JP2005293319A - 作業工程管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製品の検査・調整・データの書き込みなどの作業工程の飛ばしや、作業結果の
履歴の不整合などを防止することによって、作業効率を高める作業工程管理装置を提供す
ること。
【解決手段】製品の検査・調整・データの書き込みなどの作業工程を管理する作業工程
管理装置において、作業装置にセットされた製品に対する作業が実行されないまま、製品
が作業装置で放置されていると判断し得る時間が経過すると、作業の開始を催促する手段
を装備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は作業工程管理装置に関し、より詳細には、製品の検査・調整・データの書き込
みなどの作業工程を管理する作業工程管理装置に関する。
近年、製品の検査・調整・データの書き込みなどの作業工程の管理のコンピュータ化が
進んできており、例えば、作業対象となる製品に設けられたIDカードやバーコードから
前記製品の固有情報を読み込み、読み込んだ情報に基づいて、各製品の作業結果をコンピ
ュータで管理するようにしたシステムがある(例えば、下記の特許文献1、2参照)。
しかしながら、作業の全自動化は難しく、作業者による手作業が必要となっている。例
えば、ある製品の検査工程では、まず作業者が検査装置の検査台に製品を載荷し、前記検
査装置の検査開始ボタンなどを押下するようになっている。検査開始ボタンが押下される
と、前記検査台に載荷されている製品の検査が行われ、その検査結果(OK/NG)がデ
ィスプレイ上に表示されたり、記憶装置に記憶されるようになっている。その後、作業者
は検査結果を確認して、検査が終了した製品を検査台から脱荷し、新しく別の製品を検査
台に載荷するようになっている。
作業者による手作業が必要になると、作業者のうっかりミスなどによって、いわゆる工
程飛びが発生することがあった。一人の作業者が1つの検査工程に掛かりきりであれば、
工程飛びはほとんど発生しないものと思われるが、一人の作業者が1つの検査工程に掛か
りきりになることはまずなく、一人の作業者が複数の検査工程を担当することが多い。
そのため、作業者がある検査装置Aの検査台に製品X1を載荷したが、検査開始ボタン
の押下をし忘れたまま、別の検査装置Bのところへ移動し、その後、検査装置Aのところ
へ戻ってくると、製品X1の検査が完了しているものと思い込んで、次の製品X2の検査
へ移ってしまうことがある。
例えば、特許文献1には、被処理ウェハが収納されたウェハカセットが処理装置の設置
台にセットされたことがセンサによって検知されると、処理装置コントローラが処理に必
要となる情報を取得し、その後、作業者によって処理開始のスイッチが押下されると、前
記処理装置コントローラが処理を開始するように構成された工程進捗管理装置について開
示されている。しかしながら、特許文献1に開示された工程進捗管理装置には、上記した
ような作業者のうっかりミスなどへの対策はなされていないため、工程飛びが生じてしま
うおそれがある。
また、IDカードやバーコードから製品の固有情報を読み込み、読み込んだ情報に基づ
いて、各製品毎に作業結果を管理するようになっている場合、上記したような工程飛びが
あると、作業結果の履歴に不整合が生じるおそれがある。例えば、製品X2の検査結果が
検査を行っていない製品X1の検査結果として管理される場合がある。
特許文献2には、バーコードを用いて製造管理を行うシステムについて開示されている
が、特許文献1に開示された装置と同様に、特許文献2に開示されたシステムについても
、上記したような作業者のうっかりミスなどへの対策はなされていない。そのため、工程
飛びが生じ、作業結果の履歴に不整合が生じてしまうおそれがある。
特開2000−315107号公報 特開平6−243144号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、製品の検査・調整・データの書き込み
などの作業工程の飛ばしや、作業結果の履歴の不整合などを防止することによって、作業
効率を高める作業工程管理装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る作業工程管理装置(1)は、製品に対する検査
などの作業の工程を管理する作業工程管理装置において、前記作業を行う作業装置に前記
製品がセットされているか否かを検出する検出手段から得られる情報に基づいて、前記製
品が前記作業装置にセットされている時間を計測するセット時間計測手段と、該セット時
間計測手段によって計測された時間に基づいて、前記製品が前記作業装置にセットされて
から所定の時間が経過しているか否かを判断する第1の時間経過判断手段と、前記製品に
対する前記作業装置での作業が実行されたか否かを判断する作業実行判断手段と、該作業
実行判断手段により、前記製品に対する前記作業装置での作業が実行されていないと判断
され、かつ前記第1の時間経過判断手段により、前記製品が前記作業装置にセットされて
から前記所定の時間が経過していると判断された場合、所定の報知を行う第1の報知手段
とを備えていることを特徴としている。
上記作業工程管理装置(1)によれば、前記作業装置にセットされた前記製品に対する
作業が実行されないまま、前記所定の時間が経過すると、前記所定の報知(例えば、作業
を開始させる開始ボタンの押下を促す報知)が行われる。
例えば、作業対象となっている製品が作業装置の作業台に載荷された後、作業が行われ
ないまま8秒(前記製品が作業台で放置されていると判断し得る時間)が経過すると、作
業を開始させる開始ボタンの押下を促す報知が行われる。これにより、未作業の製品が作
業装置に放置されていることを、作業者に容易に気づかせることができるので、工程飛び
を防止することができる。
また、本発明に係る作業工程管理装置(2)は、製品に対する検査などの作業の工程を
管理する作業工程管理装置において、前記作業を行う作業装置に前記製品がセットされて
いるか否かを検出する検出手段から得られる情報に基づいて、前記製品が前記作業装置か
ら脱セットされたか否かを判断する脱セット判断手段と、前記製品に対する前記作業装置
での作業が実行されたか否かを判断する作業実行判断手段と、該作業実行判断手段により
、前記製品に対する前記作業装置での作業が実行されていないと判断され、かつ前記脱セ
ット判断手段により、前記製品が前記作業装置から脱セットされたと判断された場合、所
定の報知を行う第2の報知手段とを備えていることを特徴としている。
上記作業工程管理装置(2)によれば、前記作業装置にセットされた前記製品に対する
作業が実行されずに、前記製品が前記作業装置から脱セットされると、前記所定の報知(
例えば、作業が完了しないまま製品が脱セットされたことを知らせる報知)が行われる。
例えば、作業対象となっている製品が作業装置の作業台に載荷された後、作業されずに
、前記製品が前記作業台から脱荷されると、作業されていないことを知らせる報知が行わ
れる。これにより、未作業の製品が作業済の製品として扱われていることを、作業者に容
易に気づかせることができるので、工程飛びを防止することができる。
また、本発明に係る作業工程管理装置(3)は、上記作業工程管理装置(2)において
、前記検出手段から得られる情報に基づいて、前記製品が前記作業装置にセットされてい
る時間を計測するセット時間計測手段と、該セット時間計測手段によって計測された時間
に基づいて、前記製品が前記作業装置にセットされてから所定の時間が経過しているか否
かを判断する第2の時間経過判断手段とを備え、前記第2の報知手段が、前記第2の時間
経過判断手段により、前記製品が前記作業装置にセットされてから前記所定の時間が経過
していると判断された場合に限って、前記所定の報知を行うものであることを特徴として
いる。
ところで、作業装置の作業台へ載荷された製品に対する作業がなされていないにも拘ら
ず、作業者が前記製品をそのまますぐに前記作業台から脱荷させてしまう場合がある。こ
れは、前記作業装置での作業を行う必要がない製品を誤って作業台へ載荷させたことに、
作業者がすぐに気づいた場合や、作業の順番を誤っていることにすぐに気づいた場合に生
じる。
この場合、作業者は作業を行う対象でない製品を作業台へ載荷させるという、うっかり
ミスをしているが、そのことにすぐに気づき、前記製品を作業台から脱荷させるという適
切な処理を素早く行っている。従って、このような場合には、上記作業工程管理装置(2
)で行われる報知は必要ない。
しかしながら、上記作業工程管理装置(2)では、作業装置の作業台に載荷された製品
に対する作業がなされないまま、前記製品が前記作業台から脱荷されると、作業が行われ
ていないことを知らせる報知が行われることになる。そのため、作業者が自身のミスに気
づき、適切な処理を素早く行ったとしても、上記のような報知がなされてしまう。
上記作業工程管理装置(3)によれば、前記製品が前記作業装置にセットされてから前
記所定の時間が経過している場合に限って、前記所定の報知が行われる。すなわち、前記
作業装置にセットされた前記製品に対する作業が実行されないまま、前記所定の時間が経
過し、前記製品が前記作業装置から脱セットされると、前記所定の報知(例えば、作業が
完了しないまま製品が脱セットされたことを知らせる報知)が行われる。
例えば、作業対象となっている製品が作業装置の作業台に載荷された後、作業されない
まま5秒(前記製品が作業台で放置されていると判断し得る時間)が経過し、そして、前
記製品が作業台から脱荷されると、作業されていないことを知らせる報知が行われる。こ
れにより、上記のような不要な報知を無くすことができる。
また、本発明に係る作業工程管理装置(4)は、製品に対する検査などの作業の工程を
管理する作業工程管理装置において、前記製品の固有情報を読み込むための読込手段と、
該読込手段による前記製品の固有情報の読み込みが完了しているか否かを判断する読込完
了判断手段と、該読込完了判断手段により、前記読込手段による前記読み込みが完了して
いないと判断された場合、前記製品に対する前記作業の実行を禁止する禁止手段とを備え
ていることを特徴としている。
ところで、ある作業装置の作業台に載荷された製品に設けられたIDカードやバーコー
ドなどから、前記製品の固有情報を読み込み、読み込んだ情報に基づいて、各製品毎に作
業結果を管理するようになっている場合、例えば、作業者が前記作業台に製品X1を載荷
させたにも拘らず、作業開始ボタンを押下しないまま(すなわち、製品X1に対する作業
が実行されないまま)、製品X1を前記作業台から脱荷させ、その後、作業者が前記作業
台に別の製品X2を載荷させ、作業開始ボタンを押下すると、製品X2の作業結果が、作
業がなされていない製品X1の作業結果として処理されることがある。
これは、バーコードなどからの製品の固有情報の読み込みが瞬時に完了するわけではな
く、製品X2の固有情報の読み込みが完了する前に、作業開始ボタンが押下されると、作
業されている製品(製品X2)を、固有情報の読み込みが既に完了している製品X1とし
てコンピュータが扱ってしまうためである。
上記作業工程管理装置(4)によれば、製品の固有情報の読み込みが完了するまで、前
記製品に対する前記作業の実行が禁止される。従って、例えば、バーコードからの製品の
固有情報の読み込みが完了していない場合に、作業者によって作業開始ボタンが押下され
たとしても、前記製品に対する作業は実行されないので、上記したような作業結果の履歴
に不整合が生じるのを防止することができる。
また、本発明に係る作業工程管理装置(5)は、上記作業工程管理装置(4)において
、前記読込手段によって読み込まれた固有情報を記憶する固有情報記憶手段と、該固有情
報記憶手段に前記作業が実行されていない製品の固有情報が記憶されているか否かを判断
する未作業判断手段とを備え、前記禁止手段が、前記未作業判断手段により、前記固有情
報記憶手段に前記作業が実行されていない製品の固有情報が記憶されていると判断された
場合に限って、前記作業の実行を禁止するものであることを特徴としている。
前記固有情報記憶手段に、前記作業が実行されていない製品の固有情報が存在していな
ければ(例えば、作業されていない製品の固有情報が残っていなければ)、作業結果の履
歴に不整合は生じないと考えられる。
上記作業工程管理装置(5)によれば、前記固有情報記憶手段に前記作業が実行されて
いない製品の固有情報が記憶されている場合に限って、前記作業の実行が禁止される。換
言すれば、前記固有情報記憶手段に前記作業が実行されていない製品の固有情報が存在し
ていない場合、前記作業の実行は禁止されない。従って、必要以上に前記作業の実行は禁
止されないので、作業効率を高めることができる。
また、本発明に係る作業工程管理装置(6)は、製品に対する検査などの作業の工程を
管理する作業工程管理装置において、前記製品の固有情報を読み込むための読込手段と、
該読込手段によって読み込まれた固有情報を記憶する固有情報記憶手段とを備え、該固有
情報記憶手段に記憶されている固有情報のうち、読み込まれた最新のものを前記作業の対
象となっている前記製品の固有情報として使用するように構成されていることを特徴とし
ている。
上記したように、作業対象となる製品の固有情報を記憶しておく固有情報記憶手段に、
作業されていない製品の固有情報が残っているときに、別の製品が作業装置にセットされ
、作業が実行されると、作業結果の履歴に不整合が生じるおそれがある。
しかしながら、上記作業工程管理装置(6)によれば、前記固有情報記憶手段に記憶さ
れている固有情報のうち、読み込まれた最新のものを前記作業の対象となっている製品の
固有情報として使用されるので、上記したような作業結果の履歴に不整合が生じるのを防
止することができる。
また、本発明に係る作業工程管理装置(7)は、製品に対する検査などの作業の工程を
管理する作業工程管理装置において、前記製品の固有情報を読み込むための読込手段と、
該読込手段によって読み込まれた固有情報を記憶する固有情報記憶手段と、前記作業を行
う作業装置に前記製品がセットされているか否かを検出する検出手段から得られる情報に
基づいて、前記製品が前記作業装置から脱セットされたか否かを判断する脱セット判断手
段と、該脱セット判断手段により、前記製品が前記作業装置から脱セットされたと判断さ
れた場合、前記固有情報記憶手段に記憶されている前記固有情報を消去する消去手段とを
備えていることを特徴としている。
上記作業工程管理装置(7)によれば、前記作業装置にセットされていた製品が、前記
作業装置から脱セットされると、前記固有情報記憶手段に記憶されている情報が消去され
る。従って、前記固有情報記憶手段に、作業されていない製品の固有情報が残ることがな
いので、上記したような作業結果の履歴に不整合が生じるのを防止することができる。
また、本発明に係る作業工程管理装置(8)は、上記作業工程管理装置(1)〜(7)
のいずれかにおいて、前記作業を行う作業装置にセットされている前記製品を拘束する拘
束手段を備え、少なくとも前記製品に対する前記作業が完了するまでの間は、前記製品の
拘束が維持されるように構成されていることを特徴としている。
上記作業工程管理装置(8)によれば、前記作業装置にセットされている製品が、少な
くとも前記作業が完了するまでの間は拘束される。これにより、前記作業が完了していな
い製品については、作業者は前記作業装置から簡単に脱セットさせることができないので
、工程飛びをより確実に防止することができる。また、前記作業装置にセットされていた
製品に対する前記作業が完了した場合に、前記製品に対する拘束を解除するようにすれば
、拘束が解除されている製品は前記作業が完了していることになる。これにより、作業者
は前記作業装置にセットされている製品に対する作業が行われたか否かを容易に判断する
ことができる。
また、本発明に係る作業工程管理装置(9)は、上記作業工程管理装置(1)〜(8)
のいずれかにおいて、表示装置に表示される前記製品に対する前記作業の結果を、少なく
とも前記製品が前記作業を行う作業装置にセットされている間は表示させるようにする表
示制御手段を備えていることを特徴としている。
上記作業工程管理装置(9)によれば、前記表示装置に表示される前記製品に対する前
記作業の結果(例えば、OK/NG)が、少なくとも前記製品が前記作業装置にセットさ
れている間は表示されるので、作業者は前記表示装置に表示されている内容を参照するこ
とによって、前記作業装置にセットされている製品に対する作業が行われたか否かを容易
に判断することができる。これにより、工程飛びをより確実に防止することができる。ま
た、前記作業装置にセットされていた製品が前記作業装置から脱セットされると、前記製
品に対する作業結果の表示を消去するようにすれば、適切なタイミングで作業結果の表示
が消去されこととなるので、作業効率を高めることができる。
また、本発明に係る作業工程管理装置(10)は、上記作業工程管理装置(1)〜(9
)のいずれかにおいて、前記作業を行う作業装置にセットされた製品に対する、前記作業
の結果に基づいて決定される移動先へ、前記作業装置から脱セットされた前記製品が移動
しているか否かを判断する移動判断手段と、該移動判断手段により、前記製品が前記移動
先へ移動していると判断された場合、所定の処理を行う処理手段とを備えていることを特
徴としている。
前記作業装置から脱セットされた製品というのは、通常、その作業結果の合否に基づい
て、移動先が決定される。例えば、OKの結果が得られれば、その製品はOK専用のケー
スへ納められたり、他方、NGの結果が得られれば、その製品はNG専用のケースへ納め
られたりするようになっている。従って、前記作業装置から脱セットするだけでなく、前
記作業装置での作業結果の合否に基づいて決定される所定の移動先へ、前記製品を移動さ
せることも作業者にとって重要な仕事となる。
上記作業工程管理装置(10)によれば、前記作業装置での前記作業の結果に基づいて
決定される移動先へ、前記作業装置から脱セットされた前記製品が移動すると、前記所定
の処理が行われる。換言すれば、前記所定の移動先への前記製品の移動が行われないと、
前記所定の処理が行われない。これにより、前記作業の結果に基づいて決定される所定の
移動先へ前記製品を移動させるといった作業忘れを防止することができる。
なお、前記所定の処理としては、例えば、前記作業の結果を示したメッセージなどが表
示される表示画面を初期の状態に戻すといった処理や、前記表示画面に前記作業の完了を
示したメッセージなどを表示するといった処理などが挙げられる。
以下、本発明に係る作業工程管理装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は
、実施の形態(1)に係る作業工程管理装置の要部を概略的に示したブロック図である。
図中1は作業工程管理装置を示しており、作業工程管理装置1はCPU3、ROM4、R
AM5、及び入出力インターフェース(図示せず)を備えたマイコン2を含んで構成され
ている。
CPU3は、ROM4に記憶されているプログラム、又はハードディスク(図示せず)
からRAM5に読み込まれたプログラムに従って各種の処理を実行するようになっている
。また、RAM5には、CPU3が各種の処理を実行する上において必要なデータなども
適宜記憶されるようになっている。
製品を検査する検査装置6、検査装置6に設けられている検査台6aに製品が載荷され
ているか否かを検出するワークセンサ7、検査台6aに載荷された製品に設けられている
バーコードを読み取るバーコード読取機8、検査装置6による検査結果で「NG」と判定
された製品を納めるためのNG−BOXに製品が収納されたか否かを検出するBOXセン
サ9、ディスプレイ10、マウス11、キーボード12、及び検査装置6による検査結果
を記憶させるためのデータベース13は、マイコン2の入出力インターフェースに接続さ
れている。
実施の形態(1)に係る作業工程管理装置1におけるマイコン2の行う処理動作[1]
を図2〜図4に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、処理動作[1]はマウ
ス6やキーボード7が操作されて、製品の検査プログラムの起動が指示された場合に行わ
れる動作である。
まず、必要となるプログラムやデータをハードディスクから読み出して、RAM5へ記
憶させ(ステップS1)、次に、検査画面データをディスプレイ10へ表示出力して、図
5に示したような画面SC1をディスプレイ10上へ表示する(ステップS2)。なお、
画面SC1には、検査装置6の検査台6aに載荷された製品の検査を開始させるための「
START」ボタンB1や、検査を終了させるための「END」ボタンB2が表示されて
いる。これらボタンB1、B2については、マウス11を操作することによって選択する
ことができるようになっている。また、画面SC1のフレームF1には各種メッセージが
表示され、その他の部分には検査状況等が表示されるようになっている。但し、この時点
ではフレームF1には何も表示されていない。
次に、ワークセンサ7がオン状態になっているか否か(すなわち、検査台6aに製品が
載荷されているか否か)を判断し(ステップS3)、ワークセンサ7がオン状態になって
いる(すなわち、検査台6aに製品Pが載荷されている)と判断すれば、次に、製品Pが
検査台6aに載荷されている時間を計測するためのタイマtを0にしてスタートさせる(
ステップS4)。
そして、バーコード読取機8を制御することによって、製品Pに設けられているバーコ
ードを読み取る処理を開始し(ステップS5)、検査対象となっている製品Pのバーコー
ド情報(製品Pの固有情報)をRAM5に読み込み(ステップS6:前記読込手段による
処理)、その後、製品Pの検査が待機状態になっていることを示すメッセージを、画面S
C1のフレームF1に表示する(ステップS7)。例えば、図6に示したように、「Wa
it」と「Start」とのメッセージが一定時間毎に切り換わるようにする。
次に、画面SC1に表示されている「START」ボタンB1が選択されたか否かを判
断し(ステップS8:前記作業実行判断手段による処理)、「START」ボタンB1が
選択されたと判断すれば、次に、バーコード情報の読み込みが完了しているか否かを判断
し(ステップS9:前記読込完了判断手段による処理)、バーコード情報の読み込みが完
了していると判断すれば、次に、図7に示したように、製品Pの検査が実行されているこ
とを示すメッセージ「Run」を、画面SC1のフレームF1に表示し(ステップS10
)、その後、検査装置6を制御することによって、検査台6aに載荷されている製品Pの
検査を行い(ステップS11)、そして、ステップS21(図3)へ進む。一方、ステッ
プS8において、「START」ボタンB1が選択されていないと判断すれば、ステップ
S31(図4)へ進む。
なお、ここではバーコード情報の読み込みが完了するまで、検査台6aに載荷されてい
る製品Pの検査が行われないようにすることによって(前記禁止手段による処理)、検査
結果の履歴に不整合が生じるのを防止しているが、RAM5に検査されていない別の製品
のバーコード情報が残っていなければ、製品Pの検査を開始しても問題はない。
そのため、別の実施の形態では、RAM5に検査されていない別の製品のバーコード情
報が残っているか否かを判断し(前記未作業判断手段による処理)、RAM5に検査され
ていない別の製品のバーコード情報が残っていない場合には、製品Pのバーコード情報の
読み込みが完了していなくても、検査台6aに載荷されている製品Pの検査を開始するよ
うにしても良い。
また、さらに別の実施の形態では、読み込みの完了に関係なく、RAM5に読み込まれ
ているバーコード情報のうち、読み込まれた最新のものを、検査台6aに載荷されている
製品Pのバーコード情報として扱うようにして、検査結果の履歴に不整合が生じるのを防
止するようにしても良い。
また、ステップS3において、ワークセンサ7がオン状態になっていない(すなわち、
検査台6aに製品は載荷されていない)と判断すれば、次に、画面SC1に表示されてい
る「END」ボタンB2が選択されたか否かを判断し(ステップS12)、「END」ボ
タンB2が選択されたと判断すれば、ディスプレイ10上から画面SC1の表示を消去し
(ステップS13)、そして処理動作[1]を終了する。一方、「END」ボタンB2が
選択されていないと判断すれば、そのままステップS3へ戻る。
図3に示したステップS21においては、バーコード情報に基づいて、製品Pの固有情
報(例えば、製品番号)に対応付けて、製品Pに対する検査結果(OK/NG)に関する
情報をデータベース13へ書き込む。次に、製品Pに対する検査結果が、OK/NGのい
ずれであるか否かを判断する(ステップS22)。
製品Pに対する検査結果が「OK」であると判断すれば、まず、図8に示したように、
製品Pに対する検査結果が「OK」であったことを示すメッセージ「OK」を、画面SC
1のフレームF1に表示し(ステップS23)、次に、ワークセンサ7がオフ状態になっ
ているか否か(すなわち、製品Pが検査台6aから脱荷されているか否か)を判断する(
ステップS24:前記脱セット判断手段による処理)。
ワークセンサ7がオフ状態になっている(すなわち、検査結果が「OK」と判定された
製品Pが検査台6aから脱荷されている)と判断すれば、次に、製品Pが検査台6aから
脱荷された後に行うべき処理である、RAM5から製品Pのバーコード情報の消去(前記
消去手段による処理)や、画面SC1のフレームF1を初期の状態(メッセージ表示無し
の状態)に戻す処理を行い(ステップS25、S26)、その後、ステップS3(図2)
へ戻る。
一方、ステップS22において、製品Pに対する検査結果が「NG」であると判断すれ
ば、まず、製品Pに対する検査結果が「NG」であったことを示すメッセージ「NG」を
、画面SC1のフレームF1に表示し(ステップS27)、次に、ワークセンサ7がオフ
状態になっているか否かを判断し(ステップS28:前記脱セット判断手段による処理)
、ワークセンサ7がオフ状態になっている(すなわち、検査結果が「NG」と判定された
製品Pが検査台6aから脱荷されている)と判断すれば、次に、RAM5から製品Pのバ
ーコード情報を消去すると共に(ステップS29:前記消去手段による処理)、BOXセ
ンサ9から得られる情報に基づいて、NG−BOXに新たに収納された製品が存在するか
否か(すなわち、検査結果が「NG」と判定された製品PがNG−BOXに収納されたか
否か)を判断する(ステップS30:前記移動判断手段による処理)。
検査結果が「NG」と判定された製品PがNG−BOXに収納された(すなわち、検査
結果が「NG」と判定された製品Pに対して行うべき作業を作業者が適切に行った)と判
断すれば、製品Pが検査台6aから脱荷された後に行うべき処理である、画面SC1のフ
レームF1を初期の状態に戻す処理を行い(ステップS26:前記処理手段による処理)
、その後、ステップS3(図2)へ戻る。
また、図2に示したステップS8において、検査装置6の検査台6aに製品Pが載荷さ
れているが、「START」ボタンB1は選択されていないと判断すれば、次に、図4に
示したステップS31へ進み、ワークセンサ7がオフ状態になっているか否か(すなわち
、製品Pが検査台6aから脱荷されているか否か)を判断する(前記脱セット判断手段に
よる処理)。
ワークセンサ7がオフ状態になっている(すなわち、製品Pは検査台6aに載荷された
が、検査は行われずに、検査台6aから脱荷されている)と判断すれば、まず、RAM5
から製品Pのバーコード情報を消去し(ステップS32:前記消去手段による処理)、次
に、製品Pが検査台6aに載荷されている時間を計測するためのタイマtが5000ms
(すなわち、製品Pが検査装置6の検査台6aに載荷された時点から、製品Pが検査台6
aで放置されていると判断し得る時間)以上であるか否かを判断する(ステップS33:
前記第2の時間経過判断手段による処理)。
タイマtが5000ms以上である(すなわち、製品Pが検査台6aに載荷されてから
5秒以上経過しているにも拘らず、製品Pに対する検査が行われないまま、製品Pが検査
台6aから脱荷された)と判断すれば、作業者が検査の行われていない製品Pを誤って検
査台6aから脱荷させたと看做し、図9に示したように、画面SC1のフレームF1に、
製品Pに対する検査が行われないまま、製品Pが検査台から脱荷されたことを示すメッセ
ージ(例えば、×の記号)を所定の時間(例えば、10秒)表示すると共に、画面SC1
上に検査が行われていないことを知らせるメッセージを示した画面SC2を所定の時間(
例えば、10秒)表示するといった警告処理を行い(ステップS34:前記第2の報知手
段による処理)、その後、ステップS3(図2)へ戻る。
なお、ここでは警告処理として、メッセージを表示するようにしているが、前記警告処
理はこれに限定されるものではなく、別の実施の形態では、例えば、ブザー音発生装置な
どを制御することによって、ブザー音などを鳴らすようにし、視覚ではなく聴覚に影響を
与えるようにしても良い。もちろん、両方採用しても良い。
一方、タイマtが5000ms以上でない(すなわち、製品Pが検査台6aに載荷され
てから5秒経過しないうちに、製品Pが検査台6aから脱荷された)と判断すれば、作業
者が検査装置6での検査の必要のない製品Pを検査台6aに誤って載荷したが、作業者が
それにすぐに気づいて、製品Pを検査台6aから脱荷させたと看做し、ステップS34で
の警告処理を行わず、そのままステップS3(図2)へ戻る。
また、ステップS31において、ワークセンサ7がオフ状態になっていない(すなわち
、製品Pは検査台6aから脱荷されていない)と判断すれば、次に、タイマtが8000
ms(すなわち、製品Pが検査装置6の検査台6aに載荷された時点から、製品Pが検査
台6aで放置されていると判断し得る時間)以上であるか否かを判断し(ステップS35
:前記第1の時間経過判断手段による処理)、タイマtが8000ms以上である(すな
わち、製品Pが検査台6aに載荷されてから8秒以上経過しているが、検査が開始されて
いない)と判断すれば、例えば、図10に示したように、画面SC1上に検査の開始を催
促するメッセージを示した画面SC3を表示するといった催促処理を行い(ステップS3
6:前記第1の報知手段による処理)、その後、ステップS8(図2)へ戻る。
なお、ここでは催促処理として、メッセージを示した画面SC3を表示するようにして
いるが、前記催促処理はこれに限定されるものではなく、別の実施の形態では、例えば、
ブザー音発生装置などを制御することによって、ブザー音などを鳴らすようにし、視覚で
はなく聴覚に影響を与えるようにしても良い。もちろん、両方採用しても良い。
一方、ステップS35において、タイマtが8000ms以上でない(すなわち、製品
Pが検査台6aに載荷されてから8秒経過していない)と判断すれば、ステップS36の
処理を飛ばして、そのままステップS8(図2)へ戻る。
上記実施の形態(1)に係る作業工程管理装置によれば、検査装置6の検査台6aに載
荷された製品Pに対する作業が実行されないまま、8秒(すなわち、前記製品が検査台で
放置されていると判断し得る時間)が経過すると、検査を開始させる「START」ボタ
ンB1の押下を促す告知が行われる。これにより、未作業の製品が検査装置6の検査台6
aに放置されていることを、作業者に容易に気づかせることができる。
また、検査装置6の検査台6aに載荷された製品Pに対する検査が実行されずに、製品
Pが検査台6aから脱荷されると、検査が実行されないまま製品Pが脱荷されたことを知
らせる告知が行われる。これにより、未検査の製品Pが検査済の製品として扱われている
ことを、作業者に容易に気づかせることができる。
さらに、製品Pのバーコード情報のRAM5への読み込みが完了するまで、製品Pに対
する検査開始が禁止され、また、製品Pが検査台6aから脱荷されると、RAM5に記憶
されている製品Pのバーコード情報は消去されるので、データベース13に記憶される検
査結果の履歴に不整合が生じるのを防止することができる。
また、ディスプレイ10上に表示されている製品Pの検査結果(OK/NG)は、少な
くとも製品Pが検査台6aに載荷されている間は表示されるので、作業者はディスプレイ
10上に表示されている内容を参照することによって、検査台6aに載荷されている製品
Pに対する検査が行われたか否かを容易に判断することができる。これにより、設備の稼
動率を上昇させることができる。
なお、上記実施の形態(1)に係る作業工程管理装置では、検査装置6の検査台6aに
載荷されている製品Pを拘束する拘束部材(ワーク押え)を用いるようになっていないが
、別の実施の形態では、拘束部材を用いるようにし、例えば、検査台6aに製品Pが載荷
されると、前記拘束部材で製品Pを拘束し、製品Pの検査が完了すると、前記拘束部材に
よる製品Pの拘束を解除するようにしても良い。これにより、検査が完了していない製品
については、作業者は検査台6aから簡単に脱荷させることができないので、工程飛びを
防止することができる。
また、これまで製品の検査工程や検査結果を管理する場合についてのみ説明しているが
、本発明は検査工程や検査結果の管理に限定されるものではなく、その他、調整装置やデ
ータ書込装置などにセットして行う、製品の調整やデータの書き込みなどの作業工程の管
理や、また、バーコードなどから読み込んだ製品の固有情報に基づいた、製品の調整やデ
ータの書き込みなどの作業結果の管理についても、上記と同様にして実現することができ
る。
本発明の実施の形態(1)に係る作業工程管理装置の要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(1)に係る作業工程管理装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る作業工程管理装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る作業工程管理装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 ディスプレイに表示される画面の一例を示した図である。 ディスプレイに表示される画面の一例を示した図である。 ディスプレイに表示される画面の一例を示した図である。 ディスプレイに表示される画面の一例を示した図である。 ディスプレイに表示される画面の一例を示した図である。 ディスプレイに表示される画面の一例を示した図である。
符号の説明
1 作業工程管理装置
2 マイコン
6 検査装置
6a 検査台
7 ワークセンサ
8 バーコード読取機
9 BOXセンサ
10 ディスプレイ
13 データベース

Claims (10)

  1. 製品に対する検査などの作業の工程を管理する作業工程管理装置において、
    前記作業を行う作業装置に前記製品がセットされているか否かを検出する検出手段から
    得られる情報に基づいて、前記製品が前記作業装置にセットされている時間を計測するセ
    ット時間計測手段と、
    該セット時間計測手段によって計測された時間に基づいて、前記製品が前記作業装置に
    セットされてから所定の時間が経過しているか否かを判断する第1の時間経過判断手段と

    前記製品に対する前記作業装置での作業が実行されたか否かを判断する作業実行判断手
    段と、
    該作業実行判断手段により、前記製品に対する前記作業装置での作業が実行されていな
    いと判断され、かつ前記第1の時間経過判断手段により、前記製品が前記作業装置にセッ
    トされてから前記所定の時間が経過していると判断された場合、所定の報知を行う第1の
    報知手段とを備えていることを特徴とする作業工程管理装置。
  2. 製品に対する検査などの作業の工程を管理する作業工程管理装置において、
    前記作業を行う作業装置に前記製品がセットされているか否かを検出する検出手段から
    得られる情報に基づいて、前記製品が前記作業装置から脱セットされたか否かを判断する
    脱セット判断手段と、
    前記製品に対する前記作業装置での作業が実行されたか否かを判断する作業実行判断手
    段と、
    該作業実行判断手段により、前記製品に対する前記作業装置での作業が実行されていな
    いと判断され、かつ前記脱セット判断手段により、前記製品が前記作業装置から脱セット
    されたと判断された場合、所定の報知を行う第2の報知手段とを備えていることを特徴と
    する作業工程管理装置。
  3. 前記検出手段から得られる情報に基づいて、前記製品が前記作業装置にセットされてい
    る時間を計測するセット時間計測手段と、
    該セット時間計測手段によって計測された時間に基づいて、前記製品が前記作業装置に
    セットされてから所定の時間が経過しているか否かを判断する第2の時間経過判断手段と
    を備え、
    前記第2の報知手段が、前記第2の時間経過判断手段により、前記製品が前記作業装置
    にセットされてから前記所定の時間が経過していると判断された場合に限って、前記所定
    の報知を行うものであることを特徴とする請求項2記載の作業工程管理装置。
  4. 製品に対する検査などの作業の工程を管理する作業工程管理装置において、
    前記製品の固有情報を読み込むための読込手段と、
    該読込手段による前記製品の固有情報の読み込みが完了しているか否かを判断する読込
    完了判断手段と、
    該読込完了判断手段により、前記読込手段による前記読み込みが完了していないと判断
    された場合、前記製品に対する前記作業の実行を禁止する禁止手段とを備えていることを
    特徴とする作業工程管理装置。
  5. 前記読込手段によって読み込まれた固有情報を記憶する固有情報記憶手段と、
    該固有情報記憶手段に前記作業が実行されていない製品の固有情報が記憶されているか
    否かを判断する未作業判断手段とを備え、
    前記禁止手段が、前記未作業判断手段により、前記固有情報記憶手段に前記作業が実行
    されていない製品の固有情報が記憶されていると判断された場合に限って、前記作業の実
    行を禁止するものであることを特徴とする請求項4記載の作業工程管理装置。
  6. 製品に対する検査などの作業の工程を管理する作業工程管理装置において、
    前記製品の固有情報を読み込むための読込手段と、
    該読込手段によって読み込まれた固有情報を記憶する固有情報記憶手段とを備え、
    該固有情報記憶手段に記憶されている固有情報のうち、読み込まれた最新のものを前記
    作業の対象となっている前記製品の固有情報として使用するように構成されていることを
    特徴とする作業工程管理装置。
  7. 製品に対する検査などの作業の工程を管理する作業工程管理装置において、
    前記製品の固有情報を読み込むための読込手段と、
    該読込手段によって読み込まれた固有情報を記憶する固有情報記憶手段と、
    前記作業を行う作業装置に前記製品がセットされているか否かを検出する検出手段から
    得られる情報に基づいて、前記製品が前記作業装置から脱セットされたか否かを判断する
    脱セット判断手段と、
    該脱セット判断手段により、前記製品が前記作業装置から脱セットされたと判断された
    場合、前記固有情報記憶手段に記憶されている前記固有情報を消去する消去手段とを備え
    ていることを特徴とする作業工程管理装置。
  8. 前記作業を行う作業装置にセットされている前記製品を拘束する拘束手段を備え、
    少なくとも前記製品に対する前記作業が完了するまでの間は、前記製品の拘束が維持さ
    れるように構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の作業工
    程管理装置。
  9. 表示装置に表示される前記製品に対する前記作業の結果を、少なくとも前記製品が前記
    作業を行う作業装置にセットされている間は表示させるようにする表示制御手段を備えて
    いることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の作業工程管理装置。
  10. 前記作業を行う作業装置にセットされた製品に対する、前記作業の結果に基づいて決定
    される移動先へ、前記作業装置から脱セットされた前記製品が移動しているか否かを判断
    する移動判断手段と、
    該移動判断手段により、前記製品が前記移動先へ移動していると判断された場合、所定
    の処理を行う処理手段とを備えていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかの項に記
    載の作業工程管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186333A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Hitachi Ltd 作業管理システムおよび作業管理方法
JP2009157690A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Canon It Solutions Inc 製造工程管理装置、製造工程管理方法、そのプログラムおよび記憶媒体

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JP2008186333A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Hitachi Ltd 作業管理システムおよび作業管理方法
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