JP2005295709A - ステッピングモータ - Google Patents

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Hirotsugu Yamada
洋次 山田
Takayuki Matsui
隆之 松井
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Abstract

【課題】 構造が簡素でありヨーク板に対する鉄芯の嵌合部位において有効な接触面を充分に確保でき、そして、磁気回路の効率を高くすることができ、出力トルクを高く得られて超小型モータに好ましく適用できるステッピングモータを提供すること
【解決手段】 多極に着磁した永久磁石によるロータを有し、A相,B相のステータをロータの両側に張り出させて配置する構成を採る。各ステータはロータの軸に沿う向きにコイルを有し、各コイルには中心に鉄芯20を配置し、ロータに対面する櫛歯状の極歯を設けた上ヨーク板3a(3b),下ヨーク板4a(4b)を鉄芯20の両端に挟み合わせて極歯を上下で噛み合う状態にする。鉄芯20は端部をヨーク板3a,4a,3b,4bの所定の部位(嵌合部6)に接合する。そこで、嵌合部6には貫通孔を形成してバーリング加工等により円筒形状の突起部25を設けて、これに鉄芯20の端部を嵌め合わせる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ロータの両側にステータを張り出す構成のステッピングモータに関するもので、より具体的には、上ヨーク板および下ヨーク板をコイルの両端に挟み合わせてそれらヨーク板の櫛歯状の極歯を上下で噛み合う状態にするステータの構成の改良に関する。
例えばスチルビデオカメラ,ビデオカメラおよびその交換レンズ,カメラのシャッタ,絞り装置およびフォーカスレンズ,ズームレンズなどの駆動を行わせるためのステッピングモータとしては、特許文献1などに見られるように、扁平形状にステータを張り出した構成のステッピングモータが知られている。
この特許文献1のステッピングモータは、薄厚,小型化のためロータの両側にステータを配置し、各相のステータは、ロータ軸に沿う向きにコイルを有していて当該コイルには中心に鉄芯を配置し、上ヨーク板および下ヨーク板を鉄芯の両端に挟み合わせてそれらヨーク板の櫛歯状の極歯を上下で噛み合う状態にする構成を採っている。
また、鉄芯については特許文献1では、鉄芯の両端に突起部を設けて上下のヨーク板の対応位置に設けた孔部に嵌め込むようになっている。しかし、一般的にはコスト低減のために加工を簡単化する必要から、鉄芯は両端に突起部を設けずに単なる円柱形状に形成することが多い。何れにしても鉄芯の端部をヨーク板の孔部へ嵌め込み、いわゆる圧入により固着させる構成にしている。
特開平10−112970号公報
しかしながら、そうした従来のステッピングモータでは以下に示すような問題がある。鉄芯の端部を嵌め合わせる孔部は、ヨーク板に対してプレス加工により打ち抜くことで形成している。そのプレス加工では、いわゆる抜きダレが生じる。そして、小型・薄型化を図ったステッピングモータでは、ヨーク板の板厚も薄くなることから、板厚に対する抜きダレの影響を無視できなくなり、嵌め合わせ部位では、鉄芯の端部に対して接触する部分が板圧の1/3程度しかなくなる。これにともない、有効な接触面が少なくなるため当該部分では磁束のロスが増し、ステータ側での磁束が減少するので磁気回路の効率が低下し、出力トルクが低下する問題を生じる。
特許文献1の鉄芯では、突起部を囲む端面がヨーク板に接触するので接触面が減ることを補い得る可能性はあるが、前述したようにコスト低減のために加工を簡単化したい要求があり、手間のかかる煩雑な加工は避けたい。
この発明は上記した課題を解決するもので、その目的は、構造が簡素でありヨーク板に対する鉄芯の嵌合部位において有効な接触面を充分に確保でき、そして、磁気回路の効率を高くすることができ、出力トルクを高く得られて超小型モータに好ましく適用できるステッピングモータを提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明に係るステッピングモータは、多極に着磁した永久磁石によるロータを有し、A相,B相のステータを前記ロータの両側に張り出させて配置するステッピングモータであって、前記ステータは前記ロータ軸に沿う向きにコイルを有し、当該コイルには中心に鉄芯を配置し、前記ロータに対面する櫛歯状の極歯を有する上ヨーク板および下ヨーク板を前記鉄芯の両端に挟み合わせて前記極歯を上下で噛み合う状態とする構成において、前記鉄芯は端部を前記ヨーク板の所定の部位に嵌め合わせて接合し、当該嵌合部位には前記鉄芯の端部との接触面を増加させる連係手段を備えるようにした。
また、前記連係手段は、前記嵌合部位に貫通孔を形成し、当該貫通孔にはバーリング加工等により円筒形状の突起部を設け、当該突起部に前記鉄芯の端部を嵌め合わせる構成にするとよい。また、前記連係手段は、前記嵌合部位に絞り加工等により凹部を設け、当該凹部に前記鉄芯の端部を嵌め合わせる構成にすることもできる。さらに、前記鉄芯の先端を先細りのテーパ形状に形成し、前記嵌合部位の内面を前記テーパ形状に対応する角度に成形するとよい。また、前記連係手段は、前記嵌合部位に深絞り加工等により円筒形状に筒部を設けて当該筒部は先端を貫通孔に形成し、当該筒部に前記鉄芯の端部を嵌め合わせる構成とし、好ましくは前記上ヨーク板および前記下ヨーク板の両者間において前記筒部が互いに接触する設定にすることもできる。
係る構成にすることにより本発明では、鉄芯は端部をヨーク板の嵌合部位に嵌め込んで圧入により固着させるが、当該嵌合部位には鉄芯の端部との接触面を増加させる連係手段を備えるので、当該嵌め合い関係において有効な接触面を確保できる。
具体的には連係手段として、嵌合部位に形成した貫通孔にバーリング加工等により円筒形状の突起部を設けることから、その突起部の高さ分は鉄芯の端部との接触面を増すことができる。
この場合、バーリング加工等により円筒形状の突起部を設けるだけなので構造が簡素であり、ヨーク板に対する鉄芯の嵌合部位において有効な接触面を充分に確保できる。また、連係手段として、嵌合部位に絞り加工等により凹部を設けて、当該凹部に鉄芯の端部を嵌め合わせるので、鉄芯の端面にもヨーク板が接触し、接触面を増すことができる。
また、鉄芯の先端を先細りのテーパ形状に形成して、これに対応するテーパ形状の嵌合部位に嵌め合わせることでは、テーパ形状に傾斜させた分だけ面積が増すので、接触面を増すことができる。
また、連係手段として、嵌合部位に深絞り加工等により円筒形状に筒部を設けて当該筒部は先端を貫通孔に形成し、当該筒部に鉄芯の端部を嵌め合わせるようにすると、その筒部の高さ分だけ鉄芯の端部との接触面を増すことができる。そして、上ヨーク板および下ヨーク板の両者間において筒部が互いに接触する設定にすると、鉄芯の全周に接触することになり、接触面を最大にできる。
以上のように、本発明に係るステッピングモータでは、鉄芯は端部をヨーク板の嵌合部位に嵌め込んで圧入により固着させるが、当該嵌合部位には鉄芯の端部との接触面を増加させる連係手段を備えるので、当該嵌め合い関係において有効な接触面を確保できる。
具体的には連係手段として、嵌合部位に形成した貫通孔にバーリング加工等により円筒形状の突起部を設けるだけなので構造が簡素であり、その突起部の高さ分は鉄芯の端部との接触面を増すことができる。このため、磁束が通り易くなり、磁気抵抗が小さくなるので磁気回路の効率を高くすることができ、出力トルクを高く得られる。その結果、超小型モータに好ましく適用することができる。
*第1の実施の形態
図1は、本発明の第1の実施の形態を示している。本実施の形態において、ステッピングモータは、多極に着磁した永久磁石によるロータ1を有し、2つ(A相,B相)のステータSa,Sbをロータ1の両側に対称的に張り出させて配置する構成を採る。各ステータSa,Sbは、ロータ1の軸に沿う向きにコイル2を有し、当該コイル2には中心に鉄芯20を配置し、ロータ1に対面する櫛歯状の極歯5を設けた上ヨーク板3a(3b)および下ヨーク板4a(4b)を鉄芯20の両端に挟み合わせて極歯5を上下で噛み合う状態とし、いわゆるクローポール式のステッピングモータになっている。
A相側とB相側を分離した別体に形成する。そして、A相の上ヨーク板3aとB相の下ヨーク板4bは形状,構成が略同一であり、そして、A相の下ヨーク板4aとB相の上ヨーク板3bは形状,構成が略同一であって、これらは図2に示すように、裏返しの配置になっている。つまり、各ヨーク板3a,4a,3b,4bは、略円弧形状に湾曲した帯板形状で磁芯20を嵌め合わせる嵌合部6を形成するとともに、ロータ1に向き合う端部には櫛歯状の極歯5の並び列を形成してあり、鉄芯20の両端に挟み合わせて極歯5を上下で噛み合わせ、当該噛み合い側をロータ1に対面させる構成になっている。なお、実際には、分離する位置により、各ヨーク板(3a,4b),(3b,4a)の形状は若干異なる。
嵌合部6は本実施の形態では貫通孔に形成していて、磁芯20の先端を嵌め込み圧入させるようになている。この嵌合部6には鉄芯20の端部との接触面を増加させる連係手段を備える。つまり、連係手段は図3に示すように、嵌合部6に貫通孔を形成し、当該貫通孔にはバーリング加工等により円筒形状の突起部25を設け、当該突起部25に鉄芯20の端部を嵌め合わせる構成になっている。突起部25の形成は、ヨーク板3a,4a,3b,4bの表裏について何れの側に張り出させて設けてもよく、図3(a)に示すように、鉄芯20の端部をヨーク板3a,4a,3b,4bから突出させる組み付け設定にしたり、図3(b)に示すように、鉄芯20の端部をヨーク板3a,4a,3b,4bの面にそろえる組み付け設定を採ることができる。また、図3(c)に示すように、突起部25の裏側のダレ部分に圧縮成形加工を施して、ダレ部分を直角形状にさせて接触面を確保してもよい。
組み付けは、上下のヨーク板3a,4a,3b,4bの何れか一方に、予め磁芯20,20の端部を嵌合部6にそれぞれ嵌め込み固着させておき、各磁芯20,20にコイル2,2を組み付け、磁芯20の他端には向き合わせる側のヨーク板の嵌合部6をそれぞれ嵌め込み固着させて各ステータを組み上げるとともに、各ステータはロータ1に対して向き合わせに配置する。これにより、ロータ1の外周で櫛歯状の極歯30,40が噛み合って磁極(誘導子)をなすクローポール式となり、2つのステータSa,Sbがロータ軸10の両側に張り出る扁平形状のステッピングモータとなる。ロータ1の軸10は図示しない軸受けに嵌め合わせて支持する構成であり、ステータSa,Sbはその軸受けと相対位置を保つ支持部に取り付けることになる。
このように本発明では、鉄芯20は端部をヨーク板3a,4a,3b,4bの嵌合部6に嵌め込んで圧入により固着させるが、当該嵌合部6には連係手段を備えるものであり、具体的には連係手段として、嵌合部6に形成した貫通孔にバーリング加工等により円筒形状の突起部25を設けることから、その突起部25の高さ分、つまり加工成形により生じたダレ部分を除く有効な高さ分は鉄芯20の端部との接触面を増すことができる。
この場合、バーリング加工等により円筒形状の突起部25を設けるだけなので構造が簡素であり、ヨーク板3a,4a,3b,4bに対する鉄芯20の嵌合部位において有効な接触面を充分に確保できる。このため、磁束が通り易くなり、磁気抵抗が小さくなるので磁気回路の効率を高くすることができ、出力トルクが高く得られる。その結果、超小型モータに好ましく適用することができる。
また、鉄芯20は端部を突起部25に嵌め込むので、倒れ姿勢に嵌め合うことを防止でき、組み立てを高い精度で確実に行える。
*第2の実施の形態
図4は、本発明の第2の実施の形態の要部を示している。この第2の実施の形態では、嵌合部6は貫通孔に形成するのではなく、当該部位に絞り加工等により凹部26を設け、その凹部26に鉄芯20の端部を嵌め合わせる構成を採る。
この場合、凹部26が鉄芯20の端部に嵌め合うので、鉄芯20の端面にも接触し、接触面が増す。したがって、鉄芯20の端面が接触することで接触面の増大があるので、浅い絞り加工でも充分な接触を確保できる。このため逆に、前述した第1の実施の形態のバーリング加工による突起部25に比べて絞り加工の深さは浅くすることができる。具体的には図5に示すように、凹部26内側の深さは、加工のダレ部分を除いた深さYが鉄芯20の周縁に接触する有効長さであり、これとヨーク板3a,4a,3b,4bの板厚Xとの関係は、
(Y/X)≧0.2
に設定することが好ましい。
図6は、絞り加工の深さ設定と、出力に得られるトルクの増加率との関係を示すグラフ図である。同図に示すトルクの増加率は、バーリング加工による突起部25でのトルク値を基準にしており、それは突起部25の有効長さYを(Y/X)=1に設定している。
同図から明らかなように、嵌合部6について絞り加工等により凹部26に形成することでは、凹部26内側の有効な深さYに関して(Y/X)=0.2のときにトルクの増加率が基準値に一致し、これは前述した第1の実施の形態のバーリング加工による突起部25に比べて絞り加工の深さを1/5に浅くできる。したがって、絞り加工では絞り込みが少なくてすみ、あるいは適度な有効長さYにすることでトルクの増大を見込める。
すなわちこの場合、嵌合部6には絞り加工等により凹部26を設けて、当該凹部26に鉄芯20の端部を嵌め合わせるので、鉄芯20の端面にもヨーク板3a,4a,3b,4bが接触し、接触面を増すことができる。したがって、磁束が通り易くなり、磁気抵抗が小さくなるので磁気回路の効率を高くすることができ、出力トルクを高く得られる。その結果、超小型モータに好ましく適用することができる。
また、凹部26は抜き孔にしないので、ヨーク板3a,4a,3b,4bの強度を高く保つことができる。そして、鉄芯20は端部を凹部26に嵌め込むので、この場合も倒れ姿勢に嵌め合うことを防止でき、組み立てを高い精度で確実に行える。
*第3の実施の形態
図7は、本発明の第3の実施の形態を示している。この第3の実施の形態では、鉄芯20の先端を先細りのテーパ形状に形成し、嵌合部6はその内面を、テーパ形状に対応する角度に成形する構成を採る。
嵌合部6としては、図7(a)に示すように、貫通孔の内周にテーパ成形を行い、鉄芯20のテーパ形状の先端が嵌め合う対応面にする構成がある。また、嵌合部6は、図7(b)に示すように、バーリング加工等により突起部25を形成する際に当該突起部25に対してテーパ成形を行い、鉄芯20のテーパ形状の先端が嵌め合う対応面にする構成や、図7(c)に示すように、絞り加工等により凹部26を形成する際に当該凹部26に対してテーパ成形を行い、鉄芯20のテーパ形状の先端が嵌め合う対応面にする構成にしてもよい。
このように、鉄芯20の先端を先細りのテーパ形状に形成して、これに対応するテーパ形状の嵌合部6に嵌め合わせるので、テーパ形状に傾斜させた分だけ面積が増し、接触面を増すことができる。したがって、磁束が通り易くなり、磁気抵抗が小さくなるので磁気回路の効率を高くすることができ、出力トルクを高く得られる。その結果、超小型モータに好ましく適用することができる。
*第4の実施の形態
図8は、本発明の第4の実施の形態を示している。この第4の実施の形態では、連係手段は、嵌合部6に深絞り加工等により円筒形状に筒部27を設けるとともに、当該筒部27は先端を貫通孔に形成し、当該筒部27に鉄芯20の端部を嵌め合わせる構成を採る。また、好ましくは図8(b)に示すように、上ヨーク板3a(3b)および下ヨーク板4a(4b)の両者間において、筒部27が互いに接触する設定にする。
したがって、嵌合部6においては、筒部27の高さ分は鉄芯20の端部との接触面を増すことができる。そして、上ヨーク板3a(3b)および下ヨーク板4a(4b)の両者間において筒部27が互いに接触する設定では、鉄芯20の全周に接触することになり、接触面を最大にできる。このため、磁束が通り易くなり、磁気抵抗が小さくなるので磁気回路の効率を高くすることができ、出力トルクを高く得られる。その結果、超小型モータに好ましく適用することができる。
そして、この場合もまた、筒部27は全長が充分に長いので、鉄芯20が倒れ姿勢に嵌め合うことを防止でき、組み立てを高い精度で確実に行える。なお、図1,図2に示したステッピングモータは、A相とB相ステータを完全に分離した構成をとったが、一体に接続するなどステッピングモータの基本構成は各種のものをとることができる。
本発明に係るステッピングモータの好適な一実施の形態を示す斜視図である。 図1のステッピングモータを分解して示す斜視図である。 ヨーク板と磁芯との接合部分を示す断面図(a),(b),(c)である。 本発明に係るステッピングモータの第2の形態でありヨーク板と磁芯との接合部分を示す断面図である。 絞り加工での有効な深さを示すヨーク板の嵌合部位の断面図である。 絞り加工の深さ設定と、出力に得られるトルクの増加率との関係を示すグラフ図である。 本発明に係るステッピングモータの第3の形態でありヨーク板と磁芯との接合部分を示す断面図(a),(b),(c)である。 本発明に係るステッピングモータの第4の形態でありヨーク板と磁芯との接合部分を示す断面図(a),(b)である。
符号の説明
1 ロータ
2 コイル
3a,3b 上ヨーク板
4a,4b 下ヨーク板
5 極歯
6 嵌合部(嵌合部位)
10 ロータ軸
13,14 開口部
20 磁芯
25 突起部
26 凹部
27 筒部
Sa A相のステータ
Sb B相のステータ

Claims (6)

  1. 多極に着磁した永久磁石によるロータを有し、A相,B相のステータを前記ロータの両側に張り出させて配置するステッピングモータであって、
    前記ステータは前記ロータ軸に沿う向きにコイルを有し、当該コイルには中心に鉄芯を配置し、前記ロータに対面する櫛歯状の極歯を有する上ヨーク板および下ヨーク板を前記鉄芯の両端に挟み合わせて前記極歯を上下で噛み合う状態とする構成において、
    前記鉄芯は端部を前記ヨーク板の所定の部位に嵌め合わせて接合し、
    当該嵌合部位には前記鉄芯の端部との接触面を増加させる連係手段を備えることを特徴とするステッピングモータ。
  2. 前記連係手段は、前記嵌合部位に貫通孔を形成し、当該貫通孔には円筒形状の突起部を設け、当該突起部に前記鉄芯の端部を嵌め合わせる構成であることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  3. 前記連係手段は、前記嵌合部位に絞り加工により凹部を設け、当該凹部に前記鉄芯の端部を嵌め合わせる構成であることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  4. 前記鉄芯の先端を先細りのテーパ形状に形成し、前記嵌合部位の内面を前記テーパ形状に対応する角度に成形することを特徴とする請求項2または3に記載のステッピングモータ。
  5. 前記連係手段は、前記嵌合部位に深絞り加工により円筒形状に筒部を設けるとともに、当該筒部は先端を貫通孔に形成し、当該筒部に前記鉄芯の端部を嵌め合わせる構成としたことを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  6. 前記上ヨーク板および前記下ヨーク板の両者間において、前記筒部の先端同士が互いに接触するようにしたことを特徴とする請求項5に記載のステッピングモータ。
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