JP2005296467A - 立体内視鏡用表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置に表示される左右の画像のばらつきを低減して、違和感の少ない表示を行うことができる立体内視鏡用表示制御装置を提供する。
【解決手段】 立体内視鏡2に設けられた左右の対物光学系21L,21Rに基づく左右の光学像は左右のCCD25L,25Rにより撮像され、CCU26L,26Rにより映像信号に変換された後、信号切替装置5、表示制御を行う表示制御装置27L,27Rを経て表示装置7を構成する表示素子28L,28Rに表示される。この表示素子28L,28Rの表示面の一部に表示されるテスト画像をCCD29L,29Rにより撮像し、さらに比較装置8により比較した比較出力により信号切替装置5内のスイッチを切り替えて左右に表示される画像に差がある場合にはより違和感の少ない左右の画像を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、立体観察による内視鏡検査を行うことが可能な立体内視鏡装置に関する。
近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分野において、広く採用されるようになった。また、立体映像により内視鏡観察或いは内視鏡検査を行うことができるように、左右に対となる2つの撮像光学系を設けた立体内視鏡が提案されている。
この場合、例えば左右の画像を交互に1台のモニタ表示し、左右の画像に対応して、交互に開閉するシャッタを通して観察する事で、立体に観察する方法や、左右別々の画像を表示する2台のモニタを用いて、左右の目で観察する方法などがある。
これらの方法を用いた場合、片側のモニタや、映像ケーブルなどが故障すると、左右の目が異なる画像を観察するため、観察者は、疲労し易くなる事がある。
特開平6−261341号公報では、上記問題を解決するために、映像ケーブルの断線を検知し、断線していない画像により補う方法を開示している。
特開平6−261341号公報
しかしながら、上記公報の従来例では、左右のモニタでの表示特性が変化した場合における左右の画像のばらつきを解決することができない。そのために、観察者は、違和感を感じたり、疲労し易くなる事がある。
また、上記従来例においては、左右の2つの撮像手段による特性にばらつきが発生すると、やはりモニタ上に表示される左右の画像のばらつきとなってしまい、観察者は、違和感を感じたり、疲労し易くなる事がある。
(発明の目的)
発明は上述した点に鑑みてなされたもので、表示装置に表示される左右の画像のばらつきを低減して、違和感の少ない表示を行うことができる立体内視鏡用表示制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、同一被写体に対して立体内視鏡により撮像された少なくとも左右に視差を有する2つの撮像信号に対する信号処理を行い、表示手段に対して立体観察用の左右の画像を送出する立体内視鏡用表示制御装置において、
前記表示手段における少なくとも一部にテスト信号を表示させるテスト信号発生手段と、
前記表示手段に表示される前記テスト信号の表示状態を監視する監視手段と、
前記監視手段の出力に基づき、前記表示手段による左右の画像表示を制御する表示制御手段と、
を具備したことを特徴とする。
上記構成により、上記表示手段に表示される左右の画像にばらつきが発生しても、上記表示制御手段によりばらつきを軽減する画像表示を行う制御をすることにより、違和感の少ない立体観察用の画像表示を行えるようにしている。
本発明によれば、立体観察用の左右の画像を表示する表示手段に表示される左右の画像にばらつきが発生しても、違和感の少ない立体観察用の画像表示を行える。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1ないし図12は本発明の実施例1に係り、図1は本発明の実施例1の立体内視鏡装置の全体構成を示し、図2は信号切替装置の内部構成を示し、図3は信号切替装置の動作説明のタイミングチャ−トを示し、図4は表示制御装置の内部構成を示し、図5は表示装置の内部構成を平面図により示し、図6は図5の側面側から見た概略の構成を示し、図7は図5の接眼部付近の構成及び変形例の構成を示す。
また、図8はワイド用表示素子における通常時の表示画面例を示し、図9はワイド用表示素子における切替時の表示画面例を示し、図10は左右の表示素子における通常時の表示画面例を示し、図11は比較装置の内部構成を示し、図12は変形例における比較装置の内部構成を示す。
図1に示すように本発明の実施例1の立体内視鏡装置1は、立体撮像を行う立体内視鏡2と、立体内視鏡2に照明光を供給する光源装置3と、立体内視鏡2の撮像手段に対する信号処理を行う信号処理装置4と、信号切替を行う信号切替装置5と、表示制御を行う表示制御装置部6と、画像表示を行う表示装置7と、左右の画像表示の差異を検出する比較装置8とを有する。
立体内視鏡2は、被写体の光学像を結像する光学系を先端に設けた細長の挿入部11、この挿入部11の後端に設けられ、術者等が把持する把持部12、この把持部12の後端に設けられた接眼部13とを有する光学式内視鏡14と、この接眼部13に着脱自在に装着され、撮像手段を内蔵したテレビカメラ15とから構成される。
図1においては、立体内視鏡2を光学式内視鏡14と、テレビカメラ15とにより構成したものを採用しているが、撮像手段を光学系の結像位置に配置した立体電子内視鏡により構成しても良い。
立体内視鏡2における挿入部11内には、照明光伝送手段としてのライトガイド16が挿通されており、このライトガイド16の後端のライトガイド口金にはライトガイドケーブル17を介して光源装置3からの照明光が供給される。このライトガイド16は、挿入部11の先端部18に設けた照明窓にその先端面(出射端面)が固定されており(図1では省略)、その先端面からさらに照明レンズを経て照明光を出射し、この照明光により挿入部11が挿入される体腔内の患部等の被写体を照明する。
立体内視鏡2における挿入部11の先端部18には、照明された(同一の)被写体に対して、左右方向において視差をもって結像するように、左右に離間して配置された左用の対物光学系21Lと右用の対物光学系21Rと、これら左右用の対物光学系21L,21Rにより得られる被写体像より広い結像範囲で結像する広角或いはワイド(W)用の対物光学系21Wとが配置されている。
左右用及び広角用の対物光学系21L、21R、21Wによる各光学像は、挿入部11内に挿通されたリレー光学系22L、22R、22Wによりそれぞれ後方側に伝送され、接眼部13に配置された接眼光学系23を経て肉眼で観察することができる。なお、図1においては、リレー光学系22L、22R、22Wに対向して配置された3つの接眼レンズを接眼光学系23にて代表して示している。
図1に示すように接眼部13にテレビカメラ15が装着されると、接眼光学系23に対向してテレビカメラ15内に設けられた結像光学系24により、それぞれの結像位置に配置された撮像手段としての電荷結合素子(CCDと略記)25L、25R、25Wに結像される。
つまり、左右用及び広角用の対物光学系21L、21R、21Wによる各光学像は、リレー光学系22L、22R、22W等を介して左右用及び広角用のCCD25L、25R、25Wにそれぞれ結像され、それぞれ光電変換される。
これらCCD25L、25R、25Wは、信号線を介して、信号処理装置4を形成するカメラコントロールユニット(CCUと略記)26L、26R、26Wにそれぞれ接続される。
左右用及び広角用のCCU26L、26R、26Wは、左右用及び広角用のCCD25L、25R、25Wにより光電変換されて出力される撮像信号に対して、映像信号に変換する信号処理を行う。
これらCCU26L、26R、26Wから出力信号は、信号切替を行う信号切替装置5を介して表示制御装置部6を構成する表示制御装置27L、27R、27Wに入力される。各表示制御装置27L、27R、27Wの出力信号は、表示装置7における映像表示を行う例えば液晶モニタ(LCDと略記)等により形成される表示素子28L、28R、28Wにそれぞれ入力される。
表示制御装置27L、27R、27Wは、信号切替装置5を介してCCU26L、26R、26Wから出力される映像信号を表示素子28L、28R、28Wに適合する信号にそれぞれ変換する。
この表示装置7における表示素子28L及び28Rの表示面付近には、表示素子28Rと表示素子28Lに表示される同一のテスト信号の画像の(表示状態を監視するために)少なくともその一部を撮影するCCD29L、29Rがそれぞれ配置されている。
また、本実施例においては、CCD29Rと、CCD29の出力信号を比較する比較装置8が設けてあり、この比較装置8の出力信号は、信号切替装置5に入力され、比較装置8の比較結果により信号切替装置5から出力される信号を切り替える。
より具体的に説明すると、比較装置8によって、CCD29R及びCCD29の出力信号における輝度信号成分を比較し、その比較による両信号差が所定値以上である場合にはその比較結果の出力信号により、信号切替装置5におけるワイド用の表示素子28Wに表示するための映像信号を切り替える。
つまり、通常時には、信号切替装置5は、ワイド用のCCD25Wで撮像したワイド用の映像信号を出力するが、比較装置8による比較出力によって、左右の映像信号を出力するように切り替え、従ってワイド用の表示素子28Wには左右の画像が隣接して表示される状態に切り替えられる。
このため、以下に説明するように信号切替装置5の内部には、左右の画像が例えば倍速で書き込まれる左右画像メモリを設け、比較装置8の出力信号により、この左右画像メモリに格納された左右の画像を読み出して、表示制御装置27Wを介してワイド用の表示素子28Wに出力する。
図2は信号切替装置5の内部構成を示す。
この信号切替装置5は、比較装置8の出力信号に基づき切り替えて出力するスイッチ31R、31W、31Lと、CCU26LとCCU29Rからの両映像信号を記録する左右画像メモリ32と、左右画像メモリ32の動作を制御するメモリコントローラ33と、左右画像メモリ32と、メモリコントローラ33の動作クロックを生成するタイミングジェネレータ(TGと略記)34とを有する。
また、スイッチ31Rは、CCU26Rからの出力信号(映像信号)を左右画像メモリ32に出力する場合と、表示制御装置27Rに出力する場合とを切り替える。またスイッチ31Lは、CCU26Lからの出力信号(映像信号)を左右画像メモリ32に出力する場合と、表示制御装置27Lに出力する場合とを切り替える。また、スイッチ31Wは、CCU26Wからの出力信号を表示制御装置27Wに出力する場合と、左右画像メモリ32からの出力信号を表示制御装置27Wに出力する場合とを切り替える。
TG34のクロックは、CCU26L、26Rから出力される映像信号における水平同期信号の倍速で左右画像メモリ32に左右の画像を書き込むことができるようにしている。そのタイミングチャートを図3に示す。
通常時における左右の映像信号は、図3(A)及び図3(B)のようになるが、CCD29R及びCCD29の出力信号に所定値以上に差があった場合には、左右のCCU26L、26Rからの映像信号は、図3(C)に示すように倍速(図3(A)及び図3(B)における水平1周期の1/2)で左右画像メモリ32に書き込まれる。
つまり、図3(C)に示すようにCCU26Lの映像信号の第1ラインの信号L1は、倍速で左右画像メモリ32に書き込まれ、書き込みが終わった所で、CCU26Rの第1ラインの信号R1が同様に左右画像メモリ32に続けて書き込まれる。
次の第2ラインの信号L2、R2も同様に、表示素子28Wの1/2の水平周期の時間でCCU26L、26Rの順に最終ラインまで左右画像メモリ32に書き込まれる。
左右画像メモリ32に書き込まれた順に、左右画像メモリ32から表示制御装置27Wに出力される。この場合、図3(D)に示すように出力クロックは、映像信号の水平同期信号と同じで、メモリコントローラ125を用いて、1ライン飛ばし(つまり、L1,R2、L3,R3、L5,R5、…)で左右画像メモリ32から表示制御装置27Wに出力される。
図4は表示制御装置27Rの詳細を示す。表示制御装置27Rは、信号切替装置5から出力されるアナログのビデオ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器41と、A/D変換器41の出力を受け表示素子のフォーマットに合致するように、画素補間等の処理によりフォーマット変換を行うスケーラ42と、スケーラ42からの出力を画像1枚分のデータとして記憶する撮像画像メモリ43とを有する。
また、この表示制御装置27Rは、あらかじめテスト信号として、RGB信号系におけるRGBの出力レベルが同一となるような白色信号を記録したテスト画像メモリ44と、撮像画像メモリ43と、テスト画像メモリ44の動作を制御するメモリコントローラ45と、信号切替え装置5から出力される同期信号に基づいて前記A/D変換器41、スケーラ42、撮像画像メモリ43、テスト画像メモリ44に対して動作用クロックを印加するタイミングジェネレータ(TGと略記)46を有する。
表示装置7の上面図を図5、側面図を図6、正面図を図7(A)に示す。表示装置7には、表示制御装置27Rの出力信号による映像を表示する表示素子28Rと、表示制御装置27Lの出力信号による映像を表示する表示素子28Lを有する。これらの映像は、光学系47R、48及び47L,48を介して接眼部49の接眼光学系50R、50Lに導かれる。
また接眼部49(の接眼光学系50R、50L)の上部には、表示制御装置27Wの出力信号による映像を表示する表示素子28Wが設けてある。この表示素子28Wは、観察者51が視線を上部に動かす事で観察できる位置に配置してある。
なお、図7(A)のように接眼部49の上部側に表示素子28Wを設けるものに限定されるものでなく、図7(B)に示すように接眼部49の下部側に表示素子28Wを設けるようにしても良い。
この表示素子28Wには、通常時には図8に示すようにCCU26Wの出力信号によるワイド映像Iwが全画面に表示される。この表示素子28Wには、切替時には、図9に示すようにCCU26L,26Rによる左右の映像Il,Irが左右に2画面表示する状態になる。
さらにこの表示装置7には、左右の表示素子28L、表示素子28Rにおけるテスト信号を表示する表示領域(例えば図5の上面図で符号Itl、Itr、以下の図10の正面図で示す部分)の少なくとも一部を撮影できる位置にCCD29LとCCD29Rとが配置されている。CCD29LとCCD29Rの出力信号は、比較装置8に入力され、比較装置8による比較出力結果により、信号切替装置5の切り替え動作を制御する。
図10は表示素子28L、28Rにおけるテスト信号の表示領域例を示す。この例では表示素子28L、28Rの例えば4隅の1つの部分にテスト信号の表示領域Itl、Itrを設けている。そして、各表示領域Itl、Itrに対向してその表示状態を監視するための監視手段を形成するCCD29L,29Rが配置されている。
比較装置8の詳細を図11に示す。
この比較装置8は、CCD29Rの信号を映像信号に変換するCCU51Rと、CCD29Lの信号を映像信号に変換するCCU51Lと、CCU51R、51Lからの出力信号を、輝度信号Yと色信号Cとに分離するY/C分離回路52と、Y/C分離回路52の輝度信号の出力を比較する比較器53とを有する。
この比較器53は、例えばウインドウ型コンパレータにより形成され、両輝度信号の出力差がある値以上になると、切り替えを行う切り替え信号を信号切替装置5に出力し、表示素子28Wには図9に示すように、この共通の表示素子28Wの画面上に、左右の画像の表示を行うようにして、(切り替え前よりも)左右の画像の表示状態の差を減少させるような画像表示を行う。
次に本実施例の作用を説明する。
信号切替装置5は、通常時は図1に示すように、CCU26Rの信号を表示制御装置27Rに、CCU26Lの信号を表示制御装置27Lに、CCU26Wの信号を表示制御装置27Wに出力するようにしてある。
そして、CCD26Rの信号は、表示素子28Rで、CCU26Lの信号は、表示素子28Lで、CCU26Wの信号は、表示素子28Wで観察できる。これにより、観察者は51は、表示素子28R、28Lを観察することで、立体観察ができ、また表示素子28Wを観察することで、ワイド画像を2次元で観察する事ができる。
図4に示す表示制御装置27R(27L、27Lも同じ構成)により、右CCD25R、左CCD25Lで撮影された映像を記憶する撮像画像メモリ43と、あらかじめテスト画像メモリ44に記憶したテスト信号の白色映像信号を、メモリコントローラ45により撮像画像メモリ43とテスト画像メモリ44の内容を切り替え、表示素子28R、28Lの一部分には白色映像を表示し、残りの部分には、右CCD25R、左CCD25Lで得られた映像を表示する事ができる。
テスト画像メモリ44は、RGB等の他の色を記憶しても良いし、輝度を複数変化させられるようにしても良い。
図4に示すように、一部分に表示したテスト信号を表示装置7に内蔵したCCD29R、CCD29Lにより撮影できる。また観察者51が上方に視線を動かすと、表示素子28Wの画像を観察することができる。
図11に示すようにCCU29R、29Lで撮像した白映像信号をCCU51R、51Lと、Y/C分離回路52を介する事で、輝度信号を電圧として得る事ができる。CCU51Rから得られる輝度信号と、CCU51Lから得られる輝度信号との差を求め、差が基準電圧(或いは閾値)より大きい場合は、例えばTTLレベルでHの信号を出力する。 差が基準電圧(或いは閾値)以下の時は、TTLレベルでLの信号が、比較装置8から出力され、スイッチ31R,31L,31Wは切り替わらず、図8に示すように、表示素子28Wは、CCU26Wからの映像信号を表示する。
一方、輝度信号の差がしきい値以上の場合は、TTLレベルでHの信号が、比較装置8から出力され、スイッチ31R,31L,31Wが切り替わり、CCU26Rの信号と、CCU27Lの信号とがメモリコントローラ33によって、図3(C)のように制御される。
つまり、CCD26R、26Lの映像信号は、図3(A)或いは図3(B)に示す映像信号の水平同期信号の場合からその倍速のタイミングで左右画像メモリ32に書き込まれる。
また、左右画像メモリ32のデータは、メモリコントローラ33によって、図3(D)に示すように水平同期信号と同じ速度で、1ライン飛ばしで読み出しされ、表示制御装置27Wに入力される。そして、図9に示すように、アスペクト比が変化せず1つの表示素子28Wで左右の画像が表示され、観察者51が視線をずらせば、この表示素子28Wの画像を観察する事で、立体観察する事ができる。
本実施例では、一部分に常にテスト画像として、白信号を表示しているが、電源投入時や、チェック時等、限定的なタイミングで、テスト画像を表示し、切り替えを行っても良い。また、Y/C分離にて輝度信号を基準として比較に用いているが、色信号を比較しても良い。
本実施例は以下の効果を有する。
表示素子RとLの差が大きくなった事を検出し、表示素子を切替える事で、差異の大きい画像を観察しなくて良い。1枚の表示素子を代用するので、左右に表示される表示画像の差は減少する。また、画像が切り替わる事から、表示素子の異常と判断できるため、修理や買い替えなどの対応が取れ、差があるまま使用し続けるという事を避けられる。
図12は変形例における比較装置8′の構成例を示す。この比較装置8′は、図10の比較装置8において、Y/C分離回路52の出力信号は減算器54を通して比較器56に入力されると共に、インバータ55を通して比較器56に入力される。
また、この比較器56には、基準電圧発生回路57から基準の電圧が印加される。つまり、この比較器56には、基準電圧発生回路57から基準の電圧が印加されており、この比較器56はY/C分離回路52側からの2つの信号における輝度信号のレベル差が、基準の電圧より大きいか否かを比較する。
そして、この比較器56の出力信号は、信号切替装置5に印加され、この比較器56の出力信号が、例えばHレベルになると、上述した実施例1と同様に信号切替装置5によるスイッチ31R、31L、31Wを切り替えるようにする。
また、減算器54の出力信号は、一方のCCU(ここではCCD26R)内の例えばCCD25Rからの(例えば色分離する前の)撮像信号を増幅するオートゲインコントロールアンプ(AGC)58のゲインコントロール端子に印加される。
そして、この減算器54の出力信号により、このAGC58のゲインを可変制御し、他方のCCU26Lの信号レベルと一致するように制御する。この場合、AGC58のゲインコントロール端子によるゲイン制御の電圧レベル範囲が所定の値以内に設定されており、その値以上になると、AGC58のゲインは可変できないで最大値或いは最小値のままになる。
つまり、この変形例では、左右の表示素子28L,28Rにおけるテスト信号の例えば白レベルが異なっていると、例えばCCU26R側の信号レベルを(CCU26L側の信号レベルに)一致するようにゲイン調整する。このゲイン調整により、調整しきれない程度に白レベルが異なると、比較器56の出力信号により、実施例1のように信号切り替えを行う。
本変形例によれば、時間的或いは経年変化等により、左右のCCU26L,26Rや左右の表示素子28L,28Rの特性変化等により白レベルの差異が発生しても、その差異を補正して立体観察し易い状態で表示できる。その他は、実施例1と同様の効果を有する。
なお、比較装置8′においては、一方のCCU26RのAGC58のゲインを制御する場合で説明したが、他方のCCU26L側も同様に制御しても良い(例えばインバータ55の出力をCCU26L内のAGCのゲインを制御すれば良い)。
次に本発明の実施例2の立体内視鏡装置を図13から図15を参照して説明する。図13は、実施例2の立体内視鏡装置1Bの全体構成を示す。
この立体内視鏡装置1Bは、立体撮像を行う立体内視鏡2Bと、立体内視鏡2Bに照明光を供給する光源装置3と、立体内視鏡2Bの撮像手段に対する信号処理を行う信号処理装置4Bと、表示制御を行う表示制御装置部6Bと、画像表示を行う表示装置7Bとを有する。
立体内視鏡2Bは、被写体の光学像を結像する光学系を先端に設けた細長の挿入部11、この挿入部11の後端に設けられ、術者等が把持する把持部12、この把持部12の後端に設けられた接眼部13とを有する光学式内視鏡14Bと、この接眼部13に着脱自在に装着され、撮像手段を内蔵したテレビカメラ15Bとから構成される。
この立体内視鏡2Bは、図1の立体内視鏡2において、ワイド用の対物光学系21Wを有しないで、左右用の対物光学系21L,21Rを備えた光学式内視鏡14Bと、やはりワイド用CCD25Wを有しないで、左右用のCCD25L,25Rを備えたテレビカメラ15Bとから構成されている。なお、ワイド用の対物光学系21Wを有しないので、リレー光学系22W等も備えていない。
また、信号処理装置4Bは、図1におけるCCU26Wを有しないで、CCU26L及びCCU26Rとから構成されている。また、同様に、表示制御装置部6Bは、図1の表示制御装置部6において、表示制御装置27Wを有しないで、2つの表示制御装置127L,127Rとから構成されている。
また、表示装置7Bは、図1の表示装置7において、ワイド用の表示素子28Wを有しないで、2つの表示素子28L,28Rと、2つのCCD29L,29Rとを有する。 図14は表示制御装置127R(127Lも同じ構成)の詳細を示す。
表示制御装置127Rは、CCD25Rから出力されるアナログのビデオ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器61と、A/D変換器61の出力を受け表示素子のフォーマットに合致するように、画素補間等の処理によりフォーマット変換を行うスケーラ62と、スケーラ62からの出力を画像1枚分のデータとし、RGBデジタルデータとして記憶する撮像画像メモリ63とを有する。
また、この表示制御装置127Rは、あらかじめテスト信号としてRGB信号系における、RGBの出力レベルが同一となるような白映像信号を記録したテスト画像メモリ64と、撮像画像メモリ63及びテスト画像メモリ64の動作を制御するメモリコントローラ65と、CCD29Rに基づく(Y/C分離回路69及びA/D変換器70を経た)出力と、テスト画像メモリ64の出力とを参照するLUT66とを有する。なお、テスト画像メモリ64の出力を、LUT66に入力しない構成にしても良い。
上記表示制御装置127Rは、CCD25Rから出力される同期信号に基づいて前記A/D変換器61と、スケーラ62と、撮像画像メモリ63と、テスト画像メモリ64と、メモリコントローラ65と、LUT66への動作クロックを生成するTG67とを有する。
さらにこの表示制御装置127Rは、CCD29Rの信号を映像信号に変換するCCU68と、CCU68の映像出力信号を輝度信号と、色信号に分離するY/C分離回路69と、Y/C分離回路69から得られた輝度信号を変換するA/D変換器70と、LUT66の出力及び撮像画像メモリ63の出力とを加算する加算器71とを有する。
LUT66は、図15に示すような補正値を出力するテーブルである。テスト画像メモリ64には、目標とすべきデータが記録されている。この場合、被写体を撮影した時、最適な見え方をする表示装置7B(の表示素子28R)に対するガンマ特性があらかじめ測定してあり、そのガンマ特性で表示する補正値が上記目標とすべきデータとしてLUT66に記録してある。なお、テスト画像メモリ64の出力は、必ずしもLUT66に入力することが不可欠のものでない。
表示装置7Bの内部においては、表示素子28R、表示素子28Lのテスト信号を表示した部分の少なくとも一部を撮影できる位置にCCD29R及びCCD29Lとが配置されている。
本実施例では、以下に説明するように表示素子28R、表示素子28Lにテスト信号を表示し、それをCCD29R及びCCD29Lにより撮像して、表示制御装置127R、127L内の補正情報を格納したLUT66により補正情報を読み出して最適な見え方となるような表示制御を行うようにしている。
より具体的には、表示素子28R、表示素子28Lにテスト信号を表示し、それをCCD29R及びCCD29Lにより撮像して、表示制御装置127R、127L内のCCU68及びY/C分離回路69によりその輝度信号成分を抽出し、さらにA/D変換器70によりデジタル信号に変換してLUT66から、対応する補正値を読み出す。
そして、(CCD25R,25Lに対する信号処理を行う)CCU26R、26Lからの出力信号に対応する撮像画像メモリ63からの出力信号に対して、例えば補正値を加算することにより、最適な見え方となるような表示を行うように補正を行うことが特徴となる。
次に本実施例の作用を説明する。
図14に示す表示制御装置127Rにより、CCD25R、CCD25Lで撮影された画像を記憶する撮像画像メモリ63と、あらかじめテスト画像メモリ64に記憶したテスト映像信号である白色を、メモリコントローラ65により撮像画像メモリ63とテスト画像メモリ64の内容を切り替えることができる。
CCD29R(又はCCD29L)の出力信号と、テスト画像メモリ64に記憶したデータとによりLUT66から補正値を読み出す。
テスト画像メモリ64には、目標とすべきデータが記録されている。図15は、A/D変換器70の出力データが8bits信号で出力されるとして、上位5bitsは、全て1、下位3bitsが変化する場合のそれぞれの補正値をLUT66が出力する場合を示している。
例えば、A/D変換器70の下位3bitsの出力が111の時、LUT66のデータは、000である。
また、A/D変換器70の下位3bitsの出力が110になった場合には、LUT66のデータは001であり、A/D変換器70の下位3bitsの出力が101の場合には、LUT66のデータは010である。これらLUT66の出力信号は、加算器71により撮像画像メモリ63とテスト画像メモリ64の出力であるRGBのデジタルデータにそれぞれ同じ値を加算する。
テスト画像メモリ64の値と、LUT66より補正されたテスト画像メモリ64の出力が一致した時、LUT66の出力は000である。
これによって、白映像データをCCD29Rで撮影した結果と、テスト画像メモリ64のデータとを常に同じにでき、テスト画像メモリ64に記録した白色データは、被写体を観察した時、最適な表示特性、より具体的には最適なガンマ特性が得られるデータをあらかじめ測定し、テスト画像として、テスト画像メモリ64に記録してあるため、常に最適なガンマ特性に補正する事ができる。
なお、撮像画像メモリ63の出力信号に対してLUT66の補正値を加算器71により加算して補正する構成の代わりに、乗算を行う乗算器を用いて補正を行うようにしても良い。
映像信号をLUT66で補正する以外に、バックライトの出力電圧を変更し、輝度を調整する事もできる。
本実施例では一部分に常にテスト信号として、白信号を表示しているが、電源投入時や、チェック時等、限定的なタイミングで、テスト信号を表示し、調整を実施しても良い。さらに、RGBが同レベルである、白信号をテスト信号に用いているが、RGBにしても良いし、白も単一輝度ではなく、数種類に変更しても良い。
本実施例は以下の効果を有する。
随時、左右に表示される画像信号(映像信号)を適切に補正する事ができ、違和感が少なくできる。また、実施例1の切り替え方式と比較し、余分な表示素子を設ける必要が無く、装置の大型化を避ける事ができる。さらに、最終的に観察者が観察する表示素子を測定して調整を行うため、CCU26R、26Lや右CCD25R、左CCD25Lのばらつきによる差異も含めて補正を行う事ができる。
次に実施例2の変形例を図16から図18を参照して説明する。
図16は実施例2の変形例の立体内視鏡装置1Cを示す。この立体内視鏡装置1Cは、図13の立体内視鏡装置1Bにおいて、表示制御装置部6Bの代わりに表示制御装置227R,227Lからなる表示制御装置部6Cを採用し、かつ表示装置7Bの代わりに表示装置7Cを採用している。
この表示装置7Cにおける左右の表示素子81L、81Rとしては、半透過型LCDを用いている。表示素子81R、81Lの前にフロントライト82L、82Rが設けてあり、フロントライト82L、82Rは、表示制御装置227R,227Lからの出力信号により、フロントライト82L、82Rの点灯のON/OFF制御が行われる。この表示装置7Cにおけるその他は表示装置7Bと同様の構成である。
図17は表示制御装置227Rの構成を示す。
図17に示すように、表示制御装置227Rは、図14の表示制御装置127Rにおいて、撮像画像メモリ63とテスト画像メモリ64の出力信号を表示素子81Rに出力する構成にすると共に、LUT66には、TG67からのクロック信号とCCD29Rにより表示素子28Rを撮像した信号が入力されるようにしている。このLUT66には、フロントライト82RをON或いはOFFする情報が記憶されている。
そして、このLUT66の出力信号により、フロントライト82L、82Rの点灯のON/OFF制御をする。この場合、例えば、LUT66の出力信号により、フロントライト82L、82Rの点灯信号に利用するようにしても良い。
その他は、図14の表示制御装置127Rと同様の構成である。
次に本変形例の作用を説明する。
バックライトは一般的に古くなると暗くなっていく。LUT66にはフロントライト82RをON/OFFする情報があらかじめ記憶してあり、表示素子81Rを撮像するCCD29Rの信号が暗いとフロントライト82RをONする。それにより、表示素子81R、81Lに内蔵されているバックライトが古くなり、暗くなっても補助的に光を得る事ができる。
このように本変形例によれば、表示素子81R、81Lに用いられるLCDが長期間の使用や寿命によりバックライトの輝度の低下が発生しても、その輝度低下を常にCCD29R、29Lを用いて監視でき、その出力に基づいて輝度不足を解消できる。
またさらに変形例として、図18に示すように表示装置7Cには、その上面に蓋により開閉できる天板開口部83を設けている。
そして、表示制御装置227R、227Lの出力信号により、フロントライト82L、82RのON/OFF制御を行う代わりに、天板開口部83の蓋の開閉制御を行うようにしている。例えば、図17のLUT66の出力により、フロントライト82Rの点灯を行う代わりに天板開口部83の蓋を開くように制御して表示装置7C内に外光を取り入れるようにしても良い。またバックライトは熱くなることがあるが、天板開口部83開口を設ける場合、冷却効果も得られる。
なお、上述した各実施例等において、左右の画像をそれぞれ表示する表示素子28L,28R等に表示されるテスト信号の少なくとも一部を撮像してその表示状態を監視するための撮像手段としてCCD29L,29Rを採用した場合で説明したが、テスト信号の少なくとも一部の輝度レベルや色調等を検出するフォトダイオード或いはフォトトランジスタ等の光検出素子を採用しても良い。この場合には、より簡単な構成にできるし、コンパクト化することもできる。
また、光検出素子を採用する場合、色透過フィルタを備えたRGBセンサ等を採用しても良い。
[付記]
1.請求項1において、前記監視手段は、前記表示手段における左右の画像をそれぞれ表示する第1及び第2の表示素子に共通に表示されるテスト信号をそれぞれ撮像する第1及び第2の撮像手段を有し、前記表示制御手段は、前記第1及び第2の撮像手段の出力信号を基準の情報を参照することによって前記第1及び第2の表示素子にそれぞれ表示される左右の画像の表示状態の差を減少させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の立体内視鏡用表示制御装置。
2.付記1において、前記基準の情報は、ルックアップテーブルにより形成される。
3.請求項3において、前記第1及び第2の撮像手段の出力信号が比較される前記基準の信号は、それぞれ前記第2及び第1の撮像手段の出力信号である。
4.付記3において、前記表示制御手段は、前記基準の信号との比較結果により、前記第1及び第2の表示素子側にそれぞれ出力される第1及び第2の信号における少なくとも一方の信号のゲインを可変制御する。
5.請求項1において、前記表示制御手段は、前記監視手段の出力により、同一の表示素子の表示画面上に、前記左右の画像を表示するように画像表示の切替制御を行う。
6.付記1において、前記基準の情報は、前記第1及び第2の表示素子における表示特性を補正する補正情報を含む。
7.請求項1において、前記表示手段は、第1、第2及び第3の表示素子を有する。
8.付記7において、前記第3の表示素子は、前記第1及び第2の表示素子とは上下方向に異なる位置に配置される。
9.付記7において、前記第3の表示素子は、左右の画像を表示する表示部を有する。
立体内視鏡の挿入部を体腔内に挿入して患部等の同一被写体に対して視差のある左右の映像信号を生成し、表示装置における左右の表示素子に表示することにより、立体感のある観察像が得られようになり、診断を行い易くできる。
本発明の実施例1の立体内視鏡装置の全体構成図。 信号切替装置の内部構成を示すブロック図。 信号切替装置の動作説明のタイミングチャ−ト図。 表示制御装置の内部構成を示すブロック図。 表示装置の内部構成の概略を示す平面図。 図5の側面側から見た概略の構成を示す図。 図5の接眼部付近の構成及び変形例の構成を示す図。 ワイド用表示素子における通常時の表示画面例を示す図。 ワイド用表示素子における切替時の表示画面例を示す図。 左右の表示素子における通常時の表示画面例を示す図。 比較装置の内部構成を示すブロック図。 変形例における比較装置の内部構成を示すブロック図。 本発明の実施例2の立体内視鏡装置の全体構成図。 表示制御装置の内部構成を示すブロック図。 ルックアップテーブルにより補正値を出力する場合の入出力データ例を示す図。 実施例2の変形例の立体内視鏡装置の全体構成図。 表示制御装置の内部構成を示すブロック図。 天板開口部を設けた表示装置を示す図。
符号の説明
1…立体内視鏡装置
2…立体内視鏡
3…光源装置
4…信号処理装置部
5…信号切替装置
6…表示制御装置部
7…表示装置
8…比較装置
11…挿入部
13…接眼部
14…光学式内視鏡
15…テレビカメラ
16…ライトガイド
21L,21R,21W…対物光学系
23…接眼光学系
25L,25R,25W…CCD
26L,26R,26W…CCU
27R,27R,27W…表示制御装置
28L,28R…表示素子
29L,29R…CCD
31L,31R,31W…スイッチ
32…左右画像メモリ
33…メモリコントローラ
34,46…TG
41…A/D変換器
43…撮像画像メモリ
44…テスト画像メモリ
51L,51R…CCU
52…Y/C分離回路
53、56…比較器
54…減算器
58…AGC
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (3)

  1. 同一被写体に対して立体内視鏡により撮像された少なくとも左右に視差を有する2つの撮像信号に対する信号処理を行い、表示手段に対して立体観察用の左右の画像を送出する立体内視鏡用表示制御装置において、
    前記表示手段における少なくとも一部にテスト信号を表示させるテスト信号発生手段と、
    前記表示手段に表示される前記テスト信号の表示状態を監視する監視手段と、
    前記監視手段の出力に基づき、前記表示手段による左右の画像表示を制御する表示制御手段と、
    を具備したことを特徴とする立体内視鏡用表示制御装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記監視手段の出力に基づき、前記表示手段に表示される左右の画像に対応する映像信号のレベル差を減少させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の立体内視鏡用表示制御装置。
  3. 前記監視手段は、前記表示手段における左右の画像をそれぞれ表示する第1及び第2の表示素子に共通に表示されるテスト信号をそれぞれ撮像する第1及び第2の撮像手段を有し、前記表示制御手段は、前記第1及び第2の撮像手段の出力信号を基準の信号との比較結果によって前記第1及び第2の表示素子にそれぞれ表示される左右の画像の表示状態の差を減少させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の立体内視鏡用表示制御装置。
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