのUPLOAD)、投稿するWebログの所望のテンプレートを編集する際に選択するメニュー(Templateの編集)等が表示されている。また、編集メニューの表示領域13には、「最近のエントリー」として、投稿時間が新しい順に各投稿のタイトル(夕方の街並み、映画鑑賞等)が表示されている。
次に、例えばウェブログの投稿を行う場合、ユーザは端末装置6を操作して、このメニュー選択画面の「Entryの新規作成」のメニューを選択する。この選択がなされると、パブリックサーバ装置3からプライベートサーバ装置5に対して、ウェブログのテンプレート(ウェブログの入力画面)が送信される。プライベートサーバ装置5は、このウェブログのテンプレートをデータベース8に記憶すると共に、プライベート網2を介して端末装置6に送信する。これにより、ユーザの端末装置6の表示画面に、パブリックサーバ装置3から送信されたウェブログの入力画面が表示される。
なお、このテンプレートとしては、通常、パブリックサーバ装置3側でデフォルトとして用意されているテンプレートの画面がプライベートサーバ装置5に対して送信されるが、上記テンプレートの編集メニューでユーザが所望の編集を行った場合、この編集されたテンプレートが、パブリックサーバ装置3からプライベートサーバ装置5に送信されることとなる。
〔プライベート網内で完結するウェブログの作成作業〕
ここで、前述のようにパブリックサーバ装置3から送信された上記ウェブログの入力画面はデータベース8に記憶される。このため、一旦、ウェブログの入力画面がデータベース8に記憶されれば、以後、パブリックサーバ装置3との間の通信回線を切断した状態で、プライベート網2内でウェブログの入力作業を行うことが可能となる。
具体的には、ユーザは、ウェブログの入力画面がデータベース8に記憶された後に、端末装置6を操作してパブリックサーバ装置3とプライベートサーバ装置5との間で確立されている通信回線の切断を指定する。この指定がなされるとプライベートサーバ装置5は、パブリックサーバ装置3との間に確立されている通信回線を切断処理する。
次に、ユーザは端末装置6を操作してプライベートサーバ装置5にアクセスし、ウェブログの入力画面の転送を指定する。この指定がなされるとプライベートサーバ装置5は、データベース8に記憶されているウェブログの入力画面を読み出し、これをプライベート網2を介して端末装置6に送信する。これにより、端末装置6の表示画面に、データベース8に記憶されていたウェブログの入力画面が表示される。
図3に、端末装置6のインターネットブラウザで表示された上記ウェブログの入力画面の一例を示す。この図3からわかるように、ウェブログの入力画面は、上記「Webログサイト」というサイト名の表示領域21と、該当月のカレンダーの表示領域22と、スポンサー等の広告の表示領域23と、パブリックサーバ装置3にログインする際に入力を行う暗証番号の入力領域24とを有している。
また、このウェブログの入力画面は、第三者の書き込みにより推奨されたテレビジョン放送の番組名と、この番組の録画予約を行う際に操作するボタンの表示領域25と、ユーザの自宅の機器に対して録画予約を行う際に操作するボタンの表示領域26と、検索エンジンを利用する際に検索ワードの入力を行うための検索ワードの入力領域27と、所望のWebログの書き込み及び画像の貼り付けを行うためのログ書き込み領域28と、録画予約済みのテレビジョン放送の番組名や録画予約時間等の表示領域29とを有している。
ユーザは、このウェブログの入力画面に対して、所望の文章を入力し、所望の画像を貼り付ける等してウェブログを作成し、これをプライベートサーバ装置5に送信する。プライベートサーバ装置5は、このユーザにより作成されたウェブログをデータベース8に記憶する。これにより、ウェブログの形成や編集を、パブリックサーバ装置3との間で通信回線の確立を図ることなく、プライベート網2内だけで完結させることができる。
次に、ユーザは、このように作成したウェブログをパブリックサーバ装置3にアップロードする場合、端末装置6を操作して、図3に示すウェブログの入力画面の暗証番号の入力領域24に暗証番号の入力を行い、「ログイン」を指示するボタンクリック操作する。このログインの指示は、端末装置6を介してプライベートサーバ装置5に送信される。
このログインの指示がなされるとプライベートサーバ装置5は、パブリックサーバ装置3との間で通信回線を確立し、ユーザにより入力された暗証番号に基づいてパブリックサーバ装置3のウェブログシステムにログインする。そして、このログイン後に、ユーザにより作成されたウェブログを、パブリックサーバ装置3に対してアップロードする。これにより、ユーザにより作成されたウェブログがパブリックサーバ装置3に取り込まれ、誰でも閲覧可能なようにネットワーク上で公開されることとなる。
なお、プライベートサーバ装置5は、このようなウェブログ作成等における端末装置6との間で行った通信の通信ログ、及び上記ログインやウェブログのアップロード等におけるパブリックサーバ装置3との間で行った通信の通信ログを全てデータベース8に記憶しておく。
〔非公開とする情報の指定〕
ここで、図3に示す全体のウェブログのうち、例えば暗証番号の入力領域24は、第三者には不必要な情報となる。また、第三者からの不正アクセス等のセキュリティ面からも、この入力領域24は公開しないことが好ましい。同様に、全体のウェブログのうち、ユーザの自宅の機器に対して録画予約を行う際に操作するボタンの表示領域26も、第三者には不必要な情報となり、また、第三者からの不正アクセス等のセキュリティ面からも、この表示領域26は公開しないことが好ましい。さらに、アップロードする画像のうち、日記に添付するかたちでプライベートな画像を残しておきたいのであるが、このプライベートな画像は公開したくない場合もある。
このように公開するウェブログには、セキュリティ面から公開しないほうが良いと思われる情報や、積極的に公開したくないが、自分としては残しておきたい情報等が存在する。このため、当該情報処理システムは、パブリックサーバ装置3上で公開する全体のウェブログのうち、非公開とする情報を指定可能となっている。
この非公開とする情報の指定を行う場合、ユーザは、端末装置6を操作して、公開前のウェブログ、或いは現在、パブリックサーバ装置3上で公開されているウェブログに対して、非公開とする情報が表示されている領域を指定する。
具体的には、この例の場合、上記暗証番号の入力領域24、ユーザの自宅の機器に対して録画予約を行う際に操作するボタンの表示領域26、及びプライベートな画像の表示領域30を非公開領域として指定する。
この指定がなされると、プライベートサーバ装置5は、ユーザにより非公開が指定された領域を示す情報をデータベース8に記憶する。そして、このデータベース8に記憶されている全ウェブログから上記非公開領域の情報を除去した状態でパブリックサーバ装置3にアップロードする。
これにより、図4に示すようにパブリックサーバ装置3上で公開されるウェブログは、ユーザが指定した上記領域24,26,30がブランク領域(非公開領域)とされ公開されることとなる。
〔情報の共用によるシステムの連動〕
次に、遠隔操作システムにおけるユーザの自宅の各機器は、ユーザからの操作情報を取得する媒体として考えることができる。また、ウェブログ等のコミュニケーションシステムは、様々な情報の閲覧や検索を容易化すると共に、リアルタイムに情報の更新が可能なシステムである。そして、スケジュール帳や電話帳を管理するPIM(PIM:Personal Information Manager)等の情報管理システムは、個人情報を管理するのに有用なシステムである。
当該情報処理システムは、このような特徴を有する各システムが、同じ種類の情報を各システム共通の情報として取り扱うことで、各システムが連動して機能するようになっている。
(画像情報の共用)
例えば、ユーザがカメラ付き携帯電話機等のモバイル機器4で撮像してウェブログに追加した画像を、自宅の端末装置6で閲覧することができる。
この場合、ユーザは、モバイル機器4を操作してパブリックサーバ装置3にログインし、自分で公開しているウェブログを指定したうえで、モバイル機器4で撮像した画像をパブリックサーバ装置3にアップロードする。パブリックサーバ装置3は、このアップロードされた画像を、ユーザにより指定されたウェブログに貼り付けて公開する。これにより、モバイル機器4で撮像した画像を、パブリックサーバ装置3上で公開されている自分のウェブログに追加して公開することができる。
次にユーザは、自宅の端末装置6を操作し、プライベートサーバ装置5に対して、現在、パブリックサーバ装置3上で公開している自分のウェブログの閲覧を指定する。この指定がなされると、プライベートサーバ装置5はパブリックサーバ装置3にログインし、当該パブリックサーバ装置3上で公開されている、そのユーザのウェブログを取り込み、これをデータベース8に記憶されている過去のウェブログに対して上書き処理すると共に、プライベート網2を介して端末装置6に送信する。これにより、モバイル機器4からアップロードされた画像を、ユーザの自宅の端末装置6で閲覧することができる。
このように、当該情報処理システムにおいては、上記パブリック網1上のシステムと、プライベート網2上のシステムとが、「画像情報」に基づいて連動して機能することで、モバイル機器4からパブリックサーバ装置3にアップロードした画像を、ユーザの自宅の端末装置6で閲覧することができる。
同様に、ユーザの自宅に設置されている定点カメラ装置や移動カメラ装置で撮像された画像をモバイル機器4で閲覧することも可能である。この場合、ユーザの自宅に設置されている定点カメラ装置或いは移動カメラ装置は、撮像した画像を、常時或いは定期的にプライベートサーバ装置5(或いは端末装置6でもよい。)に送信する。プライベートサーバ装置5は、常時或いは定期的にパブリックサーバ装置3にログインし、定点カメラ装置或いは移動カメラ装置で撮像された画像をアップロードして、そのユーザのウェブログの所定領域に貼り付け処理する。
ユーザは、定点カメラ装置或いは移動カメラ装置で撮像された画像を閲覧する場合、モバイル機器4を操作してパブリックサーバ装置3にログインし、自分のウェブログの閲覧を指定する。これにより、パブリックサーバ装置3上にアップロードされた、上記定点カメラ装置或いは上記移動カメラ装置で撮像された画像をモバイル機器4で閲覧することができる。
〔番組情報の共用〕
次に、当該情報処理システムでは、上記画像情報のみならず、番組情報も各システムが共用して連動するようになっている。
(録画リストの追加動作)
まず、遠隔操作によりユーザの自宅内の電子機器7に対して録画予約を行うと、この録画予約した番組情報が、パブリックサーバ装置3上で公開されているユーザのウェブログに追加されて公開されるようになっている。
この場合、ユーザは、モバイル機器4を操作して自宅のプライベートサーバ装置5にアクセスし、所望の電子機器7を選択したうえで所望の番組の録画予約を行う。この録画予約がなされると、プライベートサーバ装置5は、録画予約日,録画予約時間,録画予約チャンネル,放送番組名及び録画予約がなされた電子機器7名等の当該録画予約に関する情報をデータベース8に記憶すると共に、ユーザにより指定された電子機器7に対してアクセスして録画設定を行う。
次にプライベートサーバ装置5は、データベース8に記憶されている、現在、パブリックサーバ装置3上で公開されているウェブログの録画リストの表示領域29(図3参照)に対して、録画設定がなされた番組情報を追加して書き込むと共に、パブリックサーバ装置3にログインし、このパブリックサーバ装置3で公開されているウェブログの録画リストの表示領域29に対して、録画設定がなされた番組情報を追加して書き込む。
これにより、図3に示すように上記表示領域29に「録画リスト」として、録画予約済みのテレビジョン放送の番組名や録画予約時間等の録画予約に関する情報が、ウェブログの一部として公開されることとなる。
ユーザは、録画リストの確認を行う際には、モバイル機器4を操作してパブリックサーバ装置3にアクセスして公開中の自分のウェブログを閲覧を行う。これにより、ウェブログを介して録画リストの確認を行うことができる。
なお、前述のように、録画予約に関する情報はデータベース8に記憶されているウェブログに対して追加して書き込まれるため、録画リストの確認を行う場合、モバイル機器4からプライベートサーバ装置5にアクセスし、このデータベース8に記憶されている録画予約に関する情報を閲覧するようにしてもよい。
(ウェブログで設定した録画予約に基づく連動)
次に当該情報処理システムは、パブリックサーバ装置3で公開されているウェブログに対して放送番組に対するリンクを設定すると、このリンクの設定された放送番組の番組情報に基づいて、そのウェブログを公開しているユーザの自宅の電子機器7に対して、自動的に録画設定がなされるようになっている。
この場合ユーザは、モバイル機器4を操作してパブリックサーバ装置3に対してログインし、パブリックサーバ装置3(或いは他のパブリックサーバ装置)が提供している電子番組情報の取り込みを行う。そして、この電子番組情報に基づいて録画予約を行う所望の番組を選択し、この選択した番組を示す情報をパブリックサーバ装置3に送信する。
パブリックサーバ装置3は、このユーザにより選択された番組を示す情報を受信すると、この番組に対して録画リンクが設定されたものとして認識し、そのユーザのウェブログの録画リストの表示領域29に、ユーザにより選択された番組の放送時間、放送チャンネル、放送番組名等の録画予約に関する情報を追加する。
ユーザの自宅内に設けられているプライベートサーバ装置5は、常時或いは定期的にパブリックサーバ装置3に対してアクセスしており、データベース8に記憶されているウェブログと、パブリックサーバ装置3で公開されているウェブログを比較することで、新たな録画リストの追加の有無を監視している。そして、新たな録画リストが追加されたことを検出すると、この検出した録画リストに対応する録画予約に関する情報をパブリックサーバ装置3から取り込み、予め指定されている電子機器7或いは録画リンクの設定の際にユーザから指定された電子機器7に対して録画の予約設定を行う。これにより、ウェブログ上で録画リンクを設定した放送番組が、ユーザの自宅の電子機器7に対して自動的に録画設定されることとなる。
なお、この例では、パブリックサーバ装置3で公開されているウェブログに対して録画リンクの設定を行った場合であったが、これは、プライベートサーバ装置5に記憶しているスケジュール帳に、そのユーザが番組情報を書き込んだ際に、プライベートサーバ装置5が、このスケジュール帳に書き込まれた番組情報に基づいて、プライベート網2に接続されている電子機器7に録画設定を行うようにしてもよい。
(第三者のウェブログに対する書き込みに基づく録画予約)
次に、パブリックサーバ装置3上で公開されているウェブログに対しては、第三者が自由に書き込みを行うことができるのであるが、第三者により放送番組情報が書き込まれた場合、ユーザの指定により、この第三者により書き込まれた放送番組情報に基づいて、ユーザの自宅の電子機器7に対して予約録画設定がなされるようになっている。
この場合、パブリックサーバ装置3は、第三者によりなされたユーザのウェブログに対する書き込み中に放送番組情報を検出すると、図3に示す表示領域25に対して、この第三者により書き込まれた放送番組情報を表示する。なお、この図3に示す例は、第三者により「番組A」という番組名の番組が書き込まれ、パブリックサーバ装置3により、ユーザのウェブログの表示領域25に対して、この「番組A」の放送番組情報が表示された例を示している。
また、パブリックサーバ装置3は、この放送番組情報の表示と共に、ユーザのモバイル機器4に対してアクセスし、ユーザに対して第三者により放送番組情報の書き込みがなされた旨の通知を行う。
ユーザは、この通知に基づいてパブリックサーバ装置3にアクセスして自分のウェブログを閲覧する。そして、第三者により書き込まれた放送番組の録画を希望する場合、録画予約の操作ボタン25aを操作して、第三者により書き込まれた放送番組の録画を指定する。
パブリックサーバ装置3は、この指定がされると、前述と同様にユーザのウェブログの録画リストに対して、ユーザから指定された放送番組の録画予約に関する情報(=第三者により書き込まれた放送番組情報)を追加して公開する。
プライベートサーバ装置5は、前述のように常時或いは定期的にパブリックサーバ装置3に対してアクセスしており、データベース8に記憶されているウェブログと、パブリックサーバ装置3で公開されているウェブログを比較することで、新たな録画リストの追加の有無を監視している。そして、新たな録画リストが追加されたことを検出すると、この検出した録画リストに対応する録画予約に関する情報をパブリックサーバ装置3から取り込み、予め指定されている電子機器7或いは録画リンクの設定の際にユーザから指定された電子機器7に対して録画の予約設定を行う。これにより、第三者によりウェブログに書き込まれた放送番組が、ユーザの自宅の電子機器7に対して自動的に録画設定されることとなる。
(全ての通信ログの記憶)
次に、プライベートサーバ装置5は、パブリックサーバ装置3やモバイル機器4との間、及びプライベート網2内の各電子機器7との間で行った全ての通信に対応する通信ログをデータベース8に記憶する。また、プライベートサーバ装置5は、常時或いは定期的にユーザの自宅の各電子機器7にアクセスし、該各電子機器7から現在の動作状態を示す情報を取り込んでデータベース8に記憶する(各電子機器7が現在の動作状態を示す情報を常時或いは定期的にプライベートサーバ装置5に送信してもよい。)。これにより、データベース8に記憶された各通信ログを当該システムで二次的に利用することができる。
例えば、自宅の電子機器7の動作状態を知りたい場合、ユーザは、モバイル機器4を操作してプライベートサーバ装置5にアクセスし、現在の動作状態を知りたい電子機器7を指定する。この指定がなされると、プライベートサーバ装置5は、データベース8に記憶されている、その電子機器7の現在の動作状態を示す情報を、ユーザのモバイル機器4に送信する。これにより、録画予約設定をした機器が確かに作動しているか否か等、自宅の電子機器7の動作状態を屋外から確認することができる。
また、ユーザは、プライベートサーバ装置5の通信履歴を知りたい場合、モバイル機器4を操作してプライベートサーバ装置5に対してアクセスし、通信履歴の閲覧を指定する。この指定がなされると、プライベートサーバ装置5は、データベース8に記憶されている通信ログを読み出し、これをユーザのモバイル機器4に送信する。これにより、プライベートサーバ装置5の通信履歴を確認することができる。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、当該実施の形態の情報処理システムは、以下の効果を有する。
1.プライベートサーバ装置5に対するアクセスは、パブリック網1を介して行われる第三者からのアクセスは排除され(受け付けず)、ユーザのみがアクセス可能となっている。また、プライベートサーバ装置5は、パブリックサーバ装置3からの、いわゆるプッシュ的なアクセスは受け付けず、パブリックサーバ装置3からデータを取り込む場合は、プライベートサーバ装置5からパブリックサーバ装置3にアクセスすることで、該データの取り込みを行う。さらに、ユーザが端末装置6を操作してパブリックサーバ装置3にアクセスする際は、常にこのプライベートサーバ装置5を介してパブリックサーバ装置3にアクセスする。
これにより、プライベートサーバ装置5により、パブリック網1上の処理とプライベート網2上の処理とを完全に分離することができ、セキュリティ性の高いシステムを構築することができる。また、例えばウェブログのアップロード時等のように必要な時のみ、プライベートサーバ装置5からパブリックサーバ装置3にアクセスするようになっており、パブリックサーバ装置3から各ユーザの端末装置に対してポーリング的にアクセスを行うことが無いため、パブリックサーバ装置3の負担を軽減することができる。
2.プライベートサーバ装置5は、ユーザがパブリックサーバ装置3上にアップロードするウェブログの他、ユーザのスケジュール帳,アドレス帳,電話帳等の個人情報はデータベース8に記憶しておく。ユーザは、ウェブログや個人情報の作成や編集等を行う場合は、プライベートサーバ装置5にアクセスするして該作成や編集等を行う。
これにより、上記作成や編集等を行う際に、逐一、パブリックサーバ装置3にアクセスすることなく、プライベートな情報の作成や編集等をプライベート網2内で処理することができる。このため、プライベートな情報の作成や編集等を安全に行うことができる。
また、端末装置6をパブリックサーバ装置3に接続することなく、プライベートな情報の作成や編集等を可能とすることができるため、パブリックサーバ装置3に接続を必要とする処理を少なくすることができる。このため、パブリックサーバ装置3に対するアクセス数を軽減して、パブリックサーバ装置3の負担を軽減することができる。
3.プライベートサーバ装置5は、ユーザがパブリックサーバ装置3上にアップロードするウェブログをデータベースに記憶する。そして、このウェブログのうち、ユーザが公開を希望している情報のみ(=ユーザにより非公開が指定された情報を除いて)、パブリックサーバ装置3にアップロードする。これにより、ユーザが秘密としたい情報は、パブリックサーバ装置3上で公開されないため、情報の秘密性を担保することができる。
4.プライベートサーバ装置5は、パブリックサーバ装置3やモバイル機器4との間の通信日時や通信情報(通信した情報そのもの)等の通信ログを全て記憶すると共に、プライベート網2に接続された端末装置6等の各電子機器7との間の通信ログを全て記憶する。これにより、データベース8に記憶された通信ログ等をプライベートサーバ装置5で統一的に管理することができ、データベース8に記憶された通信ログ等の情報の2次的な利用を可能とすることができる。
具体的には、ユーザが屋外からモバイル機器4等を用いてプライベートサーバ装置5にアクセスすることで、データベース8に記憶された通信ログや、送受信された情報を閲覧することができる。従って、プライベート網2に接続された電子機器7の動作状態や、録画予約に関する情報(番組名,予約時間帯,録画チャンネル等)や、スケジュール帳,電話帳等の個人情報を屋外から確認可能とすることができる。
5.パブリック網1とプライベート網2との間に介在するプライベートサーバ装置5を中心として、ウェブログ等のコミュニケーションシステム、PIM(PIM:Personal Information Manager)等の個人情報の管理システム、及び家庭内機器の遠隔操作を行う遠隔操作システムが、例えば画像情報や番組情報等の同じ種類の情報に基づいて連動する。
例えば、パブリックサーバ装置3上で公開されているウェブログに対して、第三者から番組情報の書き込みが行われると、プライベートサーバ装置5はパブリックサーバ装置3にアクセスしてこれを取り込み、プライベート網2に接続されている電子機器7に対して録画設定を行う。これにより、ウェブログを公開するシステムに書き込まれた情報に基づいて、遠隔操作システムを連動させることができ、第三者によりウェブログに書き込まれた番組情報に基づいて、自動的にユーザの自宅の電子機器7に対して録画予約設定を行うことができる。
なお、この場合も、プライベートサーバ装置5は、常時或いは定期的にパブリックサーバ装置3にアクセスして第三者によりウェブログに書き込まれた番組情報の取り込みを行うようになっている。このため、プライベートサーバ装置5が主体となって上記番組情報の取り込みを行うことができるため、プライベート網2のセキュリティを維持した状態で外部からの情報(この場合、上記録画予約情報)の取り込みを行うことができる。

[変形例]
上述の実施の形態の説明では、プライベートサーバ装置5と、ユーザが操作する端末装置6とを物理的に異なるコンピュータ装置として説明したが、これは、物理的に同一のコンピュータ装置を用いて実現してもよい。
この他、本発明は、一例として開示した上述の実施の形態に限定されることはなく、上述の実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態となる情報処理システムのブロック図である。 実施の形態の情報処理システムを構成するパブリックサーバ装置で公開されるウェブログの先頭ページの一例を示す図である。 パブリックサーバ装置で公開されているウェブログの一例を示す図である。 プライベートな情報が削除されたかたちで公開されたウェブログの一例を示す図である。
符号の説明
1 パブリック網、2 プライベート網、3 パブリックサーバ装置、4 モバイル機器、5 プライベートサーバ装置、6 端末装置、7 電子機器、8 データベース、11 ウェブログのサイト名の表示領域、12 ウェブログの選択メニューの表示領域、13 ウェブログの編集メニューの表示領域13、21 サイト名の表示領域、22 該当月のカレンダーの表示領域、23 広告の表示領域、24 暗証番号の入力領域、25 放送の番組名及び録画予約操作ボタンの表示領域、26 自宅機器に対する録画予約操作ボタンの表示領域、27 検索ワードの入力領域、28 ウェブログの書き込み領域、29 録画リストの表示領域

Claims (4)

  1. パブリック網上に設けられ、各ユーザから投稿されたウェブログをそれぞれネットワーク上で公開するパブリックサーバ装置と、
    上記パブリック網に接続されたプライベート網上に設けられた、上記ウェブログの作成、及び該作成したウェブログを構成する各情報のうち、非公開とする情報の指定を行うための端末装置と、
    上記プライベート網上に設けられ、上記パブリックサーバ装置からウェブログを作成するための入力画面を取り込み、この入力画面を上記プライベート網を介して上記端末装置に送信し、上記端末装置により上記入力画面に基づいて作成され上記プライベート網を介して返信されたウェブログをデータベースに記憶すると共に、上記データベースに記憶されたウェブログを構成する各情報のうち、上記端末装置から非公開とすることが指定された情報を除去したウェブログを作成して上記パブリックサーバ装置にアップロードするプライベートサーバ装置と
    を有する情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    上記プライベート網上に設けられた遠隔操作可能な電子機器を有し、
    上記プライベートサーバ装置は、該プライベート網のユーザが上記パブリックサーバ装置で公開しているウェブログ上で上記電子機器の遠隔操作の設定がなされると、上記パブリックサーバ装置からこの遠隔操作の設定情報の取り込みを行い、この取り込んだ設定情報に基づいて、上記プライベート網上の電子機器を遠隔操作すること
    を特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    上記プライベートサーバ装置は、該プライベート網のユーザが上記パブリックサーバ装置で公開しているウェブログに対して、第三者から上記電子機器の遠隔操作の設定情報の書き込みが行われた場合、上記パブリックサーバ装置からこの設定情報の取り込みを行い、この取り込んだ設定情報に基づいて、上記プライベート網上の電子機器を遠隔操作すること
    を特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の情報処理システムであって、
    上記遠隔操作の設定情報は番組情報であり、
    上記プライベートサーバ装置は、上記パブリックサーバ装置から取り込んだ上記番組情報に基づいて、上記電子機器である録画機器に対して当該放送番組の録画予約設定を行うこと
    を特徴とする情報処理システム。
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