JP2005295758A - 回路一体型ギヤードモータおよび製造方法 - Google Patents

回路一体型ギヤードモータおよび製造方法 Download PDF

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Yukio Yoshino
幸男 吉野
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Abstract

【課題】モータの単体検査、焼付塗装、完成検査を効率的に行える回路一体型ギヤードモータを提供する。
【解決手段】積層鉄心3aの外周部に切欠部3cを12箇所に設け、反出力軸側ブラケット5には切欠部3cのうち90度離れた4箇所を除いた8箇所に孔部5aを設け、出力軸側ブラケット6には8箇所のうち180度対称位置にネジ部6bと、残り6箇所に孔部6aを設ける。固定子3の中央に、玉軸受7と玉軸受8を装着したロータ4を収納する。ブラケット5に玉軸受7を収納し、固定子3の切欠部3cと反出力軸側ブラケット5の孔部aとを位置合わせする。出力軸側ブラケット6に玉軸受8を収納し、固定子3の切欠部3cと、出力軸側ブラケット6の孔部6aおよびネジ部6bと位置合わせ後、2本の通しボルト9を反出力軸側ブラケット5の孔部5aおよび固定子3の切欠部3cを貫通させネジ部6bにネジ固定する。
【選択図】図1

Description

本発明はコンベア等の搬送機器、生産設備、各種工作機械、食品機械に代表される一般産業用機器に搭載される回路一体型ギヤードモータの構造に関する。
ユーザにおける取り付けの利便性から減速機とモータの外形を同サイズにしたものや、減速機をモータに内蔵したギヤードモータが提案されており、例えば、開放端面にフランジ部を有し、底部が一体で円筒状の筐体とブラケットで構成されたモータと、フランジ部外形と同じ輪郭を有するギヤカバーに固定された減速機とをフランジ部形状を重ね合わせて固定し、一体化されたギヤードモータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、直方体の筐体内にモータと減速機を内蔵したギヤードモータが知られている(例えば、特許文献2参照)。
近年、産業用のギヤードモータにおいて、従来のインダクションモータに比べて効率のよいブラシレスモータを用いたギヤードモータが求められている。しかしながら、ブラシレスモータを駆動するには駆動回路が必要であり、ユーザの使い勝手を考慮すると駆動回路とギヤードモータを一体化する必要があった。
特開2000−569493号公報 国際公開第00/014857号公報(再公表特許)
ギヤードモータにブラシレスモータを用いると、モータとギヤヘッドに加え、モータを駆動する回路部が必要となる。このため、従来構成では必要のなかったモータ単体での検査を行う必要がある。
また、周辺環境が劣悪な産業用途のギヤードモータでは外観を焼付塗装する必要があり、先に回路部を一体化すると回路部品の耐熱温度の関係上、最終完成状態で塗装乾燥ができず、先に塗装する必要がある。しかしながら、ギヤヘッドカバーやフレームなど部品別に塗装をするとコスト面や物流面に課題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、ユーザの使い勝手がよく、ブラシレスモータの単体検査、焼付塗装、完成検査を効率的に行える回路一体型ギヤードモータを提供する。
上記の課題を解決するために本発明は、外周部に少なくとも8箇所の切欠部または孔部を積層方向に有する固定子鉄心と、前記固定子鉄心の外周部を保持する円筒状フレームの両端に配置され、軸受を介してロータを支承する出力軸側ブラケットおよび反出力軸側ブラケットとを備えたモータ部と、モータ出力軸と係合するギヤヘッド部と、前記モータ部を駆動する駆動回路部とを備え、前記反出力軸側ブラケットには、前記切欠部と対応した位置に8個の孔部を設け、出力軸側ブラケットには、反出力軸側ブラケットに対応した位置に6個の孔部と180度対称位置にネジ部を設け、前記出力軸側ブラケットの2箇所のネジ部にネジ固定してモータ部を構成し、前記反軸受側ブラケットのネジ部と90度位置の孔部を介してモータ部をギヤヘッド部にネジ固定し、駆動回路部を反出力軸側からモータ部の残りの孔部を介してギヤヘッド部に4箇所ネジ固定して、軸方向に一体化したこと
を特徴とする回路一体型ギヤードモータである。
また、反出力軸側ブラケットに8個の孔部、出力軸側ブラケットに6個の孔部と180度対称位置にネジ部を設け、前記両ブラケットの2箇所のネジ部および孔部を用いてモータ部を検査するモータ組立工程と、モータ部をギヤヘッド部にネジ固定してギヤードモータとするギヤヘッド取付工程と、ギヤードモータの外観を焼付塗装する塗装工程と、塗装工程後に駆動回路部を反出力軸側から両ブラケットの孔部を貫通してギヤヘッド部にネジ固定する回路一体化工程とを備え、軸方向に一体化する製造方法である。
本発明の回路一体型ギヤードモータによれば、モータ単体の検査、焼付塗装、完成検査を効率的に行うことができる。したがって、ユーザの使い勝手のよい回路一体型ギヤードモータを得ることができる。
外周部に少なくとも8箇所の切欠部または孔部を積層方向に有する固定子鉄心と、前記固定子鉄心の外周部を保持する円筒状フレームの両端に配置され、軸受を介してロータを支承する出力軸側ブラケットおよび反出力軸側ブラケットとを備えたモータ部と、モータ出力軸と係合するギヤヘッド部と、前記モータ部を駆動する駆動回路部とを備え、前記反出力軸側ブラケットには、前記切欠部と対応した位置に8個の孔部を設け、出力軸側ブラケットには、反出力軸側ブラケットに対応した位置に6個の孔部と180度対称位置にネジ部を設け、前記出力軸側ブラケットの2箇所のネジ部にネジ固定してモータ部を構成し、前記反軸受側ブラケットのネジ部と90度位置の孔部を介してモータ部をギヤヘッド部にネジ固定し、駆動回路部を反出力軸側からモータ部の残りの孔部を介してギヤヘッド部に4箇所ネジ固定して、軸方向に一体化したことを特徴とする回路一体型ギヤードモータである。
図1にモータ部を示しており、ブラシレスモータ1は、円筒状のフレーム2、積層鉄心3aのティース部に巻線3bが集中巻された固定子3、マグネット4aと回転軸4bを有するロータ4、反出力軸側ブラケット5、出力軸側ブラケット6、玉軸受7、玉軸受8、通しボルト9で構成される。
積層鉄心3aの外周部には、12個のティース部に対応して12個の切欠部3cを積層方向に均等配置(30度ごと)している。
一方、反出力軸側ブラケット5には積層鉄心3aの切欠部3cのうち90度離れた4箇所を除き、切欠部3cと同位置関係で8箇所に孔部5aを設けている。同様に、出力軸側ブラケット6には8箇所のうち180度対称位置にネジ部6bを設け、残り6箇所に孔部6aを設けている。
ここで、モータ組立工程、ギヤヘッド取付工程、塗装工程、回路一体化工程について説明する。まず、ブラシレスモータ1のモータ組立工程について説明する。固定子3をフレーム2の所定位置に焼バメして固定した中央部に、回転軸4bに玉軸受7と玉軸受8をあらかじめ装着したロータ4を収納する。
ブラケット5中央のハウジング部に玉軸受7を収納し、固定子3の切欠部3cと反出力軸側ブラケット5の孔部5aとを位置合わせする。さらに、出力軸側ブラケット6中央のハウジング部に玉軸受8を収納し、固定子3の切欠部3cと、出力軸側ブラケット6の孔部6aおよびネジ部6bと位置合わせしたあと、2本の通しボルト9を反出力軸側ブラケ
ット5の孔部5aおよび固定子3の切欠部3cを貫通させて出力軸側ブラケット6のネジ部6bにネジ固定する。このとき、両ブラケットはフレーム2の両端面に密着して固定されるが、モータ組立をより確実にするためネジ部6bと90度離れた孔部6aを利用して通しボルトとナットにより仮固定してもよく、モータ組立工程での検査が可能となる。
次に、ギヤヘッド部を取り付けてギヤードモータとするギヤヘッド取付工程について図2を用いて説明する。ブラシレスモータ1の固定位置は、2本の通しボルトだけの状態にする。次にギヤヘッド部11の初段ギヤとブラシレスモータ1の出力軸に設けたピニオンギヤとを係合させるとともに、ブラシレスモータ1を反出力軸側ブラケット5側から2本の通しボルト10でギヤヘッド部11のギヤケース11aにネジ固定する。図3に示すようにネジ固定する位置は、モータ組立の通しボルト9とは90度離れた2箇所とし、通しボルト10でネジ固定する。
これにより、ブラシレスモータ1とギヤヘッド部11が一体化したギヤードモータ12となる。ギヤードモータ12は、ギヤヘッド部11の出力軸11bと反出力軸側ブラケット5の孔部5aを除き、塗装工程で焼付塗装される。
図4に示すように、回路一体化工程では焼付塗装後、ブラシレスモータ1の電力リード線および磁極信号検出素子のリード線(どちらも図示せず)を駆動回路部13の所定端子に接続する。駆動回路部13は放熱器を兼ねたカバー14に収納固定されており、カバー14側からブラシレスモータ1(孔部5a、切欠部3c、孔部6a)を貫通して4本の通しボルト15でギヤヘッド部11のギヤケース11aにネジ固定される。4本の通しボルト15は90度間隔であり、通しボルト9および通しボルト10とは30度離れた位置となる。
これにより、ギヤヘッド部とモータ部および駆動回路部は軸方向に一体化された回路一体型ギヤードモータとなり、完成品検査が可能となる。
本発明の回路一体型ギヤードモータは、コンベア等の搬送機器、生産設備、各種工作機械、食品機械に代表される一般産業用機器の駆動源などに有用である。
本発明の実施例1におけるブラシレスモータの半断面図 本発明の実施例1におけるギヤードモータの要部断面図 本発明の実施例1における反出力軸側ブラケットの状態図 本発明の実施例1における回路一体型ギヤードモータの完成図
符号の説明
1 ブラシレスモータ
2 フレーム
3 固定子
3a 積層鉄心
3b 巻線
3c 切欠部
4 ロータ
5 反出力軸側ブラケット
5a 孔部
6 出力軸側ブラケット
6a 孔部
6b ネジ部
7,8 軸受(玉軸受)
9,10,15 通しボルト
11 ギヤヘッド部
11a キヤケース
12 ギヤードモータ
13 駆動回路部
14 カバー

Claims (2)

  1. 外周部に少なくとも8箇所の切欠部または孔部を積層方向に有する固定子鉄心と、前記固定子鉄心の外周部を保持する円筒状フレームの両端に配置され、軸受を介してロータを支承する出力軸側ブラケットおよび反出力軸側ブラケットとを備えたモータ部と、モータ出力軸と係合するギヤヘッド部と、前記モータ部を駆動する駆動回路部とを備え、前記反出力軸側ブラケットには、前記切欠部と対応した位置に8個の孔部を設け、出力軸側ブラケットには、反出力軸側ブラケットに対応した位置に6個の孔部と180度対称位置にネジ部を設け、前記出力軸側ブラケットの2箇所のネジ部にネジ固定してモータ部を構成し、前記反軸受側ブラケットのネジ部と90度位置の孔部を介してモータ部をギヤヘッド部にネジ固定し、駆動回路部を反出力軸側からモータ部の残りの孔部を介してギヤヘッド部に4箇所ネジ固定して、軸方向に一体化したことを特徴とする回路一体型ギヤードモータ。
  2. 外周部に少なくとも8箇所の切欠部または孔部を積層方向に有する固定子鉄心と、前記固定子鉄心の外周部を保持する円筒状フレームの両端に配置され、軸受を介してロータを支承する出力軸側ブラケットおよび反出力軸側ブラケットとを備えたモータ部と、モータ出力軸と係合するギヤヘッド部と、前記モータ部を駆動する駆動回路部とを備え、前記反出力軸側ブラケットには、前記切欠部と対応した位置に8個の孔部を設け、出力軸側ブラケットには、反出力軸側ブラケットに対応した位置に6個の孔部と180度対称位置にネジ部を設け、前記ブラケットの2箇所のネジ部および孔部を用いてモータ部を検査するモータ組立工程と、モータ部をギヤヘッド部にネジ固定してギヤードモータとするギヤヘッド取付工程と、ギヤードモータの外観を焼付塗装する塗装工程と、塗装工程後に駆動回路部を反出力軸側から両ブラケットの孔部を貫通してギヤヘッド部にネジ固定する回路一体化工程とを備え、軸方向に一体化する回路一体型ギヤードモータの製造方法。
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