JP2005300087A - 電気採暖具 - Google Patents

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聡 有馬
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Abstract

【課題】電気採暖具の発熱体上部のカバー表面から空気中に放熱される熱を低減すること。
【解決手段】断熱材7および断熱材に埋設した発熱体5からなる採暖具本体1と、採暖具本体の上面に設けた表面材4と、採暖具本体の下面に設けた裏面材6を備え、断熱材7中に蓄熱材を内包する多数のマイクロカプセル8を設け、発熱体からの過剰熱を蓄熱材に一時蓄熱する構成としたものであり、これにより、従来の電気採暖具においては、発熱体に対する温度制御により通電、休止を繰り返す過程において通電状態でカバー表面より空気中に放熱されていた熱を蓄熱材が仮蓄熱し、発熱体が休止状態で蓄熱材が放熱することとなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気カーペット等の電気採暖具に関するものである。
従来、この種のカーペット等の電気採暖具は、一般的に通電状態で発熱する発熱体を表生地と裏生地との間に配設してなるカーペット本体と、このカーペット本体の通電時における温度制御を行うコントロール部と、前記本体上面にはカーペットカバーが配設されている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来の電気採暖具を示すものである。図5に示すように、採暖具本体1を成す発熱線5および発熱線5を埋設した断熱材7と、表面材4と、裏面材3と、表面材4上に設けたカバー5から構成されている。
特開平11−132481号公報
しかしながら、前記従来の構成では、通電により発熱体より発生した熱は表面材4を伝わり上部に載置したカバー3と表面材4の間の空気層を暖め、さらにカバー5に伝わり、カバー表面全体から空気中に放熱する。また、発熱体5は、隣接する温度センサー(図示せず)の組合せにより温度制御を行っていた。つまり、発熱体5の温度が設定温度に達すると、温度センサーからの信号により発熱体の発熱を休止し、次に発熱体の温度が設定温度以下になると温度センサーからの信号により発熱体を再加熱して温度制御を行っていた。
しかし、発熱体5から発生する熱は発熱体5の上部に集中して伝えられるので必要以上の熱が発熱体5の上部のカバー3表面から空気中に放熱されるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、発熱体から発生する熱を効率的に利用する電気採暖具を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気採暖具は、断熱材および前記断熱材に埋設した発熱体からなる採暖具本体と、前記採暖具本体の上面に設けた表面材と、前記採暖具本体の下面に設けた裏面材を備え、前記断熱材に蓄熱材を内包する多数のマイクロカプセルを設けることにより、発熱体からの過剰熱を蓄熱材に一時蓄熱する構成としたものである。
これにより、従来の電気採暖具においては発熱体に対する温度制御により通電、休止を繰り返す過程において通電状態でカバー表面より空気中に放熱されていた熱をマイクロカプセル中の蓄熱材が仮蓄熱し、発熱体が休止状態で蓄熱材が放熱し、発熱体からの熱を有効活用できる。
本発明の電気採暖具は、蓄熱材が発熱体からの過剰熱を蓄熱し、発熱体が休止状態で蓄熱材が放熱することにより熱効率を高めることができる。
第1の発明は、断熱材および前記断熱材に埋設した発熱体からなる採暖具本体と、前記採暖具本体の上面に設けた表面材と、前記採暖具本体の下面に設けた裏面材を備え、前記断熱材中に蓄熱材を内包する多数のマイクロカプセルを設けた電気採暖具とすることにより、蓄熱材が発熱体からの過剰熱を蓄熱し、発熱体が休止状態で蓄熱材が放熱することとなり、電気採暖具の熱効率を高めることができる。
第2の発明は、断熱材および前記断熱材に埋設した発熱体からなる採暖具本体と、前記採暖具本体の上面に設けた表面材と、前記採暖具本体の下面に設けた裏面材を備え、前記裏面材中に蓄熱材を内包する多数のマイクロカプセルを設けた電気採暖具とすることにより、蓄熱材が発熱体からの過剰熱を蓄熱し、発熱体が休止状態で蓄熱材が放熱することとなり電気採暖具の熱効率を高めることができる。
第3の発明は、断熱材および前記断熱材に埋設した発熱体からなる採暖具本体と、前記採暖具本体の上面に設けた表面材と、前記採暖具本体の下面に設けた裏面材を備え、前記表面材上にカバーを配設し、前記カバーの裏面に蓄熱材を内包する多数のマイクロカプセルを設けた電気採暖具とすることにより、第1の発明と同様に蓄熱材が発熱体からの過剰熱を蓄熱し、発熱体が休止状態で蓄熱材が放熱することとなり電気採暖具の熱効率を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各実施の形態の説明において、同一構成並びに作用効果を奏するところには、同一符号を付して重複した説明を行わないものとする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における電気採暖具の斜視図を示すものである。図1において、1は電気カーペットといわれる電気採暖具の採暖具本体であり、その一側端にはコントローラ2が配設され、上面にはカバー3が載置され、一般的に床面に敷いて使用される。
図2は本発明の第1の実施の形態における電気採暖具の縦断面図を示すものである。採暖具本体1は上面の表面材4と、表面材4下部に配設される発熱体5と、下面の裏面材6と、表面材4と裏面材6との間に配設され、発熱体5を上面近くに埋設した断熱材7より構成される。また、断熱材7は常温では固化し、発熱体5の熱を受けると液体化して潜熱をためる蓄熱材(図示せず)を内包するマイクロカプセル8を多数含浸したものである。
温度制御手段9は、発熱体5の近傍の温度を検知する温度検知手段10の検知信号を取り込んで発熱体5の温度を、使用者の設定温度に制御するもので、図1に示すコントローラ2に内蔵している。そして、温度制御手段9は、発熱体5の温度が設定温度に達すると、この温度を検知した温度検知手段10からの信号により発熱体5への通電を停止して発熱体5の発熱を休止し、次に発熱体5の温度が設定温度以下になると温度検知手段10からの信号により発熱体5に通電し再加熱して温度制御を行うものである。
以上のように構成された電気採暖具について、以下その動作、作用を説明する。発熱体5はコントローラ2により通電されて発熱し、その熱が表面材4、カバー3を介して放熱されカバー3上におる採暖者を暖める。一方、発熱体5に通電中は、断熱材7のマイクロカプセル8に内包されている蓄熱材は、発熱体5より放熱される熱を蓄熱することとなる。そして、発熱体5の温度が設定温度に達すると、この温度を検知した温度検知手段10からの信号により温度制御手段9が発熱体5への通電を停止して発熱体5の発熱を休止すると、多数のマイクロカプセル8の畜熱材が今まで畜熱していた熱を表面材4、カバー3を介して放熱しカバー3上におる採暖者を暖める。
また、潜熱を畜熱する畜熱材はマイクロカプセル8に内包されているので、発熱体5に熱を受けて液体化しても支障なく畜熱作用を発揮できる。
以上のように、本実施の形態においては蓄熱材を内包するマイクロカプセルが発熱体からの過剰熱を蓄熱し、発熱体が休止状態で蓄熱された熱を放熱することにより、発熱体からの熱を有効利用することとなり熱効率を高めることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態の電気採暖具の縦断面図である。本実施の形態は、蓄熱材を内包するマイクロカプセル8を採暖具本体1の裏面材6の中に多数埋設した点で実施の形態1で説明した発明と異なり、それ以外の同一構成並びに作用効果を奏するところには同一符号を付し、異なるところを中心に説明する。
図3において、裏面材6には潜熱を畜熱する蓄熱材を内包するマイクロカプセル8が含浸されている。また、コントローラ2および温度制御手段9などは実施の形態1で説明した構成と同じなので、それを利用して説明する。
以上のように構成された電気採暖具は、実施の形態1で説明したようにして発熱体5が発熱し、カバー3上の採段者が暖を採る。そして、一方、発熱体5に通電中おいて裏面材6のマイクロカプセル8に内包されている蓄熱材は、発熱体5より放熱される熱を蓄熱し、発熱体5の温度が設定温度に達すると、この温度を検知した温度検知手段10からの信号により温度制御手段9が発熱体5への通電を停止して発熱体5の発熱を休止すると、多数のマイクロカプセル8の畜熱材が今まで畜熱していた熱を放熱する。
以上のように、本実施の形態においては蓄熱材を内包するマイクロカプセルが発熱体からの過剰熱を蓄熱し、発熱体が休止状態で蓄熱された熱を放熱することより、発熱体からの熱を有効利用することとなり熱効率を高めることができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の第3の実施の形態の電気採暖具の縦断面図である。本実施の形態は、蓄熱材を内包するマイクロカプセル8を採暖具本体1のカバー3の裏側に多数設けた点で実施の形態1で説明した発明と異なり、それ以外の同一構成並びに作用効果を奏するところには同一符号を付し、異なるところを中心に説明する。
図4において、表面材4の上部に載置されたカバー3裏面に蓄熱材を内包するマイクロカプセル8を塗布している。カバー3は、短繊維を表側に配置して構成しているので、底になる部分をゴムなどのバッキング材(図示せず)で固定しており、この固定の際にバッキング材にマイクロカプセル8を混ぜることでカバー3裏面に設けている。また、コントローラ2および温度制御手段9などは実施の形態1で説明した構成と同じなので、それを利用して説明する。
このように構成することにより、実施の形態1で説明したと同様にカバー3の裏面に塗布されたマイクロカプセル8の蓄熱材は、コントローラ2により通電された発熱体5からの過剰熱を蓄熱し、また温度制御手段9による通電停止による発熱体5が休止状態で蓄熱材がカバー3を介して放熱することとなり、電気採暖具の熱効率を高めることができる。
なお、上記各実施の形態では蓄熱材を内包するマイクロカプセル8を、断熱材7、裏面材6、カバー3にそれぞれ設けたが、これら実施の形態を組み合わせて実施しても良いことは当然である。例えば、マイクロカプセル8を、断熱材7と裏面材6の両方に設けた形態、あるいは断熱材7と裏面材6とカバー3の三者に設けた形態などが考えられる。
以上のように、本発明にかかる電気採暖具は、蓄熱材が発熱体からの過剰熱を蓄熱し、発熱体が休止状態で蓄熱材が放熱することとなり、電気採暖具の熱効率を高めることが可能となるので、発熱体を利用している電気毛布等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における電気採暖具の要部切欠の斜視図 本発明の実施の形態1における電気採暖具の縦断面図 本発明の実施の形態2における電気採暖具の縦断面図 本発明の実施の形態3における電気採暖具の縦断面図 従来の電気採暖具を示す縦断面図
符号の説明
1 採暖具本体
3 カバー
4 表面材
5 発熱体
6 裏面材
7 断熱材
8 マイクロカプセル

Claims (3)

  1. 断熱材および前記断熱材に埋設した発熱体からなる採暖具本体と、前記採暖具本体の上面に設けた表面材と、前記採暖具本体の下面に設けた裏面材を備え、前記断熱材中に蓄熱材を内包する多数のマイクロカプセルを設けてなる電気採暖具。
  2. 断熱材および前記断熱材に埋設した発熱体からなる採暖具本体と、前記採暖具本体の上面に設けた表面材と、前記採暖具本体の下面に設けた裏面材を備え、前記裏面材中に蓄熱材を内包する多数のマイクロカプセルを設けてなる電気採暖具。
  3. 断熱材および前記断熱材に埋設した発熱体からなる採暖具本体と、前記採暖具本体の上面に設けた表面材と、前記採暖具本体の下面に設けた裏面材を備え、前記表面材上にカバーを配設し、前記カバーの裏面に蓄熱材を内包する多数のマイクロカプセルを設けてなる電気採暖具。
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