JP2005301943A - 通信システム、通信装置、通信方法及びこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 システムの管理が簡易でありながら、通信装置のセキュリテイをも保護できる通信システム、
【解決手段】 親デバイス2aと子デバイス1aとをネットワークNに接続し、子デバイス1aは、親デバイス2aにデバイス発見メッセージを送信するデバイス発見メッセージ送信部302、送信されたメッセージに対する応答を受信するデバイス応答メッセージ受信部304、応答に基づき、応答した親デバイス2aからの命令を受け付けるか否かを判断する親デバイス判断部312、親デバイス2aの命令を受け付けると判断した場合、親デバイス2aを親装置として登録する通信対象登録部308、登録された親デバイス2a以外のデバイスによる命令の受け付けを禁止する通信許可判断部306を備える。
【選択図】 図3
【解決手段】 親デバイス2aと子デバイス1aとをネットワークNに接続し、子デバイス1aは、親デバイス2aにデバイス発見メッセージを送信するデバイス発見メッセージ送信部302、送信されたメッセージに対する応答を受信するデバイス応答メッセージ受信部304、応答に基づき、応答した親デバイス2aからの命令を受け付けるか否かを判断する親デバイス判断部312、親デバイス2aの命令を受け付けると判断した場合、親デバイス2aを親装置として登録する通信対象登録部308、登録された親デバイス2a以外のデバイスによる命令の受け付けを禁止する通信許可判断部306を備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ネットワークに複数の通信機能を持った装置を接続して構成される通信システム、ネットワークに接続された各通信装置、各通信装置で実行される通信方法及びこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
現在、通信機能を持った複数のデバイス(以降通信装置と記す)をネットワークに接続して通信システムを構成することがなされている。このような通信システムでは、ネットワークに新たな通信装置を接続した場合、新たに接続された通信装置に通信に必要な情報を設定する必要がある。通信に必要な情報とは、例えば、自機のアドレス情報(本明細書ではIPプロトコルを使用するものとしてIPアドレスと記す)、IPアドレスからサブネットのネットワークアドレスを求める場合に使用するマスク値(以降サブネットマスク値と記す)、ネットワーク上に存在しない通信先にデータ通信を行なう場合のデータ転送先(以降デフォルトゲートウェイと記す)、ネットワークに接続された装置のドメイン名をIPアドレスに変換するサーバ(以降DNSサーバと記す)のアドレスといった情報を指す。
通信システムの管理をより簡易化するため、通信に必要な情報を新たに接続された通信装置に自動的に設定する要請がある。この要請に応える従来技術として、例えば、LAN上のコンピュータに動的にIPアドレスを割り当てるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバをシステムに導入する従来技術がある(例えば特許文献1参照)。
DHCPサーバは、ネットワークに接続された通信装置に割り当ててもよいIPアドレスの範囲やサブネットマスク値、デフォルトゲートウェイやDNSサーバのIPアドレスを記憶している。そして、アクセスしてきた通信装置に関した情報を提供する。DHCPサーバによれば、通信装置をネットワークと接続することによって自動的に必要な情報を設定することができる。
特開2002−132601号公報
ところで、通信システムでは、各通信装置に対するアクセスに制限を設ける場合も多い。しかしながら、上記した従来技術は、アクセスの制限までも自動的に設定することを考えてなされたものではない。
このため、従来技術では、例えばネットワークに通信機能を有するプリンタやコピー機、あるいは複数の画像形成機能を併せ持った複合機といった画像形成装置を接続した場合、新たに接続された画像形成装置に管理者が手動でセキュリテイを保護する設定をしない限り、画像形成装置が使用権限のない者に不当に使用される可能性がある。画像形成装置の不当な使用は、用紙やトナーといった消耗品が不当に失われることになり、システムの管理者に不利益を与える。また、システムが画像形成に課金するものであれば、本来支払われるべき印刷等に対する対価が支払われずに管理者に与える不利益はいっそう大きくなる。
このため、従来技術では、例えばネットワークに通信機能を有するプリンタやコピー機、あるいは複数の画像形成機能を併せ持った複合機といった画像形成装置を接続した場合、新たに接続された画像形成装置に管理者が手動でセキュリテイを保護する設定をしない限り、画像形成装置が使用権限のない者に不当に使用される可能性がある。画像形成装置の不当な使用は、用紙やトナーといった消耗品が不当に失われることになり、システムの管理者に不利益を与える。また、システムが画像形成に課金するものであれば、本来支払われるべき印刷等に対する対価が支払われずに管理者に与える不利益はいっそう大きくなる。
このような不利益を防ぐため、管理者が画像形成装置にアクセス制限を設定しなければならない従来技術は、通信システムの管理を簡易化することに改善の余地を有するものといえる。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、システムの管理が簡易でありながら、通信装置のセキュリテイをも保護できる通信システム、通信装置、通信方法及びこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、システムの管理が簡易でありながら、通信装置のセキュリテイをも保護できる通信システム、通信装置、通信方法及びこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
〔発明1〕 上記目的を達成するため、発明1の通信システムは、ネットワークに少なくとも第1の装置と第2の装置とを接続して構成される通信システムであって、前記第1の装置は、前記第2の装置にメッセージを送信するメッセージ送信手段と、前記メッセージ送信手段によって送信されたメッセージに対する応答を受信する応答メッセージ受信手段と、前記応答メッセージ受信手段によって受信された応答に基づき、応答した前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かを判断する通信受付判断手段と、応答した前記第2の装置との通信を前記通信受付判断手段が受け付けると判断した場合、該第2の装置を親装置として登録する親装置登録手段と、
前記親装置登録手段に親装置として登録された前記第2の装置以外の装置との通信を禁止する通信禁止手段と、を備えることを特徴とする。
前記親装置登録手段に親装置として登録された前記第2の装置以外の装置との通信を禁止する通信禁止手段と、を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、第1の装置が第2の装置にメッセージを送信し、この応答を受信する。そして、受信された応答に基づき、応答した第2の装置からの通信を受け付けるか否かを判断する。通信を受け付けると判断した場合、この第2の装置を親装置として登録し、以降、登録された第2の装置以外の装置との通信を禁止することができる。このため、第1の装置が常に第2の装置が発行した命令以外の命令を受け付けることを自動的になくし、第1の装置が不当に使用される可能性を低減することができる。したがって、発明1は、システムの管理が簡易でありながら、通信装置のセキュリテイをも保護できる通信システムを提供することができる。
〔発明2〕 発明2の通信システムは、前記第2の装置が、前記メッセージ送信手段によって送信されたメッセージを受信するメッセージ受信手段と、前記メッセージ受信手段によって受信されたメッセージを送信した前記第1の装置に対し、前記第2の装置の存在及び前記第2の装置が親装置として機能することを示す応答メッセージを送信する応答メッセージ送信手段と、前記応答メッセージが送信された前記第1の装置を含む前記ネットワークに接続された装置が提供するサービスにかかる情報を管理するサービス情報管理手段と、前記サービス情報管理手段が管理する情報に基づいて、前記第1の装置に動作を命令する命令手段と、を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、第2の装置は送信されたメッセージを受信し、受信されたメッセージを送信した第1の装置に対して応答メッセージを送信することができる。そして、第1の装置を含む前記ネットワークに接続された装置が提供するサービスにかかる情報に基づいて、第1の装置と通信して動作を命令することができる。このため、第2の装置は、第1の装置を含むネットワークに接続された装置を一元的に管理すると共に、命令によって動作させることができる。
〔発明3〕 発明3の通信システムは、前記ネットワークに複数の前記第2の装置が接続されている場合、前記通信受付判断手段は、応答した前記第2の装置のうち1つの装置のみからの通信を受け付けるよう判断し、前記親装置登録手段は前記通信受付判断手段が通信を受け付けると判断した1つの第2の装置のみを親装置として登録することを特徴とする。
このような発明によれば、1の第2の装置のみが第1の装置と通信することができ、確実に第1の装置の不当な使用を禁止することができる。
このような発明によれば、1の第2の装置のみが第1の装置と通信することができ、確実に第1の装置の不当な使用を禁止することができる。
〔発明4〕 発明4の通信システムは、前記通信受付判断手段が、1つのネットワークについて最初に接続されたときにのみ前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かを判断し、前記親装置登録手段は、前記ネットワークに最初に接続されたときにのみ前記第2の装置を親装置として登録することを特徴とする。
このような発明によれば、第1の装置があるネットワークに対して新たに接続されたタイミングでだけ通信可能な第2の装置の登録を行う。このため、一度ネットワークに接続された第1の装置が繰り返し第2の装置を登録することをなくし、登録された第2の装置の変更を防止することができる。また、第1の装置をあるネットワークからはずして他のネットワークに接続した場合、第2の装置の登録を更新することができる。
〔発明5〕 発明5の通信システムは、前記通信受付判断手段が、前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かを1度判断した場合、以降ネットワークとの接続、切断によらず前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かの判断を停止すると共に、前記親装置登録手段は、前記第2の装置を1度親装置として登録した場合、以降第2の装置の登録を停止することを特徴とする。
このような発明によれば、第1の装置が通信を受け付ける第2の装置を工場出荷後に1度だけ登録し、以降登録された第2の装置の変更を防止することができる。
このような発明によれば、第1の装置が通信を受け付ける第2の装置を工場出荷後に1度だけ登録し、以降登録された第2の装置の変更を防止することができる。
〔発明6〕 発明6の通信システムは、前記第2の装置は前記ネットワークに接続する装置に必要なアドレス情報を割り当てるサーバであり、前記第1の装置は前記第2の装置によってアドレス情報を割り当てられるクライアントであることを特徴とする。
このような発明によれば、第2の装置によって第1の装置に自動的にアドレスが割り当てられる。このため、第1の装置が自動的にアドレス情報をも取得でき、通信システムの管理をいっそう簡易にすることができる。
このような発明によれば、第2の装置によって第1の装置に自動的にアドレスが割り当てられる。このため、第1の装置が自動的にアドレス情報をも取得でき、通信システムの管理をいっそう簡易にすることができる。
〔発明7〕 発明7の通信システムは、前記第1の装置が、ネットワークに接続されたときにアドレス情報を決定し、前記ネットワークに接続された他の装置に通知する自機情報を生成するための自機情報生成手段をさらに備えることを特徴とする。
このような発明によれば、第1の装置が第2の装置によらず自機のアドレス情報を取得することができる。
このような発明によれば、第1の装置が第2の装置によらず自機のアドレス情報を取得することができる。
〔発明8〕 発明8の通信システムは、前記第2の装置からの通信の情報が、前記第1の装置に対する動作命令を含む場合、前記通信受付判断手段は、前記第2の装置との通信を受け付けるか否か判断すると共に、前記動作命令を受け付けて命令を実行するか否か判断することを特徴とする。
このような発明によれば、第2の装置のみが命令によって第1の装置を動作させることができ、確実に第1の装置の不当な使用を禁止することができる。
このような発明によれば、第2の装置のみが命令によって第1の装置を動作させることができ、確実に第1の装置の不当な使用を禁止することができる。
〔発明9〕 発明9の通信システムは、前記第1の装置は、前記命令手段が行った命令に基づいて実行された動作に対して課金する課金手段を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、命令手段が行った命令に基づいて第1の装置が実行され動作にだけ課金することができ、課金を伴う動作が不当に実行されることを防止することができる。したがって、セキュリテイの信頼性を高めることができる。また、課金を第1の装置の側でするために第2の装置にかかる負荷を軽減することができる。
このような発明によれば、命令手段が行った命令に基づいて第1の装置が実行され動作にだけ課金することができ、課金を伴う動作が不当に実行されることを防止することができる。したがって、セキュリテイの信頼性を高めることができる。また、課金を第1の装置の側でするために第2の装置にかかる負荷を軽減することができる。
〔発明10〕 発明10の通信システムは、前記第2の装置が、さらに、前記ネットワークに接続される装置の動作要求を受け付ける動作要求受付手段と、該動作要求受付手段が受け付けた動作要求により前記命令手段が行った命令にしたがって前記第1の装置がした動作に対して課金する課金手段を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、他の装置が第2の装置を介して第1の装置に課金を伴う動作を命令することができるので、通信システムを利用しやすいものにすることができる。また、第1の装置が不当に動作させられることを防止することができる。したがって、セキュリテイの信頼性を高めることができる。さらに、課金を第2の装置が行うことによりシステム全体の課金処理を一元管理することができる。
このような発明によれば、他の装置が第2の装置を介して第1の装置に課金を伴う動作を命令することができるので、通信システムを利用しやすいものにすることができる。また、第1の装置が不当に動作させられることを防止することができる。したがって、セキュリテイの信頼性を高めることができる。さらに、課金を第2の装置が行うことによりシステム全体の課金処理を一元管理することができる。
〔発明11〕 発明10の通信システムは、前記第1の装置が、前記親装置登録手段として登録された前記第2の装置の命令手段が発行した印刷の命令に従って印刷処理を実行する印刷手段を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、第1の装置が第2の装置の印刷命令にしたがって印刷を実行することができる。このため、本発明の通信システムを複数の画像形成装置をネットワークで接続した画像形成システムに適用することができる。また、第1の装置が不当に使用され、用紙やトナーといった消耗品が不当に使用されてシステム管理者に損害を与えることを防ぐことができる。
このような発明によれば、第1の装置が第2の装置の印刷命令にしたがって印刷を実行することができる。このため、本発明の通信システムを複数の画像形成装置をネットワークで接続した画像形成システムに適用することができる。また、第1の装置が不当に使用され、用紙やトナーといった消耗品が不当に使用されてシステム管理者に損害を与えることを防ぐことができる。
〔発明12〕 発明12の通信装置は、ネットワークに他の装置と共に接続される通信装置であって、前記ネットワークに接続された他の装置にメッセージを送信するメッセージ送信手段と、前記メッセージ送信手段によって送信されたメッセージに対する応答を受信する応答メッセージ受信手段と、前記応答メッセージ受信手段によって受信された応答に基づき、応答した装置との通信を受け付けるか否かを判断する通信受付判断手段と、応答した装置が行う通信を受け付けると前記通信受付判断手段が判断した場合、該装置を親装置として登録する親装置登録手段と、前記親装置登録手段に登録された装置以外の装置との通信を禁止する通信禁止手段と、を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、ネットワークに接続された他の装置にメッセージを送信し、応答を受信することができる。そして、応答に基づき、応答した装置からの通信を受け付けるか否かを判断する。さらに通信を受け付けると判断した場合、この装置を親装置として登録し、以降は登録された装置以外の装置との通信を禁止することができる。このため、特定の装置が通信によって行われた命令以外の命令を受け付けることを自動的になくし、通信装置が不当に使用される可能性を低減することができる。したがって、発明11は、管理が簡易でありながら、セキュリテイをも保護できる通信装置を提供することができる。
〔発明13〕 発明13の通信装置は、前記親装置登録手段が発行した命令にしたがって印刷を実行する印刷手段をさらに備え、画像形成装置として機能することを特徴とする。
このような発明によれば、本発明の通信システムを画像形成装置に適用し、画像形成装置が不当に使用されること、あるいはプリントサービス等のセキュリテイを保護することができる。
このような発明によれば、本発明の通信システムを画像形成装置に適用し、画像形成装置が不当に使用されること、あるいはプリントサービス等のセキュリテイを保護することができる。
〔発明14〕 発明14の通信装置は、前記応答メッセージ受信手段が複数の応答を受信した場合、前記通信受付判断手段が、複数の応答のうち1つの応答をした装置のみからの通信を受け付けるよう判断し、前記親装置登録手段は前記通信受付判断手段が通信を受け付けると判断した1つの装置のみを親装置として登録することを特徴とする。
このような発明によれば、1の装置のみが通信装置と通信することができ、確実に通信装置の不当な使用を禁止することができる。
このような発明によれば、1の装置のみが通信装置と通信することができ、確実に通信装置の不当な使用を禁止することができる。
〔発明15〕 発明15の通信装置は、前記通信受付判断手段が1つのネットワークについて最初に接続されたときにのみ前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かを判断し、前記親装置登録手段は、前記ネットワークに最初に接続されたときにのみ前記第2の装置を親装置として登録することを特徴とする。
このような発明によれば、あるネットワークに対して新たに接続されたタイミングでだけ親装置の登録を行う。このため、一度ネットワークに接続された後は繰り返し親装置を登録することをなくし、登録された親装置の変更を防止することができる。また、あるネットワークから通信装置をはずして他のネットワークに接続した場合、親装置の登録を更新することができる。
このような発明によれば、あるネットワークに対して新たに接続されたタイミングでだけ親装置の登録を行う。このため、一度ネットワークに接続された後は繰り返し親装置を登録することをなくし、登録された親装置の変更を防止することができる。また、あるネットワークから通信装置をはずして他のネットワークに接続した場合、親装置の登録を更新することができる。
〔発明16〕 発明16の通信装置は、応答した装置からの通信を受け付けるか否かを前記通信受付判断手段が1度判断した場合、以降ネットワークとの接続、切断によらず前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かの判断を停止すると共に、前記親装置登録手段は1度親装置を登録した場合、以降装置の登録を停止することを特徴とする。
このような発明によれば、工場出荷後に1度だけ親装置を登録し、以降登録された装置の変更を防止することができる。
このような発明によれば、工場出荷後に1度だけ親装置を登録し、以降登録された装置の変更を防止することができる。
〔発明17〕 発明17の通信装置は、ネットワークに接続されたときにアドレス情報を決定し、前記ネットワークに接続された他の装置に通知する自機情報を生成するための自機情報生成手段をさらに備えることを特徴とする。
このような発明によれば、サーバ等他の装置によらずアドレス情報を取得することができる。
このような発明によれば、サーバ等他の装置によらずアドレス情報を取得することができる。
〔発明18〕 発明18の通信装置は、さらに、親装置登録手段に登録された装置が行った命令に基づいて実行した動作に対して課金する課金手段を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、親装置が行った命令に基づいて実行した動作にだけ課金することができ、課金を伴う動作が不当に実行されることを防止することができる。したがって、セキュリテイの信頼性を高めることができる。
このような発明によれば、親装置が行った命令に基づいて実行した動作にだけ課金することができ、課金を伴う動作が不当に実行されることを防止することができる。したがって、セキュリテイの信頼性を高めることができる。
〔発明19〕 発明19の通信装置は、前記親装置登録手段によって登録された装置がした印刷の命令に従って印刷処理を実行する印刷手段を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、通信装置が親装置の印刷命令にしたがって印刷を実行する画像形成装置を構成することができる。そして、画像形成装置である通信装置が不当に使用され、用紙やトナーといった消耗品が消費されて装置の管理者に不利益を与えることを防ぐことができる。
このような発明によれば、通信装置が親装置の印刷命令にしたがって印刷を実行する画像形成装置を構成することができる。そして、画像形成装置である通信装置が不当に使用され、用紙やトナーといった消耗品が消費されて装置の管理者に不利益を与えることを防ぐことができる。
〔発明20〕 発明20の通信方法は、ネットワークに他の装置と共に接続された通信装置に適用される通信方法であって、前記ネットワークに接続された他の装置にメッセージを送信するメッセージ送信ステップと、前記メッセージ送信ステップにおいて送信されたメッセージに対する応答を受信する応答メッセージ受信ステップと、前記応答メッセージ受信ステップにおいて受信された応答に基づき、応答した装置からの通信を受け付けるか否かを判断する通信受付判断ステップと、前記通信受付判断ステップにおいて応答した装置からの通信を受け付けると判断した場合、該装置を、親装置として登録する親装置登録ステップと、前記親装置登録ステップにおいて親装置として登録された装置以外の装置との通信を禁止する通信禁止ステップと、を含むことを特徴とする。
このような発明によれば、通信装置がネットワークに接続された他の装置にメッセージを送信し、応答を受信することができる。そして、応答に基づき、応答した装置からの通信を受け付けるか否かを判断する。さらに通信を受け付けると判断した場合、この装置を親装置として登録し、以降は登録された装置以外の装置との通信を禁止することができる。このため、特定の装置が行った通信による命令以外の命令を受け付けることを自動的になくし、装置が不当に使用される可能性を低減することができる。したがって、発明20は、管理が簡易でありながら、通信装置のセキュリテイをも保護できる通信方法を提供することができる。
〔発明21〕 発明21の通信方法は、応答メッセージ受信ステップにおいて複数の応答を受信した場合、前記通信受付判断ステップにおいては複数の応答のうち1つの応答をした装置のみからの通信を受け付けるよう判断し、前記親装置登録ステップにおいては通信を受け付けると判断した1つの装置のみを親装置として登録することを特徴とする。
このような発明によれば、1の装置のみが通信による命令によって通信装置を動作させることができ、確実に通信装置の不当な使用を禁止することができる。
このような発明によれば、1の装置のみが通信による命令によって通信装置を動作させることができ、確実に通信装置の不当な使用を禁止することができる。
〔発明22〕 発明22の通信方法は、通信受付判断ステップにおいては1つのネットワークについて通信装置がネットワークに最初に接続されたときにのみ前記通信受付判断手段が応答した装置からの通信を受け付けるか否かが判断され、親装置登録ステップにおいては前記ネットワークに最初に接続されたときにのみ応答した装置が親装置として登録されることを特徴とする。
このような発明によれば、あるネットワークに対して新たに接続されたタイミングでだけ親装置の登録を行う。このため、一度あるネットワークに接続された通信装置が以降繰り返し親装置を登録することをなくし、登録された親装置の変更を防止することができる。また、通信装置をあるネットワークから通信装置をはずして他のネットワークに接続した場合、親装置の登録を更新することができる。
〔発明23〕 発明23の通信方法は、前記通信受付判断ステップにおいて、応答した装置からの通信を受け付けるか否かを1度判断した場合、以降ネットワークとの接続、切断によらず前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かの判断を停止すると共に、前記親装置登録ステップにおいて、1度親装置を登録した場合、以降の登録を停止することを特徴とする。
このような発明によれば、工場出荷後に1度だけ親装置を登録し、以降登録された装置の変更を防止することができる。
このような発明によれば、工場出荷後に1度だけ親装置を登録し、以降登録された装置の変更を防止することができる。
〔発明24〕 発明24の通信方法は、ネットワークに接続されたときに自機のアドレス情報を決定し、前記ネットワークに接続された他の装置に通知するアドレス情報決定ステップをさらに含むことを特徴とする。
このような発明によれば、サーバ等他の装置によらず自機のアドレス情報を取得することができる。
このような発明によれば、サーバ等他の装置によらず自機のアドレス情報を取得することができる。
〔発明25〕 発明25の通信方法は、さらに、親装置登録ステップにおいて登録された装置が行った命令に基づいて実行した動作に対して課金する課金ステップをさらに含むことを特徴とする。
このような発明によれば、親装置が行った命令に基づいて実行した動作にだけ課金することができ、課金を伴う動作が不当に実行されることを防止することができる。したがって、通信装置のセキュリテイの信頼性を高めることができる。
このような発明によれば、親装置が行った命令に基づいて実行した動作にだけ課金することができ、課金を伴う動作が不当に実行されることを防止することができる。したがって、通信装置のセキュリテイの信頼性を高めることができる。
〔発明26〕 発明26の通信方法は、親装置として登録された装置がした印刷の命令に従って印刷処理を実行する印刷ステップをさらに含むことを特徴とする。
このような発明によれば、通信装置が親装置の印刷命令にしたがって印刷を実行する画像形成装置を構成することができる。そして、画像形成装置である通信装置が不当に使用され、用紙やトナーといった消耗品が消費されて装置の管理者に不利益を与えることを防ぐことができる。
このような発明によれば、通信装置が親装置の印刷命令にしたがって印刷を実行する画像形成装置を構成することができる。そして、画像形成装置である通信装置が不当に使用され、用紙やトナーといった消耗品が消費されて装置の管理者に不利益を与えることを防ぐことができる。
〔発明27〕 発明27の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、ネットワークに他の装置と共に接続された通信装置で実行されるプログラムであって、前記ネットワークに接続された他の装置にメッセージを送信するメッセージ送信ステップと、前記メッセージ送信ステップにおいて送信されたメッセージに対する応答を受信する応答メッセージ受信ステップと、前記応答メッセージ受信ステップにおいて受信された応答に基づき、応答した装置からの通信を受け付けるか否かを判断する通信受付判断ステップと、前記通信受付判断ステップにおいて応答した装置からの通信を受け付けると判断した場合、該装置を親装置として登録する親装置登録ステップと、前記親装置登録ステップにおいて親装置として登録された装置以外の装置との通信を禁止する通信禁止ステップと、を含むことを特徴とする。
このような発明によれば、通信装置がネットワークに接続された他の装置にメッセージを送信し、応答を受信することができる。そして、応答に基づき、応答した装置からの通信を受け付けるか否かを判断する。さらに通信を受け付けると判断した場合、この装置を親装置として登録し、以降は登録された装置以外の装置との通信を禁止することができる。このため、特定の装置が通信によって行われた命令以外の命令を受け付けることを自動的になくし、装置が不当に使用される可能性を低減することができる。したがって、発明27は、管理が簡易でありながら、通信装置のセキュリテイをも保護できる通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することができる。
〔発明28〕 発明28の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、応答メッセージ受信ステップにおいて複数の応答を受信した場合、前記通信受付判断ステップにおいては複数の応答のうち1つの応答をした装置のみからの通信を受け付けるよう判断し、前記親装置登録ステップにおいては通信を受け付けると判断した1つの装置のみを親装置として登録することを特徴とする。
このような発明によれば、1の装置のみが通信による命令で通信装置を動作させることができ、確実に通信装置の不当な使用を禁止することができる。
このような発明によれば、1の装置のみが通信による命令で通信装置を動作させることができ、確実に通信装置の不当な使用を禁止することができる。
〔発明29〕 発明29の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、通信受付判断ステップにおいては通信装置が1つのネットワークについてネットワークに最初に接続されたときにのみ前記通信受付判断手段が応答した装置からの通信を受け付けるか否かが判断され、親装置登録ステップにおいては前記ネットワークに最初に接続されたときにのみ応答した装置が親装置として登録されることを特徴とする。
このような発明によれば、あるネットワークに対して新たに接続されたタイミングでだけ親装置の登録を行う。このため、一度あるネットワークに接続された通信装置が以降繰り返し親装置を登録することをなくし、登録された親装置の変更を防止することができる。また、通信装置をあるネットワークから通信装置をはずして他のネットワークに接続した場合、親装置の登録を更新することができる。
〔発明30〕 発明30の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、前記通信受付判断ステップにおいては、応答した装置からの通信を受け付けるか否かを1度判断した場合、以降ネットワークとの接続、切断によらず前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かの判断を停止すると共に、前記親装置登録ステップにおいて、1度親装置を登録した場合、以降の登録を停止することを特徴とする。
このような発明によれば、工場出荷後に1度だけ親装置を登録し、以降登録された装置の変更を防止することができる。
このような発明によれば、工場出荷後に1度だけ親装置を登録し、以降登録された装置の変更を防止することができる。
〔発明31〕 発明31の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、ネットワークに接続されたときに自機のアドレス情報を決定し、前記ネットワークに接続された他の装置に通知するアドレス情報決定ステップをさらに含むことを特徴とする。
このような発明によれば、サーバ等他の装置によらず自機のアドレス情報を取得することができる。
このような発明によれば、サーバ等他の装置によらず自機のアドレス情報を取得することができる。
〔発明32〕 発明32の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、さらに、親装置登録ステップにおいて登録された装置が行った命令に基づいて実行した動作に対して課金する課金ステップをさらに含むことを特徴とする。
このような発明によれば、親装置が行った命令に基づいて実行した動作にだけ課金することができ、課金を伴う動作が不当に実行されることを防止することができる。したがって、通信装置のセキュリテイの信頼性を高めることができる。
このような発明によれば、親装置が行った命令に基づいて実行した動作にだけ課金することができ、課金を伴う動作が不当に実行されることを防止することができる。したがって、通信装置のセキュリテイの信頼性を高めることができる。
〔発明33〕 発明33の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、親装置として登録された装置がした印刷の命令に従って印刷処理を実行する印刷ステップをさらに含むことを特徴とする。
このような発明によれば、通信装置が親装置の印刷命令にしたがって印刷を実行する画像形成装置を構成することができる。そして、画像形成装置である通信装置が不当に使用され、用紙やトナーといった消耗品が消費されて装置の管理者に不利益を与えることを防ぐことができる。
以下、図を参照して本発明に係る通信システム、通信装置、通信方法及びこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラムの実施の形態1、実施形態2を説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の通信システムの一実施形態の概略図であって、実施形態1、実施形態2に共通の図である。実施形態1の通信システムは、ネットワークNに少なくとも第1の装置であるデバイス1と第2の装置であるデバイス2とを接続して構成される。デバイス1、デバイス2は、いずれも通信機能を持った通信装置であって、ネットワークNを介して互いに通信することができる。
なお、ネットワークとは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットを含む。
図1に示した例では、ネットワークNにデバイス1がN個接続されていて、デバイス2が2個接続されているものとする。デバイス1をそれぞれ区別するため、実施形態1、実施形態2ではデバイスをそれぞれ1a、1b、…1nとし、デバイス2をそれぞれデバイス2a、デバイス2bと記す。
図1は、本発明の通信システムの一実施形態の概略図であって、実施形態1、実施形態2に共通の図である。実施形態1の通信システムは、ネットワークNに少なくとも第1の装置であるデバイス1と第2の装置であるデバイス2とを接続して構成される。デバイス1、デバイス2は、いずれも通信機能を持った通信装置であって、ネットワークNを介して互いに通信することができる。
なお、ネットワークとは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットを含む。
図1に示した例では、ネットワークNにデバイス1がN個接続されていて、デバイス2が2個接続されているものとする。デバイス1をそれぞれ区別するため、実施形態1、実施形態2ではデバイスをそれぞれ1a、1b、…1nとし、デバイス2をそれぞれデバイス2a、デバイス2bと記す。
図2は、デバイス1a〜n、デバイス2a、2bに共通のハードウェア(H/W)構成を示す図である。各デバイスは、ネットワークNを介して通信するためのI/F21、I/F21を介して伝送される情報が蓄積されたデータ・ベース(D・B)23、デバイスを統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)22、CPU22の制御に使用されるデータやプログラム等が記憶されたROM24、CPU22のワークメモリとして使用されるRAM25とで構成されている。I/F21、CPU22、ROM24、RAM25は、互いにデータバスBで接続されている。
図3は、デバイス1a〜n、デバイス2a、2bの機能ブロック図である。デバイス1a〜nは、いずれも同様の構成を有し、また、デバイス2a、2bも互いに同様の構成を有している。このため、図3では、デバイス1a、デバイス2bだけを図示すると共に説明するものとする。なお、図3に示したデバイス2aは、デバイス1aを含むデバイスの親デバイスとして各デバイスと通信し、動作や作業を命令することができる。また、デバイス1aは、デバイス2aの子デバイスとして通信を受け付け、通信が動作命令を含む場合には命令にしたがって動作や作業を実行するものとする。また、実施形態1では、デバイス1aの親デバイスとなり得るデバイスは、デバイス2aだけであるものとする。なお、本明細書では、以降、デバイス1aを子デバイス、デバイス2aを子デバイス1aに通信が受け付けられるデバイス(親デバイス)と記して説明を行う。
子デバイス1aは、親デバイス2aにメッセージを送信するデバイス発見メッセージ送信部302、送信されたメッセージに対する応答を受信するデバイス応答メッセージ受信部304、受信された応答に基づき、応答した親デバイス2aからの通信を受け付けるか否かを判断する通信許可判断部306、応答した親デバイス2aからの通信を受け付けると通信許可判断部306が判断した場合、親デバイス2aを親デバイスとして登録する通信対象登録部308とを備えている。さらに通信許可判断部306は、登録された親デバイス2a装置以外の装置との通信を禁止する通信禁止手段としても機能する。
また、子デバイス1aは、ネットワークNにDHCPサーバがない場合、自身でIPアドレスを決定して自機に割り当てる必要がある。このため、子デバイス1aは、UpnP Auto−IP動作部310は、ネットワークNに接続されたときに自機のIPアドレス情報を決定し、ネットワークNに接続された他のデバイスに通知する自機情報生成手段として機能する。この際、IPアドレス情報として、各装置のネットワークインターフェースの物理アドレスを利用することも考えられる。
また、子デバイス1aは、ネットワークNにDHCPサーバがない場合、自身でIPアドレスを決定して自機に割り当てる必要がある。このため、子デバイス1aは、UpnP Auto−IP動作部310は、ネットワークNに接続されたときに自機のIPアドレス情報を決定し、ネットワークNに接続された他のデバイスに通知する自機情報生成手段として機能する。この際、IPアドレス情報として、各装置のネットワークインターフェースの物理アドレスを利用することも考えられる。
さらに、子デバイス1aは、以上述べた構成による通信を実行する通信部314、処理に必要なプログラムやデータを記憶する記憶部316を備えている。
子デバイス1aが送信するデバイス発見メッセージとは、子デバイス1aがネットワークNに接続されたとき、このネットワークNに他のデバイスが接続されているか否かを検出するためのメッセージである。デバイス発見メッセージは、通信部314を介してネットワークNに接続された他のデバイスすべてに送信される。図4に、デバイス発見メッセージを例示する。なお、このようなデバイス発見メッセージは、UPnP Auto−IPの動作において周知であるから、これ以上の説明を省く。
子デバイス1aが送信するデバイス発見メッセージとは、子デバイス1aがネットワークNに接続されたとき、このネットワークNに他のデバイスが接続されているか否かを検出するためのメッセージである。デバイス発見メッセージは、通信部314を介してネットワークNに接続された他のデバイスすべてに送信される。図4に、デバイス発見メッセージを例示する。なお、このようなデバイス発見メッセージは、UPnP Auto−IPの動作において周知であるから、これ以上の説明を省く。
実施形態1では、子デバイス1aがネットワークNに接続された他のデバイスのうち、子デバイス1aの親デバイスとなり得るデバイスが存在するか否かを検出するためにもデバイス発見メッセージを用いるものとする。
一方、親デバイス2aは、デバイス発見メッセージ送信部302によって送信されたメッセージを受信するデバイス発見メッセージ受信部301、受信されたメッセージを送信した子デバイス1aに対し、親デバイス2aの存在及び親デバイス2aが親デバイスとして機能することを示す応答メッセージを送信するデバイス応答メッセージ送信部303、ネットワークNに接続された親デバイス2a自身を含むデバイスが提供するサービスにかかる情報を管理するコントロールポイント307、コントロールポイント307が管理する情報に基づいて、子デバイス1aに動作を命令する命令発行部311を備えている。
一方、親デバイス2aは、デバイス発見メッセージ送信部302によって送信されたメッセージを受信するデバイス発見メッセージ受信部301、受信されたメッセージを送信した子デバイス1aに対し、親デバイス2aの存在及び親デバイス2aが親デバイスとして機能することを示す応答メッセージを送信するデバイス応答メッセージ送信部303、ネットワークNに接続された親デバイス2a自身を含むデバイスが提供するサービスにかかる情報を管理するコントロールポイント307、コントロールポイント307が管理する情報に基づいて、子デバイス1aに動作を命令する命令発行部311を備えている。
また、親デバイス2aは、ネットワークNに接続されているデバイスにかかる情報を管理するデバイス情報管理部309を備えている。また、親デバイス2aにも上記した各構成による通信を実行する通信部313、各構成の制御に必要なプログラムやデータが記憶された記憶部315が備えられている。さらに、実施形態1では、親デバイス2aもUPnP Auto−IP動作部305を備え、ネットワーク上にDHCPサーバがない場合には親デバイス2a自身のIPアドレスを決定して割り当てるよう構成されている。
以上述べた構成は、次のように動作する。なお、実施形態1では、実施形態1の通信システムにおいて、親デバイス2aからの通信の情報が、子デバイス1aに対する動作命令を含む場合の例を挙げて以降の説明を行うものとする。
子デバイス1aは、ネットワークNに接続されたとき、ネットワークNを通じてネットワークN上に他のデバイスがあるか否か判断する。図5は、この判断の手順を具体的に説明するためのフローチャートである。子デバイス1aは、デバイス発見メッセージをネットワークNに接続されているすべてのデバイスに送信する。そして、この応答メッセージを受信し、受信の内容に基づいてネットワーク上にDHCPサーバがあるか否か判断する(S501)。
子デバイス1aは、ネットワークNに接続されたとき、ネットワークNを通じてネットワークN上に他のデバイスがあるか否か判断する。図5は、この判断の手順を具体的に説明するためのフローチャートである。子デバイス1aは、デバイス発見メッセージをネットワークNに接続されているすべてのデバイスに送信する。そして、この応答メッセージを受信し、受信の内容に基づいてネットワーク上にDHCPサーバがあるか否か判断する(S501)。
ステップS501の判断の結果、ネットワークN上にDHCPサーバがある場合(S501:Yes)、DHCPサーバと通信し、DHCPサーバからIPアドレス等のネットワークに参加するために必要な情報を取得する。取得した情報は、子デバイス1aに設定される。情報の設定により、子デバイス1aがネットワークへの参加が可能な状態になる(S505)。
また、子デバイス1aは、ステップS501においてネットワークN上にDHCPサーバがないと判断した場合(S501:No)、UPnP Auto−IP動作部310によってIPアドレスを仮設定する(S502)。仮設定できるIPアドレスの範囲は、例えば8ビットで表される0〜255の値である。ただし、0と255との値は予約済みとなっていて通常は使用されない(S502)。
次に、子デバイス1aは、仮設定したIPアドレスがネットワークN上の他のデバイスで使用されているか否か判断する(S503)。この判断は、例えば、ARP(Address Resolution Protocol)による調査によって実現できる。調査の結果、仮設定されたIPアドレスが他のデバイスで使用されていた場合(S502:Yes)、子デバイス1aは、再度別のIPアドレスを仮設定する。そして、再度設定されたIPアドレスが他のデバイスで使用されているか否か判断する(S502)。
また、ステップS503において、仮設定したIPアドレスがネットワークN上のいずれのデバイスでも使用されていないと判断された場合(S401:No)、仮設定されたIPアドレスが子デバイス1aのローカルIPアドレスに正式に設定される(S504)。また、UPnP Auto−IP動作部310は、IPアドレスを取得したことにより、ネットワークN上で通信に必要なサブネットマスク等の他の情報をも他のデバイスから取得し、子デバイス1aに設定することができる。UPnP Auto−IP動作部310によって設定されたネットワークの情報を以下に例示する。
・子デバイス1aのローカルIPアドレス 169.254.1.10
・サブネットマスク 255.255.255.0
・デフォルトゲートウェイ 169.254.1.1
次に、子デバイス1aは、親デバイスを発見するため、デバイス発見メッセージを送信する。このデバイス発見メッセージの送信は、取得したIPアドレスを使って行われる。そして、送信したデバイス発見メッセージに対する応答によって応答したデバイスが親デバイスとして利用可能であるか否か親デバイス判断部312で判断する。応答したデバイスが親デバイスとして利用可能である場合、子デバイス1aは、このデバイスを親デバイスとして通信対象登録部308に登録する。
・子デバイス1aのローカルIPアドレス 169.254.1.10
・サブネットマスク 255.255.255.0
・デフォルトゲートウェイ 169.254.1.1
次に、子デバイス1aは、親デバイスを発見するため、デバイス発見メッセージを送信する。このデバイス発見メッセージの送信は、取得したIPアドレスを使って行われる。そして、送信したデバイス発見メッセージに対する応答によって応答したデバイスが親デバイスとして利用可能であるか否か親デバイス判断部312で判断する。応答したデバイスが親デバイスとして利用可能である場合、子デバイス1aは、このデバイスを親デバイスとして通信対象登録部308に登録する。
図6は、子デバイス1aで行われる親デバイス登録の処理を説明するためのフローチャートである。子デバイス1aは、ネットワークNにつながれたか否か判断する(S601)。ネットワークにつながれた(つながれていない状態からつながれた状態に移行した)と判断した場合(S601:Yes)、すでにIPアドレスの取得がなされているか否か判断する(S602)。IPアドレスを取得していない場合(S602:No)、図5で説明した手順でIPアドレスを取得する(S607)。
また、ステップS602において、すでにIPアドレスが取得されていると判断した場合(S602:Yes)、子デバイス1aは、工場出荷後に親デバイス(通信対象)の登録が可能であるか否か判断する(S603)。
すなわち、実施形態1では、子デバイス1aがネットワークNについて、最初に接続されたときにのみ親デバイス判断部312が親デバイス2aの命令を受け付けるか否かを判断し、通信対象登録部308がネットワークNに最初に接続されたときにのみ親デバイス2aを親デバイスとして登録するよう子デバイス1aを設定しておくことができる。このような場合、親デバイス判断部312は、ステップS603において、子デバイス1aが工場出荷後他のネットワーク、あるいはネットワークNに接続されていても、今回ネットワークNに最初に接続されたのであれば親デバイス2aを通信対象として登録可能と判断する(S603:Yes)。また、子デバイス1aとネットワークNが継続して接続されている場合には、親デバイス2aを通信対象として登録しないと判断する(S603:No)。
すなわち、実施形態1では、子デバイス1aがネットワークNについて、最初に接続されたときにのみ親デバイス判断部312が親デバイス2aの命令を受け付けるか否かを判断し、通信対象登録部308がネットワークNに最初に接続されたときにのみ親デバイス2aを親デバイスとして登録するよう子デバイス1aを設定しておくことができる。このような場合、親デバイス判断部312は、ステップS603において、子デバイス1aが工場出荷後他のネットワーク、あるいはネットワークNに接続されていても、今回ネットワークNに最初に接続されたのであれば親デバイス2aを通信対象として登録可能と判断する(S603:Yes)。また、子デバイス1aとネットワークNが継続して接続されている場合には、親デバイス2aを通信対象として登録しないと判断する(S603:No)。
このように設定した場合、実施形態1は、子デバイス1aの親デバイスの設定を保存することができ、子デバイス1aをネットワークNと接続するたびに親デバイス2aを登録する処理を行うことをなくすことができる。また、いったん登録された子デバイス1aの親デバイスが変更されることを制限でき、デバイスのセキュリテイを保護することができる。
また、実施形態1では、親デバイス判断部312が、ある親デバイスからの命令を受け付けるか否かを1度判断した場合、以降ネットワークとの接続、切断によらず親デバイスからの命令を受け付けるか否かの判断を停止する。そして、親デバイスが1度登録された場合、以降親デバイスの登録を通信対象登録部308が停止するように子デバイス1aを予め設定することができる。
このような場合、親デバイス判断部312は、子デバイス1aが工場出荷後に一度でもネットワークに接続されていたならば親デバイス2aを通信対象として登録するか否かの判断を行わない。また、通信対象登録部308は、親デバイス2aを通信対象として登録しないと判断する(S603:No)。また、工場出荷後にいずれのネットワークとも接続されたことがなく、はじめてネットワークNに接続された場合には親デバイス2aを通信対象として登録可能と判断する(S603:Yes)。
このようにした場合、実施形態1は、いったん登録された親デバイスが変更されることをなくし、よりセキュリテイ保護の効果を高めることができる。
次に、子デバイス1aは、デバイス発見メッセージに対するデバイス応答メッセージに基づいてデバイス応答メッセージを送信してきた親デバイス2aが親デバイスとして利用可能か否か判断する(S604)。
次に、子デバイス1aは、デバイス発見メッセージに対するデバイス応答メッセージに基づいてデバイス応答メッセージを送信してきた親デバイス2aが親デバイスとして利用可能か否か判断する(S604)。
この判断は、例えば、親デバイス2aが自機の情報をデバイス応答メッセージに含ませ、子デバイス1aの親デバイス判断部312がデバイス応答メッセージに含まれる親デバイス2aの情報を解析して行うことができる。あるいは、子デバイス1aがコントロールポイント307に登録されているデバイスのディスクリプションを検索し、親デバイス2aが親デバイスとしての機能を備えているか否か判断することによっても可能である。なお、デバイスのディスクリプションとは、デバイスが提供できるサービス(プリンタである等)や仕様等の情報をいう。コントロールポイント307には、親デバイス2aも含めてネットワークN上にあるすべてのデバイスのディスクリプションが登録されている。
ステップS604の判断の結果、親デバイス2aが通信対象として登録できないと判断した場合(S604:No)、ステップS601に戻る。また、親デバイス2aが通信対象として登録可能である場合(S604:Yes)、さらに、親デバイス判断部312は、通信対象となり得るデバイスがネットワークN上に複数あるか否か判断する(S605)。そして、通信対象となり得るデバイスが一つだけである場合(S605:No)、通信対象登録部308が、このデバイスを登録する(S606)。
なお、登録されたデバイス(通信対象)は、通信対象登録部308において以下のような形式で登録される。
・通信対象(許可)IP 169.254.1.254
一方、ステップS605において、通信対象となり得るデバイスが複数あると判断された場合(S605:Yes)、例えば、本フローチャートのように、ユーザが複数のデバイスから親デバイスを選択してもよい(S608)。本フローチャートでは、ユーザが複数のデバイスを親デバイスとして登録可能であるものとする。
・通信対象(許可)IP 169.254.1.254
一方、ステップS605において、通信対象となり得るデバイスが複数あると判断された場合(S605:Yes)、例えば、本フローチャートのように、ユーザが複数のデバイスから親デバイスを選択してもよい(S608)。本フローチャートでは、ユーザが複数のデバイスを親デバイスとして登録可能であるものとする。
また、本発明は、親デバイス判断部312が、複数のデバイスのうちの1つのデバイスのみの命令を受け付けるよう判断し、通信対象登録部308は親デバイス判断部312が命令を受け付けると判断した1つのデバイスのみを親デバイスとして登録することもできる。親デバイスとして1つのデバイスだけを登録することにより、本実施形態は、新たにネットワークに接続されたデバイスが権限のない者に使用される可能性を低減し、セキュリテイ保護の効果をより高めることができる。
また、親デバイスとして唯一のデバイスを登録する処理は、例えば、デバイス応答メッセージを最先に返信したデバイスを親デバイスとすることによって可能になる。また、親デバイス判断部312に予め親デバイスとして望ましい条件を設定しておき、複数のデバイスのうちから条件に合致するデバイスを選択するようにしてもよい。
なお、親デバイス判断部312による親デバイスとなり得るデバイスが複数あるか否かの判断は、例えば、デバイス発見メッセージに応答するデバイス応答メッセージが複数のデバイスから送信されてくるか否かを判断することによって実現できる。あるいは、親デバイス2aが、コントロールポイント307に登録された親デバイスになり得るデバイスの情報をデバイス応答メッセージに含ませることによって実現できる。さらに、子デバイス1aが親デバイス2aにあるコントロールポイント307を検索することによっても実現できる。
なお、親デバイス判断部312による親デバイスとなり得るデバイスが複数あるか否かの判断は、例えば、デバイス発見メッセージに応答するデバイス応答メッセージが複数のデバイスから送信されてくるか否かを判断することによって実現できる。あるいは、親デバイス2aが、コントロールポイント307に登録された親デバイスになり得るデバイスの情報をデバイス応答メッセージに含ませることによって実現できる。さらに、子デバイス1aが親デバイス2aにあるコントロールポイント307を検索することによっても実現できる。
親デバイス2aがコントロールポイント307にディスクリプションを登録する処理を、図7のフローチャートに示す。すなわち、親デバイス2aは、ネットワーク上にデバイスがあるか否かを判断する(S701)。この判断は、定期的になされるものであってもよく、ネットワークN上にデバイスがない場合にはデバイスが接続されるまで待機する。
ステップS701において、ネットワークNにデバイスが接続されたと判断した場合(S701:Yes)、親デバイス2aは、デバイスが提供するディスクリプションを検索し(S702)、検索の結果得られたディスクリプションをコントロールポイント307に登録する。親デバイス2aは、子デバイスに動作を命じる場合、登録されているディスクリプションから動作可能な子デバイスを選択する。そして、選択した子デバイスに命令発行部311が動作命令を生成し、通信部313を介して命令を送信する。
ステップS701において、ネットワークNにデバイスが接続されたと判断した場合(S701:Yes)、親デバイス2aは、デバイスが提供するディスクリプションを検索し(S702)、検索の結果得られたディスクリプションをコントロールポイント307に登録する。親デバイス2aは、子デバイスに動作を命じる場合、登録されているディスクリプションから動作可能な子デバイスを選択する。そして、選択した子デバイスに命令発行部311が動作命令を生成し、通信部313を介して命令を送信する。
以上述べたように、本実施形態1は、子デバイス1aに通信対象登録部308を設け、通信対象登録部308に親デバイスを登録する。以下、実施形態1では、親デバイス2aが登録されたものとし、親デバイス2aの登録以降の動作を説明する。
親デバイス2aからの命令を受信した場合、子デバイス1aは、命令を送信したデバイスが通信対象登録部308に登録されている場合にだけ命令を実行する。図8は、子デバイス1aが命令を送信したデバイスが親デバイスであるか否かを判断するための処理を説明するためのフローチャートである。
親デバイス2aからの命令を受信した場合、子デバイス1aは、命令を送信したデバイスが通信対象登録部308に登録されている場合にだけ命令を実行する。図8は、子デバイス1aが命令を送信したデバイスが親デバイスであるか否かを判断するための処理を説明するためのフローチャートである。
子デバイス1aは、ネットワークN上の他のデバイスと通信がなされたか否か判断する(S801)。通信がない場合(S801:No)、通信がなされるまで待機する。また、通信がなされた場合(S801:Yes)、通信対象登録部308を検索する(S802)。そして、通信許可判断部306が、通信が行われたデバイスが登録されている親デバイス2aであるか否か判断する(S803)。
ステップS803の判断の結果、親デバイス2aとの通信であった場合(S803:Yes)、通信許可判断部306は、通信部314に親デバイス2aとの通信許可を与える(S804)。この結果、親デバイス2aの命令は、子デバイス1aに受け付けられる。一方、ステップS803の判断の結果、親デバイス2aとの通信でなかった場合(S803:No)、通信部314にこのデバイスとの通信許可を与えない(S805)。この結果、他のデバイスから子デバイス1aに動作を命令することが禁止される。
以上述べた実施形態1によれば、子デバイス1aがネットワークNに接続されたとき、子デバイス1aに動作を命令できる親デバイス2aを登録できる。そして、以降、親デバイス2a以外のデバイスによる命令に従うことを禁止することができる。このような実施形態1は、子デバイス1aがネットワークNに接続されると直ちに子デバイス1aのセキュリテイを自動的に保護することができる。このような実施形態1は、システムの管理が簡易でありながら、通信装置のセキュリテイをも保護できる通信システム、通信装置、通信方法及びこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供するものといえる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2を説明する。なお、実施形態2の説明において、実施形態1と同様の構成は実施形態1と同様の符号を付し、説明及び図示を一部略すものとする。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2を説明する。なお、実施形態2の説明において、実施形態1と同様の構成は実施形態1と同様の符号を付し、説明及び図示を一部略すものとする。
図9は、実施形態2の通信システムの子デバイス9aのハードウェア構成を示す図である。図示したように、実施形態2の子デバイス9aは、印刷機構90を備えたプリンタとして構成されている点で実施形態1のデバイス1aと相違する。実施形態2でいう印刷機構90とは、プリンタ等における画像の印刷機構であり、例えば画像を読み込む撮像素子、読み込まれた画像を処理してデジタルデータを得る処理装置、デジタルデータに基づいて感光体上に画像を形成して紙上に出力する装置等で構成される。
図10は、実施形態2の親デバイス12と子デバイス9aとを説明するための機能ブロック図である。実施形態2では、親デバイス12、子デバイス9aの少なくとも一方が、命令発行部311が行った命令に基づいて実行した動作に対して課金する課金部111(課金部122)を備えている。実施形態2の子デバイス9aは、前記したように印刷機構90を備えたプリンタであり、命令発行部311がした印刷命令に基づいて印刷の動作を実行する。課金部111(122)は、印刷の作業(プリントサービス)に対して課金するものである。
さらに、親デバイス12は、ネットワークNに接続された装置(例えばデバイス13)の印刷要求を受け付ける動作要求受付手段である印刷要求転送部123を備えている。印刷要求転送部123は、デバイス13の印刷要求部131による印刷要求を受け付け、通信部313を介して印刷要求を子デバイス9aに転送する。
図10は、実施形態2の親デバイス12と子デバイス9aとを説明するための機能ブロック図である。実施形態2では、親デバイス12、子デバイス9aの少なくとも一方が、命令発行部311が行った命令に基づいて実行した動作に対して課金する課金部111(課金部122)を備えている。実施形態2の子デバイス9aは、前記したように印刷機構90を備えたプリンタであり、命令発行部311がした印刷命令に基づいて印刷の動作を実行する。課金部111(122)は、印刷の作業(プリントサービス)に対して課金するものである。
さらに、親デバイス12は、ネットワークNに接続された装置(例えばデバイス13)の印刷要求を受け付ける動作要求受付手段である印刷要求転送部123を備えている。印刷要求転送部123は、デバイス13の印刷要求部131による印刷要求を受け付け、通信部313を介して印刷要求を子デバイス9aに転送する。
子デバイス9aは、転送された印刷要求を受信する実行命令受信部113、実行命令受信部113が受け付けた印刷要求を印刷部112に実行させる命令実行部115を備えている。
また、実施形態2では、親デバイス12がネットワークNに接続するデバイスに必要なアドレス情報を割り当てる機能を有するDHCPサーバとして機能する。このために親デバイス12は、DHCPサーバ動作部121を備えている。また、子デバイス9aは、親デバイス12によってアドレス情報を割り当てられるクライアントとして構成される。このため、子デバイス9aは、DHCPクライアント動作部124を備えている。
また、実施形態2では、親デバイス12がネットワークNに接続するデバイスに必要なアドレス情報を割り当てる機能を有するDHCPサーバとして機能する。このために親デバイス12は、DHCPサーバ動作部121を備えている。また、子デバイス9aは、親デバイス12によってアドレス情報を割り当てられるクライアントとして構成される。このため、子デバイス9aは、DHCPクライアント動作部124を備えている。
以上述べた実施形態2の通信システムは、次のように動作する。すなわち、デバイス13の印刷要求部131が印刷を要求する場合、コントロールポイントのディスクリプションからプリントサービスを提供する親デバイスを検索する。検索の結果、親デバイス12を検出した場合、デバイス13は、親デバイス12に印刷要求を行う。親デバイス12は、印刷要求を受け付け、印刷要求転送部123によって印刷要求を子デバイス9aに転送する。
図11は、このような動作を説明するためのフローチャートである。親デバイス12は、プリントサービスの提供を要求するデバイスがネットワークN上にあるか否か判断する(S1101)。そして、例えば、デバイス13がプリントサービスを要求する場合(S1101:Yes)、通信部313を介してデバイス13の印刷要求を受信する(S1102)。さらに、親デバイス12は、デバイス13の印刷要求を通信部313で受け、印刷要求転送部123により子デバイス9aに印刷要求を転送する(S1103)。以上の処理の後、親デバイス12は、プリントサービスを要求するデバイスの有無を判断する処理に戻る。
図12は、親デバイス12から印刷要求の転送を受けた子デバイス9aの処理を説明するためのフローチャートである。子デバイス9aは、親デバイス12の通信内容がプリントサービスの要求であるか否か判断する(S1201)。この際、子デバイス9aは、実施形態1と同様に通信対象登録部308に登録されている親デバイス以外との通信を禁止している。このため、通信対象登録部308に親デバイス12が通信対象として登録されている場合にのみ印刷要求が子デバイス9aに受け付けられる。
通信内容がプリントサービスの要求であった場合(S1201:Yes)、実行命令受信部113が、要求されている印刷の内容を判断する。そして、印刷の内容にしたがってプリントサービスの提供にかかる課金を実行する(S1202)。
課金の実行は、例えば、課金部111にユーザごとの課金テーブルを予め設定し、課金テーブルを参照して行うものであってもよい。課金テーブルとは、例えば、プリントのモード(用紙のサイズ、カラー、白黒の別等)に応じたプリントの単価、各ユーザに課された印刷料金の累積金額等をユーザごとに示すテーブルであってもよい。課金部111は、印刷の内容に対応するモードの単価に今回の印刷枚数を積算し、累積金額に加算することによって各ユーザに課されるプリント料金を算出することができる。
課金の実行は、例えば、課金部111にユーザごとの課金テーブルを予め設定し、課金テーブルを参照して行うものであってもよい。課金テーブルとは、例えば、プリントのモード(用紙のサイズ、カラー、白黒の別等)に応じたプリントの単価、各ユーザに課された印刷料金の累積金額等をユーザごとに示すテーブルであってもよい。課金部111は、印刷の内容に対応するモードの単価に今回の印刷枚数を積算し、累積金額に加算することによって各ユーザに課されるプリント料金を算出することができる。
さらに、実行命令受信部113は、命令実行部115を介して印刷部112に印刷を実行させる(S1203)。以上の処理の後、子デバイス9aは、次の印刷要求に備えて待機する。
このような実施形態2によれば、ネットワークNに接続された任意のデバイスから子デバイス9a(プリンタ)にプリントサービスを要求することができる。このため、通信システムの利用者の利便性を高めることができる。また、プリントサービスの要求は、プリンタに登録されている親デバイスを介してなされる。このため、実施形態1と同様に、プリンタのセキュリテイを守り、プリンタの不正な使用を防ぐことができる。
このような実施形態2によれば、ネットワークNに接続された任意のデバイスから子デバイス9a(プリンタ)にプリントサービスを要求することができる。このため、通信システムの利用者の利便性を高めることができる。また、プリントサービスの要求は、プリンタに登録されている親デバイスを介してなされる。このため、実施形態1と同様に、プリンタのセキュリテイを守り、プリンタの不正な使用を防ぐことができる。
なお、本発明は、以上述べた実施形態2に限定されるものではない。すなわち、本発明の通信システムは、ネットワークにプリンタを接続して構成されるものに限定されるものでなく、他の装置を接続して構成することができる。図13は、ネットワークに接続されるデバイスの一例として、画像投影機構130を備えるデバイス(プロジェクタ)を示すものである。図13に示したデバイスを接続した場合、本発明の通信システムは、プロジェクタに登録された親デバイス以外の指示による画像投影が禁止できる。
さらに、以上述べた実施形態1、実施形態2は、いずれも親デバイス2aが子デバイス1aに対してプリントの動作命令を含んだ情報を送信するものとしたが、本発明はこのような通信によって動作命令をするものに限定されるものではない。通信の内容としては、例えば、デバイスの設定データや機能を拡張するためのプログラムが考えられる。このようにした場合、権限のない第三者がデバイスの設定や機能を変更することを防ぐことができる。また、通信確認要求(親デバイスと子デバイス間、あるいはネットワーク上の他のデバイスとの通信の確立を確かめるping要求に応答する、しないの判断)子デバイスから親デバイス、あるいはネットワーク上の他のデバイスにブロードキャストを行った際に返信されるメッセージ等にも本発明の通信システムを適用することができる。
また、以上の図5ないし図8のフローチャート、図11及び図12のフローチャートで示した通信方法をコンピュータに実行させるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、本実施形態の通信方法をコンピュータに実行させるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
1a〜1n 子デバイス、2a、2b、9a 親デバイス、12、13 デバイス、111、122 課金部、113 実行命令受信部、115 命令実行部、121 DHCPサーバ動作部、123 印刷要求転送部、124 DHCPクライアント動作部、130
画像投影機構、131 印刷要求部、301 デバイス発見メッセージ受信部、302
デバイス発見メッセージ送信部、303 デバイス応答メッセージ送信部、304 デバイス応答メッセージ受信部、305、310 UPnP Auto−IP動作部、306 通信許可判断部、307 コントロールポイント、308 通信対象登録部、309
デバイス情報管理部、311 命令発行部、312 親デバイス判断部、313、314 通信部、315、316 記憶部
画像投影機構、131 印刷要求部、301 デバイス発見メッセージ受信部、302
デバイス発見メッセージ送信部、303 デバイス応答メッセージ送信部、304 デバイス応答メッセージ受信部、305、310 UPnP Auto−IP動作部、306 通信許可判断部、307 コントロールポイント、308 通信対象登録部、309
デバイス情報管理部、311 命令発行部、312 親デバイス判断部、313、314 通信部、315、316 記憶部
Claims (15)
- ネットワークに少なくとも第1の装置と第2の装置とを接続して構成される通信システムであって、
前記第1の装置は、
前記第2の装置にメッセージを送信するメッセージ送信手段と、
前記メッセージ送信手段によって送信されたメッセージに対する応答を受信する応答メッセージ受信手段と、
前記応答メッセージ受信手段によって受信された応答に基づき、応答した前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かを判断する通信受付判断手段と、
応答した前記第2の装置との通信を前記通信受付判断手段が受け付けると判断した場合、該第2の装置を親装置として登録する親装置登録手段と、
前記親装置登録手段に親装置として登録された前記第2の装置以外の装置との通信を禁止する通信禁止手段と、
を備えることを特徴とする通信システム。 - 前記第2の装置は、
前記メッセージ送信手段によって送信されたメッセージを受信するメッセージ受信手段と、
前記メッセージ受信手段によって受信されたメッセージを送信した前記第1の装置に対し、前記第2の装置の存在及び前記第2の装置が親装置として機能することを示す応答メッセージを送信する応答メッセージ送信手段と、
前記応答メッセージが送信された前記第1の装置を含む前記ネットワークに接続された装置が提供するサービスにかかる情報を管理するサービス情報管理手段と、
前記サービス情報管理手段が管理する情報に基づいて、前記第1の装置に動作を命令する命令手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記ネットワークに複数の前記第2の装置が接続されている場合、前記通信受付判断手段は、応答した前記第2の装置のうち1つの装置のみからの通信を受け付けるよう判断し、前記親装置登録手段は前記通信受付判断手段が通信を受け付けると判断した1つの第2の装置のみを親装置として登録することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
- 前記通信受付判断手段は、1つのネットワークについて最初に接続されたときにのみ前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かを判断し、前記親装置登録手段は、前記ネットワークに最初に接続されたときにのみ前記第2の装置を親装置として登録することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信システム。
- 前記通信受付判断手段は、前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かを1度判断した場合、以降ネットワークとの接続、切断によらず前記第2の装置からの通信を受け付けるか否かの判断を停止すると共に、前記親装置登録手段は、前記第2の装置を1度親装置として登録した場合、以降第2の装置の登録を停止することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信システム。
- 前記第2の装置は前記ネットワークに接続する装置に必要なアドレス情報を割り当てるサーバであり、前記第1の装置は前記第2の装置によってアドレス情報を割り当てられるクライアントであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信システム。
- 前記第1の装置は、ネットワークに接続されたときにアドレス情報を決定し、前記ネットワークに接続された他の装置に通知する自機情報を生成するための自機情報生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信システム。
- 前記第2の装置からの通信の情報が、前記第1の装置に対する動作命令を含む場合、前記通信受付判断手段は、前記第2の装置との通信を受け付けるか否か判断すると共に、前記動作命令を受け付けて命令を実行するか否か判断することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信システム。
- 前記第1の装置及び前記第2の装置の少なくとも一方は、さらに、前記命令手段が行った命令に基づいて実行した動作に対して課金する課金手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の通信システム。
- 前記第2の装置は、さらに、前記ネットワークに接続された装置を動作させる動作要求命令を受け付ける動作要求受付手段を備え、前記第1の装置及び前記第2の装置の少なくとも一方が、前記動作要求受付手段が受け付けた動作要求により前記命令手段が発行した命令にしたがって前記第1の装置が実行した動作に対して課金する課金手段を備えることを特徴とする請求項8または9に記載の通信システム。
- 前記第1の装置は、前記親装置登録手段によって登録された前記第2の装置の命令手段が発行した印刷の命令に従って印刷処理を実行する印刷手段を備えることを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の通信システム。
- ネットワークに他の装置と共に接続される通信装置であって、
前記ネットワークに接続された他の装置にメッセージを送信するメッセージ送信手段と、
前記メッセージ送信手段によって送信されたメッセージに対する応答を受信する応答メッセージ受信手段と、
前記応答メッセージ受信手段によって受信された応答に基づき、応答した装置との通信を受け付けるか否かを判断する通信受付判断手段と、
応答した装置が行う通信を受け付けると前記通信受付判断手段が判断した場合、該装置を親装置として登録する親装置登録手段と、
前記親装置登録手段に親装置として登録された前記第2の装置以外の装置との通信を禁止する通信禁止手段と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記親装置登録手段が発行した命令にしたがって印刷を実行する印刷手段をさらに備え、画像形成装置として機能することを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
- ネットワークに他の装置と共に接続された通信装置に適用される通信方法であって、
前記ネットワークに接続された他の装置にメッセージを送信するメッセージ送信ステップと、
前記メッセージ送信ステップにおいて送信されたメッセージに対する応答を受信する応答メッセージ受信ステップと、
前記応答メッセージ受信ステップにおいて受信された応答に基づき、応答した装置からの通信を受け付けるか否かを判断する通信受付判断ステップと、
前記通信受付判断ステップにおいて応答した装置からの通信を受け付けると判断した場合、該装置を、親装置として登録する親装置登録ステップと、
前記親装置登録ステップにおいて親装置として登録された装置以外の装置との通信を禁止する通信禁止ステップと、
を含むことを特徴とする通信方法。 - ネットワークに他の装置と共に接続された通信装置で実行されるプログラムであって、
前記ネットワークに接続された他の装置にメッセージを送信するメッセージ送信ステップと、
前記メッセージ送信ステップにおいて送信されたメッセージに対する応答を受信する応答メッセージ受信ステップと、
前記応答メッセージ受信ステップにおいて受信された応答に基づき、応答した装置からの通信を受け付けるか否かを判断する通信受付判断ステップと、
前記通信受付判断ステップにおいて応答した装置からの通信を受け付けると判断した場合、該装置を親装置として登録する親装置登録ステップと、
前記親装置登録ステップにおいて親装置として登録された装置以外の装置との通信を禁止する通信禁止ステップと、
を含むことを特徴とする通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2004121309A JP2005301943A (ja) | 2004-04-16 | 2004-04-16 | 通信システム、通信装置、通信方法及びこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラム |
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- 2004-04-16 JP JP2004121309A patent/JP2005301943A/ja not_active Withdrawn
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