JP2005296221A - コンパクト容器 - Google Patents

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Yoshinori Yonebayashi
美紀 米林
Osamu Hiraoka
治 平岡
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Abstract

【課題】 容器本体1とフタ体2とが分離しても鏡8が外れないようにし、鏡8の再利用を可能にする。
【解決手段】 容器本体1に取付けたフタ体2とからなり、フタ体2に設けた鏡収納部13はフタ体2を閉じたときに容器本体1と対向する側に鏡露出窓14を形成し、一側面には挿入口15を設け、挿入口15に対して直交する両側面17の高さ方向長さL2より高さ方向長さL1を短くした収納部側凸部18を形成し、鏡収納部13に収納する鏡枠9を備え、鏡枠9には鏡8を組み込み、鏡枠8の両側面には挿入口15に対して直交する両側面17に対して摺動自在にしたガイド突片11を設け、ガイド突片11は両側面17の高さ方向長さL2から収納部側凸部18の高さ方向長さL1を差し引いた分の厚さL3を保持し、ガイド突片11を設けた側の側面であってガイド突片11以外の面に収納部側凸部18と引っ掛かり合う枠側凸部12を設けた。
【選択図】 図2

Description

この発明は、フタ体に取付けた鏡を取り外し可能にしたコンパクト容器に関する。
この種のコンパクト容器として、文献1に記載された発明が従来から知られているが、この文献1に記載された発明を従来として示したが図7および図8である。
この従来から知られているコンパクト容器は、平面四角形の容器本体50とフタ体51とをからなる。そして、容器本体50は、ファンデーション等の化粧品を充填する凹部50aを設ける一方、容器本体50の一辺には支持凸部52を設けるとともに、この支持凸部52の両端には連結ピン53を設けている。
また、フタ体51は、一対の挿入溝54,54を互いに対向させて、これら溝54,54間に鏡55を挿入するようにしている。そして、上記鏡55を挿入するときの挿入方向後端側には、一対の連結凸部56,56を形成しているが、この連結凸部56,56の対向間隔は、前記した支持凸部52の長さよりもほんのわずかだけ大きくしている。しかも、この連結凸部56,56の対向面には、上記連結ピン53,53を挿入するための軸穴57,57を形成するとともに、この軸穴57,57に導くための導入溝57a,57aを形成している。
今、フタ体51を容器本体50に組み付けるには、容器本体50の支持凸部52に設けた連結ピン53,53と、フタ体51の連結凸部56,56に設けた導入溝57a,57aとを一致させるとともに、連結ピン53,53をそのまま軸穴57にまで導く。このようにすれば、容器本体50とフタ体51とは、連結ピン53,53を軸として回動自在に組み合わせられる。
そして、挿入溝54,54間に鏡55を挿入した状態で、上記のようにフタ体51を容器本体50に組み付けることによって、支持凸部52が、図8に示すように、鏡55の押さえとして機能し、鏡55がフタ体51から抜けるのを防止する。
特開平10−042943号公報
上記のようにした従来の容器では、まず、フタ体51が容器本体50から外れると、鏡55がフタ体51から抜け出てしまうという問題があった。なぜならば、フタ体51を容器本体50に組み付けた状態で、鏡55が抜けるのを防止しているのが、容器本体50側の支持凸部52だからである。そのために、フタ体51が容器本体50から外れてしまうと、フタ体51から鏡55が外れてしまう。
また、当該容器が不要になったとき、例えば、容器本体50に入れた化粧品がなくなったときに、鏡55だけを外してそれを新たな容器に再び組み付けて使用するという構成にはなっていなかった。そのために、当該容器内の化粧品がなくなってしまえば、鏡は当該容器とともに廃棄されるのが現状であった。しかし、実際には、鏡のほとんどが再利用可能である。それにもかかわらず、鏡は当該容器とともに廃棄されていたので、資源の有効活用という観点からも多くの問題を抱えていた。
この発明の目的は、フタ体と容器本体とが外れても、鏡が脱落しないとともに、その鏡の再利用を可能にしたコンパクト容器を提供することである。
この発明は、樹脂製の容器本体と、この容器本体に開閉自在に取付けた樹脂製のフタ体とからなるコンパクト容器において、上記フタ体は、鏡収納部を有し、この鏡収納部は、フタ体を閉じたときに容器本体と対向する側に鏡露出窓を形成するとともに、一側面には挿入口を設け、この挿入口に対して直交する両側面であって、それら両側面の高さ方向長さよりも高さ方向長さを短くした収納部側凸部を形成する一方、上記鏡収納部に収納する樹脂製の鏡枠を備え、この鏡枠には鏡を組み込むとともに、この鏡枠の両側面には、鏡収納部の挿入口に対して直交する上記両側面に対して摺動自在にしたガイド突片を設け、このガイド突片は、上記鏡収納部の両側面の高さ方向長さから収納部側凸部の上記高さ方向長さを差し引いた分の厚さを保持するとともに、上記鏡枠のガイド突片を設けた側の側面であってガイド突片以外の面に、上記収納部側凸部と引っ掛かり合う枠側凸部を設け、鏡枠を鏡収納部にぴったりと収納したとき、上記収納部側凸部と枠側凸部とが引っ掛かり合って、鏡枠が鏡収納部から脱落するのを防止する構成にした点に特徴を有する。
この発明によれば、収納部側凸部と枠側凸部とが引っ掛かり合うことによって、鏡枠が鏡収納部から脱落するのを防止することができる。したがって、フタ体が容器本体から外れたとしても、使用者の意に反して鏡枠が鏡収納部から落ちてしまうことを防止できる。
また、鏡を鏡枠に入れるとともに、その鏡枠をフタ体に入れたり、あるいはフタ体から鏡枠を外したりできるので、例えば、当該容器に化粧品がなくなったときには、フタ体から鏡を入れた鏡枠を取り外し、それを新たな容器に組み込むことができる。したがって、鏡の再利用が可能になり、資源の有効活用につなげられるという効果を期待できる。
図1〜図6に示すこの発明の実施形態は、合成樹脂製の容器本体1と同じく合成樹脂製のフタ体2とを備え、容器本体1側には、化粧品を充填する凹部3を形成するとともに、対向間隔を保った一対の連結凸部4,4を設けている。そして、この連結凸部4,4は、その対向面に軸穴5,5を形成している。
一方、上記フタ体2は、その一側に支持凸部6を設け、この支持凸部6の両側に連結ピン7,7を設けている。このようにした支持凸部6は、その長さを、上記連結凸部4,4の対向間隔よりもわずかに短くして、支持凸部6を連結凸部4,4間に挿入できるようにしている。そして、上記のように支持凸部6を連結凸部4,4間に入れながら、その連結ピン7,7を軸穴5,5に入れることによって、フタ体2を容器本体1に対して回動自在に組み付けることができる。
そして、上記フタ体2には、図2に示すように、鏡8を固定的に組み込んだ鏡枠9を、組み入れたり、あるいはそれを取り外したりできるようにしているが、その具体的な構成は次の通りである。すなわち、上記鏡枠9は、鏡8を組み付けるための組み付け凹部10を備えるとともに、両側にはガイド突片11,11を設けている。このように鏡枠9の両側に設けたガイド突片11,11は、鏡枠9の側面全長にわたって設けるとともに、その厚さは、鏡枠9の厚さのほぼ半分程度にしている。
さらに、鏡枠9のガイド突片11,11を設けた側面には、図4に示すように、断面円弧状にした枠側凸部12,12を設けている。つまり、この枠側凸部12,12は、ガイド突片11,11を設けた側面に、ガイド突片11,11とは別の箇所に設けたものである。
一方、フタ体2には、鏡枠8を収納する鏡収納部13を有するが、この鏡収納部13は、フタ体2を閉じたときに容器本体1と対向する側に鏡露出窓14を形成している。また、この鏡収納部13は、前記した鏡枠8を挿入するための挿入口15を設けている。
さらに、上記鏡収納部13であって上記挿入口15に直交する両側面には、鏡露出窓14の縁16,16とフタ体2の底面2aとが相まってガイド溝17,17が構成されるが、このガイド溝17,17は、挿入口15から挿入した鏡枠8を摺動自在にガイドするものである。
上記のようにしたフタ体2の両側面であるガイド溝17,17内には、図3に示すように、収納部側凸部18,18を設けている。そして、この収納部側凸部18,18を設けた鏡収納部13と鏡8を組み込んだ鏡枠9との相対関係は以下の通りである。
まず、上記収納部側凸部18,18は、鏡枠9のガイド突片11,11が通過するのに支障のない高さ位置を保っている。さらに詳しく説明すると、収納部側凸部18,18は、その高さ方向長さL1を、図4に示すように、挿入口15に対して直交するフタ体2の両側面すなわち上記ガイド溝17,17の高さ方向長さL2よりも短くするとともに、この収納部側凸部18,18の下側にガイド突片11,11が通過するのに必要な間隔L3を確保している。言い換えると、ガイド突片11,11は、鏡収納部13の両側面の高さ方向長さL2から収納部側凸部18,18の上記高さ方向長さL1を差し引いた分の厚さを保持している。
また、上記収納部側凸部18,18と枠側凸部12,12とは、鏡収納部13に鏡枠9を収納したとき、それら両者が同じ高さ位置を保つようにしている。
次に、この鏡収納部13に鏡枠9を組み込む場合について説明する。
先ず、鏡収納部13の挿入口15から鏡枠9を挿入して、鏡収納部13のガイド溝17,17内にガイド突片11,11を挿入する。このとき、収納部側凸部18,18と枠側凸部12,12との高さが同じ位置にあるので、図5に示すように、それら両凸部がぶつかり合うことになる。このような状況の中で、鏡枠9を矢印19方向に強制的に押し込むと、合成樹脂材からなる両凸部が多少変形するので、図6に示すように、枠側凸部12が収納部側凸部18を乗り越えることができる。
そして、上記のように枠側凸部12が収納部側凸部18を乗り越えたその時点で、鏡枠9が鏡収納部13にぴったりと収納される寸法関係にしている。したがって、鏡枠9が鏡収納部13にぴったりと収納されたときには、図6に示すように、枠側凸部12が収納部側凸部18に引っ掛かって、鏡枠9が鏡収納部13から抜け出ることがなくなる。
なお、上記のように鏡枠9が鏡収納部13にぴったりと収納されたときには、鏡枠9の鏡8が鏡露出窓14から露出する関係にしている。
また、上記のように鏡収納部13に収納した鏡枠9をさらに取り出すときには、図6の状態から、鏡枠9を矢印20方向に強制的に引き出せば、このときも、枠側凸部12が収納部側凸部18を乗り越える。したがって、鏡枠9を鏡収納部13から引き出すことができる。
この実施形態のコンパクト容器は、上記のように構成したので、容器本体1とフタ体2とが外れても、フタ体2から鏡8が外れたりしない。
また、フタ体2に対して鏡8を組み込んだ鏡枠9を出し入れできるので、当該容器を廃棄するときには、鏡枠9だけを取り出してそれを再利用することができる。
容器本体とフタ体とを分離した状態の斜視図である。 フタ体の鏡収納部に鏡枠を入れる状況を示した斜視図である。 収納部側凸部の拡大一部断面図である。 フタ体の鏡収納部に鏡枠を組み込んだ状態の断面図である。 フタ体の鏡収納部に鏡枠を組み込む状態の部分断面図である。 フタ体の鏡収納部に鏡枠を組み込んだ状態の部分断面図である。 従来のコンパクト容器を示す分解斜視図である。 従来のコンパクト容器を示す部分断面図である。
符号の説明
1 容器本体
2 フタ体
8 鏡
9 鏡枠
11 ガイド突片
12 枠側凸部
13 鏡収納部
14 鏡露出窓
15 挿入口
18 収納部側凸部
L1 収納部側凸部の高さ方向長さ
L2 鏡収納部の両側面の高さ方向長さ
L3 ガイド突片の厚さ

Claims (1)

  1. 樹脂製の容器本体と、この容器本体に開閉自在に取付けた樹脂製のフタ体とからなるコンパクト容器において、上記フタ体は、鏡収納部を有し、この鏡収納部は、フタ体を閉じたときに容器本体と対向する側に鏡露出窓を形成するとともに、一側面には挿入口を設け、この挿入口に対して直交する両側面であって、それら両側面の高さ方向長さよりも高さ方向長さを短くした収納部側凸部を形成する一方、上記鏡収納部に収納する樹脂製の鏡枠を備え、この鏡枠には鏡を組み込むとともに、この鏡枠の両側面には、鏡収納部の挿入口に対して直交する上記両側面に対して摺動自在にしたガイド突片を設け、このガイド突片は、上記鏡収納部の両側面の高さ方向長さから収納部側凸部の上記高さ方向長さを差し引いた分の厚さを保持するとともに、上記鏡枠のガイド突片を設けた側の側面であってそのガイド突片以外の面に、上記収納部側凸部と引っ掛かり合う枠側凸部を設け、鏡枠を鏡収納部にぴったりと収納したとき、上記収納部側凸部と枠側凸部とが引っ掛かり合って、鏡枠が鏡収納部から脱落するのを防止する構成にしたコンパクト容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015104430A (ja) * 2013-11-28 2015-06-08 株式会社吉野工業所 コンパクトケース
WO2019083232A1 (ko) * 2017-10-23 2019-05-02 강이안 모바일 기기 착탈형 화장품 케이스

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