JP2005300010A - 暖房乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 湿度センサを使用しない場合には、湿度センサに小さな電力を供給しておくことにより湿度センサに結露するのを防止する。
【解決手段】 湿度センサ31は、乾燥運転時には、電力供給部38によって所定の発熱温度(約180℃)となるように電力を供給されていて湿度検知可能な状態となっている。一方、乾燥運転停止中(待機時)には、湿度センサ31は発熱温度が(約100℃)となるように電力を供給されており、検知動作は行わないが、結露の発生は防止されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、暖房乾燥機に係り、詳しくは、例えば浴室等において衣類等を乾燥させる機能を備えた暖房乾燥機における乾燥運転を乾燥終了時に自動終了させるための技術に関する。
浴室に設置された暖房乾燥機においては、浴室に吊した衣類等や浴室自体を温風乾燥させる機能を有している。即ち、乾燥運転時には、暖房乾燥機から吹き出された高温の温風が衣類等に吹き当てられ、衣類等が乾燥させられる。また、温風で浴室内を温めることによって浴室や衣類等が乾燥させられる。このような暖房乾燥機においては、サーミスタ型の湿度センサを備え、当該センサで絶対湿度の変化を検出することにより衣類の乾燥状態や浴室の乾燥状態を判定して自動的に乾燥運転を停止する機能を有するものがある。
このような乾燥運転自動停止機能を有する暖房乾燥機では、その湿度センサに結露が発生すると、湿度の検出精度が低下して検出が不安定になったり、湿度センサの金属部分や溶接部分が腐食する問題がある。
湿度センサは、通電している間は約180℃程度に加熱されているので、そこに結露することはない。暖房乾燥機で乾燥運転を行っている場合には、浴室内の湿度が高くなるが、その場合には湿度センサが通電されているので、湿度センサに結露する恐れはない。しかし、浴室でシャワーを使用していたり、浴槽の湯気が浴室に籠もっているような場合には、浴室内が湿度の高い状態となり、オフ状態の湿度センサに結露する恐れがある。こうして湿度センサに結露すると、金属部分や溶接部分が腐食して湿度センサが傷む恐れがある。また、湿度センサに結露していると、暖房乾燥機の乾燥運転を開始したとき、湿度センサに付着していた結露が蒸発してしまうまでは湿度の検出精度が得られなくなる恐れがあった。
一方、湿度センサを常に通電状態に保っておけば結露を防止することはできるが、その場合には消費電力が大きくなる問題がある。
なお、湿度センサを備えた浴室暖房乾燥機は、下記特許文献1に記載がある。
特開2002−221388号公報
本発明は、上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、湿度センサを使用しない場合には、湿度センサの電力を小さく抑えることによって結露を防止することのできる暖房乾燥機を提供することにある。
本発明にかかる暖房乾燥機は、空気加熱器により加熱された空気を室内へ吹き出して暖房運転及び乾燥運転を行う温風暖房装置と、室内の空気を屋外に排出する換気装置と、室内の湿度を検知するための湿度センサと、前記湿度センサに電力を供給する手段とを備えた暖房乾燥機において、前記電力供給手段は、前記温風暖房装置が乾燥運転している場合には、前記湿度センサが湿度検知を行うのに必要な電力を供給し、前記温風暖房装置が乾燥運転を停止している場合には、前記湿度検知に必要な電力よりも小さな電力を湿度センサに供給することを特徴としている。
乾燥運転中と乾燥運転停止中とで湿度センサに供給する電力を可変にするためには、前記湿度センサに電力を供給する手段が、前記温風暖房装置が乾燥運転している場合と、乾燥運転を停止している場合とで、出力電圧又は出力電流を可変とする電源を備えていればよい。あるいは、前記湿度センサに電力を供給する手段が、前記温風暖房装置が乾燥運転している場合と、乾燥運転を停止している場合とで、電源電圧出力と前記湿気センサを結ぶ回路の抵抗値を可変とするようになっていてもよい。
本発明にかかる暖房乾燥機にあっては、乾燥運転停止中であっても、湿度センサに電力を供給して発熱させているので、乾燥運転停止中に湿度センサに結露するのを防ぐことができる。よって、湿度センサの金属部分や溶接部分が結露により傷んだり、湿度の検出精度が低下したりするのを防止することができる。また、乾燥運転停止中における電力は、乾燥運転中よりも小さな電力となっているので、省電力化を図ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に説明する。但し、本発明は、以下の実施例に限るものでないことは勿論である。
図1は本発明の一実施例による暖房乾燥機11を浴室等の外壁に設置した状態を示す側面図である。図2は壁面に設置した暖房乾燥機11の内部の構造を示す概略断面図である。図3は室内側に設置された温風暖房装置12(室内機)の正面図である。
図1に示すように、暖房乾燥機11は、温風暖房装置12及び換気装置13(室外機)からなる。温風暖房装置12は浴室等の壁14の室内面に設置され、換気装置13は壁14の屋外面に設置されており、温風暖房装置12と換気装置13は壁14の壁貫通孔15に嵌め込んだ筒状のダクト16を介して互いに接続されている。また、温風暖房装置12に温水を循環させるための熱源機17は、温水配管18によって温風暖房装置12につながれている。
図2に示すように、温風暖房装置12は、温風暖房装置ケース19内に、クロスフローファン20と循環ファンモータ21からなる送風機22や熱交換器23、制御回路等を納めたものである。熱交換器23は温水配管18によって屋外に設置された熱源機17と接続されており、温水配管18は壁貫通孔15に嵌め込まれたダクト16及び換気装置13のケース24に設けられた通孔25a、25bを通過して屋外側へ導かれ、熱源機17に接続されている。温水配管18には、温水配管18の流路を開閉するための温水弁26が設けられている。温風暖房装置ケース19の前面上部には空気吸込口27が設けられ、温風暖房装置ケース19の前面下端部ないし下面には温風吹出口28が開口されている。図3に示すように、温風吹出口28には、上下に回動させて温風の吹き出し方向を上下に調整するためのルーバー羽根29と、左右に回動させて温風の吹き出し方向を左右に調整するための風向板30が設けられている。なお、ルーバー羽根29及び風向板30は、モータ等の動力によって動かせるようにし、リモコン操作でルーバー羽根29や風向板30の角度を調整できるようにしてあってもよい。空気吸込口27又は温風吹出口28の近傍には、室内の絶対湿度を検知するための湿度センサ31が設けられている。また、図示しないが、温風暖房装置12には、運転状態を表示する運転ランプが設けられている。
図2に示すように、換気装置13内には、換気ファンモータ32及びシロッコファン33が設けられており、換気ファンモータ32でシロッコファン33を回転させることによって浴室内の湿気を含んだ空気をダクト16から吸引して屋外へ強制排気させることができる。
また、この暖房乾燥機11による乾燥運転時には、熱源機17で加熱された高温(例えば、約80℃)の温水が熱交換器23を循環すると共に、循環ファンモータ21がオンになって送風機22が運転される。よって、空気吸込口27から温風暖房装置12内に室内の空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気は熱交換器23で温水と熱交換して加熱され、加熱された温風が温風吹出口28から吹き出され、暖房運転が行なわれる。このとき、換気ファンモータ32もオンになって換気装置13が運転され、室内の湿気が換気装置13によって屋外へ排出される。そして、浴室内に衣類等が干してあると、衣類等に温風が吹き当てられて強制的に乾燥させられる。さらに、この暖房乾燥機11にあっては、湿度センサ31によって浴室内の(絶対)湿度を検知しており、乾燥運転が開始すると、湿度センサ31で検知した湿度に基づいて乾燥終了を検知し、あるいは、乾燥終了までの時間を予測し、乾燥終了と判断すると、乾燥運転を自動停止させている。
図4は温風暖房装置12内に納められた制御回路内に構成された乾燥運転制御部34の働きを示す図である。乾燥運転制御部34には、湿度センサ31、リモコン35、タイマ36、記憶装置37、循環ファンモータ21、温水弁26、換気ファンモータ32、電力供給部38が接続されている。乾燥運転制御部34は、リモコン35から乾燥運転のオン、オフ信号や、風向調整の信号などを受け取る。また、湿度センサ31によって検知された湿度を取得し、湿度の値に応じて後述のように循環ファンモータ21や温水弁26、換気ファンモータ32をオン、オフして乾燥運転や換気装置13を制御する。タイマ36は、乾燥運転の経過時間や換気ファンモータ32の運転時間など必要に応じて時間を監視するために用いられている。記憶装置37には、湿度に応じて乾燥運転を停止するまでの時間を決定するためのデータなどが保存されている。電力供給部38は、乾燥運転制御部34からの指令によって湿度センサ31の電力を高低に切り換え、乾燥運転中は湿度センサ31を湿度検知可能な動作電力で駆動し、乾燥運転停止中は湿度センサ31を結露を防止できる程度の待機電力で駆動する。
図5は電力供給部38と湿度センサ31の一例を示す回路図である。この電力供給部38においては、補償素子39(サーミスタ)が湿度センサ31(サーミスタ)と直列に接続され、分圧用の抵抗40及び41が直列に接続され、湿度センサ31及び補償素子39の直列接続体と抵抗40、41の直列接続体とが並列に接続されてブリッジ回路が構成されている。このブリッジ回路の一端が抵抗42を介して電圧可変な可変電源43のプラス(+)端子に接続され、ブリッジ回路の他端が可変電源43のマイナス(−)端子に接続されている。可変電源43の出力電圧Vddは、例えば12ボルトと9ボルトとに切り換え可能となっている。また、湿度センサ31と補償素子39の中点から出力端子(+)44が取り出され、分圧抵抗40、41の中点から出力端子(−)45が取り出されている。可変電源43は、制御端子46から入力された電力供給部38からの信号によって出力電圧Vddを切り換えられる。湿度センサ31と補償素子39とはほぼ同じ特性のサーミスタであり、湿度センサ31は検知しようとする湿気に触れるように設けられており、補償素子39は湿気(外気)から遮断されている。また、抵抗40の抵抗値R3、抵抗41の抵抗値R4はいずれも、R3=R4=10kΩであり、抵抗42の抵抗値Rsは、Rs=240Ωである。
湿度検知時には、乾燥運転制御部34からの指令によって、可変電源43の出力電圧Vddは12ボルト(通常電力供給)となっており、ブリッジ回路に12ボルトの電圧が印加されている。しかして、周囲の湿度が変化するとそれに応じて湿度センサ31の抵抗値が変化するので、湿度の変化が比較的大きな電圧変化として出力端子(+)44と出力端子(−)45との間に出力される。よって、出力端子(+)44と出力端子(−)45の間の電圧を検出することにより、湿度センサ31の抵抗値又は湿度を演算することができる。また、湿度検知を行わず、結露防止のみを行う待機時には、乾燥運転制御部34からの指令によって、可変電源43の出力電圧Vddは9ボルト(省電力モード)となっている。
湿度検知時には、可変電源43から12ボルトの電圧が印加される。このとき、一般的なサーミスタ型の湿度センサ31では、湿度センサ31は自己発熱によって約170℃〜180℃まで温度が上がる。その時可変電源43から流れ出ている電流は約32mAであり、可変電源43により12ボルトの電圧が印加されているので、その消費電力は約0.38ワットとなる。
この湿度検知状態においては、外部の湿度が増加すると、湿度センサ31の湿気(水分)による吸熱作用が増加して湿度センサ31の温度が下がり、湿度センサ31の抵抗値R1が増加する。一方、補償素子39は外気と遮断されているので、外気の湿度変化の影響は受けず、補償素子39の抵抗値R2は変化しない。その結果、湿度センサ31と補償素子39との間の電圧が下がる。この湿度センサ31の湿度変化による抵抗値の変化はブリッジ回路で電位差となり、出力端子(−)45と出力端子(+)44間の電圧変化として出力される。
待機時には、可変電源43からは9ボルトの電圧Vddが出力される。これによって、湿度センサ31の自己発熱温度は、約100℃〜115℃まで下がり、消費電力は、約0.12ワットとなる。よって、待機時においては、湿度センサ31の温度は約100℃程度に保たれるので、結露が防止され、しかも、消費電力は約0.12ワットとなり、湿度検知時の約1/3の消費電力(省電力モード)となる。
なお、電圧可変な可変電源に代えて、出力電流が可変となった可変電源を用いてもよい。
また、図6は電力供給部38の異なる例を示す回路図である。この電力供給部38でもブリッジ回路の構成は、図5の電力供給部38の場合と同じである。図6の電力供給部38では、ブリッジ回路の一端に抵抗42(抵抗値Rs=240Ω)と直列に抵抗47(抵抗値Rt=220Ω)が接続され、抵抗47と並列にトランジスタ等のスイッチング素子48が接続されている。スイッチング素子48は、例えばPNPトランジスタであり、制御端子49に印加される信号によってオン、オフ制御される。また、この電力供給部38の両端には定電圧Vdd=12ボルトが印加されている。この電力供給部38では、湿度検知時には、スイッチング素子48の制御端子49は乾燥運転制御部34によってロー(L≒GND(0ボルト))に制御され、待機時には、ハイ(H=開放)に制御される。
しかして、湿度検知時には、乾燥運転制御部34によって制御端子49の電圧がローに設定されると、スイッチング素子48がオンになってブリッジ回路に加わる電圧が高くなる(図5の電力供給部38でVdd=12ボルトの場合と同じ。)。よって、湿度センサ31は自己発熱によって約170℃〜180℃まで温度が上がり、その消費電力は約0.38ワットとなる。
これに対し、待機時には、乾燥運転制御部34によって制御端子49の電圧がハイに設定されると、スイッチング素子48がオフになってブリッジ回路に加わる電圧が下がり、湿度センサ31の発熱温度は約100〜115℃程度となり、消費電力は約0.16ワットとなって省電力モードとなる。
なお、図6では複数の抵抗を直列に接続して一部の抵抗に並列にスイッチング素子を接続し、スイッチング素子をオン、オフさせることによって電源とブリッジ回路の間の抵抗の抵抗値を変えるようにしている。しかし、全体の抵抗値を変化させる方法は任意であり、例えば抵抗値の異なる複数の抵抗を並列に接続し、これらの抵抗を切り換えるようにしてもよい。
図7は本実施例における乾燥運転の開始から乾燥運転の終了までの処理を示すフローチャートである。なお、図5のフローチャート中で用いられている時間や湿気等の数値は例示であって、これらの数値に限定されるものでないのは勿論である。以下、このフローチャートに沿って説明する。リモコン35の運転開始スイッチが押されると、乾燥運転が開始する(ステップS1)。このとき、リモコン35により温風吹出し方向を設定しておいてもよい(ステップS2)。乾燥運転が開始すると、乾燥運転制御部34は、暖房乾燥機11の運転開始処理を行なう(ステップS3)。すなわち、温風暖房装置12の運転ランプを点灯させ、湿度センサ31を待機電圧から動作電圧に切替え、ルーバー羽根29で温風吹出口28を閉じたままで循環ファンモータ21をオンにして送風機22を強運転し、温水弁26を開いて熱交換器23に水を循環させ、熱源作動信号を出力して熱源機17により熱交換器23に流れている水を加熱させ、ルーバー羽根29を開いて温風吹出口28から温風を吹き出させ、換気ファンモータ32をオンにして換気装置13を運転させて換気運転を行ない、湿度センサ31に通常電力を供給する。
ステップS3の処理が済んで乾燥運転及び換気運転が開始したらタイマ36をリセットして運転継続時間を監視する(ステップS4)。運転開始して25分が経過したら、換気ファンモータ32を3分間のあいだ一時的に停止させる(ステップS5)。そして、換気運転停止中(3分間)における絶対湿度の上昇値(以下、湿度上昇値と言う。)Dを測定する(ステップS6)。
ついで、測定した湿度上昇値Dと所定値2.1g/mとを比較する(ステップS7)。湿度上昇値Dが所定値2.1g/mよりも大きければ、湿度上昇値Dに応じて次の換気運転時間Tを決定する(ステップS8)。例えば、湿度上昇値Dが3.5g/mよりも大きければ換気運転時間T=40分とし、湿度上昇値Dが2.6g/mよりも大きく3.5g/m以下であれば換気運転時間T=30分とし、湿度上昇値Dが所定値2.1g/mよりも大きく2.6g/m以下であれば換気運転時間T=20分とする。こうして換気運転時間Tが決定されると、換気ファンモータ32をオンにして再度換気運転を開始し、換気運転時間Tの間換気運転を継続する(ステップS9)。
換気運転時間Tが経過したら、換気ファンモータ32を3分間のあいだ一時的に停止させる(ステップS10)。そして、換気運転停止中(3分間)における湿度上昇値dを測定する(ステップS11)。ついで、1回目に測定した湿度上昇値Dと今回測定した湿度上昇値dの差D−dを求め、湿度上昇値の変化D−dを所定値0.9g/mと比較する(ステップS12)。
湿度上昇値の変化D−dが0.9g/m以下であれば、湿度上昇値の変化D−dに応じて次の換気運転時間Tを決定する(ステップS13)。例えば、湿度上昇値の変化Dが0.2g/mよりも小さければ換気運転時間T=30分とし、湿度上昇値の変化D−dが0.55g/mよりも小さく0.2g/m以上であれば換気運転時間T=20分とし、湿度上昇値の変化D−dが0.9g/m以下で0.55g/m以上であれば換気運転時間T=10分とする。こうして換気運転時間Tが決定されると、換気ファンモータ32をオンにして再度換気運転を開始し、換気運転時間Tの間換気運転を継続する(ステップS9)。
このようにして換気運転停止中(3分間)における湿度上昇値の変化D−dが0.9g/m以下であるうちは、ステップS9〜S13を繰り返し実行する。
こうして衣類等がしだいに乾燥してきて、換気運転停止中(3分間)における湿度上昇値Dが2.1g/m以下になる(ステップS7でYesの場合)と、衣類等の乾燥が終了したと判断し、乾燥運転を終了して(ステップS14)、所定の運転終了処理を実行する(ステップS15)。すなわち、温風暖房装置12の運転ランプを消灯させ、湿度センサ31を動作電圧から待機電圧に切替えて省電力モードとし、循環ファンモータ21をオフにして送風機22を運転停止し、温水弁26をを閉じて温水の循環を停止させ、熱源作動信号を出力して熱源機17を燃焼停止させ、ルーバー羽根29で温風吹出口28を閉じ、換気ファンモータ32をオフにして換気運転を終了し、湿度センサ31を省電力モードにセットする。
この実施例においては、湿度測定時には換気装置13を停止させて空気が屋外に排出されないようにしているので、衣類等からの水分の蒸発量に比例して室内の湿度が上昇する。よって、乾燥運転開始後、一定時間乾燥運転を行なった後に換気装置13を停止させ、換気装置13が停止している一定時間の間の浴室内の絶対湿度の上昇値Dを測定することにより、その湿度上昇値Dによって衣類等における多さを推測することができる。また、湿度上昇値Dの測定中は、換気装置13を運転停止させているので、室外の空気が浴室内に流入することがなく、季節や天候、室外の湿度等の影響などを受けることなく、正確に湿度上昇値Dを測定することができる。よって、湿度上昇値Dから乾燥の程度を判断して乾燥運転を継続すべきか終了すべきかを判定することができ、湿度上昇値Dが所定値よりも小さい場合に、衣類等がすでに乾燥している(乾燥終了)と判断して乾燥運転を停止させるようにすれば、室外の影響を受けにくい状態で、かつ、衣類等の分量を反映して、乾燥運転の終了を判断することができる。
また、湿度上昇値Dが所定値よりも大きい場合には、湿度上昇値Dの大きさから乾燥終了までの時間を予測して乾燥運転を継続させているので、頻繁に湿度上昇値Dを測定する必要が無くなり、効率よく乾燥運転を行うことができる。
本発明の一実施例による暖房乾燥機を浴室等の外壁に設置した状態を示す側面図である。 壁面に設置した暖房乾燥機の内部の構造を示す概略断面図である。 室内側に設置された温風暖房装置(室内機)の正面図である。 温風暖房装置内に納められた制御回路内に構成された乾燥運転制御部の働きを示す図である。 電力供給部の構成を示す回路図である。 電力供給部の別な構成を示す回路図である。 乾燥運転の開始から乾燥運転の終了までの処理を示すフローチャートである。
符号の説明
11 暖房乾燥機
12 温風暖房装置
13 換気装置
17 熱源機
18 温水配管
20 クロスフローファン
21 循環ファンモータ
22 送風機
23 熱交換器
27 空気吸込口
28 温風吹出口
31 湿度センサ
32 換気ファンモータ
33 シロッコファン
34 乾燥運転制御部
38 電力供給部
39 補償素子
43 可変電源

Claims (3)

  1. 空気加熱器により加熱された空気を室内へ吹き出して暖房運転及び乾燥運転を行う温風暖房装置と、室内の空気を屋外に排出する換気装置と、室内の湿度を検知するための湿度センサと、前記湿度センサに電力を供給する手段とを備えた暖房乾燥機において、
    前記電力供給手段は、前記温風暖房装置が乾燥運転している場合には、前記湿度センサが湿度検知を行うのに必要な電力を供給し、前記温風暖房装置が乾燥運転を停止している場合には、前記湿度検知に必要な電力よりも小さな電力を湿度センサに供給することを特徴とする暖房乾燥機。
  2. 前記湿度センサに電力を供給する手段は、前記温風暖房装置が乾燥運転している場合と、乾燥運転を停止している場合とで、出力電圧又は出力電流が可変となった電源を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の暖房乾燥機。
  3. 前記湿度センサに電力を供給する手段は、前記温風暖房装置が乾燥運転している場合と、乾燥運転を停止している場合とで、電源電圧出力と前記湿気センサを結ぶ回路の抵抗値が可変となっていることを特徴とする、請求項1に記載の暖房乾燥機。
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