JP2005299264A - 無線タグ内臓のキー装置 - Google Patents

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Naohiro Yamamura
直弘 山村
Hiroshi Matsuda
宏 松田
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Abstract

【課題】ID等の重要な認証情報を外部から読み取ることのできない無線タグを利用したキー装置を提供せんとするものである。
【解決手段】本発明ではキー1内に無線タグ3を内臓している。無線タグ3は、リーダライタ4側からの無線電波を受信するアンテナ5と、無線電波を受信して電源の供給を受け、この電源を利用してIDデータをアンテナ5から送信する無線タグIC6と、該無線タグIC6のIDデータの送信をON/OFF制御するアンテナスイッチ7とから成る。キー1を鍵穴2へ差し込むと、鍵穴2に設置された磁性体10によりアンテナスイッチ7がONとなり、IDデータがリーダライタ4側へ送信される。リーダライタ4側では、前記IDデータを予め登録しておいたデータと照合し、一致する場合に電子ロック装置を開錠するようにしている。これにより、二重のセキュリティを確保することが可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、キーを鍵穴へ差し込むとアンテナスイッチがON動作し、リーダライタ側からの無線電波(電磁波を含む、以下同じ)を受信して電源の供給を受け、この電源を利用してアンテナから内部のIDデータをリーダライタ側へ送信する無線タグを利用し、IDが一致したときにのみ開錠するようにした無線タグ内臓のキー装置に関するものである。
無線タグICを利用したキー装置としては、例えば、特許文献1に記載された車両用キー装置の発明がある。この特許文献1に記載された発明は、キーとシリンダ錠との間で電気的なコード信号の授受を行うことで、キーの機械的及び電気的な正否判断を行い、正規のキーであると判断されたときに、エンジンを始動させるようにしている。
またこの特許文献1に記載された発明では、キー側又はシリンダ側のコイルや信号処理回路の故障により、電気的なコード信号の授受が行えなくなった場合には、エンジンを始動させることができないので、車両ドアの施錠/開錠を外部送信機からの遠隔操作にて行うキーレスエントリーシステムを利用して、電気的なコード信号の授受を行うようにしている。
また特許文献2の発明は、車両側にリーダライタを設置し、ドア開閉及びエンジン始動に用いるキーに、記憶機能及び通信機能を有する電子回路を内臓している。リーダライタが、キーの装着又は近接を検知すると、キーに内臓した電子回路の記憶部に予め記憶させたドア番号を読み出し、これを照合した上、合致しているときは、ドアロック装置を開錠させている。またキーに内臓した電子回路の記憶部に予め記憶させた車両の可動部(シート位置、ミラー角度等)及び可変部(エアコン、オーディオ等)の設定値を読み出し、これらを自動調整するようにしている。
特開平9−32389号公報 特開平6−10542号公報
ところが、特許文献1及び2に記載された発明にあっては、キーに記憶されているIDやドア番号等の重要な認証情報を外部から容易に認識することができ、キーを偽造される虞れがあった。
本発明は従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去したものであって、ID等の重要な認証情報を外部から読み取ることのできない無線タグを利用したキー装置を提供せんとするものである。
而して、前記課題を解決するために本発明が採用した請求項1の手段は、無線電波を受信するアンテナと、無線電波を受信して電源の供給を受け、この電源を利用してデータをアンテナから送信する無線タグICと、当該無線タグICのデータの送信をON/OFF制御するアンテナスイッチとから成る無線タグを内臓したキーと、鍵穴に設けたリーダーライタとで構成されたキー装置であって、キーを鍵穴へ差し込んだときに前記アンテナスイッチがON動作することを特徴とする無線タグ内臓のキー装置である。
また本発明が採用した請求項2の手段は、鍵穴側にキーが差し込まれたことを検知する第2のスイッチを設け、当該第2のスイッチと、前記アンテナスイッチとの信号を処理することにより、一定の条件の範囲内でのみ開錠するようにした請求項1に記載の無線タグ内臓のキー装置である。
更に本発明が採用した請求甲3の手段は、キー本体側に、手動スイッチを設けた請求項1に記載の無線タグ内臓のキー装置である。
請求項1の発明にあっては、キーを鍵穴へ差し込まない限りはキーに内臓した無線タグICからID等の認証データがリーダライタ側へ発信されない。またリーダライタは鍵穴側に設けられており、キーを差し込んだ状態ではキーとリーダライタとが非常に接近しており、認証データなどのやりとりを弱い送受信出力でカバーできる。そのため、無線電波の届く範囲を狭くすることができ、鍵穴の外部側から無線タグICの認証データなどを読み取ることが困難となる。その結果として、キーの偽造による盗難事故等を防止することが可能である。
請求項2の発明は、キーを鍵穴へ差し込んだときにON動作する第2のスイッチを設けており、この第2のスイッチとキーへ内臓した無線タグのアンテナスイッチとの二つのスイッチが一定の時間範囲内で共にON動作しているとき等のように一定の条件下でのみ、開錠するようにしている。そのため、請求項1の場合よりも、更に認証データなどの漏洩事故を防止することが可能である。
請求項3の発明にあっては、キー本体側に手動スイッチを設けており、この手動スイッチとキーへ内臓した無線タグのアンテナスイッチとの二つのスイッチによる認証データなどの漏洩事故防止機能については、前記請求項2の場合と同じである。
以下に、本発明の構成を図面に示す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りである。図1は本発明の第1の実施の形態に係るものであり、図(A)はキー1を鍵穴2へ差し込む前の状態を示す図面、図(B)はキー1を鍵穴2へ差し込んだ状態を示す図面である。同図に示す如く、キー1は、無線タグ3が内臓されている。無線タグ3は、鍵穴2に設置されたリーダライタ4側からの無線電波を受信するアンテナ5と、無線電波を受信して電源の供給を受け、この電源を利用してID(認証データ)をアンテナ5から送信する無線タグIC6と、当該無線タグIC6のデータの送信をON/OFF制御するアンテナスイッチ7とで構成されている。
一方、鍵穴2が設けられた躯体8側にあっては、鍵穴2に近接してリーダライタ4が設けられており、該リーダライタ4は電子ロック装置9に配線接続されている。また躯体8の鍵穴2に臨む位置には、磁性体10が埋め込まれている。
而して、図1の図(A)の状態からキー1を鍵穴2へ差し込んで、同図の図(B)に示す状態へ移行すると、キー1に内臓された無線タグ3のアンテナスイッチ7が、鍵穴2の奥部内面に設置された磁性体10の磁力を受けてONとなる。アンテナスイッチ7がON動作すると、アンテナ5がリーダライタ4側からの無線電波を受信して電源の供給を受け、無線タグIC6の動作用の電源が確保される。これにより、無線タグIC6は、内部に保存されていた認証データ(ID)をアンテナ5からリーダライタ4側のアンテナ(図示せず)へ無線電波で送信するようになる。そして、リーダライタ4側では、前記送信されてきたIDが予め登録されたものであるかどうかを判定し、予め登録されたものと一致する場合は、電子ロック装置9を開錠させている。
このように、第1の実施の形態のキー装置にあっては、鍵穴2へキー1を差し込まない限りは、キー1に内臓された無線タグIC6の認証データ(ID)が出力されることはない。またリーダライタ4は鍵穴2側に設けられており、キー1を差し込んだ状態ではキー1とリーダライタ4とが非常に接近した状態となり、認証データなどのやりとりを弱い電波出力でカバーできる。そのため、鍵穴2の外部側から無線タグIC6の認証データなどを読み取ることが困難であり、キー1の偽造による盗難事故等を防止することが可能である。
図2は本発明の第2の実施の形態に係るものであり、図(A)はキー1を鍵穴2へ差し込む前の状態を示す図面、図(B)はキー1を鍵穴2へ差し込んだ状態を示す図面、図(C)はキー装置のタイムチャートを示す図面である。この第2の実施の形態では、第1の実施の形態のキー装置の構成に加えて、鍵穴2の奥部内面に、第2のスイッチ12を設置している。この第2のスイッチ12は、鍵穴2へ差し込まれたキー1の先端面と当接して押圧付勢されることでON動作するようになっている。
次に、このように構成された第2の実施の形態のキー装置の動作態様を説明する。キー1を鍵穴2へ差し込むと、キー1に内臓された無線タグ3のアンテナスイッチ7が、鍵穴2の奥部内面に設置された磁性体10の磁力を受けてONとなり、アンテナスイッチ7がON動作する。そして、アンテナ5がリーダライタ4側からの無線電波を受信して電源の供給を受け、無線タグIC6の動作用の電源が確保される。これにより、無線タグIC6は、内部に保存されていた認証データ(ID)をアンテナ5からリーダライタ4側のアンテナ(図示せず)へ無線電波で送信するようになる。ここまでは、前記第1の実施の形態の場合と同じである。
この第2の実施の形態では、キー1を鍵穴2の奥まで差し込むと、その先端が第2のスイッチ12を押圧付勢してON動作させるようになっている。この第2のスイッチ12のON信号は、リーダライタ4側へ出力され、これが出力されたタイミングと、前記無線タグIC6からのIDが出力されたタイミングとを対比させている。そして、第2のスイッチ12がON出力されたときの前後の所定時間の範囲内に、前記キー1の無線タグIC6からのID情報を受信したときに限り、前記送信されてきたIDが予め登録されたものであるかどうかを判定し、予め登録されたものと一致する場合は、電子ロック装置9を開錠させるようにしている。
このように、この第2の実施の形態では二重のセキュリティを施しており、より安心して使用することが可能である。
図3は、本発明の第3の実施の形態に係るキー1を示すものである。同図に示す如く、キー1のアンテナ5の回路には、手動スイッチ13が設けられている。その他の構成は、前記第1の実施の形態の場合と同じである。従って、この実施の形態の場合は、キー1を鍵穴2へ差し込んで鍵穴2に設置した磁性体10の磁力により、無線タグIC3のアンテナスイッチ7をON動作させる動作の他に、手動スイッチ13を操作員がON動作させなければアンテナ5の回路が形成されない。つまり、手動スイッチ13を操作せずに、OFFのままでキー1を鍵穴2へ差し込んでも無線タグ3のアンテナ回路5が閉成されないので、無線タグIC6からID情報が出力されることはない。ID情報が出力されるためには、手動スイッチ13をONに切り替えた後、キー1を鍵穴2へ差し込むことが必要である。
これにより、キー1に内臓された無線タグ3のアンテナスイッチ7が、鍵穴2の奥部内面に設置された磁性体10の磁力を受けてONとなり、アンテナ5の回路が閉成される。アンテナ5は、リーダライタ4側からの無線電波を受信して電源の供給を受けるようになり、無線タグIC6の動作用の電源が確保される。無線タグIC6は、内部に保存されていたIDデータを、アンテナ5からリーダライタ4側のアンテナへ無線電波で送信する。リーダライタ4側では、前記送信されてきたIDが予め登録されたものであるかどうかを判定し、予め登録されたものと一致する場合は、電子ロック装置9を開錠させている。 このように、この第3の実施の形態の場合も二重のセキュリティを施しており、より安心して使用することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るものであり、図(A)はキーを鍵穴へ差し込む前の状態を示す図面、図(B)はキーを鍵穴へ差し込んだ後の状態を示す図面である。 本発明の第2の実施の形態に係るものであり、図(A)はキーを鍵穴へ差し込む前の状態を示す図面、図(B)はキーを鍵穴へ差し込んだ後の状態を示す図面、図(C)は二つのスイッチの信号処理方法を示すタイムチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るものであり、図(A)はキーを鍵穴へ差し込む前の状態を示す図面、図(B)はキーを鍵穴へ差し込んだ後の状態を示す図面である。
符号の説明
1…キー、2…鍵穴、3…無線タグ、4…リーダライタ、5…アンテナ、6…無線タグ IC、7…アンテナスイッチ、8…躯体、9…電子ロック装置、10…磁性体、12… 第2のスイッチ、13…手動スイッチ

Claims (3)

  1. 無線電波を受信するアンテナと、無線電波を受信して電源の供給を受け、この電源を利用してデータをアンテナから送信する無線タグICと、当該無線タグICのデータの送信をON/OFF制御するアンテナスイッチとから成る無線タグを内臓したキーと、鍵穴に設けたリーダーライタとで構成されたキー装置であって、キーを鍵穴へ差し込んだときに前記アンテナスイッチがON動作することを特徴とする無線タグ内臓のキー装置。
  2. 鍵穴側にキーが差し込まれたことを検知する第2のスイッチを設け、当該第2のスイッチと、前記アンテナスイッチとの信号を処理することにより、一定の条件の範囲内でのみ開錠するようにした請求項1に記載の無線タグ内臓のキー装置。
  3. キー本体側に、手動スイッチを設けた請求項1に記載の無線タグ内臓のキー装置。
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