JP2005302342A - 静電気除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 除電性能を低下させることなく微弱X線を遮蔽し、装置の小型軽量化も図る。
【解決手段】 開示される静電気除去装置は、所定方向に流れるガスに微弱X線を照射して正負イオンを発生させる微弱X線管2と、鉛を含有する樹脂からなり、短辺に平行な断面がノコギリ波状を有する短冊状の複数の遮蔽部材を短辺が所定方向に沿うように敷き詰めて形成され、正負イオンの流れを通過させるとともに、微弱X線を遮蔽する遮蔽ユニット3とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子デバイスや液晶ディスプレイ等の製造工程において発生する静電気を微弱X線(軟X線)を用いて除去する静電気除去装置に関する。
従来の静電気除去装置は、空気等のガスに微弱X線を照射して正負イオンを発生させ、竪穴を有するアルミハニカムと互いの細孔が重ならないように設けた2枚のパンチング板とからなる遮蔽部により微弱X線を遮蔽して、上記正負イオンを帯電体に供給している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−257096号公報([0016]〜[0025],[0038]〜[0040]、図6,図7)
上記した従来の静電気除去装置では、微弱X線の遮蔽にアルミハニカム及び2枚のパンチング板を用いているが、これらはいずれも金属から構成されているため、微弱X線の遮蔽をしない場合に比べて正負イオンの供給効率が低下し、除電性能が低下するという課題があった(特許文献1の[0045]及び表1参照。)。また、上記したように、従来の静電気除去装置では、金属からなる遮蔽部を用いているため、装置の小型軽量化が困難であるという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、除電性能を低下させることなく微弱X線を遮蔽するとともに、装置の小型軽量化も可能な静電気除去装置を得るものである。
本発明に係る静電気除去装置は、所定方向に流れるガスに微弱X線を照射して正負イオンを発生させる微弱X線管と、鉛を含有する樹脂からなり、短辺に平行な断面がノコギリ波状を有する短冊状の複数の遮蔽部材を短辺が所定方向に沿うように敷き詰めて形成され、正負イオンの流れを通過させるとともに、微弱X線を遮蔽する遮蔽ユニットとを備えているものである。本発明によれば、除電性能を低下させることなく微弱X線を遮蔽することができるとともに、装置の小型軽量化も達成することができる。
また、上記の装置において、遮蔽部材は、長辺に平行な方向に所定間隔で交互に山折れ及び谷折れに加工が施されているものである。これにより、正負イオンをスムーズに流すことができる。
また、上記の装置において、遮蔽部材は、その裏面の形状がその表面の形状を180°反転させた形状であるものである。これにより、正負イオンをスムーズに流すことができる。
また、上記の装置において、遮蔽ユニットは、複数の遮蔽部材を各表面同士又は各裏面同士が対向するように互い違いに敷き詰めて形成されているものである。これにより、微弱X線の接触空間における微弱X線に対する屈折率を高めることでき、微弱X線を十分に遮蔽することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1である静電気除去装置の構成を示す概念図、図2は静電気除去装置の外観構成を示す斜視図である。この例の静電気除去装置は、ファン・フィルタ・ユニット1と、微弱X線管2と、遮蔽ユニット3とから概略構成されている。この例の静電気除去装置は、図2に示すように、微弱X線管2及び遮蔽ユニット3がチャンバー21内に収容されるとともに、ファン・フィルタ・ユニット1がチャンバー21を構成する上カバー23の上面に取り付けられている。
チャンバー21は、4本の支柱22と、上カバー23と、中間支持板24と、下支持板25と、図示せぬ3つの側面カバーと、図示せぬカーテンとから構成されている。4本の支柱22は、例えば、アルミニウム等からなり、略四角柱状を有している。上カバー23及び下支持板25は、例えば、透明なポリ塩化ビニル(PVC:polyvinyl chloride)等の合成樹脂からなり、厚さが約5[mm]の板状を有している。一方、中間支持板24は、パンチング板から構成されている。矩形状の上カバー23の四角に4本の支柱22が取り付けられているとともに、四角を切り欠いた中間支持板24が4本の支柱22の中段やや上部に、四角を切り欠いた下支持板25が4本の支柱22のほぼ中段に取り付けられている。上カバー23は、図示しないが、その略中央に矩形状の孔が形成されており、ファン・フィルタ・ユニット1を支持するとともに、ファン・フィルタ・ユニット1の下面から放出される層流を上記孔を介して下方に供給する構造となっている。
中間支持板24は、図示しないが、遮蔽ユニット3を支持するとともに、遮蔽ユニット3の下面から放出されるイオン化気流を上記孔を介して下方に供給する構造となっている。下支持板25には、ガラスやフッ素樹脂等の高分子材料からなる除電対象物4が載置される。また、チャンバー21の4つの側面のうち、3面には、図示しないが、透明なポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなり、厚さが約5[mm]の板状の側面カバーが4本の支柱22の上端から下支持板25が取り付けられている中段までにわたり取り付けられている。一方、チャンバー21の残りの1面には、その上端に上カバー23に固定されたカーテン(図示略)が取り付けられており、除電対象物4の取り出しが可能に構成されている。このカーテンも透明なポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなる。上カバー23、下支持板25、3枚の側面カバー及びカーテンがいずれも透明なポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなるのは、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂に含有される鉛(Pb)が微弱X線を吸着して微弱X線の漏洩を防止するとともに、チャンバー21内における微弱X線管2及び遮蔽ユニット3の状況を目視で確認できるようにするためである。
ファン・フィルタ・ユニット1は、ファン11、エアフィルタ12、いずれも図示せぬモータ及び風速コントローラ等を有し、図2に示すように、これらが略倒立角枡状のハウジング13の内部に収容されている。ハウジング13の上部略中央部には、円形の吸込口13aが形成されており、防塵用のネット14が取り付けられている。ファン11は、2〜4枚のプロペラ羽根を有する回転翼をモータにより水平方向に回転駆動することにより、吸込口13aから吸い込まれたガスをエアフィルタ12に供給する。ここで、ガスとしては、空気や高純度窒素ガス(N2)等の非反応性ガスがある。また、高純度窒素ガスとは、負イオンを形成する程度の酸素(O2)や水蒸気を含み、かつ、その酸素濃度はオゾンを発生しない程度(5%程度以下)である窒素ガスをいう。
エアフィルタ12は、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタやULPA(Ultra Low Penetoration Air)フィルタ等からなり、ファン11により供給されたガス中に含まれる微粒子を高性能で捕集して、層流を下方に放出する。HEPAフィルタは、粒径0.3μmのジオクタルフタレート(DOP)粒子等の微粒子を99.97%以上の捕集率で捕集する。一方、ULPAフィルタは、粒径0.15μmの上記微粒子を99.999%以上の捕集率で捕集する。
微弱X線管2は、可視光の紫の領域(波長:1.3×10-4〜4.1×10-4[μm])において、出力エネルギーが3〜9.5[keV]の微弱X線を図1に示す微弱X線照射領域に照射する。これにより、ファン・フィルタ・ユニット1の下面から放出された層流に微弱X線が照射され、層流がイオン化されて正負イオンが生成される。
遮蔽ユニット3は、図3に示すように、図4に示す遮蔽部材31を図5に示すマガジン32に上下2段にわたって各表面同士又は各裏面同士が対向するように多数互い違いに敷き詰めて構成されている。なお、図3〜図5では縮小率が異なっている。遮蔽部材31は、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなり、短冊状であり、例えば、厚さが約0.2[mm]、短辺が約50[mm]、長辺が約480[mm]である。ここで、遮蔽部材31がポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなるのは、上記したように、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂に含有される鉛(Pb)が微弱X線を吸着して微弱X線の漏洩を防止するとともに、価格面、加工面、調達面において他の材質よりも優れているからである。遮蔽部材31の短辺に平行な断面(図4のA−A'参照)は、図6に示すように、山(突起)の高さが約1.5[mm]、山のピッチが約3[mm]のノコギリ波状を有している。この突起の高さ及びピッチは、遮蔽すべき微弱X線の波長と関係している。さらに、遮蔽部材31は、長辺に平行な方向に、所定間隔で交互に山折れ及び谷折れに加工が施されている。遮蔽部材31の裏面は、その表面の形状を180°反転させた形状を有している。
マガジン32は、枠体33と、金網34とから構成されている。枠体33は、厚さ約5[mm]のポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなり、断面が略ロ字状であり、例えば、内寸が約500[mm](D)×約500[mm](W)×約100[mm](H)である。枠体33の底部には、気流整流用の金網34が取り付けられている。なお、この例の静電気除去装置は、以上説明した構成要素の他、電源部、操作部、装置全体を制御する制御部等を備えている。
次に、遮蔽部材31のマガジン32への敷き詰め方法について説明する。まず、図7に示すように、2枚の遮蔽部材31を互いの山と山、谷と谷とが対向するように組み合わせ(互い違い)、これを1セットして、マガジン32の金網34上に、遮蔽部材31の各長辺が、図3に示すx方向にほぼ平行となるように順次敷き詰めていき、一段目とする。このように遮蔽部材31を互い違いに敷き詰めるのは、微弱X線の接触空間における微弱X線に対する屈折率を高めることでき、微弱X線を十分に遮蔽することができるからである。
各遮蔽部材31は、金網34上に固定しても良いが、固定しない場合には、マガジン32の内側の一端32a近傍及び他端32b近傍に図示せぬセット棒を設け、各遮蔽部材31の両端をそれぞれセット棒に形成された溝に挿入するように構成しても良い。ここで、セット棒は、厚さ約5[mm]のポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなり、高さ約25[mm]、幅約496[mm]であって、幅約2[mm]、深さ約21[mm]の溝が約15[mm]間隔で形成されている。また、一段目の遮蔽部材31の枚数は、36〜38枚である。
次に、上記1セットの遮蔽部材31を、1段目の遮蔽部材31の上に、遮蔽部材31の各長辺が、図3に示すx方向にほぼ平行となるように順次敷き詰めていき、二段目とする。なお、遮蔽部材31をマガジン32内の全体に敷き詰めない場合には、例えば、図8に示すように、厚さ約5[mm]の透明なポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなる目張り板35を取り付ける。この目張り板35は、微弱X線の漏洩を防止するためである。この遮蔽部材31の敷き詰め幅は、例えば、約250〜約280[mm]とする。このように敷き詰め幅を可変とするのは、微弱X線の遮蔽による作業者の安全性確保、除電対象物4の除電時間確保、装置の維持管理を容易に行えるようにするためである。このように遮蔽部材31を上下2段に約250〜約280[mm]の範囲で敷き詰めた場合、突起の総数は、19400〜20520個である。
次に、上記構成の静電気除去装置の動作について説明する。まず、作業者が図示せぬカーテンを開けて下支持板25上に除電対象物4を載置した後、図示せぬ操作部のファン・フィルタ・ユニット1の作動を指示する操作ボタン及び微弱X線管2の作動を指示する操作ボタンをそれぞれ操作すると、ファン・フィルタ・ユニット1のファン11において、回転翼がモータにより水平方向に回転駆動され、吸込口13aより吸い込まれたガスがエアフィルタ12に供給される。
これにより、エアフィルタ12において、ガス中に含まれている微粒子が除去され、層流となり、ファン・フィルタ・ユニット1の下面から放出される。一方、微弱X線管2は、可視光の紫の領域(波長:1.3×10-4〜4.1×10-4μm)において、出力エネルギーが3〜9.5[keV]の微弱X線を図1に示す微弱X線照射領域に照射している。したがって、ファン・フィルタ・ユニット1の下面から放出された層流に微弱X線が照射されることにより、層流がイオン化されて正負イオンが生成される。このファン・フィルタ・ユニット1の下面から遮蔽ユニット3の上面の領域においては、イオン化気流内に微弱X線が混入している。
しかし、遮蔽ユニット3では、図9に示すように、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなり、短辺に平行な断面がノコギリ波状を有するとともに、長辺に平行な方向に所定間隔で交互に山折れ及び谷折れに加工が施されており、かつ、その裏面がその表面の形状を180°反転させた形状を有している遮蔽部材31が上下2段に敷き詰められている。したがって、実線矢印で示す微弱X線は、この遮蔽部材31にどのような入射角で入射したとしても、上下2段の遮蔽部材31のいずれかの面で反射されるとともに、遮蔽部材31を構成するポリ塩化ビニル等の合成樹脂に含有される鉛(Pb)が微弱X線を吸着して微弱X線の漏洩を防止するので、図中下方に微弱X線が漏洩することはほどんどない。漏洩量は、例えば、微弱X線管2に電源を投入してから15分間の測定における最大値として、人体に影響を与えないレベル(1[μSv/h]未満)である。
一方、イオン化気流、すなわち、層流がイオン化されて生成された正負イオンは、上下2段の遮蔽部材31を通過して遮蔽ユニット3の下面から放出される。これにより、中間支持板24の下面から下支持板25の上面までの領域においては、イオン化気流だけが存在する。したがって、このイオン化気流が除電対象物4に向けて供給され、速やかに除電される。
このように、この例の構成によれば、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなり、短辺に平行な断面がノコギリ波状を有するとともに、長辺に平行な方向に所定間隔で交互に山折れ及び谷折れに加工が施されており、かつ、その裏面がその表面の形状を180°反転させた形状を有している遮蔽部材31をマガジン32に上下2段に敷き詰めて遮蔽ユニット3を形成している。
このように、この例の静電気除電装置は、遮蔽ユニット3に上記した従来の静電気除去装置のように金属からなるアルミハニカムやパンチング板を用いていないので、正負イオンの供給効率が低下することはない。除電時間は、上記した従来の静電気除去装置で10秒程度であるのに対し、この例の静電気除電装置によれば、6秒以内である。また、この例の静電気除電装置は、上記従来の静電気除去装置のように金属からなる遮蔽部を用いていないため、装置の小型軽量化が可能である。さらに、遮蔽部材31の敷き詰め幅を約250〜約280[mm]の範囲で調整できるので、微弱X線を確実に遮蔽することができるとともに、除電対象物4の形状や大きさ、除電時間等の様々な要求に応じることができる。
実施の形態2.
上述した実施の形態1では、ファン・フィルタ・ユニット1、微弱X線管2及び遮蔽ユニット3を上方から下方に配置する例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、図10に示すように、ファン・フィルタ・ユニット1、微弱X線管2及び遮蔽ユニット3を右から左に配置するとともに、除電対象物4として、ガラス基板等の板材を上下方向に複数載置しても良い。この場合、ファン・フィルタ・ユニット1以外を1つのチャンバー内に収容しても良い。あるいは、図2に示す構造において4本の支柱22を中間支持板24のところで切断し、それをユニット化するとともに、板状の除電対象物が上下方向に載置可能なカセットを設け、上記ユニットと上記カセットを接合するように構成しても良い。このような構成によれば、立体的な除電を行うことができる。
実施の形態3.
上述した実施の形態1では、ファン11及びエアフィルタ12等からなるファン・フィルタ・ユニットを用いる例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、上記構成に、ケミカルフィルタ、エアフィルタ等を付加したクリーンエアー供給装置を用いても良い。このクリーンエアー供給装置の詳細については、例えば、特開2000−84325号公報を参照されたい。このクリーンエアー供給装置を用いれば、より清浄な層流を用いることができる。
実施の形態4.
上述した実施の形態1では、上カバー23等のチャンバー21の構成部材、遮蔽部材31等の遮蔽ユニット3の構成部材の材質としてポリ塩化ビニル等の合成樹脂を用いる例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。これらの部材は、要するに鉛(Pb)を含有していれば良いから、例えば、PMMA(ポリメタクリル酸メチル(ポリメチルメタクリレート、アクリル樹脂))等の合成樹脂に鉛(Pb)の粒子を含有させて上記部材を作製しても良い。
実施の形態5.
上述した実施の形態1では、遮蔽部材31をマガジン32に上下2段に敷き詰めて遮蔽ユニット3を形成する例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、遮蔽部材31は、1段、3段、4段以上でも良いし、2段以上とする場合、上段と下段で遮蔽部材31の敷き詰め方向を90°クロスさせても良い。
実施の形態6.
上記したファン・フィルタ・ユニット1、微弱X線管2及び遮蔽ユニット3を1つのブロックとし、このブロックを、2行2列構成、3行3列構成、4行4列構成等として配置させても良い。このように構成すれば、より広範囲の除電、よりサイズの大きい除電対象物の除電が可能となる。
以上、この実施の形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用することができる。
本発明の実施の形態1である静電気除去装置の構成を示す概念図。 静電気除去装置の外観構成を示す斜視図。 遮蔽ユニットの外観構成を示す斜視図。 遮蔽部材の外観構成を示す斜視図。 マガジンの外観構成を示す斜視図。 遮蔽部材の形状を説明するための概念図。 遮蔽部材のマガジンへの敷き詰め方を説明するための概念図。 静電気除去装置の動作を説明するための概念図。 遮蔽部材のマガジンへの敷き詰め方の他の例を説明するための概念図。 本発明の実施の形態2である静電気除去装置の構成を示す概念図。
符号の説明
1 ファン・フィルタ・ユニット、2 微弱X線管、3 遮蔽ユニット、4 除電対象物、11 ファン、12 エアフィルタ、13 ハウジング、13a 吸込口、14 ネット、21 チャンバー、22 支柱、23 上カバー、24 中間支持板、25 下支持板、31 遮蔽部材、32 マガジン、32a 一端、32b 他端、33 枠体、34 金網、35 目張り板。

Claims (4)

  1. 所定方向に流れるガスに微弱X線を照射して正負イオンを発生させる微弱X線管と、
    鉛を含有する樹脂からなり、短辺に平行な断面がノコギリ波状を有する短冊状の複数の遮蔽部材を前記短辺が前記所定方向に沿うように敷き詰めて形成され、前記正負イオンの流れを通過させるとともに、前記微弱X線を遮蔽する遮蔽ユニットと
    を備えていることを特徴とする静電気除去装置。
  2. 前記遮蔽部材は、長辺に平行な方向に所定間隔で交互に山折れ及び谷折れに加工が施されていることを特徴とする請求項1記載の静電気除去装置。
  3. 前記遮蔽部材は、その裏面の形状がその表面の形状を180°反転させた形状であることを特徴とする請求項1又は2記載の静電気除去装置。
  4. 前記遮蔽ユニットは、前記複数の遮蔽部材を各表面同士又は各裏面同士が対向するように互い違いに敷き詰めて形成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の静電気除去装置。
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WO2007046382A1 (ja) 2005-10-17 2007-04-26 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha リチウムイオンキャパシタ
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