JP2005299143A - オーガ装置及びこれを備えた杭圧入装置、並びにこれらを用いた掘削工法及び杭圧入工法 - Google Patents

オーガ装置及びこれを備えた杭圧入装置、並びにこれらを用いた掘削工法及び杭圧入工法 Download PDF

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Abstract

【課題】
杭の圧入を補助するオーガ装置において、粘性の強い土砂を含む地盤に対して施工する場合にその排土処理を容易にし、周囲への土砂の飛散を防止するとともに、狭隘地でも施工できるようにする。
【解決手段】
ケーシング2の上部側面に排土口5を設け、この排土口5に対して着脱可能に排土タンク25を取り付けて、排土を上方から排出するようにし、粘性の高い土砂を掘削した際の排土処理を容易にする。さらに排土口5を開閉する蓋7を設け、排土タンク25を取り外した状態における排土口5からの土砂の落下、飛散を防止する。
また、ケーシング2の上部側面に排土口5を相対するように二ヶ所設ければ、先に圧入した杭に対して次に圧入する杭4を反転して圧入する場合でも、常に一方の排土口5が施工方向の前方を向くようにでき、ここに排土タンク25を取り付けることで狭隘地でも施工可能となる。
【選択図】図8

Description

本発明は、地盤を掘削するオーガ装置及びこのオーガ装置によって杭の圧入を補助される杭圧入装置、並びにこのオーガ装置を用いて地盤を掘削する掘削工法及びこの杭圧入装置を用いて地中に杭を設置する杭圧入工法に関する。
杭(矢板)を地中に圧入する工法において、ケーシングを有するオーガスクリュを併用して圧入する工法が知られている。
この工法においては、掘削した土砂の排出方法として、ケーシングの側面にその長さ方向に沿って複数の排土口を形成しておき、オーガスクリュによって上方に搬送された土砂が、地表面に近い排土口から排出するようにしている。そして、オーガスクリュに付着して上方まで搬送された土砂が、上方の排土口から落下しても周囲に飛散しないように、ケーシングにカバーを設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、中空杭(鋼管杭)の内部をオーガスクリュで掘削しながら圧入する装置において、中空杭の上部に配される中空杭圧入装置に、排土を貯留するホッパーを着脱自在に取り付け、排土の処理を容易にしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
実登3066121号公報 特開2002−227201号公報
粘性の強い土砂を含む地盤に対してオーガスクリュを併用して杭を圧入すると、大量の土砂がオーガスクリュに付着し、オーガスクリュの回転によって上方まで搬送されてしまうことがある。
このような場合に側面に長さ方向に沿って複数の排土口を有するケーシングを用いると、大量の土砂が上方にある排土口から落下することとなり、危険であるとともに周辺に土砂が飛散してしまう。
また、ケーシングに土砂の飛散を防ぐカバーを取り付けていても、大量の土砂の落下に対しては対処しきれない場合がある。
特許文献2に示すような装置では、排土を処理するために、排土を貯留したホッパーを取り外すと、排土口が開放したままになるので、このときに土砂が落下、飛散する虞がある。
また、例えばU形鋼矢板のように、隣接する矢板が互い違いにかみ合う矢板に対しては、矢板を把持するチャックを順次回転させて圧入することとなる。
このとき、オーガ装置のケーシングも回転するので、ケーシングの側面に設けられた排土口の向きが矢板の向きによって変わってしまう。
仮にこの排土口に排土を貯留するタンクを取り付けると、杭圧入装置の左右に排土タンクが突出することとなり、その分だけ施工幅が大きくなってしまい、狭隘地で施工することが困難となる。
本発明の課題は、杭の圧入を補助するオーガ装置において、粘性の強い土砂を含む地盤に対して施工する場合にその排土処理を容易にし、周囲への土砂の飛散を防止するとともに、狭隘地でも施工できるようにすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば、図2から8に示すように、ケーシング2と、このケーシング2内に配置されるオーガスクリュ3とを備え、地盤を掘削するオーガ装置1であって、
前記ケーシング2の上部側面に設けられた排土口5と、
前記排土口5を開閉する蓋7と、
前記蓋7に連結し、前記蓋7の開閉動作を可能とする蓋開閉手段18と、
前記排土口5に着脱自在に取り付け可能な排土を貯留する排土タンク25とを備えることを特徴とする。
このように、オーガ装置1がケーシング2の上部側面に排土口5を備えるとともに、排土口5に着脱可能に取り付けられる排土タンク25を備えることで、粘性の高い土砂を含む地盤を掘削した場合の排土処理が容易になる。
つまり、粘性の高い土砂がオーガスクリュ3に付着して上方に搬送されても、何ら不都合が生じる事がなく、土砂は上方の排土口5に着脱可能に取り付けた排土タンクに排出される。これによって、外部への土砂の落下、飛散を防止できる。
また、排土口5に、蓋開閉手段18により開閉可能な蓋7を備えたことで、排土タンク25を取り外した状態における、排土口5からの土砂の落下、飛散を防止できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオーガ装置であって、例えば、図4に示すように、前記排土タンク25に係合部26を設け、
前記蓋開閉手段18に、前記係合部26と着脱自在に係合可能なタンク掛け部21を設け、
前記タンク掛け部21に前記係合部26を係合することで、前記排土口5に前記排土タンク25を取り付けるとともに、前記蓋7を開放することを特徴とする。
このように、蓋開閉手段18に係合部26と係合可能なタンク掛け部21を設け、このタンク掛け部21に係合部26を係合することにより、排土口5に排土タンク25を取り付けられるとともに蓋7が開くようにしたことで、排土タンク25を取り付けるだけで、特別な操作をしなくても容易に蓋7を開くことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のオーガ装置であって、例えば、図5から7に示すように、前記排土タンク25は、前記排土タンク25の底部に設けられ、前記排土タンク25内に貯留した土砂を排出する排出口29と、
前記排土タンク25の底部に配置され、前記排出口29を開閉する排出口蓋30と、
前記排出口蓋30を開閉駆動するシリンダ装置31とを備えることを特徴とする。
このように、排土タンク25の底部に排出口29を設けたことで、排出口蓋30を開くだけで容易に排土タンク25内の排土を排出できる。また、この排出口29を開閉する排出口蓋30と、これを駆動するシリンダ装置31を備えることで、シリンダ装置31により排出口蓋30の開閉を容易に行うことができる。さらに、シリンダ装置31を離れた場所から操作できるようにすれば、排土作業の安全性が向上する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のオーガ装置を備え、杭とともにケーシングを軸方向周りに回転可能に把持する把持手段を有し、前記オーガ装置に補助されて杭を圧入する杭圧入装置であって、
例えば図2、図8に示すように、前記ケーシング2の上部側面に、前記蓋7、蓋開閉手段18を備えた前記排土口5を相対するように二ヶ所設け、
前記把持手段46によって前記ケーシング2を把持した状態で、どちらか一方の前記排土口5が杭4の施工方向の前方側に配されるようにし、施工方向の前方側に配された前記排土口5に前記排土タンク25を取り付けて排土するようにしたことを特徴とする。
このように、ケーシング2の上部側面に、蓋7、蓋開閉手段18を備えた排土口5を相対するように二ヶ所設けたことで、例えば、U形鋼矢板のように、先に圧入した杭(矢板)に対して、次に圧入する杭4を反転して圧入する場合において、杭4とともにケーシング2を軸方向周りに回転させても、常にどちらかの排土口5を施工方向の前方に向けることができる。
また、二つの排土口5,5のうち、施工方向の前方側に配される排土口5に排土タンク25を取り付けるようにしたことで、排土タンク25と杭圧入装置40の上下位置が重ならず、施工の妨げとなることがない。
また、排土口5が二ヶ所設けられていても、蓋開閉手段18により排土タンク25を取り付けた方の排土口5だけが開き、他方の排土口5は閉じたままとなるので、特別な操作をしなくても容易に必要な排土口5だけを開放できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のオーガ装置を用いた掘削工法であって、
例えば、図6、図8に示すように、前記排土口5に前記排土タンク25を着脱可能に取り付け、前記蓋開閉手段18によって前記蓋7を開放して前記排土タンク25内に排土するようにして掘削することを特徴とする。
このような掘削工法によれば、請求項1から3のいずれか一項の効果と同様の効果を得ることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の杭圧入装置を用い、先に圧入した杭に対して次の杭を反転して圧入する杭圧入工法であって、
例えば、図8に示すように、前記把持手段46が前記杭4と前記ケーシング2を回転したときに、前記排土口5,5が施工方向の前後方向に配されるようにし、前記排土タンク25を施工方向の前方側に配された前記排土口5に取り付け、前記オーガ装置1を併用して杭4を圧入することを特徴とする。
このような杭圧入工法によれば、請求項4の効果と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、排土口をケーシングの上部側面に設け、この排土口に排土タンクを連結して配することで、粘性の強い土砂であっても外部への土砂の落下、飛散を防止でき排土処理が容易となる。
また、排土口を開閉する蓋を設けたことで、排土タンクを排土口から外した状態でも外部への土砂の落下、飛散を防止できる。
また、排土口を二ヶ所設ければ、常に排土タンクを施工方向の前方に配することができ、施工幅が広くなることがないので狭隘地でも施工可能となる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図8に示すように、オーガ装置1は、筒状のケーシング2と、このケーシング2の内部に挿通され地盤を掘削するオーガスクリュ3と、このオーガスクリュ3を回転駆動するオーガ駆動装置47とからなり、オーガスクリュ3によって地盤を掘削するものである。また、杭圧入装置40の把持手段46で杭4とともにこのオーガ装置1を把持し、オーガスクリュ3により杭4先端部の地盤を掘削して、杭4の圧入を補助するものである。
図2、図8に示すように、ケーシング2の上部側面には、オーガスクリュ3によって掘削され、上方に搬送された土砂を排出する排土口5,5が、相対する位置に2ヶ所設けられている。
以下、一方の排土口5について説明するが、他方の排土口5も同じ構成となっている。
排土口5は、ケーシング2の内側と外側を貫通する開口部であって、ケーシング2の長さ方向に沿って長辺を持つほぼ矩形状となっている。この排土口5の外側の両側部には、それぞれ外側に突出する板状の側板6,6が設けられている。
図2から図4に示すように、側板6は、排土口5から排出された土砂が横からこぼれないようにするとともに、後述する蓋7を支持するものである。この側板6の上部側面であって、排土口5の上端より上側に位置する部分には、後述するローラ9,9を支持、案内することで蓋7を支持、案内するスリット状のレール8が形成されている。このレール8は、その上側半分がケーシング2から離れる方向に向かって下る傾斜レール部10となっており、下側半分はこの傾斜レール部10に連続し、ケーシング2の長さ方向と平行になるように真下に向かって延出する垂直レール部11となっていて、全体としてくの字型となっている。後述するように、ローラ9,9は蓋取付部16に、上下に並ぶように二つ設けられているが、傾斜レール部10、垂直レール部11それぞれの長さは、上下に並んだローラ9の間隔よりも若干長いものとし、傾斜レール部10、垂直レール部11のそれぞれが、この一対のローラ9,9を収容できるようにしている。
排土口5の下辺の外側には、排土口5から排出された土砂を後述する排土タンク25内に誘導する傾斜板12が形成されている。この傾斜板12は、ケーシング2の外面と両側板6,6に密着し、排土口5の下辺から側板6の側端部の下端までの長さに渡って形成されている。
蓋7は、排土口5の外側であって、排土口5の両側部に設けられた一対の側板6,6の間に可動に設けられており、排土口5を開閉自在に覆うものである。蓋7の排土口5に対向する面である蓋前壁13は、蓋7を閉じた状態において、その下端部が傾斜板12に接するとともに、蓋前壁13の側部が側板6,6の内面にほぼ接し、排土口5からの土砂の流出を止めるものである。
この蓋前壁13の上端部には、蓋上壁14が連続しており、蓋前壁13の両側方には、蓋側壁15,15が連続している。この蓋側壁15は、蓋前壁13の下端と、蓋上壁14の一側面の両端を頂点とする三角形の部分を覆うように設けられている。すなわち蓋7は、蓋前壁13、蓋上壁14、蓋側壁15,15によって下方に先端部を持つような楔形となっている。
それぞれの蓋側壁15,15の上端部には、この蓋側壁15に連続した平板であって、蓋上壁14よりも上方に突出する蓋取付部16,16が形成されている。この蓋取付部16のケーシング2側に配される側には、この蓋取付部16と蓋上壁14に連続し、蓋前壁13に平行に蓋上部前壁37が設けられている。この蓋上部前壁37は蓋7を閉じた状態において、排土口5の上辺に沿って突設されたリブ38に密着し、排土口5の上側から土砂が流出するのを防いでいる。
以上のことから、蓋7は、蓋前壁13、蓋上壁14、蓋側壁15,15によって形成される楔形の部分が傾斜板12に当接するとともに側板6,6にほぼ接し、さらに蓋上部前壁37と蓋取付部16がリブ38に当接するとともに側板6,6にほぼ接することで排土口5を閉じることとなる。
また、このそれぞれの蓋取付部16,16には、蓋取付部16に対して直角かつ水平な軸を中心として回転自在に設けられた二つのローラ9,9が、側板6方向に向かって突出するように設けられている。このローラ9が側板6に形成されたレール8に嵌合することで、蓋7が側板6に支持されるとともに、くの字型になったレール8に沿って案内されることで、蓋7が開閉する。
それぞれの側板6,6の外側面であって、レール8が形成されている部分の下方には、蓋開閉手段をなすリンク手段18,18が設けられている。このリンク手段18は、側板6に対して垂直に設けられた回動軸39を中心に回転自在な回転部19と、蓋7と回転部19の端部24bを結ぶリンクアーム部20と、回転部19の他端24aに設けられたタンク掛け部21とからなり、排土タンク25を取り付けて下降させ、土砂がこぼれない状態で蓋7を開くようにするものである。
回転部19は、ほぼ中心が側板6に設けられた回動軸39と嵌合し、側板6に対して平行に回動自在となるように取り付けられている。この回転部19の端部24a、24bのうち、ケーシング2に近い方の端部24aは、タンク掛け部21となっている。このタンク掛け部21は、この端部24aから外側方向へ垂直に突設された部分で、ここに後述する排土タンク25の係合部26を係合させ、排土タンク25を支持するものである。タンク掛け部21の先端部であって、その上側には、ここに係合した排土タンク25の係合部26が左右方向にずれないようにするための係止部22が設けられている。また、回動する回転部19に設けられたタンク掛け部21が通過する軌跡上には、回転部19の動きを規制する回り止め23が設けられている。また、回転部19のケーシング2から遠い方の端部24bには、蓋7に設けられた上下に並んだ一対のローラ9,9のうち、下側のローラ9がリンクアーム部20を介して連結されている。この回転部19の端部24b及びローラ9と、リンクアーム部20との連結部分はそれぞれ回動自在となっており、リンク手段18の動作によりローラ9をレール8に沿って移動させ、蓋7を開閉できるようになっている。
図5から図7に示すように、排土タンク25はその上部の両側方に、ケーシング2の排土口5に設けられたタンク掛け部21に排土タンク25を取り付けるための係合部26,26を有し、また、クレーンによって排土タンク25を懸吊するための懸吊部27、…と、排土口5から排出された土砂を排土タンク25に導入する導入口28を有する。また、排土タンク25の底部にあって、排土タンク25内に貯留した土砂を排出する排出口29と、排出口29を開閉する排出口蓋30と、排出口蓋30を動作するシリンダ装置31とを有する。この排土タンク25は、ケーシング2に設けられた排土口5に取り付けられ、ここから排出される土砂を貯留するものである。また、基本的には、ケーシング2の排土口5が施工方向の前方側に配されるようにし、ここに排土タンク25を取り付け、施工幅が広くならないようにする。
この排土タンク25は、上部前側の導入口28と底部の排出口29が開口した四角筒状であり、上側のほぼ半分はケーシング2から離れる方向に向かって下方に傾斜する傾斜部32となっており、下側はケーシング2に沿って真下に延出する貯留部33となっている。傾斜部32は、排土タンク25をケーシング2に取り付けたときに、貯留部33を把持手段46よりも施工方向の前方側に配せるような長さと傾斜を有している。杭圧入装置40は、把持手段46によって杭4とともにケーシング2を把持し、両者を圧入するものであるが、施工が進んで排土タンク25の位置が低くなったときに、ケーシング2に排土タンク25全体が密着していると、排土タンク25の底部と把持手段46がぶつかってしまうので、それ以上杭4を圧入できなくなる。そこで、傾斜部32を設けることによって貯留部33をケーシング2から離して配することで、把持手段46と貯留部33の上下位置が重ならなくなり、その分だけケーシング2を有効に活用できる。
導入口28は傾斜部32の上部であって、排土タンク25をケーシング2に取り付けたときに、ケーシング2の排土口5と対向する面の全面に形成された矩形状の開口部で、ここから土砂を排土タンク25に導入する。また、導入口28は排土タンク25をケーシング2に取り付けたときに、ケーシング2の外側に向かって突出した側板6の一部及び外側に開いた蓋7を、この導入口28内に収容できるように、排土タンク25上部の天井部前面のほぼ半分まで連続して形成されている。さらに、この導入口28の下側は若干前方に突出しており、排土タンク25をケーシング2に取り付けたときに、排土口5の下辺の外側に設けられた傾斜板12と傾斜部32内面の下面が連続し、排土口5から排出された土砂が外部にこぼれないようになっている。
係合部26,26は、傾斜部32の上端部の両側面であって、ケーシング2が配される方向に向かって突出する、下側に開口部17を有する鉤状の部分である。排土タンク25は、この係合部26,26を両側板6,6の外面にそれぞれ設けられたリンク手段18,18のタンク掛け部21,21に係合することでケーシング2に取り付けられるようになっている。この係合部26の開口部17は、下側の開口端側が広くなっており、ケーシング2のタンク掛け部21に容易に掛けることができるようになっている。
貯留部33は傾斜部32に連続して真下に延出し、導入口28から導入された排土を貯留する部分である。なお、この貯留部33だけでなく、上述の傾斜部32にも土砂を貯留しても良いことは勿論である。
図7に示すように、この貯留部33の底部は開口しており、排土タンク25に貯留した土砂を排出する排出口29となっている。この排出口29の底部には、排出口29を開閉する排出口蓋30が設けられている。
排出口蓋30は、排土タンク25のケーシング2側に配される面とこれに対抗する面にそれぞれ設けられた回動中心34,34を中心として回動し、排出口29を開閉するものである。排出口29を有する排土タンク25底部は、この排出口蓋30を回動可能とするために、回動中心34が設けられている面の回動方向側が、回動中心34と中心とするほぼ円弧状に丸く加工された曲線部となっている。
排出口蓋30の底面は、上述のような形状の排出口29を覆って、排土タンク25内の土砂が漏れないようにするために、回動方向側は排出口29の形状に合わせて曲面となっており、その反対側は水平面となっている。また、排出口蓋30の両側面は、底面に対して直角かつ鉛直に、底面の側部に連続して形成された平板であって、上部に回動中心34と嵌合する嵌合部35を有し、この嵌合部35を中心部としたほぼ扇形となっている。この嵌合部35のそれぞれには、蓋7を閉じた状態において、水平に排出口蓋30の回動方向と反対に突出する開閉アーム部36,36が形成されている。この開閉アーム部36の先端部にはそれぞれ伸縮自在なシリンダ装置31,31のロッドが回動自在に連結されており、このシリンダ装置31のシリンダ部は、排土タンク25の側面に回動自在に連結されている。
排出口蓋30の開閉は、シリンダ装置31の伸張、退縮によって行われる。すなわち、排出口蓋30を開けるときは、シリンダ装置31を伸張して開閉アーム部36を下方に押し下げることによって排出口蓋30を回動させて排出口29を開く。また、排出口蓋30を閉じるときは、シリンダ装置31を退縮して開閉アーム部36を引き上げることで排出口蓋30を回動させて排出口29を閉じる。
また、排出口蓋30の回動中心34,34は、それぞれ排土タンク25の側面であって、その左右方向の中心に、同じ高さとなるように設けられているので、排出口蓋30が閉じた状態から開いた状態に移動開始する際には、ほぼ水平方向に移動する。つまり、排出口蓋30が移動開始するときには、排土タンク25に貯留された土砂の荷重方向(下方向)と直交する方向(水平方向)に排出口蓋30が移動するようになっている。このようにすることで、蓋7を閉じた状態において、排土タンク25内に貯留された土砂の荷重が排出口蓋30を開く方向にかかって、排出口蓋30が開いてしまわないようにしている。
ここで、以上のような構成のオーガ装置1における排土タンク25の着脱と蓋7の開閉動作について説明する。
図3は排土口5を側面から見た図で、レール8及びローラ9を見やすくするため、リンク手段18は省略している。
通常、蓋7の自重によって図3(a)に垂直な矢印で示した方向に力がかかるため、一対のローラ9,9は垂直レール部11に収容されて常に蓋7は閉じた状態となる。この状態において蓋7は、水平な短い矢印で示すように、排土口5から出ようとする土砂によって、蓋7が開く方向に力を受けることとなる。しかし、一対のローラ9,9は、垂直レール部11に収容されているので、この一対のローラ9,9のうち、一方を回動中心としても他方が垂直レール部11の側面に当接して蓋7は回動できず、常に閉じた状態を保つことができる。
排土タンク25を取り付けるときは、図4に示した矢印Aのように、排土タンク25の係合部26をタンク掛け部21に上側から掛けるようにする。
係合部26とタンク掛け部21が初めて接する位置においては、図6(a)に示すように、排土口5に設けられた側板6,6が排土タンク25導入口28の内側に入り、排土タンク25とケーシング2の接続部分を覆うように配され、排土口5から排出された土砂が外部へこぼれない状態となる。このとき、蓋開閉手段をなすリンク手段18はまだ動作していないので蓋7は開いていない。
この状態から、さらに排土タンク25を下げれば排土タンク25の取り付けは完了する。
この過程において、図4に示すように、排土タンク25の自重によって、リンク手段18のタンク掛け部21側が図4に示した矢印Bのように回転し、回動軸39を挟んだ反対側に連結されたリンクアーム部20を矢印Cのように押し上げる。これによって、リンクアーム部20の上端に接続したローラ9がレール8に沿って矢印Dのように移動し、蓋7が矢印Eのように回動する。
図2(b)に示すように、上のローラ9が傾斜レール部10に入ると、蓋7がケーシング2から離れる方向に開き始め、図2(c)に示すように、上下のローラ9,9が両方とも傾斜レール部10に入ると、傾斜レール部10の傾斜と対応した角度で蓋7が開いて排土口5を開放し、ケーシング2の排土口5と排土タンク25の導入口28が連通して排土可能となる。また、排土タンク25内に開いた蓋7は、導入口28の上側から排土が外部にこぼれないようにする役割も有する。なお、この状態ではリンク手段18のタンク掛け部21側が回り止め23に当接し、これ以上リンク手段18が回転しないようになっている。
このように、排土タンク25を取り付ける過程において、排土タンク25とケーシング2の接続部分から土砂が外部へこぼれない状態となった後に蓋7が開くようにして、排土タンク25取り付け時の土砂の飛散、落下を防止している。
また、排土タンク25を取り外すときは、排土タンク25を上方に持ち上げてタンク掛け部21からはずすようにすれば、上記と逆の動作によって蓋7が閉じる。このときも蓋7が閉じてから排土タンク25がはずれるので、外部に土砂が飛散、落下することがない。
次に、以上のような構成を有するオーガ装置1を用いた杭圧入工法について説明する。
なお、以上のような構成を有するオーガ装置1を用いた掘削工法については、杭4を圧入すること以外は、ここで説明する杭圧入工法とほぼ同様であるため説明を省略する。また、ここで用いる杭4は、例えばU形鋼矢板のように先に圧入した杭4(矢板)に対して、次に圧入する杭4を反転させて圧入するものとする。
図8に示すように、杭圧入装置40は、クランプ41,…により既設の杭42,…を掴んで既設の杭42,…から反力を取り、新たな杭4を圧入するものであって、既設の杭42,…をつかむクランプ41,…を下部に備えたサドル43と、サドル43に対して前後に移動自在なスライドベース44と、スライドベース44に対し水平に回転自在に立設されたマスト45と、マスト45に対して昇降自在で、杭4を把持する把持手段46とから構成される。また、この把持手段46は、杭4とともにケーシング2も把持できるものであり、杭4の向きに合わせて杭4とケーシング2を軸方向周りに回転できるものである。
まず、図8(a)に示すように、把持手段46によって杭4とともにケーシング2を二つの排土口5,5が施工方向に沿って前後方向に配されるように把持し、両者を支持するとともに、クレーンによって排土タンク25を吊り上げ、施工方向の前方にある排土口5に排土タンク25を取り付ける。排土タンク25のケーシング2への取り付けは、上述したように、蓋開閉手段をなすリンク手段18に設けられたタンク掛け部21に、排土タンク25の係合部26を係合させるだけで容易に行うことができ、これによって上述したように蓋7が開く。また、もう一方の排土口5は閉じた状態に保たれている。
次に、図8(b)に示すように、オーガ装置1を駆動して掘削及び杭4の圧入を行う。
掘削によって発生した土砂は、オーガスクリュ3によって上方に搬送され、二つある排土口5,5のうち、排土タンク25が取り付けられ、蓋7が開いている方の排土口5から排出される。排土口5から排出された土砂は、排土タンク25の導入口28から入り、傾斜部32に沿って流下して貯留部33に貯留される。
掘削が進んで排土タンク25内に所定量の土砂が溜まったら掘削を中止し、図8(c)に示すように、クレーンによってケーシング2から排土タンク25を外す。上述のように、排土タンク25は、係合部26がタンク掛け部21に係合しているだけなので、クレーンで上方に吊り上げることで簡単にケーシング2から外すことができる。また、上述のように蓋7が閉じ、土砂の飛散、落下を防止する。
図8(d)に示すように、取り外した排土タンク25は、そのままクレーンで土砂を排出する所定の場所まで搬送し、排土タンク25に設けられたシリンダ装置31を動作して排出口蓋30を開いて土砂を排出する。排出口蓋30は、シリンダ装置31を伸張させ、開閉アーム部36を下方に押し下げることで、回動中心34を中心として回動し、排出口29を開放する。排土タンク25内の土砂を排出したら、シリンダ装置31を退縮させて排出口蓋30を閉じる。
なお、上述のように、排出口蓋30の回動中心34は排土タンク25側面の左右方向のほぼ中心に設けられているので、排出口蓋30を閉じた状態において、排出口蓋30に土砂の荷重がかかっても排出口蓋30が開いてしまうことがない。また、排出口29の開閉に必要な作業範囲を狭くできる。
図8(e)に示すように、排土タンク25内の土砂を排出したら、再びケーシング2に排土タンク25を取り付けて掘削及び杭4の圧入を再開する。
以降、上述の過程を繰り返し、所定の深さまで杭4を圧入する。
次の杭を圧入するときは、先に圧入した杭4に対して軸方向周りに反転して圧入することとなるので、杭とともにケーシング2を軸方向周りに回転する。このとき、先の圧入で施工方向の後方側に向いていた排土口5が前方側に向くので、こちらの排土口5に排土タンク25を取り付け、上述のように施工する。つまり、図1に示すように排土タンク25は常に施工方向の前方側に配されることとなり、杭圧入時の施工幅が広くなることがない。
なお、上述の杭圧入工法では杭4とオーガ装置1を同時に圧入するとしたが、オーガ装置1で先行掘削した後、杭4のみを圧入するようにしても良い。また、例えば鋼管矢板のように、先に圧入した杭4(矢板)に対して次の杭4を反転して圧入する必要のない杭4の場合は、排土口5を一つとして常に排土口5を施工方向の前方側に向けるようにしても良い。さらに、本発明にかかるオーガ装置1を既設の杭42から反力を取る杭圧入装置40に用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の杭打機に用いても良い。また、蓋開閉手段18は上述したようなリンク機構に限られず、必要に応じて蓋を開閉できるものであれば良く、例えば、シリンダ装置やモータを備え、排土タンクの着脱に応じて蓋7を開閉するものでも良い。その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明を適用した一実施の形態の構成を示す杭圧入装置の上面図である。 ケーシングに設けた排土口の側面図であって、(a)蓋が閉じた状態、(b)蓋が開き始めた状態、(c)蓋が開いた状態をしめす図である。 一方の排土口を示す図であって、(a)側面図、(b)正面図である。 一方の排土口を示す図であって、蓋が開く様子を示す図である。 排土タンクの(a)側面図、(b)正面図である。 排土タンクをケーシングに取り付ける様子を示す図であって、(a)側面図、(b)正面図である。 排土タンクの排出口蓋が開く様子を示す図であって、(a)開き始めた状態、(b)完全に開いた状態である。 本発明を適用したオーガ装置を用いた杭圧入工法を示す図である。
符号の説明
1 オーガ装置
2 ケーシング
3 オーガスクリュ
4 杭
5 排土口
7 蓋
18 リンク手段(蓋開閉手段)
21 タンク掛け部
25 排土タンク
26 係合部
29 排出口
30 排出口蓋
31 シリンダ装置
40 杭圧入装置
46 把持手段

Claims (6)

  1. ケーシングと、このケーシング内に配置されるオーガスクリュとを備え、地盤を掘削するオーガ装置であって、
    前記ケーシングの上部側面に設けられた排土口と、
    前記排土口を開閉する蓋と、
    前記蓋に連結し、前記蓋の開閉動作を可能とする蓋開閉手段と、
    前記排土口に着脱自在に取り付け可能な排土を貯留する排土タンクとを備えることを特徴とするオーガ装置。
  2. 前記排土タンクに係合部を設け、
    前記蓋開閉手段に、前記係合部と着脱自在に係合可能なタンク掛け部を設け、
    前記タンク掛け部に前記係合部を係合することで、前記排土口に前記排土タンクを取り付けるとともに、前記蓋を開放することを特徴とする請求項1に記載のオーガ装置。
  3. 前記排土タンクは、前記排土タンクの底部に設けられ、前記排土タンク内に貯留した土砂を排出する排出口と、
    前記排土タンクの底部に配置され、前記排出口を開閉する排出口蓋と、
    前記排出口蓋を開閉駆動するシリンダ装置とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載のオーガ装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のオーガ装置を備え、杭とともにケーシングを軸方向周りに回転可能に把持する把持手段を有し、前記オーガ装置に補助されて杭を圧入する杭圧入装置であって、
    前記ケーシングの上部側面に、前記蓋、前記蓋開閉手段を備えた前記排土口を相対するように二ヶ所設け、
    前記把持手段によって前記ケーシングを把持した状態で、どちらか一方の前記排土口が杭の施工方向の前方側に配されるようにし、施工方向の前方側に配された前記排土口に前記排土タンクを取り付けて排土するようにしたことを特徴とする杭圧入装置。
  5. 請求項1から3のいずれか一項に記載のオーガ装置を用いた掘削工法であって、
    前記排土口に前記排土タンクを着脱可能に取り付け、前記蓋開閉手段によって前記蓋を開放して前記排土タンク内に排土するようにして掘削することを特徴とする掘削工法。
  6. 請求項4に記載の杭圧入装置を用い、先に圧入した杭に対して次の杭を反転して圧入する杭圧入工法であって、
    前記把持手段が前記杭と前記ケーシングを回転したときに、前記排土口が施工方向の前後方向に配されるようにし、前記排土タンクを施工方向の前方側に配された前記排土口に取り付け、前記オーガ装置を併用して杭を圧入することを特徴とする杭圧入工法。
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