JP2005302683A - ヒューズ検査装置

Info

【課題】ヒューズのアンペア値は一般的に目視の確認により機器に装着されているが、誤装着によりいろいろな事故が起こっている。
【解決手段】高周波矩形波発振器と増幅器を持ち、ヒューズに流れる電流をコンデンサで微分し、増幅直流変換して演算ユニットにより判定処理される。
【選択図】図１

本発明は一般産業、自動車、家庭業界等多業種に使用されているフューズの検査装置に関する。

技術背景

従来は目視による確認により行われており、一般に方法が無かった。

計器によってヒューズ値の確認が可能になった。

実用新案文献１

平成３−７８５３４

目視による判定しかできなく、判断ミスによるトラブルが後を断たないので計器によるチェックが必要である。

本発明は装置全体を演算ユニットを用いコンパクト設計とし、どこへでも持ち運びできるようにした。

目視による判断から計器による判断に移行し、トラブルがなくなり装置の信頼度が上がり、計器の破損・欠損・火災の防止ができる。

ヒューズという小さい電子部品のため、どこへでも１人で持ち運びできる小型の装置であること。

本発明の実施例を図１にそって説明すると、（１）は矩形波を発生する高周波発振回路であり、（２）は矩形波の増幅器である。（３）は矩形波を微分するコンデンサである。（４）は測定用ヒューズであり、（５）は電流検出用のコイルであり、（６）は増幅直流変換器であり、（７）は判定する演算ユニットである。

本発明の実施例を図２の波形をもって説明すると高周波発振回路で作成されたＡ波は増幅器により強化され、コンデンサにより微分され、ヒューズとコイルを通して放電されて弱小信号となる。これを増幅後、直流に変換してＣ波となし、演算ユニットで計測し判定する。

本発明の活用例としては一般の結線検査器と組み合わせ、総合検査システムとすれば、品質の向上が可能であり、また自動車修理工場等に於いても使用が可能である。ヒューズを多品種使用する機器においては非常に有用である。

実施例１の本発明に係わるヒューズ検査装置の結線ブロック図である。結線各部の波形である。

符号の説明

１高周波矩形波発振回路
２矩形波増幅回路
３コンデンサ
４使用ヒューズ
５コイル
６増幅直流変換器
７演算ユニット