JP4333421B2 - 映像表示装置 - Google Patents

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本発明は、映像表示装置の光学系の変更に応じた映像処理方法、映像処理装置、プログラムおよび記録媒体に関する。
一般に、映像表示装置は、使用目的や表示する内容に応じて要求される性能が異なる。例えば、パーソナルコンピュータの画面を表示する際には、明るい場所でも表示内容が正しく認識できる必要があり、色再現の正確さよりも、明るさが求められる。それに対し、テレビや映画等の映像を表示する際には、比較的暗い場所をする場合が多く、明るさよりも正しい色再現が求められる。
このような複数の表示特性を1台の映像表示装置で実現する為には、使用目的や表示する内容に応じて、映像表示装置の光学系や映像処理方法を切り換える必要がある。このような技術の一例が、特開2003−114480号(特許文献1)に記載されている。
この技術は、プロジェクタに、緑の色光の強度を弱める着脱可能な光学フィルタを備え、使用目的に応じてこの光学フィルタを着脱することで、適切に色バランスを調節するものである。
さらに、この技術は、光学フィルタの着脱に応じて、入力された現映像データに対して施す映像処理のパラメータを切り換えて、プロジェクタの光学特性に応じた映像処理を行うことができる。
特開2003−114480号公報
しかし、特許文献1で開示された技術では、広い色範囲の情報を持つ映像信号が入力された場合に適切に再現することができないという課題がある。
図8は、AV機器などから出力される映像データの記述に用いられるYPbPr信号に含まれる色の範囲と、映像表示装置で表示を行う際に用いられるRGB信号に含まれる色の範囲の違いを示した図である。図8(a)は、RGB信号とYPbPr信号の色範囲を、青から黄方向の色味を表すPb信号と赤から緑方向の色味を表すPr信号の平面に射影した図である。図8(b)は、RGB信号とYPbPr信号の色範囲を、明るさを表すY信号と赤から緑方向の色味を表すPr信号の平面に射影した図である。図8から分かるように、YPbPr信号は、RGB信号よりも広い範囲の色情報を持つ。
特許文献1で開示された技術では、YPbPr信号が入力された場合の処理の方法についての記述はない。一般の表示装置では、赤緑青の3種類の色光を混ぜることで色を再現する為、YPbPr信号で映像信号が入力された場合には、YPbPr信号をRGB信号に変換して表示を行う。RGB信号とYPbPr信号との関係は、ITU−R BT.709において以下の式で定められている。
Figure 0004333421
このとき、図8で示したRGB信号の色範囲の外にある色信号については、RGB信号の色範囲内の色で表現するため、RGB信号の色範囲外の色情報が失われてしまうという課題がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、広い色域の情報を持つ映像信号が入力された場合にも適切に再現できる映像表示装置を実現すること目的とする。
上記課題を鑑み、請求項1に記載の発明は、入力映像信号に応じて映像を表示する映像表示装置であって、表示映像を構成する複数の色光うちの少なくとも1つ以上の色光の彩度を高める着脱可能な光学フィルタと、前記入力映像信号の色域が所定の色域内に含まれるか否かを比較し、前記光学フィルタを使用するかどうかを判定する表示色域制御部と、前記表示色域制御部の判定に合わせて前記光学フィルタの着脱を行う光学フィルタ制御部と、前記光学フィルタの着脱によって変化する前記映像表示装置の色域に合わせて、前記入力映像信号に対して色変換を行う色変換部を持つように構成される。
以上のように構成された、入力映像信号に応じて映像を表示する映像表示装置によれば、表示色域制御部によって、前記入力映像信号の色域が所定の色域内に含まれるか否かを比較し、前記光学フィルタを使用するかどうかを判定し、前記表示色域制御部によって前記光学フィルタを使用すると判断された場合、光学フィルタ制御部によって前記光学フィルタを装着される。すると、光学フィルタによって、表示映像を構成する複数の色光のうち少なくとも1つ以上の色光の彩度が高まる。そして、色変換部によって、前記光学フィルタの着脱によって変化する映像表示装置の色域に合わせて、入力映像信号が色変換される。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の映像表示装置であって、前記表示色域制御部は、前記入力映像信号がRGB信号の場合には、前記入力信号の各色成分が、所定の色域内に含まれない場合には、前記色成分に対応した前記光学フィルタを使用し、所定の色域内に含まれる場合には、前記色成分に対応した前記光学フィルタを使用しないように構成される。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2記載の映像表示装置であって、前記所定の色域が、前記光学フィルタを使用しない場合の前記映像表示装置の色域であるように構成される。
請求項4に記載の発明は、入力映像信号に応じて映像を表示する映像表示装置において、表示映像を構成する複数の色光うちの少なくとも1つ以上の色光の彩度を高める着脱可能な光学フィルタと、前記入力映像信号が輝度色差信号の場合には前記光学フィルタを装着する光学フィルタ制御部と、前記光学フィルタの着脱によって変化する前記映像表示装置の色域に合わせて、前記入力映像信号に対して色変換を行う色変換部を持つように構成される。
以上のように構成された、入力映像信号に応じて映像を表示する映像表示装置によれば、光学フィルタ制御部によって、前記入力映像信号が輝度色差信号の場合には、前記光学フィルタを装着される。すると、光学フィルタによって、表示映像を構成する複数の色光のうち少なくとも1つ以上の色光の彩度が高まる。そして、色変換部によって、前記光学フィルタの着脱によって変化する映像表示装置の色域に合わせて、入力映像信号が色変換される。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4記載の映像表示装置であって、前記光学フィルタの各波長に対する透過率が最大値の50%以下になる波長帯域が、前記色光の分光分布の波長帯域の5%から50%であるように構成される。
以上のように、本発明を用いることで、YPbPr信号に含まれるRGB信号色域外の色を正確に再現することができる。また、sRGBの色域を上回るような広域のRGB信号が入力された場合にも正しい色が再現できる。
また、入力された映像信号の色域が狭いときは、光学フィルタを使用しないので、その分表示輝度を高くすることができる。
[実施例1]
図1は、本発明における映像表示装置の一例を示すブロック図である。映像表示装置は、入力された信号に応じて映像を表示する投射光学系1と、入力された映像信号に対して映像処理を行う映像処理部2から構成されている。

投射光学系1の構成:
まず、図1の投射光学系1の構成要素とその機能を説明する。ランプ101出力された光は、ダイクロイックミラー102,103によって、赤緑青の3色の色光に分離される。分離された各色光は、ミラー104,105によって液晶パネル15,16,17に入射される。液晶パネル15,16,17において、各色光毎に表示画面内の各画素に応じた光量に減光され、ダイクロイックプリズム110に入射する。ダイクロイックプリズム110において、赤緑青の3色の色光は再び重ね合わされ、投射レンズ111を通してスクリーン(図示せず)に投影される。液晶パネル107,108,109の手前には、着脱が可能な光学フィルタ112,113,114がある。この光学フィルタの着脱によって、赤緑青の各色光の色が変化する。

光学フィルタ112,113,114の光学特性:
図2は、光学フィルタ112,113,114の分光透過率特性を示した図である。図2のFRは赤色光用光学フィルタ112の分光透過率、FGは緑色光用光学フィルタ113の分光透過率、FBは青色光用光学フィルタ114の分光透過率、D1はダイクロイックミラー102の分光透過率、D2はダイクロイックミラー103の分光透過率である。ランプからの光は、ダイクロイックミラー102,103によって3つの色光に分離されるため、R色光の波長λ1以上、G色光の波長はλ1以下λ2以上、B色光はλ2以下に分布する。λ1は550nmから650nm、λ2は450nmから550nmが適している。一方、光学フィルタ112,113,114の分光透過率は、図2に示すようにRGBの各色光の波長帯域をさらに狭めるような特性を持っている。したがって、この光学フィルタ112,113,114を各色光の光路上に挿入することにより、映像表示装置の各色光の彩度が高くなり、映像表示装置の色域を広げることができる。光学フィルタによる映像表示装置の各色光の高彩度化は、入力される映像信号に含まれる色の分布をカバーするのに必要十分な範囲で行うのが良い。なぜなら、高彩度化が足りないと、入力された映像信号に含まれる色の一部が正しく再現できなくなり、過度に高彩度化を行うと、映像表示装置の発光輝度が必要以上に低下してしまうためである。光学フィルタの各波長に対する透過率が、最大値の50%以下になる波長帯域を非透過波長帯域とすると、各光学フィルタの非透過波長帯域は、映像表示装置の各色光の波長帯域の5%から50%の間が好ましい。その際、図2のように各色光とも長波長側と短波長側の両方を狭める方が好ましいが、どちらか片側のみを削るような特性でも良い。
図3は、図2で示した光学フィルタを用いた際の映像表示装置の出力光の分光特性の変化を示している。LR,LG,LBが光学フィルタを用いない場合のRGB各色光の分光特性、LR’,LG’,LB’が光学フィルタを用いた場合のRGB各色光の分光特性である。図3から分かるように、光学フィルタを使用することで、RGB各色光の波長帯域が狭くなっている。
図4は、図2で示した光学フィルタを用いた際の映像表示装置の色域の変化を示している。図4(a)はR光用光学フィルタ112のみを用いた場合の映像表示装置の色域,図4(b)はG光用光学フィルタ113のみを用いた場合の映像表示装置の色域,図4(c)はB光用光学フィルタのみを用いた場合の映像表示装置の色域,図4(d)は3つの光学フィルタ112,113,114を全て用いた場合の映像表示装置の色域である。これらの図のように、入力された映像信号の色範囲に応じて、3つの光学フィルタを適切に選択することによって、効率的に映像表示装置の色域を広げ、正しい色再現をすることができる。

映像処理部2の構成:
次に、図1の映像処理部2の構成要素とその機能を説明する。
映像処理部2は、映像信号に対して色変換処理を行う第1色変換部201および第2色変換部202と、液晶パネルを駆動する液晶パネル駆動部203と、映像信号の色域情報を元に光学フィルタ107,108,109のいずれを使うかを決定する入力信号判定部204および表示色域制御部205と、映像表示装置のRGB各色光について、光学フィルタ107,108,109を装着した場合と装着しない場合の色情報を保存する表示色域データ保存部206と、光学フィルタの着脱を制御する光学フィルタ制御部207から構成される。
図5は本実施例における映像処理部2の動作を示すフローチャートである。映像処理部2に映像信号が入力されると(ステップS501)、入力信号判別部204、表示色域制御部205、および表示色域データ保存部206において、映像信号の色範囲に合わせて使用する光学フィルタを選択する(ステップS502)。次に、光学フィルタ制御部207において光学フィルタを制御することによって、ステップS502で選択した光学フィルタを投射光学系1の光路上に挿入する(ステップS503)。次に、第1色変換部201、および第2色変換部202おいて、映像信号の各画素の値について、使用する光学フィルタに合わせた色補正処理を行う(ステップS504)。最後に、色変換された映像信号を元に、液晶パネル制御部203においてRGB各色の液晶パネル107,108,109を駆動することで映像表示を行う(ステップS505)。以下、映像表示が終了するまで、ステップS504とステップS505を繰り返す。
ステップS502光学フィルタ選択処理とステップS504の色補正処理については、以下でさらに詳しく説明する。

光学フィルタ選択処理(ステップS502):
次に、図6を用いて、入力信号判定部204と表示色域制御部205で行う光学フィルタ選択処理を説明する。
まず、映像表示装置に映像信号が入力されると、映像信号がRGB信号かYPbPr信号かを入力信号判定部204が判定する(ステップS601)。さらに、入力信号判定部204は、入力映像信号のRGBの色度情報も取得する(ステップS602)。ここで言う入力映像信号のRGBの色度情報は、映像信号の規格として各映像信号に対してRGBの原色ごとに一つずつ定められているものを指しており、映像信号の各画素の色度情報ではない。入力映像信号のRGBの色度情報は、映像データにRGB色度情報がメタデータとして添付されている場合には、映像信号のメタデータから取得し、メタデータがない場合には、sRGBにおけるRGBの色度などの前もって決めておいたRGBの色度情報を用いる。RGBの色度情報は、映像表示装置の使用者が入力しても良い。YPbPr信号が入力された場合は、sRGBにおけるRGBの色度を用いる。映像信号の種類と色度情報は表示色域制御部205に送られる。
表示色域制御部205では、入力信号判定部204から送られた入力信号のRGBの色度情報と、表示色域データ保存部206に保存されている光学フィルタ112,113,114を使用しない場合の映像表示装置のRGB各色光の色度情報を比較して、光学フィルタ112,113,114のうちいずれを使用するかを決定する(ステップS603)。ただし、映像表示装置に入力された映像信号がYPbPr信号であった場合には、映像表示装置の色域に依らず、全ての光学フィルタを使用する。映像表示装置に入力された映像信号がRGB信号の場合には、以下の式を用いて使用する光学フィルタの選択を行う。
Figure 0004333421
式(2)のr,g,bの全ての値が0以上かつ1以下の場合は、入力信号のRの色度が光学フィルタを使用しなくても映像表示装置の色域内または色域の境界面上にあるのでRの光学フィルタは使用しない。それ以外の場合はRの光学フィルタを使用する。同様に、r,g,bの全ての値が0以上かつ1以下の場合はGの光学フィルタを使用せず、それ以外の場合はGの光学フィルタを使用する。r,g,bの全ての値が0以上かつ1以下の場合はBの光学フィルタを使用せず、それ以外の場合はBの光学フィルタを使用する。
使用する光学フィルタが決定したら、使用する光学フィルタの情報を光学フィルタ制御部207に送る(ステップS604)。さらに、入力信号判定部から送られたの入力信号のRGBの色度情報と、ステップS603で決定した光学フィルタを装着した場合の映像表示装置のRGB各色光の色度情報を元に、RGB信号から映像表示装置RGB信号への変換を行うための変換行列Nを求める(ステップS605)。変換行列Nは以下の式で求めることができる。
Figure 0004333421
式(3)の映像表示装置のRGB各色光の色度は、ステップS603で決定した使用する光学フィルタの選択に応じて、表示色域データ保存部206に保存してある色度情報を使用する。つまり、RGBの各色において、光学フィルタを使用する場合は光学フィルタ使用時の色度を、光学フィルタを使用しない場合は光学フィルタ非使用時の色度データを用いる。
算出された変換行列は、第2色変換部202へ送られる(ステップS606)。

色変換処理(ステップS504):
次に、図7を用いて、第1色変換部201と第2色変換部202で行う色変換処理を説明する。
まず、入力された映像信号がYPbPr信号かRGB信号化を判別し(ステップS701)、YPbPr信号の場合には、第1色変換部において、YPbPr信号をRGB信号に変換する処理を行う(ステップS702)。計算式は式(1)と同じである。ただし、計算後のRGB信号が0以下や最大値以上になっても、そのまま第2色変換部202に送る。入力された映像信号がRGB信号の場合は、そのまま第2色変換部202に送る。
次に、RGB信号に対してガンマ変換を行う(ステップS703)。ガンマ変換とは入力されたRGB値を、RGBの各色光の輝度に比例する値に変換することである。ガンマ変換は以下の式で行う。
Figure 0004333421
ガンマ変換は、第2色変換部202で式(4)を直接演算しても良いし、式(4)の計算結果をテーブルとして保存し、それを参照しても良い。
次に、表示色域制御部205から送られた変換行列を用いて、RGB信号を映像表示装置RGB信号に変換する(ステップS704)。変換処理は以下の式で行う。
Figure 0004333421
この結果、映像表示装置RGB信号が0以下になった場合は0に、1以上になった場合には1に変換する。
次に、映像表示装置RGB信号に対して逆ガンマ変換を行う(ステップS705)。これは、ステップS502の逆で、ステップS703で求めた映像表示装置RGB信号は、RGBの各色光の輝度に比例する値なので、これを通常の映像表示装置RGB信号に戻すことに相当する。逆ガンマ変換は以下の式で行う。
Figure 0004333421
逆ガンマ変換も、ガンマ変換と同様、第2色変換部202で式(6)を直接演算しても良いし、式(6)の計算結果をテーブルとして保存し、それを参照しても良い。
ステップS705で求めた映像表示装置RGB信号を、液晶パネル制御部に出力する(ステップS706)。これにより、使用する光学フィルタの特性に合わせて適切な色が表示される。
実施例1では、RGBの各色光に対応した3枚の光学フィルタを用いていたが、必ずしも3枚である必要はない。映像表示装置のRGBの各色光において特に彩度が低い色についてのみ光学フィルタを用いても良い。
また、光学フィルタを挿入する場所についても、必ずしも図1で図示した場所でなくても良い。ランプ101からの光が映像表示装置の観察者の目に届くまでの間の光路上のどこに置いてもよい。
また、実施例1では、映像処理部2は映像表示装置内に存在したが、映像処理部2を映像表示装置外に設けても良い。
また、実施例1では、投影型の映像表示装置を用いた場合の一例を示したが、本発明の映像表示装置は、光源から映像表示装置の観測者の目に届くまでの間の光路上に挿入される着脱可能な光学フィルタと、映像処理部2があれば実現可能であるため、他の映像表示装置を用いても良い。
本発明の実施例における映像表示装置のブロック図である。 光学フィルタの透過率特性を示す説明図である。 光学フィルタの着脱による映像表示装置の出力光の分光特性の変化を示す説明図である。 光学フィルタの着脱による映像表示装置の色域の変化を示す説明図である。 本発明の実施例における映像処理部2の動作の示すフローチャートである。 本発明の実施例における光学フィルタ選択処理のフローチャートである。 本発明の実施例における色変換処理のフローチャートである。 YPbPr信号とRGB信号の色域の違いを示す説明図である。
符号の説明
1 投射光学系
101 ランプ
102,103 ダイクロイックミラー
104,105,106 ミラー
107 液晶パネル(赤色光用)
108 液晶パネル(緑色光用)
109 液晶パネル(青色光用)
110 ダイクロイックプリズム
111 投射レンズ
112 光学フィルタ(赤色光用)
113 光学フィルタ(緑色光用)
114 光学フィルタ(青色光用)
2 映像処理部
201 第1色変換部
202 第2色変換部
203 液晶パネル制御部
204 入力信号判定部
205 表示色域制御部
206 表示色域データ保存部
207 光学フィルタ制御部

Claims (4)

  1. 入力映像信号に応じて映像を表示する映像表示装置において、表示映像を構成する複数の色光うちの少なくとも1つ以上の色光の彩度を高める着脱可能な光学フィルタと、前記入力映像信号のRGB各色の色度情報からなる色域が所定の色域内に含まれるか否かに応じて、前記光学フィルタを使用するかどうかを判定する表示色域制御部と、前記表示色域制御部の判定に合わせて前記光学フィルタの着脱を行う光学フィルタ制御部と、前記光学フィルタの着脱によって変化する前記映像表示装置の色域に合わせて、前記入力映像信号に対して色変換を行う色変換部を持つことを特徴とする映像表示装置。
  2. 請求項1記載の映像表示装置において、前記表示色域制御部は、前記入力映像信号がRGB信号の場合には、前記入力信号の各色成分が、所定の色域内に含まれない場合には、前記色成分に対応した前記光学フィルタを使用し、所定の色域内に含まれる場合には、前記色成分に対応した前記光学フィルタを使用しないことを特徴とする映像表示装置。
  3. 請求項1乃至2記載の映像表示装置において、前記所定の色域が、前記光学フィルタを使用しない場合の前記映像表示装置の色域であることを特徴とする映像表示装置。
  4. 請求項1記載の映像表示装置において、前記入力映像信号が輝度色差信号の場合には前記光学フィルタを装着する光学フィルタ制御部と、前記光学フィルタの着脱によって変化する前記映像表示装置の色域に合わせて、前記入力映像信号に対して色変換を行う色変換部を持つことを特徴とする映像表示装置。
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