JP2005301832A - 運転者異常警報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 運転者毎に記憶された走行パターンを基準に、運転者個別に走行状態をチェック可能な運転者異常警報装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 運転者異常警報装置1は、車両の走行状態を検出するセンサ21、22、23と、走行状態から得られる運転者固有の走行パターンを運転者毎に記憶する記憶部310と、最新の走行状態と走行パターンとを比較して走行状態が正常か異常かを判別する判別部31と、を持つ状態判別装置3と、走行状態が異常であると判別された場合に警報を出す警報装置4と、を備えてなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、走行状態の異常を、運転者に自覚させる運転者異常警報装置に関する。
例えば、特許文献1には、車両運転中の運転者あるいは車両の挙動から運転者の居眠りを検知し窓ガラスを開けることにより、運転者に覚醒を促す居眠り運転防止装置が紹介されている。同文献記載の居眠り運転防止装置は、ステアリング操作のふらつき度合いを、道路の車線区画線を写すカメラ画像から検出することにより、運転者の居眠りの程度を判断するものである。
特開2002−114054号公報
ところで、居眠り時の車両の挙動には、複数の運転者間の個人差が発現しにくい。したがって、同文献記載の居眠り運転防止装置のように、車線区画線を写すカメラ画像から、誰が運転者であっても画一的に居眠りの程度を判断することができる。
しかしながら、運転者の心理状態の変化、体調の変化などに起因する走行状態の変化の全てを、居眠り時のように、画一的に判断することは困難である。その理由は、心理状態の変化、体調の変化を計る基準となる通常走行時の走行パターンが、運転者毎に異なるからである。
本発明の運転者異常警報装置は、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、運転者毎に記憶された走行パターンを基準に、運転者個別に走行状態をチェック可能な運転者異常警報装置を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明の運転者異常警報装置は、車両の走行状態を検出するセンサと、該走行状態から得られる運転者固有の走行パターンを運転者毎に記憶する記憶部と、最新の該走行状態と該走行パターンとを比較して該走行状態が正常か異常かを判別する判別部と、を持つ状態判別装置と、該走行状態が異常であると判別された場合に警報を出す警報装置と、を備えてなることを特徴とする。
運転者の走行パターンは、記憶部に格納される。運転者が、当該走行パターンから所定量逸脱した運転をすると、判別部が現在の走行状態を異常であると判別する。そして、警報装置が運転者に対し警報を出す。警報により、運転者は、例えば自己の心理状態が乱れていることを自覚することができる。
このように、本発明の運転者異常警報装置によると、自らは判断し難い自己の心理状態などを、客観的に自覚することができる。したがって、運転者の注意を喚起することができる。
(2)好ましくは、前記走行パターンは、定期的に更新される構成とする方がよい。走行パターンは、現在の走行状態の正常、異常を見極める指標となるものである。本構成によると、走行パターンを更新することができる。このため、より精度良く走行状態の正常、異常を判別することができる。
(3)好ましくは、さらに、運転者を判別する運転者判別装置を持つ構成とする方がよい。本構成によると、車両側が自動的に運転者の識別を行うため便利である。
本発明によると、運転者毎に記憶された走行パターンを基準に、運転者個別に走行状態をチェック可能な運転者異常警報装置を提供することができる。
以下、本発明の運転者異常警報装置の実施の形態について説明する。
まず、本実施形態の運転者異常警報装置の構成について説明する。図1に、本実施形態の運転者異常警報装置のブロック図を示す。図に示すように、本実施形態の運転者異常警報装置1は、CCD(Charge Coupled Device)カメラ20とブレーキセンサ21とミリ波レーダ22と車速センサ23と警報ECU(Electrical Control Unit)3と警報装置4とを備えている。ブレーキセンサ21、ミリ波レーダ22、車速センサ23は、本発明のセンサに含まれる。警報ECU3は、本発明の運転者判別装置と状態判別装置とを兼ねる。
CCDカメラ20は、車室内のルームミラーに内蔵されている。CCDカメラ20は、運転者を撮像する。ブレーキセンサ21は、ブレーキペダルのシャフトに配置されている。ブレーキセンサ21は、シャフトの回転速度つまりブレーキペダルの操作速度を検出する。ミリ波レーダ22は、フロントグリル中央のオーナメント裏側に埋設されている。ミリ波レーダは、自車両と前方車両との車間距離を検出する。
警報ECU3は、通信I/F(インターフェイス)30とCPU(Central Processing Unit)31と警報I/F32とを備えている。CPU31は、本発明の判別部に含まれる。
通信I/F30は、前記CCDカメラ20、ブレーキセンサ21、ミリ波レーダ22、車速センサ23と接続されている。CPU31は、通信I/F30と接続されている。CPU31は、記憶部310を備えている。記憶部310には、走行状態が異常か正常かを判別する基本マップ、運転者の運転特性に合わせて基本マップを補正するための補正値、運転者を特定するプログラムなどが格納されている。警報I/F32は、CPU31と接続されている。
警報装置4は、警報I/F32に接続されている。警報装置4は、スピーカー(図略)を介して、合成音声による警告を発する。
次に、本実施形態の運転者異常警報装置1の動きについて説明する。運転者が運転席に乗り込み、イグニションスイッチ(図略)がオンになると、運転者異常警報装置1が起動する。まず、CCDカメラ20が運転者を撮像する。撮像データは、通信I/F30を介して、CPU31に伝送される。記憶部310には、予め運転者個別の画像パターンが記憶されている。この画像パターンと実際の撮像データとを比較することにより、CPU31は運転者が誰であるかを特定する。
走行中、運転者がブレーキペダルを踏むと、通信I/F30を介して、ブレーキセンサ21からCPU31に、運転者のブレーキ操作速度が入力される。並びに、通信I/F30を介して、ミリ波レーダ22からCPU31に、自車両と前方車両との車間距離が入力される。また、通信I/F30を介して、車速センサ23からCPU31に、車両の速度が入力される。ブレーキ操作速度は、車間距離および車速と関連付けられた状態で、記憶部310に格納される。そして、前記補正値が更新される。補正値は、ブレーキペダルが踏まれる度に更新される。
図2に、本実施形態の運転者異常警報装置の記憶部に格納されている走行マップを示す。走行マップは、前記基本マップに、運転者個別の前記補正値を加えたものである。最新のつまり現在の運転者のブレーキ操作速度が、走行マップ上の操作速度値±α以内の場合、CPU31は、走行状態が正常であると判別する。一方、運転者のブレーキ操作速度が、走行マップ上の操作速度値±αを上あるいは下に超える場合、CPU31は、走行状態が異常であると判別する。
例えば、運転者がいらいらしている場合、ブレーキ操作は雑になりがちである。このため、運転者が冷静である場合と比較して、ブレーキ操作速度が大きくなる。ブレーキ操作速度が、走行マップ上の操作速度値+αを超えると、CPU31は、走行状態が異常であると判別する。
走行状態が異常であると判別された場合、警報I/F32を介して、CPU31から警報装置4に、警報信号が伝送される。警報信号を受け、警報装置4は、スピーカーを介して、運転者に警報を発する。
次に、本実施形態の運転者異常警報装置1の作用効果について説明する。本実施形態の運転者異常警報装置1によると、走行状態が異常の場合、運転者自らが異常を自覚することができる。すなわち、心理状態の乱れ、体調不良などを確認することができる。このため、例えば安全運転に留意する、あるいは休憩を取るなど、自ら安全対策を講ずることができる。したがって、運転の安全性が高くなる。
また、本実施形態の運転者異常警報装置1によると、記憶部310に格納される補正値は、ブレーキペダルが踏まれる度に、書き換えられている。したがって、運転時間が長くなるほど、正常、異常の判別精度が高くなる。なお、走行マップ上の操作速度値±αを超えるブレーキ操作速度(以下「異常値」と称す)が入力されても、補正値は書き換えられてしまう。しかしながら、警報装置4が発する警報により、運転者はブレーキ操作速度を直ちに修正する。このため、異常値が補正値に算入される頻度は少ない。したがって、異常値が補正値に与える影響は小さい。
また、本実施形態の運転者異常警報装置1によると、予め記憶部310に基本マップが格納されている。基本マップは、多数の運転者の通常時の走行状態を統計処理することにより作成されている。基本マップは、車両組み付け時に、既に記憶部310に格納されている。このため、運転時間が比較的短く、補正値のサンプリング数が少ない場合であっても、CPU31が、ある程度の精度で、走行状態の正常、異常を判別することができる。
以上、本発明の運転者異常警報装置の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、上記実施形態においては、運転者の判別にCCDカメラ20を用いた。しかしながら、例えばID(Identification)カードなどを用いて運転者を判別してもよい。
また、上記実施形態においては、ブレーキペダルが踏まれる度に、記憶部310の補正値を更新したが、例えば別途学習モードを設定し、学習モードの間だけ補正値を更新可能としてもよい。こうすると、異常値が補正値に混入しにくくなる。
また、上記実施形態においては、センサとして、ブレーキセンサ21、ミリ波レーダ22、車速センサ23を配置したが、センサの種類、配置数は特に限定しない。例えば、超音波センサ、アクセルセンサ、ステアリング舵角センサなどを用いてもよい。また、これらのセンサは、単独で用いても、複数種類組み合わせて用いてもよい。また、記憶部310は、CPU31の外部に設けてもよい。
また、例えば、携帯可能な個人用メモリーカードに、補正値を記憶してもよい。そして、カード用I/Fを介して、個人カードとCPU31とを接続してもよい。こうすると、運転者判別装置を配置しなくても済む。また、複数車両間において本発明の運転者異常警報装置が搭載されている場合、特定人がいずれの車両を運転する場合であっても、走行状態の正常、異常を判別することができる。
また、本発明の運転者異常警報装置は、既存のエアバッグシステム、プリクラッシュシートベルトシステムなどにアドオンして設置してもよい。こうすると、部品点数が少なくなる。また、回路構成が簡単になる。
本発明の運転者異常警報装置の一実施形態となる運転者異常警報装置のブロック図である。 同運転者異常警報装置の記憶部に格納されている走行マップである。
符号の説明
1:運転者異常警報装置、20:CCDカメラ、21:ブレーキセンサ(センサ)、22:ミリ波レーダ(センサ)、23:車速センサ(センサ)、3:警報ECU(運転者判別装置、状態判別装置)、30:通信I/F、31:CPU(判別部)、310:記憶部、32:警報I/F、4:警報装置。

Claims (3)

  1. 車両の走行状態を検出するセンサと、
    該走行状態から得られる運転者固有の走行パターンを運転者毎に記憶する記憶部と、最新の該走行状態と該走行パターンとを比較して該走行状態が正常か異常かを判別する判別部と、を持つ状態判別装置と、
    該走行状態が異常であると判別された場合に警報を出す警報装置と、
    を備えてなる運転者異常警報装置。
  2. 前記走行パターンは、定期的に更新される請求項1に記載の運転者異常警報装置。
  3. さらに、運転者を判別する運転者判別装置を持つ請求項1に記載の運転者異常警報装置。
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