JP2005294671A - ハンダ付けされたプリント基板の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷却条件を変更することができる、ハンダ付けされたプリント基板の冷却装置を提供することを目的とする。
【解決手段】プリント基板に向けて冷却媒体を吐出し冷却媒体を該プリント基板に接触させることで該プリント基板を冷却する冷却手段と、該冷却手段によって冷却されるよう該プリント基板を該冷却手段に対して相対的に移送する移送手段と、を備えてなる、ハンダ付けされたプリント基板の冷却装置である。そして、該冷却媒体の吐出方向が、少なくとも異なる2方向に変更可能である。または、プリント基板は、該移送手段により該冷却手段に対して相対的に移送される移送経路においてハンダ付けされるものであり、ハンダ付け点と冷却開始点との間の距離が変更可能である。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ハンダ付けされたプリント基板の冷却装置に関し、より詳細には、ハンダ付けされることにより高温となったプリント基板を適切な冷却条件により冷却することができる冷却装置に関する。
プリント基板は、その表面に形成された電気配線(以下、「表面配線」という。)に種々の電子部品(表面実装部品)が取り付けられることで、様々な電子回路を構成するために用いられている。かかる電子部品の取付には、様々な方法があるが、通常、電子部品から突出する配線を表面配線にハンダ付けすることによって行われる。
このハンダ付け工程では、ハンダを融解する必要があるので、融解した高温のハンダにより電子部品が加熱されることになるが、電子部品は高温に保持されると信頼性が低下しやすい。
さらに、ハンダは融解状態から固体状態に相転移するときに収縮することから、固化した後に引け巣現象やリフトオフ現象が生じて、ハンダ付けによる固定強度を低下させる。
このような電子部品の信頼性低下、引け巣現象及びリフトオフ現象は、ハンダ付けされることにより高温となったプリント基板を迅速に冷却することで防止又は減少されることがこれまでに解明されており、このためハンダ付けされることで高温になったプリント基板を冷却するための冷却装置が用いられてきた(例えば、特許文献1参照。)。
なお、最近では、環境問題から、鉛を含まないハンダであるいわゆる鉛フリーハンダが用いられることが多くなっているが、鉛フリーハンダを用いたハンダ付け工程では、ハンダ付け温度が高い(一般に、鉛フリーハンダの融点は鉛含有ハンダのそれよりも高い。)ことから一層電子部品は高温に保持され信頼性が低下しやすく、さらに鉛フリーハンダを用いた場合、引け巣現象やリフトオフ現象が一層大きくあらわれることが多いので、これらの問題を解決すべく、プリント基板を冷却するための冷却装置が用いられてきた。
特開2004−22709号公報(請求項1及び2、第1図及び第2図)
しかしながら、従来から知られている特許文献1に示されるようなプリント基板の冷却装置は、所定の冷却方法に従ってプリント基板を冷却することができるものの、冷却するプリント基板に対応して適した冷却条件へと冷却条件を変更することは難しかった。
ハンダ付けされたプリント基板は、冷却が遅いと前述のように電子部品の信頼性低下、引け巣現象、リフトオフ現象等が生じる問題がある一方、あまり早く冷却されるとハンダ付け(プリント基板と電子部品との間のハンダ付け)箇所にうまくハンダがなじまないことがある。従って、プリント基板の仕様(例えば、プリント基板の大きさや厚み等)やハンダ付け条件(例えば、ハンダの融解温度、ハンダがプリント基板に接触する面積や時間等)によって、適した冷却条件が異なるため、冷却条件を変更することができることが好ましい。
そこで、本発明においては、冷却条件を変更することができる、ハンダ付けされたプリント基板の冷却装置を提供することを目的とする。
(第1本装置)
第1の本発明のハンダ付けされたプリント基板の冷却装置(以下、「第1本装置」という。)は、プリント基板に向けて冷却媒体を吐出し冷却媒体を該プリント基板に接触させることで該プリント基板を冷却する冷却手段と、該冷却手段によって冷却されるよう該プリント基板を該冷却手段に対して相対的に移送する移送手段と、を備えてなる、ハンダ付けされたプリント基板の冷却装置であって、該冷却媒体の吐出方向が、少なくとも異なる2方向に変更可能なものである、冷却装置である。
こうすることで移送手段が、プリント基板を冷却手段に対して相対的に移送する。そして、冷却手段が、移送手段によって相対的に移送されてきたプリント基板に向けて冷却媒体を吐出し、冷却媒体をプリント基板に接触させることでプリント基板を冷却する(移送手段は、冷却手段によって冷却されるようプリント基板を冷却手段に対して相対的に移送する。)。さらに、第1本装置においては、冷却媒体の吐出方向が、少なくとも異なる2方向に変更可能であるので、該方向を変更することで冷却条件を変更することができる。
なお、「冷却媒体」としては、プリント基板に向けて吐出されプリント基板に接触されることでプリント基板を冷却できるものであればいかなるものであってもよく何ら制限されるものではないが、一例を挙げれば、空気や窒素等のような気体、水や有機溶媒等のような液体等を例示することができる(無論、プリント基板に接触する際の冷却媒体の温度は、プリント基板の冷却目標温度より低い。)。
また、移送手段がプリント基板を「冷却手段に対して相対的に移送する」とは、冷却手段に対して相対的にプリント基板が移動すればよく、プリント基板の絶対的位置が移動する場合のみならず、プリント基板の絶対的位置が移動しなくても冷却手段の絶対的位置を移動させる場合や、プリント基板の絶対的位置と冷却手段の絶対的位置との両位置を移動させる場合等を含む。
第1本装置の場合、前記冷却媒体の吐出方向が、所定の範囲内において連続的に可変可能なもの(以下、「連続可変第1本装置」という。)であってもよい。
こうすることで冷却媒体の吐出方向が、所定の範囲内において連続的に可変できるので、冷却条件を連続的に変更することができる(冷却条件を適したものへと一層うまく調整することができる。)
連続可変第1本装置の場合、前記冷却手段が、前記プリント基板の幅方向にわたって前記冷却媒体を吐出する吐出口を有すると共に、長手方向が前記プリント基板の表面に対して略平行な管状部材を有してなり、該管状部材が該長手方向の周りに所定範囲内で回動することにより、前記吐出方向が前記所定の範囲内において連続的に可変可能なものであってもよい。
「プリント基板の幅方向」とは、プリント基板が移送手段により冷却手段に対して相対的に移送される方向に対して垂直な方向であって、プリント基板の表面に対して平行な方向をいう。また、吐出口が「プリント基板の幅方向にわたって冷却媒体を吐出する」とは、該幅方向に沿ったプリント基板の表面の一縁から他縁までの該表面に冷却媒体が接触するように冷却媒体を吐出することをいう。
こうすることで冷却手段が有する管状部材が、該管状部材の長手方向がプリント基板の表面に対して略平行になるように配設され、そして管状部材が有する吐出口から冷却媒体が吐出される。吐出口から吐出された冷却媒体は、該幅方向に沿ったプリント基板の表面の一縁から他縁までの該表面に接触する。この状態で、プリント基板は移送手段により冷却手段に対して相対的に移送されるので、プリント基板の表面の全面にうまく冷却媒体が接触してプリント基板をうまく冷却することができる。そして、管状部材が、管状部材の長手方向の周りに所定範囲内で回動することにより、吐出方向が前記所定の範囲内において連続的に可変されることから、プリント基板の表面の一縁から他縁までの該表面に接触(衝突)する冷却媒体の方向を簡単に変えることができる。
第1本装置の場合、前記プリント基板は、前記移送手段により前記冷却手段に対して相対的に移送される移送経路においてハンダ付けされるものであり、前記移送経路において前記プリント基板がハンダ付けされる点であるハンダ付け点と、前記移送経路において前記冷却手段により吐出された前記冷却媒体が前記プリント基板に接触を開始する点である冷却開始点と、の間の距離が変更可能なもの(以下、「距離変更可能第1本装置」という。)であってもよい。
こうすることで、冷却媒体の吐出方向を変更することで冷却条件を変更するのみならず、ハンダ付け点と冷却開始点との間の距離を変更することによっても冷却条件を変更することができ、より冷却条件を細かく変更して適した冷却条件を得ることができる。なお、ハンダ付け点は、移送手段により冷却手段に対して相対的にプリント基板が移送される移送経路において、プリント基板がハンダ付けされる点をいう。そして、冷却開始点は、移送手段により冷却手段に対して相対的にプリント基板が移送される移送経路において、冷却手段により吐出された冷却媒体がプリント基板に接触を開始する点をいう。
ハンダ付け点にてハンダ付けされたプリント基板は、はんだ付け終了後、周囲の雰囲気(通常、ハンダの融解温度より低い)によって冷却されるので、ハンダ付け点と冷却開始点との間の距離を変更することにより冷却媒体による冷却の開始温度(プリント基板の温度)を変更することができる。
(第2本装置)
第2の本発明のハンダ付けされたプリント基板の冷却装置(以下、「第2本装置」という。)は、プリント基板に向けて冷却媒体を吐出し冷却媒体を該プリント基板に接触させることで該プリント基板を冷却する冷却手段と、該冷却手段によって冷却されるよう該プリント基板を該冷却手段に対して相対的に移送する移送手段と、を備えてなる、ハンダ付けされたプリント基板の冷却装置であって、該プリント基板は、該移送手段により該冷却手段に対して相対的に移送される移送経路においてハンダ付けされるものであり、該移送経路において該プリント基板がハンダ付けされる点であるハンダ付け点と、該移送経路において該冷却手段により吐出された該冷却媒体が該プリント基板に接触を開始する点である冷却開始点と、の間の距離が変更可能なものである、冷却装置である。
こうすることで移送手段が、プリント基板を冷却手段に対して相対的に移送する。そして、冷却手段が、移送手段によって相対的に移送されてきたプリント基板に向けて冷却媒体を吐出し、冷却媒体をプリント基板に接触させることでプリント基板を冷却する(移送手段は、冷却手段によって冷却されるようプリント基板を冷却手段に対して相対的に移送する。)。さらに、第2本装置においては、プリント基板は、移送手段により冷却手段に対して相対的に移送される移送経路においてハンダ付けされる。そして、該移送経路においてプリント基板がハンダ付けされる点であるハンダ付け点と、該移送経路において冷却手段により吐出された冷却媒体がプリント基板に接触を開始する点である冷却開始点と、の間の距離が変更可能であるので、該距離を変更することによって冷却条件を変更することができる。なお、ハンダ付け点は、移送手段により冷却手段に対して相対的にプリント基板が移送される移送経路において、プリント基板がハンダ付けされる点をいう。そして、冷却開始点は、移送手段により冷却手段に対して相対的にプリント基板が移送される移送経路において、冷却手段により吐出された冷却媒体がプリント基板に接触を開始する点をいう。
ハンダ付け点にてハンダ付けされたプリント基板は、はんだ付け終了後、周囲の雰囲気(通常、ハンダの融解温度より低い)によって冷却されるので、ハンダ付け点と冷却開始点との間の距離を変更することにより冷却媒体による冷却の開始温度(プリント基板の温度)を変更することができる。
なお、「冷却媒体」や、移送手段がプリント基板を「冷却手段に対して相対的に移送する」こと、については、上述した第1本装置について説明したのと同様であるので、ここでは説明を省略する。
距離変更可能第1本装置及び第2本装置の場合、前記距離が、所定の範囲内において連続的に可変可能なもの(以下、「距離連続可変装置」)であってもよい。
こうすることでハンダ付け点と冷却開始点との間の距離が、所定の範囲内において連続的に可変できるので、冷却条件を連続的に変更することができる(冷却条件を適したものへと一層うまく調整することができる。)
距離連続可変装置の場合、前記冷却手段が、冷却媒体を吐出する吐出口を有し、該吐出口が、前記移送経路の少なくとも一部に沿って移動可能なもの(以下、「吐出口移動装置」という。)であってもよい。
こうすることで前記移送手段により前記プリント基板が前記冷却手段に対して相対的に移送される移送経路の少なくとも一部に沿って移動可能な吐出口から冷却媒体が吐出されるので、吐出口を移送経路の少なくとも一部に沿って移動させることで、ハンダ付け点と冷却開始点との間の距離を所定の範囲内において容易に連続的に可変でき、冷却条件をうまく連続的に変更することができる。
吐出口移動装置の場合、前記冷却手段が、前記プリント基板の幅方向にわたって前記冷却媒体を吐出する前記吐出口を有すると共に、長手方向が前記プリント基板の表面に対して略平行な管状部材を有してなり、該管状部材が、前記移送経路の少なくとも一部に沿って移動可能なものであってもよい。
「プリント基板の幅方向」と、吐出口が「プリント基板の幅方向にわたって冷却媒体を吐出する」こと、とについては、上述した第1本装置について説明したのと同様であるので、ここでは説明を省略する。
こうすることで冷却手段が有する管状部材が、該管状部材の長手方向がプリント基板の表面に対して略平行になるように配設され、そして管状部材が有する吐出口から冷却媒体が吐出される。吐出口から吐出された冷却媒体は、該幅方向に沿ったプリント基板の表面の一縁から他縁までの該表面に接触する。この状態で、プリント基板は移送手段により冷却手段に対して相対的に移送されるので、プリント基板の表面の全面にうまく冷却媒体が接触してプリント基板をうまく冷却することができる。そして、管状部材が、前記移送経路の少なくとも一部に沿って移動されることで、ハンダ付け点と冷却開始点との間の距離を所定の範囲内において簡単に変えることができる。
本装置(第1本装置及び第2本装置の両方)においては、前記冷却手段が、前記プリント基板の両主表面の一面と他面との両面に向けて前記冷却媒体を吐出し前記冷却媒体を該両面に接触させるものであってもよい。
こうすることで板状のプリント基板を、その両主表面の両面に冷却媒体を接触させることで該両面から冷却することができるので、極めて効率的にプリント基板を冷却することができる。また、該両面それぞれにおいて、冷却媒体の吐出方向を変更可能にしたり、ハンダ付け点と冷却開始点との間の距離を変更可能にすることで、該両面それぞれで冷却条件を変更して、該両面それぞれの冷却条件を適正化することができる。
本装置(第1本装置及び第2本装置の両方)は、前述のように、ハンダ付けされることにより高温となったプリント基板を冷却するために用いることができるが、融解したハンダを収容したハンダ槽にプリント基板を浸漬することで、ハンダ付けされたプリント基板を冷却するのに好適に用いることができる。ハンダ槽にプリント基板を浸漬することでハンダ付けすると、通常、融解したハンダとプリント基板との接触面積が大きくかつ接触時間が長くなることから、プリント基板の温度が大きく上昇する。このためプリント基板を迅速に冷却する必要がある一方、あまり早く冷やしすぎるとハンダ槽から引き上げられたプリント基板から不要な融解ハンダが除去されない問題(本来、不要な融解ハンダはプリント基板から滴下することで除去されるが、あまり早く冷却しすぎると、不要な融解ハンダが固化してプリント基板に残留する。)を生じる。即ち、ハンダ槽にプリント基板を浸漬することでハンダ付けする場合、とりわけ冷却条件をうまく設定する必要があることから、かかる場合の冷却は、冷却条件をうまく変更することができる本装置によって行われることが好ましい。
ハンダ槽と本装置とによって構成されるハンダ付け装置は、融解したハンダを収容したハンダ槽と、本装置と、を備え、該ハンダ槽に浸漬されることでハンダ付けされた前記プリント基板を、本装置が冷却するものである、ハンダ付け装置(以下、「本ハンダ付け装置」という。)である。
本ハンダ付け装置の場合、前記ハンダが鉛を含有しないハンダであってもよい。
前述のように、最近では、環境問題等から、鉛を含有しないハンダであるいわゆる鉛フリーハンダが用いられることが多くなっているが、鉛フリーハンダを用いたハンダ付け工程では、ハンダ付け温度が高い(鉛フリーハンダの融点は鉛含有ハンダのそれよりも高い。)ことから一層電子部品は高温に保持され信頼性が低下しやすく、さらに鉛フリーハンダを用いた場合、引け巣現象やリフトオフ現象が一層大きくあらわれることが多い。このため鉛フリーハンダを用いてハンダ付けされたプリント基板は、電子部品の信頼性低下、引け巣現象、リフトオフ現象等を防止又は減少させるため一層迅速に冷却される必要があることから、迅速な冷却が得られるよう冷却条件を変更できる本装置によって冷却されることが好ましい。また、融解した鉛フリーハンダを収容したハンダ槽(鉛含有ハンダを収容したハンダ槽よりも高温になっている。)にプリント基板を浸漬すると、プリント基板の温度が一段と高くなることから、電子部品の信頼性低下等を防止又は減少させるため一層迅速に冷却される必要があることから、迅速な冷却が得られるよう冷却条件を変更できる本装置によって冷却されることが好ましい。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。しかしながら、これらによって本発明は何ら制限されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、一実施形態の本発明のハンダ付け装置(本ハンダ付け装置)を示す概略図である。図1を参照して、本ハンダ付け装置11について説明する。
本ハンダ付け装置11は、大まかには、ベルトコンベア21(なお、ベルトコンベア21を構成する後述の無端状のベルト21aは、ここでは鋼材により形成されている。)と、ベルトコンベア21によって搬送されるプリント基板(図示せず)の保持具31と、保持具31によって保持されたプリント基板(図示せず)にフラックスを付着するフラクサ41と、フラクサ41によりフラックスが付着され保持具31によって保持されたプリント基板(図示せず)を加熱するプリヒータ51と、プリヒータ51によって加熱されるプリント基板(図示せず)が通過する雰囲気温度を安定させるためにプリヒータ51の上方(図1、図3及び図5中、上を矢印S1にて、下を矢印S2にて、それぞれ示した。)を覆うように配設されたカバー55(トンネルカバー)と、プリヒータ51により加熱され保持具31によって保持されたプリント基板(図示せず)をハンダ付けするハンダ槽61と、ハンダ槽61によりハンダ付けされたプリント基板(図示せず)を冷却する一実施形態(第1実施形態)の本発明のハンダ付けされたプリント基板の冷却装置71と、を備えてなる。
ベルトコンベア21は、無端状のベルト21aと、ベルト21aが周回可能に支持するローラー21bと、を有してなる。ベルト21aは、ローラー21bのうちの一部のものによって所定の方向(ここでは図1中、反時計方向)に自由に駆動されるようになっている。
保持具31は、ベルト21aの上行部21aaに取り付けられており、保持具31に保持されたプリント基板(図示せず)の表面がほぼ水平(後述するように、フラクサ41の内部にプリント基板(図示せず)を進入させる際と、ハンダ槽61の内部にプリント基板(図示せず)を進入させる際と、を除き、該表面はほぼ水平に保持される。)になるように保持具31はプリント基板(図示せず)を保持するようになっている。保持具31は、ベルト21aが前記所定の方向(ここでは図1中、反時計方向)に駆動されることで、図1中、左方向(図1中、矢印Aのうち左方向)に自由に移動可能になっており、保持具31が保持したプリント基板(図示せず)は図1中左方向に送られつつフラクサ41、プリヒータ51、ハンダ槽61そして冷却装置71により順次処理される。なお、保持具31は既知のハンダ付け装置において用いられているのでここでは詳しい説明を省略するが、プリント基板(図示せず)が有する互いに対向する一対の縁部に保持具31が有する爪部が係合することによってプリント基板が保持具31により保持される。
なお、図1においては、理解を容易にするため、ベルト21aの上行部21aaに複数(具体的には5個)の保持具31(31a、31b、31c、31d、31e)が示されているが、実際は、保持具31は1個のみが取り付けられている。また、保持具31は、ベルト21aの上行部21aaの任意の位置に着脱自在にされている。
フラクサ41は、無蓋有底の箱形状をしており、ハンダ付け用のフラックスが融解された状態で該箱の内部に収容されている。フラクサ41の内部に収容されたフラックスには、図示しないエア供給装置によって空気(細かい気泡状)が吹き込まれており、プリント基板(図示せず)が浸漬されることでプリント基板(図示せず)にうまくフラックスが付着するように管理されている。
保持具31(31aとして示されている位置に存する保持具)にプリント基板(図示せず)を保持させた後、保持具31を図1中左方向に移動させると、保持具31に保持されたプリント基板(図示せず)はフラクサ41の内部に存する融解状態のフラックス中に浸漬され(保持具31の位置31aから位置31bまでの間にフラクサ41の内部にプリント基板(図示せず)が進入するように、ベルト21aに取り付けられた保持具31の移動経路が決められている。)、フラックスがプリント基板(図示せず)に付着する。
プリヒータ51は、フラクサ41の内部に浸漬されることでフラックスが付着されたプリント基板(図示せず)を所定の温度(次のハンダ槽61にプリント基板(図示せず)が浸漬されることでうまくハンダ付けが行われるような温度)まで加熱する(例えば、31cの位置の付近に保持具31が位置している際、プリヒータ51によりプリント基板(図示せず)が加熱される。)。プリヒータ51は、図示しない電気ヒータを内蔵しており、プリヒータ51とカバー55(トンネルカバー)との間をプリント基板(図示せず)が通過することでプリント基板(図示せず)を所定の温度にまで加熱する。
また、プリヒータ51の上方を覆うように配設されたカバー55(トンネルカバー)は、プリント基板(図示せず)の搬送方向(図1中、左右(矢印A方向))に沿って伸縮可能であるか、又は該方向に沿って分割されており適宜該方向に関し追加又は取り外し可能にされることで、プリヒータ51近傍のプリント基板(図示せず)の搬送経路のうち該方向に沿ってカバー55(トンネルカバー)が覆う部分(該方向に沿ってカバー55(トンネルカバー)が覆う長さ)を自由に増減することができ、プリヒータ51により加熱されるプリント基板(図示せず)の温度を安定させることで(例えば、プリヒータ51近傍のプリント基板(図示せず)の搬送経路における雰囲気温度を安定させること等により)、本ハンダ付け装置11の運転を安定ならしめる。
ハンダ槽61は、無蓋有底の箱形状をしており、鉛を含有しないハンダであるいわゆる鉛フリーハンダが融解された状態で該箱の内部に収容されている。ハンダ槽61は、図示しない電気ヒータを内蔵しており、融解されたハンダが所定の温度(プリント基板(図示せず)が浸漬されることでプリント基板(図示せず)がうまくハンダ付けされる温度)になるように管理されている。
プリヒータ51により加熱されたプリント基板(図示せず)は、図1中左方向に移動され、保持具31に保持されたプリント基板(図示せず)はハンダ槽61の内部に存する融解状態のハンダ中に浸漬され(保持具31の位置31dの位置においてハンダ槽61の内部にプリント基板(図示せず)が進入するように、ベルト21aに取り付けられた保持具31の移動経路が決められている。)、ハンダがプリント基板(図示せず)に付着しハンダ付けされる。
冷却装置71は、保持具31に保持されたプリント基板(図示せず)の移送経路に対して上方に配設された上方冷却器71aと、該移送経路に対して下方に配設された下方冷却器71bと、を有してなる。上方冷却器71aは、上方からプリント基板(図示せず)の上面に向けて冷却空気(冷却媒体)を吐出し、冷却空気(冷却媒体)をプリント基板(図示せず)に接触させることでプリント基板(図示せず)を冷却する。一方、下方冷却器71bは、下方からプリント基板(図示せず)の下面に向けて冷却空気(冷却媒体)を吐出し、冷却空気(冷却媒体)をプリント基板(図示せず)に接触させることでプリント基板(図示せず)を冷却する。これら上方冷却器71aと下方冷却器71bとは、いずれも同様の構造をしており、配設位置が異なるのみである。
図2は、冷却装置71の平面図(図1中、矢印B方向から見たところを示している。図2においては、下方冷却器71bは上方冷却器71aに隠れて見えない。)であり、図3は図2のC−C端面図であり、図4は吐出口を示す図(図4(a)は図1乃至図3に実際に用いられている上方冷却器71aと下方冷却器71bとの吐出口を示すものであり、図4(b)は他の実施形態の吐出口を示すものである。)である。図2乃至図4を参照して、冷却装置71について説明する。なお、図2及び図3においては、図示しない保持具に保持されたプリント基板91が、上方冷却器71aと下方冷却器71bとの間に位置した状態を示している。
上方冷却器71a及び下方冷却器71bは、いずれも真っ直ぐな中空のパイプ73a、73b(長手方向(図2中、矢印D方向)に対して垂直な断面形状は略円形)を有しており、パイプ73a、73bの一端は栓部材(図2中では、栓部材75。パイプ73bの一端にも同様な栓部材が取り付けられている。)が取り付けられることで該一端は閉塞されている。一方、パイプ73a、73bの他端(該一端とは反対の端部)には、導管(図2中では、導管77。パイプ73bの他端にも同様な導管が取り付けられている。)の一端が接続されていると共に、導管(77)の他端は、図示しない冷却空気の供給源(例えば、冷凍機等)に接続されている。また、導管(77)の途中には、バルブ79が配設されており、バルブ79を操作することで、パイプ73a、73bに供給される冷却空気を自由に断続したり、パイプ73a、73bに供給される冷却空気の量を自由に調整することができるようになっている(これら供給される冷却空気の断続や、供給される冷却空気の量の調整は、パイプ73a、73bそれぞれについて独立して行うことができる。)。そして、パイプ73a、73bには、パイプ73a、73bの内側と外側とを連通させるスリット81a、81bが、パイプ73a、73bの長手方向(図2中、矢印D方向)に沿って形成されている。
このため上方冷却器71a及び下方冷却器71bのいずれも、バルブ79を開けることで、導管77を経由して冷却空気をパイプ73a、73bの内部に導入することができ、この導入された冷却空気はスリット81a、81bを経てパイプ73a、73bの外部に吐出される。
なお、スリット81a、81bの長さ(パイプ73a、73bの長手方向(図2中、矢印D方向)に沿った寸法。図4(a)中では矢印Jにて示した。)は、プリント基板91の幅方向の寸法(図2中、矢印Kにて示した。)以上とされており、プリント基板91の幅方向(図2中、矢印Kと平行な方向)に沿ったプリント基板91の表面91aの一縁92aから他縁92bまでの表面91aに冷却空気が接触するよう、上方冷却器71a及び下方冷却器71bのいずれも冷却空気を吐出する。
そして、上方冷却器71a及び下方冷却器71bのいずれも、パイプ73a、73bの長手方向(図2中、矢印D方向)がプリント基板91の移送方向(図2中、矢印E方向)に対して略垂直になるように配設されている。なお、「パイプ73a、73bの長手方向(図2中、矢印D方向)がプリント基板91の移送方向(図2中、矢印E方向)に対して略垂直」であるとは、該長手方向に平行な直線のいずれかが該移送方向に平行な直線と略垂直に交わることをいう。加えて、上方冷却器71a及び下方冷却器71bのいずれも、パイプ73a、73bの長手方向(図2中、矢印D方向)がプリント基板91の表面91aに対して略平行である。
また、上方冷却器71a及び下方冷却器71bのいずれも、上記したように、パイプ73a、73bの長手方向(図2中、矢印D方向)がプリント基板91の移送方向(図2中、矢印E方向)に対して略垂直であり、かつ該長手方向(図2中、矢印D方向)がプリント基板91の表面91aに対して略平行な状態を保ちつつ、プリント基板91の移送方向(図2中、矢印E方向)に平行に自由に移動することができるよう支持されている(移動方向を図2及び図3中、矢印Fにて示した。)。
さらに、上方冷却器71a及び下方冷却器71bのいずれも、パイプ73a、73bの長手方向(図2中、矢印D方向)の周りに所定範囲内で回動自在に支持されている(回動方向を図3中、矢印Gにて示した。)。これによって、冷却空気がスリット81a、81bを経てパイプ73a、73bの外部に吐出される吐出方向が、所定の範囲内において連続的に可変可能である。
以上のように、本ハンダ付け装置11が備える第1実施形態の冷却装置71は、プリント基板91に向けて冷却空気(冷却媒体)を吐出し冷却空気(冷却媒体)をプリント基板91に接触させることでプリント基板91を冷却する冷却手段(ここでは上方冷却器71aと下方冷却器71bとによって構成される。)と、冷却手段(上方冷却器71aと下方冷却器71b)によって冷却されるようプリント基板91を冷却手段(上方冷却器71aと下方冷却器71b)に対して相対的に移送する移送手段(ここではベルトコンベア21と保持具31とによって移送手段が構成されている。なお、ここでは静止した冷却手段(上方冷却器71aと下方冷却器71b)に対して、該移送手段によってプリント基板91が移動されることで、プリント基板91が冷却手段に対して相対的に移送される。)と、を備えてなる、ハンダ付けされたプリント基板の冷却装置である。そして、上方冷却器71a及び下方冷却器71bのいずれも、パイプ73a、73bの長手方向(図2中、矢印D方向)の周りに所定範囲内で回動(回動方向を図3中、矢印Gにて示した。)させることで、スリット81a、81bからの冷却空気(冷却媒体)の吐出方向が、所定の範囲内において連続的に可変可能である(無論、該吐出方向が、少なくとも異なる2方向に変更可能である。)。
そして、第1実施形態の冷却装置71は、冷却手段(上方冷却器71aと下方冷却器71b)が、プリント基板91の幅方向(図2中、矢印Kと平行な方向)にわたって冷却空気(冷却媒体)を吐出する吐出口たるスリット81a、81bを有すると共に、長手方向(図2中、矢印D方向)がプリント基板91の表面91aに対して略平行な管状部材たるパイプ73a、73bを有してなり、管状部材たるパイプ73a、73bが該長手方向(図2中、矢印D方向)の周りに所定範囲内で回動(回動方向を図3中、矢印Gにて示した。)することにより、冷却空気(冷却媒体)の前記吐出方向が前記所定の範囲内において連続的に可変可能なものである。
また、プリント基板91は、移送手段(ベルトコンベア21と保持具31とによって構成されている。)により冷却手段(上方冷却器71aと下方冷却器71b)に対して相対的に移送される移送経路(ここではベルト21aの上行部21aaのうち、保持具31の位置31aから31b、31c、31dを経て位置31eに至る経路)においてハンダ付けされる(プリント基板91はハンダ槽61の内部に存する融解状態のハンダ中に浸漬されることでハンダ付けされる。)ものであり、前記移送経路(位置31aから31b、31c、31dを経て位置31eに至る経路)においてプリント基板91がハンダ付けされる点であるハンダ付け点(ここではプリント基板91が融解状態のハンダ中に浸漬されるハンダ槽61の位置)と、前記移送経路(位置31aから31b、31c、31dを経て位置31eに至る経路)において冷却手段(上方冷却器71aと下方冷却器71b)により吐出された冷却空気(冷却媒体)がプリント基板91に接触を開始する点である冷却開始点(ここではスリット81a、81bの近傍)と、の間の距離が変更可能なものである。具体的には、上方冷却器71a及び下方冷却器71bのいずれも、プリント基板91の移送方向(図2中、矢印E方向)に平行に自由に移動されることで(移動方向を図2及び図3中、矢印Fにて示した。)、冷却開始点が連続的に変更され、ハンダ付け点と冷却開始点との間の該距離を所定の範囲内において連続的に可変することができる。
そして、冷却手段(上方冷却器71aと下方冷却器71b)が、冷却空気(冷却媒体)を吐出する吐出口たるスリット81a、81bを有し、上方冷却器71a及び下方冷却器71bのいずれも、プリント基板91の移送方向(図2中、矢印E方向)に平行に自由に移動されることで(移動方向を図2及び図3中、矢印Fにて示した。)、吐出口たるスリット81a、81bが、移送経路(位置31aから31b、31c、31dを経て位置31eに至る経路)の少なくとも一部に沿って移動可能なものである(なお、ここでは管状部材たるパイプ73a、73bが、前記移送経路の少なくとも一部に沿って移動可能なものである。)。
また、冷却手段(上方冷却器71aと下方冷却器71b)が、プリント基板91の両主表面91a、91aの一面91aと他面91aとの両面に向けて冷却空気(冷却媒体)を吐出し冷却空気(冷却媒体)を該両面91a、91aに接触させる。
そして、第1実施形態の冷却装置71を備える本ハンダ付け装置11は、融解したハンダを収容したハンダ槽61と、第1実施形態の冷却装置71と、を備え、ハンダ槽61に浸漬されることでハンダ付けされたプリント基板91を、冷却装置71が冷却するものである、ハンダ付け装置である。また、ハンダ槽61に収容される融解状態のハンダは鉛を含有しないハンダである。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態の本発明のハンダ付けされたプリント基板の冷却装置171を示す斜視図である。図5を参照して、第2実施形態の本発明のハンダ付けされたプリント基板の冷却装置171について説明する。なお、第2実施形態の冷却装置171は、本発明のハンダ付け装置(本ハンダ付け装置)の一部を構成するが、該本ハンダ付け装置は、図1〜図4を用いて説明した本ハンダ付け装置11のうち第1実施形態の冷却装置71が第2実施形態の冷却装置171に置換されるのみであり、その余りは同様であるから、ここでは第2実施形態の冷却装置171について説明し、それ以外の説明は省略する(必要に応じ、本ハンダ付け装置11の説明を参照されたい。)。
第2実施形態の冷却装置171は、保持具31に保持されたプリント基板(図示せず)の移送経路(図5中、矢印Nによって示した。)に対して上方に配設された第1上方冷却器171a1、第2上方冷却器171a2及び第3上方冷却器171a3と、該移送経路に対して下方に配設された第1下方冷却器171b1、第2下方冷却器171b2及び第3下方冷却器171b3と、を有してなる。第1上方冷却器171a1、第2上方冷却器171a2及び第3上方冷却器171a3のいずれも、上方からプリント基板(図示せず)の上面に向けて冷却空気(冷却媒体)を吐出し、冷却空気(冷却媒体)をプリント基板(図示せず)に接触させることでプリント基板(図示せず)を冷却する。一方、第1下方冷却器171b1、第2下方冷却器171b2及び第3下方冷却器171b3のいずれも、下方からプリント基板(図示せず)の下面に向けて冷却空気(冷却媒体)を吐出し、冷却空気(冷却媒体)をプリント基板(図示せず)に接触させることでプリント基板(図示せず)を冷却する。これら第1上方冷却器171a1、第2上方冷却器171a2、第3上方冷却器171a3、第1下方冷却器171b1、第2下方冷却器171b2及び第3下方冷却器171b3は、いずれも同様の構造をしており、配設位置が異なるのみである。
第1上方冷却器171a1、第2上方冷却器171a2、第3上方冷却器171a3、第1下方冷却器171b1、第2下方冷却器171b2及び第3下方冷却器171b3は、いずれも第1実施形態の冷却装置71を構成する上方冷却器71a及び下方冷却器71bと同じ構造を有している。具体的には、これら冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2、171b3は、いずれも真っ直ぐな中空のパイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3(長手方向に対して垂直な断面形状は略円形)を有しており、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の一端は栓部材175a1、175a2、175a3、175b1、175b2、175b3が取り付けられることで該一端は閉塞されている。一方、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の他端(該一端とは反対の端部)には、導管177a1、177a2、177a3、177b1、177b2、177b3の一端が接続されていると共に、導管177a1、177a2、177a3、177b1、177b2、177b3の他端は、図示しない冷却空気の供給源(例えば、冷凍機等)に接続されている。また、導管177a1、177a2、177a3、177b1、177b2、177b3の途中には、バルブ179a1、179a2、179a3、179b1、179b2、179b3が配設されており、バルブ179a1、179a2、179a3、179b1、179b2、179b3を操作することで、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3に供給される冷却空気を自由に断続したり、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3に供給される冷却空気の量を自由に調整することができるようになっている(これら供給される冷却空気の断続や、供給される冷却空気の量の調整は、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3それぞれについて独立して行うことができる。)。そして、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3には、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の内側と外側とを連通させるスリット(パイプ173b1、173b2、173b3にはスリット181b1、181b2、181b3が形成されている。パイプ173a1、173a2、173a3についてもこれと同様なスリットが形成されているが、図5の状態では、パイプ173a1、173a2、173a3のスリットは下方向に向いており、図5中にはあらわれない。)が、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の長手方向に沿って形成されている。なお、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の全ての長手方向は、略平行(これら全ての長手方向は、図5中、矢印Pと略平行である。)になっている。
このためこれら冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2、171b3のいずれも、バルブ179a1、179a2、179a3、179b1、179b2、179b3を開けることで、導管177a1、177a2、177a3、177b1、177b2、177b3を経由して冷却空気をパイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の内部に導入することができ、この導入された冷却空気は各パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3に形成された前記のスリットを経てパイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の外部に吐出される。
なお、各パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3に形成されたスリットの長さ(パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の長手方向(図5中、矢印P方向)に沿った寸法)は、図示しないプリント基板の幅方向の寸法以上とされており、図示しないプリント基板の幅方向に沿った該プリント基板の表面の一縁から他縁までの該表面に冷却空気が接触するよう、冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2、171b3のいずれも冷却空気を吐出する。
そして、図示しないプリント基板の移送方向(図5中、矢印N方向)に対し、長手方向が略平行になるように一対の上部スライドレール191a、191bが配設されている(上部スライドレール191a、191bは、図示しない支持物に取り付けられている。)。第1上方冷却器171a1、第2上方冷却器171a2及び第3上方冷却器171a3の一端側が上部スライドレール191aに担持されると共に、これら冷却器171a1、171a2及び171a3の他端側が上部スライドレール191bに担持されている。パイプ173a1、173a2、173a3の長手方向(これらパイプ173a1、173a2、173a3全ての長手方向は、図5中、矢印Pと略平行である。)が図示しないプリント基板の移送方向(図5中、矢印N方向)に対して略垂直でありかつ、パイプ173a1、173a2、173a3の長手方向(図5中、矢印P方向)が該プリント基板(図示せず)の表面に対して略平行になる状態を保ったまま、これら冷却器171a1、171a2及び171a3は上部スライドレール191a、191bの長手方向に沿って自由にスライド可能である。
同様に、図示しないプリント基板の移送方向(図5中、矢印N方向)に対し、長手方向が略平行になるように一対の下部スライドレール193a、193bが配設されている(下部スライドレール193a、193bは、図示しない支持物に取り付けられている。)。第1下方冷却器171b1、第2下方冷却器171b2及び第3下方冷却器171b3の一端側が下部スライドレール193aに担持されると共に、これら冷却器171b1、171b2及び171b3の他端側が下部スライドレール193bに担持されている。パイプ173b1、173b2、173b3の長手方向(これらパイプ173b1、173b2、173b3全ての長手方向は、図5中、矢印Pと略平行である。)が図示しないプリント基板の移送方向(図5中、矢印N方向)に対して略垂直でありかつ、パイプ173b1、173b2、173b3の長手方向(図5中、矢印P方向)が該プリント基板(図示せず)の表面に対して略平行になる状態を保ったまま、これら冷却器171b1、171b2及び171b3は下部スライドレール193a、193bの長手方向に沿って自由にスライド可能である。
なお、「パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の長手方向(図5中、矢印P方向)がプリント基板の移送方向(図5中、矢印N方向)に対して略垂直」であるとは、該長手方向に平行な直線のいずれかが該移送方向に平行な直線と略垂直に交わることをいう。
このようにして第1上方冷却器171a1、第2上方冷却器171a2、第3上方冷却器171a3、第1下方冷却器171b1、第2下方冷却器171b2及び第3下方冷却器171b3のいずれも、上記したように、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の長手方向(図5中、矢印P方向)が図示しないプリント基板の移送方向(図5中、矢印N方向)に対して略垂直であり、かつ該長手方向が図示しないプリント基板の表面に対して略平行な状態を保ちつつ、図示しないプリント基板の移送方向(図5中、矢印N方向)に平行に自由に移動することができるよう支持されている(移動方向を図5中、矢印Qにて示した。)。
さらに、第1上方冷却器171a1、第2上方冷却器171a2、第3上方冷却器171a3、第1下方冷却器171b1、第2下方冷却器171b2及び第3下方冷却器171b3のいずれにおいても、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3が、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の長手方向の周りに所定範囲内で回動自在に支持されている(回動方向を図5中、矢印Rにて示した。)。これによって、冷却空気が、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3に形成されたスリットを経てパイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の外部に吐出される吐出方向が、所定の範囲内において連続的に可変可能である。
以上のように、第2実施形態の冷却装置171は、プリント基板に向けて冷却空気(冷却媒体)を吐出し冷却空気(冷却媒体)をプリント基板に接触させることでプリント基板を冷却する冷却手段(ここでは第1上方冷却器171a1、第2上方冷却器171a2、第3上方冷却器171a3、第1下方冷却器171b1、第2下方冷却器171b2及び第3下方冷却器171b3により構成される。)と、冷却手段(冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2及び171b3)によって冷却されるようプリント基板を冷却手段(冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2及び171b3)に対して相対的に移送する移送手段(ここではベルトコンベア21と保持具31とによって移送手段が構成されている。なお、ここでは静止した冷却手段に対して、該移送手段によってプリント基板が移動されることで、プリント基板が冷却手段に対して相対的に移送される。)と、を備えてなる、ハンダ付けされたプリント基板の冷却装置である。そして、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3が、パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の長手方向の周りに所定範囲内で回動(回動方向を図5中、矢印Rにて示した。)させることで、これらパイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3に形成されたスリットからの冷却空気(冷却媒体)の吐出方向が、所定の範囲内において連続的に可変可能である(無論、該吐出方向が、少なくとも異なる2方向に変更可能である。)。
そして、第2実施形態の冷却装置171は、冷却手段(冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2及び171b3)が、プリント基板の幅方向にわたって冷却空気(冷却媒体)を吐出する吐出口たるスリットを有すると共に、長手方向がプリント基板の表面に対して略平行な管状部材たるパイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3を有してなり、管状部材たるパイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3が該長手方向の周りに所定範囲内で回動(回動方向を図5中、矢印Rにて示した。)することにより、冷却空気(冷却媒体)の前記吐出方向が前記所定の範囲内において連続的に可変可能なものである。
また、プリント基板は、移送手段(ベルトコンベア21と保持具31とによって構成されている。)により冷却手段(冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2及び171b3)に対して相対的に移送される移送経路(ここではベルト21aの上行部21aaのうち、保持具31の位置31aから31b、31c、31dを経て位置31eに至る経路)においてハンダ付けされる(プリント基板91はハンダ槽61の内部に存する融解状態のハンダ中に浸漬されることでハンダ付けされる。)ものであり、前記移送経路(位置31aから31b、31c、31dを経て位置31eに至る経路)においてプリント基板がハンダ付けされる点であるハンダ付け点(ここではプリント基板が融解状態のハンダ中に浸漬されるハンダ槽61の位置)と、前記移送経路(位置31aから31b、31c、31dを経て位置31eに至る経路)において冷却手段(冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2及び171b3)により吐出された冷却空気(冷却媒体)がプリント基板に接触を開始する点である冷却開始点(ここではパイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3に形成されたスリットの近傍)と、の間の距離が変更可能なものである。具体的には、冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2及び171b3のいずれも、プリント基板の移送方向(図5中、矢印N方向)に平行に自由に移動されることで(移動方向を図5中、矢印Qにて示した。)、冷却開始点が連続的に変更され、ハンダ付け点と冷却開始点との間の該距離を所定の範囲内において連続的に可変することができる。
そして、冷却手段(冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2及び171b3)が、冷却空気(冷却媒体)を吐出する吐出口たるスリット(パイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3に形成されている。)を有し、冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2及び171b3のいずれも、プリント基板の移送方向(図5中、矢印N方向)に平行に自由に移動されることで(移動方向を図5中、矢印Qにて示した。)、吐出口たる該スリットが、移送経路(位置31aから31b、31c、31dを経て位置31eに至る経路)の少なくとも一部に沿って移動可能なものである(なお、ここでは管状部材たるパイプ173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3が、前記移送経路の少なくとも一部に沿って移動可能なものである。)。
また、第1実施形態の冷却装置71と同様、第2実施形態の冷却装置171においても、冷却手段(冷却器171a1、171a2、171a3、171b1、171b2及び171b3)が、プリント基板の両主表面の一面と他面との両面に向けて冷却空気(冷却媒体)を吐出し冷却空気(冷却媒体)を該両面に接触させる。
そして、第2実施形態の冷却装置171を備える本ハンダ付け装置は、融解したハンダを収容したハンダ槽61と、第2実施形態の冷却装置171と、を備え、ハンダ槽61に浸漬されることでハンダ付けされたプリント基板を、冷却装置171が冷却するものである、ハンダ付け装置である。また、ハンダ槽61に収容される融解状態のハンダは鉛を含有しないハンダである。
なお、第1実施形態の冷却装置71と第2実施形態の冷却装置171とにおいては、上述したように、吐出口としてスリットを用いているが、これに限定されるものでないことは言うまでもなく、例えば、図4(b)に示したような孔83を用いてもよい。即ち、この場合では、パイプ73a、73b、173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3には、パイプ73a、73b、173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の内側と外側とを連通させる複数の孔83が、パイプ73a、73b、173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の長手方向に沿って形成される。このためやはりこの場合も、冷却器71a、71b、171a1、171a2、171a3、171b1、171b2、171b3のいずれも、バルブ79、179a1、179a2、179a3、179b1、179b2、179b3を開けることで、導管77、177a1、177a2、177a3、177b1、177b2、177b3を経由して冷却空気をパイプ73a、73b、173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の内部に導入することができ、この導入された冷却空気は孔83を経てパイプ73a、73b、173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3の外部に吐出される。なお、複数の孔83は、ほぼ等間隔(隣接する孔83同士間の距離がほぼ等しい)に形成され、孔83が形成される長さ(パイプの長手方向に沿った寸法。図4(b)中では矢印Mにて示した。)は、プリント基板の幅方向の寸法(図2中、矢印Kにて示した。)以上とされている。これら該等間隔及び該長さは、プリント基板の幅方向(図2中、矢印Kと平行な方向)に沿ったプリント基板91の表面91aの一縁92aから他縁92bまでの表面91aに冷却空気がうまく接触するように決定されている。
また、第1実施形態の冷却装置71においては、プリント基板(図示せず)の移送経路に対して上方に配設された上方冷却器71aと、該移送経路に対して下方に配設された下方冷却器71bと、の一対(計2本)の冷却器を有しており、第2実施形態の冷却装置171においては、該移送経路に対して上方に配設された第1上方冷却器171a1、第2上方冷却器171a2、第3上方冷却器171a3と、該移送経路に対して下方に配設された第1下方冷却器171b1、第2下方冷却器171b2、第3下方冷却器171b3と、の3対(計6本)の冷却器を有しているが、これら冷却器の個数(本数)はこれに限定されるものでないことは言うまでもなく、該移送経路に対して上方に配設された冷却器の個数(本数)をxとし、該移送経路に対して下方に配設された冷却器の個数(本数)をyとすると、(x,y)=(1,1)(第1実施形態の冷却装置71に同じ)、(2,2)、(3,3)(第2実施形態の冷却装置171に同じ)、(4,4)、(5,5)、(6,6)・・・・等のようにx=yの場合のみならず、(1,2)、(2,4)、(3,2)、(3,5)等のようにxとyとが異なってもよい。
第1実施形態の冷却装置を備える一実施形態の本発明のハンダ付け装置(本ハンダ付け装置)を示す概略図である。 第1実施形態の冷却装置の平面図である。 図2のC−C端面図である。 吐出口を示す図である。 第2実施形態の本発明のハンダ付けされたプリント基板の冷却装置を示す斜視図である。
符号の説明
11 本ハンダ付け装置
21 ベルトコンベア
21a ベルト
21aa 上行部
21b ローラー
31、31a、31b、31c、31d、31e 保持具
41 フラクサ
51 プリヒータ
55 カバー
61 ハンダ槽
71 冷却装置(第1実施形態)
71a 上方冷却器
71b 下方冷却器
73a、73b パイプ
75 栓部材
77 導管
79 バルブ
81a、81b スリット
83 孔
91 プリント基板
91a 表面
92a 一縁
92b 他縁
171 冷却装置(第2実施形態)
171a1 第1上方冷却器
171a2 第2上方冷却器
171a3 第3上方冷却器
171b1 第1下方冷却器
171b2 第2下方冷却器
171b3 第3下方冷却器
173a1、173a2、173a3、173b1、173b2、173b3 パイプ
175a1、175a2、175a3、175b1、175b2、175b3 栓部材
177a1、177a2、177a3、177b1、177b2、177b3 導管
179a1、179a2、179a3、179b1、179b2、179b3 バルブ
181b1、181b2、181b3 スリット
191a、191b 上部スライドレール
193a、193b 下部スライドレール

Claims (11)

  1. プリント基板に向けて冷却媒体を吐出し冷却媒体を該プリント基板に接触させることで該プリント基板を冷却する冷却手段と、
    該冷却手段によって冷却されるよう該プリント基板を該冷却手段に対して相対的に移送する移送手段と、
    を備えてなる、ハンダ付けされたプリント基板の冷却装置であって、
    該冷却媒体の吐出方向が、少なくとも異なる2方向に変更可能なものである、冷却装置。
  2. 前記冷却媒体の吐出方向が、所定の範囲内において連続的に可変可能なものである、請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記冷却手段が、前記プリント基板の幅方向にわたって前記冷却媒体を吐出する吐出口を有すると共に、長手方向が前記プリント基板の表面に対して略平行な管状部材を有してなり、
    該管状部材が該長手方向の周りに所定範囲内で回動することにより、前記吐出方向が前記所定の範囲内において連続的に可変可能なものである、請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記プリント基板は、前記移送手段により前記冷却手段に対して相対的に移送される移送経路においてハンダ付けされるものであり、
    前記移送経路において前記プリント基板がハンダ付けされる点であるハンダ付け点と、前記移送経路において前記冷却手段により吐出された前記冷却媒体が前記プリント基板に接触を開始する点である冷却開始点と、の間の距離が変更可能なものである、請求項1乃至3のいずれか1に記載の冷却装置。
  5. プリント基板に向けて冷却媒体を吐出し冷却媒体を該プリント基板に接触させることで該プリント基板を冷却する冷却手段と、
    該冷却手段によって冷却されるよう該プリント基板を該冷却手段に対して相対的に移送する移送手段と、
    を備えてなる、ハンダ付けされたプリント基板の冷却装置であって、
    該プリント基板は、該移送手段により該冷却手段に対して相対的に移送される移送経路においてハンダ付けされるものであり、
    該移送経路において該プリント基板がハンダ付けされる点であるハンダ付け点と、該移送経路において該冷却手段により吐出された該冷却媒体が該プリント基板に接触を開始する点である冷却開始点と、の間の距離が変更可能なものである、冷却装置。
  6. 前記距離が、所定の範囲内において連続的に可変可能なものである、請求項4又は5に記載の冷却装置。
  7. 前記冷却手段が、冷却媒体を吐出する吐出口を有し、
    該吐出口が、前記移送経路の少なくとも一部に沿って移動可能なものである、請求項6に記載の冷却装置。
  8. 前記冷却手段が、前記プリント基板の幅方向にわたって前記冷却媒体を吐出する前記吐出口を有すると共に、長手方向が前記プリント基板の表面に対して略平行な管状部材を有してなり、
    該管状部材が、前記移送経路の少なくとも一部に沿って移動可能なものである、請求項7に記載の冷却装置。
  9. 前記冷却手段が、前記プリント基板の両主表面の一面と他面との両面に向けて前記冷却媒体を吐出し前記冷却媒体を該両面に接触させるものである、請求項1乃至8のいずれか1に記載の冷却装置。
  10. 融解したハンダを収容したハンダ槽と、請求項1乃至8のいずれか1に記載の冷却装置と、を備え、
    該ハンダ槽に浸漬されることでハンダ付けされた前記プリント基板を、該冷却装置が冷却するものである、ハンダ付け装置。
  11. 前記ハンダが鉛を含有しないハンダである、請求項10に記載のハンダ付け装置。
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JP2009177014A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd フローはんだ付け装置

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