JP2005296404A - 遊技機データ管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストック機能を有する遊技機の前日及び当日のストックとボーナス入賞との関係を把握・分析できるようにして、ストック機の出玉率の適切な調整に寄与できる遊技機データ管理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ストック機能を有したスロットマシン4において、当日ストック数に対するボーナス入賞数の比率をストック放出率として求めるストック放出率演算手段と、ボーナス入賞数が当日ストック数より大の場合に前日ストック入賞数を求める前日ストック入賞数演算手段と、ボーナス入賞数に対する前日ストック入賞数の比率を前日ストック入賞率として求める前日ストック入賞率演算手段とを備える。ストック放出率及び前日ストック入賞率が遊技機別に一覧にして出力され、ストック機の出玉調整を行う際に、参照するのに有効なデータを提供できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機のデータを管理する遊技機データ管理装置に関する。
最近の遊技機(特にスロットマシン)は、例えば特許文献1に示すように内部当選したボーナスをストックする機能を備えたものが多い。
特開2003−236063号公報
このような遊技機においては当日中に放出できなかったストックを翌日に持ち越すように設計されており、この持ち越されたストックの多寡によってその日の出玉が影響を受けてしまうという事情がある。従って、従来のように設定値を変更するだけでは思い通りに出玉率を調整できないという問題がある。
本発明は上記した背景をもとになされたもので、ストック機能を有する遊技機の前日及び当日のストックとボーナス入賞との関係を把握・分析できるようにして、ストック機の出玉率の適切な調整に寄与できる遊技機データ管理装置を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明の遊技機データ管理装置は、ゲームの開始に応じて実行する抽選で内部当選したボーナスを累積的にストックし、所定のストック放出条件が成立することに応じてストックしたボーナスが入賞可能となるように制御する遊技機の稼働データを管理するための遊技機データ管理装置であって、
当日中にストックしたボーナスの数をストック数として求めるストック数認識手段と、
当日中に入賞したボーナスの数を入賞数として求める入賞数認識手段と、
ストック数に対する入賞数の比率をストック放出率として求めるストック放出率演算手段と、
入賞数がストック数より大の場合に、入賞数からストック数を減算し、前日ストック入賞数を求める前日ストック入賞数演算手段と、
入賞数に対する前記前日ストック入賞数の比率を、前日ストック入賞率として求める前日ストック入賞率演算手段と、
ストック放出率及び前日ストック入賞率を遊技機別に出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記本発明の遊技機データ管理装置は、当日のボーナスストック数と当日のボーナス入賞数との比率を求めるストック放出率演算手段を備えており、このストック放出率をもとにストック機能を有する遊技機において、ストックがどの程度の割合で放出され、ボーナスの入賞に結びつくのか、ボーナス入賞をストックに関連付けて把握できる。また、入賞数に対する前日ストック入賞数の比率を、前日ストック入賞率として求める前日ストック入賞率演算手段を備えており、入賞数がストック数より大の場合には前日のストックを放出したことになり、前日ストック入賞率をもとに、前日のストックが当日のボーナス入賞にどの程度影響しているのか、ボーナス入賞と前日ストックとの関連を把握でき、遊技店の管理者は、遊技機別に出力されるこれらストック放出率及び前日ストック入賞率を参考情報として遊技機の出玉率の調整が可能となる。
その際、遊技機は、出玉率を調整するための出玉率設定手段を有し、
出力手段は、出玉率設定手段による設定情報をストック放出率及び前日ストック入賞率と対応付けて出力することができる。このように、ストック放出率及び前日ストック入賞率が出玉率に対応付けられて遊技機別に出力され、遊技店の管理者はストック機能を有する遊技機におけるストック放出率及び前日ストック入賞率と出玉率との関係を把握・分析できる。
さらに、遊技機は、外部操作に応じてボーナスのストックを消去することが可能なストック消去手段を備えることができる。このように、ストック放出率及び前日ストック入賞率を参考情報とすることにより、遊技店の管理者がストック消しを行うべきか否かを判断して、適切な出玉率に維持することが可能となり、ストック放出率及び前日ストック入賞率を参考情報として設定値を変更し出玉率を調整することも可能である。
なお、設定値について、次のように説明できる。
設定値とは、スロットマシンでボーナスが発生する確率を設定する値であり、遊技店は営業時間外に出玉率設定スイッチを操作することによって設定値を変更する。設定値は、例えば「1」から「6」までの6つの値があり、「1」から「6」へ設定値が上がることによりBIGボーナス或いはREGボーナスをストックする確率(内部当選する確率)或いはボーナスを放出する確率等が高まるようになっていることから、ボーナスが発生し易くなり、出玉率が高まるようになっている。
なお、本明細書中に記す「前日」、「当日」及び「翌日」は、遊技店の営業日を単位とした日付を意味している。
(実施例)
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して説明する。図1は、遊技機データ管理システム100の全体概略図である。遊技機データ管理システム100は、ホールコンピュータ1(遊技機データ管理装置)と、複数のスロットマシン4,4(以下4で代表させることもある)と、それらスロットマシン4,4とホールコンピュータ1とを繋ぐ通信網10とを含んで構成されている。スロットマシン4,4とホールコンピュータ1との通信経路上には、台別情報表示端末3,3(以下3で代表させることもある)が配置されている。
図2は、スロットマシン4の正面図である。スロットマシン4は、筐体を有し、その筐体内にはステッピングモータで回転駆動される3体のリールが収容されている。各リールには図柄(数字を含む図柄)が描かれている。中央部に設けられた表示窓40から各リールの3図柄分が視認可能となっており、これによって左、中、右図柄表示部41L,41C,41Rの図柄表示領域が形成されている。
表示窓40の下部にはメダル投入口42、遊技者が3枚掛けゲームを設定するために操作するMAXBETスイッチ43、遊技者がクレジットを解除するために操作する精算スイッチ44が設けられている。さらにその下部には、遊技を開始するためのスタートスイッチ(スタートレバー)45、左、中、右図柄表示部41L,41C,41Rの図柄変動を停止させるための遊技者が操作する左、中、右ストップスイッチ46L,46C,46Rが設けられている。最下部にはメダル払出口47、メダル貯留皿48が設けられている。
筐体上部には、音声情報を遊技者に提供する報知装置として機能するスピーカ49,49が対をなす形にて設けられている。また、スピーカ49,49の近傍に液晶表示部50が設けられ、遊技の演出を画像情報として遊技者に提供する報知装置としても機能する。これら報知装置により、遊技に関する情報が画像、色彩および音声のいずれか、またはそれらが組み合わされて遊技者に提供される。
次に、図3に示すのは、図1の遊技機データ管理システム100のブロック図である。ホールコンピュータ1は、CPU101、ROM102、RAM103、入出力インターフェイス105(I/O)、HDD104(ハードディスクドライブ)を含み、これらはバスを介して相互通信を行う。入出力インターフェイス105を介してプリンタ106、モニタ107が接続される。HDD104には、プログラム格納領域、遊技データ管理領域が割り振られている。遊技データ管理領域には、スロットマシン4から送られてくる稼働データが集計されて、図5に示すような帳票を得るためのデータベース(データ配列)が作成される。帳票は、プリンタ106及びモニタ107に出力可能である。このように、ホールコンピュータ1のCPU101は、プリンタ106及びモニタ107とともに、スロットマシン4の稼働データを出力する情報出力手段を構成するものである。
台別情報表示端末3は、CPU311、ROM312、RAM313及び入出力インターフェイス314を含む制御部301、表示部302を含んで構成されている。台別情報表示端末3のデータの表示部302には、ボーナス回数、前回ボーナスからのゲーム数などのデータが表示される。
図4はスロットマシン4の電気的構成を概略的に示すブロック図である。スロットマシン4の主制御部であるメイン基板401は、演算装置であるCPU411と、各種プログラムや抽選判定用テーブルが予め記憶された読み取り専用記憶装置であるROM412と、読み書き可能な主記憶装置でありワークエリアとして使用されるRAM413と、入出力インターフェイス414とを中心に構成されている。これらの装置は、図に表れていないバスで相互に接続されている。
メイン基板401には、操作部からの操作信号が、入出力インターフェイス414を経て入力される。メイン基板401に入力された信号は、CPU411に入力される。各操作部は、スタートスイッチ45、左、中、右ストップスイッチ46L,46C,46R、投入メダル検知部42a、MAXBETスイッチ43、精算スイッチ44、遊技店管理者が操作するストック消去スイッチ59及び出玉率設定スイッチ60などを含むものである。遊技が行われている最中の処理は、ROM412に格納されているシーケンスプログラムがCPU411に逐次読み出されて、RAM413に記憶され、遊技の進行に応じて実行される。処理の実行結果は、CPU411から入出力インターフェイス414を介して各動作部(リール駆動部51、メダル払出部52、各種表示ランプ53)に出力される。
入出力インターフェイス414を介して表示制御部54及び音声出力部55と電気的に接続されている。ROM412には、画像表示プログラム、画像データ、音声出力プログラムおよび音声データ等が記憶されており、スロットマシン4の動作に応じてCPU411に読み出される。プログラムの実行とともに、表示制御部54、音声出力部55にそれぞれ画像データ信号、音声データ信号が出力される。液晶表示部50は、表示制御部54を介して制御される。スピーカ49は、音声出力部55、AMP56(アンプリファイア)を介して制御される。
リール駆動部51は、CPU411から出力された駆動パルス信号によって、その動作が制御される。リール51L,51C,51Rは、リール位置検知部57によって1回転ごとに基準位置が検知され、リール基準位置信号がCPU411に入力される。その情報を元にリール制御を行う仕組みになっている。
また、ホールコンピュータ1と台別情報表示装置(遊技データ表示装置)3,3の通信経路上には、中継装置を配置して、各スロットマシン4からのデータを一時的または継続的に蓄積及び管理するように構成することができる。
CPU101(ストック数認識手段)は、スロットマシン4から出力されるボーナスのストックを示すストック信号に基づいて、ストック数を求める機能を有している。CPU101(入賞数認識手段)は、スロットマシン4から出力されるボーナスの入賞を示すボーナス入賞信号に基づいて、入賞数を求める機能を有する。CPU101(ストック放出率演算手段)は、ストック数に対する入賞数の比率をストック放出率として求める機能を有する。
CPU101(前日ストック数演算手段)は、入賞数がストック数より大の場合に、入賞数からストック数を減算し、前日ストック入賞数を求める機能を有している。CPU101(前日ストック入賞率演算手段)は、入賞数に対する前日ストック入賞数の比率を、前日ストック入賞率として求める機能を有する。スロットマシン4のCPU411(出玉率設定手段)は、出玉率設定スイッチ60の操作に応じて出玉率の設定値を変更する機能を有し、また、CPU411(ストック消去手段)は、ストックしたボーナスをストック消去スイッチ59の外部操作に応じて消去する機能を有する。
スロットマシンの動作の仕組みはよく知られており、主要な点のみ説明する。主制御部401においては、メダルの投入に応じて入賞ライン61,62,63(図2参照)が有効化され、各ラインに対応するランプが点灯されるとともに、スタートスイッチ45からゲーム開始信号が入力されることに応じて、大当たり(ボーナスともいう)や小役等の予め定められた複数種類の役のうちいずれを当選とするかを決定するための抽選処理が実行される。このような抽選処理は、主制御部401にて発生させた乱数のサンプリングと、サンプリング乱数に基づき複数種類の役のうちいずれの役に当選しているか、あるいはハズレかを判定することにより行われる。すなわち、主制御部401のCPU411は、抽選手段として機能する。
ここで、主制御部401は、内部当選したボーナスをRAM413にストックして、所定のストック放出条件が成立した場合にボーナス図柄を揃えること(ボーナス入賞)が可能となるように遊技制御(リール制御を含む)を実行する。すなわち、スロットマシン4は、いわゆる「ストック機」として構成されている。ボーナスに内部当選することは、上記した抽選処理においてボーナスに当選することを意味しており、実質的なボーナスの発生とは直結してない。
左、中、右ストップスイッチ46L,46C,46Rを操作すると、対応する左、中、右リール51L,51C,51Rを内部当選フラグに基づいて停止させる。左、中、右リール51L,51C,51Rが停止した時点で入賞役に対応する図柄が左、中、右図柄表示部41L,41C,41Rに表示された場合にメダルを払い出す。
ボーナスのストックがある状態で放出条件が成立すると、放出するボーナスの種類を決定した後、そのボーナスの放出フラグをたて入賞可能な状態となる。ボーナス以外の役は内部当選したゲームに限り入賞可能な状態となる。左、中、右リール51L,51C,51Rは最大4図柄の範囲で引込み制御が実行され、当選フラグに対応する図柄を引込んだり、或いは非当選の役に対応する図柄が揃わないようにする。
なお、ストック放出条件としては、予め決定されたストックゲーム数を消化することとし、ストックゲーム数をボーナスが終了する毎に抽選で決定する。例えば1〜1500ゲームの範囲内で抽選により決定し、そのゲーム数を消化した時点で放出フラグが成立する。また、その他ストック放出条件としては、特定の小役が成立することとし、例えば毎ゲーム「1/700」の確率で抽選する小役に当選すると放出フラグが成立するように設定できる。上記以外にも様々な条件を設定することが可能である。
このように、スロットマシン4における制御装置401は、所定のストック放出条件の成立の有無を判定する手段(CPU411)と、ストック放出条件が成立した場合に、ボーナス記憶手段にストックされたボーナスを消費してボーナス入賞が可能となるようにリール駆動部51を制御する手段(CPU411)とを含んで構成される。
スロットマシン4が備える外部出力端子58からは、次に示す信号が出力される。
アウト信号:メダル投入枚数に応じた出力
セーフ信号:メダル払出枚数に応じた出力
スタート信号(ゲームスタート信号):ゲームの開始に応じた出力
BIGボーナス入賞信号:BIGボーナス入賞時に出力(ボーナス終了時まで出力状態を継続)
REGボーナス入賞信号:REGボーナス入賞時に出力(ボーナス終了時まで出力状態を継続)
BIGストック信号:BIGボーナスをストック時に出力
REGストック信号:REGボーナスをストック時に出力
なお、BIGボーナス及びREGボーナスの内容については周知であるから、説明を省略する。
このように、スロットマシン4の稼働データは、上記各信号によって表現される情報である。また、稼動データは次のように定義している。アウト=メダル投入枚数、セーフ=メダル払出枚数、差玉(差メダルともいう)=セーフとアウトとの差(スロットマシンを遊技することにより遊技者が獲得したメダル数)、出玉率=セーフをアウトで除算した数(スロットマシン所定数のメダルの投入に対して払い出されたメダルの割合、例えば出玉率110%であればアウト100の遊技に対してセーフ110となる)。
ホールコンピュータ1は、台別情報表示端末3を介してスロットマシン4より上記した稼働データを取得することとなる。取得された稼働データは、スロットマシン4の各々について、データの項目別に集計される。これにより、図5に示すような帳票を得るためのデータベース(データ配列)が、HDD104のデータ管理領域内に作成される。
図5の帳票に示すように、ホールコンピュータ1がデータ管理を行う複数のスロットマシン4のそれぞれには、台番号(台番)が付与されている。この台番号をキーとすることにより、台別に稼働データが集計されている。設定値(1〜6)については、遊技店の管理者がキーボード等の入力装置から入力したものとしている。
図5は1営業日において各台毎の稼動データが集計され一覧にした帳票を示す。図5において使われている用語は次の意味を表している。
ゲーム数:ボーナス入賞間のゲーム数の累計(ボーナス中のゲーム数を除く)
前日STB:前日終了時点のBIGボーナスのストック数
当日STB:当日のBIGボーナスのストック数
BIG:当日のBIGボーナスの入賞回数
放出率B:BIG/当日STB
前日率B:(BIG−当日STB)/BIG
(前日率BはBIGが当日STBを上回った場合に出力)
前日STR:前日終了時点のREGボーナスのストック数
当日STR:当日のREGボーナスのストック数
REG:当日のREGボーナスの入賞回数
放出率R:REG/当日STR
前日率R:(REG−当日STR)/REG
(前日率RはREGが当日STRを上回った場合に出力)
次に、稼動データについて説明する。「前日STB」(及び「前日STR」)はHDD104に保存されている。ホールコンピュータ1においては、スロットマシン4から出力されたストック信号又はボーナス入賞信号で表される稼動データを取得することにより、1営業日毎の「当日STB」と「BIG」とが別々に累計されHDD104内に保存される。これとともに、「当日STB」に対する「BIG」の比率を「放出率B」(ストック放出率)として求める(ストック放出率演算手段)。
「BIG」が「当日STB」よりも大の場合、前日のストックが放出されたことになり、その場合「BIG」から「当日STB」を減算し前日ストック入賞数を求める(前日ストック入賞数演算手段)。これとともに、「BIG」に対する前日入賞数の比率を「前日率B」(前日ストック入賞率)として求める(前日ストック入賞率演算手段)。その算出結果はHDD104に保存される。この「前日率B」は「BIG」が「当日STB」を上回った場合に出力される。なお、「BIG」が「当日STB」を上回った場合に該当する「BIG」上に網掛け等で強調表示される。
図5において例えば台番3では設定値が「5」に設定され、「BIG」が「35」(強調表示)、「放出率B」が「133.5%」と表され、「BIG」が「当日STB」を上回っており、「前日率B」が「25.1%」と出力される。
図5に基づいてBIGボーナスについて説明したが、REGボーナスについても、同様の処理がされる。すなわち「REG」、「当日STR」及び「前日STR」から「放出率R」と、「REG」が「当日STR」を上回った場合の「前日率R」とが求められる。その算出結果はHDD104に保存される。
このように、当日のボーナスストック数と当日のボーナス入賞数とから「放出率B」或いは「放出率R」(ストック放出率)を知ることができ、このストック放出率をもとにストック機能を有する遊技機において、ストックがどの程度の割合で放出され、ボーナスの入賞に結びつくのか、ボーナス入賞をストックに関連付けて把握できる。
また、「BIG」或いは「REG」(ボーナス入賞数)が「当日STB」或いは「当日STR」(当日ストック数)より大の場合には「前日STB」或いは「前日STR」(前日のストック)を放出したことになり、「前日率B」或いは「前日率R」(前日ストック入賞率)を知ることにより、前日のストックが当日のボーナス入賞にどの程度影響しているのか、ボーナス入賞と前日ストックとの関連を把握できる。さらに、ストック放出率及び前日ストック入賞率が遊技機別に一覧に出力され、遊技店の管理者が、1営業日終了時においてストック機能を有する遊技機の出玉率の調整をする際に参照するのに有効なデータを提供できる。
遊技店の管理者は、上記ストック放出率及び前日ストック入賞率を参照して、ストック消しを行うべきか否かを判断して、適切な出玉率に維持することが可能となる。例えば台番1、2、5〜9は出玉率の設定値が最低の「1」で、ストック放出率が100%を下回っており、前日以前のストックが当日の出玉に影響を与えていないことが分かる。従って、低い設定値を使用する場合は積極的に前日のストックを消去する必要は無いと判断できる。一方、台番4は設定値が最高の「6」で、放出率Bは163.0%、前日率Bは38.6%となっている。これにより、高い設定値を使用する場合は前日のストックが出玉に大きな影響を与えることが分かるので、出玉率を適正な範囲内に抑えるためには、予めストックを消去しておくことが望ましいといえる。スロットマシン4の前扉を開けて所定の操作(例えばストック消去スイッチ59の操作)をすることにより、ストックを消去することができる。ストック消しの操作が行われたときに出力される信号をCPU411が取得して、RAM413に記憶されたストックを消去する。
また、出力される帳票において、台番号、当日の設定値とストック放出率、前日ストック入賞率とが一覧に表示され、これらを参考情報として出玉率設定スイッチ60を操作して設定値を変更し出玉率を調整することも可能である。上述した通り、図5の帳票からは、高い設定値を使用すると前日のストックが当日の出玉に大きな影響を与えることが読み取れるので、出玉率を高くしたい場合は敢えて前日ストックが多い台を高い設定値へ変更するのが有効であると言える。
なお、実施形態は、本発明を遊技機としてスロットマシンの管理装置に適用した例を示したが、ストック機能を有するパチンコ台の管理装置に適用することもできる。また、変形例として、パチンコ玉を用いるスロットマシン(パロット)を管理対象とする遊技機データ管理装置に適用してもよい。
本発明に係る遊技機データ管理システムの全体概略図。 スロットマシンの正面図。 遊技機データ管理システムの電気的構成を示すブロック図。 スロットマシンの電気的構成を示すブロック図。 各台毎の稼動データを一覧に示す帳票の例。
符号の説明
1 ホールコンピュータ
4 スロットマシン(遊技機)
101 CPU(ストック数認識手段、入賞数認識手段、ストック放出率演算手段、前日ストック入賞数演算手段、前日ストック入賞率演算手段、出力手段)
103 RAM
104 HDD
106 プリンタ(出力手段)
107 モニタ(出力手段)
411 CPU(出玉率設定手段、ストック消去手段)

Claims (3)

  1. ゲームの開始に応じて実行する抽選で内部当選したボーナスを累積的にストックし、所定のストック放出条件が成立することに応じて前記ストックしたボーナスが入賞可能となるように制御する遊技機の稼働データを管理するための遊技機データ管理装置であって、
    当日中にストックしたボーナスの数をストック数として求めるストック数認識手段と、
    当日中に入賞したボーナスの数を入賞数として求める入賞数認識手段と、
    前記ストック数に対する入賞数の比率をストック放出率として求めるストック放出率演算手段と、
    前記入賞数が前記ストック数より大の場合に、前記入賞数からストック数を減算し、前日ストック入賞数を求める前日ストック入賞数演算手段と、
    前記入賞数に対する前記前日ストック入賞数の比率を、前日ストック入賞率として求める前日ストック入賞率演算手段と、
    前記ストック放出率及び前日ストック入賞率を遊技機別に出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機データ管理装置。
  2. 前記遊技機は、出玉率を調整するための出玉率設定手段を有し、
    前記出力手段は、前記出玉率設定手段による設定情報を前記ストック放出率及び前日ストック入賞率と対応付けて出力することを特徴とする請求項1に記載の遊技機データ管理装置。
  3. 前記遊技機は、外部操作に応じてボーナスのストックを消去することが可能なストック消去手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機データ管理装置。
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