JP2006068361A - 歯ブラシ - Google Patents
歯ブラシ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006068361A JP2006068361A JP2004256943A JP2004256943A JP2006068361A JP 2006068361 A JP2006068361 A JP 2006068361A JP 2004256943 A JP2004256943 A JP 2004256943A JP 2004256943 A JP2004256943 A JP 2004256943A JP 2006068361 A JP2006068361 A JP 2006068361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toothbrush
- head
- elastic
- handle
- oral cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 ブラッシング中に硬い材料部分による口腔内への不快な当たりを防止できるとともに、口腔内をより明るく照明することにより、介助者が被介助者の口腔内の様子を把握することができるようにした歯ブラシを提供すること。
【解決手段】 一面にブラシ部55を形成したヘッド部31と、歯ブラシ本体11と、前記ヘッド部と前記歯ブラシ本体とを結ぶ柄部25とを備える歯ブラシであって、前記歯ブラシ本体には、前記ヘッド部に向かって光を照射する発光手段21を備えているとともに、前記柄部が前記光を透過もしくは通過させる構成とされており、少なくとも前記ヘッド部表面には、弾性部34が形成されていて、かつ、前記弾性部が透明な材料で形成されている。
【選択図】 図8
【解決手段】 一面にブラシ部55を形成したヘッド部31と、歯ブラシ本体11と、前記ヘッド部と前記歯ブラシ本体とを結ぶ柄部25とを備える歯ブラシであって、前記歯ブラシ本体には、前記ヘッド部に向かって光を照射する発光手段21を備えているとともに、前記柄部が前記光を透過もしくは通過させる構成とされており、少なくとも前記ヘッド部表面には、弾性部34が形成されていて、かつ、前記弾性部が透明な材料で形成されている。
【選択図】 図8
Description
この発明は、口腔内を照明できる歯ブラシの改良に関するものである。
介助者が、被介助者の口腔内を照らしながら歯磨きを行えるようにした照明機能付きの歯ブラシは知られている(特許文献1参照)。
このような歯ブラシの多くが、成人もしくは成長した子供に対する使用を前提としたものであり、乳幼児などもその対象に含めて使用されるものとして、特に工夫されたものは見あたらない。
また、歯茎を傷つけないように歯ブラシの先端にゴム片を配置した歯ブラシも提案されている(特許文献2参照)が、介助者が被介助者の口腔内を視認しながら歯を磨きやすい道具を提供することを考慮したものではなかった。
このような歯ブラシの多くが、成人もしくは成長した子供に対する使用を前提としたものであり、乳幼児などもその対象に含めて使用されるものとして、特に工夫されたものは見あたらない。
また、歯茎を傷つけないように歯ブラシの先端にゴム片を配置した歯ブラシも提案されている(特許文献2参照)が、介助者が被介助者の口腔内を視認しながら歯を磨きやすい道具を提供することを考慮したものではなかった。
例えば、乳幼児の口腔内はデリケートであることから、硬い合成樹脂製のヘッド部による口腔内への当たりを防止するために、ヘッド部に弾性体を被覆した構成などを採用することが好ましい。
また、乳幼児の小さな歯や歯茎を識別しながら、介助者が視認しながら歯磨きを行う場合には、空間が狭く、外光が届きにくい口腔内を照明することが好ましく、少なくともヘッド部に弾性体を被覆して、口腔内への当たりの保護する機能と、口腔内の照明機能とが、ともに備えられることが望ましい。
また、乳幼児の小さな歯や歯茎を識別しながら、介助者が視認しながら歯磨きを行う場合には、空間が狭く、外光が届きにくい口腔内を照明することが好ましく、少なくともヘッド部に弾性体を被覆して、口腔内への当たりの保護する機能と、口腔内の照明機能とが、ともに備えられることが望ましい。
しかしながら、通常、歯ブラシ本体側に光源などが備えられる関係から、その光を、ヘッド部まで導く必要があり、さらには、ヘッド部から口腔内への光の照射を行おうとすると、被覆した弾性体が光を遮蔽してしまう。
このため、本出願人は特願2004−120644において、ヘッド部表面に弾性部を形成することで、口腔内への不快な当たりを防止し、かつヘッド部の先端に光透過部を設けることにより、口腔内を明るく照明することで、介助者が口腔内の様子を把握しやすくした歯ブラシを提案している。
しかしながら、この提案になる歯ブラシにおいては、ヘッド部表面に弾性体を設けた分だけ、どうしてもヘッド部を透過する照明光の光量が制限されてしまい、より明るく照明できる構成が必要とされる場合がある。
すなわち、特に、乳幼児などの小さな口腔に適合した小さなヘッド部では、その表面における光の透過を部分的にでも制限すると、その分光量が減少する。
すなわち、特に、乳幼児などの小さな口腔に適合した小さなヘッド部では、その表面における光の透過を部分的にでも制限すると、その分光量が減少する。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、ブラッシング中に硬い材料部分による口腔内への不快な当たりを防止できるとともに、口腔内をより明るく照明することにより、介助者が被介助者の口腔内の様子を把握することができるようにした歯ブラシを提供することを目的とする。
上記目的は、請求項1の発明にあっては、一面にブラシ部を形成したヘッド部と、歯ブラシ本体と、前記ヘッド部と前記歯ブラシ本体とを結ぶ柄部とを備える歯ブラシであって、前記歯ブラシ本体には、前記ヘッド部に向かって光を照射する発光手段を備えているとともに、前記柄部が前記光を透過もしくは通過させる構成とされており、少なくとも前記ヘッド部表面には、弾性部が形成されていて、かつ、前記弾性部が透明な材料で形成されている歯ブラシにより、達成される。
請求項1の構成によれば、歯磨きをされる被介助者の口腔内に差し入れられるヘッド部の表面には、弾性体が形成されている。ここで、歯ブラシの構造においては、そのヘッド部は、ブラシ部を植毛する必要上、比較的硬い素材で形成されている。このため、ブラッシング中に、硬い材料部分が口腔内の歯等に当たってしまい、歯磨き操作に伴う衝撃や振動を直接的に伝えるおそれがあるが、前記弾性体を被覆するなどして形成した弾性部が設けられることで、このような不都合が有効に回避され、不快感や損傷を与えない。
しかも、被介助者の口腔内に差し入れられるヘッド部からの光が、口腔内の特に奥側を照明することができる。さらに、前記弾性部を透明な材料で形成することで、この弾性部がヘッド部の内側から外部に照射される光を遮ることがないので、口腔内が特に効果的に明るく照明されることになる。このため、空間的に狭く、外光の届きにくい口腔内を有効に照明できることから、介助者が視認しながら歯を磨くという作業がきわめてしやすい。
しかも、被介助者の口腔内に差し入れられるヘッド部からの光が、口腔内の特に奥側を照明することができる。さらに、前記弾性部を透明な材料で形成することで、この弾性部がヘッド部の内側から外部に照射される光を遮ることがないので、口腔内が特に効果的に明るく照明されることになる。このため、空間的に狭く、外光の届きにくい口腔内を有効に照明できることから、介助者が視認しながら歯を磨くという作業がきわめてしやすい。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記ヘッド部および前記柄部が硬質の材料で形成されており、かつ前記ヘッド部の表面の少なくとも一部領域に前記弾性部が形成されていることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、前記ヘッド部の前記ブラシ部を除く領域全体に透明な弾性部を形成したから、硬い材料部分が口腔内の歯等に当たってしまうことなどによる前記不都合が完全に防止できる。
請求項3の発明は、請求項1の発明の構成において、前記ヘッド部が前記弾性体と同じかこれと同等の軟質材で形成されていることを特徴とする。
請求項3の構成によれば、前記ヘッド部自体を前記弾性体と同じもので形成したので、この場合にも硬い材料部分が口腔内の歯等に当たってしまうことなどによる前記不都合が完全に防止できる。
請求項3の構成によれば、前記ヘッド部自体を前記弾性体と同じもので形成したので、この場合にも硬い材料部分が口腔内の歯等に当たってしまうことなどによる前記不都合が完全に防止できる。
請求項4の発明は、請求項3の発明の構成において、前記ヘッド部および前記柄部が前記弾性体と同じかこれと同等の軟質材で形成されていることを特徴とする。
請求項4の構成によれば、前記ヘッド部および前記柄部を同じ材料で一体に形成したから、製造が容易となる。また、口腔内に当接する全ての部分が軟質材料であり、当接時の不快感を完全に排除できるだけだけでなく、透明であるから、口腔内を明るく照明できる。
請求項4の構成によれば、前記ヘッド部および前記柄部を同じ材料で一体に形成したから、製造が容易となる。また、口腔内に当接する全ての部分が軟質材料であり、当接時の不快感を完全に排除できるだけだけでなく、透明であるから、口腔内を明るく照明できる。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明の構成において、前記ヘッド部において、多数の毛を植毛して形成したブラシ部の植毛基部が、透明性を有する硬質材料で形成されていることを特徴とする。
請求項5の構成によれば、前記植毛基部の領域からも照明光が照射されることになり、その分、口腔内を明るく照明できる。しかも透明であるだけでなく、硬質材料であるから、植毛したブラシの毛を強固に支持することができる。
請求項5の構成によれば、前記植毛基部の領域からも照明光が照射されることになり、その分、口腔内を明るく照明できる。しかも透明であるだけでなく、硬質材料であるから、植毛したブラシの毛を強固に支持することができる。
請求項6の発明は、請求項2または5のいずれかの発明の構成において、前記ヘッド部の前記弾性部を構成する材料が軟質材料で形成されており、この軟質材料の硬度が10度ないし70度であることを特徴とする。
請求項6の構成によれば、前記軟質材料の硬度が10度ないし70度であることにより、その十分な軟らかさによって、歯牙や歯茎に対する衝撃や振動などの刺激を吸収し、歯磨きに伴う不快感を低減できるという利点がある。ここで、硬度が10度未満の場合には、ヘッド部における他の材料と確実に一体に形成することが困難であり、また、硬度が70度よりも大きいと、厚みを十分に増さない限り、確実に刺激を低減することが困難になってしまうという弊害がある。
請求項6の構成によれば、前記軟質材料の硬度が10度ないし70度であることにより、その十分な軟らかさによって、歯牙や歯茎に対する衝撃や振動などの刺激を吸収し、歯磨きに伴う不快感を低減できるという利点がある。ここで、硬度が10度未満の場合には、ヘッド部における他の材料と確実に一体に形成することが困難であり、また、硬度が70度よりも大きいと、厚みを十分に増さない限り、確実に刺激を低減することが困難になってしまうという弊害がある。
請求項7の発明は、請求項4の発明の構成において、前記ヘッド部および前記柄部を構成する軟質材料の硬度が60度ないし90度であることを特徴とする。
請求項7の構成によれば、前記軟質材料の硬度が60度ないし90度であることにより、歯牙や歯茎に対する刺激を吸収できる軟らかさを有しつつ、柄部やヘッド部の形状を維持でき、使用中の不要な変形を防ぐという利点がある。ここで、硬度が60度未満の場合には、使用中に変形してしまい、上手く歯を磨き難い恐れがあり、また、硬度が90度よりも大きいと、軟質材料による弾性効果が発揮できず、歯牙や歯茎に対する刺激が発生してしまうという弊害がある。
請求項7の構成によれば、前記軟質材料の硬度が60度ないし90度であることにより、歯牙や歯茎に対する刺激を吸収できる軟らかさを有しつつ、柄部やヘッド部の形状を維持でき、使用中の不要な変形を防ぐという利点がある。ここで、硬度が60度未満の場合には、使用中に変形してしまい、上手く歯を磨き難い恐れがあり、また、硬度が90度よりも大きいと、軟質材料による弾性効果が発揮できず、歯牙や歯茎に対する刺激が発生してしまうという弊害がある。
以上述べたように、本発明にあっては、ブラッシング中に硬い材料部分による口腔内への不快な当たりを防止できるとともに、口腔内をより明るく照明することにより、介助者が被介助者の口腔内の様子を把握することができるようにした歯ブラシを提供することができる。
以下、この発明の好適な実施形態を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る歯ブラシの実施形態としての電動歯ブラシ(以下、「歯ブラシ」という)10の全体を示す概略斜視図、図2は歯ブラシ10の概略縦断面図、図3は歯ブラシ10の本体の分解斜視図、図4,図5は、本体に収容されたインナーパーツの概略斜視図である。
図1に示すように、歯ブラシ10は、本体(歯ブラシ本体)11と、本体11に着脱される長尺の柄部25と、柄部25の先端側に一体に形成されたヘッド部31とを有している。
図1に示すように、歯ブラシ10は、本体(歯ブラシ本体)11と、本体11に着脱される長尺の柄部25と、柄部25の先端側に一体に形成されたヘッド部31とを有している。
本体11は、図2および図3に示されているように、例えば、ペングリップによる握り安さを考慮して、中間付近を細くした硬質材料としての合成樹脂、例えばABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、AS(アクリロニトリル・スチレン樹脂)、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエーテルスルフォン、ポリアミド、アクリル樹脂などの成形品でなる中空のケースである。ABS樹脂は、機械的性質がよく、化学的安定性に優れており、着色性もよい。
本体11の下端部13は、パッキン13aなどのシール部材を介して、ねじ止め等により着脱されるようになっている。これにより、図3に示されているように、インナーパーツ14を本体11内に出し入れして、電池の交換等をすることができる。
ここで、本体11の表面にはエラストマーやシリコーン等の弾性体よりなる滑り止め部11aがインサート成形等の一体成形にて一体に形成されている。この滑り止め部11aはペングリップ時に親指や人指し指で保持する部位に配置されるよう、中間付近の細くされた部位を中心に、柄部25側に向かって配置されている。なお、滑り止め部11aは本体11形状に対応して配置されるため、親指や人指し指等の配置部を予め決める場合には、これらを配置すべき配置部に沿った形状とされていればよい。
本体11表面の上部側面には、操作子であるスイッチ12が設けられている。スイッチ12はひとつまたは複数形成され、この実施形態では、例えば、ひとつだけ設けられている。スイッチ12は、例えば、メンブレンスイッチとすることで、防水構造とされている。この場合、スイッチ12は、押す操作毎に、後述の機能を順番に切り換えるようにされている。
ここで、本体11の表面にはエラストマーやシリコーン等の弾性体よりなる滑り止め部11aがインサート成形等の一体成形にて一体に形成されている。この滑り止め部11aはペングリップ時に親指や人指し指で保持する部位に配置されるよう、中間付近の細くされた部位を中心に、柄部25側に向かって配置されている。なお、滑り止め部11aは本体11形状に対応して配置されるため、親指や人指し指等の配置部を予め決める場合には、これらを配置すべき配置部に沿った形状とされていればよい。
本体11表面の上部側面には、操作子であるスイッチ12が設けられている。スイッチ12はひとつまたは複数形成され、この実施形態では、例えば、ひとつだけ設けられている。スイッチ12は、例えば、メンブレンスイッチとすることで、防水構造とされている。この場合、スイッチ12は、押す操作毎に、後述の機能を順番に切り換えるようにされている。
本体11内には、インナーパーツ14が収容されるようになっている。
具体的には、インナーパーツ14は、図4,図5に示されているような、一面が開放された内部空間17を備える細長いメカシャーシ14aに、所定の部品を組み付けたものである。図4はメカシャーシ14aの内部空間17の内側が見える一面を示し、図5はメカシャーシ14aの他面をそれぞれ示している。このメカシャーシ14aは、例えば、ABS樹脂などにより成形された部品組み付け用のフレームであり、図2に示されているように、収容部品に対応して区分された区画を形成するために、必要な仕切り壁もしくは支持壁14b,14c,14d,14e,14fとこれらを起立させる底部14gなどを備えている。
具体的には、インナーパーツ14は、図4,図5に示されているような、一面が開放された内部空間17を備える細長いメカシャーシ14aに、所定の部品を組み付けたものである。図4はメカシャーシ14aの内部空間17の内側が見える一面を示し、図5はメカシャーシ14aの他面をそれぞれ示している。このメカシャーシ14aは、例えば、ABS樹脂などにより成形された部品組み付け用のフレームであり、図2に示されているように、収容部品に対応して区分された区画を形成するために、必要な仕切り壁もしくは支持壁14b,14c,14d,14e,14fとこれらを起立させる底部14gなどを備えている。
内部空間17の大きなスペ−ス17aには、電源となる電池、例えば乾電池18(図2参照)が着脱されるようになっている。メカシャーシ14aの残りの空間である先端寄りの空間には、図2及び図4に示すように、電池18と接続される駆動手段としてのモータ16と、このモータ16により回転駆動される偏心錘15とが収容されている。
図5に示すように、メカシャーシ14aの表面には、ポリイミドなどの柔軟な材料を基材として、必要な配線を形成したフレキシブルプリント基板(FPC)(以下、「基板」という)19,19が引き回されている。上述の各電装品は、基板19,19により電気的に接続されるとともに、モータの駆動や、後述する発光手段の動作などに必要とされる制御回路が接続され、あるいは形成されている。この基板19,19やモータ16等はさらに接着テープや両面テープ等の帯状の固定手段17bにより固定されている。
図5に示すように、メカシャーシ14aの表面には、ポリイミドなどの柔軟な材料を基材として、必要な配線を形成したフレキシブルプリント基板(FPC)(以下、「基板」という)19,19が引き回されている。上述の各電装品は、基板19,19により電気的に接続されるとともに、モータの駆動や、後述する発光手段の動作などに必要とされる制御回路が接続され、あるいは形成されている。この基板19,19やモータ16等はさらに接着テープや両面テープ等の帯状の固定手段17bにより固定されている。
図2に示すように、メカシャーシ14aの先端側に起立する壁14bの外面には、フレキシブル基板19のランド上に、例えば、発光ダイオードなどでなる発光手段21が実装されている。発光手段21は、光源として機能し、電源電池18の電力が供給されて照明光を生成する。なお、発光手段21としては、消費電力が低く、部品寿命が長くて、小型に形成できる点で、発光ダイオード(LED)が適しているが、これに限らず、ヘッド部に十分な照明光を与えるものであれば、豆電球や光電管など適宜の光源を選択することができる。
この発光手段21と対向する位置で、ケース11の先端部には、その開口11aを塞ぐようにして、集光手段としてのレンズ22が取付けられている。レンズ22は、発光手段21からの光を、柄部25の後述する突出部に、入射させるようになっている。なお、ここでは発光手段21を本体11内に配置しているが、本体から柄部側に係合用凸を突出させて、柄側に係合用凹を設け、係合用凸の先端に発光手段21を配置して、発光手段21からヘッド部31までの距離を、より近づけるよう構成してもよい。
この発光手段21と対向する位置で、ケース11の先端部には、その開口11aを塞ぐようにして、集光手段としてのレンズ22が取付けられている。レンズ22は、発光手段21からの光を、柄部25の後述する突出部に、入射させるようになっている。なお、ここでは発光手段21を本体11内に配置しているが、本体から柄部側に係合用凸を突出させて、柄側に係合用凹を設け、係合用凸の先端に発光手段21を配置して、発光手段21からヘッド部31までの距離を、より近づけるよう構成してもよい。
これにより、例えば、上記した制御回路の機能により、スイッチ12を押すことで、発光手段21の点灯のモード、発光手段21の点灯およびモータの駆動のモード、発光手段24およびモータの駆動停止のモードといった各モードを、スイッチ12の操作順に切り換えることができるようになっている。これにより、スイッチ12を操作して、照明が点灯されることにより、先ず口腔内の汚れ状態や構造を確認することができるだけでなく、スイッチ12を操作することで、口腔内を照明しながらブラッシングすることができる。そして、目的に応じて、照明機能だけ使用することができ、電源を無駄なく有効に使用できるとともに、スイッチ12の操作だけで、機能の使い分けや一連の連続した操作を可能としている。なお、スイッチを複数設けて、各スイッチ毎に上述のような各動作モードを割り付けてもよい。
図6ないし図7は、柄部25と本体11を着脱する構造例を示すものであり、図6は柄部と本体との着脱の様子を概略斜視図、図7は本体側の着脱構造を詳しく示す概略斜視図である。
図2および図6に示すように、柄部25は長尺の細い棒状の構成であり、先端部に一体に形成したヘッド部31を有し、この先端部と反対の端部である基端側にいくに従い、僅かに増径しつつ、この基端部に柄側着脱部28を有している。柄部25の全長は、例えば55mm程度であり、基端部の最も太い箇所でも7mmないし9mm程度、中間付近は
2mmないし6mm程度の外径である。
図2および図6に示すように、柄部25は長尺の細い棒状の構成であり、先端部に一体に形成したヘッド部31を有し、この先端部と反対の端部である基端側にいくに従い、僅かに増径しつつ、この基端部に柄側着脱部28を有している。柄部25の全長は、例えば55mm程度であり、基端部の最も太い箇所でも7mmないし9mm程度、中間付近は
2mmないし6mm程度の外径である。
柄部25は、長さ方向に沿って、光を通過、もしくは透過させるように構成されている。すなわち、絵25の一部または全部を中空の筒体として、光を通過させてもよいし、絵部25全体を、光を透過させる材料で形成して光を透過させるようにしてもよい。
この場合、本体11を形成するための材料としては、透明な合成樹脂に限らず、後述するように発光手段からの照明光をヘッド部まで導く機能を備える材料であれば、種類は問わない。例えば、透明なものに限らず、ライトガイドを構成するのによく使用される透光材料で形成してもよい。また、このような機能を阻害しない限り、本体11および/または柄部25の表面に色を付したり、模様や絵を描いてもよいことは勿論である。
この場合、本体11を形成するための材料としては、透明な合成樹脂に限らず、後述するように発光手段からの照明光をヘッド部まで導く機能を備える材料であれば、種類は問わない。例えば、透明なものに限らず、ライトガイドを構成するのによく使用される透光材料で形成してもよい。また、このような機能を阻害しない限り、本体11および/または柄部25の表面に色を付したり、模様や絵を描いてもよいことは勿論である。
この実施形態では、本体11は、光透過性の材料で形成され、例えば、透明な合成樹脂としてのポリエチレンテレフタレート(PET)で形成されている。その他、例えば、ABS樹脂、AS樹脂、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリアミド、アクリル樹脂、メククリル樹脂、スチロール樹脂などにより形成することができる。
なお、幼児用として使用する場合には口腔内で違和感を与えずに、狭い口腔内における操作性を確保するよう細い外径とする必要があり、柄部25は透明材料を使用して中実に成形することが好ましいが、介護における介助用等に使用する歯ブラシとする場合には、柄部25を不透明材料で形成し、比較的太い外径として内部を筒状に中空とすることで光透過性を持つよう構成してもよい。
なお、幼児用として使用する場合には口腔内で違和感を与えずに、狭い口腔内における操作性を確保するよう細い外径とする必要があり、柄部25は透明材料を使用して中実に成形することが好ましいが、介護における介助用等に使用する歯ブラシとする場合には、柄部25を不透明材料で形成し、比較的太い外径として内部を筒状に中空とすることで光透過性を持つよう構成してもよい。
柄部25に設けられた柄側着脱部28は、この場合、柄部25の下端付近に形成したフランジ部29から、外方に突出するように、この場合には長さ方向に突出する形態のロッド状の柄側突出部26を有している。この柄側突出部26には、その外周面に径方向外側に突出する係止片27が形成されており、図6の係止片27は、図において隠れている反対面である対称の位置にも同様に形成されることで、一対の係止片となっている。
この柄側突出部26は、本体側着脱部41に挿入することにより着脱される。
この柄側突出部26は、本体側着脱部41に挿入することにより着脱される。
図6および図7に示すように、本体側着脱部41は、第1の部分61と第2の部分42とを備えている。
図7の第1の部分61は、本体11と一体に成形されることにより形成されている。第1の部分61は、中心に、本体11の長さ方向に貫通する開口65を有しており、その周囲の円周上の互いに対称な位置で起立する支柱部62,62と、各支柱62,62の上端部で、円周方向に形成されたリング部68と、このリング部68について、各支柱62,62の近傍で、幅を拡大させて板厚を薄くし、庇状に形成したストッパ部63,64を備えている。この開口65が図2に示すように柄側突出部26を受容するための受容部である。
また、第1の部分61は、リング部68よりも本体11寄りの位置において、各支柱62,62を基端としてアーム状に円周方向に延びる変形部66を対称位置に有している。
変形部66はその先端付近に互いに近接した第1の突起66aと第2の突起66cを備え、第1の突起66aと第2の突起66cの間には、凹部66bを有している。変形部66は、基端部が固定状態で、先端側がその弾性に基づいて、内外の方向に揺動するように変形されるようになっている。
図7の第1の部分61は、本体11と一体に成形されることにより形成されている。第1の部分61は、中心に、本体11の長さ方向に貫通する開口65を有しており、その周囲の円周上の互いに対称な位置で起立する支柱部62,62と、各支柱62,62の上端部で、円周方向に形成されたリング部68と、このリング部68について、各支柱62,62の近傍で、幅を拡大させて板厚を薄くし、庇状に形成したストッパ部63,64を備えている。この開口65が図2に示すように柄側突出部26を受容するための受容部である。
また、第1の部分61は、リング部68よりも本体11寄りの位置において、各支柱62,62を基端としてアーム状に円周方向に延びる変形部66を対称位置に有している。
変形部66はその先端付近に互いに近接した第1の突起66aと第2の突起66cを備え、第1の突起66aと第2の突起66cの間には、凹部66bを有している。変形部66は、基端部が固定状態で、先端側がその弾性に基づいて、内外の方向に揺動するように変形されるようになっている。
本体側着脱部41は、さらに、第1の部分61に着脱される第2の部分としての係止手段42を備えている。係止手段42は、本実施形態では、図6や図7に示されているように、中心に開口47を備えたリング状の部材である。係止手段42は、側壁部49と、開口47を除いて先端側を閉止する蓋部48を有しており、側壁部49には、内方に突出する2対のリブ43,44,45,46が形成されている。リブ43,45と蓋部48の間には、隙間S1が形成されている。後述するように、蓋部48は柄側突出部26の係止片を保持するための係止手段となっている。
このような構造において、柄部25を本体11に装着して、保持し、さらに変位不能に固定する動作について説明する。
先ず、図6に示すようにして、本体側着脱部41において、第1の部分61に第2の部分である係止手段42を被せるようにして嵌め、第1の部分61の開口65の切欠き部65aと、係止手段42の開口47の切欠き部47aとを合わせる。この状態で、図6に示されているように、柄部25の柄側突出部26を各開口47,65を通過させて挿入する。この場合、柄側突出部26の各係止片27は、各開口47,65の各切欠き部47a,65aを通過して挿入される(図2参照)。
先ず、図6に示すようにして、本体側着脱部41において、第1の部分61に第2の部分である係止手段42を被せるようにして嵌め、第1の部分61の開口65の切欠き部65aと、係止手段42の開口47の切欠き部47aとを合わせる。この状態で、図6に示されているように、柄部25の柄側突出部26を各開口47,65を通過させて挿入する。この場合、柄側突出部26の各係止片27は、各開口47,65の各切欠き部47a,65aを通過して挿入される(図2参照)。
次に、係止手段42を第1の部分61の周囲で回動させると、図6で説明した係止手段42のリブ43,45と、蓋部48との隙間S1に、第1の部分61のストッパ部63,64の外縁が入り込む。これにより、係止手段42は第1の部分61に保持される。同時に係止手段42の開口47の切欠き部47aの位置は回転方向に移動する。これにより、係止手段42の蓋部48に柄側突出部26の係止片27が規制されるので柄部25は、本体11に保持され脱落しない。
この時、回動された係止手段42の側壁部から内方へ突出したリブ44,46が、第1の部分の変形部66,66の第1の突起66a,66aを乗り越えて、凹部66b,66bに入り込む。これにより変形部66,66の先端側はそれぞれ内方に変形され、中心を通る柄側突出部26の各係止片27,27に当接して締め付ける。かくして、柄側突出部26はしっかり固定されるから、歯磨き動作に支障なく使用できる。
また、係止手段42を回動すると、リブ43とリブ45が、変形部66,66の凹部66b,66bから外れ、第1の突起66a,66aを反対方向から乗り越える。これにより、各変形部66,66は弾性に基づいて元の位置に復帰するので、柄側突出部に対する当接が外れる。
さらに、相対的に係止手段42を回動させると、リブ44,46も、第1の部分の変形部66,66の各第1,第2の突起66a,66cを乗り越え、リブ44,46は隙間S1がないため、ストッパ部64の支柱部62に突き当たる。この状態では、係止手段42のリブ43,45の隙間S1が第1の部分のストッパ部63,64と重ならない位置に外れるので、図6のように、柄側突出部26を本体11から抜去でき、さらには、係止手段42も第1の部分61から取り外すことができる。
このように、本体11とは別部材とされた係止手段42を介して、柄部25が本体11に固定及び取り外しできるよう構成することで、例え小さな柄側着脱部28であっても、確実に柄部を固定できる。
さらに、相対的に係止手段42を回動させると、リブ44,46も、第1の部分の変形部66,66の各第1,第2の突起66a,66cを乗り越え、リブ44,46は隙間S1がないため、ストッパ部64の支柱部62に突き当たる。この状態では、係止手段42のリブ43,45の隙間S1が第1の部分のストッパ部63,64と重ならない位置に外れるので、図6のように、柄側突出部26を本体11から抜去でき、さらには、係止手段42も第1の部分61から取り外すことができる。
このように、本体11とは別部材とされた係止手段42を介して、柄部25が本体11に固定及び取り外しできるよう構成することで、例え小さな柄側着脱部28であっても、確実に柄部を固定できる。
図8および図10は、歯ブラシ10の第1の実施形態に係るヘッド部31の構成例を示しており、図8はブラシ面から見た概略斜視図、図9はヘッド背面側から見た概略斜視図、図10は図8のブラシ部55の毛の部分を省略したA−A線端面図、図11は図8のB−B線端面図である。
既に説明したように、図2において、本体11に収容されている発光手段22からの照明光は、レンズ22を通り、柄部25の柄側突出部26に入射する。柄側突出部26に入射した照明光は、柄部25を長さ方向に透過して、ヘッド部31に導かれるようになっている。
図8および図9において、ヘッド部31は、柄部25と一体に同じ材料で形成されている。すなわち、ヘッド部31は、柄部25から続く光透過性のポリエチレンテレフタレート(PET樹脂)などで形成され、柄部25の先端部を、図示されているように円形または、楕円あるいは、角を取った長円形などをなすように拡幅して形成されている。
既に説明したように、図2において、本体11に収容されている発光手段22からの照明光は、レンズ22を通り、柄部25の柄側突出部26に入射する。柄側突出部26に入射した照明光は、柄部25を長さ方向に透過して、ヘッド部31に導かれるようになっている。
図8および図9において、ヘッド部31は、柄部25と一体に同じ材料で形成されている。すなわち、ヘッド部31は、柄部25から続く光透過性のポリエチレンテレフタレート(PET樹脂)などで形成され、柄部25の先端部を、図示されているように円形または、楕円あるいは、角を取った長円形などをなすように拡幅して形成されている。
ヘッド部31の図8で上面とされている植毛面32には、多数の毛が植毛されたブラシ部55が形成されている。ブラシ部55を形成する毛は、乳幼児などに適合させるためには、柔軟なものを選択することが好ましく、例えば、ナイロン、飽和ポリエステル樹脂、ポリブチレンテレフタレート、ヤギや馬、ブタ等の獣毛等で形成することができる。毛の太さを、従来のブラシの毛の太さ0.15mmに対して、例えば、0.06mm程度の細さとして、その先端の角を取った曲面形状とすることで、乳幼児の歯茎を痛めることなく歯の狭い隙間に入り込むようにし、毛の長さは、例えば5mm程度とすることで、軟らかい中で適度なコシを出すとともに、ヘッド部31の外形を小さくして、乳幼児の小さな口腔内に入れて操作しやすくしている。ブラシ部55の長さ方向の寸法も従来の12mm程度に対して、その半分の6mm程度というきわめて小さなサイズとすることで、乳歯における前歯の幅と略同じ程度として、小さな歯に当てやすくすることができる。
ヘッド部31は全体として透明な材料で形成されているが、その表面の少なくとも一部には、弾性体を被覆して弾性部を設けている。
すなわち、ヘッド部31を構成する上記樹脂などの材料は、ブラシ部55を植毛する必要上、比較的硬い素材で形成されている。このため、歯のブラッシング中に、この硬い材料部分が口腔内の歯等に当たってしまい、歯磨き操作に伴う衝撃や振動を直接的に伝えることがある。このような不都合を解消するために、弾性部が設けられている。
すなわち、ヘッド部31を構成する上記樹脂などの材料は、ブラシ部55を植毛する必要上、比較的硬い素材で形成されている。このため、歯のブラッシング中に、この硬い材料部分が口腔内の歯等に当たってしまい、歯磨き操作に伴う衝撃や振動を直接的に伝えることがある。このような不都合を解消するために、弾性部が設けられている。
弾性部はこのような理由で設けられることから、例えば、ヘッド部31の表面において、ブラシ部55の領域を除く全ての表面に形成することができる。
しかも、本実施形態では、歯のブラッシングを介助者が行う場合に、口腔内を照明する便宜を図るため、上述の発光手段21による照明光をヘッド部31まで導き、これを口腔内に照射して、介助者が口腔内の様子を確認しながら、ブラッシング作業を行うことができるようにしており、弾性部がこのような照明光をできるだけ遮ることがないように、透明に形成されている。
しかも、本実施形態では、歯のブラッシングを介助者が行う場合に、口腔内を照明する便宜を図るため、上述の発光手段21による照明光をヘッド部31まで導き、これを口腔内に照射して、介助者が口腔内の様子を確認しながら、ブラッシング作業を行うことができるようにしており、弾性部がこのような照明光をできるだけ遮ることがないように、透明に形成されている。
ここで、ヘッド部31の表面に設ける弾性部は、例えば、インサート成形や二色成形等の一体成形により形成され、軟質材料としての特質を付与するためには、SEBS樹脂(スチレン/エチレン/ブタジエン/スチレン)やSBS樹脂(スチレン/ブタジエン/スチレン)、SEPS樹脂(スチレン/エチレン/プロピレン/スチレン)等のエラストマーやシリコーンなどの弾性材料をヘッド部31の表面の所定部位に被覆することで形成される。そして、これらの材料は、少なくとも被覆状態で透明な形態とされるとともに、弾性部の表面硬度はJIS−K6253におけるタイプAデュロメータ試験において10度ないし70度、好ましくは20度ないし50度程度とされている。
図8ないし図10を参照して理解されるように、この実施形態では、ヘッド部31は、PETなどの硬質材料で、柄部25と一体に形成された基材39の表面に、透明な軟質材料でなる弾性体34を被覆した構成であり、ブラシ部55が形成されている植毛面32を除いた、その反対面である背面、および両側面の全体にわたって弾性部34が形成されている。
すなわち、図9に示すように、ヘッド部31の背面33に弾性部34を形成しているから、これにより、特に歯の噛み合わせ側を磨いている際に、逆側の歯における噛み合わせ側に違和感を与えづらい等、口腔内でブラッシング中に、他の歯や歯茎などに当たりやすい大きな面積部分を弾性体で被覆し、硬質の材料から口腔内を保護することができる。
すなわち、図9に示すように、ヘッド部31の背面33に弾性部34を形成しているから、これにより、特に歯の噛み合わせ側を磨いている際に、逆側の歯における噛み合わせ側に違和感を与えづらい等、口腔内でブラッシング中に、他の歯や歯茎などに当たりやすい大きな面積部分を弾性体で被覆し、硬質の材料から口腔内を保護することができる。
また、図8や図10に示すように、ヘッド部31の側面(両側面)にも弾性部34を形成している。この側面弾性部はブラッシング中のヘッド部31の移動において、背面33以外の面にも適切に弾性体を被覆することで、特にヘッド部31を移動している際等に、この部分の口腔内への当たりによる不快な刺激を防止することができる。
なお、図10において、符号36の箇所はブラシの毛を植毛するための植毛孔である。
また、図10に示すように、ヘッド部31の側面における弾性部34の端縁34aは、基材39から突出するよう形成されており、弾性部34を確実に基材39と一体に成形し、剥れてしまうことを防ぐだけでなく、硬い材料が露出している植毛面32が、例えば歯牙等に当接することを抑制している。
なお、図10において、符号36の箇所はブラシの毛を植毛するための植毛孔である。
また、図10に示すように、ヘッド部31の側面における弾性部34の端縁34aは、基材39から突出するよう形成されており、弾性部34を確実に基材39と一体に成形し、剥れてしまうことを防ぐだけでなく、硬い材料が露出している植毛面32が、例えば歯牙等に当接することを抑制している。
さらに、ヘッド部31の近傍の柄部25にも、柄部弾性部35を形成している。この柄部弾性部35は、ヘッド部以外に、その柄部25におけるネック部に対応した箇所についても、歯などへの当たりを生じることに鑑みて設けられている。
すなわち、ブラッシング中に乳幼児などの被介助者が、嫌がって口を閉じた場合においても、歯で柄部25を噛んでしまった際等に、硬い材料よりなる柄部25に直接触れてしまうことを防止するようにしたものである。
すなわち、ブラッシング中に乳幼児などの被介助者が、嫌がって口を閉じた場合においても、歯で柄部25を噛んでしまった際等に、硬い材料よりなる柄部25に直接触れてしまうことを防止するようにしたものである。
さらに、図8に示すように柄部25のネック部においては、弾性部34を全周にわたって設けるのではなく、ネック部の内側表面、すなわち図11に示すように、植毛面32と同じ位置の面には弾性部34を設けていない。この部分は、弾性部34よりも僅かに窪ませつつ、弾性部34が配置された面よりも突出するよう基材39でリブ37を形成する。これにより、柄部25のネック部において、弾性部34を設けることで細くなった部分の補強をはかり、しかも、歯牙に当接することを防ぐようにしている。
このように、本実施形態では、歯磨きをされる被介助者の口腔内に差し入れられるヘッド部31の表面には、弾性体34が形成されている。ここで、歯ブラシの構造においては、そのヘッド部34の基材39は、ブラシ部を植毛する必要上、比較的硬い素材で形成されている。このため、ブラッシング中に、硬い材料部分が口腔内の歯等に当たってしまい、歯磨き操作に伴う衝撃や振動を直接的に伝えるおそれがあるが、弾性体34を被覆するなどして形成した弾性部が基材39と一体に設けられることで、このような不都合が有効に回避され、不快感や損傷を与えない。
しかも、被介助者の口腔内に差し入れられるヘッド部31からの光が、口腔内の特に奥側を照明することができる。さらに、弾性部34を透明な材料で形成することで、この弾性部がヘッド部の内側から外部に照射される光を遮ることがないので、口腔内が特に効果的に明るく照明されることになるため、空間的に狭く、外光の届きにくい口腔内を有効に照明できることから、介助者が視認しながら歯を磨くという作業がきわめてしやすい。
しかも、被介助者の口腔内に差し入れられるヘッド部31からの光が、口腔内の特に奥側を照明することができる。さらに、弾性部34を透明な材料で形成することで、この弾性部がヘッド部の内側から外部に照射される光を遮ることがないので、口腔内が特に効果的に明るく照明されることになるため、空間的に狭く、外光の届きにくい口腔内を有効に照明できることから、介助者が視認しながら歯を磨くという作業がきわめてしやすい。
また、この実施形態にあっては、ブラシ部55の領域(植毛基端部の領域)を除く全体について、弾性部34を被覆させるようにしてもよい。このような構成によれば、基材39である硬い材料部分が口腔内の歯等に当たってしまうことによる前記不都合が完全に防止できる。
図12ないし図14は、歯ブラシ10の第2の実施形態のヘッド部31−1の構成例を示しており、図12はヘッド背面側から見た概略斜視図、図13はヘッド部をブラシ面側から見た概略斜視図、図14は図13のC−C線端面図である。
これらの図において、第1の実施形態と同じ符号を付した箇所は共通する構成であるから、重複する説明を省略し、相違点を中心に説明する。
これらの図において、第2の実施形態は、第1の実施形態の場合と異なり、ヘッド部31−1には基材を用いないで、柄部25からヘッド部31−1全体を透明な弾性部38として構成したものである。この弾性退部38を構成する材料は、第1の実施形態の弾性部34と共通したもののうち、ヘッド部31−1および柄部25を一体に成形するのに適したものが選択される。
これらの図において、第1の実施形態と同じ符号を付した箇所は共通する構成であるから、重複する説明を省略し、相違点を中心に説明する。
これらの図において、第2の実施形態は、第1の実施形態の場合と異なり、ヘッド部31−1には基材を用いないで、柄部25からヘッド部31−1全体を透明な弾性部38として構成したものである。この弾性退部38を構成する材料は、第1の実施形態の弾性部34と共通したもののうち、ヘッド部31−1および柄部25を一体に成形するのに適したものが選択される。
この実施形態によれば、基本的には第1の実施形態と同じ作用効果を発揮することができるが、ヘッド部31および柄部25がブラシ部を除いて全体として透明な軟質材料で形成されているため、硬い材料部分が口腔内の歯等に当たってしまうことなどによる不都合が完全に防止できる。
また、ヘッド部を硬質の材料で成形した後に、軟質の透明材料で部分的に被覆して弾性部を形成するのに比べると、製造が容易であるだけでなく、柄部25が僅かに変形することが可能となり、使用時において歯茎等に強い刺激を与えることを抑制できる。
ここで、柄部25とヘッド部31−1をともに形成する軟質の材料の硬度はJIS−K6253におけるタイプAデュロメータ試験において60度ないし90度、好ましくは70度ないし80度程度とされており、第1の実施の形態における弾性部34と比較すると硬めの材料が使用されている。
つまり、歯牙等を保護するだけでなく、ブラシ部55における毛を確実に保持すると共に、使用中に不用意に柄部25等が変形してしまって操作できなくなることを防ぐために適切な硬さとされている。
なお、この場合、柄部25における柄側着脱部28について、硬質材料を一体に成形することや、より確実な固定方法を採用することによって、確実に本体11に固定できるよう構成することが好ましい。
また、ヘッド部を硬質の材料で成形した後に、軟質の透明材料で部分的に被覆して弾性部を形成するのに比べると、製造が容易であるだけでなく、柄部25が僅かに変形することが可能となり、使用時において歯茎等に強い刺激を与えることを抑制できる。
ここで、柄部25とヘッド部31−1をともに形成する軟質の材料の硬度はJIS−K6253におけるタイプAデュロメータ試験において60度ないし90度、好ましくは70度ないし80度程度とされており、第1の実施の形態における弾性部34と比較すると硬めの材料が使用されている。
つまり、歯牙等を保護するだけでなく、ブラシ部55における毛を確実に保持すると共に、使用中に不用意に柄部25等が変形してしまって操作できなくなることを防ぐために適切な硬さとされている。
なお、この場合、柄部25における柄側着脱部28について、硬質材料を一体に成形することや、より確実な固定方法を採用することによって、確実に本体11に固定できるよう構成することが好ましい。
図15ないし図17は、歯ブラシ10の第3の実施形態のヘッド部31−2の構成例を示しており、図15はヘッド背面側から見た概略斜視図、図16はヘッド部をブラシ面側から見た概略斜視図、図17は図16のD−D線端面図であって、ヘッド部の一体成形を示す図である。
図において、第3の実施形態は、第2の実施形態の場合と同様に異なり、柄部25やヘッド部31−2の本体には基材を用いないで、柄部25からヘッド部31−2の本体にかけて透明な弾性部42として構成している。この弾性部42の材質は第2の実施形態と同じである。
図において、第3の実施形態は、第2の実施形態の場合と同様に異なり、柄部25やヘッド部31−2の本体には基材を用いないで、柄部25からヘッド部31−2の本体にかけて透明な弾性部42として構成している。この弾性部42の材質は第2の実施形態と同じである。
第3の実施形態が第2の実施形態と相違している点は、第3の実施形態においては、ブラシ部55のブラシの毛を植毛するための植毛基部41(植毛用の孔36を設けるための基部)が、弾性部42とは異なり、硬質の材料で形成されている点である。
その製法としては、図17に示すように、金型44,45内にインナーコア43を配置し、先に植毛基部41を成形し、その後、成形した植毛基部41をインナーコア43の突起が植毛孔36に収容されるようセットした後、植毛基部41の外側に筋のように弾性部42の材料を成形することにより形成することができる。
その製法としては、図17に示すように、金型44,45内にインナーコア43を配置し、先に植毛基部41を成形し、その後、成形した植毛基部41をインナーコア43の突起が植毛孔36に収容されるようセットした後、植毛基部41の外側に筋のように弾性部42の材料を成形することにより形成することができる。
この実施形態によれば、基本的には第1の実施形態と同じ作用効果を発揮することができるが、ヘッド部31−2および柄部25が植毛基部41を除いて全体として透明な軟質材料で形成されているため、第2の実施形態と同様に硬い材料部分が口腔内の歯等に当たってしまうことなどによる不都合が完全に防止できる。
また、ブラシ部55の毛が硬質の植毛基部41の孔に植毛されることで、植毛された毛は硬質の植毛基部41に支持されることにより、第2の実施形態と比較すると、毛が抜けにくいことから、強靱な構造を実現することができ、かつ柄部25等における弾性部として第2の実施形態よりも若干軟らかい材料を選定できるものである。
しかも、図17に示すように、植毛面32側まで回りこむように弾性部42を配置することができるため、歯牙等への刺激を第2の実施形態と略同等まで抑止できる。
また、ブラシ部55の毛が硬質の植毛基部41の孔に植毛されることで、植毛された毛は硬質の植毛基部41に支持されることにより、第2の実施形態と比較すると、毛が抜けにくいことから、強靱な構造を実現することができ、かつ柄部25等における弾性部として第2の実施形態よりも若干軟らかい材料を選定できるものである。
しかも、図17に示すように、植毛面32側まで回りこむように弾性部42を配置することができるため、歯牙等への刺激を第2の実施形態と略同等まで抑止できる。
上述の各実施形態における各構成は、必要により、その一部を省略したり、他の構成と入れ換えて、異なる構成の組み合わせのもとで実施されてもよい。
ヘッド部などに設ける弾性部をドット状やストライプ状等の各種表面形態として配置してもよく、さらに、弾性部に凹凸を形成してもよい。
上述の実施形態は、電動歯ブラシに関するものであるが、本発明は、電動で駆動するものに限らず、電動で駆動しない通常の歯ブラシにライト機能をつけても適用できることは勿論であり、また、電動歯ブラシの駆動方法が、他の駆動方法であっても構わない。
ヘッド部などに設ける弾性部をドット状やストライプ状等の各種表面形態として配置してもよく、さらに、弾性部に凹凸を形成してもよい。
上述の実施形態は、電動歯ブラシに関するものであるが、本発明は、電動で駆動するものに限らず、電動で駆動しない通常の歯ブラシにライト機能をつけても適用できることは勿論であり、また、電動歯ブラシの駆動方法が、他の駆動方法であっても構わない。
10・・・歯ブラシ、11・・・本体、12・・・スイッチ、14・・・インナーパーツ、21・・・発光手段、25・・・柄部、26・・・柄側突出部、28・・・柄側着脱部、31,31−1,32−2・・・ヘッド部、32・・・ブラシ面、34・・・弾性部、36・・・(植毛用)孔、39・・・基材
Claims (7)
- 一面にブラシ部を形成したヘッド部と、歯ブラシ本体と、前記ヘッド部と前記歯ブラシ本体とを結ぶ柄部とを備える歯ブラシであって、
前記歯ブラシ本体には、前記ヘッド部に向かって光を照射する発光手段を備えているとともに、前記柄部が前記光を透過もしくは通過させる構成とされており、
少なくとも前記ヘッド部表面には、弾性部が形成されていて、
かつ、前記弾性部が透明な材料で形成されている
ことを特徴とする歯ブラシ。 - 前記ヘッド部および前記柄部が硬質の材料で形成されており、かつ前記ヘッド部の表面の少なくとも一部領域に前記弾性部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
- 前記ヘッド部が前記弾性体と同じかこれと同等の軟質材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
- 前記ヘッド部および前記柄部が前記弾性体と同じかこれと同等の軟質材で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の歯ブラシ。
- 前記ヘッド部において、多数の毛を植毛して形成したブラシ部の植毛基部が、透明性を有する硬質材料で形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の歯ブラシ。
- 前記ヘッド部の前記弾性部を構成する材料が軟質材料で形成されており、この軟質材料の硬度が10度ないし70度であることを特徴とする請求項2または5のいずれかに記載の歯ブラシ。
- 前記ヘッド部および前記柄部を構成する軟質材料の硬度が60度ないし90度であることを特徴とする請求項4に記載の歯ブラシ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004256943A JP2006068361A (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 歯ブラシ |
TW93135017A TW200533322A (en) | 2004-04-15 | 2004-11-16 | Toothbrush |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004256943A JP2006068361A (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 歯ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006068361A true JP2006068361A (ja) | 2006-03-16 |
Family
ID=36149574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004256943A Pending JP2006068361A (ja) | 2004-04-15 | 2004-09-03 | 歯ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006068361A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011506028A (ja) * | 2007-12-18 | 2011-03-03 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電動歯ブラシのブラシヘッド/ハンドルインタフェース |
USD723282S1 (en) | 2014-03-17 | 2015-03-03 | Gosmile, Inc. | Toothbrush head |
USD776936S1 (en) | 2015-06-23 | 2017-01-24 | Gosmile, Llc | Toothbrush head |
USD778061S1 (en) | 2015-06-23 | 2017-02-07 | Gosmile, Llc. | Toothbrush |
USD787189S1 (en) | 2014-03-17 | 2017-05-23 | Gosmile, Llc | Toothbrush |
JP2018079051A (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-24 | パイオニア精工株式会社 | 口腔内保清用具 |
JPWO2017051777A1 (ja) * | 2015-09-25 | 2018-07-12 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ |
WO2021131687A1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ接合部 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61144828U (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-06 | ||
JP2003047528A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-18 | Fuji Seiko Kk | 照明付歯ブラシ |
JP2003225122A (ja) * | 2002-02-04 | 2003-08-12 | Yanagisawa Katsuhiko | 歯ブラシ |
-
2004
- 2004-09-03 JP JP2004256943A patent/JP2006068361A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61144828U (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-06 | ||
JP2003047528A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-18 | Fuji Seiko Kk | 照明付歯ブラシ |
JP2003225122A (ja) * | 2002-02-04 | 2003-08-12 | Yanagisawa Katsuhiko | 歯ブラシ |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011506028A (ja) * | 2007-12-18 | 2011-03-03 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電動歯ブラシのブラシヘッド/ハンドルインタフェース |
USD723282S1 (en) | 2014-03-17 | 2015-03-03 | Gosmile, Inc. | Toothbrush head |
USD787189S1 (en) | 2014-03-17 | 2017-05-23 | Gosmile, Llc | Toothbrush |
USD776936S1 (en) | 2015-06-23 | 2017-01-24 | Gosmile, Llc | Toothbrush head |
USD778061S1 (en) | 2015-06-23 | 2017-02-07 | Gosmile, Llc. | Toothbrush |
JPWO2017051777A1 (ja) * | 2015-09-25 | 2018-07-12 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ |
JP2018079051A (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-24 | パイオニア精工株式会社 | 口腔内保清用具 |
WO2021131687A1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ接合部 |
JP7442315B2 (ja) | 2019-12-24 | 2024-03-04 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ接合部 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4646105B2 (ja) | 歯ブラシ | |
US10463462B2 (en) | Electric toothbrush apparatus | |
US10143296B2 (en) | Mouthpiece type of electric toothbrush | |
US20190070326A1 (en) | Oral Care Implement Sterilization System | |
BR112020009006A2 (pt) | aparelho para higiene bucal | |
US11051604B2 (en) | Infant toothbrush | |
EP2156765B1 (en) | Lighted system toothbrush | |
JP2006068361A (ja) | 歯ブラシ | |
JP3958300B2 (ja) | 電動歯ブラシ | |
KR101109003B1 (ko) | 휴대용 칫솔 살균기 | |
EP3073862B1 (en) | Toothbrush | |
EP3073861B1 (en) | Toothbrush | |
JP4802584B2 (ja) | 口腔用清掃具及びこれを用いた口腔清掃方法 | |
US20120137453A1 (en) | Ultrasonic oral cleaner | |
WO2020229815A1 (en) | Electric toothbrush with vibration absorption | |
KR200264996Y1 (ko) | 칫솔질 시간을 알려주는 칫솔 | |
TW200533322A (en) | Toothbrush | |
JP2005253872A (ja) | 指歯ブラシおよび指歯ブラシセット | |
KR102097972B1 (ko) | 손잡이 커버를 갖는 전동 칫솔 | |
KR19990038245U (ko) | 손가락 칫솔 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070828 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100727 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20101214 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |