JP2005302317A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】リモコン操作をし易くし、リモコン受信部と違う方向に向けてリモコン操作が行われることを防止し、受信性能がカバーの影響を受けず照明負荷の光の影響を受け難くする。
【解決手段】照明負荷と、これを保持するボディ3を備えるとともに、センサ4、リモコン受信部5、およびこれらから得られる信号を基に照明負荷を少なくとも点灯ないし消灯する点灯装置をボディ3に備える照明器具本体2と、ボディ3に取り付けられ照明負荷を覆うとともにボディ3の一の領域内を覆う透光性のカバー8とにより、照明器具を構成する。そして、センサ4およびリモコン受信部5を、それぞれ、検出面および受信部を外部に向けてボディ3の他の領域に並設する。
【選択図】図1
【解決手段】照明負荷と、これを保持するボディ3を備えるとともに、センサ4、リモコン受信部5、およびこれらから得られる信号を基に照明負荷を少なくとも点灯ないし消灯する点灯装置をボディ3に備える照明器具本体2と、ボディ3に取り付けられ照明負荷を覆うとともにボディ3の一の領域内を覆う透光性のカバー8とにより、照明器具を構成する。そして、センサ4およびリモコン受信部5を、それぞれ、検出面および受信部を外部に向けてボディ3の他の領域に並設する。
【選択図】図1
Description
本発明は、リモコン受信部を備える照明器具に関するものである。
従来、この種の照明器具に備えられるリモコン受信部は、照明器具本体(ボディ内)に収納される。例えば、特許文献1に開示されている照明器具では、照明器具取付装置のアダプタにリモコン受信部(受光センサ部)が設けられ、このリモコン受信部は、照明器具取付装置が照明器具本体を支持しているときに、照明器具本体内に収納される構成になっている。
また、一般的に、照明器具本体内に収納されたリモコン受信部は、照明負荷とともにカバーにより覆われることになる。このカバーは、ガラスまたはアクリルなどにより透光性を有する所定形状に形成され、ランプイメージを良くするとともに内部が見えないようにするために乳白色などに着色ないし塗装される。
このほかの従来例としては、図6に示すように、放電灯(同図では口金型)などの照明負荷1と、照明器具本体2と、透光性のカバー8とにより構成される屋外の壁面取付型の照明器具がある。
照明器具本体2は、照明負荷1をソケット31に装着して保持する有底筒状のボディ3を備えているとともに、センサ4と、リモコン受信部5と、これらセンサ4およびリモコン受信部5から得られる信号を基に、照明負荷1を少なくとも点灯ないし消灯する点灯装置7とをボディ3に備えている。なお、図6の例では、点灯装置7は、制御部70および点灯装置本体71により構成されている。
カバー8は、遮光性のカバー枠81と、これに取り付けられる透光性のカバー体82とにより構成され、カバー枠81がボディ3の開口周部3aにねじ止めされることにより、照明負荷1を覆うとともにボディ3の一の領域としての開口周部3a内を覆うようになっている。
そして、センサ4は、ボディ3の他の領域に含まれる側周部の下部に設けられ、例えば孔に取り付けられたレンズ41を介して検出面を外部に向けるようになっている。一方、リモコン受信部5は、ボディ3の開口周部3a内に収納される点灯装置7の制御部70に組み込まれてカバー8により覆われ、このカバー8のカバー体82を介して受信部(受光部)を外部に向けるようになっている。
特開2000−011840号公報、図1
上記従来の照明器具では、照明負荷などが透光性のカバーにより覆われることで、内部がむき出しにならずに見栄えを良くすることができるほか、屋外でも使用可能となるのであるが、リモコン受信部もそのようなカバーで覆われてしまうと、リモコン受信部の位置が分からなくなり、リモコンをどこに向ければ良いのか分からなくなるので、リモコン操作がしづらくなるという問題があった。
また、図6に示す照明器具では、センサ4がリモコン受信部と間違われ、そのセンサ4に向けてリモコン操作が行われる傾向があった。この場合、照明器具が取り付けられている壁面寄りで、下方からセンサ4に向けてリモコン操作が行われると、リモコン送受信ができないことにもなり得る。
さらに、リモコン通信の主方式は赤外線式であるが、赤外線式の場合、リモコンからの赤外線信号がリモコン受信部に到達する前にカバーで減衰し、また照明負荷の点灯時にリモコン受信部がその光の影響を受けるので、受信性能が良くないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、リモコン操作をし易くし、リモコン受信部の方向と違う方向に向けてリモコン操作が行われることを防止し、受信性能が、カバーの影響を受けないようにするとともに照明負荷の光の影響を受け難くすることができる照明器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1記載の発明の照明器具は、照明負荷と、この照明負荷を保持するボディを備えるとともに、センサ、リモコン受信部、およびこれらセンサおよびリモコン受信部から得られる信号を基に前記照明負荷を少なくとも点灯ないし消灯する点灯装置を前記ボディに備える照明器具本体と、この照明器具本体のボディに取り付けられ前記照明負荷を覆うとともに前記ボディの一の領域内を覆う透光性のカバーとにより構成され、前記センサおよび前記リモコン受信部は、それぞれ、検出面および受信部を外部に向けて前記ボディの他の領域に並設されていることを特徴とする。
この構成では、リモコン受信部が外部に受信部を向けるので、リモコン操作がし易くなる。また、リモコン受信部がボディの他の領域にセンサとともに並設されるので、仮にセンサをリモコン受信部と間違えて、リモコン受信部と違うセンサの方向に向けてリモコン操作が行われても、実質的にリモコン受信部の方向に向けてリモコン操作が行われることになるので、リモコン受信部の方向と違う方向に向けてリモコン操作が行われることを防止することができる。さらに、リモコン受信部は、ボディの他の領域に設けられることにより、ボディの一の領域内を覆うカバーを介さずに、受信部を外部に向けることができるので、受信性能が、カバーの影響を受けないようにすることができるとともに照明負荷の光の影響を受け難くすることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の照明器具において、前記リモコン受信部がリモコン送信機からリモコン信号を受信した場合に、そのリモコン信号を受信したことを利用者に知らせる報知部を前記ボディに備えていることを特徴とする。この構成では、リモコン送信機からのリモコン信号がリモコン受信部で受信されたことを知ることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の照明器具において、壁面取付型であり、前記リモコン受信部は前記ボディの下部に設けられていることを特徴とする。この構成では、照明器具が取り付けられている壁面寄りで、照明器具の下方からリモコン操作が行われても、リモコン送受信が可能となる。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の照明器具において、前記ボディの他の領域内であって、リモコン操作の際のリモコン送信機から遠ざかる側に位置する、前記リモコン受信部の隣に、反射部が並設され、この反射部は、前記リモコン送信機からのリモコン信号を前記リモコン受信部に反射することを特徴とする。この構成では、リモコンの受信性能を向上させることができる。
請求項5記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の照明器具において、前記ボディの他の領域内であって、リモコン操作の際のリモコン送信機に近づく側に位置する、前記リモコン受信部の隣に、前記報知部としてリモコン信号を受信したことを利用者に音または音声で知らせる音出力部が並設されるとともに、それらリモコン受信部および音出力部間に反射部が介設され、この反射部は、前記音出力部からの音または音声を前記リモコン送信機に近づく側に反射する一方、前記ボディの所定の取付面側で反射してくる前記リモコン送信機からのリモコン信号を前記リモコン受信部に反射することを特徴とする。この構成では、反射部により、音出力部からの音または音声が利用者側に反射されるので、音出力部からの音または音声を聞き易くすることができる。また、反射部により、ボディの取付面側で反射してくるリモコン送信機からのリモコン信号がリモコン受信部に反射されるので、リモコンの受信性能を向上させることができる。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の照明器具において、前記センサおよび前記リモコン受信部は、前記ボディの他の領域に取り付けられた複数焦点レンズの一方の焦点位置および他方の焦点位置に、検出面および受信部をそれぞれ合わせ、前記複数焦点レンズを介して外部に向いていることを特徴とする。この構成では、ボディに設ける孔や溝などの個数が一つで済むので、孔などを多く設ける場合に比べて気密性を良くすることができるとともに見栄えを良くすることができる。
本発明によれば、リモコン操作をし易くし、リモコン受信部の方向と違う方向に向けてリモコン操作が行われることを防止し、受信性能が、カバーの影響を受けないようにするとともに照明負荷の光の影響を受け難くすることができる。
(実施形態1)
図1は本発明による実施形態1の照明器具の概略構成を示す側面図(a)および正面図(b)である。
図1は本発明による実施形態1の照明器具の概略構成を示す側面図(a)および正面図(b)である。
本実施形態1の照明器具は、図1に示すように、例えば屋外用の壁面取付型であり、放電灯などの照明負荷1(図6参照)と、照明器具本体2と、透光性のカバー8とにより構成されている。なお、正面視形状は、各種製品により図6に示した円状などの各種形状に設計されるが、図1の例では角状になっている。
照明器具本体2は、照明負荷1を例えばソケット31(図6参照)に装着して保持する有底筒状のボディ3を備えているとともに、センサ4と、リモコン受信部5と、点灯装置7(図6参照)とをボディ3に備えている。
センサ4は、例えば、周囲照度の検出をする照度センサであり、周囲照度を示す信号を点灯装置7に出力するように構成される。
リモコン受信部5は、動作モードの変更や機能設定、操作などを行うために設けられ、図示しない赤外線式のリモコン送信機からの赤外線のリモコン信号を受光部(図示せず)で受信して、そのリモコン信号から得られるコードを含む信号を点灯装置7に出力するように構成される。なお、リモコン信号からコードを含む信号を得るための復調回路部などは、点灯装置7(制御部70)に設けられる構成でもよい。
点灯装置7は、センサ4およびリモコン受信部5から得られる信号を基に、照明負荷1を少なくとも点灯ないし消灯するものであり、図6の例に示した照明器具と同様に、照明負荷1を少なくとも点灯ないし消灯する点灯装置本体71と、制御部70とにより構成される。
制御部70は、例えばマイコンおよび可変の基準照度を設定するための基準照度設定回路部などにより構成され、本照明器具全般の制御などの処理を実行するものである。具体的には、リモコン受信部5から得られる信号に含まれるコードが、基準照度を設定するためのコードであれば、そのコードに応じて基準照度が設定される。また、センサ4から得られる信号により示される検出結果の周囲照度が基準照度よりも明るければ、点灯装置本体71を通じて照明負荷1を消灯する一方、検出結果の周囲照度が基準照度よりも暗ければ、点灯装置本体71を通じて照明負荷1を点灯する制御が実行される。
カバー8は、例えば図6に示した照明器具と同様に、遮光性のカバー枠81と、これに取り付けられる透光性のカバー体82とにより構成され、カバー枠81がボディ3の開口周部に取り付けられることにより、照明負荷1を覆うとともにボディ3の一の領域としての開口周部内を覆うようになっている。
そして、本実施形態1の特徴として、センサ4およびリモコン受信部5は、それぞれ、検出面および受光部を外部に向けてボディ3の他の領域に含まれる側周部の下部に並設されている。具体例としては、センサ4は、ボディ3の側周部の下部中央に穿設された孔または切り欠けなどの貫通部に装着されるレンズ(図示せず)を介して、検出面を外部に向けるように構成される。一方、リモコン受信部5は、センサ4の右方に並設され、ボディ3の側周部の下部右方に穿設された孔または切り欠けなどの貫通部に装着される、赤外線の受光に適したカバー(図示せず)を介して、受光部を外部に向けるように構成される。そして、それらセンサ4およびリモコン受信部5は、例えば図示しない信号線などを介して制御部70に接続される。
次に、本実施形態1の照明器具の動作例について説明する。先ず、本照明器具の設定時の動作について説明する。リモコン送信機に対して基準照度を設定するための操作をすれば、基準照度を設定するためのコードを含む赤外線のリモコン信号がリモコン送信機から送信される。そのリモコン信号がリモコン受信部5で受信されると、そのリモコン信号から得られるコードを含む信号が点灯装置7の制御部70に出力される。そのコードを含む信号が制御部70に受信されると、基準照度設定回路部の基準照度がそのコードに応じて所望のレベルに設定される。
次に、本照明器具の通常動作について説明する。点灯装置7において、センサ4から得られる検出結果の周囲照度が基準照度よりも明るければ、制御部70が点灯装置本体71を通じて照明負荷1を消灯する。これにより、照明負荷1は、消灯状態になるか消灯状態を保持する。
この後、センサ4から得られる検出結果の周囲照度が基準照度よりも暗ければ、制御部70が点灯装置本体71を通じて照明負荷1を点灯する。これにより、照明負荷1は、点灯状態になる。そして、これ以降、上記一連の通常動作が繰り返し実行される。
以上、本実施形態1によれば、リモコン受信部5が外部に受光部を向けるので、リモコン操作がし易くなる。
また、リモコン受信部5がボディ3の他の領域にセンサ4とともに並設されるので、仮にセンサ4をリモコン受信部5と間違えて、リモコン受信部5と違うセンサ4の方向に向けてリモコン操作が行われても、実質的にリモコン受信部5の方向に向けてリモコン操作が行われることになるので、リモコン受信部5の方向と違う方向に向けてリモコン操作が行われることを防止することができる。
さらに、リモコン受信部5は、ボディ3の他の領域に設けられることにより、ボディ3の一の領域内を覆うカバー8を介さずに、受光部を外部に向けることができるので、受信性能が、カバー8の影響を受けないようにすることができるとともに照明負荷1の光の影響を受け難くすることができる。
また、本実施形態1のように、屋外の壁面取付型の場合に、センサ4およびリモコン受信部5をボディ3の側周部の下部に並設することにより、照明器具が取り付けられている壁面寄りで、照明器具の下方からリモコン操作が行われても、リモコン送受信が可能となる。また、受信性能が太陽光の影響を受け難くすることができるほか、壁面で反射するリモコン信号がリモコン受信部5で受信されるので、受信性能を良くすることができる。これにより、指向性に関係なく低出力の安価なリモコン送信機を使用することができる。また、指向性が鋭く出力の低いリモコン送信機の使用が可能になることで、固有の識別情報を使用しなくても、近隣の照明器具の誤設定を防止することができる。
なお、実施形態1の変形例として、センサ4およびリモコン受信部5は、ボディ3の他の領域に含まれる側周部の下部下面に並設され、その下部に穿設された貫通部に挿通される信号線を介して、制御部70に接続される構成でもよい。また、センサ4およびリモコン受信部5のうち、一方がボディ3の下部中央に設けられ、他方がその近傍に設けられる構成でも、双方が下部中央に設けられる構成でもよい。さらに、ボディ3の下部に、左右対称となるように並設される構成でもよい。
また、実施形態1の照明器具は、屋外の壁面取付型になっているが、本発明の照明器具は、屋外用に限らず屋内用でもよく、また、天井取付型でも、据え置き型でも、ポール型などでもよい。
さらに、実施形態1の変形例として、センサ4は、検出結果の周囲照度と基準照度との比較をし、検出結果の周囲照度が基準照度よりも明るければ明信号を出力し、検出結果の周囲照度が基準照度よりも暗ければ暗信号を出力する一方、制御部70は、センサ4から得られる信号が明信号であれば、点灯装置本体71を通じて照明負荷1を消灯し、センサ4から得られる信号が暗信号であれば、点灯装置本体71を通じて照明負荷1を点灯する制御を実行する構成でもよい。
(実施形態2)
本発明による実施形態2の照明器具は、実施形態1との相違点として、例えば屋内用であり、照度センサに代えて、周囲の所定検出エリア内に人が居るかどうかの検出をする人検出センサ(例えば焦電型赤外線センサ)によりセンサ4を構成し、制御部70が、人検出センサおよびリモコン受信部5から得られる信号を基に、照明負荷1を少なくとも点灯ないし消灯することを特徴とする。
本発明による実施形態2の照明器具は、実施形態1との相違点として、例えば屋内用であり、照度センサに代えて、周囲の所定検出エリア内に人が居るかどうかの検出をする人検出センサ(例えば焦電型赤外線センサ)によりセンサ4を構成し、制御部70が、人検出センサおよびリモコン受信部5から得られる信号を基に、照明負荷1を少なくとも点灯ないし消灯することを特徴とする。
さらに詳述すると、本実施形態2の制御部70は、リモコン受信部5から得られる信号に含まれるコードが、保持時間を設定するためのコードであれば、そのコードに応じて保持時間を設定する。また、センサ4から人が居ることを示す信号が得られる毎に、保持時間の計時を開始し、その保持時間、照明負荷1を点灯し、保持時間の経過後に照明負荷1を消灯する制御が実行される。
次に、本実施形態2の照明器具の動作例について説明する。先ず、本照明器具の設定時の動作について説明する。リモコン送信機に対して保持時間を設定するための操作をすれば、保持時間を設定するためのコードを含む赤外線のリモコン信号がリモコン送信機から送信される。そのリモコン信号がリモコン受信部5で受信されると、そのリモコン信号から得られるコードを含む信号が点灯装置7の制御部70に出力される。そのコードを含む信号が制御部70に受信されると、保持時間がそのコードに応じて所望の時間に設定される。
次に、本照明器具の通常動作について説明する。点灯装置7において、センサ4から人が居ることを示す信号が得られる毎に、保持時間の計時が開始され、その保持時間、照明負荷1が点灯される。そして、保持時間の経過後は照明負荷1が消灯される。そして、これ以降も、上記一連の通常動作が繰り返し実行される。
以上、本実施形態2によれば、実施形態1と同様に、リモコン操作をし易くし、リモコン受信部5の方向と違う方向に向けてリモコン操作が行われることを防止し、受信性能が、カバー8の影響を受けないようにするとともに照明負荷1の光の影響を受け難くすることができる。
なお、実施形態1,2の変形例として、センサ4が、照度センサおよび人検出センサを備え、点灯装置本体71が調光機能を有し、制御部70が、照度センサ、人検出センサおよびリモコン受信部5から得られる信号を基に、点灯装置本体71を通じて照明負荷1を点灯、調光ないし消灯するように構成してもよい。この場合、制御部70は、周囲照度が基準照度よりも明るければ、照明負荷1を消灯する一方、周囲照度が基準照度よりも暗ければ、人が居るとの検出結果が得られる毎に保持時間の計時を開始し、その保持時間、照明負荷1を点灯(全点灯)し、保持時間の経過後、照明負荷1を調光するように構成してもよい。
(実施形態3)
本発明による実施形態3の照明器具は、実施形態1との相違点として、リモコン受信部5がリモコン送信機からリモコン信号を受信した場合に、そのリモコン信号を受信したことを利用者に知らせる報知部をボディ3に備えていることを特徴とする。報知部は、例えば、リモコン受信部5近傍に設けられるLED、またはリモコン受信部5近傍もしくはボディ3内に設けられるブザーにより構成され、制御部70により駆動される。
本発明による実施形態3の照明器具は、実施形態1との相違点として、リモコン受信部5がリモコン送信機からリモコン信号を受信した場合に、そのリモコン信号を受信したことを利用者に知らせる報知部をボディ3に備えていることを特徴とする。報知部は、例えば、リモコン受信部5近傍に設けられるLED、またはリモコン受信部5近傍もしくはボディ3内に設けられるブザーにより構成され、制御部70により駆動される。
このような構成の本実施形態3によれば、リモコン送信機からのリモコン信号がリモコン受信部5で受信されたことを知ることができる。また、報知部をブザーで構成する場合には、周囲の明るさに関係なく、リモコン送信機からのリモコン信号がリモコン受信部5で受信されたことを知ることができる。
(実施形態4)
図2は本発明による実施形態4の照明器具の概略構成を示す図である。
図2は本発明による実施形態4の照明器具の概略構成を示す図である。
本実施形態4の照明器具は、図2に示すように、実施形態1,2との相違点として、ボディ3の他の領域内であって、リモコン操作の際のリモコン送信機9から遠ざかる側に位置する、リモコン受信部5の隣に、下方に突出する板状の反射部32が並設され、この反射部32が、リモコン送信機9からの赤外線のリモコン信号をリモコン受信部5に反射することを特徴とする。なお、反射部32は、ボディ3に一体に設けられる構成でも、別体として着脱自在に設けられる構成でもよい。
このような構成の本実施形態4によれば、本照明器具が取り付けられる壁面の反射率に関係なく、リモコン送信機9からの赤外線のリモコン信号をリモコン受信部5に反射することができるので、リモコンの受信性能を向上させることができる。
なお、実施形態4では、実施形態1と同様に、壁面取付型の照明器具になっているが、これに限らず、図3の例に示すように、ポール型の照明器具でも実施形態4と同様の効果を奏することができる。
ここで、図3の例において、照明器具本体2のボディ3は、例えば中空円筒状に形成され、点灯装置7を内部に収納するとともに、照明負荷1を例えばソケット31に装着して上方端面上に保持する。カバー8は、例えば下方に開口する有底円筒状に形成され、ボディ3の上方端面周部に取り付けられることにより、照明負荷1を覆うとともにボディ3の一の領域としての上方端面周部内を覆う。そして、センサ4およびリモコン受信部5は、それぞれ、検出面および受光部を外部に向けてボディ3の他の領域に含まれる側周部の上部に並設される。
このような構成において、ボディ3の他の領域内であって、リモコン操作の際のリモコン送信機9から遠ざかる側に位置する、リモコン受信部5の隣に、ボディ3の半径方向に突出する板状または扇状の反射部32が並設される。これにより、リモコン送信機9からの赤外線のリモコン信号が反射部32によりリモコン受信部5に反射されるので、リモコンの受信性能を向上させることができる。
(実施形態5)
図4は本発明による実施形態5の照明器具の概略構成を示す図である。
図4は本発明による実施形態5の照明器具の概略構成を示す図である。
本実施形態5の照明器具は、図4に示すように、実施形態1,2との相違点として、ボディ3の他の領域内であって、リモコン操作の際のリモコン送信機9に近づく側に位置する、リモコン受信部5の隣に、リモコン信号を受信したことを利用者に音で知らせる報知部としての音出力部6が並設されるとともに、それらリモコン受信部5および音出力部6間に反射部32が介設されることを特徴とする。
音出力部6は、リモコン信号を受信したことを利用者にブザー音Cで知らせるブザーにより構成され、リモコン受信部5がリモコン送信機からリモコン信号を受信した場合に、制御部70により駆動される。
そして、反射部32は、音出力部6からのブザー音Cをリモコン送信機9に近づく側に反射する一方、ボディ3の所定の取付面A側で反射してくるリモコン送信機9からのリモコン信号Bをリモコン受信部5に反射するようになっている。なお、反射部32は、ボディ3に一体に設けられる構成でも、別体として着脱自在に設けられる構成でもよい。
このような構成の本実施形態5によれば、反射部32により、音出力部6からのブザー音Cが利用者側に反射されるので、音出力部6からのブザー音Cを聞き易くすることができる。これにより、ブザー音Cを効率的に出力することができるので、比較的騒音の大きい時間帯や場所でも、リモコン信号を受信したことを利用者に知らせることができ、夜間においては、効率的に出力されるブザー音Cで、リモコン信号を受信したことを利用者に知らせることができる。
また、反射部32により、ボディ3の取付面A側で反射してくるリモコン送信機9からのリモコン信号Bがリモコン受信部5に反射されるので、リモコンの受信性能を向上させることができる。
なお、実施形態5の変形例として、音出力部6を音声合成・出力部により構成し、リモコン信号を受信したことを利用者に音声で知らせるようにしてもよい。
(実施形態6)
図5は本発明による実施形態6の照明器具の概略構成を示す図である。
図5は本発明による実施形態6の照明器具の概略構成を示す図である。
本実施形態6の照明器具は、図5に示すように、実施形態1〜4との相違点として、センサ4およびリモコン受信部5が、ボディ3の他の領域の貫通部に取り付けられた、赤外線集光用の複数焦点レンズ41の一方の焦点位置および他方の焦点位置に、検出面および受光部をそれぞれ合わせ、複数焦点レンズ41を介して外部に向いていることを特徴とする。ここで、センサ4は、照度センサおよび人検出センサ(例えば焦電型赤外線センサ)を備え、人検出センサは、複数焦点レンズ41の一方の焦点位置に設けられ、照度センサは、その人検出センサの近傍に設けられる。
このような構成の本実施形態6によれば、ボディ3に設ける孔や溝などの個数が一つで済むので、孔などを多く設ける場合に比べて気密性を良くすることができるとともに見栄えを良くすることができる。
1 照明負荷
2 照明器具本体
3 ボディ
31 ソケット
32 反射部
4 センサ
5 リモコン受信部
6 音出力部
7 点灯装置
71 点灯装置本体
70 制御部
8 カバー
9 リモコン送信機
2 照明器具本体
3 ボディ
31 ソケット
32 反射部
4 センサ
5 リモコン受信部
6 音出力部
7 点灯装置
71 点灯装置本体
70 制御部
8 カバー
9 リモコン送信機
Claims (6)
- 照明負荷と、
この照明負荷を保持するボディを備えるとともに、センサ、リモコン受信部、およびこれらセンサおよびリモコン受信部から得られる信号を基に前記照明負荷を少なくとも点灯ないし消灯する点灯装置を前記ボディに備える照明器具本体と、
この照明器具本体のボディに取り付けられ前記照明負荷を覆うとともに前記ボディの一の領域内を覆う透光性のカバーとにより構成され、
前記センサおよび前記リモコン受信部は、それぞれ、検出面および受信部を外部に向けて前記ボディの他の領域に並設されていることを特徴とする照明器具。 - 前記リモコン受信部がリモコン送信機からリモコン信号を受信した場合に、そのリモコン信号を受信したことを利用者に知らせる報知部を前記ボディに備えていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 壁面取付型であり、前記リモコン受信部は前記ボディの下部に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の照明器具。
- 前記ボディの他の領域内であって、リモコン操作の際のリモコン送信機から遠ざかる側に位置する、前記リモコン受信部の隣に、反射部が並設され、この反射部は、前記リモコン送信機からのリモコン信号を前記リモコン受信部に反射することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の照明器具。
- 前記ボディの他の領域内であって、リモコン操作の際のリモコン送信機に近づく側に位置する、前記リモコン受信部の隣に、前記報知部としてリモコン信号を受信したことを利用者に音または音声で知らせる音出力部が並設されるとともに、それらリモコン受信部および音出力部間に反射部が介設され、この反射部は、前記音出力部からの音または音声を前記リモコン送信機に近づく側に反射する一方、前記ボディの所定の取付面側で反射してくる前記リモコン送信機からのリモコン信号を前記リモコン受信部に反射することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の照明器具。
- 前記センサおよび前記リモコン受信部は、前記ボディの他の領域に取り付けられた複数焦点レンズの一方の焦点位置および他方の焦点位置に、検出面および受信部をそれぞれ合わせ、前記複数焦点レンズを介して外部に向いていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の照明器具。
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JP2004112176A Withdrawn JP2005302317A (ja) | 2004-04-06 | 2004-04-06 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005302317A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010205424A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明器具 |
JP2012195270A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-10-11 | Panasonic Corp | 照明器具 |
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2004
- 2004-04-06 JP JP2004112176A patent/JP2005302317A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010205424A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明器具 |
JP2012195270A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-10-11 | Panasonic Corp | 照明器具 |
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