JP2005298474A - 化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリコーン油の特性である良好な使用感を有しながらも、経時安定性が更に向上した化粧料の提供。
【解決手段】 次の成分(A)〜(C)
(A)長鎖アルキル変性及び/又は長鎖アルコキシ変性ジメチルポリシロキサン
(B)アルカリ可溶性乳化重合体
(C)アリカリ剤
を含有することを特徴とする化粧料。
【選択図】 なし

Description

本発明は化粧料に関し、更に詳しくは、なじみが良く、みずみずしさ、膜厚感、コクのあるのび広がりで、べたつきがなくさっぱりとした使用感やハリのある肌効果が得られ、キメの悪化や分離などがなく経時安定性に優れる化粧料に関する。
従来より、スキンケア製品においては肌効果や、様々な使用感、更には経時安定性を確保するため、種々の油剤、界面活性剤や水性成分、水溶性高分子等を配合する検討が広く実施されてきた。ここ最近、化粧料において、特にさっぱりとしてべたつきが少ない化粧料が求められており、シリコーン油の配合が頻繁に検討されている。しかしながら、シリコーン油は他の炭化水素系油剤やエステル系油剤等の化粧料の一般的な油剤との相溶性が悪く、油性化粧料や乳化化粧料に多量に配合すると経時安定性を損なうことがあった。そのため、シリコーン油を配合した化粧料においては、安定性の向上を目的に種々の検討がなされている。例えば、他の油剤との相溶性や乳化安定性を向上させる目的で、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、部分架橋型オルガノポリシロキサン、部分架橋型ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン等を配合した化粧料(特許文献1参照)が提案されている。しかしながら、シリコーン油を配合した化粧料では、シリコーン油の特性であるべたつきがなくさっぱりした使用感や、撥水性があり化粧持ちが良いなどの優位な点を維持しつつ、且つ、経時安定性も十分に保たれているとは言えない面もあった。
特開平2002−265320号
従って、シリコーン油の特性である良好な使用感を有しながらも、経時安定性が更に向上した化粧料の開発が望まれていた。
かかる実情に鑑み、本発明者は上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、特定の長鎖アルキル変性及び/又は長鎖アルコキシ変性オルガノポリシロキサン、アルカリ可溶性乳化重合体、アルカリ剤を含有すると、なじみが良く、みずみずしさ、膜厚感、コクのあるのび広がりで、べたつきがなくさっぱりとした使用感やハリのある肌効果が得られ、且つ、キメの悪化や分離などがなく経時安定性に優れる化粧料が得られる事を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(C)、
(A)長鎖アルキル変性及び/又は長鎖アルコキシ変性オルガノポリシロキサン
(B)アルカリ可溶性乳化重合体
(C)アリカリ剤
を含有する化粧料に関するものである。また、成分(A)のアルキル及び/又はアルコキシの炭素数が14〜22である長鎖アルキル変性及び/又は長鎖アルコキシ変性オルガノポリシロキサンである前記化粧料に関するものである。また、成分(B)が次の(イ)、(ロ)、(ハ)
(イ)アクリル酸又はメタクリル酸
(ロ)アクリル酸アルキルエステル又はメタクリル酸アルキルエステル
(ハ)アクリル酸ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルエステル又は
メタクリル酸ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルエステルの共重合体である前記化粧料に関するものである。また、成分(A)が0.01〜10質量%(以下、単に「%」と表す)、成分(B)が0.01〜10%である前記化粧料に関するものでる。また更には、成分(D)として、成分(A)以外のシリコーン油を含有する前記化粧料に関するものであり、更には、化粧料が水中油型乳化化粧料に関するものである。
本発明の化粧料は、なじみが良く、みずみずしさ、膜厚感、コクのあるのび広がりで、べたつきがなくさっぱりとした使用感を有し、肌に適用するとハリ感のある肌効果が得られ、且つ、キメの悪化や分離などがなく経時安定性に優れる化粧料である。
以下、本発明の構成について説明する。
本発明に用いられる成分(A)長鎖アルキル変性及び/又は長鎖アルコキシ変性オルガノポリシロキサンは、化粧料にべたつきがなくさっぱりとした使用感を付与するため、また、化粧料の経時安定性向上のために用いられるものである。成分(A)は長鎖アルキル基及び/又は長鎖アルコキシ基を有しているため、室温でペースト〜ワックス状の外観を有しており、これを含有する化粧料はべたつきがなくさっぱりとした使用感が得られる。また、皮膚、毛髪表面にフィルムを形成し、水蒸気閉塞性、吸着残留性に優れることから、保湿機能にも優れるものである。更に成分(A)を含有する化粧料に、他の油剤を配合する場合、同様に長鎖アルキル基及び/又は長鎖アルコキシ基を有しているため、炭化水素油やエステル油等の一般的に化粧料に用いられる無極性あるいは低極性の油剤との親和性が高く油相での均質化が得られ、その結果、化粧料の経時安定性も保持できるものである。従って、流動パラフィンやワセリン、ミリスチン酸イソプロピル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリルなどと容易に溶解し、それらの一部としてあるいは代りとして用いることができ、使用感、経時安定性の向上に効果が期待されるものである。このような成分(A)は下記一般式(1)又は(2)で表される長鎖アルキル及び/又は長鎖アルコキシ変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。
[式中、R〜Rは同一でも異なっていても良く、C2n+1O-又はC2n+1-(nは1〜26の整数である)で表されるものであり、p、q、rは各々1〜1500の整数、q+rは2〜2000の範囲である。但し、R=R、R=Rの場合はR〜RがCH-のものを除く]
成分(A)の長鎖アルキル及び/又は長鎖アルコキシの炭素数は14〜22、が好ましく、16〜18が特に好ましい。このような成分(A)は市販品として、Dow Corning 2503 COSMETIC WAX(Dow Corning社製)、Abil Wax9800(Goldschmidt社製)、Abil Wax2434(Goldschmidt社製)、SilCare41M65 StearylDimethicone(Clariant LSM社製)、Wacker−BeiailSDM 5055(Wacker-chemie社製)、Silsoft W−18(OSI Specialties社製)等が挙げられる。
本発明に用いられる成分(A)の配合量は、特に限定はされないが、化粧料中0.01〜10%、より好ましくは0.5〜5%である。この範囲にあると、べたつきがなくさっぱりとして、経時安定性の良い化粧料が得られる。
本発明に用いられる成分(B)アルカリ可溶性乳化重合体は、化粧料の経時安定性の向上と、優れた使用感、肌効果を化粧料に付与するため用いられるものである。成分(B)は、そのもの自身では低粘度のポリマー・水分散液であり、ポリマーエマルションと称される白濁〜微白濁の液体であるが、成分(C)アルカリ剤の添加により増粘ゲル化し、且つ透明に変化する。この増粘ゲル化することにより、成分(A)を含有する化粧料に適度な粘度が付与できることから、経時安定性が更に一段と向上し、また、成分(A)を含有する化粧料では得られにくかった、肌とのなじみ、みずみずしさを著しく改善でき、更には、膜厚感、コクのある伸び広がりが得られる等の使用感の更なる向上が得られる。この適度な粘性とは、化粧料の性状がとろみ状態〜クリーム状態のものであり、具体的には、500mPa・s(20℃)〜100万mPa・s(20℃)の粘度範囲であり、この粘度範囲であると、優れた経時安定性及び使用感、肌効果が得られる。更には、成分(B)アルカリ可溶性乳化重合体自身の皮膜形成性により、塗布後の肌にはハリ感も得られるものである。
本発明に用いられる成分(B)は、上記の様にアルカリ剤の添加によって透明化し、増粘・ゲル化するものであれば、特に限定なく用いることができるが、具体的に例示すれば、アクリル酸とアクリル酸アルキルエステルの共重合体をポリマー分とするポリマーエマルション、アクリル酸とメタクリル酸アルキルエステルの共重合体をポリマー分とするポリマーエマルション、アクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルの共重合体をポリマー分とするポリマーエマルション、アクリル酸、メタクリル酸及びアクリル酸アルキルエステルの共重合体をポリマー分とするポリマーエマルション、アクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びアクリル酸ポリエチレングリコールエステルの共重合体をポリマー分とするポリマーエマルション、アクリル酸、メタクリル酸アルキルエステル及びアクリル酸(ポリオキシエチレンモノアルキルエーテル)エステルの共重合体をポリマー分とするポリマーエマルション、アクリル酸、メタクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸(ポリオキシエチレンモノアルキルエーテル)エステルの共重合体をポリマー分とするポリマーエマルション、イタコン酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸(ポリオキシエチレンモノアルキルエーテル)エステルの共重合体をポリマー分とするポリマーエマルション、アクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びイタコン酸(ポリオキシエチレンモノアルキルエーテル)エステルの共重合体をポリマー分とするポリマーエマルション等が例示でき、本発明ではこれらの一種又は二種以上の組合せが用いられる。
これらの中でも、本発明の効果である経時安定性や優れた使用感、肌効果を得るためには、成分(B)が、次の3成分の共重合体をポリマー分とするポリマーエマルジョンであることが好ましい。
(a)アクリル酸又はメタクリル酸
(b)アクリル酸アルキルエステル又はメタクリル酸アルキルエステル
(c)アクリル酸ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルエステル又は
メタクリル酸ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルエステル
上記の3種成分を共重合して得られる共重合体は、ICID(International Cosmetic Ingredient Dictionary)収載の、アクリレート/セテス−20メタクリレート共重合体(ACRYLATES/CETETH−20 METHACRYLATE COPOLYMER)、アクリレート/ステアレス−50アクリレート共重合体(ACRYLATES/STEARETH−50 ACRYLATE COPOLYMER)、アクリレート/ステアレス−20メタクリレート共重合体(ACRYLATES/STEARETH−20 METHACRYLATE COPOLYMER)、アクリレート/ベヘネス−25メタクリレート共重合体(ACRYLATES/BEHENETH−25 METHACRYLATE COPOLYMER)等が例示され、ポリマーエマルションの形態では、アキュリン22(樹脂分30%)、アキュリン28(樹脂分20%)(いずれもローム&ハース社製)等の市販品が、具体的に例示され、本発明品に好適に用いることができる。
また前記(a)、(b)、(c)3成分の共重合体ではないが、好ましいものとしては、ICID(International Cosmetic Ingredient Dictionary)収載のアクリレート/ステアレス−20イタコン酸共重合体(ACRYLATES/STEARETH−20 ITACONATE COPOLYMER)、アクリレート/セテス−20イタコン酸共重合体(ACRYLATES/CETETH−20 ITACONATE COPOLYMER)等の共重合体も挙げられる。ポリマーエマルションの形態としては、STRUCTURE3001(ナショナルスターチ社製)が具体的に例示される。
本発明に用いられる成分(B)の配合量は、特に限定はされないが、樹脂分として化粧料中0.01〜10%、より好ましくは0.1〜5%である。この範囲にあると、アルカリ剤で中和した場合、化粧料に適度な粘度を付与でき、経時安定性の更なる向上が得られ、また、みずみずしさ、膜圧感、コクのあるのび広がりなどの使用感、ハリのある肌効果が付与できる化粧料が得られる。
本発明に用いられる成分(C)アルカリ剤は、前記成分(B)を中和して増粘し、且つ、透明にさせるために用いられるものである。成分(C)は、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどの無機性塩基性物質やトリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、アルギニンなどの有機性塩基性物質を挙げられ、一種または二種以上を用いることもできる。
本発明に用いられる成分(C)の配合量は、成分(B)の種類や配合量、成分(C)の種類などにより異なり、特に限定されないが、化粧料としてのpHが約5〜9の範囲になるように、より好ましくは、6〜8の範囲になるように配合することが好ましい。
さらに、本発明の化粧料においては、更にべたつきを低減し、さっぱり感を向上させるために、成分(D)として成分(A)以外のシリコーン油を配合することができる。シリコーン油としては、化粧料に配合できるものであれば良く特に限定はされないが、例えば、ジメチルポリシロキサン、環状シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、高級脂肪酸変性オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン、トリメチルシロキシシリケート等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を適宜選択して用いることができる。これらの中では、使用感、経時安定性の面から、ジメチルポリシロキサン、環状シリコーン等が特に好ましいものとして挙げられる。本発明における成分(D)の配合量は特に限定されないが、0.5〜80%であり、好ましくは、1〜60%である。
本発明の化粧料は、上記成分に加え、さらに通常の化粧料に用いられる成分、例えば、成分(A)、(D)以外の油剤、界面活性剤、粉体、成分(B)以外の水溶性高分子、多価アルコール、低級アルコール、紫外線吸収剤、酸化防止剤、殺菌剤、防腐剤、香料、着色料、美容成分等を本発明の効果を損なわない範囲で使用することができ、その製造方法は、通常の化粧料を製造する方法にて可能のものである。
本発明の化粧料は、その剤型は特に限定はされないが、本願の良好な使用感を得るためには水中油型乳化物が好ましく、化粧水、乳液、クリーム、美容液等の用途に使用することができ、その使用法は、手で使用する方法、不織布等に含侵させて使用する方法等が挙げられる。
次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらによりなんら制約されるものではない。
実施例1〜7及び比較例1〜5;クリーム
下記表1に示す組成のクリームを、下記製法により調製し、使用感(みずみずしさ、膜厚感、べたつきのなさ)、肌効果(ハリ感)、経時安定性(分離、キメ)を下記評価方法により評価し、得られた結果を表1に併せて示す。
(製法)
A:成分1〜5を50℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分6〜14を室温で混合し、均一に混合する。
C:AにBを加え乳化後、冷却してクリームを得た。
(評価方法);使用感、肌効果
専門の官能評価パネル員10名を用い、表1の各試料の使用テストを行った。
使用感は、下記の5段階の官能評価基準より評価し、10人の評点の平均点により、下記判断基準から判断した。
<官能評価基準>
4:非常に良好。
3:良好。
2:普通。
1:不良。
0:非常に不良。
<判断基準>
◎:3.5以上
○:2.5以上3.5未満
△:1.5以上2.5未満
×:1.4未満
(評価方法);経時安定性;分離、キメ
表1のクリームを製造後、所定のガラスビンに充填し、50℃、40℃、5℃の恒温槽に保存した。5℃保存品を対照として、一ヶ月後の状態を観察し、下判断基準により評価した。なお、分離については50℃保存品を、キメについては、40℃保存品の状態を観察した。
<判断基準;分離>
◎:対照品と比べ、外観変化はなく、全く分離は見られない。
○:対照品と比べ、外観変化がわずかに見られるが、分離は見られない。
△:対照品と比べ、分離傾向が見られる。
×:対照品と比べ、明らかに分離している。
<判断基準;キメ>
◎:対照品と比べ、全くキメに変化は見られない。
○:対照品と比べ、ややキメに変化が見られる。
△:対照品と比べ、キメの粗さがある。
×:対照品と比べ、明らかにキメの粗さが目立つ。
表1の結果から明らかなように、本発明品の実施例1〜7のクリームは、何れも「使用感(みずみずしさ、膜厚感、べたつきのなさ)」、「肌効果(ハリ感)」、「経時安定性(分離、キメ)」の全ての項目に優れた化粧料であった。一方、成分(C)を含まず成分(B)の替わりにジェランガムを配合した比較例1は膜厚感、ハリ感に劣り分離も生じ、成分(B)の替わりにキサタンガムを配合した比較例2は膜厚感があり分離を生じた。また成分(B)の替わりにカルボキシビニルポリマーを配合した比較例3はみずみずしさと膜厚感に劣り分離を生じた。また、成分(A)を含まない比較例4はべたつきのなさが劣り、成分(A)を含まず成分(B)の替わりにカルボキシビニルポリマーを配合した比較例5は全ての項目において劣っていた。
実施例8:美容液
(成分) (%)
1.精製オリーブ油 0.5
2.ワセリン 0.2
3.長鎖アルキル変性オルガノシロキサン(注1) 2.0
4.ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチル
ポリシロキサン共重合体(注4) 1.0
5.アルカリ可溶性乳化重合体(注3) 3.0
6.プロピレングリコール 5.0
7.ジプロピレングリコール 10.0
8.グリセリン 3.0
9.水酸化ナトリウム 0.12
10.パラオキシ安息香酸メチル 適量
11.香料 適量
12.精製水 残量
(注4):シリコンKF6012(信越化学工業社製)
<製造方法>
A:1〜4を70℃にて、均一に溶解する。
B:5〜10、12を70℃にて、均一に溶解する。
C:BにAを加え、乳化する。
D:Cを室温に冷却し、11を加え美容液とする。
実施例8の美容液は、なじみが良く、みずみずしく、べたつきを感じることなく使いやすく、肌に適用すると、保湿感、ハリ感が感じられるものであり、経時安定性も良好な優れたものであった。
実施例9:乳液
(成分) (%)
1.炭酸ジアルキル(14,15) 3.0
2.スクワラン 1.0
3.長鎖アルキル変性オルガノポリシロキサン(注5) 2.0
4.ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体(注2) 1.0
5.アルカリ可溶性乳化重合体(注6) 3.0
6.プロピレングリコール 5.0
7.ジプロピレングリコール 10.0
8.グリセリン 3.0
9.水酸化カリウム 0.16
10.パラオキシ安息香酸メチル 適量
11.香料 適量
12.エタノール 5.0
13.精製水 残量
(注5):Abil Wax9800(Goldschmidt社製)
(注6):アキュリン28(樹脂分20%)(ローム&ハース社製)
<製造方法>
A:1〜4を70℃にて、均一に溶解する。
B:5〜10、13を70℃にて、均一に溶解する。
C:BにAを加え、乳化する。
D:Cを室温に冷却し、11、12を加え乳液を得る。
実施例9の乳液は、なじみが良く、なめらかで、膜圧感があり、べたつきを感じることなく使いやすく、肌に適用すると、適度なエモリエント感、ハリ感が感じられるものであり、経時安定性も良好なものであった。
実施例10:クリーム
(成分) (%)
1.イソノナン酸イソノニル 3.0
2.ワセリン 1.0
3.長鎖アルコキシ変性オルガノポリシロキサン(注7) 5.0
4.ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体(注4) 1.0
5.モノオレイン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.) 0.5
6.アルカリ可溶性乳化重合体(注3) 10.0
7.プロピレングリコール 5.0
8.ジプロピレングリコール 10.0
9.グリセリン 3.0
10.トリエタノールアミン 0.5
11.パラオキシ安息香酸メチル 適量
12.香料 適量
13.エタノール 5.0
14.精製水 残量
(注7):Silsoft W−18(OSI Specialties社製)
<製造方法>
A:1〜5を70℃にて、均一に溶解する。
B:6〜11、14を70℃にて、均一に溶解する。
C:BにAを加え、乳化する。
D:Cを室温に冷却し、12、13を加えクリームを得る。
実施例10のクリームは、なじみが良く、膜圧感、コクがある伸び広がりがあり、べたつきもなく、肌に適用すると、エモリエント感が高く、ハリ感が感じられるものであり、経時安定性も良好なものであった。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)〜(C)
    (A)長鎖アルキル変性及び/又は長鎖アルコキシ変性オルガノポリシロキサン
    (B)アルカリ可溶性乳化重合体
    (C)アリカリ剤
    を含有することを特徴とする化粧料。
  2. 成分(A)の長鎖アルキル及び/又は長鎖アルコキシの炭素数が、14〜22であることを特徴とする請求項1記載の化粧料。
  3. 成分(B)が、次の(イ)、(ロ)、(ハ)
    (イ)アクリル酸又はメタクリル酸
    (ロ)アクリル酸アルキルエステル又はメタクリル酸アルキルエステル
    (ハ)アクリル酸ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルエステル又はメタクリル酸ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルエステル
    の共重合体であることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧料。
  4. 成分(A)、(B)を
    (A)0.01〜10質量%
    (B)0.01〜10質量%
    含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧料。
  5. 更に、成分(D)として、成分(A)以外のシリコーン油を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧料。
  6. 水中油型乳化物であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の化粧料。
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