JP2005301706A - オフィスレイアウト支援装置 - Google Patents

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洋 市川
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博之 大寺
Tsutomu Kuki
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Abstract

【課題】オフィスレイアウトの検討を、その検討を行うもののスキルによらずに簡単に行え、且つ、ユーザの要望を充分に満たし得る、高性能なオフィスレイアウト支援装置を提供する。
【解決手段】オフィスレイアウトの検討を、オフィス空間を構成し且つ所定の機能を有する機能空間要素単位で行い得るようにした装置であって、前記機能空間要素の機能を具象した複数のアイコンと、前記アイコンにそれぞれ対応した機能空間要素の具体的態様を提示するための態様例を格納する態様例格納手段と、前記アイコンに基づいて、前記態様例格納手段に格納している態様例を検索するための態様例検索手段とを具備し、前記態様例検索手段で検索して得た態様例を提示し得るように構成した。
【選択図】図11

Description

本発明は、オフィスレイアウトの検討を行う際に用いるオフィスレイアウト支援装置に関するものである。
従来から、各種家具(デスク、テーブル、椅子、応接セット、受付カウンター、ロッカー、キャビネット、収納種ニット、パーティションなど)をオフィス内に配置する際に、どの形状で、どの寸法のものを、どのように配置したらよいか、といった事項を検討するためのツールが提供されている。
具体的には、そのツールは、各種家具の縮尺平面図形を印刷・カットするとともに紙面に対して貼着・剥離を繰り返し行えるように裏面側に弱粘着性を有するように作成したファニチャーシールと、透明方眼シートとを備えるものである。そして、この透明方眼シートを用いて作成した方眼付スペース図面(レイアウト図)に対して、ファニチャーシールを適宜貼着することにより、具体的なオフィスレイアウトの検討を行い得るようにされている(例えば特許文献1参照)。
実開平5−72466号公報(第4頁〜第5頁、第1図)
ところが、従来の構成では、各種家具の縮尺平面図形やレイアウト図そのものを見てオフィスレイアウトの検討を行うものであるため、例えば、ユーザが図面を見慣れていない場合には、そのユーザにとっては、検討しているものがオフィスの機能としてどのような役割を果たすかを把握することが容易ではない。したがって、そのユーザのオフィスレイアウトに係る要望を効果的に整理できず、そのユーザの要望を満たし得るオフィスレイアウトの設計を行うことが困難であるといった課題を有している。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、オフィスレイアウトの検討を、その検討を行うもののスキルによらずに簡単に行え、且つ、ユーザの要望を充分に満たし得る、高性能なオフィスレイアウト支援装置を提供することにある。
すなわち、本発明のオフィスレイアウト支援装置は、オフィスレイアウトの検討を、オフィス空間を構成し且つ所定の機能を有する機能空間要素単位で行い得るようにした装置であって、前記機能空間要素の機能を具象した複数のアイコンと、前記アイコンにそれぞれ対応した機能空間要素の具体的態様を提示するための態様例を格納する態様例格納手段と、前記アイコンに基づいて、前記態様例格納手段に格納している態様例を検索するための態様例検索手段とを具備し、前記態様例検索手段で検索して得た態様例を提示し得るように構成していることを特徴とする。
このようなものであれば、オフィス空間の機能を機能空間要素としてアイコンによって感覚的に理解でき、また、機能空間要素の具体的態様を態様例として提示できるため、サービス受給者たるユーザが図面を見ることに慣れていなくても、そのユーザのオフィスレイアウトに係る要望を効果的に整理することができ、ユーザの要望を好適に満たし得るオフィスレイアウトの設計を行うことができる。また、現状図面があればその現状図面にアイコンを置くことにより、オフィス空間の機能として過不足をそのアイコンによって検討できるので、現状(レイアウト変更前)の潜在的な課題を効果的に抽出することができる。
すなわち、オフィスレイアウトの検討を、その検討を行うもののスキルによらずに簡単に行え、且つ、ユーザの要望を充分に満たし得る、高性能なオフィスレイアウト支援装置を提供することができる。
なお、前記機能空間要素が、主としてコミュニケーションを行うための空間として機能するもの、主として一般的な執務を行うための空間として機能するもの、及び、主として執務をサポートするための空間として機能するもののいずれかに分類されるものであれば、機能空間要素をオフィスの利用実態に効果的に対応させることができるため、オフィスレイアウトの検討を有効に行うことができる。
また、扱い易く、作業性を向上させるためには、前記アイコンを、前記分類に応じて色分けしていることが望ましい。
また、前記アイコンを利用して得られたオフィスレイアウトの検討成果を記録するためのオフィスカルテを具備するようにすれば、例えば、オフィスカルテにユーザのニーズや困り事等を検討成果として記録することにより、この検討成果を今後の改善に向けた指針として効果的に活用できる。また、検討成果を記録した時点でユーザからの承認を得ておけば、ユーザからコンセンサスを得られたことを示す証として有効に扱える。
なおここで「オフィスレイアウトの検討成果」とは、当該検討によって最終的に得られた結果に限らず、当該検討に取り掛かり始めたときのユーザの要望や課題や、当該検討途中に変化したユーザの要望や課題など、当該検討により得られる情報全てを指すものとする。したがって、オフィスカルテからユーザの潜在的な要望などをも漏れなく好適に把握することが可能となり、このオフィスカルテを、オフィスレイアウトの検討において非常に有用なツールとして活用することができる。
また、前記機能空間要素がその機能に応じて分類されるものであり、且つ、前記アイコンが前記分類に対応するように構成したものであって、前記オフィスカルテが、前記アイコンを前記分類にしたがって配置するアイコン分類配置領域を具備しているものであれば、アイコンを、アイコン分類配置領域に分類して配置できるので、検討成果を機能空間要素の機能と有効に連動させて活用できる。
また、前記アイコンが、前記機能空間要素の機能を図形で表した図形部と、その機能を文字で表した文字部とを有するものであれば、図形と文字とによって、機能空間要素の機能を正確に知ることができるので、サービス供給者とユーザとの共通の理解を得られ、コミュニケーションの円滑化を図れる。
ところで、オフィスレイアウトの検討を行う際に、アイコンと対応する態様例を所定の画面上に表示させてオフィスレイアウトの検討を具体的に行うことができるようにするためには、前記態様例格納手段が、前記具体的態様の表示出力による提示をするための態様例データを格納するものであり、また、前記態様例検索手段が、前記アイコンに対応して前記態様例の抽出を促す抽出促進情報を画面表示する抽出促進手段、前記抽出促進手段が抽出促進情報を画面表示した際に前記態様例を抽出するための抽出条件を受け付ける抽出条件受付手段、および、前記抽出条件受付手段で受け付けた抽出条件と対応する態様例データを前記態様例格納手段から抽出する態様例データ抽出手段としての機能を有するものであって、前記態様例データ抽出手段で抽出された態様例データに基づいて、前記態様例を所定の画面上に表示する態様例表示手段を具備することが好ましい。
また、前記態様例格納手段が、複数の前記態様例を掲載したカタログであり、また、前記態様例検索手段が、前記アイコンに対応し前記態様例の抽出を促すインデックスであって、前記インデックスを利用して、前記カタログに掲載している態様例を提示し得るようにしたものであれば、好適に機能空間要素の態様例を知ることができる。
特に、機能空間要素の態様例が、機能空間要素を写真撮影した写真事例であれば、その機能空間要素の態様例を、具体的なものとして把握することができる。
ところで、複数のアイコンを、その機能に応じた分類をして、携帯可能なシート台紙上に配置しているものであれば、扱い易く、作業性が向上する。
そして、アイコンが、オフィスレイアウトの検討の際に用いるオフィスカルテ、現状図面などの対象物に対して貼付及び剥離可能なものであれば、部材の有効活用を図りつつ、検討作業を効果的に行える。
さらに、当該装置のサービスを受給するサービス受給者の現状を把握するためのチェックリストを具備し、前記アイコンに加え、前記チェックリストでチェックしたサービス受給者の現状を参照してオフィスレイアウトの検討を行うようにしているものであれば、サービス受給者の現状を考慮できるので、オフィスレイアウトの検討を、ユーザのニーズにきめ細やかに応じて行うことができる
以上説明したように本発明のオフィスレイアウト支援装置によれば、オフィス空間の機能を機能空間要素としてアイコンによって感覚的に理解でき、また、機能空間要素の具体的態様を態様例として提示できるため、サービス受給者たるユーザが図面を見ることに慣れていなくても、そのユーザのオフィスレイアウトに係る要望を効果的に整理することができ、ユーザの要望を好適に満たし得るオフィスレイアウトの設計を行うことができる。また、現状図面があればその現状図面にアイコンを置くことにより、オフィス空間の機能として過不足をそのアイコンによって検討できるので、現状(レイアウト変更前)の潜在的な課題を効果的に抽出することができる。
すなわち、オフィスレイアウトの検討を、その検討を行うもののスキルによらずに簡単に行え、且つ、ユーザの要望を充分に満たし得る、高性能なオフィスレイアウト支援装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係るオフィスレイアウト支援装置Aは、図1に示すように、チェックリストたる与条件チェックリストをファイリングする与条件チェックファイル1、アイコンシート2、対象物たるオフィスカルテ31をファイリングするカルテファイル3、及び、携帯型情報処理装置4といった各ツールから成るものであって、例えば、オフィスレイアウトの検討をしているユーザのいる訪問先Bなどに持参して使用されるものである。
以下、各ツールについて説明する。
与条件チェックファイル1は、A4サイズの与条件チェックリストを着脱可能に綴じ得るものである。
具体的に与条件チェックリストについて説明すると、この与条件チェックリストは、図示をしていないが、複数のチェック項目と、各チェック項目にそれぞれ対応させて具体的な内容を記入可能なチェック内容記入欄とを有するものであって、具体的な内容をユーザから聞きだして記録する際に使用するものである。本実施形態得では、チェック項目として、目的(例えば、オフィスレイアウトの目標、コンセプト、および、事業戦略)、時期(例えば、スケジュール)、予算の概要、プロジェクト体制(例えば、プロジェクトリーダー、構成員)、担当者、及び規模(例えば、移転先オフィスの面積、ワーカー数)を設けているが、これに限られるものではない。
アイコンシート2は、図2に示すように、裏面側に弱粘着性を有する複数のアイコン21と、これらアイコン21の裏面を剥離可能に支持するシート状のシート台紙(図示せず)とから成るものであって、本実施形態では、当該アイコンシート2を、図2中に示した2本の破線Hに従って谷折することにより3つ折状態にしてシートケース(図示せず)に収納し、好適に携帯できるようにしている。なお、シート台紙から一つのアイコン21のみを剥離できるように、各アイコン21の周端部に分離誘発部21Sを設けている。この分離誘発部21Sについて具体的に説明すると、本実施形態では、シート台紙には貫通しないようにアイコン21の表面から裏面にかけてのみ切り欠いたスリット状のものとしているが、例えば、ミシン目状のもの等としてもよい。
以下、アイコン21について詳述すると、このアイコン21は、機能空間要素の機能を具象したものであって、図形部211と文字部212とを有してなる。なお、本実施形態では、図形部211を上段に配置する一方、文字部212を下段に配置した構成にしているが、上下を逆にしたり、或いは、横並べにしたり、さらには、図形部211の上に文字部212を重ねて配置したりするなど、これら図形部211及び文字部212の構成は実施態様に応じて適宜変更可能である。加えて、アイコン21が、図形部211および文字部212のうちいずれか一方を有するように構成することを妨げない。
具体的に、機能空間要素について説明をすると、この機能空間要素は、オフィス空間を構成し、且つ、所定の機能を有するものであって、本実施形態では、主としてコミュニケーションを行うための空間として機能するもの(以下、「コミュニケーション」空間と称する。)、主として一般的な執務を行うための空間として機能するもの(以下、「オフィス」空間と称する。)、及び、主として執務をサポートするための空間として機能するもの(以下、「サポート」空間と称する。)のいずれかに分類されるようにしている。そして、各機能空間要素には、前記文字部212に表示するためのアイコン名を、前記機能に応じて付与するようにしている。
より具体的には、機能空間要素が、来訪者の要件を受け継いだり取り次いだりし、主としてコミュニケーションを行うための空間として機能するものであれば、この機能空間要素を「コミュニケーション」空間に分類し、例えば、アイコン名「受付」を付与するようにしている。また、機能空間要素が、4〜6名程度のミーティングを行い、主としてコミュニケーションを行うための空間として機能するものであれば、この機能空間要素を「コミュニケーション」空間に分類し、例えば、アイコン名「ミーティング」を付与するようにしている(図3参照。)。
同様にして、機能空間要素が、本部長職や部長職にあるものが執務し、主として一般的な執務を行うための空間として機能するものであれば、この機能空間要素を「オフィス」空間に分類し、例えば、アイコン名「マネジャー」を付与するようにしている(図4参照。)。
また、同様にして、機能空間要素が、コピー機やファクシミリが固めて置いてあり、主として執務をサポートするための空間として機能するものであれば、この機能空間要素を「サポート」空間に分類し、例えば、アイコン名「マシンコーナー」を付与するようにしている(図4参照。)。
このようにして、本実施形態では、図3、図4に示すように、「コミュニケーション」空間が機能に応じてさらに15個に分類され(換言すれば、15個のアイコン21に分類され)、「オフィス」空間が機能に応じてさらに11個に分類され(換言すれば、11個のアイコン21に分類され)、「サポート」空間が機能に応じてさらに7個に分類されている(換言すれば、7個のアイコン21に分類されている)。
図形部211は、機能空間要素の機能を図形で表すようにしたものである。具体的には、機能空間要素が前記「受付空間」としての機能を有するものであれば、図3に示す態様の図形211aを付与するなど、機能空間要素に対して付与される図形211aは、「機能空間要素の機能を感覚的に親しみやすいマークで表現したもの」であることが少なくとも要求される。
加えて、本実施形態では、この図形211aを、図形部211中央の円の中に配置するとともに、図形部211における前記円の外側(以下、アイコン色識別部211bと称する。)を、前記分類に応じてオレンジ・グリーン・グレーの3色に色分けするようにしている。
文字部212は、機能空間要素の機能を文字で表すようにしたものである。具体的には、機能空間要素が前記「受付空間」としての機能を有するものであれば、図3に示すようにアイコン名「受付」を付与するなど、機能空間要素に対して付与される文字は、「機能空間要素の機能を図面を見なくても感覚的に理解できるもの」であることが少なくとも要求される。
しかして、上述したように、3つの分類に分けられるアイコン21を、その分類ごとにまとめた状態で、シート台紙上に配列している。具体的には、シート台紙の上端側に「コミュニケーション」空間に分類されるアイコン21を配列し、中央部に「オフィス」空間に分類されるアイコン21を配列し、下端側に「サポート」空間に分類されるアイコン21を配列している。
カルテファイル3は、1又は複数のオフィスカルテ31をファイリング可能な2つ折りタイプのファイルである。
オフィスカルテ31について説明すると、このオフィスカルテ31は、図5に示すように、一端側に綴じ孔31Xを有し、他端側に上下に並べた3つの枠W1、W2、W3(以下、これらを枠Wと総称する。)を有するようにしたA4規格の用紙である。
そして、3つの分類たる「コミュニケーション」空間、「オフィス」空間、「サポート」空間と対応させるべく、枠Wに“コミュニケーション”、“オフィス”、“サポート”の文字をそれぞれ明示するとともに、各枠Wの内部を前記分類に対応してアイコン21を配置可能なアイコン分類配置領域WAとしている。
また、枠Wの左側から上側にかけて、ユーザの要望や困り事などを好適に記録し得るように複数の罫線備えた記入スペース31Sを設けている。
携帯型情報処理装置4は、一般的な情報処理機能を有するものであって、本実施形態では、この携帯型情報処理装置4にノート型パソコンを用いている。なお、ノート型パソコンに限らず、PDAなどの携帯情報端末を用いることを妨げない。
具体的に、この携帯型情報処理装置4について説明をすると、この携帯型情報処理装置4は、図6に示すように、CPU101、内部メモリ102、HDD等の外部記憶装置103、マウスやキーボードなどの入力インタフェース104、液晶ディスプレイなどの表示装置105、社内LANやインターネット等の通信回線網に接続するための通信インタフェース106、プリンタ(図示せず)に印刷出力するための印刷出力インタフェース107等を具備している。
そして、この携帯型情報処理装置4は、その内部メモリ102に記憶されたオブジェクト表示プログラムにしたがって前記CPU101や周辺機器を作動し、図7に示すように、態様例格納手段41、態様例検索手段42、態様例表示手段43等としての機能を発揮する。
態様例格納手段41は、、前記アイコン21にそれぞれ対応した機能空間要素の具体的態様の表示出力による提示をするための態様例データを格納するものであって、前記内部メモリ102および前記外部記憶装置103のうち少なくとも一方の所定領域に形成してなる。なお、本実施形態では、態様例データとアイコン名とを関連付けた状態で格納するようにしている。すなわち、アイコン名を検索キーとして態様例データを検索し得るようにしている。また、前記機能空間要素の態様例を、機能空間要素を写真撮影した写真事例とし、前記態様例データを、この写真事例を画面表示するためのJPEGなどのデジタルデータとしている。
態様例検索手段42は、前記態様例格納手段41に格納している態様例を検索するためのものであって、抽出促進手段42a、抽出条件受付手段42b、および、態様例データ抽出手段42cとしての機能を有している。
より具体的には、抽出促進手段42aは、前記アイコン21に対応して前記態様例の抽出を促す抽出促進情報J1を画面表示するものであって、前記表示装置105などを利用して構成してなる。さらに詳述すると、この抽出促進手段42aは、図8に示すように、前記アイコン名を抽出促進情報J1として画面表示するものである。その際、アイコン名を前記分類に応じて配列するようにしている。なお、アイコン名とともに図形部211の図形211aを抽出促進情報J1として画面表示したり、あるいは、アイコン名に替えて図形部211の図形211aを抽出促進情報J1とするなど、その表示態様は実施態様に応じて適宜変更可能である。
抽出条件受付手段42bは、前記抽出促進手段42aが抽出促進情報J1を画面表示した際に前記態様例を抽出するための抽出条件を受け付けるものであって、前記入力インタフェース104などを利用して構成してなる。さらに詳述すると、この抽出条件受付手段42bは、図8に示すように、前記抽出促進手段42aによって画面表示されているアイコン名に対応して設けられたチェックボックスJ2に対するチェック(例えばマウスクリックによるチェック)を受け付けた際に、これを抽出条件(検索キー)として受け付けるように構成している。例えば、アイコン名「受付」の右に設けたチェックボックスJ2に対するチェックを受け付けると、アイコン名「受付」に係る態様例を抽出することを抽出条件として、換言すれば、アイコン名「受付」を検索キーとして受け付ける。
態様例データ抽出手段42cは、前記抽出条件受付手段42bで受け付けた抽出条件と対応する態様例データを前記態様例格納手段41から抽出するものである。なお、本実施形態では、この態様例データ抽出手段42cが動作するタイミングを、図8に示す検索実行ボタンJ3がマウスクリックされたときとしているが、実施態様に応じて適宜変更可能である。
態様例表示手段43は、前記態様例データ抽出手段42cで抽出された態様例データに基づいて、前記態様例を所定の画面上に表示するものであって、前記表示装置105などを利用して構成してなる。なお、画面表示する態様例は、図9に示すように、まず態様例のサムネイルEを表示し、このサムネイルEをマウスクリックすると詳細な通常表示の態様例(図示せず)が表示されるようにしている。このサムネイルEは、予めデータとして態様例格納手段41に格納しておいてもよいし、通常表示するための態様例データから適宜処理により求めるようにしてもよい。
以上のように構成されるオフィスレイアウト支援装置Aについて、その使用方法を、以下説明する。
なお、本実施形態では、オフィスレイアウトの提案を行うサービス供給者Mがサービス受給者たるユーザ(図示せず)に対してその提案を行う際に、高品質な提案活動によりユーザの満足を得られるように、その提案活動を図10に示すSTEP0〜STEP4の5つのステップに分けて行うものとし、当該オフィスレイアウト支援装置Aの一部または全部を、各ステップに応じて適宜使用するようにしている。
各ステップにおけるオフィスレイアウト支援装置Aを利用した提案活動について具体的に説明する。
(a)STEP0の提案活動について。
STEP0は、ユーザについて知るための調査を行うステップであって、当該オフィスレイアウト支援装置Aのオフィスカルテ31を主として使用する。
さらに具体的には、ユーザの基本的な情報(例えば、担当者名、所属部署、役職名、電話番号・電子メールアドレスなどの連絡先)や訪問年月日などを、ユーザから情報を得、オフィスカルテ31の記入スペース31Sに記録しておく。また、事前に、新聞・業界紙・官報・WEBなどのメディアや、マーケティング情報システム・顧客カルテなどのデータベースなどにアクセスして得た情報を、携帯端末情報処理装置などに記録して利用し得るようにしておけば、例えば、何気ない世間話からオフィスレイアウトの提案に繋がるようなきっかけを得られる確率が向上する。
(b)STEP1の提案活動について。
STEP1(STEP1−1〜STEP1−6)は、STEP0で得た調査結果を分析して課題を抽出するステップであって、当該オフィスレイアウト支援装置Aの全てのツールを使用する。
さらに具体的には、まず、ユーザに当該オフィスレイアウト支援装置Aを利用したオフィス作りの一連の流れを、図示しないガイダンスブックに沿って説明を行う(STEP1−1)。
次に、与条件チェックリストを利用して、全体スケジュールと基本条件の把握を行う(STEP1−2)。詳述すると、与条件チェックリストの目的、時期、予算の概要、プロジェクト体制、担当者、及び規模といった各チェック項目について、具体的な内容をユーザから聞きだし、与条件チェックリストのチェック内容記入欄に記入する。
そして、アイコン21を用いてユーザの現状オフィスの課題抽出を行う(STEP1−3)。詳述すると、例えば、対象物たる現状図面D1に受付カウンターUCがあればば「受付」アイコン21を貼り付け、一般的な島型レイアウトの個人席デスクKDがあれば「個人席」アイコン21を貼り付ける。なお、貼り付ける際に、受付カウンターUCや個人席デスクKDがない場合でも、ユーザから受付や個人席デスクKDとして使用している空間であるとの示唆を受ければ、「受付」アイコン21や「個人席」アイコン21を貼り付けるようにしてもよい。以下、同様にして現状図面D1にアイコン21を貼り込んでいき、アイコン21を貼り付けた現状図面D1を完成させる(図11参照。)。なお、アイコン21は、例えば、個人席デスクKDなどの家具に直接貼り付ける必要はなく、個人席デスクKDが配置されている空間全体(すなわち機能空間要素)に対して貼り付けるようにすればよい。また、図11中に示すように、機能空間要素を好適に識別するために、現状図面D1に対して破線L1でマーキングしている。
このようにアイコン21を貼り付けた現状図面D1から、アイコン21を剥がすとともに、剥がしたアイコン21をオフィスカルテ31のアイコン分類配置領域WAに貼り付けて必要機能の検討を行う(STEP1−4)。詳述すると、例えば、剥がしたアイコン21が「受付」アイコン21であれば、オフィスカルテ31の3つのアイコン分類配置領域WAのうち“コミュニケーション”を示すアイコン分類配置領域WA内に貼り付ける。貼り付ける際に、“コミュニケーション”の文字を囲む色と、アイコン色識別部211bの色とが一致していれば、貼り付けようとしているアイコン21が正しいアイコン分類配置領域WAに貼り付けられようとしていることが容易に確認できる。以下、同様にしてオフィスカルテ31にアイコン21を貼り込んでいき、アイコン21を貼り付けたオフィスカルテ31(以下、現状分析用オフィスカルテ31と称する。)を完成させる(図5参照。)。なお、アイコン21を貼り付けて完成した現状図面D1は、アイコン21を剥がさずに保管しておき、新たなアイコン21を、オフィスカルテ31のアイコン分類配置領域WAに貼り付けて、現状分析用オフィスカルテ31を完成するようにしてもよい。
しかして、現状分析用オフィスカルテ31を用いれば、各アイコン分類配置領域WAに貼り付けられたアイコン21によって、現状のオフィス空間の機能を一瞥して知ることができることは無論のこと、例えば、図12に示すような推奨例(オフィス面積や業態などを加味し、オフィス空間として必要とされる機能をアイコン21で示したもの)と比較すれば、オフィスの機能の過不足を見たり、潜在的な課題を抽出したりできる。ここで抽出した課題は、オフィスカルテ31の記入スペース31Sに記しておけば、その後の提案活動(例えば、将来を見据えた運用プランの検討(STEP1−5)や、要望や課題をまとめた図示しないオフィスコンセプトブックに対するユーザの承認(STEP1−6)など)に好適に利用できる。
なお、ユーザの要望などを得る際に、携帯型情報処理装置4を用いるようにすれば、その要望を具体的なものとして把握することができる。
以下、携帯型情報処理装置4の使用方法について、フロー図を用いて具体的に説明する。
まず、図13に示すように、抽出促進手段42aが、抽出促進情報J1を画面表示する(ステップS101)(図8参照。)。この抽出促進情報J1は、当該携帯型情報処理装置4の電源を投入した際に初期画面として表示されるものであってもよいし、適宜コマンドを受け付けた際に表示されるものであってもよい。そして、抽出条件受付手段42bが抽出条件受け付けると(ステップS102)、態様例データ抽出手段42cが、前記抽出条件受付手段42bで受け付けた抽出条件と対応する態様例データを前記態様例格納手段41から抽出し(ステップS103)、態様例表示手段43が前記態様例データ抽出手段42cで抽出された態様例データに基づいて、態様例を画面表示する(ステップS104)(図9参照。)。
(c)STEP2及びSTEP3の提案活動について。
STEP2(STEP2−1〜STEP2−3)及びSTEP3(STEP3−1)は、STEP0及びSTEP1を踏まえて具体的な提案を構築していく企画を行うステップであって、当該オフィスレイアウト支援装置Aのオフィスカルテ31、アイコン21、携帯型情報処理装置4を主として使用する。
さらに具体的には、まず、各アイコン21の相関関係を、動線関係を含めて整理する(STEP2−1)。詳述すると、オフィスコンセプトブックやオフィスカルテ31をもとに、現状図面D1にアイコン21を貼り付けたり剥がしたりしながら、オフィス空間としての機能と動線計画を整理する(図14参照。)。なお、図14の中の矢印Yは動線を示すものであって、現状図面D1上に書き込んでいる。
次に、空間機能の位置関係のゾーニングをまとめる(STEP2−2)。詳述すると、図形211aの無いアイコン21(以下、大分類のアイコン21と称する。)を対象物たる検討図面D2(図15参照)に対して貼り付けるとともに、機能空間要素を好適に識別するために、検討図面D2に対して破線L2でマーキングするようにしている(図16参照)。また、図形211aのあるアイコン21を検討図面D2に対して貼り付けるとともに、機能空間要素を好適に識別するために、検討図面D2に対して破線L3でマーキングするようにしている(図17参照)。なお、図16、図17において機能空間要素を識別するための破線L2とL3とが一致していないのは、説明の便宜上のためであるが、実際にも、2枚の検討図面D2を使用したり或いは検討段階が異なれば、このような事が起こり得るので付記しておく。
STEP2−2でおおかたのゾーニングが出来れば、携帯型情報処理装置4に、検討中のアイコン21に係る態様例を表示しながら(図9参照。)空間デザインの方向性を決定する(STEP2−3)。
オフィスコンセプトブック、空間の機能、ゾーニング計画などを踏まえてインテリアデザインを行う(STEP3−1)。詳述すると、オフィスコンセプトブックでユーザの要望などを確認しつつそのユーザと定例会などを持ち、アイコン21と携帯型情報処理装置4に表示させた検討中のアイコン21に係る態様例とを活用しながら、商品の質感やグレードを含めた具体的なインテリアデザインを決定し、検討図面D2に反映させる(図18)。
しかして、STEP2及びSTEP3を充分に繰り返えせば、検討図面D2を非常に質の高いものとすることができる。
(d)STEP4の提案活動について。
STEP4(STEP4−1〜STEP4−4)は、STEP2及びSTEP3でした企画を実現するステップであって、当該オフィスレイアウト支援装置Aを利用して作成した検討図面D2を主として使用する。
さらに具体的には、まず、STEP3で決定した検討図面D2を利用して、施工図面D3に家具を落とし込んでいき、図19に示すように施工図面D3を完成させる(STEP4−1)。
次に、与条件チェックリストやオフィスコンセプトブックなどを参照してユーザの要望や予算を考慮しながら、家具の具体的な品番や色を決定する(STEP4−2)。
そして、オフィスコンセプトブックなどを参照しながら施工図面D3に合わせて家具等の色を決め(STEP4−3)、最後に施工図面D3に対応した仕様書、工程表、及び見積書を作成し(図19参照。)、これらに対するユーザの承認を経てオフィスレイアウトの検討を終了する(STEP4−4)。
このように、本実施形態に係るオフィスレイアウト支援装置Aは、オフィス空間の機能を機能空間要素としてアイコン21によって感覚的に理解でき、また、機能空間要素の具体的態様を態様例として提示できるため、ユーザが図面を見ることに慣れていなくても、そのユーザのオフィスレイアウトに係る要望を効果的に整理することができ、ユーザの要望を好適に満たし得るオフィスレイアウトの設計を行うことができる。また、現状図面D1があればその現状図面D1にアイコン21を置くことにより、オフィス空間の機能として過不足をそのアイコン21によって検討できるので、現状(レイアウト変更前)の潜在的な課題を効果的に抽出することができる。加えて、サービス供給者Mが新人などでスキルが充分でない場合であっても、同様の効果を得ることができる。
すなわち、オフィスレイアウトの検討を、ユーザやサービス供給者のスキルによらずに簡単に行え、且つ、ユーザの要望を充分に満たし得る、高性能なオフィスレイアウト支援装置Aを実現することができる。
また、前記機能空間要素が、主としてコミュニケーションを行うための空間として機能するもの、主として一般的な執務を行うための空間として機能するもの、及び、主として執務をサポートするための空間として機能するもののいずれかに分類されるようにしているので、機能空間要素をオフィスの利用実態に効果的に対応させることができるため、オフィスレイアウトの検討を有効に行うことができる。
また、アイコン21を、前記分類に応じて色分けしているので、扱い易く、作業性を向上させることができる。
また、アイコン21を利用して得られたオフィスレイアウトの検討成果を記録するためのオフィスカルテ31を具備しているため、例えば、オフィスカルテ31にユーザのニーズや困り事等を検討成果として記録しておくことができ、この検討成果を今後の改善に向けた指針として効果的に活用できる。また、検討成果を記録した時点でユーザからの承認を得ておけば、ユーザからコンセンサスを得られたことを示す証として有効に扱える。
また、機能空間要素がその機能に応じて分類されるものであり、且つ、アイコン21が前記分類に対応するように構成したものであって、オフィスカルテ31が、アイコン21を分類にしたがって配置するアイコン分類配置領域WAを具備しているため、アイコン21を、アイコン分類配置領域WAに分類して配置でき、検討成果を機能空間要素の機能と有効に連動させて活用できる。
また、アイコン21が、機能空間要素の機能を図形で表した図形部211と、その機能を文字で表した文字部212とを有するようにしているので、図形と文字とによって、機能空間要素の機能を正確に知ることができ、サービス供給者Mとユーザとの共通の理解を得られ、コミュニケーションの円滑化を図ることができる。
ところで、態様例格納手段41が、機能空間要素の具体的態様の表示出力による提示をするための態様例データを格納するものであり、また、態様例検索手段42が、アイコン21に対応して前記態様例の抽出を促す抽出促進情報J1を画面表示する抽出促進手段42a、抽出促進手段42aが抽出促進情報J1を画面表示した際に前記態様例を抽出するための抽出条件を受け付ける抽出条件受付手段42b、および、抽出条件受付手段42bで受け付けた抽出条件と対応する態様例データを態様例格納手段41から抽出する態様例データ抽出手段42cとしての機能を有するものであって、態様例データ抽出手段42cで抽出された態様例データに基づいて、機能空間要素の態様例を画面表示する態様例表示手段43を具備しているため、オフィスレイアウトの検討を行う際に、アイコン21と対応する態様例を画面表示させてオフィスレイアウトの検討を具体的に行うことができる。
また、機能空間要素の態様例が、機能空間要素を写真撮影した写真事例としているため、機能空間要素の態様例を、具体的なものとして把握することができる。
なお、複数のアイコン21を、その機能に応じた分類をして、携帯可能なシート台紙上に配置しているため、扱い易く、作業性が向上する。
また、アイコン21を、オフィスレイアウトの検討の際に用いるオフィスカルテ31、現状図面D1や検討図面D2に対して貼付及び剥離可能にしているため、部材の有効活用を図りつつ、検討作業を効果的に行える。
加えて、当該オフィスレイアウト支援装置Aのサービスを受けるユーザの現状を把握するためのチェックリストを具備し、アイコン21に加え、前記チェックリストでチェックしたユーザの現状を参照してオフィスレイアウトの検討を行うようにしているため、ユーザの現状を好適に考慮しながら、オフィスレイアウトの検討を、ユーザのニーズにきめ細やかに応じて行うことができる
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、アイコン21の分類方法は、本実施形態に限られるものではなく、実施態様に応じて適宜変更可能である。
また、アイコン21を携帯型情報処理装置4の画面上に表示して、各種検討を行うようにしてもかまわない。
また、態様例格納手段41を、複数の態様例を掲載したカタログとしてもよい。この場合には、態様例検索手段42を、前記アイコン21に対応し態様例の抽出を促すインデックスとすれば、このインデックスを利用して、前記カタログに掲載している態様例を提示し得ることができる。
また、携帯型情報処理装置4の機能を、データ通信可能な携帯電話とサーバ装置とに分散させてサーバ−クライアント型で構成するようにしてもよい。このようにすれば、携帯電話で検索条件を受け付け、これをサーバ装置に送信し、検索条件とマッチする態様例をこのサーバ装置で検索させ、マッチした態様例を携帯電話で受信して画面表示させること等も可能になる。
また、携帯型情報処理装置4を、据置型のものとしてもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態におけるオフィスレイアウト支援装置Aを示す全体図。 同実施形態におけるアイコンを示す図。 同実施形態におけるアイコンの分類態様を示す図。 同実施形態におけるアイコンの分類態様を示す図。 同実施形態における家具用部材を示す平面図。 同実施形態におけるオフィスカルテを示す図。 同実施形態における携帯型情報処理装置の機能構成図。 同実施形態における抽出促進情報などの表示態様を示す図。 同実施形態における機能空間要素の態様例の表示態様を示す図。 同実施形態におけるオフィスレイアウトの提案活動の進め方を模式的に示す図。 同実施形態における現状図面にアイコンを貼り付けた状態を示す図。 同実施形態における推奨例を示す図。 同実施形態における携帯型情報処理装置の処理過程を示すフロー図。 同実施形態における現状図面に動線計画を書き込んだ図。 同実施形態における検討図面を示す図。 同実施形態における検討図面にアイコンを貼り付けた状態を示す図。 同実施形態における検討図面にアイコンを貼り付けた状態を示す図。 同実施形態における検討図面にインテリアデザインを反映させた状態を示す図。 同実施形態における施工図面や仕様書などを示す図。
符号の説明
A・・・・・・オフィスレイアウト支援装置
D1・・・・・対象物(現状図面)
D2・・・・・対象物(検討図面)
J1・・・・・抽出促進情報
WA・・・・・アイコン分類配置領域
21・・・・・アイコン
31・・・・・対象物(オフィスカルテ)
41・・・・・態様例格納手段
42・・・・・態様例検索手段
42a・・・・抽出促進手段
42b・・・・・抽出条件受付手段
42c・・・・・態様例データ抽出手段
43・・・・・・態様例表示手段
211・・・・・図形部
212・・・・・文字部

Claims (12)

  1. オフィスレイアウトの検討を、オフィス空間を構成し且つ所定の機能を有する機能空間要素単位で行い得るようにした装置であって、
    前記機能空間要素の機能を具象した複数のアイコンと、
    前記アイコンにそれぞれ対応した機能空間要素の具体的態様を提示するための態様例を格納する態様例格納手段と、
    前記アイコンに基づいて、前記態様例格納手段に格納している態様例を検索するための態様例検索手段とを具備し、
    前記態様例検索手段で検索して得た態様例を提示し得るように構成していることを特徴とするオフィスレイアウト支援装置。
  2. 前記機能空間要素が、
    主としてコミュニケーションを行うための空間として機能するもの、主として一般的な執務を行うための空間として機能するもの、及び、主として執務をサポートするための空間として機能するもののいずれかに分類されるものであることを特徴とする請求項1記載のオフィスレイアウト支援装置。
  3. 前記アイコンを、前記分類に応じて色分けしていることを特徴とする請求項2記載のオフィスレイアウト支援装置。
  4. 前記アイコンを利用して得られたオフィスレイアウトの検討成果を記録するためのオフィスカルテを具備していることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のオフィスレイアウト支援装置。
  5. 前記機能空間要素がその機能に応じて分類されるものであり、且つ、前記アイコンが前記分類に対応するように構成したものであって、
    前記オフィスカルテが、
    前記アイコンを前記分類にしたがって配置するアイコン分類配置領域を具備していることを特徴とする請求項4記載のオフィスレイアウト支援装置。
  6. 前記アイコンが、前記機能空間要素の機能を図形で表した図形部と、その機能を文字で表した文字部とを有することを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のオフィスレイアウト支援装置。
  7. 前記態様例格納手段が、前記具体的態様の表示出力による提示をするための態様例データを格納するものであり、また、
    前記態様例検索手段が、前記アイコンに対応して前記態様例の抽出を促す抽出促進情報を画面表示する抽出促進手段、前記抽出促進手段が抽出促進情報を画面表示した際に前記態様例を抽出するための抽出条件を受け付ける抽出条件受付手段、および、前記抽出条件受付手段で受け付けた抽出条件と対応する態様例データを前記態様例格納手段から抽出する態様例データ抽出手段としての機能を有するものであって、
    前記態様例データ抽出手段で抽出された態様例データに基づいて、前記態様例を所定の画面上に表示する態様例表示手段を具備することを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載のオフィスレイアウト支援装置。
  8. 前記態様例格納手段が、複数の前記態様例を掲載したカタログであり、また、
    前記態様例検索手段が、前記アイコンに対応し前記態様例の抽出を促すインデックスであって、
    前記インデックスを利用して、前記カタログに掲載している態様例を提示し得るようにしていることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載のオフィスレイアウト支援装置。
  9. 前記機能空間要素の態様例が、機能空間要素を写真撮影した写真事例であることを特徴とする請求項1乃至8いずれか記載のオフィスレイアウト支援装置。
  10. 複数のアイコンを、その機能に応じた分類をして、携帯可能なシート台紙上に配置していることを特徴とする請求項1乃至9いずれか記載のオフィスレイアウト支援装置。
  11. 前記アイコンが、オフィスレイアウトの検討の際に用いる対象物に対して貼付及び剥離可能なものであることを特徴とする請求項1乃至10いずれか記載のオフィスレイアウト支援装置。
  12. 当該装置のサービスを受給するサービス受給者の現状を把握するためのチェックリストを具備し、
    前記アイコンに加え、前記チェックリストでチェックしたサービス受給者の現状を参照してオフィスレイアウトの検討を行うようにしていることを特徴とする請求項1乃至11いずれか記載のオフィスレイアウト支援装置。
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