JP2005295760A - モータ制御装置 - Google Patents

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JP2005295760A
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Takehiko Nitta
武彦 新田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】出力電圧の分解能が粗く、回転数の微調節ができないようなシステムにおいても、正確で応答性の良い回転数フィードバック制御を提供するとともに、装置を構成する際に要するコストアップを防止する。
【解決手段】モータの回転数が安定状態か過渡状態か、また、実回転数と目標回転数との差が大きいか小さいかによりフィードバック制御の周期変更をソフトウェアで実現することにより、コストアップすることなく回転数のハンチングを防止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータ制御装置の制御方法に関するものである。
従来、この種のモータ制御装置としては、例えば、一定周期毎に実回転数を検出し、実回転数と目標回転数との差により回転数フィードバック制御しているものがあった(例えば特許文献1参照)。図3は従来のモータ制御のフローチャートである。従来のモータ制御方法の動作を図3を用いて説明する。一定周期T経過すると(ST301)、実回転数rを検出し(ST302)、回転数フィードバック制御処理を行っている(ST303)。
特開平11−339383号公報
しかしながら、前記従来の構成では、出力電圧の分解能が粗く、回転数の微調節ができないようなシステムにおいて、回転数が安定しないという課題を有していた。また、出力電圧の分解能を細かくするため、より高性能な制御部(マイコン等)を使用するとコストアップするという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、出力電圧の分解能が粗く、回転数の微調節ができないようなシステムにおいても、回転数のハンチングを防止でき、正確で応答性の良い回転数フィードバック制御を提供するとともに、装置を構成する際に要する費用を削減することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のモータ制御は、フィードバック制御の周期を可変させるものである。モータの回転数が安定状態か過渡状態か、また、実回転数と目標回転数との差が大きいか小さいかによりフィードバック制御の周期を変更することにより、回転数のハンチングを防止できるとともに、正確で応答性の良い回転数フィードバック制御を提供できる。
本発明のモータ制御は、出力電圧の分解能が粗く、回転数の微調節ができないようなシステムにおいても、回転数のハンチングを防止でき、正確で応答性の良い回転数フィードバック制御を提供するとともに、ソフトウェアでの対応により装置を構成する際に要する費用を削減することができる。
第1の発明は、モータと、モータの回転数を検出する回転数検出手段と、モータに電圧を指令する電圧指令部と、回転数検出手段により検出された実回転数と目標回転数との差によりフィードバック制御を行う制御部とを備え、フィードバック制御の周期を可変させることにより、出力電圧の分解能が粗く、回転数の微調節ができないようなシステムにおいても、目的の回転数に敏速に追従し安定した回転数フィードバック制御を行い、回転数のハンチングを防止することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明にモータの回転数が安定状態か過渡状態かを判定する安定判定手段を備え、安定状態と過渡状態でフィードバック制御の周期を変更することに
より、回転数のハンチングを防止するとともに、正確で応答性の良い回転数フィードバック制御を提供できる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、モータの起動時は過渡状態としたもので、モータ起動時の初期応答性を向上させることができる。
第4の発明は、特に、第2の発明において、モータの目標回転数変更時は過渡状態としたもので、回転数変更時の即応性を向上させることができる。。
第5の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明のモータ制御装置を空気調和機の室内ユニットのファンモータ制御に応用したものであり、各発明の特長を発揮させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるモータ制御装置のブロック図、図2は本発明の実施の形態1におけるモータ制御装置の制御フローチャートを示すものである。
図1において、モータ1と、モータ1の回転数を検出する回転数検出手段2と、モータ1に電圧を指令する電圧司令部3と、モータ1の安定/過渡状態を判定する安定判定手段4と、実回転数と目標回転数との差によりフィードバック制御を行う制御部5とで構成している。
以上のように構成されたモータ制御について、以下その動作を図2のフローチャートを用いて説明する。まず、回転数検出手段2により実回転数rが検出されると(ST201)、安定判定手段4により、モータ1の状態判定を行う(ST202)。安定状態と判定されると、安定時のフィードバック周期T1経過していれば(ST203)、フィードバック制御処理を行う(ST204)。ST202で、過渡状態と判定されると、実回転数と目標回転数の差△rを算出する(ST205)。△rが所定値Rより小さいと判定されると(ST206)、フィードバック周期T2経過していれば(ST207)、フィードバック制御処理を行う(ST208)。ST206で、△rがR以上と判定されると、フィードバック周期T3経過していれば(ST209)、フィードバック制御処理を行う(ST210)。
ここで、T1≦T2≦T3とすれば、安定時はフィードバック周期を長くすることで、出力電圧の分解能が粗く、回転数の微調節ができないようなシステムにおいても、回転数のハンチングを防止できる。過渡時はフィードバック周期を短くすることで、応答性を上げることができ、また、実回転数と目標回転数との差が大きいときには、フィードバック周期をより短くすることで、目的の回転数に敏速に追従させることができる。また、モータの回転数上昇時と下降時でのスピード差があるため、実回転数が目標回転数より大きいか小さいかでフィードバック周期を変更すれば、より効果的である。また、安定時においても、実回転数と目標回転数との差によりフィードバック制御の周期を変更すれば、より効果的である。
さらに、モータの起動時はST202で過渡状態とすることにより、実回転数による判定を省略し、モータ起動時の初期応答性を向上させることができる。また、モータの目標回転数変更時は過渡状態とすることにより、同様に回転数変更時の即応性を向上させることができる。
以上のように、本実施の形態においては、出力電圧の分解能が粗く、回転数の微調節ができないようなシステムにおいても、回転数のハンチングを防止でき、正確で応答性の良い回転数フィードバック制御を提供するとともに、ソフトウェアでの対応により装置を構成する際に要する費用を削減することができる。
本発明のモータ制御装置は、モータの回転数が安定状態か過渡状態か、また、実回転数と目標回転数との差が大きいか小さいかによりフィードバック制御の周期を変更することにより、回転数のハンチングを防止できるとともに、正確で応答性の良い回転数フィードバック制御の提供が可能となるので、空気調和機等モータを使用した家電機器や産業機器の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるモータ制御装置の構成ブロック図 本発明の実施の形態1におけるモータ制御装置の制御フローチャート 従来のモータ制御装置の制御フローチャート
符号の説明
1 モータ
2 回転数検出手段
3 電圧司令部
4 安定判定手段
5 制御部

Claims (5)

  1. モータと、前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、前記モータに電圧を指令する電圧指令部と、前記回転数検出手段により検出された回転数と目標回転数との差によりフィードバック制御を行う制御部とを備え、フィードバック制御の周期を可変させることを特徴とするモータ制御装置。
  2. モータの回転数が安定状態か過渡状態かを判定する安定判定手段を備え、前記安定判定手段の出力により、フィードバック制御の周期を変更することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. モータの起動時は過渡状態と判定することを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. モータの目標回転数変更時は過渡状態とすることを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  5. ファンモータの制御に請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータ制御装置を用いたことを特徴とする空気調和機。
JP2004110797A 2004-04-05 2004-04-05 モータ制御装置 Pending JP2005295760A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008259408A (ja) * 2007-03-13 2008-10-23 Hitachi Ltd 車両用モータ制御装置
JP2009148055A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Panasonic Corp モータ制御装置

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