JP5371671B2 - 掘削装置及び掘削方法 - Google Patents
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したがって、本発明は、ケーシング外への排土の搬出が容易で、かつ、排土を掘削穴に埋め戻す手間の軽減が図れる掘削装置及び掘削方法であるといえる。
サドル12は、例えば、複数のクランプ11を下部に備え、クランプ11各々に対して前後にスライド移動可能に構成される。
マスト13は、例えば、杭2を圧入する位置を調節するために、鉛直方向の軸回りに旋回可能に構成されている。
チャック14は、例えば、挿入口に挿入された杭2に対して、シリンダ装置(ピストン)の前後動で杭固定用の爪を水平方向に移動させることで、杭2を着脱自在に掴持して昇降させ、杭2を地盤に圧入する。
また、図2に示すように、スクリュ123の端面部には、オーガスクリュ120の外周面(径方向の端面)がケーシング110の内周面に密接するように、樹脂部材123aが貼付されている。つまり、当該樹脂部材123aを貼付することによって、排土を上方に搬送する時にオーガスクリュ120の外周面とケーシング110の内周面の隙間から排土が零れ落ちることが防止され、オーガスクリュ120は効率的に排土を上方に搬送することができる。さらに、スクリュ123の端面部に樹脂部材123aが貼付された状態では、スクリュ123とケーシング110は直接接触することが無いので、双方(金属同士)の接触音を発生させず、掘削時/排土搬送時の静音性が向上する。
次に、本実施形態に係る掘削装置1により実施される掘削処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
したがって、本発明は、ケーシング外への排土の搬出が容易で、かつ、排土を掘削穴に埋め戻す手間の軽減が図れる掘削装置であるといえる。
つまり、掘削装置1は、貯留部130(ケーシング110の外部)へ向けて排出され、貯留部130の内面に付着した排土を削ぎ落とすことができるので、上記排土を吐出する際に、掘削装置1内部に排土を残留させるおそれを好適に回避できる。
つまり、リボンスクリュ132が円筒部130aの内周面に近接するように設けられているので、貯留部130の内面に付着した排土を好適に削ぎ落とすことができる。また、リボンスクリュ132を回転させるリボンスクリュモータ135は、オーガモータ125と独立して設けられているため、付着した排土の位置や量に合わせてリボンスクリュ132の回転方向や回転速度の調整を容易に行うことが出来る。
つまり、当該樹脂部材123aを貼付することによって、排土搬送時にオーガスクリュ120の外周面とケーシング110の内周面の隙間から排土が零れ落ちることが防止され、オーガスクリュ120は効率的に排土を上方に搬送することができる。さらに、スクリュ123のブレード端部に樹脂部材123aが貼付された状態では、スクリュ123とケーシング110は直接接触することが無いので、双方(金属同士)の接触音を発生させず、掘削時/排土搬送時の静音性が向上する。
つまり、上記掘削方法によると、従来のように、吐出された排土を掘削穴まで運んで埋め戻す必要がないため、掘削作業に要する時間/労力の軽減が図れる。
例えば、本実施形態では、リボンスクリュ132を回転駆動する駆動手段は、駆動力伝達部133及びリボンスクリュモータ135としたが、例えば、オーガモータ125がオーガスクリュ120に付与する回転駆動力を利用するように構成してもよい。これによりリボンスクリュモータ135を省略できるので、コスト削減できる。
100 掘削部
110 ケーシング
120 オーガスクリュ(排土搬送手段、吐出手段)
121 オーガ軸
123 スクリュ
123a 樹脂部材
125 オーガモータ(排土搬送手段、吐出手段)
130 貯留部
130a 円筒部
131 リボンスクリュ部(削ぎ落とし手段)
132 リボンスクリュ
133 駆動力伝達部(駆動手段)
135 リボンスクリュモータ(駆動手段)
Claims (3)
- オーガ軸と前記オーガ軸の周囲に設けられたスクリュとからなり、ケーシング内を貫通するオーガスクリュにより地盤を掘削する掘削装置において、
前記オーガスクリュを第1の方向に回転させて掘削する際に排出される排土を上方に搬送する排土搬送手段と、
前記ケーシングの上端に接続され、前記排土搬送手段により搬送され、前記ケーシングの外部に排出される排土を貯留する貯留部と、
前記オーガスクリュを前記第1の方向と逆方向の第2の方向に回転させて、前記貯留部に貯留された排土を前記掘削により形成された掘削穴に向けて吐出させる吐出手段と、
前記貯留部の内面に付着した排土を削ぎ落とす削ぎ落とし手段と、
を備え、
前記貯留部は、円筒部を備えており、
前記削ぎ落とし手段は、
前記円筒部の内周面と前記オーガスクリュの外周面との間で前記円筒部の内周面に近接するように、前記オーガスクリュと同軸に設けられたリボンスクリュと、
前記リボンスクリュを前記第1の方向及び/又は前記第2の方向に回転駆動する駆動手段と、
を有することを特徴とする掘削装置。 - 請求項1に記載の掘削装置において、
前記オーガスクリュの外周面が前記ケーシングの内周面に密接するように、前記オーガスクリュの端面部に樹脂部材を貼付したことを特徴とする掘削装置。 - オーガ軸と前記オーガ軸の周囲に設けられたスクリュとからなり、ケーシング内を貫通するオーガスクリュにより地盤を掘削する掘削方法であって、
前記オーガスクリュを第1の方向に回転させて掘削する際に排出される排土をケーシングの上端に接続された貯留部に貯留する貯留ステップと、
次いで、前記掘削終了後に、前記オーガスクリュを前記第1の方向と逆方向の第2の方向に回転させて、前記貯留部に貯留された排土を前記掘削により形成された掘削穴に向けて吐出させる吐出ステップと、
前記貯留部の内面に付着した排土を削ぎ落とすステップと、
を有し、
前記排土を削ぎ落とすステップは、
前記貯留部が備える円筒部の内周面と前記オーガスクリュの外周面との間で前記円筒部の内周面に近接するように前記オーガスクリュと同軸に設けられたリボンスクリュを、駆動手段により前記第1の方向及び/又は前記第2の方向に回転駆動させることを特徴とする掘削方法。
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JP2009232082A JP5371671B2 (ja) | 2009-10-06 | 2009-10-06 | 掘削装置及び掘削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009232082A JP5371671B2 (ja) | 2009-10-06 | 2009-10-06 | 掘削装置及び掘削方法 |
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JP2011080218A JP2011080218A (ja) | 2011-04-21 |
JP5371671B2 true JP5371671B2 (ja) | 2013-12-18 |
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Family Applications (1)
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JP2009232082A Active JP5371671B2 (ja) | 2009-10-06 | 2009-10-06 | 掘削装置及び掘削方法 |
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2009
- 2009-10-06 JP JP2009232082A patent/JP5371671B2/ja active Active
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