JP2005294995A - 画像処理装置、画像投射装置、方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像投射装置、方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数存在する各原色の出力比の中から、状況に応じて最適な出力比を選択できる画像処理装置等を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明による画像処理装置では、色変換手段によって、M原色表示用信号がN原色表示用信号に変換され(N>M、NおよびMは自然数)、出力比決定手段によって、前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比が決定される。そして、前記出力比決定手段によって決定された出力比に基づき、前記色変換手段がM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する。したがって、状況に応じて前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数を適切に設定することによって、最適な出力比が選択され、適切な色再現が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多原色表示装置における画像処理(色変換方法)に関する。
従来より、液晶表示装置、プロジェクタ等では、入力された3原色(例えば、RGB入力信号)を多原色表示装置(4以上の原色を用いる表示装置)の各原色のカラー原色信号に変換する色変換が行われている。
例えば、特許文献1には、3原色表示用の信号を4原色以上の多原色表示用の信号に変換するカラーテレビジョン伝送方式が開示されている。当該伝送方式による色変換では、色変換される4原色以上の多原色の中から3色のみを選択して、これら3色の混色で多原色表示用の信号を求めている。
また、特許文献2には、入力三刺激値を多原色表示装置の各原色のカラー画像信号に変換する色変換手段を備えた色再現システムが開示されている。当該色再現システムにおける色変換では、色変換領域を4つの四面体に分割し、各領域でそれぞれ多原色表示用の信号を求めている。ここでも、4つの原色の中から選択した3色を変数として多原色表示用の信号を求めており、残りの原色はゼロまたは最大値である。
特開平6−261332号公報 特開2000−338950号公報
しかしながら、特許文献1または特許文献2に記載の色変換では、3原色表示用の信号を4原色以上の多原色表示用の信号に変換する場合、一つの色を表現するための各原色の出力比が複数存在するにもかかわらず、多原色のうちの一つが常にゼロまたは最大値に固定されている。このため、3原色表示用の信号を4原色以上の多原色表示用の信号に変換する場合、状況に応じた最適な出力比の選択ができず、適切な色再現が不可能であった。
そこで、本発明は、適切な色再現が可能な画像処理装置等を提供することを課題とする。
本発明の一態様による画像処理装置は、自然数Nが自然数Mよりも大きく、M原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する色変換手段と、前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比を決定する出力比決定手段と、を備え、当該出力比決定手段によって決定された出力比に基づき、前記色変換手段がM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換するように構成される。
上記のように構成された画像処理装置によれば、色変換手段によって、M原色表示用信号がN原色表示用信号に変換され(N>M、NおよびMは自然数)、出力比決定手段によって、前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比が決定される。そして、前記出力比決定手段によって決定された出力比に基づき、前記色変換手段がM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する。したがって、状況に応じて前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数を適切に設定することによって、最適な出力比が選択され、適切な色再現が可能となる。
上記本発明による画像処理装置によれば、前記出力比決定手段は、前記N原色表示用信号の各原色の輝度比が前記各原色の重み付け係数の比に近づくように、出力比を決定するように構成される。
上記本発明による画像処理装置は、発光輝度が小さい原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、ように構成される。
上記本発明による画像処理装置は、発光効率が良い原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、ように構成される。
上記本発明による画像処理装置は、寿命が長い原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、ように構成される。
上記本発明による画像処理装置は、累積発光時間が短いほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、ように構成される。
上記本発明による画像処理装置は、エネルギーが高い原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、ように構成される。
上記本発明による画像処理装置は、画像表示装置の発熱量が大きい原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、ように構成される。
上記本発明による画像処理装置は、画像表示装置において漏れ光が大きい原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、ように構成される。
本発明の他の態様による画像投射装置は、自然数Nが自然数Mよりも大きく、M原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する色変換手段と、前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比を決定する出力比決定手段と、を備え、当該出力比決定手段によって決定された出力比に基づき、前記色変換手段がM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する、ように構成される。
本発明のさらに他の態様による画像処理方法は、自然数Nが自然数Mよりも大きく、M原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する色変換工程と、前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比を決定する出力比決定工程と、を備え、当該出力比決定工程において決定された出力比に基づき、前記色変換工程においてM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する、ように構成される。
本発明のさらに他の態様によるプログラムは、自然数Nが自然数Mよりも大きく、M原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する色変換処理と、前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比を決定する出力比決定処理と、当該出力比決定処理において決定された出力比に基づき、前記色変換処理においてM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する処理と、をコンピュータに実行させるように構成される。
本発明のさらに他の態様による記録媒体は、自然数Nが自然数Mよりも大きく、M原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する色変換処理と、前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比を決定する出力比決定処理と、当該出力比決定処理において決定された出力比に基づき、前記色変換処理においてM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録してコンピュータによって読取可能に構成される。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
画像処理装置の全体構成
図1は、本発明の一実施形態としての画像処理装置16の全体構成を示す説明図である。当該実施形態では、3原色表示用信号(YUV信号またはR(赤)G(緑)B(青)信号)を4原色表示用信号(R'(赤)G'(緑)B'(青)E'(エメラルドグリーン)信号)に変換する場合について説明する。
当該画像処理装置は、YUV→RGB変換部16aと、γ変換部16bと、rgb→XYZ変換部16cと、r0000計算部16dと、r1111計算部16eと、輝度比決定部16fと、重み付け係数決定部16gと、発熱量・漏れ光検出部16hと、逆γ変換部16jと、発光量・吸収光量積算部16kと、を備えて構成される。
入力画像信号としては、YUV入力画像信号およびRGB入力画像信号のいづれでも利用できる。YUV入力画像信号の場合には、YUV→RGB変換部16aによってRGB入力画像信号に予め変換される。RGB入力画像信号は、γ変換部16bによって輝度比rgbに変換された後、rgb→XYZ変換部16cによってXYZ値に変換される。これらYUV→RGB変換部16a、γ変換部16bおよびrgb→XYZ変換部16cによる処理は周知であるので詳細な説明は省略する。
そして、r0000計算部16dおよびr1111計算部16eによって、所定条件の下で2組の輝度比(r0,g0,b0,e0)および(r1,g1,b1,e1)が求められる。そして、輝度比決定部16fは、重み付け係数決定部16gから供給される重み付け係数に基づき、2組の輝度比(r0,g0,b0,e0)および(r1,g1,b1,e1)から、入力画像信号の色(X,Y,Z)を表すための4原色の輝度比r’g’b’e’を求める。なお、重み付け係数決定部16gは、発熱量・漏れ光検出部16h、発光量・吸収光量積算部16kからのデータに基づき、重み付け係数を決定する。
そして、入力画像信号の色(X,Y,Z)を表すための4原色の輝度比r’g’b’e’は、逆γ変換部16jによって出力画像信号R'G'B'E'(本発明の「N原色表示用信号の各原色の出力比」に対応する)に変換される。当該逆γ変換部16jによる処理は周知であるので詳細な説明は省略する。
上記r0000計算部16d、r1111計算部16e、輝度比決定部16fおよび重み付け係数決定部16gにおける処理については後に詳細に説明する。
ここで、YUV→RGB変換部16a、γ変換部16b、rgb→XYZ変換部16c、r0000計算部16d、r1111計算部16e、輝度比決定部16fおよび逆γ変換部16jが本発明の「色変換手段」に対応する。また、輝度比決定部16f、重み付け係数決定部16gおよび逆γ変換部16jが、本発明の「出力比決定手段」に対応する。
画像処理装置16における色変換処理
図2は、画像処理装置16における色変換処理を説明するためのフローチャートである。コンピュータのCPUが行う処理である。図2を参照して、画像処理装置16の処理をさらに詳細に説明する。
まず、上述したように、YUV→RGB変換部16a、γ変換部16bおよびrgb→XYZ変換部16cによって、RGB入力画像信号(またはYUV入力画像信号)がXYZ信号に変換される(S10)。
次に、上記XYZ信号は、r0000計算部16dによって、表示装置の4原色の中から選択された任意の3原色の輝度比に変換される(S12)。当該実施形態では、表示装置の4原色(RGBE)の中からRGBを用いて、S10で求められたXYZ値を表示装置の選択された3原色の輝度比に変換される。第4番目の原色(当該実施形態では原色E)の輝度はゼロとする。数式では、以下の式(1)のように示される。
Figure 2005294995

ここで、XRRRは原色Rの最大輝度の三刺激値であり、XGGGは原色Gの最大輝度の三刺激値であり、XBBBは原色Bの最大輝度の三刺激値である。
同様に、S10で求められたXYZ信号は、r1111計算部16eによって、第4番目の原色(当該実施形態では原色E)の輝度を最大値に固定した状態で、表示装置の選択された3原色の輝度比に変換される(S14)。数式では、以下の式(2)のように示される。
Figure 2005294995

ここで、XRRRは原色Rの最大輝度の三刺激値であり、XGGGは原色Gの最大輝度の三刺激値であり、XBBBは原色Bの最大輝度の三刺激値であり、XEEEは原色Eの最大輝度の三刺激値である。
そして、輝度比決定部16fは、入力信号の色(X,Y,Z)を表すための4原色の輝度比を求める(S16)。入力信号の色(X,Y,Z)を表すための4原色の輝度比は、以下の式(3):
Figure 2005294995

に示すように、eを変数とした(r0,g0,b0,e0)と(r1,g1,b1,e1)との線形結合で表すことができる。
そして、4原色の輝度比を可能な範囲で均等にするために、以下の式(4)および条件(5):
0≦r’≦1,0≦g’≦1,0≦b’≦1,0≦e’≦1 …(4)
評価関数F(e’)が最小となること(dF(e’)/de’=0) …(5)
を満たすe’を求める。
当該実施形態において、評価関数F(e)は、重み付け係数決定部16gから供給される各原色の重み付け係数wR,wG,wB,wEを用いて
Figure 2005294995

で定義される。重み付け係数決定部16gにおける処理については後で詳細に説明する。式(6)において、評価関数F(e)が最小となる(条件(5))とは、r’/wR,g’/wG,b’/wB,e’/wEとこれらの平均値との差の二乗和が最小になることを意味している。すなわち、r’/wR,g’/wG,b’/wB,e’/wEがこれらの平均値に最も近づくこと、つまりr’,g’,b’,e’がwR,wG,wB,wEの比に最も近づくことを意味する。
ここで、ci=ci0+e’Δci …(7)
Δci=ci1−ci0 …(8)
Figure 2005294995

{cij}={rj/wR,gj/wG,bj/wB,ej/wE} j=0,1 …(10)
である。式(7)は、式(3)を新たな記号で書き直したものである。また、式(9)においてNは原色の数に相当する。
条件(5)を満たすe’の値は、以下のように求めることができる。
まず、式(6)および式(9)より、
Figure 2005294995

そして、評価関数F(e’)をe’で微分すると、
Figure 2005294995

となり、これより条件(5)を満たすe’の値は、
Figure 2005294995

となる。なお、当該実施形態において用いている評価関数F(e’)およびその解は、原色数Nが5以上の場合であってもそのまま適用できる。
そして、式(4)を満たすe’をemin(e’の最小値)≦e’≦emax(e’の最大値)とすると、最終的なe’の値はe'、emin、emaxの中央値となる。このようにして求めたe’から式(3)を用いて(r’,g’,b’,e’)が求められる。
さらに、入力画像信号の色(X,Y,Z)を表すための4原色の輝度比r’g’b’e’は、逆γ変換部16jによって出力画像信号R'G'B'E'(本発明の「N原色表示用信号の各原色の出力比」に対応する)に変換された後、表示装置18に供給される(S18およびS20)。
重み付け係数決定部16gにおける処理
重み付け係数決定部16gは、発熱量・漏れ光検出部16hからの発熱量・漏れ光に関するデータ、発光量・吸収光量積算部16kからの発光量・吸収光量に関するデータに基づき重み付け係数を決定する。以下に、重み付け係数wR,wG,wB,wEの決定方法について説明する。
方法(1):各原色の発光輝度が平均化されるようにする場合、発光輝度が小さい原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくする。この場合、重み付け係数wR,wG,wB,wEを以下のように規定する。
R=1/YR
G=1/YG
B=1/YB
E=1/YE
ここで、YR、Y、YB、YEはそれぞれ原色RGBEの最大輝度(nit)である。
方法(2):発光効率が良い原色ほど出力比が大きくなるようにする場合、発光効率が良い原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくする。このようにすることによって表示装置の消費電力を節約できる。この場合、重み付け係数wR,wG,wB,wEを以下のように規定する。
R=eR
G=eG
B=eB
E=eE
ここで、eR、eG、eB、eEはそれぞれ原色RGBEの発光効率(lm/W)である。
方法(3):寿命が長い原色ほど出力比が大きくなるようにする場合、寿命が長い原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくする。このようにすることによって表示装置全体の寿命を長くすることができる。この場合、重み付け係数wR,wG,wB,wEを以下のように規定する。
R=HR
G=HG
B=HB
E=HE
ここで、HR、HG、HB、HEはそれぞれ原色RGBEの寿命(hour)である。
方法(4):累積発光量が少ない(累積発光時間が短い)原色ほど出力比が大きくなるようにする場合、累積発光量が少ない(累積発光時間が短い)原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくする。このようにすることによって、あまり使用していない原色を優先的に使用して表示装置全体の寿命を長くすることができる。この場合、重み付け係数wR,wG,wB,wEを以下のように規定する。
R=1/ER
G=1/EG
B=1/EB
E=1/EE
ここで、ER、EG、EB、EEはそれぞれ原色RGBEの累積発光量(lm・sec)である。
方法(5):方法(3)の重み付け係数と、方法(4)の重み付け係数との積(「寿命に対する発光エネルギー量」に相当する)をとる方法
このようにすることによっても、あまり使用していない原色を優先的に使用して表示装置全体の寿命を長くすることができる。この場合、重み付け係数wR,wG,wB,wEを以下のように規定する。
R=HR/ER
G=HG/EG
B=HB/EB
E=HE/EE
方法(6):波長が長い(エネルギーが低い)原色ほど出力比が大きくなるようにする場合、波長が短い(エネルギーが高い)原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくする。このようにすることによって、エネルギーが高い原色ほど表示装置(液晶パネル)を劣化させやすいので、できるだけ液晶パネルを透過させて液晶パネルの劣化を小さくすることができる。また、発熱量を小さくすることもできる。この場合、重み付け係数wR,wG,wB,wEを以下のように規定する。
R=1/ER
G=1/EG
B=1/EB
E=1/EE
ここで、ER,EG,EB,EE=hc/λ、hはプランク定数、cは光速、λは光の波長である。
方法(7):液晶パネルの発熱量が大きいほど出力比が大きくなるようにする場合、液晶パネルの発熱量が大きい原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくする。このようにすることによって、発熱量を小さくすることができる。この場合、重み付け係数wR,wG,wB,wEを以下のように規定する。
R=HR
G=HG
B=HB
E=HE
ここで、HR、HG、HB、HEはそれぞれ原色RGBEの液晶パネルにおける発熱量である。
方法(8):液晶パネルの漏れ光が大きい原色ほど出力比が大きくなるようにする場合、液晶パネルの漏れ光が大きい原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくする。液晶パネルが劣化すると光のスイッチングが十分にできなくなり、黒表示時でも液晶パネルを透過してしまう光(漏れ光)の量が多くなるので、すでに漏れ光が大きい原色はできるだけ液晶パネルを透過させて、液晶パネルの劣化が進まないようにでき、表示装置全体の寿命を長くすることができる。この場合、重み付け係数wR,wG,wB,wEを以下のように規定する。
R=YRK/YR
G=YGK/YG
B=YBK/YB
E=YEK/YE
ここで、YRK、YGK、YBK、YEKは、それぞれ原色RGBEの液晶パネルにおける漏れ光である。
具体例(1):フィールドシーケンシャル方式の液晶パネルの場合
フィールドシーケンシャル方式の液晶パネルでは、1フィールドを4分割し、分割されたフィールドごとに赤、緑、青、エメラルドのバックライト素子を順次点灯している。各バックライト素子の点灯タイミングに合わせて、液晶パネルを制御し、1フィールドで1画素の表示を行っている。
このようなフィールドシーケンシャル方式の液晶パネルの場合、各原色の出力輝度にばらつきがあると周期的な輝度のちらつきが目立ってしまう。このため、各原色の発光輝度が平均化されることが好ましく、重み付け係数の決定方法としては、方法(1)が有効である。
具体例(2):並置混色方式の液晶パネルの場合
並置混色方式の液晶パネルでは、1画素に各色(赤、緑、青、エメラルド)のカラーフィルタを並置して、白色光のバックライト(例えば、白色LED)がカラーフィルタを照射している。この際、液晶パネルを制御することによって、どのカラーフィルタを透過した光が液晶パネルを透過するかを制御する。これにより1画素における色を制御する。
並置混色方式の液晶パネルの場合も、各原色の出力輝度にばらつきがあると画面内に周期的な輝度のむらが目立ってしまう。このため、各原色の発光輝度が平均化されることが好ましく、重み付け係数の決定方法としては、方法(1)が有効である。
具体例(3):並置混色方式のELパネルの場合
並置混色方式のELパネルでは、有機EL(Electro Luminescence)層に電圧を印加することによって蛍光を発している。具体的には、ITO薄膜を陽極とし、カソードを陰極として、電圧を印加する。ここで、赤、緑、青、エメラルドの4種類の有機EL層をの光源として使用する。また、1画素に各色の光源を並置して、各色の光源の点灯状態を制御することにより、1画素における色を制御する。
並置混色方式のELパネルの場合も、各原色の出力輝度にばらつきがあると画面内に周期的な輝度のむらが目立ってしまう。このため、各原色の発光輝度が平均化されることが好ましく、重み付け係数の決定方法としては、方法(1)が有効である。
さらに、並置混色方式のELパネルの場合には、各原色が個別の光源から発光されており、各色の光源が色に応じて別々のスピードで劣化して発光量が減少する。このため、発光効率が良い原色ほど出力比が大きくなるようにすること(方法(2))、寿命が長い原色ほど出力比が大きくなるようにすること(方法(3))、累積発光量が少ない(累積発光時間が短い)原色ほど出力比が大きくなるようにすること(方法(4))、方法(3)の重み付け係数と方法(4)の重み付け係数との積(「寿命に対する発光エネルギー量」に相当する)をとること(方法(5))が好ましい。よって、重み付け係数の決定方法としては、方法(2)、方法(3)、方法(4)および方法(5)も有効である。
当該実施形態の画像処理装置によれば、各原色の重み付け係数に基づき各原色の出力比が決定されるので、状況に応じて各原色の重み付け係数を適切に設定することによって、状況に応じた最適な出力比の選択が可能となり、適切な色再現を行うことができる。
具体的には、
(1) 発光輝度が小さい原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくすることで、各原色の発光輝度が平均化されるようにできる。
(2) 発光効率が良い原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくすることで、発光効率が良い原色ほど出力比が大きくなるようにできる。
(3) 寿命が長い原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくすることで、寿命が長い原色ほど出力比が大きくなるようにでき、表示装置全体の寿命を長くすることができる。
(4) 累積発光量が少ない(累積発光時間が短い)原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくすることで、累積発光量が少ない(累積発光時間が短い)原色ほど出力比が大きくなるようにでき、あまり使用していない原色を優先的に使用して表示装置全体の寿命を長くすることができる。
(5) 波長が短い(エネルギーが高い)原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくすることで、波長が短い原色ほど出力比が大きくなるようにできる。よって、エネルギーが高い原色ほど表示装置(液晶パネル)を劣化させやすいので、できるだけ液晶パネルを透過させて液晶パネルの劣化を小さくすることができる。また、発熱量を小さくすることもできる。
(6) 液晶パネルの発熱量が大きい原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくすることで、液晶パネルの発熱量が大きいほど出力比が大きくなるようにでき、発熱量を小さくすることができる。
(7) 液晶パネルの漏れ光が大きい原色ほど当該原色の重み付け係数を大きくすることで、液晶パネルの漏れ光が大きい原色ほど出力比が大きくなるようにできる。液晶パネルが劣化すると光のスイッチングが十分にできなくなり、黒表示時でも液晶パネルを透過してしまう光(漏れ光)の量が多くなるので、すでに漏れ光が大きい原色はできるだけ液晶パネルを透過させて、液晶パネルの劣化が進まないようにでき、表示装置全体の寿命を長くすることができる。
以上で説明した本発明の一実施形態による画像処理装置は、コンピュータによる処理を有しているので、当該処理を実現するためのプログラムを記録した記録媒体としての実施の態様をとることもできる。このような記録媒体としては、CD−ROM,光磁気ディスク,フレキシブルディスク,ICカード,ROMカートリッジ,コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ),外部記憶装置,パンチカード,バーコードなどの符号が印刷された印刷物等の、コンピュータが読取可能な種々の媒体を利用できる。
本発明の一実施形態による画像処理装置16のプロジェクタへの適用
図3および図4を参照して、本発明の一実施形態による画像処理装置16をプロジェクタに適用した場合について説明する。
プロジェクタの全体構成
図3は、本発明の一実施形態としてのプロジェクタ10の全体構成を示す説明図である。当該プロジェクタ10は、アナログ画像入力端子12と、ディジタル画像入力端子14と、3つのA/Dコンバータ20と、ビデオデコーダ(同期分離回路)22と、フレームメモリ24と、ビデオプロセッサ26と、液晶パネル制御部30と、液晶パネル32と、リモートコントローラ制御部34と、を備えている。なお、フレームメモリ24とビデオプロセッサ26とは、1つの画像処理用集積回路60として集積化されているものとする。
当該プロジェクタ10は、さらに、液晶パネル32を照明するための照明装置50と、液晶パネル32を透過した透過光をスクリーンS上に投射する投写光学系52とを備えている。液晶パネル32は、透過型の液晶パネルであり、照明装置50から射出された照明光を変調するライトバルブ(光変調器)として使用されている。
なお、詳細は図4を参照して説明するが、当該プロジェクタ10は、RGBEの4原色分の4枚の液晶パネル32と、後述する各回路は4原色分の画像信号を処理する機能とを有している。また、照明装置50は、白色光を4個の光に分離する色光分離光学系を有している。さらに、投写光学系52は、4色の画像光を合成してカラー画像を表す画像光を生成する合成光学系を有している。なお、このようなプロジェクタ(投写型表示装置)の光学系の構成については、例えば本願出願人による特願平8−352003号公報に開示されているので、ここではその説明は省略する。
入力画像信号としては、アナログ画像入力端子10に入力されるアナログ画像信号AVと、ディジタル画像入力端子12に入力されるディジタル画像信号DVとのうちのいずれか一方を選択的に利用できる。アナログ画像信号AVは、A/Dコンバータ20によって3色の画像信号成分を有するディジタル画像信号に変換される。
ビデオプロセッサ26に入力された画像信号は、フレームメモリ24に一時的に格納された後、フレームメモリ24から読出されて液晶パネル制御部30に供給される。ビデオプロセッサ26は、この書込みと読出しの間に、入力された画像信号に対して種々の画像処理を施す。液晶パネル制御部30は、与えられた画像信号に応じて、液晶パネル32を制御するための制御信号を生成する。液晶パネル32は、この制御信号に応じて照明光を変調する。
ユーザは、リモートコントローラ40を使用して、重み付け係数の入力や、コントラスト調整、輝度調整等の、画像全体に対して施す各種の調整のための設定値を入力することができる。また、図示を省略しているが、プロジェクタ10本体にも、各種の設定値を入力するためのキーやボタンが設けられている。
ビデオプロセッサ、液晶パネル、照明装置および投射光学系の内部構成
図4は、本発明の一実施形態としてのビデオプロセッサ26、液晶パネル32(32a〜32d)、照明装置50および投射光学系52の内部構成を示すブロック図である。ビデオプロセッサ26は、フレームメモリ制御部62と、画質調整部68と、画像処理装置16(図1に示す画像処理装置16に対応する)と、を備えている。
フレームメモリ制御部62は、図1に示したA/Dコンバータ20またはビデオデコーダ22から供給されるディジタル画像信号DV0をフレームメモリ24に書き込むとともに、フレームメモリ24からディジタル画像信号を読出すための制御を行う。
画質調整部68は、ユーザの設定に従って画像全体のコントラスト、輝度、シャープネス等を調整する。なお、画質調整部68での処理は周知であるので、詳細な説明は省略する。
画像処理装置16は、図1および図2を参照して説明したのと同様に、RGBからなる3色の入力画像信号をR'G'B'E'からなる4原色の出力画像信号に変換する。画像処理装置16の構成および動作は、図1および図2を参照しての説明と同様であるので、その説明を省略する。
液晶パネル制御部30は、画像処理装置16から与えられたR'G'B'E'の画像信号に応じて、それぞれR用の液晶パネル32a、G用の液晶パネル32b、B用の液晶パネル32cおよびE用の液晶パネル32dを制御するための制御信号を生成する。液晶パネル32a〜32dは、この制御信号に応じて照明光を変調する。また、各液晶パネル32a〜32dは、それぞれ温度検出器63a〜63dおよび漏れ光検出器64a〜64d(図1の「発熱量・漏れ光検出部16h」に対応する)を備えている。温度検出器63a〜63dで検出された温度データおよび漏れ光検出器64a〜64dで検出された漏れ光のデータは画像処理装置16の重み付け係数決定部16gに供給される。
照明装置50は、ランプ50e、ダイクロイックミラー50a〜50cおよびミラー50dを備え、ランプ50eからの照明光を4個の光に分離する。すなわち、ランプ50eからの照明光は、ダイクロイックミラー50aによってR用の液晶パネル32aに向かって反射され、ダイクロイックミラー50aを透過した照明光はダイクロイックミラー50bによってG用の液晶パネル32bに向かって反射され、ダイクロイックミラー50bを透過した照明光はダイクロイックミラー50cによってB用の液晶パネル32cに向かって反射され、ダイクロイックミラー50cを透過した照明光はミラー50dによってE用の液晶パネル32dに向かって反射される。
さらに、投写光学系52は、ミラー54a、ダイクロイックミラー54b〜54dおよび投射レンズ56を備え、4色の画像光を合成してカラー画像を表す画像光を生成する。すなわち、R用の液晶パネル32aを透過した画像光は、ミラー54aによって反射された後、ダイクロイックミラー54b〜54dを透過して投射レンズ56に投射される。同様に、G用の液晶パネル32bを透過した画像光は、ダイクロイックミラー54bによって反射された後、ダイクロイックミラー54c、54dを透過して投射レンズ56に投射され、B用の液晶パネル32cを透過した画像光は、ダイクロイックミラー54cによって反射された後、ダイクロイックミラー54dを透過して投射レンズ56に投射され、E用の液晶パネル32dを透過した画像光は、ダイクロイックミラー54dによって反射されて投射レンズ56に投射される。
液晶プロジェクタにおける重み付けの方法
上記液晶プロジェクタでは、温度検出器63a〜63dで検出された温度データおよび漏れ光検出器64a〜64dで検出された漏れ光のデータに基づき、画像処理装置16の重み付け係数決定部16gによって重み付けが行われる。
液晶プロジェクタの場合、液晶パネル(液晶および偏光板)が光源からの光を遮断する際に発生する熱エネルギーによって劣化してしまう可能性がある。このため、波長が短い(エネルギーが高い)原色ほど出力比が大きくなるようにすること(方法(6))、液晶パネルの発熱量が大きいほど出力比が大きくなるようにすること(方法(7))が好ましい。よって、重み付け係数の決定方法としては、方法(6)および方法(7)が有効である。
また、液晶プロジェクタの場合、液晶パネルが劣化すると光のスイッチングが十分にできなくなり、黒表示時でも液晶パネルを透過してしまう光(漏れ光)の量が多くなる。したがって、液晶パネルの劣化の程度を漏れ光の大きさから間接的に測定することが好ましい。したがって、液晶パネルの漏れ光が大きい原色ほど出力比が大きくなるようにすること(方法(8))も好ましい。
上記本発明の一実施形態によるプロジェクタによれば、当該プロジェクタが図1に示す画像処理装置16と同一の構成を備えているので、状況に応じて各原色の重み付け係数を適切に設定することによって、状況に応じた最適な出力比の選択が可能となり、適切な色再現を行うことができる。
本発明の一実施形態としての画像処理装置16の全体構成を示す説明図である。 画像処理装置16における色変換処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態としてのプロジェクタ10の全体構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態としてのビデオプロセッサ26、液晶パネル32、照明装置50および投射光学系52の内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 プロジェクタ、12 アナログ画像入力端子、14 ディジタル画像入力端子
16 画像処理装置、16a YUV→RGB変換部、16b γ変換部
16c rgb→XYZ変換部、16d r0000計算部
16e r1111計算部、16f 輝度比決定部、16g 重み付け係数決定部
16h 発熱量・漏れ光検出部、16j 逆γ変換部
16k 発光量・吸収光量積算部、18 表示装置、20 A/Dコンバータ
22 ビデオデコーダ、24 フレームメモリ、26 ビデオプロセッサ
30 液晶パネル制御部、 32 液晶パネル、32a〜32d 液晶パネル
34 リモートコントローラ制御部、40 リモートコントローラ、50 照明装置
50a〜50c ダイクロイックミラー、50d ミラー、50e ランプ
52 投写光学系、54a ミラー、54b〜54d ダイクロイックミラー
56 投射レンズ、60 画像処理用集積回路、62 フレームメモリ制御部
63a〜63d 温度検出器、64a〜64d 漏れ光検出器、68 画質調整部

Claims (13)

  1. 自然数Nが自然数Mよりも大きく、M原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する色変換手段と、
    前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比を決定する出力比決定手段と、
    を備え、当該出力比決定手段によって決定された出力比に基づき、前記色変換手段がM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する、
    画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記出力比決定手段は、前記N原色表示用信号の各原色の輝度比が前記各原色の重み付け係数の比に近づくように、出力比を決定する、
    画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置であって、
    発光輝度が小さい原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、
    画像処理装置。
  4. 請求項2または3に記載の画像処理装置であって、
    発光効率が良い原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、
    画像処理装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    寿命が長い原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、
    画像処理装置。
  6. 請求項2乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    累積発光時間が短いほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、
    画像処理装置。
  7. 請求項2乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    エネルギーが高い原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、
    画像処理装置。
  8. 請求項2乃至7のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    画像表示装置の発熱量が大きい原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、
    画像処理装置。
  9. 請求項2乃至8のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    画像表示装置において漏れ光が大きい原色ほど、当該原色の重み付け係数を大きくする、
    画像処理装置。
  10. 自然数Nが自然数Mよりも大きく、M原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する色変換手段と、
    前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比を決定する出力比決定手段と、
    を備え、当該出力比決定手段によって決定された出力比に基づき、前記色変換手段がM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する、
    画像投射装置。
  11. 自然数Nが自然数Mよりも大きく、M原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する色変換工程と、
    前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比を決定する出力比決定工程と、
    を備え、当該出力比決定工程において決定された出力比に基づき、前記色変換工程においてM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する、
    画像処理方法。
  12. 自然数Nが自然数Mよりも大きく、M原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する色変換処理と、
    前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比を決定する出力比決定処理と、
    当該出力比決定処理において決定された出力比に基づき、前記色変換処理においてM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 自然数Nが自然数Mよりも大きく、M原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する色変換処理と、
    前記N原色表示用信号の各原色の重み付け係数に基づき、前記N原色表示用信号の各原色の出力比を決定する出力比決定処理と、
    当該出力比決定処理において決定された出力比に基づき、前記色変換処理においてM原色表示用信号をN原色表示用信号に変換する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読取可能な記録媒体。

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JP2007279627A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2011133507A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Nikon Corp 多色表示装置

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