JP2005300616A - 落射顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピント合わせ操作を容易に行なうことができ、しかも、暗視野観察においても光量損失のない良好な観察を行なうことができる落射顕微鏡を提供できる。
【解決手段】 鏡面標本などのピント合わせを行なう場合、固定絞り保持部材21をガイド溝20に沿って移動し、固定絞り22を半径距離tだけ光路内に挿入し、通常観察視野外にある固定絞り像を観察視野内で見えるようにしてピント合わせを行なう。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ケーラー照明光学系を採用した落射顕微鏡に関するものである。
従来、光学顕微鏡の照明光学系には、明るく均一な照明が得られるケーラー照明光学系が多く用いられている。
図18は、このようなケーラー照明光学系を採用した落射顕微鏡の一例を示すもので、光源101から発せられた光は、照明レンズ102、開口絞り103、視野絞り104、照明レンズ105を通り、観察キューブ106に入射する。観察キューブ106で下方に反射された光は、対物レンズ107を介してステージ108上の標本109に照射される。また、標本109で反射された光は、対物レンズ107を通り、観察キューブ106を透過して結像レンズ110により結像され、接眼レンズ111を通して目視観察や、TVポート112から図示しないCCDカメラ等によるモニタ観察により標本観察を行なうようにしている。
この場合、ケーラー照明光学系では、視野絞り104と標本109の位置が共役関係になっており、視野絞り104の像を標本109上に結ばせることにより、標本109への照明範囲が決定されるようになっている。これにより、視野絞り104によって標本観察の視野の大きさや形状を決めることができ、標本109上の結像に関わる光以外を遮断することができるので、フレアのない、コントラストの良い観察像を得ることかできる。
ところで、落射照明系に用いられる視野絞りは、透過照明系に用いられる視野絞りと大きく相違している。つまり、透過照明系では、コンデンサレンズが用いられ、このコンデンサレンズにより光軸上のピント合わせを行うことで視野絞り像を標本面に結像させ、この像を対物ンズにより観察しているため、対物レンズの倍率毎に視野絞りを適切な大きさ(視野外接)に調整しなければならない。これに対し、落射照明系では、対物レンズがコンデンサレンズの役割を担うため、ピント合わせが不要で、かつ対物レンズの倍率によらず視野に対する視野絞り像の大きさが一定となるので、対物レンズ毎に視野絞りの大きさを調整する必要がない。
従って、落射照明系では、通常視野絞りを視野に外接させておき、例えば鏡面のように表面に凹凸がなくピント合わせが難しい標本の観察の場合にのみ、視野内に入り込むまで視野絞りを絞り込み、このときの視野絞り像にピントを合わせるようにしている。
ところが、一度絞り込んだ視野絞りを、通常の観察用として元の視野外接の大きさに戻すには面倒な手間が必要であり、しかも、戻した後の開口径が絞り込む前の状態と僅かでも異なると、観察像の状態が変化してしまうという問題が生じる。
一方、このような視野絞りは、複数枚の円弧状の非常に薄い絞り羽根を光軸中心に対し円周上に配置し、これら複数枚の絞り羽根を駆動させることで、開口径を可変するような構成をしており、構造的に複雑なものである。このため、部品点数の多い視野絞りを組み立てるには、熟練者でも時間がかかり、このことが顕微鏡の製造コストに悪影響を与えるという問題もあった。
このような問題を解決するものとして特許文献1が考えられている。この特許文献1には、絞り羽根を使った可変絞ではなく、視野の決められた箇所にのみ結像されるような固定絞りを配置することで、鏡面標本でのピント合わせを可能にしたものが開示されている。このような固定絞りによれば、部品点数の多い視野絞りの組み立てもなくなり、顕微鏡の製造コストの点でも有利である。
特開2001−42225号公報
しかしながら、このような固定絞りを用いると、通常観察の状態で、常に観察視野の一部分に固定絞り像が見えている。このことは、実際の標本観察の際に、標本の一部に見えない部分が生じることであり、観察者にとって、例え一部分でも標本に見えない部分が存在することは、標本の検鏡作業に悪影響を与えてしまうという問題を生じる。
また、特許文献1には、固定絞りを必要としない場合は、固定絞りを光路外に脱出させるような構成も開示されている。しかし、このように固定絞りを光路外に退避させてしまうと、ピント合わせのために別に手段が必要となり、コスト的に高価なものになってしまう。
さらに、上記の問題とは別に、視野絞りが暗視野観察の明るさに影響を与えるという問題がある。つまり、暗視野観察には、環状照明が用いられ、光束の中央部以外を使用する。このため、視野絞りが暗視野光束部の一部を遮ることがあると、暗視野観察時の光量損失を招き、明るい暗視野観察ができないという問題もあった。この問題について、特許文献1では、何らの対策もなされていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ピント合わせ操作を容易に行なうことができ、しかも、暗視野観察においても光量損失のない良好な観察を行なうことができる落射顕微鏡を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、光源と、前記光源からの光を標本に照明する照明光学系と、前記標本からの光を対物レンズを介して結像させる観察光学系と、前記照明光学系の前記標本の位置と共役の位置に配置され、前記標本への光の照射範囲を決定する視野絞りと、を具備し、前記視野絞りは、観察視野内に投影されない固定絞りで、且つ必要に応じて前記固定絞りの像が前記観察視野内で見えるように前記固定絞りを前記照明光学系の光路に対し挿脱可能とした固定絞り挿脱手段を有することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記固定絞り挿脱手段は、前記照明光学系の光路に直交する方向に移動可能な移動手段と、該移動手段に設けられ該移動手段の移動により前記照明光学系の光路に対し挿脱される固定絞りと、前記可動手段の移動を操作する操作手段とを具備したことを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記移動手段は、前記固定絞りを、該固定絞りの径の半径の距離だけ前記照明光学系の光路に直交する方向に移動可能にしたことを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記固定絞り挿脱手段は、常時、前記固定絞りを前記照明光学系の光路から退避させる方向の偏倚力を作用する弾性部材を有することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記固定絞り挿脱手段は、回転可能に設けられた回転移動手段と、該回転移動手段に設けられ該回転移動手段の回転により前記照明光学系の光路に対し挿脱される固定絞りとを具備したことを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記照明光学系および観察光学系は、暗視野観察を含む少なくとも2つ以上の観察法を切換える観察法切換え手段を有し、前記固定絞り挿脱手段は、前記観察法切換え手段の切換えに連動して前記暗視野観察時に前記固定絞りを照明光学系の光路を遮らない位置まで退避させることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項11記載の発明において、前記固定絞り挿脱手段は、前記暗視野観察時に前記固定絞り挿脱手段による前記固定絞りの前記照明光学系への挿脱操作を不能にしたことを特徴としている。
本発明によれば、鏡面標本などのピント合わせを行なう場合、固定絞り挿脱手段により固定絞りを光路中に挿入し、通常観察視野外にある固定絞り像を視野内で見えるようにしてピント合わせを行なうことができるので、ピント合わせ操作を容易に行なうことができる。 また、観察法切換え手段により観察法が暗視野観察に切換えられると、この切換え動作に連動して、固定絞りが照明光学系の光束を遮らない位置まで退避されるようになるので、暗視野観察においても光量損失のない良好な観察を行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるケーラー照明系を有する落射顕微鏡の概略構成を示している。
図1において、1は顕微鏡本体で、この顕微鏡本体1の上方には、落射照明用の光源2が配置されている。光源2から発せられる光の光路上には、照明光学系を構成する照明レンズ3、開口絞り4、視野絞り5、照明レンズ6および観察キューブ7が配置されている。観察キューブ7には、明視野、暗視野、DIC(微分干渉)および蛍光などの各種の観察法に対応するものが選択して配置される。
観察キューブ7は、光源2からの光を下方に反射する。この観察キューブ7の反射光路には、観察光学系を構成する対物レンズ8が配置されている。対物レンズ8の下方には、ステージ9上に載置された標本10が配置され、観察キューブ7で反射した光を対物レンズ8を介して標本10に照射するようにしている。
標本10で反射した光は、対物レンズ8を通り、観察キューブ7の上方へ透過する。観察キューブ7の透過光路には、結像レンズ12が配置されている。この結像レンズ12は、観察キューブ7を透過した光を結像し、鏡筒11に設けられた接眼レンズ13を通して目視観察可能にするとともに、TVポート14を介して図示しないCCDカメラ等によるモニタ観察を可能にしている。
ケーラー照明系では、視野絞り5は、標本10の位置と共役の位置にあって、開口絞り4により光源2の像を対物レンズ8の射出瞳を満たすように作らせ、視野絞り5の像を標本10上に結ばせるようにして標本への照明範囲を決定している。また、視野絞り5は、通常観察視野内に投影されない固定絞りからなっている(視野外接)。
標本10のピント合わせは、顕微鏡本体1に設けられた焦準ハンドル15によりステージ9を図示矢印方向に上下動することで行なうようになっている。
図2(a)(b)(c)および図3(a)(b)は、視野絞り5を構成する固定絞りと、この固定絞りを光路に対し挿脱する固定絞り挿脱手段の概略構成を示している。ここでは、図2は、通常観察時、図3は、ピント合わせ時のそれぞれの構成要素の位置関係を示している。
図において、20は、顕微鏡本体1側に一体に設けらた直線状のガイド溝で、このガイド溝20は、光軸aと直交する方向に沿って配置されている。ここでの光軸aは、上述した照明レンズ3、開口絞り4、視野絞り5および照明レンズ6が配置される光路の光軸である。
ガイド溝20には、移動手段としての固定絞り保持部材21が直線移動可能に設けられている。この固定絞り保持部材21は、矩形状の保持部材本体21aと、保持部材本体21aの下側側縁を直角に折り曲げて形成した基端部21bを有し、この基端部21bがガイド溝20に挿入され、ガイド溝20に沿った直線移動を可能にしている。
保持部材本体21aの中央部には、透孔21cが形成されている。また、保持部材本体21aには、矩形状の固定絞り22が固定ネジ23により固定されている。固定絞り22は、中央部に円形の絞り用透孔22aが形成されている。この透孔22aは、固定絞り保持部材21と一緒に固定絞り22が光軸aと直交する方向に移動したとき、その中心が光軸aと一致するような位置関係に配置されている。
保持部材本体21aの下側側縁を折り曲げて形成した基端部21bには、長穴21dが形成されている。また、ガイド溝20の底面には、所定間隔をおいて一対の規制ピン24a、24bが直立して設けられている。これら規制ピン24a、24bは、基端部21bの長穴21dを通してガイド溝20底面に取り付けられ、固定絞り保持部材21の高さ方向の位置決めと移動範囲を規制するようにしている。この場合、長穴21dと規制ピン24a、24bとの位置関係は、図2(b)に示すように規制ピン24aが長穴21dに当接した状態で、固定絞り22の透孔22a中心が光軸a上に位置する状態(通常観察状態)と、図3(b)に示すように規制ピン24bが長穴21dに当接した状態で、固定絞り22の透孔22a中心が光軸aから距離tだけ移動した状態(ピント合わせ状態)が得られるように設計されている。つまり、これら2つの規制ピン24a、24bの長穴21dに対する突当てによって、固定絞り22の再現性のある位置決めが可能となっている。ここで距離tは、固定絞り22の透孔22a、つまり絞り径の半径の距離である。
なお、距離tは、絞り径の半径の距離としたが、これに限らず観察視野内において固定絞り22の1部見える状態であればよい。
固定絞り保持部材21には、操作手段としての操作腕25が連結されている。操作腕25は、固定絞り保持部材21の移動方向に沿って配置され、顕微鏡本体1を貫通して外部まで延出されている。この操作腕25の先端には、操作ツマミ25aが設けられていて、観察者が操作ツマミ25aを持って顕微鏡本体1の外部から固定絞り22の状態を操作できるようになっている。
このような構成において、まず、操作ツマミ25aを持って操作腕25を引き出し、固定絞り保持部材21の長穴21dが規制ピン24bに当接するまで移動させると(図3参照)、固定絞り22が、その半径距離tだけ光路内に入り込み、図4(b)に示すように観察視野26内に固定絞り像27が見えるようになり、ピント合わせ状態となる。この状態で、固定絞り像27に対して、図1に示す焦準ハンドル15を操作し、ステージ9を上下方向に移動させてピント合わせを行なう。
次に、操作ツマミ25aを持って操作腕25を押し込み、固定絞り保持部材21の長穴21dが規制ピン24aに当接するまで移動させると固定絞り22は元の位置に戻り(図2参照)、図4(a)に示すように観察視野26内にあった固定絞り像27は視野外に退避され、通常の観察状態に復帰する。
従って、このようにすれば、鏡面標本などのピント合わせを行なう場合、固定絞り保持部材21をガイド溝20に沿って移動し、固定絞り22を半径距離tだけ光路内に挿入し、通常観察視野外にある固定絞り像を観察視野内で見えるようにしてピント合わせを行なうようにできるので、従来の一度ピント合わせを行なった後に、再び絞り径を再調整するものと比べ、ピント合わせ操作を容易に行なうことができる。
また、固定絞り22の光路への出し入れを操作する構成で、通常観察に使用する固定絞り以外の特別な絞りなど必要としないため、構成が簡単で、操作性にも優れ、さらに価格的にも安価にできる。
なお、上述した第1の実施の形態では、固定絞り22の光路への挿脱を顕微鏡本体1に設けたガイド溝20、固定絞り保持部材21の長穴21dおよび規制ピン24a、24bで行なうようにしているが、図5に示すように顕微鏡本体1側にメスアリ20aと、固定絞り保持部材21に設けたオスアリ21eによる摺動動作を用いるようにしてもよい。また図6(a)(b)に示すように顕微鏡本体1側に固定され、且つ平行に配置された2本のカイド軸30に沿って固定絞り保持部材31を移動自在に設け、この固定絞り保持部材31の移動距離を規制する2つの規制ピン32を設けるような構成としてもよい。さらに、図7(a)(b)(c)に示すように顕微鏡本体1に固定された直動ガイド33の可動部33aに固定絞り保持部材34を移動自在に設け、この固定絞り保持部材34の移動距離を規制する2つの規制ピン35を設けるような構成としてもよい。これ以外にも、固定絞りを光路に対し挿脱できる機構であれば容易に適用可能である。
(変形例1)
第1の実施の形態では、鏡面標本へのピント合わせ後に固定絞り22を元の位置に戻すようにしたが、この変形例1では、これらの操作を不要にしたものである。
図8(a)(b)(c)および図9(a)(b)は、それぞれ通常観察時とピント合わせ時の構成要素の位置関係を示している。なお、これら図8および図9では、図2と同一部分には、同符号を付している。
この場合、固定絞り保持部材21と顕微鏡本体1との間に弾性部材として圧縮バネ40を配置し、この圧縮バネ40の中心軸線上に沿って操作腕25が挿通されている。この操作腕25は、固定絞り保持部材21に連結され、固定絞り保持部材21の移動方向に沿って配置されている。この圧縮バネ40は、常時、固定絞り保持部材21の長穴21dが規制ピン24aに当接する方向に偏倚力を作用するもので、通常観察状態を維持するようにしている。
このような構成において、操作ツマミ25aを持って圧縮バネ40の偏倚力に抗して操作腕25を引き出し、固定絞り保持部材21の長穴21dが規制ピン24bに当接するまで移動させると(図8参照)、固定絞り22が、その半径距離tだけ光路内に入り込み、図4(b)に示すように観察視野26内に固定絞り像27が見えるようになり、ピント合わせ状態となる。この状態で、固定絞り像27に対して、図1に示す焦準ハンドル15を操作し、ステージ9を上下方向に移動させてピント合わせを行なう。
そして、ピント合わせ終了後、操作ツマミ25aから手を離すと、固定絞り22は圧縮バネ40の偏倚力により自動的に元の位置に戻り、通常の観察状態に復帰する。
従って、このようにすれば、第1の実施の形態の効果に加えて、ピント合わせ後に自動的に通常観察状態に復帰させることができるので、さらに操作性に優れた落射顕微鏡を提供することができる。
なお、この変形例1では、圧縮バネ40を用いているか、引っ張りバネを用いる構成も容易に適用可能である。
(変形例2)
第1の実施の形態では、固定絞り22の挿脱に直動機構を用いたが、この変形例2では、回転機構を用いたものである。
図10(a)(b)(c)および図11は、それぞれ通常観察時とピント合わせ時の構成要素の位置関係を示している。
この場合、固定絞り保持部材41は、回転移動手段としての回転腕41aの一端に中空円板状をした保持部材本体41bが設けられている。保持部材本体41bには、固定絞り42が固定ネジ431により固定されている。固定絞り42は、中央部に円形の絞り用透孔42aが形成されている。
回転腕41aの中間部には、回転軸43が設けられている。この回転軸43は、回転腕41aを回転可能に顕微鏡本体1に保持するものである。回転腕41aの他端部は、顕微鏡本体1の通し穴1dを通して外部に突出しており、この回転腕41aの他端部を持って固定絞り保持部材41全体を回転操作可能にしている。また、顕微鏡本体1には、固定絞り保持部材41が当接可能な位置決め面1eが設けられている。
ここで、顕微鏡本体1の通し穴1dと位置決め面1eの位置関係は、図10に示すように固定絞り保持部材41の保持部材本体41bが位置決め面1eに当接した状態で、固定絞り42の透孔42a中心が光軸a上に位置する状態(通常観察状態)となり、また、図11に示すように回転腕41aを矢印z方向に回転させて、回転腕41aが通し穴1d端部に突き当たる状態で、固定絞り42の透孔42aが光軸aから固定絞り42の半径分の距離tだけ回転移動できるようになっている。
このような構成において、まず、回転腕41aの端部を持って通し穴1d端部に突き当たるまで回転させると(図11参照)、固定絞り42が、その半径距離tだけ光路内に入り込み、図4(b)に示すように観察視野26内に固定絞り像27が見えるようになり、ピント合わせ状態となる。この状態で、固定絞り像27に対して、図1に示す焦準ハンドル15を操作し、ステージ9を上下方向に移動させてピント合わせを行なう。
そして、ピント合わせ終了後、回転腕41aの端部から手を離すと、保持部材本体41bの重さで、自動的に元の位置に戻り、保持部材本体41bが位置決め面1eに当接した状態で安定する(図10参照)。これにより、図4(a)に示すように観察視野26内にあった固定絞り像27は視野外に退避され、通常の観察状態に復帰する。
従って、このようにしても上述した変形例1と同様な効果を得られる。
(変形例3)
この変形例3では、通常観察状態とピント合わせ状態において、それぞれ固定絞りの固定状態を確実にできるようにしている。
図12は、変形例3の概略構成を示すもので、図2と同一部分には同符号を付している。
この場合、顕微鏡本体1には、直動ガイド44が設けられている。この直動ガイド44は、直線方向に配置された固定部44aと、この固定部44aに沿って直線移動される可動部44bが配置されている。この直動ガイド44には、固定絞り45を設けた固定絞り保持部材46を移動自在に設けている。
顕微鏡本体1には、固定絞り保持部材46に対向させてバネ47とボール48からなる位置決め手段49が設けられている。また、固定絞り保持部材46には、位置決め手段49に対向する側面に距離t(固定絞り45の孔部45aの半径)の間隔で切り欠き部46a、46bが設けられている。これら切り欠き部46a、46bは、固定絞り保持部材46の移動とともに、ボール48を呼び込むことで、それぞれの位置で固定絞り45の通常観察状態とピント合わせ状態の位置決めを行なうようになっている。
このような構成において、操作ツマミ25aを持って操作腕25を引き出し、固定絞り保持部材46の切り欠き部46bに位置決め手段49のボール48を呼び込み、位置決め固定させると、固定絞り45が、その半径距離tだけ光路内に入り込み、図4(b)に示すように観察視野26内に固定絞り像27が見えるようになり、ピント合わせ状態となる。この状態で、固定絞り像27に対して、図1に示す焦準ハンドル15を操作し、ステージ9を上下方向に移動させてピント合わせを行なう。
次に、操作ツマミ25aを持って操作腕25を押し込み、固定絞り保持部材46の切り欠き部46aに位置決め手段49のボール48を呼び込み、位置決め固定させると、固定絞り45は元の位置に戻り(図12参照)、図4(a)に示すように観察視野26内にあった固定絞り像27は視野外に退避され、通常の観察状態に復帰する。
従って、このようにすれば、第1の実施の形態の効果に加えて、通常観察およびピント合わせのそれぞれの状態で、光路中の固定絞り45が不用意に動いてしまうことがなくなり、より信頼性の高い落射顕微鏡を提供できる。
なお、上述した変形例3は、第1の実施の形態の構成を基本としたものであるが、図2で示したガイド溝20を設けたもの、図5で示したメスアリ20aとオスアリ21eを設けたもの、図6で示した平行に配置された2本のカイド軸30を設けたものにも適用可能である。また、図10で示した回転腕41aを有する固定絞り保持部材41にも適用できる。それ以外に、磁石等を用いても、より簡単な機構で、同様の効果を得ることができる。さにな、上述した第1の実施の形態、変形例1〜3では、すべて手動による固定絞りの挿脱機構を示したか、回転モータやステッピングモータ等の駆動源を用いた電動機構により固定絞りの挿脱制御を行っても同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
この第2の実施の形態では、暗視野観察では光量損失を招くため必要としない固定絞りを、暗視野観察への切換えとともに照明光学系の光束を遮らない位置まで移動し、さらに、暗視野観察中に観察者が不用意に固定絞りを操作できないように配慮したものである。
なお、本発明が適用される落射顕微鏡の概略構成は、図1と同様なので、同図を援用するものとする。
図13(a)(b)(c)、図14および図15(a)(b)は、固定絞りの挿脱手段の概略構成、図13、図14は明視野観察における通常観察状態とピント合わせ状態時のそれぞれの位置関係を示し、図15は暗視野観察における位置関係を示している。
図において、1は顕微鏡本体で、この顕微鏡本体1には、光軸aと直交する方向に沿ってメスアリ1fが形成されている。このメスアリ1fには、明暗視野キューブ53がオスアリ53cを介して配置され、メスアリ1fに沿って直線移動可能に設けられている。明暗視野キューブ53には、明視野キューブ53aと暗視野キューブ53bが一体に設けられている。、
顕微鏡本体1には、明暗視野キューブ53に対向させてバネ50とボール51からなる位置決め手段52が設けられている。また、明暗視野キューブ53には、位置決め手段52に対向する側面に所定の距離間隔で切り欠き部53d、53eが設けられている。これら切り欠き部53d、53eは、明暗視野キューブ53の移動とともに、ボール51を呼び込むことで、それぞれの位置で明視野キューブ53aと暗視野キューブ53bの光軸上への位置決めが行われている。
ここで、顕微鏡本体1には、明暗視野キューブ53が必要以上に動いてしまわないように、規制ピン54a、54bが設けられている。
明暗視野キューブ53には、操作腕55が連結されている。操作腕55は、明暗視野キューブ53の移動方向に沿って配置され、顕微鏡本体1を貫通して外部まで延出されている。この操作腕55の先端には、操作ツマミ55aが設けられていて、観察者が操作ツマミ55aを持って顕微鏡本体1の外部から明暗視野キューブ53の状態を操作できるようになっている。
明暗視野キューブ53には、固定板61が固定ネジ62で固定されている。この固定板61は、先端部を直角に折り曲げられ、この折り曲げ面61aが明視野キューブ53aと対向するように配置されている。折り曲げ面61aには、透孔61b(図14参照)が形成されている。また、折り曲げ面61aには、固定絞り保持部材63が設けられている。
固定絞り保持部材63の中央部には、透孔63aが形成されている。また、固定絞り保持部材63には、矩形状の固定絞り64がが固定ネジ651により固定されている。固定絞り64は、中央部に円形の絞り用透孔641が形成されている。また、固定絞り保持部材63の透孔63aを挟んだ両側縁部には、長穴63bが形成されている。
これら長穴63bには、固定板61上に所定間隔をおいて直立して設けられた規制ピン64a、64bが挿通されている。これら規制ピン64a、64bは、固定絞り保持部材63の高さ方向の位置決めと移動範囲を規制するようにしている。この場合、長穴63bと規制ピン64a、64bとの位置関係は、図13(b)に示すように規制ピン64aが長穴63bに当接した状態で、固定絞り64の透孔641中心が光軸a上に位置する状態(通常観察状態)と、図14に示すように規制ピン64bが長穴63bに当接した状態で、固定絞り64の透孔641中心が光軸aから所定距離だけ移動した状態(ピント合わせ状態)が得られるように設計されている。つまり、これら2つの規制ピン64a、64bの長穴63bに対する突当てによって、固定絞り64の再現性のある位置決めが可能となっている。ここで距離は、固定絞り64の透孔641、つまり絞り径の半径の距離である。
固定絞り保持部材63には、操作腕65が連結されている。操作腕65は、固定絞り保持部材63の移動方向に沿って配置され、顕微鏡本体1を貫通して外部まで延出されている。この操作腕65の先端には、操作ツマミ65aが設けられていて、観察者が操作ツマミ65aを持って顕微鏡本体1の外部から固定絞り64の状態を操作できるようになっている。
このような構成において、まず、明視野観察を行なう場合、観察者が操作ツマミ55aを持って操作腕55を引き出し、明暗視野キューブ53をメスアリ1fに沿って移動させ、明視野キューブ53aを光軸a上に位置させる。
この状態で、操作ツマミ65aを持って操作腕65を引き出し、固定絞り保持部材63の長穴63bが規制ピン64bに当接するまで移動させると(図14参照)、固定絞り64の半径距離だけ光路内に入り込み、図4(b)に示すように観察視野26内に固定絞り像27が見えるようになり、ピント合わせ状態となる。この状態で、固定絞り像27に対して、図1に示す焦準ハンドル15を操作し、ステージ9を上下方向に移動させてピント合わせを行なう。
次に、操作ツマミ65aを持って操作腕65を押し込み、固定絞り保持部材63の長穴63bが規制ピン64aに当接するまで移動させると、固定絞り64は元の位置に戻り(図13参照)、図4(a)に示すように観察視野26内にあった固定絞り像27は視野外に退避され、通常の観察状態に復帰する。
次に、暗視野観察に切換える場合は、操作ツマミ55aを持って操作腕55を押し込み、明暗視野キューブ53をメスアリ1fに沿って移動し、暗視野キューブ53bを光軸a上に位置させる。この操作により、固定絞り64は、光路から大きく外れ、環状の暗視野光束を遮らない位置まで移動し、同時に、固定絞り64を挿脱するための操作ツマミ65aも顕微鏡本体1内部に入り込んでしまうため、観察者による操作は不可能となる(図15参照)。
従って、このようにすれば、第1の実施の形態の効果に加えて、暗視野観察への切換えとともに、固定絞り64を暗視野光束を遮らない位置まで移動できるので、光量損失の無い明るい暗視野観察を実現できる。また、暗視野観察中に不用意に固定絞りを操作できないようにもしているので、光学性能が高くより信頼性の高い落射顕微鏡を提供できる。
(変形例1)
この変形例1は、上述した第2の実施の形態に第1の実施の形態の変形例1を適用したものである。図16(a)(b)は、本変形例1における固定絞り挿脱機構の概略構成を示すもので、図13と同一部分には同符号を付している。
この場合、固定板61には、バネ掛け部品66が設けられ、固定絞り保持部材63に設けたバネ掛け部63cとの間に、引っ張りバネ67が張設されている。この引っ張バネ67は、常時、固定絞り保持部材63の長穴63bが規制ピン64aに当接する方向に偏倚力を作用するもので、通常観察状態を維持するようにしている。
このような構成において、ピント合わせについては、第2の実施の形態と同様である。そして、ピント合わせ終了後、操作ツマミ65aから手を離すと、固定絞り64は、引っ張りバネ67の偏倚力により自動的に元の位置に戻り、通常の観察状態に復帰する。
なお、明視野観察から暗視野観察への切換え時の動作は、第2の実施の形態で述べたと同様である。
従って、このようにすれば、第2の実施の形態の効果に加えて、ピント合わせ後に自動的に通常観察状態に復帰させることができるので、さらに操作性に優れた落射顕微鏡を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。これまでの全ての実施の形態及び変形例では、固定絞り保持部材に固定絞りを固定する構成としているが、例えば、図17(a)、(b)に示すように機械加工等で固定絞り保持部材71aと固定絞り71bを一体化して固定絞り71として構成すれば、部品点数が少なく、コストを抑えることができる。
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
なお、上述した実施の形態には、以下の発明も含まれる。
(1)請求項2または3記載の落射顕微鏡において、前記固定絞り挿脱手段は、前記移動手段の前記照明光学系の光路に直交する方向の移動を案内するガイド溝を有することを特徴としている。
(2)請求項2または3記載の落射顕微鏡において、前記固定絞り挿脱手段は、前記移動手段の前記照明光学系の光路に直交する方向の移動を案内するアリを有することを特徴としている。
(3)請求項2または3記載の落射顕微鏡において、前記固定絞り挿脱手段は、前記移動手段の前記照明光学系の光路に直交する方向の移動を案内するガイド軸を有することを特徴としている。
(4)請求項2または3記載の落射顕微鏡において、前記固定絞り挿脱手段は、前記移動手段の前記照明光学系の光路に直交する方向の移動を案内する可動部を設けた直動ガイドを有することを特徴としている。
(5)(1)乃至(4)記載の落射顕微鏡において、前記固定絞り挿脱手段は、前記固定絞りが前記照明光学系の光路上に挿入された状態で前記移動手段の位置決めを行なう位置決め手段を有することを特徴としている。
本発明の第1の実施の形態にかかる落射顕微鏡の概略構成を示す図。 第1の実施の形態に用いられる固定絞り挿脱機構の概略構成を示す図。 第1の実施の形態に用いられる固定絞り挿脱機構の概略構成を示す図。 第1の実施の形態の通常観察時とピント合わせ時の観察視野を説明する図。 第1の実施の形態の変形例の概略構成を示す図。 第1の実施の形態の変形例の概略構成を示す図。 第1の実施の形態の変形例の概略構成を示す図。 第1の実施の形態の変形例1の概略構成を示す図。 第1の実施の形態の変形例1の概略構成を示す図。 第1の実施の形態の変形例2の概略構成を示す図。 第1の実施の形態の変形例2の概略構成を示す図。 第1の実施の形態の変形例3の概略構成を示す図。 本発明の第2の実施の形態に用いられる固定絞り挿脱機構の概略構成を示す図。 第2の実施の形態の固定絞り挿脱機構の概略構成を示す図。 第2の実施の形態の固定絞り挿脱機構の概略構成を示す図。 第2の実施の形態の変形例の概略構成を示す図。 固定絞りの変形例の概略構成を示す図。 従来の落射顕微鏡の概略構成を示す図。
符号の説明
1…顕微鏡本体、1d…穴、1e…位置決め面、1f…メスアリ
2…光源、3…照明レンズ、4…開口絞り
5…視野絞り、6…照明レンズ
7…観察キューブ、8…対物レンズ
9…ステージ、10…標本、11…鏡筒
12…結像レンズ、13…接眼レンズ、14…TVポート
15…焦準ハンドル、20…ガイド溝、20a…メスアリ
21…固定絞り保持部材、21a…保持部材本体
21b…基端部、21c…透孔、21d…長穴
21e…オスアリ、22…固定絞り、22a…透孔
23…固定ネジ、24a.24b…規制ピン
25…操作腕、25a…操作ツマミ
26…観察視野、27…固定絞り像、30…カイド軸
31…固定絞り保持部材、32…規制ピン、33…直動ガイド
33a…可動部、34…固定絞り保持部材
35…規制ピン、40…圧縮バネ、41…固定絞り保持部材
41a…回転腕、41b…保持部材本体、42…固定絞り
42a…透孔、431…固定ネジ、43…回転軸
44…直動ガイド、44a…固定部、44b…可動部
45…固定絞り、45a…孔部、46…固定絞り保持部材
46a.46b…切り欠き部、47…バネ
48…ボール、49…位置決め手段、50…バネ
51…ボール、52…位置決め手段、53…明暗視野キューブ
53a…明視野キューブ、53b…暗視野キューブ
53c…オスアリ、53d.53e…切り欠き部
54a.54b…規制ピン、55…操作腕
55a…操作ツマミ、61…固定板、61a…折り曲げ面
61b…透孔、62…固定ネジ、63…固定絞り保持部材
63a…透孔、63b…長穴、63c…バネ掛け部
64…固定絞り、641…透孔
64a.64b…規制ピン、651…固定ネジ、65…操作腕
65a…操作ツマミ、66…バネ掛け部品、67…引っ張りバネ

Claims (7)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を標本に照明する照明光学系と、
    前記標本からの光を対物レンズを介して結像させる観察光学系と、
    前記照明光学系の前記標本の位置と共役の位置に配置され、前記標本への光の照射範囲を決定する視野絞りと、を具備し、
    前記視野絞りは、観察視野内に投影されない固定絞りで、且つ必要に応じて前記固定絞りの像が前記観察視野内で見えるように前記固定絞りを前記照明光学系の光路に対し挿脱可能とした固定絞り挿脱手段を有することを特徴とする落射顕微鏡。
  2. 前記固定絞り挿脱手段は、前記照明光学系の光路に直交する方向に移動可能な移動手段と、該移動手段に設けられ該移動手段の移動により前記照明光学系の光路に対し挿脱される固定絞りと、前記可動手段の移動を操作する操作手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の落射顕微鏡。
  3. 前記移動手段は、前記固定絞りを、該固定絞りの径の半径の距離だけ前記照明光学系の光路に直交する方向に移動可能にしたことを特徴とする請求項2記載の落射顕微鏡。
  4. 前記固定絞り挿脱手段は、常時、前記固定絞りを前記照明光学系の光路から退避させる方向の偏倚力を作用する弾性部材を有することを特徴とする請求項2または3記載の落射顕微鏡。
  5. 前記固定絞り挿脱手段は、回転可能に設けられた回転移動手段と、該回転移動手段に設けられ該回転移動手段の回転により前記照明光学系の光路に対し挿脱される固定絞りとを具備したことを特徴とする請求項1記載の落射顕微鏡。
  6. 前記照明光学系および観察光学系は、暗視野観察を含む少なくとも2つ以上の観察法を切換える観察法切換え手段を有し、
    前記固定絞り挿脱手段は、前記観察法切換え手段の切換えに連動して前記暗視野観察時に前記固定絞りを前記照明光学系の光路を遮らない位置まで退避させることを特徴とする請求項1記載の落射顕微鏡。
  7. 前記固定絞り挿脱手段は、前記暗視野観察時に前記固定絞り挿脱手段による前記固定絞りの前記照明光学系への挿脱操作を不能にしたことを特徴とする請求項6記載の落射顕微鏡。
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