JP2005296515A - 電動歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】 着脱が容易である上に、通常の使用状態や、駆動部の振動の影響などにより、ヘッド部を含む柄部が簡単に外れることのないようにした電動歯ブラシを提供すること。
【解決手段】 歯ブラシ本体11に、前記柄部25を着脱するようにした電動歯ブラシ10であって、前記柄部の基端側に形成された外方に突出する突出部を備えた柄側着脱部と、前記歯ブラシ本体の先端側に形成され、前記柄側突出部26を受容するための受容部を備えた本体側着脱部41とを有しており、前記本体側着脱部は、前記歯ブラシ本体と一体の第1部分61と、この第1部分とは別体に形成された第2部分である係止部材42とを備え前記柄側突出部26が、前記係止部材42の係止手段により、脱落しないように保持される構成。
【選択図】 図6

Description

この発明は、歯ブラシとなるブラシ部を有するヘッド部を備えた柄部を、歯ブラシ本体に対して着脱できるようにした電動歯ブラシの改良に関するものである。
近年広く普及しつつある電動歯ブラシには、柄の部分を含むブラシ部を、駆動機構を内蔵した本体部分に対して着脱できる構成としたものが、種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような電動歯ブラシにおいて、ブラシを有する柄部を本体に着脱する構成としては、柄部を本体の着脱部に嵌め込んで、係止爪等によって簡易に着脱するものであり、同種の手法を採用する電動歯ブラシは多い。
しかし、このような電動歯ブラシの多くが、成人もしくは成長した子供の使用を前提としたものであり乳幼児等、予想外の行動をとる使用者による使用を前提として、これらの機構を工夫したものは見あたらない。
特開平8―299372
ところで、例えば乳幼児等の口腔内が小さな使用者を対象とした電動歯ブラシを設計しようとする場合には、全体のサイズが成人用などの場合と比較すると極端に小さくなる。このため、ブラシを有するヘッド部を支持する柄部も、極端に細くなる。また、成人等においても、奥歯等の隅々までを磨くためには、柄部は可能な限り細い構成とすることが好ましい。
このため、歯ブラシ本体に対して柄部を手に持って、柄部に力を込めて着脱させようとすると、柄部が極端に細いために力がかかりにくい。したがって、本体側の着脱部の係止爪等によるクリック機構を利用して着脱しようとする場合に、係止手段が比較的大きな力をかけないと係止できない構成では、着脱がしにくくなる。
一方、係止手段の係止トルクなどを弱くして、着脱しやすくしようとする場合には、電動歯ブラシを使用中に、操作の動きや電動歯ブラシ自体の駆動等による僅かな力がかかるだけで、柄部が本体から外れてしまうことや、あるいは使用中に、乳幼児等の使用者がヘッド部等を不意に噛んだりして、無理な力が働き、容易に柄部が外れてしまうことが予想される。この場合には、柄部やその先端のヘッド部も小さく形成されているから、乳幼児等が誤飲する危険につながり、好ましくない。また、係止手段の係止トルクを強くした場合、使用者が柄部を装着する際等に不必要な力がかかってしまい、比較的細くされた柄部が折れてしまう恐れもある。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、着脱が容易である上に、通常の使用状態や、駆動部の振動の影響などにより、ヘッド部を含む柄部が簡単に外れることのないようにした電動歯ブラシを提供することを目的とする。
上記目的は、請求項1の発明にあっては、柄部の先端一体に備えたヘッド部にブラシ部を形成し、前記柄部を介して前記ヘッド部に駆動力を伝えるための駆動部を内蔵した歯ブラシ本体に、前記柄部を着脱するようにした電動歯ブラシであって、前記柄部の基端側に形成された外方に突出する突出部を備えた柄側着脱部と、前記歯ブラシ本体の先端側に形成され、前記柄側突出部を受容するための受容部を備えた本体側着脱部とを有しており、前記本体側着脱部は、前記歯ブラシ本体と一体の第1部分と、この第1部分とは別体に形成された第2部分であって、前記第1部分に対して変位可能な係止部材とを備えており、前記係止部材の受け入れ位置において、前記柄側突出部が前記係止部材に設けた開口を通過して、前記本体側着脱部の前記受容部に受容され、前記係止部材を固定位置に変位させることにより、前記柄側突出部が、前記係止部材の係止手段により、脱落しないように保持される構成とした電動歯ブラシにより、達成される。
請求項1の構成によれば、使用者が柄部を装着する際に、柄側着脱部の突出部を、本体側着脱部の受容部に挿入することで柄側着脱部が回転しないよう装着される構成とされている。そして、特に本体側着脱部は、歯ブラシ本体と一体の第1の部分と、歯ブラシ本体とは別体の第2の部分である係止部材とを備えている。この係止部材を受け入れ状態にして、前記突出部を係止部材の開口を通過させつつ前記受容部に受容させ、次いで、係止部材の操作により係止部材を変位させると、柄側突出部が、前記係止部材の係止手段により、歯ブラシ本体から柄部が脱落しないように保持される。
このように、本発明では、柄部の着脱時において細い柄部を操作する必要がないので、着脱が簡単であり、柄部に不要な負荷をかけることなく柄部の着脱を行うことができる。しかも、細い柄部に力を加えて着脱するのではないから、柄部を固定するための力を弱めることなく、係止部材を操作することで、簡単、かつ確実に柄部の保持および固定がされる。このため、駆動に伴う振動等によって外れる懸念がないだけでなく、歯磨き作業などにともない、乳幼児などが柄部やヘッド部を不意に噛んだりしても、柄部自体で保持するのではなく、柄部とは異なる部材である係止部材によって柄部が保持されているため、柄部が容易に脱落することもないので、安全である。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記第2部分である係止部材は、歯ブラシ本体の周囲に回動可能とされたリング体であり、前記係止部材の回動変位により、前記本体側着脱部の前記第1部分が有する変形部が、前記柄側着脱部に対して、当接することにより、前記柄側突出部を変位不能に固定する構成としたことを特徴とする。
請求項2の構成によれば、係止部材をリング体としたことで、回動操作を容易に行うことが可能となり、前記変位をさせるための操作が、特に容易となる。しかも、係止部材は、第1の部分の外側にあるリング体であるから、小型の歯ブラシであっても、把持して力を加えやすい。さらに、そのような係止部材の回動操作で、第1の部材の変形部に変形力を加えることで、第1の部材の変形部が柄部側着脱部に当接されることとなり、柄部を確実に固定することができ、駆動手段による振動等によるがたつき等の影響を低減することもできる。
請求項3の発明は、請求項1または2のいずれかの構成において、前記係止部材が、前記第1部分に対して、着脱される構成としたことを特徴とする。
請求項3の構成によれば、スタンド等で立てて保存することが多い電動歯ブラシでは、柄部の基端側が汚れることも比較的多く、その汚れを受けやすい前記係止手段も独立して歯ブラシ本体から着脱されることで、洗浄を容易とし、各着脱部に汚れが溜まることを防ぎ、衛生的で清潔に使用することができる。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの構成において、前記歯ブラシ本体内には、発光手段が内蔵されており、前記柄部は前記発光手段からの光を透過する材料で形成されていることを特徴とする。
請求項4の構成によれば、例えば、母親等の介助者が乳幼児等の被介助者の歯を磨く、いわゆる仕上げ磨きを行うに当たって、発光手段による照明によって、被介助者の口腔内を視認しながら歯を磨くことを行いやすくなる。しかも、歯ブラシ本体に発光手段を形成し、柄部を光透過材料によって口腔内を照らすよう構成することで、容易に電動歯ブラシに照明機能を付与することができる。この時、柄部に光透過材料を採用すると、光透過材料は比較的剛性等の強度が弱いため、脱着時等に無理な力をかけてしまうと折れてしまう恐れがあるが、係止部材による着脱を行うため、例え光透過材料を柄部に採用しても安全に使用することができる。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの構成において、前記歯ブラシ本体がケースと、このケースに収容され前記駆動部を含むインナーパーツとを備えており、前記ケースが防水性を備えるように密閉構造とされていることを特徴とする。
請求項5の構成によれば、ケースとインナーパーツとに分離されているので、比較的複雑な構成の駆動部を、インナーパーツとして組み立てることができ、組み立てが容易である。また、使用者が把持するケースや柄部と駆動部とが分離されているので、駆動による振動がケースを通じて、使用中に把持している使用者の手に伝わりにくく、ひいては口腔内に不必要な振動を与えずらい。さらに、ケースとインナーパーツが分離されているので、これらの間に緩衝材などを配置しやすく、一層振動などが伝わりにくい構造を実現できる。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの構成において、前記駆動部が、電源と、この電源に接続されたモータと、このモータによって回転される偏心錘とを有しており、この偏心錘の回転数がほぼ3500回転/分ないし5000回転/分とされていることを特徴とする。
請求項6の構成によれば、回転数が3500回転/分を下回ると、電動歯ブラシの駆動力によって除去すべき歯についた食物の残滓などを落とすための効果を発揮することができない。また、回転数が5000回転/分を超えると、使用者が乳幼児だった場合に、振動等が大きすぎてしまい、乳幼児に不快感を与えてしまい、乳幼児が歯ブラシ自体を嫌がってしまい、歯ブラシの習慣を身につけることを阻害してしまう恐れがある。
以上述べたように、本発明にあっては、着脱が容易である上に、通常の使用状態や、駆動部の振動の影響などにより、ヘッド部を含む柄部が簡単に外れることのないようにした電動歯ブラシを提供することができる。
以下、この発明の好適な実施形態を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る電動歯ブラシ(以下、「歯ブラシ」という)10の全体を示す概略斜視図、図2は歯ブラシ10の概略縦断面図、図3は歯ブラシ10の本体の分解斜視図、図4,図5は、本体に収容されたインナーパーツの概略斜視図である。
図1に示すように、歯ブラシ10は、本体11と、本体11に着脱される長尺の柄部25と、柄部25の先端側に一体に形成されたヘッド部31とを有している。
本体11は、図2および図3に示されているように、例えば、ペングリップによる握り安さを考慮して、中間付近を細くした合成樹脂、例えばABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、AS(アクリロニトリル・スチレン樹脂)、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエーテルスルフォン、ポリアミド、アクリル樹脂などの成形品でなる中空のケースである。ABS樹脂は、機械的性質がよく、化学的安定性に優れており、着色性もよい。本体11の下端部13は、パッキン13aなどのシール部材を介して、ねじ止めにより着脱されるようになっている。これにより、図3に示されているように、インナーパーツ14を本体11内に出し入れして、電池の交換等をすることができる。
ここで、本体11の表面にはエラストマーやシリコーン等の弾性体よりなる滑り止め部11aがインサート成形等の一体成形にて一体に形成されている。この滑り止め部11aはペングリップ時に親指や人指し指で保持する部位に配置されるよう、中間付近の細くされた部位を中心に、柄部25側に向かって配置されている。なお、滑り止め部11aは本体11形状に対応して配置されるため、親指や人指し指等の配置部が明確な場合はその配置部に沿った形状とされていればよい。
本体11表面の上部側面には、操作子であるスイッチ12が設けられている。スイッチュ12はひとつまたは複数形成され、この実施形態では、例えば、ひとつだけ設けられている。スイッチ12は、例えば、メンブレンスイッチとすることで、防水構造とされている。スイッチ12は、押す操作毎に、後述の機能を順番に切り換えるようにされている。
本体11内には、インナーパーツ14が収容されるようになっている。
具体的には、インナーパーツ14は、図4,図5に示されているような、一面が開放された内部空間17を備える細長いメカシャーシ14aに、所定の部品を組み付けたものである。図4はメカシャーシ14aの内部空間17の内側が見える一面を示し、図5はメカシャーシ14aの他面をそれぞれ示している。このメカシャーシ14aは、例えば、ABS樹脂などにより成形された部品組み付け用のフレームであり、図2に示されているように、収容部品に対応して区分された区画を形成するために、必要な仕切り壁もしくは支持壁14b,14c,14d,14e,14fとこれらを起立させる底部14gなどを備えている。
内部空間17の大きなスペ−ス17aには、電源となる電池、例えば乾電池18(図2参照)が着脱されるようになっている。メカシャーシ14aの残りの空間である先端寄りの空間には、図2及び図4に示すように、電池18と接続される駆動手段としてのモータ16と、このモータ16により回転駆動される偏心錘15とが収容されている。
図5に示すように、メカシャーシ14aの表面には、ポリイミドなどの柔軟な材料を基材として、必要な配線を形成したフレキシブルプリント基板(FPC)(以下、「基板」という)19,19が引き回されている。上述の各電装品は、基板19,19により電気的に接続されるとともに、モータの駆動や、後述する発光手段の動作などに必要とされる制御回路が接続され、あるいは形成されている。この基板19,19やモータ16等はさらに帯状の固定手段17bにより固定されている。
図2に示すように、メカシャーシ14aの先端側に起立する壁14bの外面には、フレキシブル基板19のランド上に、例えば、発光ダイオードなどでなる発光手段21が実装されている。発光手段21は、光源として機能し、電源電池18の電力が供給されて照明光を生成する。なお、発光手段21としては、消費電力が低く、部品寿命が長くて、小型に形成できる点で、発光ダイオード(LED)が適しているが、これに限らず、ヘッド部に十分な照明光を与えるものであれば、豆電球や光電管など適宜の光源を選択することができる。
この発光手段21と対向する位置で、ケース11の先端部には、その開口11aを塞ぐようにして、集光手段としてのレンズ22が取付けられている。レンズ22は、発光手段21からの光を、柄部25の後述する突出部に、入射させるようになっている。
これにより、例えば、上記した制御回路の機能により、スイッチ12を押すことで、発光手段21の点灯のモード、発光手段21の点灯およびモータの駆動のモード、発光手段24およびモータの駆動停止のモードといった各モードを、スイッチ12の操作順に切り換えることができるようになっている。これにより、スイッチ12を操作して、照明が点灯されることにより、先ず口腔内の汚れ状態や構造を確認することができるだけでなく、スイッチ12を操作することで、口腔内を照明しながらブラッシングすることができる。そして、目的に応じて、照明機能だけ使用することができ、電源を無駄なく有効に使用できるとともに、スイッチ12の操作だけで、機能の使い分けや一連の連続した操作を可能としている。なお、スイッチを複数設けて、各スイッチ毎に上述のような各動作モードを割り付けてもよい。
図6ないし図11は、柄部25と本体11を着脱する構造例を示すものであり、図6は柄部と本体との着脱の様子を概略斜視図、図7は本体側の着脱構造を詳しく示す概略斜視図、図8および図9は着脱動作の様子を示す概略断面図、図10は着脱構造の変形例1を示す説明図、図11は着脱構造の変形例2を示す説明図である。
図2および図6に示すように、柄部25は長尺の細い棒状の構成であり、先端部に一体に形成したヘッド部31を有し、この先端部と反対の端部である基端側にいくに従い、僅かに増径しつつ、この基端部に柄側着脱部28を有している。柄部25の全長は、例えば55mm程度であり、基端部の最も太い箇所でも7mmないし9mm程度、中間付近は 2mmないし6mm程度の外径である。
柄部25は、全体として、光透過性の材料で形成され、例えば、透明な合成樹脂としてのポリエチレンテレフタレート(PET)や、ABS樹脂、AS樹脂、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリアミド、アクリル樹脂、メククリル樹脂、スチロール樹脂などにより形成されている。なお、幼児用として使用する場合には口腔内で違和感を与えないよう細い外径とする必要があり、柄部25は透明材料を使用して中実に成形することが好ましいが、介護における介助用等に使用する歯ブラシとする場合には、柄部25を不透明材料で形成し、比較的太い外径として内部を筒状に中空とすることで光透過性を持つよう構成してもよい。
柄部25に設けられた柄側着脱部28は、この場合、柄部25の下端付近に形成したフランジ部29から、外方に突出するように、この場合には長さ方向に突出する形態のロッド状の柄側突出部26を有している。この柄側突出部26には、その外周面に径方向外側に突出する係止片27が形成されており、図6の係止片27は、図において隠れている反対面である対称の位置にも同様に形成されることで、一対の係止片となっている。
この柄側突出部26は、本体側着脱部41に挿入することにより着脱される。
図6および図7に示すように、本体側着脱部41は、第1の部分61と第2の部分42とを備えている。
図7の第1の部分61は、本体11と一体に成形されることにより形成されている。第1の部分61は、中心に、本体11の長さ方向に貫通する開口65を有しており、その周囲の円周上の互いに対称な位置で起立する支柱部62,62と、各支柱62,62の上端部で、円周方向に形成されたリング部68と、このリング部68について、各支柱62,62の近傍で、幅を拡大させて板厚を薄くし、庇状に形成したストッパ部63,64を備えている。この開口65には外周方向に切り込んだ切欠き部65aが形成されており、図2に示すように、柄側突出部26が挿入されることで、その係止片27が嵌め込まれるようにされている。柄側突出部26は、これにより軸方向の周囲に関する回転変位が規制されるようになっている。すなわち、開口65は柄側突出部26を受容するための受容部である。
また、第1の部分61は、リング部68よりも本体11寄りの位置において、各支柱62,62を基端としてアーム状に円周方向に延びる変形部66を対称位置に有している。
変形部66はその先端付近に互いに近接した第1の突起66aと第2の突起66cを備え、第1の突起66aと第2の突起66cの間には、凹部66bを有している。この第1の突起66aは、第2の突起66cに対して、周方向の高さが僅かに低くされている。変形部66は、基端部が固定状態で、先端側がその弾性に基づいて、内外の方向に揺動するように変形されるようになっている。
本体側着脱部41は、さらに、第1の部分61に着脱される第2の部分としての係止手段42を備えている。係止手段42は、本実施形態では、図6や図7に示されているように、中心に開口47を備えた略楕円状とされたリング状の部材である。係止手段42は、側壁部49と、開口47を除いて先端側を閉止する蓋部48を有しており、側壁部49には、内方に突出する2対のリブ43,44,45,46が形成されている。リブ43,45と蓋部48の間には、隙間S1が形成されている。また、リブ43,45はリブ44,46に対して僅かに高さが高くされている。後述するように、蓋部48は柄側突出部26の係止片を保持するための係止手段となっている。
このような構造において、柄部25を本体11に装着して、保持し、さらにガタツキなどの変位がないように固定する動作について説明する。
係止手段42が取り外された状態にある場合、先ず、図6に示すようにして、本体側着脱部41において、第1の部分61に第2の部分である係止手段42を被せるようにして嵌め、第1の部分61の開口65の切欠き部65aと、係止手段42の開口47の切欠き部47aとを合わせる。この状態で、図6に示されているように、柄部25の柄側突出部26を各開口47,65を通過させて挿入する。この場合、柄側突出部26の各係止片27は、各開口47,65の各切欠き部47a,65aを通過して挿入される。この時、各係止片27が本体11側の切り欠き部65aに挿入されるため、上述したように、柄部25は回転できない状態に保持されることとなる。また、この着脱状態においては、本体11と係止手段42の接合面は同一の方向性を有する形状(楕円形状)とされているために、係止手段42は本体11に対してずれた位置に配置される。
次に、係止手段42を第1の部分61の周囲で回動させて本体11と係止手段42の形状が一致するよう配置させると、図6で説明した係止手段42のリブ43,45と、蓋部48との隙間S1に、第1の部分61のストッパ部63,64の外縁が入り込む。これにより、係止手段42は第1の部分61に保持される。同時に係止手段42の開口47の切欠き部47aの位置は回転方向に移動する。これにより、係止手段42の蓋部48に柄側突出部26の係止片27が規制されるので柄部25は、本体11に保持され脱落しないロック状態となる。なお、このロック状態になった場合、リブ43,45が支持部62,62に突き当たるためそれ以上回動することがない。
この柄部25を装着する各状態が、図8に示されている。図8(a)は、この着脱状態、図8(b)は、このロック状態の柄側、本体側の両着脱部が重なった位置の水平な概略断面をそれぞれ示している。
図8(a)の着脱状態では、リブ43,45の隙間S1にストッパ部63,65が入り込んでいるため、係止手段42は本体11から外れない状態とされている。この着脱状態において柄側突出部26を挿入する。この時、柄側突出部26は本体11側に保持されておらず、容易に着脱できるよう、第1の部分61の開口65は柄側突出部26と略同じ形状とされているものの僅かに大きな内径とされており、多少のガタツキを生じる状態であり、歯磨き等の作業では安定性を欠く。
そこで、矢印R方向に相対的に係止手段42を回動させると、図8(b)に示すように、係止手段42の側壁部から相対する位置で内方へ突出したリブ44,46が、第1の部分の変形部66,66の第1の突起66a,66aを乗り越えて、凹部66b,66bに入り込む。これにより変形部66,66の先端側は矢印に示すように、それぞれ内方に変形され、中心を通る柄側突出部26の各係止片27,27に当接して締め付ける。なお、この時、リブ43,45は支持部62,62に突き当たるため、それ以上回動することがない。かくして、柄側突出部26はがたつきのないしっかりとしたロック状態で固定されるから、歯磨き動作に支障なく使用できる。
次に柄部25を取り外す際には、図8(b)に示すように、係止手段42を矢印L方向に回動すると、リブ44,46が凹部66b,66bから抜け出て、第1の突起66a,66aを乗り越えることで図8(a)に示す着脱状態となり、各変形部66,66は弾性に基づき元の位置となり、柄側突出部26への当接も外れ、開口47,65が柄側突出部26の形状と一致するため柄部25を取り外すことができる。
さらに、図9に示すように係止手段42を本体11から取り外す取り外し状態とするために、図8(a)の矢印L方向に係止手段42を回転させる。そうすると、リブ43とリブ45が、変形部66,66の第2の突起66c,66cを乗り越えて凹部66b,66bに入り込み、さらに、第2の突起66a,66aを乗り越える。
この場合、リブ44,46は支持部62,62に当接するため、それ以上係止手段42が矢印L方向に回転をすることがない。また、リブ43,45はリブ44,46よりも外周方向に僅かに高く、変形部66の第2の突起66cも第1の突起66aよりも僅かに高く形成されているため、誤って係止手段42が外れてしまわないように、着脱状態からロック状態に移行する際よりも、着脱状態から取り外し状態に移行する際の方が僅かに力をこめる必要があるよう構成されている。この状態では、係止手段42の全てのリブ43,44,45,46が第1の部分のストッパ部63,64と重ならない位置に外れるので、図6のように、係止手段42を第1の部分61から取り外すことができる。
なお、柄側突出部26の各係止片27,27や、係止手段42の各リブ等は対称位置に配置されている為、図1に示すようにスイッチ12側と逆側にブラシ部55が配置されるよう装着できるだけでなく、スイッチ12側にブラシ部55が配置されるよう装着することもできる。
図10は、着脱構造の変形例1を示す図である。図10において、上述の実施形態と共通する構成には、同一の符号を付して重複する説明は省略する。
この変形例1では、柄側着脱構造28に変更はなく、本体側着脱構造41−1が相違している。
図10(a)で鎖線で示した部分が第2の部分としての係止手段42−1であり、第1の部分61−1に装着されている。第1の部分61−1は本体11と一体の筒状であり、外面に縦方向に延びる第1のスリット71と、第1のスリット71の下端で、横方向(周方向)に延びる第2のスリット73を有している。また、第1の部分61−1の外面には、径方向外側に突出するリブ状の突起72が形成されている。
さらに、第1の部分61−1の第2のスリット73内には、このスリットを幅方向に横切るように僅かな高さのリブもしくは突条74が形成されている。また、第1のスリット71の第2のスリット73との境界付近には、第1のスリット71を幅方向に横切るように僅かな高さのリブもしくは突条78が形成されている。
図10(b)に示すように、係止手段42−1の内側で、突起72の下側にはリブ75が形成されている。さらに、係止手段42−1の内側で、第2のスリット73と対応する位置には、第2のリブ76が形成されている。これら第1および第2のリブ75,76は、係止手段41−1の内側に縦に並んで同じ位置に設けられており、図9(a)の第1のスリット71の幅寸法よりも僅かに小さい幅を有している。
変形例1は以上のように構成されており、係止手段42−1の各第1,第2のリブ75、76を第1の部分61−1の第1のスリット71に合わせて、はめ込む。この時、係止手段41−1の第2のリブ76は、突条78を乗り越えて、第2のスリット73に入り込む。これにより図9(a)の状態となる。
この状態で、第1の部分61−1の開口65と係止手段42−1の開口47は重なるので、柄側突出部26を下降させ、各開口を通過させて挿入する。
次に、係止手段42−1を第1の部分61−1の周囲で矢印方向に回動すると、係止手段41−1の第2のリブ76は、第2のスリット73内を移動し、突条74を乗り越えて、図9(b)に示す状態となる。すなわち、係止手段42−1の第1のリブ75は、第1の部分61−1の突起72の下側に当接し、第2のリブ76は第2のスリット73に嵌り込んでいる。これにより、係止手段41−1の開口47の切欠き47aは回動方向に変位しているので、柄側突出部26は保持された状態となる。しかも、第1の部分61−1の開口65の切欠き65aにより回転が規制されているので、固定されている。そして、係止手段42−1は図9(b)に示すように突起72と第2のリブ75の作用により脱落しない。
そして、係止手段42−1を矢印と反対の方向に回動することで、柄部25や係止手段42−1を取り外すことができる。
このように、変形例1の構造によっても、第1の実施形態の作用効果を発揮することができる。特に、突条74,78を第2のリブ76が乗り越える際には、クリック感を得ることができ、確実な操作感を持たせることができる。
図11は、着脱構造の変形例2を示す図であり、図11(a)は係止手段に柄部を装着した状態を示す概略断面図で、図11(b)は各着脱構造の形状を示す分解斜視図である。図11において、上述の実施形態と共通する構成には、同一の符号を付して重複する説明は省略する。
この変形例2では、柄側着脱構造と、本体側着脱構造41−2が相違している。
変形例2では、柄側着脱構造としての柄側突出部54は、係止片27−2を備え、極端に拡幅した形態で柄部25の延びる方向と交差する方向に突出しており、この部分が本体側着脱部41−2の一部である第2の部分としての係止手段42−2内に収容される。
すなわち、係止手段42−2は中心に切り欠き部47aを有する開口47−2を備えたリング状の蓋体であり、下端内面にはネジ部52が形成されている。また、本体11側には切り欠き部65aを有する開口65−2が形成されている。
柄側突出部54のフランジ部55が係止手段42−2の内側に保持され、係止手段42−2の開口からは、柄側突出部54の先端側が露出される。
柄側突出部54を係止手段42−2の開口47−2を通して、本体11側の開口65−2に配置する。この状態で、係止手段42−2のネジ部52は、本体側着脱部41−2の第1の部分61−2と着脱される。すなわち、第1の部分61−2の外面には、係止手段42−2のネジ部54と対応するネジ部53が形成されており、ネジ部54とネジ部53とで着脱されるようになっている。そして、装着状態においては、係止手段42−2の切り欠き部47aが、柄側突出部54における係止片27−2とは異なる位置で回転が終了するように、上記したネジ部52,53がねじ切られているため、柄部25は取り外せない状態に固定される。
変形例2は以上のように構成されており、上述の実施形態とほぼ共通する作用効果を発揮することができる。
既に説明したように、図2において、本体11に収容されている発光手段22からの照明光は、レンズ22を通り、柄部25の柄側突出部26に入射する。柄側突出部26に入射した照明光は、柄部25を長さ方向に透過して、ヘッド部31に導かれるようになっている。
ヘッド部31は、柄部25と一体成形により同じ材料で形成されている。すなわち、ヘッド部31は、柄部25から続く光透過性のポリエチレンテレフタレート(PET樹脂)などで形成され、柄部25の先端部を、図示されているように円形、楕円、長円形をなすように拡幅して形成されている。
図1に示されるヘッド部31には、多数の毛が植毛されたブラシ部が形成されている。
ヘッド部31は全体として透明な材料で形成されているが、その表面の一部には、弾性体を被覆して弾性部31aを設けている。
すなわち、ヘッド部31を構成する上記樹脂などの材料は、ブラシ部を植毛する必要上、比較的硬い素材で形成されている。このため、歯のブラッシング中に、この硬い材料部分が口腔内の歯等に当たってしまい、歯磨き操作に伴う衝撃や振動を直接的に伝えることがある。このような不都合を解消するために、弾性部31aが設けられる。
弾性部はこのような理由で設けられることから、例えば、ヘッド部31の表面において、ブラシ部の領域を除く全ての表面に形成することができる。しかしながら、この歯ブラシ10では、歯のブラッシングを介助者が行う場合に、口腔内を照明する便宜を図るため、上述の発光手段による照明光をヘッド部31まで導き、これを口腔内に照射して、介助者が口腔内の様子を確認しながら、ブラッシング作業を行うことを可能にしている。
ここで、ヘッド部31の表面に設ける弾性部31aは、例えば、インサート成形や二色成形等の一体成形により、SEBS樹脂(スチレン/エチレン/ブタジエン/スチレン)やSBS樹脂(スチレン/ブタジエン/スチレン)、SEPS樹脂(スチレン/エチレン/プロピレン/スチレン)等のエラストマーやシリコーンなどの弾性材料をヘッド部31の表面の所定部位に被覆することで形成される。この弾性部の表面硬度はJIS−K6253におけるタイプAデュロメータ試験において10度ないし70度、好ましくは20度ないし50度程度とされている。
このため、ヘッド部31においては、照明光の照射手段を確保しつつ、弾性部31aを形成する構成としている。
このように、本実施形態の歯ブラシ10では、使用者が柄部25を装着する際に、柄側着脱部28の突出部26を、本体側着脱部41の受容部である開口65に挿入する構成とされている。特に、この実施形態では、本体側着脱部41は、歯ブラシ本体11と一体の第1の部分61と、歯ブラシ本体とは別体の第2の部分である係止部材42とを備えている。この係止部材42を受け入れ状態にして、突出部26を係止部材42の開口47を通過させつつ第1の部分61の開口65に受容させ、次いで、係止部材42の操作により回動させると、柄側突出部26が、係止部材42の蓋部48により、歯ブラシ本体11から柄部25が脱落しないように保持される。同時に本体側着脱部61の変形部66が柄側突出部26を、回動変位不能に固定することができる。
これにより、歯ブラシ10では、細い柄部25を、使用者が手に持って回すなどの操作を行うことで着脱する必要がないので、着脱が簡単であり、柄部25に不要な負荷をかけることなく柄部の着脱を行うことができる。
しかも、細い柄部25に力を加えて着脱するのではないから、細い柄部を操作する場合のように、柄部を固定するための締め付け力が不足することなく、係止部材42を操作するだけで、簡単、かつ確実に柄部25の保持および固定がされる。このため、駆動に伴う振動によって柄部25が外れる懸念がないだけでなく、歯磨き作業などにともない、乳幼児などが柄部25やヘッド部31を不意に噛んだりしても、柄部自体で保持するのではなく、柄部とは異なる部材である係止部材42によって柄部25が保持されているため、柄部が容易に脱落することもないので、安全である。
また、係止部材42をリング体としたことで、回動操作を容易に行うことが可能となり、係止部材42を変位させるための操作が、特に容易となる。しかも、係止部材は、第1の部分61の外側にあるリング体であるから、小型の歯ブラシであっても、把持して力をこめやすい。さらに、そのような係止部材42の回動操作で、第1の部材61の変形部66に変形力を加えることで、第1の部材61の変形部66が柄側着脱部に当接されることとなり、柄部を確実に固定することができ、駆動手段による振動等による影響を低減することもできる。
さらに、係止部材42自体も、第1部分61に対して、着脱される構成としたので、後述するような、スタンド等で立てて保存することが多い電動歯ブラシでは、柄部25の基端側が汚れることも比較的多く、その汚れの影響を受けやすい係止手段42も独立して着脱されることで、洗浄を容易とし、各着脱部に汚れが溜まることを防ぎ、衛生的で清潔に使用することができる。
さらに、係止手段42の各リブが、変形部66の各突起を乗り越える際には、適度なクリック感を得ることができ、確実な操作感を得ることができる。
図12は、実施形態にかかる歯ブラシ10をスタンドSTAに立てた状態を示すものである。
図において、スタンドSTAは、水平なほぼ円形の底板部1と、底板部1の周縁から底板部の中心の方向に緩く傾斜しながら起立するホルダー部2と、ホルダー部2に形成された貫通孔3とを有している。貫通孔3は、歯ブラシ10の本体11が緩く挿通できる大きさとされている。これにより、貫通孔に本体11を通して、図示のように歯ブラシ10を立てた状態で保管できるようになっている。このように保管することで、清潔に維持することができる。
上述の実施形態および変形例における各構成は、必要により、その一部を省略したり、他の構成と入れ換えて、異なる構成の組み合わせのもとで実施されてもよい。上述の実施の形態とは異なり、柄部25の係止片27を溝状に形成し、係止手段42と本体11の各開口部47,65の切り欠き部47a,65aを溝状にされた係止片27に対応した凸状とするよう構成してもよい。
本発明の実施形態にかかる歯ブラシの概略斜視図である。 図1の歯ブラシの概略断面図である。 図1の歯ブラシの本体の分解斜視図である。 図1の歯ブラシのインナーパーツの概略斜視図である。 図1の歯ブラシのインナーパーツの概略斜視図である。 図1の歯ブラシの柄部と本体との着脱構造を示す概略斜視図である。 図1の歯ブラシの本体側着脱部の概略斜視図である。 図1の歯ブラシの柄部と本体との着脱構造の概略断面図である。 図1の歯ブラシの柄部と本体との着脱構造の概略断面図である。 図1の歯ブラシの柄部と本体との着脱構造の変形例1を示す図である。 図1の歯ブラシの柄部と本体との着脱構造の変形例2を示す図である。 本発明の実施形態にかかる歯ブラシをスタンドに立てた状態の概略斜視図である。
符号の説明
10・・・歯ブラシ、11・・・本体、12・・・スイッチ、14・・・インナーパーツ、21・・・発光手段、25・・・柄部、26・・・柄側突出部、28・・・柄側着脱部、31・・・ヘッド部、32・・・ブラシ面、33・・・(ヘッド部の)背面、34・・・側面弾性部、35・・・柄部弾性部、36・・・背面弾性部、37・・・先端光透過部、38・・・背面光透過部、41・・・本体側着脱部、42・・・(第2の部分)係止手段、55・・・ブラシ部、61・・・第1の部分、66・・・変形部。

Claims (6)

  1. 柄部の先端に一体に備えたヘッド部にブラシ部を形成し、前記柄部を介して前記ヘッド部に駆動力を伝えるための駆動部を内蔵した歯ブラシ本体に、前記柄部を着脱するようにした電動歯ブラシであって、
    前記柄部の基端側に形成された外方に突出する突出部を備えた柄側着脱部と、
    前記歯ブラシ本体の先端側に形成され、前記柄側突出部を受容するための受容部を備えた本体側着脱部と
    を有しており、
    前記本体側着脱部は、前記歯ブラシ本体と一体の第1部分と、この第1部分とは別体に形成された第2部分であって、前記第1部分に対して変位可能な係止部材とを備えており、
    前記係止部材の受け入れ位置において、前記柄側突出部が前記係止部材に設けた開口を通過して、前記本体側着脱部の前記受容部に受容され、
    前記係止部材を固定位置に変位させることにより、前記柄側突出部が、前記係止部材の係止手段により、脱落しないように保持される構成とした
    ことを特徴とする電動歯ブラシ。
  2. 前記第2部分である係止部材は、歯ブラシ本体の周囲に回動可能とされたリング体であり、前記係止部材の回動変位により、前記本体側着脱部の前記第1部分が有する変形部が、前記柄側着脱部に対して、当接することにより、前記柄側突出部を変位不能に固定する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の電動歯ブラシ。
  3. 前記係止部材が、前記第1部分に対して、着脱される構成としたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電動歯ブラシ。
  4. 前記歯ブラシ本体内には、発光手段が内蔵されており、前記柄部は前記発光手段からの光を透過する材料で形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電動歯ブラシ。
  5. 前記歯ブラシ本体がケースと、このケースに収容され前記駆動部を含むインナーパーツとを備えており、前記ケースが防水性を備えるように密閉構造とされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電動歯ブラシ。
  6. 前記駆動部が、電源と、この電源に接続されたモータと、このモータによって回転される偏心錘とを有しており、この偏心錘の回転数がほぼ3500回転/分ないし5000回転/分とされていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電動歯ブラシ。
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