JP2005295342A - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】AVストリームデータの伝送エラー部分を簡単に視聴する。
【解決手段】第1の無線通信装置からAVデータをリアルタイムに送信して第2の無線通信装置で再生する無線通信システムにおいて、第1の無線通信装置はデータを当該送信とは独立して第2の無線通信装置に送信する独立送信手段を有しており、第2の無線通信装置にて受信したAVデータに回復不能な伝送エラーが発生した場合には、その発生区間を特定して当該区間を含む区間のデータを第1の無線通信装置に要求して蓄積し、当該データを再生中のAVデータとは独立してピクチャインピクチャ機能などにより再生する。
【選択図】図10
【解決手段】第1の無線通信装置からAVデータをリアルタイムに送信して第2の無線通信装置で再生する無線通信システムにおいて、第1の無線通信装置はデータを当該送信とは独立して第2の無線通信装置に送信する独立送信手段を有しており、第2の無線通信装置にて受信したAVデータに回復不能な伝送エラーが発生した場合には、その発生区間を特定して当該区間を含む区間のデータを第1の無線通信装置に要求して蓄積し、当該データを再生中のAVデータとは独立してピクチャインピクチャ機能などにより再生する。
【選択図】図10
Description
本発明は無線通信技術に関し、特に、複数のリンクが同時に使用できるネットワーク環境下における、AVストリーム等のストリーム情報の伝送技術に関する。
従来、主として企業内で使用されていたLANを中心にしたネットワーク技術は、パーソナルコンピュータに代表される個人向け情報機器やAV機器を含むデジタル放送対応機器などに代表される情報処理関連製品も普及し、一般家庭における利用を考慮したネットワーク技術が提案されてきている。家庭内での利用を前提とした場合に、特にAVデータ伝送を容易にするための規格としてIEEE1394やUSBなどのような、いわゆるアイソクロナス伝送モードを備える伝送ネットワーク規格が提案されている。
このアイソクロナス伝送は、単位時間当たりにある一定量までのデータをネットワークに送信することが許可されている転送方式であり、ネットワークの帯域効率を守りつつ、リアルタイム性を要求するAVデータ伝送に必要な低レイテンシを実現できる。しかしながら、一般的なアイソクロナス伝送においては、低レイテンシを確保するために、受信に失敗したデータの再送処理を行わないため、本来は時間的な連続性を持っている必要がある映像情報が欠落するというような問題が生じる。かかる問題を解決するために、アシンクロナス伝送を利用して再送処理を行い損失したデータの回復を試みることにより、アイソクロナス伝送上のパケット損失に関するデータ補完機構を備える技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
一方、従来からネットワークの伝送路としては有線媒体が使用されていたが、利便性のために伝送路として無線媒体を使用する技術も提案されてきている。イーサネット(IEEE802.3等)を無線化するものとして無線LAN(IEEE802.11等)が、ATMを無線化するものとしてHiSWAN(ARIB STD T70)が、IEEE1394を無線化するものとして無線ホームリンク(ARIB STD T72)が提案されている。これらの方式は通信媒体のエラーが有線環境よりもはるかに多いという無線環境に適応させるために、冗長符号を利用してエラーの回復を試みる方法を提供し、或いは、自動再送処理を使用して有線環境下とさほど変わらない通信環境を提供している。
特開2000−49833号公報
特開2000−341252号公報
しかしながら、上記特許文献1又は2に記載の技術のように、アイソクロナス伝送上のパケット損失に関してアシンクロナス伝送を利用して再送処理を行い、損失したデータの回復を試みる機構を備える場合、以下のような問題が生じる。
1)送信側と受信側両方に再送管理用のバッファを用意して、全てのデータについてバッファに通す必要があるため、バッファ通過分の時間だけレイテンシが増えてしまう。
2)伝送媒体が無線のようにエラーが多かったり、トランザクションに時間を要する媒体であったりする場合は、バッファの大きさを大きくする必要があり、同時にバッファ通過分だけレイテンシも大きくなってしまう。
3)さらに、伝送媒体の総帯域に比べて、その帯域のかなりの割合を占めるストリームデータを伝送する場合には、再送用の帯域が足りず、再送データの伝送が間に合わずに伝送中のストリームが途切れてしまい、その結果表示できない映像が発生する。
4)無線環境下では伝送路上に障害物が発生するなどの理由で比較的長時間にわたって回復不能なエラーが発生することがあり、トランザクションを要して欠落したデータの再送処理を行ってもリアルタイムにAVデータを視聴できない場合が発生する。
1)送信側と受信側両方に再送管理用のバッファを用意して、全てのデータについてバッファに通す必要があるため、バッファ通過分の時間だけレイテンシが増えてしまう。
2)伝送媒体が無線のようにエラーが多かったり、トランザクションに時間を要する媒体であったりする場合は、バッファの大きさを大きくする必要があり、同時にバッファ通過分だけレイテンシも大きくなってしまう。
3)さらに、伝送媒体の総帯域に比べて、その帯域のかなりの割合を占めるストリームデータを伝送する場合には、再送用の帯域が足りず、再送データの伝送が間に合わずに伝送中のストリームが途切れてしまい、その結果表示できない映像が発生する。
4)無線環境下では伝送路上に障害物が発生するなどの理由で比較的長時間にわたって回復不能なエラーが発生することがあり、トランザクションを要して欠落したデータの再送処理を行ってもリアルタイムにAVデータを視聴できない場合が発生する。
本発明は、上記1)〜4)までの少なくともいずれかの問題点を解決する手段を提供することを目的とする。
本発明に係る無線通信装置は、第1の伝送手段によるデータ伝送と並行して、受信側端末から要求されたデータを第1の伝送手段とは異なる第2の伝送手段2を用いて再送する手段を送信側端末に設ける。前記第1の伝送手段において発生した回復不能なエラーに関してこのエラーが発生した区間のデータを送信側端末に要求する手段と、前記第1の伝送手段と第2の伝送手段とで送られたデータをそれぞれ受信し再生する複数の再生手段を受信側端末に備える。これにより、第1の伝送手段におけるデータ再生に影響を与えずに再送データについても同時に再生することができる。
すなわち、本発明の一観点によれば、AVデータをリアルタイムに送信する送信部を有する第1の無線通信装置と、該第1の無線通信装置から送られたAVデータをリアルタイムに受信する受信部と、受信したAVデータを出力する出力部と、を有する第2の無線通信装置と、を有する無線通信システムであって、前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線通信装置から要求される前記データをリアルタイムに送信している前記AVデータとは独立して前記第2の無線通信装置に送信する独立送信手段を有しており、前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線通信装置から前記第2の無線通信装置へ伝送中の前記AVデータにリアルタイムには回復不能な伝送エラーが発生した場合にその区間を特定する伝送エラー発生区間特定手段と、前記区間を含むある区間のデータを前記第1の無線通信装置に要求する要求手段と、該要求に応じて前記第1の無線通信装置から送信された前記データの少なくとも一部を蓄積する蓄積手段と、該蓄積手段に蓄積したデータを現在再生中の前記AVデータとは独立して再生する独立再生手段とを有することを特徴とする無線通信システムが提供される。これにより、伝送エラーの無い品質の良いデータに基づいて、不良区間のデータを独立して再生することができる。
以上説明したように、本発明の無線通信装置によれば、エラーが多かったりトランザクションに時間を要したりする回線においても主要AVデータの受信に大きなバッファを用いること無く、低レイテンシを確保したアイソクロナス伝送を行うことができ、エラーが発生した部分については自動的にデータを取得し自動的にデータの関連する部分の視聴を行うことが可能となる。
本明細書において、「AVデータとは独立して再生する独立再生手段」とは、例えば、リアルタイムに再生されるAVデータとは異なるデータとして作成され、AVデータの再生タイミングとしてもAVデータに関する再生時間とは異なる時間に再生することを意味する。
以下、本発明の無線通信技術の一実施の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。図2(A)は、本発明に係る無線通信技術を用いた無線通信システムの基本構成を示す図である。図2(A)に示すように、本発明に係る無線通信システムは、例えば、モバイル液晶テレビジョン装置などを含み、送信ユニット1と、この送信ユニットとは基本的に分離して用いることができる受信ユニット2と、を有して構成されている。上述したモバイル液晶テレビジョン装置を例にすると、送信ユニット1は、チューナと無線送信機とを有しており、例えばテレビ放送による音声と映像とを含む情報をチューナにより受像し、受像した情報を送信可能な形態に処理した後のデータを送信機から受信ユニット2に向けて無線により送信する。受信ユニット2は、無線受信機と出力部、例えばスピーカとモニタとを有しており、ユーザは、送信ユニット1を介して音声を含む映像データをモニタとスピーカとにより視聴することができる。
図1は、図2(A)に示した無線通信システムの構成をより詳細に示した図であり、本発明の第1の実施の形態による無線通信装置の受信側と送信側との構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態による無線通信装置は、AVデータの送信ブロック101とAVデータの受信ブロック102とを有している。送信側ブロック101は、パケットデータを送受信するトランシーバユニット103と、トランシーバ103に入出力する電波を送受信するためのアンテナ104と、入力されるオーディオストリームとビデオストリームとを混合するマルチプレクサ105と、マルチプレクサ105から出力されたデータにタイマ107からのデータに従ってタイムスタンプを付加するタイムスタンプ付加ブロック106と、現在時刻を示しつづけるタイマブロック107と、タイムスタンプを付加した送信パケットを送信前と送信後において共にある程度(例えば決められた一定量)だけ残しておくための送信バッファブロック108と、制御部110からの指示に従って送信バッファ108内に蓄積されているデータを読み出し、定期的にトランシーバ103へ送り、また制御部110からの非同期パケットを送信バッファから108の送信データと衝突しないようにし、またトランシーバ103からの受信データを制御部110に送る調停ブロック109と、タイマ107、送信バッファ108、調停ブロック109を制御して送信側ブロック全体を制御する制御ブロック110と、を有している。
受信側ブロック102は、その中に、パケットデータを送受信するためのトランシーバユニット111と、トランシーバ111に入出力する電波を送受信するためのアンテナ112と、トランシーバ111で受信されたパケットの種類を判定し、エラー判定ブロック114と制御部118とに振り分けるパケット識別ブロック113と、タイムスタンプが付加された一連のストリームパケット中からエラーが発生している部分を検出し、そのエラーの発生している部分のタイムスタンプを制御部118に通知するエラー判定ブロック114と、エラー判定ブロック114から出力されたストリームパケットからビデオストリームとオーディオストリームとに分離するデマルチプレクサ115と、2つのデマルチプレクサ115・123から出力されたビデオストリームをピクチャインピクチャで合成するPinPブロック116と、2つのデマルチプレクサ115・123から出力されたオーディオストリームを混合するミキサブロック117と、受信側ブロック内の各ブロックを監視ならびに制御して受信側ブロック全体を制御するブロック118と、現在時刻を示しつづけるタイマブロック119と、制御部118からの指示で様々な表示を行う表示部ブロック120と、受信側ブロック102を操作する人によって操作され、受信側ブロック102の動作モードを設定したり、制御部118に対して種種のイベントを発生させる操作ブロック121と、制御部118からの制御で再表示用のデータを一時的に蓄える再表示バッファメモリブロック122と、再表示バッファ122から出力されるストリームデータをビデオストリームとオーディオストリームとに分離するデマルチプレクサ123と、を有している。PinPブロック116は、後述する調停回路1104(図11、図12)を有している。
次に、図1に示す無線通信システムの動作について詳細に説明する。本実施の形態による無線通信システムは、その最小構成単位として、図2(A)においても説明したように送信側無線装置101と受信側無線装置102とをそれぞれ1つずつ備えている。AVストリームを送信するに先立って、送信側101と受信側102とでリンクを張り(例えばお互いのIDを知らせ合い)、ストリーム用の帯域を確保する必要がある。リンクを張る手順と帯域を確保する手順に関しては無線通信技術においては公知であり、その説明を省略するが、例えば、具体的な手順としては、IEEE1394規格で使用している手順がそのまま適用可能である。
図2(B)は、無線通信に使用する帯域を確保した状態の概要を示す図である。適宜図1も参照しつつ説明を行う。図2(B)に示すように、無線通信に使用する帯域中には、定期的に送られるフレーム開始信号201と、フレーム開始信号201に続いて確保された帯域の帯域信号202とが存在し、その後に余剰帯域として使用される余剰信号203が位置する。リンクを確保した後に、送信側101は、例えば放送局から送信され送信側101で受信されたストリームデータの受信側102への送信を開始する。ストリームデータは、オーディオ(音響)ストリームとビデオ(映像)ストリームとを含むものとする。
図3に示すように、まず、マルチプレクサ105にオーディオ(音響)ストリームとビデオ(映像)ストリームとを入力する。マルチプレクサ105はオーディオストリームとビデオストリームとを一定時間毎に切り出し、交互に並べることにより多重化を行う(マルチプレックス(多重化)ストリームを作成する。
図4は、タイムスタンプを付加する手順を示す図である。適宜図1も参照する。図4に示すように、タイムスタンプ付加ブロック106において、多重化されたマルチプレクスストリームデータに対してタイムスタンプを付加する。マルチプレクサ105において、交互に並んでいるオーディオストリームデータとビデオストリームデータとの1つずつの組に対してタイマ107から送られてくる現在時刻を示すタイムスタンプを付加する。タイムスタンプを付加された多重化ストリームは、送信バッファ108に送られ蓄積される。送信バッファ108は、例えば大きなリングバッファの形態を有しており、送信後のストリームデータも送信バッファ108が一周するまでの間は保持され、制御部110からの要求に従って取り出せるようになっている。
調停部109は、制御部110からの定期的な指示に従って送信バッファ108から図5に示すように一定量のデータ(D)を取り出し、取り出したデータにパケットヘッダ(PH)を付加する。パケットヘッダPHにはエラー検出のためのチェックサムと、単純増加でサイクリックなシーケンス番号と、が含まれ、受信側102でパケットの抜けが発生した場合にこのパケット抜けを検出するために用いられる。サイクリックの周期は、定常的な発生が予想されるエラー発生期間に比べて十分に大きくなるように設定する必要がある。
図6に示すように、パケットヘッダPHを付加されたパケット群は、制御部110によってトランシーバ103に送られ、アンテナ104から電波として送信される。この時、制御部110はタイマ107を監視しつづけて正確なタイミングで一定時間t毎に調停部109に対して一定量のストリームデータをトランシーバ103へ送るように指示する。送信データは、トランシーバ103、アンテナ104を経由して空中に放射され、受信側ブロック102に到達しアンテナ112より取り込まれ、トランシーバ111によって復調される。復調されたパケットは全てパケット識別113へ送られる。ストリームパケットはエラー判定部114へ送られ、ストリームパケット以外のパケットは制御部118へ送られる。
エラー判定部114に送られたストリームパケットは、パケットに付加されたパケットヘッダPHに含まれるチェックサムによってパケットの内容の正当性が検査された後に、パケットヘッダPHに含まれるシーケンス番号と多重化されたストリームデータに付加されているタイムスタンプと、に基づいて、エラー等でどのパケットが損失したかについて判定される。シーケンス番号を使用して判定する場合は、順次受信されるパケットヘッダ中のシーケンス番号を調べ、シーケンス番号が単純増加しているか、或いは、サイクリック周期に従って初期状態となっているかを調べることによりエラーの判定を行う。この様子を図7に示す。図7に示す判定においては、サイクリック周期よりも長いエラーは検出できない可能性があるため、以下に説明する方法であって、ストリームデータ内のタイムスタンプによる判定方法も併用してエラー判定を行う。
ストリームデータ内のタイムスタンプを利用してエラーの判定を行う方法は、予めリンクを確保した時点で帯域が決められるため、単位時間に送られてくるストリームデータの量を監視することによって行うことができる。まず、受信したパケット群からシーケンス番号による判定で失われた損失パケット(図8a)が含まれるタイムスタンプ・データのブロックを取り除く(図8b)。残ったストリームデータから付加されているタイムスタンプを取り出し、タイムスタンプ直後から次のタイムスタンプまでのデータサイズが、次のタイムスタンプまでの間隔に対して送られて来るべきデータ量に比べて少ない場合に、その間でパケットの損失が発生したと判断することができる(図8c)。
エラー判定部114は、パケットの損失が発生したと判断されたときは、損失が発生した区間の前後のタイムスタンプTSを制御部118に通知する。尚、エラー判定部114は、チェックサムによるエラー検出によりエラーと判定されたエラーパケットEPのみを破棄し(図9a)、それ以外のデータは、デマルチプレクサ115に送られる。エラーが検出されなかったストリームデータは、デマルチプレクサ115に送られる。デマルチプレクサ115において不良(異常)ブロックAPを検出・除去し(図9b)、タイムスタンプTSも除去した後に(図9c)、多重化されたストリームデータをビデオストリームVSとに分離する(図9d)。この際、伝送中のエラーで片方のストリームだけが壊れている場合(再生不可ブロックBVS)には、壊れていない方のストリーム(図ではオーディオストリームAS)の出力は止めないようにする。
図10は、以上の手順を実現した際のメッセージフローの一例を示す図である。図10に示す例では、矢印で示される受信側からの1回の追加ストリームパケット要求ASPRに対して、送信側が追加ストリームパケットASPを2度に分けて送信している。デマルチプレクサ115が分離したビデオストリームはピクチャインピクチャ部116へ、オーディオストリームはミキサ部117へ送られる。ピクチャインピクチャ部116は、マルチプレクサ115から出力された第1のビデオストリームに、もう1のデマルチプレクサ123から第2のビデオストリームが出力された時に、ピクチャインピクチャ機能を利用して、出力するビデオストリームに第1と第2の2つのビデオストリームを合成するブロックである。このピクチャインピクチャは、一般的な主画像中の一部の領域に副画像を合成して表示させるものである。
図11は、ピクチャインピクチャ処理を行うためのPinP処理部の構成例を示す図である。図11に示すように、PinP処理部は、符号化された主ビデオストリームを復号する第1デコーダ1101と、入出力にFIFOを備えており復号されたビデオ情報をフレームメモリ1105に書き込む際に衝突が起こらないように調停を行う第1調停ブロック1102と、副ビデオストリームの符号化を復号する第2デコーダ1103と、入出力にFIFOを備えてフレームメモリ1105に書き込む際に衝突が起こらないようにする第2調停ブロック1104と、復号したビデオ情報を書き込んで出力用のビデオ情報を合成し一時保存するフレームメモリ1105と、入出力にFIFOを備えておりフレームメモリ1105からビデオ情報を読み出す際に衝突が起こらないようにする調停ブロック1106と、調停ブロック1106が読み出したビデオ情報をビデオ信号に変換するビデオ信号エンコーダ1107と、を有している。
図11に示すPinP処理部の動作について図12を参照しつつ説明を行う。図11及び図12に示すように、主ビデオストリーム側の第1調停部1102は、フレームメモリ1105上に実画像サイズでビデオ情報を書き込み、副ビデオの第2調停部1004は、主ビデオの第1調停部1102が書き込んだビデオ情報の上から副ビデオのビデオ情報を上書きする。この際、ビデオ情報の大きさを縮小して予め決められた場所に書き込む。ビデオ信号エンコーダ1107に情報を送るための第3調停部1106は、副ビデオの第2調停部1104が副ビデオ情報を上書きしたことを確認した後に、フレームメモリ1105から全画面のビデオ情報を読み出し、そのビデオ情報をビデオ信号エンコーダ1107に送る。ビデオ信号エンコーダ1107は、第3調停部1106から出力されたビデオ情報を再びビデオストリームにエンコードし直す。尚、フレームメモリ1105上にビデオ情報を書き込む際に、副画面の情報を強調するために主ビデオのビデオ情報の輝度を下げる処理を行ったり副ビデオのビデオ情報の輝度を上げる処理を行ったりしても良い。また、副ビデオに表示するべき情報が無い場合は、副ビデオの表示そのものを停止してもよい。
図1に示すミキサ部117は、デマルチプレクサ115から出力されたオーディオストリームに、もう1つのデマルチプレクサ123からオーディオストリームが出力された場合に出力のオーディオストリームに双方のオーディオストリームを加算したものを出力する。図13は、ミキサ部117の構成例を示す図である。図13に示すように、ミキサ部117は、符号化された主オーディオストリームを復号して波形加算ブロック1303に送る第1デコーダ1301と、符号化された副オーディオストリームを復号して波形加算ブロック1303に送る第2デコーダ1302と、復号された主オーディオストリームと副オーディオストリームとの波形データを加算して合成された波形を生成する波形加算ブロック1303と、波形加算ブロック1303において合成された波形データを再び符号化して合成オーディオストリームを生成するオーディオエンコーダ1304と、を有する。尚、図13に示す構成の代わりに、副オーディオを強調するために波形合成時に主オーディオストリームの波形の振幅を減少させたり、副オーディオストリームの波形の振幅を増加させたりする構成にしても良い。
次いで、以下にエラーが発生したときの処理の流れについて図14を参照しつつ詳細に説明する。適宜、図1を参照して説明する。エラー判定部114からエラーが発生したストリームデータの時間情報を受け取った制御部118は、エラーが発生した区間にマージンとして例えば前後1秒間を加えた時間帯のストリームデータを送信側に要求する。ストリームデータを要求する際は、ストリームデータ要求パケット1401を制御部118が生成し、それをトランシーバ111に対して送信する要求を行い、送信側ユニットにこの要求を伝える。送信側ユニット101では、トランシーバ103で受信したストリームデータ要求パケット1401をデコードし、調停ブロック109を経由して制御部110に送る。
ストリームデータ要求を受けた制御部110は、送信バッファ108を調べ、要求された時間帯のストリームデータが送信バッファ108内に残っているか否かを調べ、残っていればそのデータを一度制御部110に読み出し、追加ストリームデータ1402のパケットを生成し、調停ブロック109に対し受信側ユニット102に追加ストリームデータ1402のパケットを送信させる。
この際、調停ブロック109は送信中のストリームデータを送るために確保した帯域以外の帯域を使用して送信するように調停する。残っている帯域が少ない場合は、調停ブロック109は複数回に分けて追加ストリームデータ1402を送信しもよい。この様子を図14(B)に示す。図14(A)と異なり、ストリームパケット1401が定期的かつ頻繁に流れるために、追加ストリームデータ1402を一度に送ることが出来るほどの余剰帯域(時間的に隣接するストリームパケット1401間の時間間隔)がない場合についての説明である。このような場合は、図14(B)に示すように追加ストリームデータ1402を余剰帯域に収まるように複数のパケットに分割し、定期的に流れるストリームパケット1401の間の時間領域に当てはまるように割り当てて送信する。図14(B)では、3つに分割した追加ストリームデータパケット1402を、余剰帯域に送信した場合が示されている。分割された追加ストリームデータパケット1402には、受信した際に不足分の判定が可能なようにそれぞれに対してパケットヘッダ1404が付加される。
調停ブロック109がトランシーバ103経由で追加データストリームパケットを受信側ユニット102に送信し、受信側ユニット102はトランシーバを経由してパケット識別ブロック113に送られる。パケット識別ブロック113では、ストリームパケットではないために受け取った追加ストリームデータパケット1402は制御部118へ送られる。制御部118は、受信した追加データストリームパケットから追加ストリームデータ1402を取り出し、再表示バッファ122に送る。再表示バッファ122は、例えばリングバッファを構成しており、再表示後のデータはある程度保持される。また、古いデータは自動的に新しいデータを読み込むことで破棄される。
追加ストリームデータパケット1402に含まれるパケットヘッダにより、全ての追加ストリームデータパケット1402が受信でき再表示バッファ122に送られたか否かを判定する。一定時間が経過しても全ての追加ストリームデータパケット1402を受信できなかった場合は、再表示バッファ122の内容を破棄する。これは、時間がある程度経過してしまうと、送信側ユニット101内の送信バッファ108はリングバッファであるため、新しいデータにより更新されてしまい古いデータが無くなっている可能性が大きいためである。そこで、要求した時間帯のストリームデータが全て再表示バッファ122内に格納された時点で、制御部118はデマルチプレクサ123に追加ストリームデータを入力する。
この際、操作部121に設定された動作モードにより、デマルチプレクサ123にデータを入力するタイミングを変える必要がある。操作部121において動作モードが自動モードに設定されている場合は、追加ストリームデータが再表示バッファ122に全て格納された直後にデマルチプレクサ123に送られる。動作モードが手動モードに設定されている場合は、制御部118は再表示バッファ122に追加ストリームデータが全て格納された時点で表示部120に再表示用データがある旨を表示する。その後、制御部118が新たなエラーを検出した場合は、新たな追加データストリーム要求を行ってもよい。
制御部118は、表示用データが存在する旨の表示と同時に、タイマ119から現在時刻を取得し、一定時間、例えば1分間程度、操作部121から再表示要求の指示が無かった場合は、表示部120から再表示用データがある旨の表示を中止し、再表示バッファ122内から追加データストリームを削除する。一定時間内に操作部121から再表示の指示があった場合は、制御部118は再表示バッファ122に追加データストリームをデマルチプレクサ123に送るように指示し、同時に、表示部120に表示している再表示用データが存在する旨の表示を中止する。また、再表示後一定時間内、例えば1分以内に操作部121より再表示の指示があった場合は、再度再表示バッファ122から追加ストリームデータをデマルチプレクサ123に入力し、再表示動作を行うようにする。
デマルチプレクサ123は、再表示バッファ122から送られてくる追加ストリームデータ1402の多重化を解除してビデオストリームとオーディオストリームとに分離し、ビデオストリームをピクチャインピクチャブロック116へ、オーディオストリームをミキサブロック117へ送る。以上の動作により、エラーが発生して受信できなかった部分を含んだAVデータの有無を、現在受信しているAVデータの受信を止めずに確認することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照しつつ説明を行う。本実施の形態による無線通信システムは、複数の追加ストリームパケット(データ)を同時に扱うことができる技術であり、ここでは、例として2つの追加ストリームに対応可能でありエラー部分の取り寄せ完了の表示にOSD表示を利用する技術を例に説明を行う。図15は、本実施の形態による無線通信システムの一構成例を示すブロック図である。図15に示すように、本実施の形態による無線通信システムは、AVデータ送信側の送信装置1501と、AVデータ受信側の送信装置1502とを有している。送信装置1501中は、パケットデータを送受信するトランシーバユニット1503と、トランシーバユニット1503に入出力する電波を送受信するためのアンテナ1504と、入力されるオーディオストリームとビデオストリームとを混合するマルチプレクサ1505と、マルチプレクサ1505から出力されたデータにタイマ1507からのデータに従ってタイムスタンプを付加するブロック1506と、現在時刻を示しつづけるタイマブロック1507と、タイムスタンプを付加した送信パケットを送信前・送信後共に一定量を蓄える送信バッファブロック1508と、制御部1510からの指示に従って送信バッファ1508内のデータを読み出して定期的にトランシーバ1503へ送り、また制御部1510からの非同期パケットを送信バッファから1508の送信データと衝突しないようにし、またトランシーバ1503からの受信データを制御部1510に送る調停ブロック1509と、タイマ1507、送信バッファ1508、調停ブロック1509とを制御して送信側ブロック全体を制御する制御ブロック1510と、を有している。
受信側装置1502は、パケットデータを送受信するためのトランシーバユニット1511と、トランシーバ1511に入出力する電波を送受信するためのアンテナ1512と、トランシーバ1511において受信されたパケットの種類を判定し、エラー判定ブロック1514と制御部1518とに振り分けるパケット識別ブロック1513と、タイムスタンプが付加された一連のストリームパケット中からエラーが発生している部分を検出し、そのエラーの発生している部分のタイムスタンプを制御部1518に通知するエラー判定ブロック1514と、エラー判定ブロック1514から出力されたストリームパケットからビデオストリームとオーディオストリームとを分離するデマルチプレクサ1515と、制御部1518からの指示で予め決められたOSDパターンを出力するビデオストリーム上に合成するPinPブロック1516と、受信側ブロック内の各ブロックを監視ならびに制御を行い受信側ブロック全体を制御する制御ブロック1518と、現在時刻を継続して指示するタイマブロック1519と、受信側ブロック1502を操作する人によって操作され、受信側ブロック1502の動作モードを設定したり、制御部1518に対して種種のイベントを発生させる操作部1521と、制御部1518からの制御により再表示用のデータを一時的に蓄える第1の再表示バッファ1522と、第1の再表示バッファ1522から出力されるストリームデータをビデオストリームとオーディオストリームとに分離する第1のデマルチプレクサ1523と、制御部1518からの制御により再表示用のデータを一時的に蓄える第2の再表示バッファ1524と、第2の再表示バッファ1524から出力されるストリームデータをビデオストリームとオーディオストリームとに分離する第2のデマルチプレクサ1525と、を有する。
次に、上述のように構成された無線通信システムの動作について詳細に説明する。図15に示すマルチプレクサ1505から入力されたオーディオストリーム(A stream)とビデオストリーム(V stream)とを多重化し、タイムスタンプ付加ブロック1506においてタイムスタンプを付加し、送信バッファ1508に蓄積されながら調停ブロック1509と、トランシーバ1503と、を経由して受信側ブロック1502へ送信される動作は上記の実施の形態による動作と同様である。送信データは、トランシーバ1503とアンテナ1504とを経由して空中に放射され、受信側ブロック1502に到達し、アンテナ1512より取り込まれ、トランシーバ1511によって復調される。復調されたパケットは全てパケット識別1513に送られる。ストリームパケットはエラー判定部1514へ送られ、それ以外のパケットは制御部1518へ送られる。
エラー判定部1514に送られたストリームパケットは、パケットに付加されたパケットヘッダに含まれるチェックサムに基づいてパケットの内容の正当性が検査された後に、パケットヘッダに含まれるシーケンス番号と多重化されたストリームデータとに付加されているタイムスタンプを元にしてエラー等でいずれのパケットが損失したかを判定する。この手順は上記の実施の形態において説明した手順と同様である。エラー判定部1514は、パケットの損失が発生したと判断されたときは、損失が発生した区間の前後のタイムスタンプを制御部1518に通知する。尚、エラー判定部1514は、チェックサムによるエラー検出でエラーと判定されたパケットのみを破棄し、それ以外のデータはデマルチプレクサ1515に送られるものとする。
エラーが検出されなかったストリームデータは、デマルチプレクサ1515に送られる。デマルチプレクサ1515では不良ブロックを取り除き、タイムスタンプを除去した後に、多重化されたストリームデータをビデオストリームとオーディオストリームとに分離する。この時、伝送中のエラーにより片方のストリームだけが壊れる場合は、壊れていない方のストリームの出力は止めないようにする。この手順も上記の実施の形態の手順と同様である。但し、エラーが検出された際の処理が複数のスレッドにより平行して処理される点で上記の実施の形態とは異なる。この場合の手順を実現するためのフローの一例を図16に示す。図16に示すフローでは、同時に2つの要求(追加ストリームパケット要求AとB)が発生し、それぞれの受信側からの一回の追加ストリームパケット要求に対して送信側から追加ストリームパケットA及びBのそれぞれが2度に分けられて送信されている。
エラー判定部1514からエラーの発生の通知を受けた制御部1518は、送信側ブロック1501に対し追加ストリームパケット要求を行う。この時、複数のスレッドに対応させるために要求時にユニークな番号を発生させ、その番号を追加ストリーム要求時に添付し、後に複数の追加ストリームパケットを識別する時に使用する。
本実施の形態による技術では、発生したエラーの間隔が短い場合は複数のエラーをまとめて1つのエラーとして扱う点で上記第1の実施の形態による無線通信システムとは異なる。図17に示すように、符号1701はデータストリームであり、符号1702は図17に示される区間内に発生した1つ目のエラーを示し、符号1703は2つめのエラーを示し、符号1704は3つ目のエラーを示し、符号1705は1つ目のエラーと2つ目のエラーとの間隔を示し、符号1706は2つ目のエラーと3つ目のエラーとの間隔を示す。エラーの間隔が一定時間以下であれば(図17では、1つ目のエラーと2つ目のエラーとの間隔1705が該当する)、これらをまとめて1つのエラーとみなし、1つ目のエラーの開始時点から2つ目のエラーの終了時点までの期間1707を1つのエラー期間と見なす。エラーとエラーとの間隔が一定時間以上であれば(2つ目のエラーと3つ目のエラーの間隔1706が該当する)、これらを別個のエラーとして取り扱う。すなわち、3つ目のエラー1704は単独のエラーとして扱われる。
追加ストリームパケットの要求は、受信側ユニット1502(図15)で同時に扱える数だけ、すなわち本実施の形態においては、追加ストリームパケットの要求を同時に2つまで発行できる。図16では、2つの追加ストリームパケットが存在する場合を例示しているが3以上でも良い。デマルチプレクサ1515が分離したビデオストリームは、ピクチャインピクチャ部1516へ送られ、オーディオストリームはそのまま出力される。ピクチャインピクチャ部1516は、デマルチプレクサ1515から出力されたビデオストリームに、予め決められたパターンを制御部1518からの指示によって重ねて合成する機能ブロックである。図18は、このようなOSDに基づくピクチャインピクチャ部1516の一構成例を示す図である。図18に示すように、ピクチャインピクチャ部1516は、主ビデオストリームの符号化を復号するデコーダ1801と、入出力にFIFOを備えて復号されたビデオ情報をフレームメモリ1805に書き込む際に衝突が起こらないように調停を行う第1調停ブロック1802と、制御部1518からの指示によりパターンメモリ1808から適当なパターンを選んでOSDデータの第2調停部1804に入力するコントローラ1803と、入出力にFIFOを備えてフレームメモリ1805に書き込む際に衝突が起こらないようにするブロック1804と、復号したビデオ情報を書き込んで出力用のビデオ情報を合成し一時保存するブロック1805と、入出力にFIFOを備えてフレームメモリ1805からビデオ情報を読み出す際に衝突が起こらないようにする調停ブロック1806と、調停ブロック1806が読み出したビデオ情報をビデオ信号に変換するビデオ信号エンコーダ1807と、予め決められたOSDパターンが記録されているパターンメモリ1808と、を有している。
図19は、上記の調停処理の様子を示す図である。図19に示すように、ビデオ信号の第1調停部1802は、フレームメモリ1805上に実画像サイズでビデオ情報を書き込む。コントローラ1803は、ビデオ信号用の第1調停部1802が書き込んだビデオ情報の上から制御部1518(図15)の指示によって選択されたパターンメモリ1808上のパターンデータを読み出し、OSDパターン用の第2調停部1804に送り込む。OSDパターン用の第2調停部は、この選択されたOSDパターンをフレームメモリ1805上のビデオ情報に上書きする。ビデオ信号エンコーダ1807に情報を送るための第3調停部1806はOSDパターン用の第2調停部1804がOSD情報を上書きしたことを確認した後に、フレームメモリ1805から全画面のビデオ情報を読み出し、そのビデオ情報をビデオ信号エンコーダ1807に送る。ビデオ信号エンコーダ1807は、調停部1806から出力されたビデオ情報を再びビデオストリームにエンコードし直す。
以下、エラーが発生した際の処理の流れについて説明する。図15に示すエラー判定部1514からエラーが発生したストリームデータの時間情報を制御部1518が受け取ると、エラーが発生した区間に前後1秒を加えた時間帯のストリームデータを送信側に要求する。ストリームデータを要求する際は、ストリームデータ要求パケットを制御部1518が生成し、それをトランシーバ1511に対して送信要求し、送信側ユニットに要求を伝える。この時、複数の要求を特定可能にするためにユニークな番号を生成し、パケットヘッダに付加する。
送信側ユニット1501では、トランシーバ1503で受信したストリームデータ要求パケットをデコードし、調停ブロック1509を経由して制御部1510に送られる。ストリームデータ要求を受けた制御部1510は、送信バッファ1508を調べ、要求された時間帯のストリームデータが送信バッファ1508内に残っているか否かを調べる。要求された時間帯のストリームデータが残っていれば、そのデータを一旦制御部1510に読み出し、追加ストリームデータパケットを生成し、調停ブロック1509に対し受信側ユニット1502に追加ストリームデータパケットを送信させる。この時、いずれの追加ストリーム要求パケットに対する追加ストリームデータパケットであるのかを区別するために、追加ストリームパケットのヘッダに対応する追加ストリーム要求パケットに付加されていたユニークな番号を付加する。
追加要求パケットの送信時には、調停ブロック1509は送信中のストリームデータを送るために確保した帯域以外の帯域を使用して送信するように調停する必要がある。これは、前述の実施の形態において説明した通りである。分割して送信する必要がある場合は、前述の実施の形態において説明したようにパケットヘッダ1404を付加する。調停ブロック1509がトランシーバ1503経由で追加データストリームパケットを受信側ユニット1502に送信し、受信側ユニット1502はトランシーバを経由してパケット識別ブロック1513に送られる。パケット識別ブロック1513においては、追加データストリームパケットはストリームパケットではないため、受け取った追加データストリームパケットは制御部1518へ送られる。
制御部1518は、受信した追加データストリームパケットから追加データストリームを取り出し、第1再表示バッファ1522または第2再表示バッファ1524に送る。この時、同じ追加ストリームデータ要求については同じ再表示バッファに送るようにする。同じかどうかの区別は追加ストリームデータパケットに含まれるユニークな番号によって行う。それぞれの再表示バッファ1522、1524において、追加データストリームパケットに含まれるパケットヘッダに基づいて全ての追加データストリームパケットが受信でき再表示バッファ122に送られたか否かを判定する。一定時間が経過しても全ての追加ストリームデータが受信できなかった場合は、第1再表示バッファ1522または第2再表示バッファ1524の内容を破棄する。これは、時間がある程度経過してしまうと、送信側ユニット1501内の送信バッファ1508はリングバッファであるため、古いデータは新しいデータで上書きされている可能性が大きいためである。要求した時間帯のストリームデータが全て第1再表示バッファ1522または第2再表示バッファ1524内に格納された時点で、制御部1518は対応する第1デマルチプレクサ1523または第2デマルチプレクサ1525に追加ストリームデータを入力する。この時、操作部1521に設定された動作モードによりデマルチプレクサ115、123(図1)にデータを入力するタイミングを変える必要がある。操作部1521で動作モードが自動モードに設定されているときは、追加ストリームデータが第1再表示バッファ1522又は第2再表示バッファ1524に全て格納された直後にデマルチプレクサ115、123(図1)または1525に送られる。
動作モードが手動モードに設定されているときは、制御部1518は第1再表示バッファ1522または第2再表示バッファ1524に追加ストリームデータが全て格納された時点で、ピクチャインピクチャプロック1516に対し再表示用データがある旨を表示するよう指示する。同時に、タイマ1519から現在時刻を取得し、一定時間、例えば1分間、操作部1521から再表示要求の指示が無かった場合はピクチャインピクチャブロック1516に対し再表示用データがある旨の表示を停止するよう指示し、第1再表示バッファ1522または第2再表示バッファ1524内から追加データストリームを削除する。一定時間内に操作部1521から再表示の指示があった場合は、制御部1518は第1再表示バッファ1522または第2再表示バッファ1524に対して追加データストリームを第1デマルチプレクサ1523または第2デマルチプレクサ1525に送るように指示し、同時にピクチャインピクチャプロック1516に表示している再表示用データがある旨の表示を中止するように指示する。この操作部1521からの指示が、追加ストリームデータの一部のみを再生するものであった場合、例えばビデオのみの再生が指示された、或いは、オーディオのみの再生が指示された場合は、制御部1518は第1デマルチプレクサ1523または第2デマルチプレクサ1525に対して該当ストリームのみを再生するように指示する。
第1デマルチプレクサ1523、第2デマルチプレクサ1525は、第1再表示バッファ1522、第2再表示バッファ1524から送られてくる追加データストリームの多重化を解除してビデオストリームとオーディオストリームとに分離し、ビデオストリーム、オーディオストリームとして出力する。第1デマルチプレクサ1523、第2デマルチプレクサ1525より出力されたデータはそれぞれの再生ユニットにより再生される。これによりエラーが発生して受信できなかった部分を含んだ複数のAVデータを現在受信しているAVデータを止めることなく確認することが出来る。
次に、1つの送信ユニットから複数の受信ユニットに対してAVストリームを送信する場合について説明を行う。以下に、1つの送信ユニットから2つの受信ユニットに対してAVストリームを送信する例を、図20を参照して説明する。図20に示すように、AVデータの送信ユニット2001と、第1の受信ユニット(受信ユニットA)2002と、第2の受信ユニット(受信ユニットB)2003と、を含む。送信ユニット2001から受信ユニットA2002と受信ユニットB2003に対して同一のAVストリームを同時に送信する。受信ユニットA2002と受信ユニットB2003とは同一の構成でも良い。構成は上述の実施の形態による送信ユニット、受信側ユニットと同様の構成を有するユニットを使用することができる(図1)。
エラーが発生した際のフローを、図21を参照して説明する。符号2101は定常的に送信されているAVストリーム、符号2102は受信ユニットA2002がAVストリームを受信した際に発生したエラーブロック(エラーA)、符号2103はエラーA2102に対応して発生した追加ストリーム要求パケット(追加ストリーム要求A)、符号2104は受信ユニットBがAVストリームを受信した際に発生したエラーブロック(エラーB)、符号2105はエラーBに対応した追加ストリーム要求パケット(追加ストリーム要求B)、符号2106は追加ストリーム要求A2103に対応した追加ストリームパケット(追加ストリームA)、符号2107は追加ストリーム要求B2105に対応した追加ストリームパケット(追加ストリームB)である。送信側ユニット2001は要求を受けた受信ユニットに対し対応する追加ストリームパケットを対象のユニットに送信する。
受信側ユニットの数が増えてくると、追加ストリーム要求数が増え、送信側ユニットが追加ストリームを送信することが難しくなることが考えられる。また、送信側ユニットが送信する追加ストリームの数が増えてくると、追加ストリーム同士で輻輳を起こす可能性もある。これらの問題を緩和するためには、予め追加ストリーム用の帯域を確保する方法、同一の時間帯又は一部が重なる時間帯の複数の追加ストリーム要求は一つにまとめてマルチキャストにより送信する方法を利用すれば良い。以下、これらの方法について説明する。
図20と同様の送信ユニット、受信ユニットを有する構成について説明を行う。送信ユニット、受信側ユニットの構成は上記実施の形態と同様の構成を使用することができる(図1)。送信ユニットは、AVストリーム用の帯域が予約された時に、同時に追加ストリーム送信用の帯域を予約する。この一例について図22を参照して説明を行う。図22に示すように、符号2201はAVストリーム用に予約された帯域、符号2202は同時に予約された追加ストリーム送信用帯域、符号2203は残った非同期送信用帯域を表す。図23は、エラー時のメッセージフローを示す。ある時間のフレームの受信状況を図23Aに示す。符号2311は送信部から受信部A、受信部BにAVストリームを送信したときに受信部Aで発生した受信エラーである。図23Aに示したフレームの次のフレームを図23Bに示す。符号2321は前フレームの受信エラー2311に対応した追加ストリーム要求であり、符号2322は新たに受信部Aで発生した受信エラーであり、符号2323は新たに受信部Bで発生した受信エラーを表す。ここに示したように、受信部は受信エラーが発生した場合は即座に追加ストリーム要求を行ってよい。
図23Bに示したフレームの次のフレームを図23Cに示す。符号2331は受信部Aで発生した受信エラー2322に対応した追加ストリーム要求であり、符号2332は受信部Bで発生した受信エラーに対応する追加ストリーム要求を表す。追加ストリーム要求を受けた送信部は、すぐには追加ストリームパケットを送信しない。一定時間だけ待ち、その間に他の受信部が同一の区間に対して、または比較的短い区間に対して複数の追加ストリーム要求が発生するか否かを調べる。図23に示した例に関して、追加ストリーム要求の処理を行うフローを図24に示す。
図23Dにおいて、符号2341は一定時間内に受けた追加ストリーム要求に対応する追加ストリーム要求である。図に示しているようにこの追加ストリームパケットは追加ストリームパケット用に割り当てられた帯域を用いて送信される。
図24(A)に追加ストリーム要求を受けた状況を示す。符号2401は追加ストリーム要求2321に対応する部分、符号2402は追加ストリーム要求2331と追加ストリーム要求2332に対応する部分である。これらの追加ストリーム要求は短い区間に発生しているため、生成する追加ストリームはこれらの区間をカバーできるものとする。この様子を図24(B)に示す。図24(B)において、符号2403は追加ストリームとして生成する範囲を示す。送信部は生成した追加ストリームを受信部Aと受信部Bに対してマルチキャストで送信する。送信する相手が多い場合はブロードキャストを用いても良い。受信部はマルチキャストで送信される追加ストリームパケットは自分が指定されているか否かを判断し、指定されていた場合は全て受信しなければならない。ブロードキャストで送信される追加ストリームパケットについては全て受信しなければならない。追加ストリームを受信した受信部は、受信した追加ストリームパケットの範囲に自身が要求した追加ストリーム要求の範囲が含まれているかを判定する。含まれていた場合は必要な範囲を切り出して再生する。この様子を図25に示す。
図25(A)において、符号2501は受信した追加ストリームパケット、符号2502は自身が要求した追加ストリーム要求の範囲を示す。図25(B)において、符号2503は受信部が切り出して再生する部分を示す。以上のフローに基づく処理を行うことにより、受信ユニットが増えて追加ストリーム要求の数が増えても、予め追加ストリームパケットを送るための帯域を確保してあるため、追加ストリームパケットを送ることが出来ないという状況を回避できる。また複数の受信ユニットから短期間に集中して追加ストリーム要求を受ける場合も重複している部分を判断してマルチキャスト送信を用いることで追加ストリームパケットの送信数を減らすことが出来、追加ストリーム同士で輻輳することを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施の形態による無線通信装置によれば、エラーが多かったりトランザクションに時間がかかる回線においても主要AVデータの受信に大きなバッファを用いることがなく、低レイテンシを確保したアイソクロナス伝送を行い、エラーが発生した部分については自動的に取得し、専用の手段により自動的に視聴することが可能となる。
尚、本侍史の形態においては、「AVデータとは独立して再生する独立再生手段」を用いるため、リアルタイムに再生されるAVデータとは異なるある区間データとして作成されるが、この作成されたデータといずれかの記録装置に記録されたAVデータとに基づいて、不良部分を修正した一連のAVデータを作成するようにしても良い。
101…AVデータの送信ブロック(第1の無線通信装置)、102…AVデータの受信ブロック(第2の無線通信装置)、103…トランシーバユニット、104…アンテナ、105…マルチプレクサ、106…タイムスタンプ付加ブロック、107…タイマ、108…送信バッファブロック、109…調停ブロック、110…制御部、111…トランシーバユニット、112…アンテナ、113…パケット識別ブロック、114…エラー判定ブロック、115…デマルチプレクサ、116…PinPブロック、117…ミキサブロック、118…制御ブロック、119…タイマ、120…表示部、121…操作ブロック、122…再表示バッファメモリブロック、123…デマルチプレクサ。
Claims (21)
- AVデータをリアルタイムに送信する送信部を有する第1の無線通信装置と、該第1の無線通信装置から送られたAVデータをリアルタイムに受信する受信部と、受信したAVデータを出力する出力部と、を有する第2の無線通信装置と、を有する無線通信システムであって、
前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線通信装置から要求される前記データをリアルタイムに送信している前記AVデータとは独立して前記第2の無線通信装置に送信する独立送信手段を有しており、
前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線通信装置から前記第2の無線通信装置へ伝送中の前記AVデータにリアルタイムには回復不能な伝送エラーが発生した場合にその区間を特定する伝送エラー発生区間特定手段と、前記区間を含むある区間のデータを前記第1の無線通信装置に要求する要求手段と、該要求に応じて前記第1の無線通信装置から送信された前記データの少なくとも一部を蓄積する蓄積手段と、該蓄積手段に蓄積したデータを現在再生中の前記AVデータとは独立して再生する独立再生手段と
を有することを特徴とする無線通信システム。 - 前記独立再生手段は、前記区間内の前記AVデータ及び該AVデータと対応し前記蓄積手段に蓄積されたデータとを合成する合成手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
- 前記独立再生手段は、ピクチャインピクチャ機能を用いて前記区間内の前記AVデータ及び該AVデータと対応し前記蓄積手段に蓄積されたデータと合成する手段を有することを特徴とする請求項2の無線通信システム。
- 前記独立再生手段は、オーディオミキサ機能を用いて前記区間内の前記AVデータ及び該AVデータと対応し前記蓄積手段に蓄積されたデータと合成する手段を有することを特徴とする請求項2の無線通信システム。
- 前記独立送信手段は、前記第2の無線通信装置側から要求された複数のエラー区間を含む一定区間のデータを送信することを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の無線通信システム。
- 前記要求手段は、複数の回復不能なエラー区間を含む一定区間を指定して要求することを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の無線通信システム。
- 前記独立再生手段は、複数のAVデータ片をまとめて再生する手段を有していることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の無線通信システム。
- さらに、前記要求手段によりデータを要求する際に、AVデータの送信を行っていないチャネル又は現在使用しているチャネルにおける現在使用していない帯域を調べる手段と、一度に要求するデータが前記チャネルの伝送容量又は前記使用していない帯域の伝送容量を超えないように要求するデータを分割する手段と、を備えることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の無線通信システム。
- 前記独立再生手段は、前記蓄積手段へのデータ蓄積に応じて自動的に再生を開始する機能を有していることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の無線通信システム。
- 前記要求手段が分割して区間データを要求した場合に、前記蓄積手段へのデータ蓄積を検知した後に自動的に再生を開始するタイミングとして分割した全ての区間データの蓄積後を選択することを特徴とする請求項9に記載の無線通信システム。
- 前記第2の無線通信装置が要求したデータが前記蓄積手段に蓄積された旨を報知する報知手段と、再生タイミングを入力により指示する入力手段と、を有し、前記独立再生手段は、前記入力手段に入力されたタイミングに基づいて前記蓄積手段に蓄積されたデータを再生することを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載の無線通信システム。
- 前記報知手段が、受信している前記AVデータを表示する表示装置以外の手段であることを特徴とする請求項11に記載の無線通信システム。
- 前記報知手段は、受信している前記AVデータを現在表示している表示装置上に表示するオンスクリーンディスプレイ(OSD)であることを特徴とする請求項11又は12に記載の無線通信システム。
- 前記報知手段により前記蓄積手段にデータが蓄積されたことが報知された後の一定時間内において再生タイミングに関する指示の有無を検出する検出手段と、
前記検出手段により、指示が無いことが検出された時に、前記蓄積手段に蓄積されたデータを破棄するように制御することを特徴とする請求項11から13までのいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 前記第2の無線通信装置が前記蓄積手段に蓄積したデータを再生する際に、AVデータの構成要素から選択して再生する機能を備えることを特徴とする請求項1から14までのいずれか1項に記載の無線通信システム。
- 複数の第2の無線通信装置を備えており、
前記第1の無線通信装置が一定時間内に複数の前記第2の無線通信装置から区間データの送信を要求されたか否かを判定する判定手段を備えており、該判定手段が一定時間内に複数の前記第2の無線通信装置からの要求を受けたと判断した時に、該第2の無線通信装置に送信する区間データをブロードキャストまたはマルチキャストにより送信する手段を有することを特徴とする請求項1から15までのいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 前記第1の無線通信装置から送信される区間データが、一定時間内に複数の前記第2の無線通信装置から要求された、複数または全ての区間を含むデータであることを特徴とする請求項16に記載の無線通信システム。
- 送信元からリアルタイムに送信されるAVデータを受信する受信部と、受信した前記AVデータを出力する出力部と、を有する無線通信装置であって、
前記AVデータにリアルタイムには回復不能な伝送エラーが発生した場合にその区間を特定する伝送エラー発生区間特定手段と、
前記区間を含むある区間のデータを前記送信元に要求する要求手段と、
該要求に応じて前記送信元から送信された前記データの少なくとも一部を蓄積する蓄積手段と、
該蓄積手段に蓄積したデータを現在再生中の前記AVデータとは独立して再生する独立再生手段と
を有することを特徴とする無線通信装置。 - AVデータをリアルタイムに送信する送信部を有する第1の無線通信装置であって、
前記第1の無線通信装置は、送信先から要求されるデータを、リアルタイムに送信している前記AVデータとは独立して前記送信先に送信する独立送信手段を有しいていることを特徴とする無線通信装置。 - 送信元からリアルタイムに送信されるAVデータを受信する受信部と、受信した前記AVデータを出力する出力部と、を有する無線通信装置を用いた無線通信方法であって、
前記AVデータにリアルタイムには回復不能な伝送エラーが発生した場合にその区間を特定するステップと、
前記区間を含むある区間のデータを前記送信元に要求するステップと、
該要求に応じて前記送信元から送信された前記データの少なくとも一部を蓄積するステップと、
蓄積したデータを現在再生中の前記AVデータとは独立して再生するステップと
を有することを特徴とする無線通信方法。 - 送信元からリアルタイムに送信されるAVデータを受信する受信部と、受信した前記AVデータを出力する出力部と、を有する無線通信装置に、
前記AVデータにリアルタイムには回復不能な伝送エラーが発生した場合にその区間を特定するステップと、
前記区間を含むある区間のデータを前記送信元に要求するステップと、
該要求に応じて前記送信元から送信された前記データの少なくとも一部を蓄積するステップと、
蓄積したデータを現在再生中の前記AVデータとは独立して再生するステップと
を実行させるためのプログラム。
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