JP2005298167A - 紙葉類収納装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ゲートローラ15と、ゲートローラを紙葉類側へ突出させ紙葉類を案内する第2の案内手段と、ピックアップローラ11に対向して紙葉類を載置する押板20と、押板を紙葉類の厚み方向に移動可能とする直動機構と、紙葉類の3辺に隣接し収納空間を構成する側板19と、紙葉類の1辺に隣接し紙葉類を出し入れ可能とした収納扉とを備えた紙葉類収納装置8において、直動機構は収納扉に対向する側板の収納空間と反対側に設けられており、収納扉と直交し第2の案内手段に隣接した側板の収納空間と反対側に、押板を前記ピックアップローラに向かって付勢する弾性体26を設けた紙葉類収納装置。
【選択図】図2
Description
図1において、本発明で対象とする紙幣収納装置8の機能を示すために、紙幣取扱装置1の動作を簡単に説明する。
入出金口機構2は、束状に投入された紙幣を1枚ずつに分けて、紙幣取扱装置1に取り込む入金動作と、紙幣取扱装置1から払い出す紙幣を束状に集積する出金動作とを行う。シャッタ3は入出金口機構2に隣接し、操作者が紙幣を出し入れするときに、入出金口機構2を開放する。
このように、収納庫8は入金された紙幣、あるいは出金に使用する紙幣を収納するものである。ATMでは多量の紙幣が取り引きされるため、収納庫8は数千枚の容量がある。例えば、2000〜3000枚程度を収納すると、1枚の紙幣が約1gであるから、収納庫8には2〜3kgの紙幣が収納される。
図2は、収納庫8の側面図であり、数千枚を収納する収納庫8は紙幣の厚み方向に長いので、図では途中を省略して描いてある。
図3と図4は、収納庫8の上面図である。
図2において、収納庫8は、空間イに紙幣を厚み方向に重ねて束状に収納し、矢印ロで示すように紙幣を1枚ずつ出し入れするものである。
収納庫8を構成する要素と、その動作を説明する。
切換器10は、各収納庫8の紙幣の出入口であり、ソレノイド等のアクチュエータM3(図3に示す)により位置を変更することにより、紙幣の搬送方向を切り換える。ピックアップローラ11は、外周面の一部にゴム等の高摩擦部を備えた円筒形のローラである。フィードローラ12は、大径の円筒と小径の円筒が交互に重なった形状であり、大径部の外周面にはゴム等の高摩擦部がある。ブラケット13の一端はフィードローラ12の回転シャフトに取り付けられており、同じ回転中心で揺動する。ブラケット13の他端にはピックアップローラ11の回転シャフトが取り付けられており、ピックアップバネ14で付勢することにより、ピックアップローラ11を束状の紙幣へ押しつける。
一方、押板20のホルダ22に取り付けられた一辺と直交する辺で、フィードローラ12やゲートローラ15の下方にある辺には押板バネ26が取り付けられ、押板20を上方に付勢する。押板20の動作範囲を広く取るため、押板バネ26は自由長が長い方が良く、バネプーリ27で回折する構造としている。
図5において、Gは原点を示し、ホルダ22の下端に定める。Wは紙幣Pや押板20の重量であり、原点Gから距離Lwの位置に働く。Tは駆動ベルト25の張力により与えられる力であり、原点G上に働くものとする。K(dx)は押板バネ26からの力であり、距離Lkの位置に働く。なお、dxは押板バネ26の伸び長さであり、dxが大きくなるほどK(dx)が大きくなる。NuとNdはホルダ22と支持シャフト23との間に働く抗力であり、Nuはホルダ22の上端、Ndはホルダ22の下端に働き、その距離はLh離れているものとする。また、ベアリング22bと支持シャフト23との摩擦係数をμとすると、ホルダ22の移動方向と反対向きに、上端ではμ×Nu、下端ではμ×Ndの摩擦力が発生する。
図6において、スライド板31はスライドシャフト32に沿って収納紙幣の厚み方向に移動するが、ゲートローラ15やゲートガイド18より下部に設けられた停止板33で可動範囲が制限される。押板20が停止板33より上方、すなわち区間sに入ったときは、押板20とスライド板31とは接触しない。しかし、区間sにおいては、収納紙幣の枚数が少ないため、抗力Nuや張力Tが小さく、問題となることはない。
図7において、バネプーリ27をゲートローラ15と同軸に設ける構成もある。この場合、バネプーリ27の直径をゲートローラ15より小さくする必要があるなど実装上の制限がある。しかし、押板バネ26が働かない区間sを小さくすることができる。
図9は、押板および指示機構の模式図である。
図8、図9において、ホルダ22を上向きに引っ張るときは、駆動ベルト25は支持シャフト23と収納紙幣との間で力を加える。また、ホルダ22を下向きに引っ張るときは、駆動ベルト25は支持シャフト23の収納紙幣とは反対側で力を加えるようにする。
図10において、上向きの張力Tuと下向きの張力Tdとが、支持シャフト23からそれぞれ距離Lt離れた位置に加わる。それによって、押板20が上方へ移動するとき、式7は、
図11は、押板および支持機構の模式図である。
図11において、駆動ベルト25の向きを直角に変えるのではなく、駆動ベルト25aを支持シャフト23と収納紙幣との間に、駆動ベルト25bを支持シャフト23の収納紙幣とは反対側に設ける。そして、それぞれワンウェイクラッチ36aと36bとを介して、押板駆動モータM2に接続する。ワンウェイクラッチ36aは、ホルダ22を上向きに移動するときには回転せず、下向きに移動するときには自由に回転する。一方、ワンウェイクラッチ36bは、ホルダ22を上向きに移動するときに自由に回転し、下向きに移動するときには回転しない。
Claims (8)
- 紙葉類へ搬送力を与えるピックアップローラと、大径部と小径部とを設けたフィードローラと、このフィードローラと前記ピックアップローラとの一部を紙葉類側へ突出させて紙葉類を案内する第1の案内手段と、前記フィードローラの小径部に対して大径部が向き合うように設けられたゲートローラと、このゲートローラを紙葉類側へ突出させ紙葉類を案内する第2の案内手段と、前記ピックアップローラに対向して紙葉類を載置する押板と、この押板を紙葉類の厚み方向に移動可能とする移動機構と、紙葉類の3辺に隣接し収納空間を構成する側板と、紙葉類の1辺に隣接し紙葉類を出し入れ可能とした収納扉とを備えた紙葉類収納装置において、
前記直動機構は前記収納扉に対向する前記側板の収納空間と反対側に設けられており、前記収納扉と直交し前記第2の案内手段に隣接した前記側板の収納空間と反対側に、前記押板を前記ピックアップローラに向かって付勢する弾性体を設けたことを特徴とする紙葉類収納装置。 - 前記直動機構は前記側板の収納空間と反対側に設けられ、直線ガイドとホルダと駆動ベルトとからなっており、前記押板を前記ピックアップローラに向かって駆動するときは前記駆動ベルトが前記側板と前記直線ガイドとの間で前記ホルダを付勢し、前記押板を前記ピックアップローラから離れるように駆動するときは前記駆動ベルトが前記直線ガイドの前記側板と反対側で前記ホルダを付勢するように前記駆動ベルトを設けたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類収納装置。
- 前記直動機構は前記収納扉に対向する前記側板の収納空間と反対側に設けられ、直線ガイドとホルダと駆動ベルトとからなっており、前記押板を前記ピックアップローラに向かって駆動するときは前記駆動ベルトが前記側板と前記直線ガイドとの間で前記ホルダを付勢し、前記押板を前記ピックアップローラから離れるように駆動するときは前記駆動ベルトが前記直線ガイドの前記側板と反対側で前記ホルダを付勢するように前記駆動ベルトを設け、前記収納扉と直交し前記第2の案内手段に隣接した前記側板の収納空間と反対側に、前記押板を前記ピックアップローラに向かって付勢する弾性体を設けたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類収納装置。
- 前記収納扉と直交し前記第2の案内手段に隣接した前記側板の収納空間と反対側に、紙葉類の厚み方向に移動可能であり、前記押板を前記ピックアップローラに向かって付勢するように当接する第2の直動機構を備え、前記第2の直動機構は前記弾性体により前記ピックアップローラに向かって付勢するようにしたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類収納装置。
- 前記弾性体は前記ゲートローラと同じ回転中心を有するプーリにより屈曲して配置されたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類収納装置。
- 前記弾性体は前記押板を前記ピックアップローラより所定の距離離れた位置から付勢することを特徴とする請求項1記載の紙葉類収納装置。
- 前記直動機構は前記収納扉に対向する前記側板の収納空間と反対側に設けられ、直線ガイドとホルダと駆動ベルトとからなる直動機構であって、前記駆動ベルトは前記ホルダの前記ピックアップローラ側においては、前記側板と前記直線ガイドとの間で前記ホルダに固定され、前記ホルダの前記ピックアップローラの反対側においては、前記直線ガイドの前記側板と反対側で前記ホルダに固定されるように設けられた駆動ベルトであることを特徴とする請求項2乃至請求項6記載の紙葉類収納装置。
- 前記直動機構は前記収納扉に対向する前記側板の収納空間と反対側に設けられ、直線ガイドとホルダと駆動ベルトとからなる直動機構であって、駆動モータとの間にワンウェイクラッチを備えて、互いに異なる回転方向に力を伝達する2本の前記駆動ベルトであり、
前記ホルダに前記ピックアップローラへ向かって力を伝達するときは、前記側板と前記直線ガイドとの間で前記ホルダに固定された前記駆動ベルトが作用し、前記ホルダに前記ピックアップローラと反対側へ力を伝達するときは、前記直線ガイドの前記側板と反対側で前記ホルダに固定された前記駆動ベルトが作用するように構成された駆動ベルトであることを特徴とする請求項2乃至請求項6記載の紙葉類収納装置。
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