JP2005303153A - 基板処理装置及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

基板処理装置及び半導体デバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体デバイスのリーク電流を低減可能な半導体デバイスを製造する基板処理装置及び半導体デバイスの製造方法を提供すること。
【解決手段】基板を収容する処理室と、前記基板を加熱する加熱手段とを有し、少なくとも2つのガスを交互に前記処理室内に供給して前記基板の表面に所望の膜を生成する基板処理装置であって、前記2つのガスの内の少なくとも一方のガスは、該一方のガスと前記基板表面との間での反応が飽和に達した後も前記処理室内に供給されることを特徴とする基板処理装置。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板処理装置及び半導体デバイスの製造方法に関し、特に、Si半導体デバイスを製造する際に用いられる、ALD(Atomic layer Deposition)法による成膜を行う半導体製造装置およびALD法による半導体デバイスの製造方法に関するものである。
まず、CVD(Chemical Vapor Deposition)法の中の1つであるALD法を用いた成膜処理について、簡単に説明する。
ALD法は、ある成膜条件(温度、時間等)の下で、成膜に用いる2種類(またはそれ以上)の原料ガスを1種類ずつ交互に基板上に供給し、1原子層単位で吸着させ、表面反応を利用して成膜を行う手法である。
即ち、例えばAl(酸化アルミニウム)膜を形成する場合には、ALD法を用いて、TMA(Al(CH、トリメチルアルミニウム)とO(オゾン)とを交互に供給することにより200〜500℃の低温で高品質の成膜が可能である。このように、ALD法では、複数種類の反応性ガスを1種類ずつ交互に供給することによって成膜を行う。そして、膜厚制御は、反応性ガス供給のサイクル数で制御する。例えば、成膜速度が1Å/サイクルとすると、20Åの膜を形成する場合、成膜処理を20サイクル行う。
特願2003−293953号
しかしながら、従来のALD法により基板上に成膜しさせて半導体デバイスでは、特にリーク電流に代表される、デバイス自体の電気特性に関する十分な性能が得られないという問題があった。
本発明の主な目的は、半導体デバイスのリーク電流を低減可能な半導体デバイスを製造する基板処理装置及び半導体デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、
基板を収容する処理室と、前記基板を加熱する加熱手段とを有し、少なくとも2つのガスを交互に前記処理室内に供給して前記基板の表面に所望の膜を生成する基板処理装置であって、
前記2つのガスの内の少なくとも一方のガスは、該一方のガスと前記基板表面との間での反応が飽和に達した後も前記処理室内に供給されることを特徴とする基板処理装置。
なお、前記反応が飽和に達するとの現象とは、一方のガスを供給し続けても生成される膜の厚さがそれ以上変化(増加)しない現象(セルフリミット現象)に達したことをいう。
好ましくは、前記2つのガスの1つは、酸化種であって、少なくとも前記酸化種を反応の飽和に達した後も供給し、基板上に酸化膜を形成するものである。
また、好ましくは、前記2つのガスの内の1つのガスは、金属原子を含むガスで、他のガスは酸化種であって、前記酸化種を反応の飽和に達した後も供給し、基板上に金属酸化膜を形成するものである。
また、好ましくは、酸化種をセルフリミットを示す最小又は最短の照射時間の3〜50倍の時間供給し、基板の表面に金属酸化膜を形成するするものである。
本発明の他の態様によれば、
処理室に第1の反応種を供給して、該処理室内に収容されている基板の表面に前記第1の反応種を化学吸着させる工程と、
前記処理室から残留する前記第1の反応種を除去する工程と、
前記処理室に第2の反応種を供給して、該第2の反応種と前記基板表面に化学吸着している前記第1の反応種とを反応させて前記基板の表面に所望の膜を生成する工程と、
前記処理室から残留する前記第2の反応種を除去する工程と、
を少なくとも有し、
前記第2の反応種の供給は、前記基板表面に化学吸着している前記第1の反応種との間での反応が飽和に達した後も所定時間供給され続けてなることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
本発明の更に他の態様によれば、
本発明の一態様によれば、
基板を収容する処理室と、前記基板を加熱する加熱手段とを有し、少なくとも2つのガスを交互に前記処理室内に供給して前記基板の表面に所望の膜を生成する基板処理装置であって、前記2つのガスの内の少なくとも一方のガスは、該一方のガスと前記基板表面との間での反応が飽和に達した後も前記処理室内に供給される基板処理装置を用いて、前記基板の表面に前記所望の膜を生成することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
良質なAl膜等の成膜が可能となり、さらにリーク電流を低減可能な半導体デバイスを製造することができるようになる。
ALD法は、供給された原料ガスが最高1原子層分、下地最表面と化学結合して膜を形成し、その上に物理吸着したその他の余分な分子をパージ工程によりサイクル毎に取り払う手法である。このため、各サイクル中にある規定時間以上原料ガスを継続的に供給しても、1サイクル当りに堆積する膜厚は増加しない。この現象をセルフリミットと呼ぶ(図5参照)。
従来のALD法による成膜を行なう半導体デバイス製造装置は、セルフリミットを達成する最短の照射時間で成膜を実施していたが、最短の照射時間により成膜するだけでは、特にリーク電流に代表される、デバイス自体の電気特性に関する十分な性能が得られないという問題があった。
本発明の好ましい実施の形態においては、特に酸化種である原料ガスを供給する際、セルフリミットを示す最短時間の3〜50倍の時間照射するようにする。このようにすれば、形成される膜中に存在するAl−Al結合およびO−H結合濃度が減少する。
具体的には、TMAとOによるALD成膜において、O照射時のセルフリミットが5秒であった場合、1サイクル当り15〜250秒の間Oを供給する事である。
TMA供給時のALD反応過程の初期において、低い確率ではあるが、気相中にて2つ以上のTMA分子が反応した後、ウエハ表面に到達し下地と化学結合する事により、膜中にAl−Al結合が取り込まれる。また、TMAから分離した水素が膜表面に存在する酸素の未結合手と結合する事により、膜中にO−H結合が取り込まれる。Al−Al結合およびO−H結合は、Al−O結合に比較し結合エネルギーが低いため、O照射を継続する事により、Al−O結合に置換する。継続する照射時間の目安は、セルフリミットを示す最短時間の3〜50倍である。
図1は、本実施例にかかる縦型の基板処理炉の概略構成図であり、処理炉部分を縦断面で示し、図2は本実施例にかかる縦型の基板処理炉の概略構成図であり、処理炉部分を横断面で示す。図3は、本実施例の基板処理装置における縦型基板処理炉のノズル233を説明するための図であり、図3Aは概略図であり、図3Bは図3AのA部の部分拡大図である。
加熱手段であるヒータ207の内側に、基板であるウエハ200を処理する反応容器として反応管203が設けられ、この反応管203の下端には、例えばステンレス等よりなるマニホールド209が係合され、さらにその下端開口は蓋体であるシールキャップ219により気密部材であるOリング220を介して気密に閉塞され、少なくとも、このヒータ207、反応管203、マニホールド209、及びシールキャップ219により処理炉202を形成している。このマニホールド209は保持手段(以下ヒータベース251)に固定される。
反応管203の下端部およびマニホールド209の上部開口端部には、それぞれ環状のフランジが設けられ、これらのフランジ間には気密部材(以下Oリング220)が配置され、両者の間は気密にシールされている。
シールキャップ219には石英キャップ218を介して基板保持手段であるボート217が立設され、石英キャップ218はボート217を保持する保持体となっている。そして、ボート217は処理炉202に挿入される。ボート217にはバッチ処理される複数のウエハ200が水平姿勢で管軸方向に多段に積載される。ヒータ207は処理炉202に挿入されたウエハ200を所定の温度に加熱する。
処理炉202へは複数種類、ここでは2種類のガスを供給する供給管としての2本のガス供給管232a、232bが設けられている。ガス供給管232a、232bは、マニホールド209の下部を貫通して設けられており、ガス供給管232bは、処理炉202内でガス供給管232aと合流して、2本のガス供給管232a、232bが一本の多孔ノズル233に連通している。ノズル233は、処理炉202内に設けられており、ガス供給管232bから供給されるTMAの分解温度以上の領域にその上部が延在している。
しかし、ガス供給管232bが、処理炉202内でガス供給管232aと合流している箇所は、TMAの分解温度未満の領域であり、ウエハ200およびウエハ200付近の温度よりも低い温度の領域である。ここでは、第1のガス供給管232aからは、流量制御手段である第1のマスフローコントローラ241a及び開閉弁である第1のバルブ243aを介し、更に後述する処理炉202内に設置された多孔ノズル233を通して、処理炉202に反応ガス(O)が供給され、第2のガス供給管232bからは、流量制御手段である第2のマスフローコントローラ241b、開閉弁である第2のバルブ252、TMA容器260、及び開閉弁である第3のバルブ250を介し、先に述べた多孔ノズル233を介して処理炉202に反応ガス(TMA)が供給される。TMA容器260からマニホールド209までのガス供給管232bには、ヒータ300が設けられ、ガス供給管232bを50〜60℃に保っている。
ガス供給管232bには、不活性ガスのライン232cが開閉バルブ253を介して第3のバルブ250の下流側に接続されている。また、ガス供給管232aには、不活性ガスのライン232dが開閉バルブ254を介して第1のバルブ243aの下流側に接続されている。
処理炉202はガスを排気する排気管であるガス排気管231により第4のバルブ243dを介して排気手段である真空ポンプ246に接続され、真空排気されるようになっている。尚、この第4のバルブ243dは弁を開閉して処理炉202の真空排気・真空排気停止ができ、更に弁開度を調節して圧力調整可能になっている開閉弁である。
ノズル233が、反応管203の下部より上部にわたりウエハ200の積載方向に沿って配設されている。そしてノズル233には複数のガスを供給する供給孔であるガス供給孔248bが設けられている。
反応管203内の中央部には複数枚のウエハ200を多段に同一間隔で載置するボート217が設けられており、このボート217は図中省略のボートエレベータ機構により反応管203に出入りできるようになっている。また処理の均一性を向上する為にボート217を回転するための回転手段であるボート回転機構267が設けてあり、ボート回転機構267を回転することにより、石英キャップ218に保持されたボート217を回転するようになっている。
制御手段であるコントローラ121は、第1、第2のマスフローコントローラ241a、241b、第1〜第4のバルブ243a、252、250、243d、バルブ253、254、ヒータ207、真空ポンプ246、ボート回転機構267、図中省略のボート昇降機構に接続されており、第1、第2のマスフローコントローラ241a、241bの流量調整、第1〜第3のバルブ243a、252、250、バルブ253、254の開閉動作、第4のバルブ243dの開閉及び圧力調整動作、ヒータ207の温度調節、真空ポンプ246の起動・停止、ボート回転機構267の回転速度調節、ボート昇降機構の昇降動作制御が行われる。
次にALD法による成膜例として、TMA及びOガスを用いてAl膜を成膜する場合を説明する。
まず成膜しようとする半導体シリコンウエハ200をボート217に装填し、処理炉202に搬入する。搬入後、次の3つのステップを順次実行する。
[ステップ1]
ステップ1では、TMAガスを流す。TMAは常温で液体であり、処理炉202に供給するには、加熱して気化させてから供給する方法、キャリアガスと呼ばれる窒素や希ガスなどの不活性ガスをTMA容器260の中に通し、気化している分をそのキャリアガスと共に処理炉へと供給する方法などがあるが、例として後者のケースで説明する。まずキャリアガス供給管232bに設けたバルブ252、TMA容器260と処理炉202の間に設けられたバルブ250、及びガス排気管231に設けた第4のバルブ243dを共に開けて、キャリアガス供給管232bから第2のマスフローコントローラ241bにより流量調節されたキャリアガスがTMA容器260の中を通り、TMAとキャリアガスの混合ガスとして、ノズル233のガス供給孔248bから処理炉202に供給しつつガス排気管231から排気する。TMAガスを流すときは、第4のバルブ243dを適正に調整して処理炉202内圧力を10〜900Paとする。第2のマスフローコントローラ241aで制御するキャリアガスの供給流量は10000sccm以下である。TMAを供給するための時間は1〜4秒設定する。その後さらに吸着させるため上昇した圧力雰囲気中に晒す時間を0〜4秒に設定しても良い。この時のヒータ207はウエハの温度が200〜500℃になるように設定してある。TMAの供給により、TMA分子がウエハ200の表面に化学吸着することになる。
同時にガス供給管232aの途中につながっている不活性ガスのライン232dから開閉バルブ254を開けて不活性ガスを流すとO側にTMAガスが回り込むことを防ぐことができる。
[ステップ2]
ステップ2では、バルブ250を閉じ、第4のバルブ243dを開けて処理炉202を真空排気し、ウエハ200の表面等に物理吸着した残留TMAを排除する。また、この時にはN等の不活性ガスを、O供給ラインである第1のガス供給管232aの途中につながっているライン232d、およびTMA供給ラインである第2のガス供給管232bの途中につながっているライン232cからそれぞれ処理炉202に供給すると、さらに残留するTMAの成膜に寄与した後のガスを処理炉202から排除する効果が高まる。
[ステップ3]
ステップ3では、Oガスを流す。まず第1のガス供給管232aに設けた第1のバルブ243a、及びガス排気管231に設けた第4のバルブ243dを共に開けて、第1のガス供給管232aから第1のマスフローコントローラ241aにより流量調整されたOガスをノズル233のガス供給孔248bから処理炉202に供給しつつガス排気管231から排気する。Oガスを流すときは、第4のバルブ243dを適正に調節して処理炉202内圧力を10〜100Paとする。第1のマスフローコントローラ241aで制御するOの供給流量は1000〜10000sccmである。Oにウエハ200を晒す時間は15〜250秒間である。この時のヒータ207はTMAの供給時と同じく、ウエハの温度が200〜500℃になるよう設定してある。
同時にガス供給管232bの途中につながっている不活性ガスのライン232cから開閉バルブ253を開けて不活性ガスを流すとTMA側にOガスが回り込むことを防ぐことができる。
このとき、処理炉202に内に流しているガスは、OとN、Ar等の不活性ガスのみであり、TMAは存在しない。したがって、Oは気相反応を起こすことはなく、ウエハ200上の下地膜と表面反応する。
の供給により、下地膜上のTMAとOとが表面反応して、ウエハ200上にAl膜が成膜される。
成膜後、第1のガス供給管232aの第1のバルブ243aを閉めて、Oの供給を止める。また、ガス排気管231の第4のバルブ243dは開いたままにし真空ポンプ246により、処理炉202を20Pa以下に排気し、残留Oを処理炉202から排除する。また、この時には、N等の不活性ガスを、O供給ラインである第1のガス供給管232aの途中につながっているライン232d、およびTMA供給ラインである第2のガス供給管232bの途中につながっているライン232cからそれぞれ処理炉202に供給すると、残留Oを排除する効果が更に高まる。
上記ステップ1〜3を1サイクルとし、このサイクルを複数回繰り返すことによりウエハ200上に所定膜厚のAl膜を成膜する。
処理炉202内を排気してTMAガスを除去してからOを流すので、両者はウエハ200に向かう途中で反応しない。供給されたOは、ウエハ200に吸着しているTMAとのみ有効に反応させることができる。
また、O供給ラインである第1のガス供給管232aおよびTMA供給ラインである第2のガス供給管232bを処理炉202内で合流させることにより、TMAとOをノズル233内でも交互に吸着、反応させて堆積膜をAlとすることができ、TMAとOを別々のノズルで供給する場合にTMAノズル内で異物発生源になる可能性があるAl膜が生成するという問題をなくすることができる。Al膜は、Al膜よりも密着性が良く、剥がれにくいので、異物発生源になりにくい。
次に、図4を参照して、本発明が好適に適用される基板処理装置の一例である半導体製造装置についての概略を説明する。
筐体101内部の前面側には、図示しない外部搬送装置との間で基板収納容器としてのカセット100の授受を行う保持具授受部材としてのカセットステージ105が設けられ、カセットステージ105の後側には昇降手段としてのカセットエレベータ115が設けられ、カセットエレベータ115には搬送手段としてのカセット移載機114が取り付けられている。また、カセットエレベータ115の後側には、カセット100の載置手段としてのカセット棚109が設けられると共にカセットステージ105の上方にも予備カセット棚110が設けられている。予備カセット棚110の上方にはクリーンユニット118が設けられクリーンエアを筐体101の内部を流通させるように構成されている。
筐体101の後部上方には、処理炉202が設けられ、処理炉202の下方には基板としてのウエハ200を水平姿勢で多段に保持する基板保持手段としてのボート217を処理炉202に昇降させる昇降手段としてのボートエレベータ121が設けられ、ボートエレベータ121に取りつけられた昇降部材122の先端部には蓋体としてのシールキャップ219が取りつけられボート217を垂直に支持している。ボートエレベータ121とカセット棚109との間には昇降手段としての移載エレベータ113が設けられ、移載エレベータ113には搬送手段としてのウエハ移載機112が取りつけられている。又、ボートエレベータ121の横には、開閉機構を持ち処理炉202の下面を塞ぐ遮蔽部材としての炉口シャッタ116が設けられている。
ウエハ200が装填されたカセット100は、図示しない外部搬送装置からカセットステージ105にウエハ200が上向き姿勢で搬入され、ウエハ200が水平姿勢となるようカセットステージ105で90℃回転させられる。更に、カセット100は、カセットエレベータ115の昇降動作、横行動作及びカセット移載機114の進退動作、回転動作の協働によりカセットステージ105からカセット棚109又は予備カセット棚110に搬送される。
カセット棚109にはウエハ移載機112の搬送対象となるカセット100が収納される移載棚123があり、ウエハ200が移載に供されるカセット100はカセットエレベータ115、カセット移載機114により移載棚123に移載される。
カセット100が移載棚123に移載されると、ウエハ移載機112の進退動作、回転動作及び移載エレベータ113の昇降動作の協働により移載棚123から降下状態のボート217にウエハ200を移載する。
ボート217に所定枚数のウエハ200が移載されるとボートエレベータ121によりボート217が処理炉202に挿入され、シールキャップ219により処理炉202が気密に閉塞される。気密に閉塞された処理炉202内ではウエハ200が加熱されると共に処理ガスが処理炉202内に供給され、ウエハ200に処理がなされる。
ウエハ200への処理が完了すると、ウエハ200は上記した作動の逆の手順により、ボート217から移載棚123のカセット100に移載され、カセット100はカセット移載機114により移載棚123からカセットステージ105に移載され、図示しない外部搬送装置により筐体101の外部に搬出される。尚、炉口シャッタ116は、ボート217が降下状態の際に処理炉202の下面を塞ぎ、外気が処理炉202内に巻き込まれるのを防止している。
前記カセット移載機114等の搬送動作は、搬送制御手段124により制御される。
本発明の一実施例の基板処理装置における縦型基板処理炉の概略縦断面図である。 本発明の一実施例の基板処理装置における縦型基板処理炉の概略横断面図である。 本発明の一実施例の基板処理装置における縦型基板処理炉のノズル233を説明するための図であり、図3Aは概略図であり、図3Bは図3AのA部の部分拡大図である。 本発明の一実施の形態の基板処理装置を説明するための概略斜示図である。 原料の照射時間と1サイクル当りの膜厚の関係を示すグラフである。
符号の説明
121 コントローラ
200 ウエハ
202 処理炉
203 反応管
207 ヒータ
209 マニホールド
217 ボート
218 石英キャップ
219 シールキャップ
220 Oリング
231 ガス排気管
232a 第1のガス供給管
232b 第2のガス供給管
232c 不活性ガスライン
232d 不活性ガスライン
233 ノズル
241a 第1のマスフローコントローラ
241b 第2のマスフローコントローラ
243a 第1のバルブ
243d 第4のバルブ
246 真空ポンプ
248b ガス供給孔
250 第3のバルブ
251 ヒータベース
252 第2のバルブ
253 バルブ
254 バルブ
260 TMA容器
267 ボート回転機構
300 ヒータ

Claims (2)

  1. 基板を収容する処理室と、前記基板を加熱する加熱手段とを有し、少なくとも2つのガスを交互に前記処理室内に供給して前記基板の表面に所望の膜を生成する基板処理装置であって、
    前記2つのガスの内の少なくとも一方のガスは、該一方のガスと前記基板表面との間での反応が飽和に達した後も前記処理室内に供給されることを特徴とする基板処理装置。
  2. 処理室に第1の反応種を供給して、該処理室内に収容されている基板の表面に前記第1の反応種を化学吸着させる工程と、
    前記処理室から残留する前記第1の反応種を除去する工程と、
    前記処理室に第2の反応種を供給して、該第2の反応種と前記基板表面に化学吸着している前記第1の反応種とを反応させて前記基板の表面に所望の膜を生成する工程と、
    前記処理室から残留する前記第2の反応種を除去する工程と、
    を少なくとも有し、
    前記第2の反応種の供給は、前記基板表面に化学吸着している前記第1の反応種との間での反応が飽和に達した後も所定時間供給され続けてなることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
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