JP2005300578A - 音楽コンテンツ配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡便に常に最良の立体(3次元)音響効果を得ることのできるようにすること。
【解決手段】 少なくとも楽曲を再生出力するための音楽データを含む音楽コンテンツのファイル構造であって、前記音楽データと、該音楽データを立体音響にて再生するためのパラメータデータと、当該パラメータデータを該ファイル内に含むことを示す識別情報ヘッダであるプリアンプルとを含む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、少なくとも楽曲を再生出力するための音楽データを含む音楽コンテンツのファイル構造並びに音楽コンテンツファイルを配信するための音楽コンテンツ配信方法に関する。
従来、これらの音楽コンテンツのデータは、音楽コンテンツを再生する利用者側の端末にて、ハードウエア或いはソフトウエアにて再生可能な所定形式のデジタルデータとして提供されている。
近年、立体(3次元)音響技術の進歩に伴い、少なくとも2つのスピーカを用いて、聴取者が立体的な音楽を聴取できる技術が実用化されてきており、これに伴い、例えば、携帯電話に2つのスピーカを搭載して、着信メロディ等の楽曲等を、立体音響にて再生する試みがなされてきている。
しかしながら、音楽コンテンツであるこれら着信メロディ(着メロ)等の楽曲を、立体(3次元)音響にて再生するためには、再生される楽曲の特性や、再生される再生装置の特性(スピーカの位置等)に合わせて、細かい再生条件の設定を実施する必要があるが、例えば前記した着信メロディ(着メロ)等の楽曲の場合には、かなり高頻度にて着信メロディ(着メロ)を変更したり、その他の様々な楽曲の音楽コンテンツをサーバからダウンロードして聴取する場合にも、これらの設定を、その楽曲の特性や再生装置の特性に合わせて逐次設定を変更する必要が生じ、利用者としては、再生する着信メロディや楽曲に合致する設定内容を、例えばダウンロードするサイト内から見いだして設定する等のように、非常に面倒であるばかりか、これらの設定を実施しないと良好な立体(3次元)音響効果が得られないという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、これら利用者が最良の立体(3次元)音響効果を得るための設定を実施する面倒を解消でき、簡便に常に最良の立体(3次元)音響効果を得ることのできる音楽コンテンツのファイル構造並びに音楽コンテンツ配信方法を提供することを目的とする。
上記の目的を解決するために、本発明の請求項1に記載の音楽コンテンツのファイル構造は、
少なくとも楽曲を再生出力するための音楽データを含む音楽コンテンツのファイル構造であって、
前記音楽データと、該音楽データを立体音響にて再生するためのパラメータデータと、当該パラメータデータを該ファイル内に含むことを示す識別情報ヘッダとを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、音楽コンテンツ内に、該音楽コンテンツに含まれる音楽データを立体音響にて再生するためのパラメータデータが含まれているため、利用者は、再生する音楽データの特性に合致した設定内容を見いだして設定する等の面倒を解消でき、簡便に常に最良の立体(3次元)音響効果を得ることができる。
本発明の請求項2に記載の音楽コンテンツのファイル構造は、請求項1に記載の音楽コンテンツのファイル構造であって、
前記音楽データ、前記パラメータデータ、前記識別情報ヘッダに加えて、音楽データを立体音響にて再生するための信号処理プログラムを更に含むことを特徴としている。
この特徴によれば、再生装置側に音楽コンテンツを立体(3次元)音響にて再生するハードウエアやソフトウエアが搭載されていない場合において、音楽コンテンツに含まれる音楽データを立体(3次元)音響にて再生するための最適な信号処理プログラムを音楽コンテンツ内に含むことで、利用者は、再生する音楽データの特性に合致した信号処理プログラムを、例えば音楽コンテンツをダウンロードするサイトから見いだして、個別にダウンロードする必要がなく、これらの利用者の面倒を解消することができる。
本発明の請求項3に記載の音楽コンテンツのファイル構造は、請求項1または2に記載の音楽コンテンツのファイル構造であって、
前記パラメータデータは、音楽データを立体音響にて再生する携帯電話端末の機種に対応したデータとされ、前記音楽データが同じ音楽コンテンツにおいては同一とされていることを特徴としている。
この特徴によれば、携帯電話端末の機種により音楽を再生するスピーカの種別やその配置位置等がことなることから、これらのパラメータデータを機種別に管理して、これらのパラメータデータをこれら機種に対応したパラメータデータとすることで、同一の音楽データから複数の携帯電話端末にて利用可能な音楽コンテンツを生成でき、膨大な音楽コンテンツを予め用意しておく必要がなく、これら膨大な音楽コンテンツの記憶容量や管理における負荷を大幅に軽減できるばかりか、これらパラメータデータ自体の管理も容易となり、より品質の高い立体(3次元)音響効果を利用者に提供できる。
本発明の請求項4に記載の音楽コンテンツのファイル構造は、請求項1〜3のいずれかに記載の音楽コンテンツのファイル構造であって、
前記パラメータデータは、前記音楽データの複数の部分に適用され、これら音楽データの各部分において異なる立体音響状態にて音楽データを再生するための異なるパラメータデータを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、音楽データの各部分毎に、該部分の特性に合致した立体音響状態にて楽曲が再生されるので、より品質の高い立体(3次元)音響効果を利用者に提供できる。
本発明の請求項5に記載の音楽コンテンツ配信方法は、
複数のコンピュータがデータ通信可能に接続されたオープンコンピュータネットワークに接続されたサーバコンピュータを用いて、該オープンコンピュータネットワークに接続された利用者端末に対して音楽コンテンツファイルを配信するための音楽コンテンツ配信方法であって、
少なくとも楽曲を再生出力するための音楽データと、該音楽データを立体音響にて再生するためのパラメータデータと、当該パラメータデータを含むことを示す識別情報ヘッダとを含む構造とされた音楽コンテンツファイルを配信することを特徴としている。
この特徴によれば、音楽コンテンツ内に、該音楽コンテンツに含まれる音楽データを立体音響にて再生するためのパラメータデータが含まれているため、利用者は、再生する音楽データの特性に合致した設定内容を見いだして設定する等の面倒を解消でき、簡便に常に最良の立体(3次元)音響効果を得ることができる。
本発明の請求項6に記載の音楽コンテンツ配信方法は、請求項5に記載の音楽コンテンツ配信方法であって、
音楽コンテンツファイルは、前記音楽データ、前記パラメータデータ、前記識別情報ヘッダに加えて、音楽データを立体音響にて再生するための信号処理プログラムを更に含むことを特徴としている。
この特徴によれば、再生装置側に音楽コンテンツを立体(3次元)音響にて再生するハードウエアやソフトウエアが搭載されていない場合において、音楽コンテンツに含まれる音楽データを立体(3次元)音響にて再生するための最適な信号処理プログラムを音楽コンテンツ内に含むことで、利用者は、再生する音楽データの特性に合致した信号処理プログラムを、例えば音楽コンテンツをダウンロードするサイトから見いだして、個別にダウンロードする必要がなく、これらの利用者の面倒を解消することができる。
本発明の請求項7に記載の音楽コンテンツ配信方法は、請求項5または6に記載の音楽コンテンツ配信方法であって、
前記サーバコンピュータは、利用者端末である携帯電話端末からの音楽コンテンツの配信要求に応じて、当該配信要求に含まれる携帯電話端末の機種を特定可能な情報から特定される機種に対応するパラメータデータを含むとともに、同じ音楽コンテンツにおいては同一の音楽データを含む音楽コンテンツファイルを生成し、該生成した音楽コンテンツファイルを配信することを特徴としている。
この特徴によれば、携帯電話端末の機種により音楽を再生するスピーカの種別やその配置位置等がことなることから、これらのパラメータデータを機種別に管理して、これらのパラメータデータをこれら機種に対応したパラメータデータとすることで、同一の音楽データから複数の携帯電話端末にて利用可能な音楽コンテンツを生成でき、膨大な音楽コンテンツを予め用意しておく必要がなく、これら膨大な音楽コンテンツの記憶容量や管理における負荷を大幅に軽減できるばかりか、これらパラメータデータ自体の管理も容易となり、より品質の高い立体(3次元)音響効果を利用者に提供できる。
本発明の請求項8に記載の音楽コンテンツ配信方法は、請求項5〜7のいずれかに記載の音楽コンテンツ配信方法であって、
前記パラメータデータは、前記音楽データの複数の部分に適用され、これら音楽データの各部分において異なる立体音響状態にて音楽データを再生するための異なるパラメータデータを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、音楽データの各部分毎に、該部分の特性に合致した立体音響状態にて楽曲が再生されるので、より品質の高い立体(3次元)音響効果を利用者に提供できる。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は、本発明を適用した本実施例の音楽コンテンツ配信システム(以下、配信システムと略称する)の構成を示す図である。
本実施例の配信システムは、図1に示すように、機種識別情報としてのモデル名が付与されるとともに、インターネット網に接続され、少なくとも2個のスピーカを備えて音楽データの3次元サラウンド再生が可能とされた利用者端末としての携帯電話端末2a、2b…と、音楽データが記憶され、アクセス利用者a、b…に操作された前記携帯電話端末2a、2b…より音楽データを要求するコンテンツリクエストを受信することに応じて、前記音楽データと、該音楽データを前記携帯電話端末2a、2b…において予め定められた再生効果で再生させるための実行プログラム並びに該実行プログラムの調整パラメータとを含む本発明のファイル構成とされたコンテンツファイルを生成し、該生成したコンテンツファイルを携帯電話端末2a、2b…に送信するサーバコンピュータとしてのサーバコンピュータ1とから主に構成される。
本実施例におけるサーバコンピュータ1は、図示しないCPUの制御プログラム等を格納するROM、コンテンツリクエストを携帯電話端末2a、2b…から受信する処理や、コンテンツリクエストにより要求された音楽データと、該音楽データを携帯電話端末2a、2b…において予め定められた再生効果で再生させるための実行プログラム並びに該実行プログラムの調整パラメータとが混合されたコンテンツファイルを生成する処理や、コンテンツファイルを携帯電話端末2a、2b…に送信する処理等の各種処理を実施するための処理プログラムを実行する図示しないCPU、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備える図示しない制御部と、前述の各種処理プログラムや各種データや図2に示す各種のデータベースが記憶された図示しない記憶部と、図1に示すように、インターネット網を介して携帯電話端末2a、2b…とデータの送受信を行うための送信部16や受信部17と、前記制御部におけるクライアントリクエスト解析処理やデータエンコード処理により形成されるクライアントリクエスト解析手段15やデータエンコード手段14とから構成されており、比較的高速の演算処理が可能な通常のサーバコンピュータとされている。
また、前記サーバコンピュータ1の記憶部には、図2に示すように、携帯電話端末2a、2b…において再生可能とされた音楽データ、例えば、PCMデータ等のWAVフォーマットの音楽データや音符等のスコアデータ等かなら成るデジタルコンテンツデータ(デジタルコンテンツA、デジタルコンテンツB、…)が当該コンテンツに固有に付与されたコンテンツIDに対応付けて記憶されているデジタルコンテンツデータベース11と、前記デジタルコンテンツデータベース11に記憶されている各デジタルコンテンツであるデジタルコンテンツA、デジタルコンテンツB、…に対応するプロファイルデータとなるコンテンツA用プロファイル、コンテンツB用プロファイル…や、携帯電話の機種(モデル)に対応するプロファイルデータとなる端末A用プロファイル、端末B用プロファイル…が、各機種(モデル)名並びに各プロファイルに固有に付与されたプロファイルID毎に記憶されている端末・効果プロファイルデータベース12と、当該プロファイルIDに対応付けて記憶されているプロファイルから特定されるプレーヤやエフェクトやプラグインが記憶されている実行プログラムデータベース13とが記憶されていて、これら各データベースに記憶されたデータに基づいて、コンテンツリクエストを受信したときに、コンテンツIDが付与されたデジタルコンテンツデータを指定された再生効果にて再生するための実行プログラム並びに実行プログラムの調整パラメータとが特定されて、本発明のファイル構成のコンテンツファイルが形成されるようになっている。
本実施例における携帯電話端末2a、2b…は、CPUの制御プログラム等を格納するROM、サーバコンピュータ1から送信されたコンテンツファイルを再生する処理等の各種処理を実施するための処理プログラムを実行するCPU、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備える図示しない制御部と、図1に示すように、各種処理プログラムや、携帯電話端末2a、2b…の機種識別情報としてのモデル名や、サーバコンピュータ1から送信されたコンテンツファイルに含まれるデジタルコンテンツデータや、実行プログラムや、パラメータ等の各種情報が記憶される記憶部21や、前記CPUが実施するデータデコード処理により形成されるデータデコード手段24と、無線通信により、インターネット網を介してサーバコンピュータ1とデータの送受信を行うための受信部22や送信部23や、アクセス利用者a、b…からの操作を受付けるための図示しない操作部と、音声を出力するためのスピーカ31、32と、前記記憶部21に記憶されているデジタルコンテンツデータ(音楽データ)を実行プログラムやパラメータに基づいて立体(3次元)音響にて再生してスピーカ31、32から出力するための再生部25とから構成されており、インターネット接続と、コンテンツファイルの受信と、2つのスピーカを用いた立体(3次元)音響にて音楽データの再生が可能な携帯電話とされている。
また、本実施例の前記データデコード手段24は、図7に示すように、受信部22にて受信したサーバコンピュータ1からのコンテンツファイルの信号をデコードする信号デコード処理部と、該信号デコード処理部にてデコードした受信データに、本発明におけるパラメータデータをファイル内に含むことを示す識別情報となるプリアンブル部を検出するプリアンブル検出処理部と、プリアンブル部を検出した場合に、該プリアンブル部を解析してプリアンブル部を含む受信データから、デジタルコンテンツ部と、実行プログラム部と、パラメータ部とを分離して記憶部21に記憶するプリアンブル解析・データ分離処理部を有することで、受信データがプリアンブル部を含む本発明のファイル構成のコンテンツファイルである場合には、該コンテンツファイルからデジタルコンテンツ部と実行プログラム部とパラメータ部とが分離して記憶されるようになっている。
ここで、本発明のサーバコンピュータ1において、コンテンツファイルが生成される流れについて、図3に基づき説明すると、まず、利用者端末であるアクセス利用者aの携帯電話端末2aには、アクセス利用者aがダウンロードしたいコンテンツである例えば着信メロディの曲名リスト等の選択ページが配信されることで、図3に示すように、アクセス利用者aはダウンロードしたい各種音響効果の曲名を選択する。
この各種音響効果の曲名選択により、携帯電話端末2aからは選択された曲名に対応するコンテンツIDと各種音響効果の内容を示すプロファイルIDとを含み、その先頭のヘッダ部分に、当該携帯電話端末2aに機種情報(モデル名)を含むコンテンツリクエストが、サーバコンピュータ1に対して送信されることで、サーバコンピュータ1は、図3に示すように、前記デジタルコンテンツデータベース11に記憶されている各デジタルコンテンツの中から、受信したコンテンツリクエストに含まれるコンテンツIDに対応して記憶されているデジタルコンテンツ、例えばデジタルコンテンツAを特定する。
そして、該コンテンツIDとともに受信したモデル名並びに該コンテンツIDとともに受信したコンテンツリクエストに含まれるプロファイルIDに対応付けて前記端末・効果プロファイルデータベース12に記憶されているプロファイルデータを抽出し(図3参照)、該抽出したプロファイルデータに含まれるプレーヤ名や、エフェクト名や、プラグイン名、パラメータや、再生時間や制御情報を特定する。
そして、これら特定した再生時間や制御情報とを含むプリアンブル部を生成して、携帯電話端末2aに送信するコンテンツファイルの先頭(ヘッダ)とする。尚、本実施例では、これらプリアンブル部のデータ形式として、音楽データとしては実際にあり得ないデータ配列、具体的には図6に示すように、最大音声と最少音声の繰返しデータ等とし、通常の音楽データコンテンツファイルと本発明のコンテンツファイルとを識別できるようにしている。
そして、該プリアンブル部の連なる部分には、前記特定したプレーヤ名や、エフェクト名や、プラグイン名に対応するデータ、例えばプレーヤAのプレーヤデータ、エフェクトBのエフェクトデータ、プラグインCのプラグインデータをそれぞれ前記実行プログラムデータベース13から抽出して実行プログラム部とする。
また、前記プロファイルデータから特定したパラメータ、例えば端末B用パラメータや効果A用パラメータは、パラメータ部とし、更に、前記特定したデジタルコンテンツであるデジタルコンテンツAのデータをデジタルコンテンツ部として、図3に示す構成のコンテンツファイルを生成する。
このようにして生成された本発明のコンテンツファイルは、前記コンテンツリクエストの送信元の携帯電話端末2aに配信される。この配信に際しては、図5に示すように、これらコンテンツファイルが、比較的容量の大きなデジタルコンテンツAのデータを含むために、デジタルコンテンツ部を成すデジタルコンテンツAに含まれるコンテンツ管理情報以外の音楽データ部分をデータ圧縮して圧縮情報(データ)とするとともに、それ以外の部分は非圧縮情報(データ)として、例えばコンテンツ配信用圧縮アルゴリズム(例えばAAC等)により、圧縮データフォーマットとしてパケットに切り分けられて配信される。このとき、先頭パケットには、圧縮アルゴリズムで定めたヘッダー情報が送られるために、この部分に埋め込まれたプリアンブル部が非圧縮データとして送信されることとなり、該プリアンブル部がすべて送信されたのち、実行プログラム部、パラメータ部が順次送信され、その後、プリアンブル検出信号を先頭に有するデジタルコンテンツ部が圧縮情報として送信される。
尚、本実施例において、プレーヤAとは具体的にはAACデータ再生プログラムであり、エフェクタBは、具体的には仮想音源生成プログラムBであり、プラグインCは、具体的には2ch−5ch変換プラグインプログラムであり、端末B用パラメータは、具体的には端末(モデルA) 用逆フィルタ係数であり、効果A用パラメータは、具体的には仮想音源配置A 用フィルタ係数である。尚、端末(モデルA) 用逆フィルタ係数と仮想音源配置A 用フィルタ係数は、図5で示す最適デジタルフィルタ係数合成処理がなされているために、図8で示すように端末上の実行プログラムで必要とされる各種デジタルフィルタ係数とディレイ定数として用いられる。
このようにして生成された本発明のコンテンツファイルは、前記コンテンツリクエストの送信元の携帯電話端末2aに配信されることで、前述のように、データデコード手段24によりプリアンブル部が検出されることによって、デジタルコンテンツデータAと、実行プログラム(プレーヤAデータ、エフェクトBデータ、プラグインCデータ)と、パラメータデータ(端末B用パラメータや効果A用パラメータ)とが分離されて記憶部21に、該分離された各データが互いに関連付けられて記憶される。
そして、このようにして記憶部21に記憶されているデジタルコンテンツ部(デジタルコンテンツデータA)と、実行プログラム部(プレーヤAデータ、エフェクトBデータ、プラグインCデータ)と、パラメータ部とに基づいて立体(3次元)音響にて再生される流れについて、図8に基づいて説明すると、まず、デジタルコンテンツがプラグイン(ソフト)である2ch−5ch変換プログラムにLch、Rchデータを有するステレオデータとして入力され、図8のADF(Adaptive Digital Filter) を用いた適応信号処理によってサラウンド信号であるsL、sR 信号とセンター信号C を生成する。プラグイン(ソフト)は、結果として入力信号であるL、 R に加えてC、sL、sR 信号の計5chデータを実時間処理で生成し、これに適当な帯域制限などを行うフィルタ処理と遅延調整を行うディレイ回路を経てデジタル出力とする。プラグイン(ソフト)によって出力された5chサラウンドデータは引き続き仮想音源処理ソフトで5つの独立した仮想音源としてアクセス利用者aが知覚できるように処理される。仮想音源処理ソフトは、図8に示すように9つのFIR デジタルフィルタからなり、デジタルフィルタ係数は図5に示す最適デジタルフィルタ係数合成処理によって、該デジタルフィルタ係数として直接用いられるように変換されているために、図8のパラメータデータから該当するデータを格納するだけで済む。仮想音源処理ソフトの2ch出力は適切に大きさが調整されたのち、プレーヤ(ソフト)で再生され、再生部で示す2つのスピーカ31、32(あるいはヘッドホンが有する2つのスピーカ31、32)で聴取することができるようになり、デジタルコンテンツをリクエストしたアクセス利用者aは、受信したデジタルコンテンツを、携帯電話端末2aの物理的な特性や寸法の制限を受けないで最適化されたサラウンドサウンドとして聴取することができる。
以上、本実施例によれば、音楽コンテンツ内に、該音楽コンテンツに含まれる音楽データを立体音響にて再生するためのパラメータデータが含まれているため、利用者は、再生する音楽データの特性に合致した設定内容を見いだして設定する等の面倒を解消でき、簡便に常に最良の立体(3次元)音響効果を得ることができる。
また、本実施例によれば、再生装置側に音楽コンテンツを立体(3次元)音響にて再生するハードウエアやソフトウエアが搭載されていない場合において、音楽コンテンツに含まれる音楽データを立体(3次元)音響にて再生するための最適な信号処理プログラムを音楽コンテンツ内に含むことで、利用者は、再生する音楽データの特性に合致した信号処理プログラムを、例えば音楽コンテンツをダウンロードするサイトから見いだして、個別にダウンロードする必要がなく、これらの利用者の面倒を解消することができる。
また、本実施例によれば、携帯電話端末の機種により音楽を再生するスピーカの種別やその配置位置等がことなることから、これらのパラメータデータを機種別に管理して、これらのパラメータデータをこれら機種に対応したパラメータデータとすることで、同一の音楽データから複数の携帯電話端末にて利用可能な音楽コンテンツを生成でき、膨大な音楽コンテンツを予め用意しておく必要がなく、これら膨大な音楽コンテンツの記憶容量や管理における負荷を大幅に軽減できるばかりか、これらパラメータデータ自体の管理も容易となり、より品質の高い立体(3次元)音響効果を利用者に提供できる。
尚、本発明におけるコンテンツとは、楽音とともに、制作者であるクリエータあるいはミクサーらが意図する音響効果、空間展開など音場デザインが織り込まれている情報であり、信号系列として供給される。
また、信号処理プログラムとは、ハードウエアあるいは、ソフトウエアとして実現され、コンテンツを入力として、この入力に対して、仮想音源生成処理、音響効果(コンプレッション、残響など)を施し、後段の再生プログラムによって、再生デバイス(ラウドスピーカ、イヤホンなど)を駆動するための信号を出力することを目的に実現される実体であり、デジタル情報の系列で供給される。
また、パラメータとは、再生装置の音響特性(再生デバイス特性などの電気音響特性と、音響的なキャビティなど音響特性を含む)を反映して最適な再生ができるように調整する目的、あるいは、再生プログラムの音響効果などの特性を決定する目的などで導入される定数の組である。
これらコンテンツ、信号処理プログラム、パラメータという一連のデジタルチェイン(情報的な連鎖)のどこかに断絶が生じると、コンテンツの制作者であるクリエータの意図が、リスナーには正確に届かないことは自明であるが、従来技術では、ある意味でこれをあきらめており、再生用プレーヤとコンテンツとは再生するフォーマットを一致させるなどの連絡があるものの、たとえば、再生環境(再生デバイス特性など)に対する最適化や、コンテンツにとっての最適な仮想音源生成処理の選択などは全く行われておらず、さらには、再生プログラムやその特性はコンテンツとは独立であるために、コンテンツごとに音響効果を選択するといった高度な再生は行えなかった。たとえば、楽音の再生において、第一楽章はある意図した音響効果を得るために、プログラム方式P−1とパラメータAを使い、第二楽章は、異なる音響効果で演出するために、プログラム方式P−2とパラメータBを使うといったコンテンツの時間的な、あるいは、区分的な最適化の概念を実現することはできなかったのに対し、本発明によれば、コンテンツ、信号処理プログラム、パラメータを連携させてコントロールし、しかも、それらをユーザがいちいち意識することなく、コンテンツそのものに埋め込むことを特徴としているので、上述のより高度で柔軟なコンテンツ再生が可能となるばかりでなく、コンテンツの制作者からリスナーの耳に至る一連のデジタルチェインを最適化することが可能なる。
ユーザはコンテンツを楽しむことが目的であって、再生のためのプログラムやその効果を最大に生かすパラメータの管理を行うことは、通常は面倒なことであり、これらパラメータの管理を行うことを意図しないのが一般的である。一方、立体音響効果の再生状況を選択する(設定する)ことが可能なシステムの場合、ユーザによっては、ユーザの好みや所有する知識によって、可能な効果を選択する(設定する)ことになるが、その場合でも、作り手側の意図が本発明によって伝達されることで、さらに柔軟で品質の高いコンテンツの再生が可能となる。
更には、たとえば、携帯電話端末でのコンテンツ再生の場合、携帯電話端末の音響特性(再生デバイス特性などの電気音響特性と、音響的なキャビティなど音響特性を含む)が機種ごとに異なるために、高品質のコンテンツ再生を行おうとする場合、たとえ、元のコンテンツが一つであっても、それぞれの機種ごとに調整した(サービスしようとする機種ごとの)デジタルコンテンツデータをそれぞれ独立に用意しておく必要があり、従って、サーバ側に膨大な記憶容量が必要になるが、本発明によれば、コンテンツをユーザがダウンロードする際に、機種情報からその機種に最適化されたパラメータとプログラムをコンテンツとしてカプセル化して伝送することができるため、元のコンテンツは一つで済む。
さらに、ユーザがいろいろな効果を選択したいという要求に対しても、コンテンツの作り手の推薦する効果や、機種特性をプログラムとパラメータのセットとして複数用意し、カプセル化することが可能となるため、ユーザは単に聞きたいコンテンツをダウンロードするだけでいろいろな効果が選択可能となる。
また、近年において、携帯電話端末の機能は多様で高度となり、その結果、複雑な機能を実現しなければならず、すべてを完全な状態で出荷することが困難になりつつある。そのため、プログラムのアップデート機能は必須となる。その際、プログラムに不具合が生じていたとき、不具合をなくす目的のみで、ユーザにアップデートを強いることは、ユーザ側からみれば、コスト(パケット代など)と時間の無駄である。本発明のファイル構造によれば、プログラムの更新がユーザの特別な手間を介さずに行える。このことは、ユーザ側のみならず、プログラム開発側にとっても、プログラムを動作させるフレームワークに集中したり、プログラムを常に進化させることを前提に開発を行うことができるという大きな利点を生む。
また、本発明のファイル構造によれば、信号処理プログラムをソフトウエアで実装した、たとえば、デジタル入力を有するスタンドアロン動作可能な処理システム(たとえば、スタジオでのエフェクタなど)の場合、プログラムの更新のために、わざわざ、そのシステムにコンピュータを接続するなどの手間はいっさい不要となる。なぜなら、プログラムの更新はコンピュータ経由だけでなく、音響データの入力手段でも可能となるからである。たとえば、プログラム更新のための、音楽CDなどを用意し、あとは、通常の音楽再生を行うだけで、プログラムの更新が可能となる。なぜなら、これに本発明によるコンテンツと更新されるプログラムをカプセル化して、これを音楽CDとして再生するだけでよいからで、特別にプログラム更新用のPCや通信手段は不要である。
また、本発明によれば、コンテンツで必要とされるプログラム、パラメータをコンテンツのパッセージからでも始動できるように拡張することが可能である。そのため、時間とともに効果や最適パラメータを連動したり、更新することが可能となる。従来技術のように、このコンテンツはこの再生用プログラムを用いるといった、固定で画一的な連携ではない、新たな時間軸の概念も取り入れたコンテンツ制作も可能となる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、配信するコンテンツファイルの構成を図3や図4(a)に示すように、プリアンブル部と実行プログラム部とパラメータ部とデジタルコンテンツ部の4つの部から構成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、コンテンツファイルが配信される利用者端末である携帯電話端末2a、2b…に、予めこれら実行プログラム部に含まれるプレーヤAとなるAACデータ再生プログラムや、エフェクタBとなる仮想音源生成プログラムや、プラグインCとなる2ch−5ch変換プラグインプログラム等がソフトウエア或いはハードウエアにて搭載済みで有る場合には、これらの実行プログラム部を含まない、コンテンツファイルとしても良い。
更には、例えば、コンテンツを時間的にあるいは区分的に効果Aまたは効果Bで特性づけられた異なる効果で再生したい場合には、図4(b)に示すように、複数のパラメータ部を含むようにしても良いし、更には、効果A並びに効果Dという2つの効果で再生するが、効果Dの再生では、効果Aとは異なるエフェクタBとプラグインDを用いた実行プログラムが最適な場合には、図4(c)に示すように、複数の実行プログラム部とパラメータ部とを含む構成としても良い。
本発明の実施例における音楽コンテンツ配信システムの構成を示す図である。 本発明の実施例における各データベースの構成を示す図である。 本発明の実施例のサーバコンピュータ1おいてコンテンツファイルが生成される流れを示す図である。 (a)は、本発明におけるコンテンツファイルの構成を示す図であり、(b)、(c)は、その他の形態のコンテンツファイルの構成を示す図である。 本発明の実施例のサーバコンピュータ1にいてコンテンツファイルが配信される流れを示す図である。 本発明に用いたプリアンブル部を示す図である。 本発明に用いた携帯電話端末におけるデータコード手段24の構成を示す機能ブロック図である。 本発明に用いた携帯電話端末における立体(3次元)音響の実現するための処理状況を示す図である。
符号の説明
1 サーバコンピュータ
2a、2b 携帯電話端末
11 デジタルコンテンツデータベース
12 端末・効果プロファイルデータベース
13 実行プログラムデータベース
14 データエンコード手段
15 クライアントリクエスト手段
16 送信部
17 受信部
21 記憶部
22 受信部
23 送信部
24 データデコード手段
25 再生部
31 スピーカ
32 スピーカ

Claims (8)

  1. 少なくとも楽曲を再生出力するための音楽データを含む音楽コンテンツのファイル構造であって、
    前記音楽データと、該音楽データを立体音響にて再生するためのパラメータデータと、当該パラメータデータを該ファイル内に含むことを示す識別情報ヘッダとを含むことを特徴とする音楽コンテンツのファイル構造。
  2. 前記音楽データ、前記パラメータデータ、前記識別情報ヘッダに加えて、音楽データを立体音響にて再生するための信号処理プログラムを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の音楽コンテンツのファイル構造。
  3. 前記パラメータデータは、音楽データを立体音響にて再生する携帯電話端末の機種に対応したデータとされ、前記音楽データが同じ音楽コンテンツにおいては同一とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の音楽コンテンツのファイル構造。
  4. 前記パラメータデータは、前記音楽データの複数の部分に適用され、これら音楽データの各部分において異なる立体音響状態にて音楽データを再生するための異なるパラメータデータを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の音楽コンテンツのファイル構造。
  5. 複数のコンピュータがデータ通信可能に接続されたオープンコンピュータネットワークに接続されたサーバコンピュータを用いて、該オープンコンピュータネットワークに接続された利用者端末に対して音楽コンテンツファイルを配信するための音楽コンテンツ配信方法であって、
    少なくとも楽曲を再生出力するための音楽データと、該音楽データを立体音響にて再生するためのパラメータデータと、当該パラメータデータを含むことを示す識別情報ヘッダとを含む構造とされた音楽コンテンツファイルを配信することを特徴とする音楽コンテンツ配信方法。
  6. 音楽コンテンツファイルは、前記音楽データ、前記パラメータデータ、前記識別情報ヘッダに加えて、音楽データを立体音響にて再生するための信号処理プログラムを更に含むことを特徴とする請求項5に記載の音楽コンテンツ配信方法。
  7. 前記サーバコンピュータは、利用者端末である携帯電話端末からの音楽コンテンツの配信要求に応じて、当該配信要求に含まれる携帯電話端末の機種を特定可能な情報から特定される機種に対応するパラメータデータを含むとともに、同じ音楽コンテンツにおいては同一の音楽データを含む音楽コンテンツファイルを生成し、該生成した音楽コンテンツファイルを配信することを特徴とする5または6に記載の音楽コンテンツ配信方法。
  8. 前記パラメータデータは、前記音楽データの複数の部分に適用され、これら音楽データの各部分において異なる立体音響状態にて音楽データを再生するための異なるパラメータデータを含むことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の音楽コンテンツ配信方法。
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