JP2005293307A - 火災警報器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 火災警報器において、警報音の一旦停止でなく長期の警報停止が簡単にできる。
【解決手段】 火災現象に基づく環境変化を検出し出力する検出部と、該検出部の出力に基づいて警報の要否を判別する判別部と、該判別部からの火災出力を受けて警報を発する警報部と、を備えている火災警報器において、前記警報部からの警報を約1時間以上の所定時間にわたり長期に停止できる長期停止手段を備えている。そのため、養生のような手間なく、火災警報の発生を長期に停止できるとともに、その後は警報動作を行うので、火災警報の停止状態を放置するおそれがない。
【選択図】 図1

Description

この発明は、火災警報器に関し、とくに警報の発生を長期に停止できる火災警報器に関する。
従来の火災警報器では、火災を判別するため、熱または煙等が所定のレベルになることを判別しており、警報のためのブザーや音声警報用のスピーカから火災警報を行って、広い範囲に火災を知らせることができるようになっている。
このような火災警報器による火災警報は、暖房機による熱や喫煙によるタバコの煙を検出するような、誤報の場合もあり、現場を確認して火災警報を停止できるように、引き紐が設けられた住宅用火災警報器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−99871号公報
このような、引き紐による火災警報の停止は、火災警報器の検出部の出力が通常状態に落ち着くまでを想定して、通常約5分間停止できるように設定されている。しかし、住宅において利用する場合には、長期にわたり誤報要因が継続する場合があり、例えば、害虫駆除のための発煙や、食事の際に発煙の多い焼き物を用意する場合など、上記の引き紐による5分間の停止では、頻繁に停止操作する必要があった。なお、現実的な対応としては、火災警報器自体を停止させたり、ビニールでカバーするような、火災警報器を養生しなければならなかった。
したがって、この発明では、火災警報器において一旦停止でなく長期の警報停止が簡単にできることを目的としている。
この発明の請求項1に係る火災警報器は、火災現象に基づく環境変化を検出し出力する検出部と、該検出部の出力に基づいて警報の要否を判別する判別部と、該判別部からの火災出力を受けて警報を発する警報部と、を備えている火災警報器において、前記警報部からの警報を約1時間以上の所定時間にわたり長期に停止できる長期停止手段を備えていることをを特徴とするものである。
また、この発明の請求項2に係る火災警報器は、警報部からの警報を約5分程度の異なる所定時間に一旦停止できる一旦停止手段を備えているとともに、長期停止手段および一旦停止手段の操作入力部が、共通のスイッチで区別されるようになっているものである。
請求項1に係る火災警報器では、養生のような手間なく、火災警報の発生を長期に停止できるとともに、その後は警報動作を行うので、火災警報の停止状態を放置するおそれがない。
請求項2に係る火災警報器では、長期停止のための操作に、通常の一旦停止と同じスイッチを用いることによって、部品点数が増えることを防止できる。
実施形態1
図1は、本発明の一実施形態である火災警報器Sを示すブロック回路図、図2および図3は、火災警報器Sの外観を示す正面図および側面図、図4から図7までは、火災警報器Sの動作を示すフローチャートである。
この実施形態1の火災警報器Sを構成する各ブロックについて説明すると、図1において、1は電源としての電池、2は電池1の電圧を監視することによる電源監視回路、3は電源監視回路2への電源供給を開閉するスイッチ回路、4は一定の電圧(例えば3V)を供給する定電圧回路、5は煙や熱等を検出する検出部としての火災検出回路、6は電流制限用の抵抗7が直列に接続された試験用を兼用した音響停止スイッチ、8はこの火災警報器全体の処理制御を行う判別部としてのマイクロコンピュータ(マイコン)、10は警報部として各種フレーズの音声をスピーカ11から出力させる機能を有する音声合成回路、12は音声を出力するときに閉じられる音声合成回路10への電源供給用のスイッチ回路である。
マイコン8の記憶部には、詳細に示さないが、火災を検出したらセットされる火災フラグF1と、断線を検出したらセットされる断線フラグF2と、電池1の電圧が所定の電圧値以下に低下したことを検出したらセットされる電圧低下検出中フラグF3と、電池1の電圧低下が所定時間に亘り検出された場合にセットされる電圧低下確定フラグF4と、火災検出時に音響停止スイッチ6のオンを検出したらセットされる火災音声停止フラグF5と、音響停止スイッチ6の長押しによって長期停止状態とされるときにセットされる長期停止フラグF6と、が記憶される。
また、マイコン8は、各監視処理の結果に基づいて、音声合成回路10に対し、音を出してくださいという音出力指令信号に、各種フレーズの選択信号の中のいずれかの選択信号をつけて出力するようになっている。ここでは、火災音声「火事です。火事です。」、サーミスタ断線時や電池電圧低下時に1時間毎に流す異常音声「警報器が異常です。交換してください。」、サーミスタ断線時や電池電圧低下時に40秒毎に流す警報音「ピッ」が設定されており、これらのうちのいずれかが選択される。また、音声合成回路10からマイコン8に対して、指令された選択音を出力したことを知らせる信号(バック信号)を返信する。この音出力時、マイコン8は、スイッチ回路12をオンして音声合成回路10に電源を供給し、音出力後、スイッチ回路12をオフして音声合成回路10への電源供給を停止することで、消費電力を低減している。また、電池電圧低下監視処理時も同様に、マイコン8は、スイッチ回路3をオンして電源監視回路2に電源を供給し、電源監視回路2から電池1の電圧を入力後、スイッチ回路3をオフして電源監視回路2への電源供給を停止することで、消費電力を低減している。
上記のように構成される火災警報器Sの外観について、図2および図3に示す。
この火災警報器Sの本体20の形状は、煙式に関するもので、外周を金網で覆われた煙流入口30が略円筒状に形成されている。また、火災警報器Sの正面には、音響停止スイッチ6をオン操作するための押ボタン31および紐32が示されており、スピーカ11の位置に対応する音響口33が示されている。
次に、本実施形1の火災警報器Sの動作について、説明する。
まず、メインのフローチャートを示す図4において、電池1がセットされることで電源がオンになると、初期設定として図1のマイコン8の全フラグがクリアされ(S1)、図示しないマイコン8の記憶部に設定される各タイマの全カウンタがクリアされる(S2)。次いで、ステップ3にて音響停止スイッチ6から入力があったか否かのスイッチ入力判定の処理が行われ、ステップ4にて火災発生の有無を判断する火災監視の処理が行われ、ステップ5にて断線監視の処理が行われ、ステップ6にて電池電圧低下監視の処理が行われ、その後、ステップ7にて監視結果出力の処理が行われてから、ステップ3のスイッチ入力判定処理に戻る。そして、ステップ3〜ステップ7の処理が繰り返される。
スイッチ入力判定処理(S3)は、図5に示すように、まず音響停止スイッチ6から入力があったか否か(スイッチ6が閉じられたかどうか)をみて(S31)、スイッチ6から入力がなければ、図3のメインのフローチャートに戻り、ステップ4の火災監視処理に進む。
また、ステップ31にて音響停止スイッチ6から入力があったと判定されれば、それが所定の連続入力、例えば5秒間の長押しが行われるか否かを判定して(S32)、長押しであれば、例えば1時間火災警報を停止する状態を示す長期停止フラグF6をセットし(S33)、メインに戻る。
なお、音響停止スイッチ6による長期停止操作の区別は、上記のような長押しでなく、2回押しボタン31を押すような、連続入力回数で区別することもできる。また、長期停止の期間につき、2時間や3時間であってもよく、また、これらを段階的に選択するようにしてもよい。
また、音響停止スイッチ6から入力が長押しでなければ、次に火災フラグF1がセットされているか否かをみて(S34)、火災警報を例えば5分間停止させるための火災音声停止フラグF5をセットし(S35)、メインに戻る。
また、ステップ34にて火災フラグF1がセットされていないと判定されれば、次に断線フラグF2、電圧低下中フラグF3および電圧低下確定フラグF4の異常状態を示すフラグがセットされているか否かをみて(S36)、フラグF2、F3、F4のいずれかがセットされていれば、異常状態を示す音声メッセージとして異常音声「警報器が異常です。交換してください。」を1回出力するための処理をし(S37)、メインに戻る。
また、ステップ36にて各異常状態を示すフラグF2、F3、F4がずれもセットされていないと判定されれば、火災警報器Sが正常な状態にあると判定され、正常であることを示すために、火災警報を示すための音声メッセージとして火災音声「火事です。火事です。」を1回出力するための処理をしてから(S38)、メインに戻る。
このような、異常音声または火災音声の発声は、音響停止スイッチ6の操作による試験機能として、火災警報器Sの状態を把握することが可能となっている。
火災監視処理(S4)は、図6に示すように、まず火災検出回路5の出力を検出値として取込んで、火災判別レベルとしての閾値とを比較することで、火災が発生したか否かを判断しており(S41)、この火災検出回路5として、煙式の場合には、発光素子および受光素子が用いられ、煙による散乱光に基づく受光素子の検出レベルを出力し、また、熱式の場合には、サーミスタ等を用いてサーミスタの抵抗変化に基づく出力を行うような構成が取られている。
このステップ41において、火災が発生していると判定されれば、火災フラグF1をセットし(S42)、火災音声停止フラグF5がセットされているか否かをみて(S43)、ステップ43にて火災音声停止フラグF5がセットされていれば、火災音声の音を鳴らしてはいけないので、5分間タイマをカウントし(S44)、次いで、5分間タイマが5分経過したか否かを見て(S45)、5分経過したと判定されれば、火災音声を出せるように、5分間タイマをクリアし(S46)、さらに火災音声停止フラグF5もクリアする(S47)。
また、ステップ41において、火災が発生していないと判定されれば、火災フラグをクリアし(S48)、次いで、ステップ46に進んで、火災音声停止フラグF5用の5分間タイマおよび火災音声停止フラグF5をクリアする(S46、S47)。
また、ステップ43において、火災音声停止フラグF5がセットされていなければ、ステップ44〜47を飛ばし、ステップ45において、5分間タイマが5分経過しなければ、ステップ46、47を飛ばす。
その後、長期停止フラグF6がセットされているか否かをみて(S49)、長期停止フラグF6がセットされていれば、火災音声の音を鳴らしてはいけないので、1時間タイマをカウントし(S410)、次いで、1時間タイマが1時間経過したか否かを見て(S411)、1時間経過したと判定されれば、火災音声を出せるように、1時間タイマをクリアし(S412)、さらに長期停止フラグF6もクリアし(S413)、図3のメインのフローチャートに戻り、ステップ5の断線監視処理に進む。
また、ステップ49において、長期停止フラグF6がセットされていなければ、処理を終了し、メインに戻り、また、ステップ411において、1時間タイマが1時間経過していなければ、メインに戻る。
断線監視処理(S5)は、図示せず簡単に説明するが、まず火災フラグF1がセットされているか否かを見て、火災フラグF1がセットされていれば、火災検出が優先されるため処理を終了し、また、火災フラグF1がセットされていなければ、次に取込んだ火災検出回路5の検出値がほぼ「0」に近いかどうか判断され、断線していると判定されれば、断線フラグF2をセットし、断線していなければ、断線フラグF2をクリアして、図3のメインのフローチャートに戻り、ステップ6の電池電圧低下監視処理に進む。
電池電圧低下監視処理(S6)は、図示せず簡単に説明するが、まず火災フラグF1がセットされているか否かを見て、火災フラグF1がセットされていれば、火災検出が優先されるため処理を終了し、また、火災フラグF1がセットされていなければ、次に電池電圧低下確定フラグF4がセットされているか否かを見て、電池電圧低下確定フラグF4がセットされていれば、それ以降の電池電圧低下監視処理は行わず、電池電圧低下確定フラグF4がセットされていなければ、電池1の電圧が所定の電圧値以下に低下したか否かを見て、低下していなければ、正常であるため、電池電圧低下中フラグF3をクリアして、また、低下したと判定されれば、電圧低下検出中フラグF3をセットして、2回連続して電圧低下が検出されたと判定されれば、電池電圧低下確定フラグF4をセットし、図3のメインのフローチャートに戻り、ステップ7の監視結果出力処理に進む。
監視結果出力処理(S7)は、図7に示すように、まず火災フラグF1がセットされているか否かをみて(S71)、火災フラグF1がセットされていれば、次に火災音声停止フラグF5または長期停止フラグF6がセットされているか否かをみて(S72、73)、両フラグF5、F6がセットされていなければ、火災が発生しているので、火災音声「火事です。火事です。」を出力して(S74)、図3のメインのフローチャートに戻り、ステップ3のスイッチ入力監視処理に進む。
なお、長期停止フラグF6(同様に、火災音声停止フラグF5を含めて)がセットされている場合に、その状態を表示するためのLEDによる表示灯を設け、パルス点灯するようにしてもよく、長期停止の状態(同様に、火災音声停止の状態)が火災警報器Sの外観から分かることは好ましい。
また、ステップ71にて火災フラグがセットされていないと判定されれば、異常を示すフラグとしての断線フラグF2および電池電圧低下確定フラグF4のいずれかがセットされているか否かをみる(S75)。そして、いずれもセットされていなければ、処理を終了して、メインに戻り、また、フラグF2、F4のいずれかがセットされていると判定されれば、異常音声を出力するための処理をする(S76)。
この異常音声を出力する処理について、図示せず詳細に説明しないが、断線フラグF2がセットされている場合、マイコン8から音声合成回路10に音出力指令信号と選択信号を入力して異常音声を1回出力させた後、バック信号を受けてから再度マイコン8から音声合成回路10に音出力指令信号と選択信号を入力して、異常音声を2回出力させる。
また、電池電圧低下確定フラグF4がセットされている場合、別途1時間タイマが用いられ、1時間経過したか否かを見て、1時間ごとに、上記のように異常音声を2回出力させる。また、40秒間タイマも用いられ、40秒経過したか否かを見て、40秒ごとに、注意音「ピッ」を出力するようになっている。
このように、この実施形態1の火災警報器Sにおいては、火災現象に基づく環境変化を検出し出力する火災検出回路5と、火災検出回路5の出力に基づいて警報の要否を判別するマイコン8と、マイコン8からの出力を受けてスピーカ11から警報を発する音声合成回路10とを備え、マイコン8が音響停止スイッチ6の長押しによる長期停止フラグF6を設定し、音声合成回路10からの火災警報を約1時間の所定時間にわたり長期に停止できるものである。そのため、養生のような手間なく、火災警報の発生を長期に停止できるとともに、その後は警報動作を行うので、火災警報の停止状態を放置するおそれがない。
また、この火災警報器Sは、マイコン8が音響停止スイッチ6の操作による火災音声停止フラグF5を設定し、火災警報を約5分に一旦停止できるとともに、長期停止フラグF6および火災音声停止フラグF5が、共通の音響停止スイッチ6で区別されるようになっており、押ボタン31または紐32の操作によって双方とも区別して入力できる。そのため、長期停止の操作のために、部品点数が増えることを防止できる。
なお、この火災警報器Sにおいて、火災判別レベルは検出値と直接比較されるレベルであったが、出力値の上昇率や積分値等の演算された値との比較であってもよく、当然、警報音は音声メッセージではなく、ブザー音でもよい。
このような火災警報器Sの長期停止状態は、火災警報器Sを一旦停止して、再度起動することにより、解除することができるが、例えば、長期停止フラグF6をセットするための音響停止スイッチ6の長押しを再度検出することによって解除できてもよい。
実施形態2
つぎに、本発明の実施形態2について説明する。図8は、実施形態2である火災警報器Swを示すブロック回路図、図9は、火災警報器Swの外観を示す正面図、図10は、火災警報器Swの一部の動作を示すフローチャートである。
この実施形態2の火災警報器Swは、上記実施形態1の火災警報器Sとほぼ同様の構造およびブロック構成を有しており、その実施形態1との相違点は、ブロック構成としては、音響停止スイッチ61と、長期停止スイッチ62とが個別に設けられていることである。そのため、図1の電流制限用の抵抗7が直列に接続された音響停止スイッチ6の代わりに、電流制限用の抵抗71が直列に接続された試験用を兼用する音響停止スイッチ61と、電流制限用の抵抗72が直列に接続された長期停止スイッチ62とが設けられている。これによって、この火災警報器Swでは、スイッチの長押しの判断のような入力の区別を行わなくてよく、単なるオンオフだけ見ればよい。
そして、火災警報器Swの外観では、図10に示すように、押しボタン31以外に小孔34が設けられ、図示しないが、この小孔34に対応する位置に、スイッチ62の操作部が設けられ、例えばペン先で押すことによって、警報を長期にわたり停止する操作が可能となっている。この構造によって、押しボタン31に比べて、スイッチ62の操作部が操作しづらく、誤って入力されることがないとともに、いたずらに対する効果もある。
このような、火災警報器Swの動作について、上記実施形態1との相違点として、スイッチ入力判定処理について説明する。なお、上記実施形態1のスイッチ入力判定処理において同様に行われるステップには、同じステップ番号を付与してある。
スイッチ入力判定処理(S3’)は、図10に示すように、まず長期停止スイッチ62から入力があったか否かを見て(S81)、長期停止スイッチ62から入力があったと判定されれば、長期停止フラグF6をセットし(S33)、長期停止スイッチ62から入力がなければ、そのまま、次の音響停止スイッチ61からの入力があったか否かを判別する(S82)。 そして、音響停止スイッチ61からの入力がなければ、図3のメインのフローチャートに戻り、ステップ4の火災監視処理に進む。
また、音響停止スイッチ61から入力があれば、次に火災フラグF1がセットされているか否かをみて(S34)、火災警報を例えば5分間停止させるための火災音声停止フラグF5をセットし(S35)、メインに戻る。
また、ステップ34にて火災フラグF1がセットされていないと判定されれば、次に断線フラグF2、電圧低下中フラグF3および電圧低下確定フラグF4の異常状態を示すフラグがセットされているか否かをみて(S36)、フラグF2、F3、F4のいずれかがセットされていれば、異常状態を示す音声メッセージとして異常音声「警報器が異常です。交換してください。」を1回出力するための処理をし(S37)、メインに戻る。
また、ステップ36にて各異常状態を示すフラグF2、F3、F4がずれもセットされていないと判定されれば、火災警報器Sが正常な状態にあると判定され、正常であることを示すために、火災警報を示すための音声メッセージとして火災音声「火事です。火事です。」を1回出力するための処理をしてから(S38)、処理を終了し、メインに戻る。
このように、この実施形態2の火災警報器Swにおいては、火災現象に基づく環境変化を検出し出力する火災検出回路5と、火災検出回路5の出力に基づいて警報の要否を判別するマイコン8と、マイコン8からの出力を受けてスピーカ11から警報を発する音声合成回路10とを備え、マイコン8が長期停止スイッチ62の操作による長期停止フラグF6を設定し、音声合成回路10からの火災警報を約1時間の所定時間にわたり長期に停止できるものである。そのため、養生のような手間なく、火災警報の発生を長期に停止できるとともに、その後は警報動作を行うので、火災警報の停止状態を放置するおそれがない。
また、この火災警報器Sは、マイコン8が音響停止スイッチ61の操作による火災音声停止フラグF5を設定し、長期停止スイッチ62と別に音響停止スイッチ61が設けられ、音響停止スイッチ61は押ボタン31または紐32の操作によって入力できが、長期停止スイッチ62は火災警報器Sw本体の小孔34を介してペン先などを突っ込む必要があり、簡単に操作できず、いたずらや誤入力を防止する効果がある。
なお、長期停止状態の解除について、実施形態1と同様であり、長期停止スイッチ62の再度の入力によって解除できるようにしてもよい。
この発明の実施形態1を示すブロック回路図。 実施形態1の外観を示す正面図。 図2の側面図。 実施形態1の動作を示すメインのフローチャート。 図4のスイッチ入力判別処理の動作を示すフローチャート。 図4の火災判別処理の動作を示すフローチャート。 図4の監視結果出力処理の動作を示すフローチャート。 この発明の実施形態2を示すブロック回路図。 実施形態2の外観を示す正面図。 実施形態2のスイッチ入力判別処理の動作を示すフローチャート。
符号の説明
5 火災検出回路
6、61 音響停止スイッチ
62 長期停止スイッチ
8 マイコン
10 音声合成回路

Claims (2)

  1. 火災現象に基づく環境変化を検出し出力する検出部と、該検出部の出力に基づいて警報の要否を判別する判別部と、該判別部からの火災出力を受けて警報を発する警報部と、を備えている火災警報器において、
    前記警報部からの警報を約1時間以上の所定時間にわたり長期に停止できる長期停止手段を備えていることを特徴とする火災警報器。
  2. 警報部からの警報を約5分程度の異なる所定時間に一旦停止できる一旦停止手段を備えているとともに、長期停止手段および一旦停止手段の操作入力部が、共通のスイッチで区別されるようになっている請求項1の火災警報器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011238274A (ja) * 2011-07-19 2011-11-24 Osaka Gas Co Ltd 警報装置
JP2019175398A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 警報器、制御方法、及びプログラム

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