JP2005292798A - 透過型スクリーン及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、単純な設計でコントラストの向上を図ることのできる透過型スクリーン及び表示装置を提供することを目的としている。
【解決手段】入射光側に厚みが2Å以上5μm以下であり、OD値が0.2以上の着色層を設けた透光性シートを備えた透過型スクリーンにより、上記課題を解決する。前記OD値は、さらに0.3〜3.0であることが好ましく、また、前記着色層の厚みはさらに3μm以下であることが好ましい。前記透光性シートは例えばポリカーボネート又はアクリル系樹脂から構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】入射光側に厚みが2Å以上5μm以下であり、OD値が0.2以上の着色層を設けた透光性シートを備えた透過型スクリーンにより、上記課題を解決する。前記OD値は、さらに0.3〜3.0であることが好ましく、また、前記着色層の厚みはさらに3μm以下であることが好ましい。前記透光性シートは例えばポリカーボネート又はアクリル系樹脂から構成される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、単純な設計でコントラストの向上を図ることのできる透過型スクリーン及び表示装置に関する。
従来より、映像源にCRT(ブラウン管)を用いて、背面より透過型投影スクリーンに映像を投射する背面投射型プロジェクターが知られている。
このような背面投射型プロジェクターでは、コントラストを高めるために、映像光の強度の低下を抑えつつ、外光反射を抑えることが求められる。
このような背面投射型プロジェクターでは、コントラストを高めるために、映像光の強度の低下を抑えつつ、外光反射を抑えることが求められる。
例えば、特許第3335588号(特許文献1)には、このような目的を達成するために、レンチキュラレンズの入光面に着色層を備え、レンチキュラレンズのレンズ部のピッチと着色層の厚さを所定の範囲とした透過型スクリーンが開示されている。また、着色層の厚さをレンチキュラレンズの断面形状との関係で規定した透過型スクリーンが開示されている。
特許第3335588号
しかしながら、特許文献1に記載の透過型スクリーンでは、レンズピッチとの関係で好適な着色層厚みを定めていた。また、未だコントラストの点で改良の余地があった。
本発明は、単純な設計でコントラストの向上を図ることのできる透過型スクリーン及び表示装置を提供することを目的としている。
本発明は、単純な設計でコントラストの向上を図ることのできる透過型スクリーン及び表示装置を提供することを目的としている。
このような状況下、本発明者らは鋭意検討を行った結果、透光性シートの表面形状に限定されずに、着色層の濃度及び厚みを所定範囲とすることで、コントラストに優れた透過型スクリーンを提供し得ることを見出し、本発明を完成するに到ったものである。
上記課題を解決するために、本発明は、入射光側に厚みが2Å(オングストローム)以上5μm以下であり、OD値が0.2以上、好ましくは0.3〜3.0の着色層を設けた透光性シートを備えた透過型スクリーンを提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明は、入射光側に厚みが2Å(オングストローム)以上5μm以下であり、OD値が0.2以上、好ましくは0.3〜3.0の着色層を設けた透光性シートを備えた透過型スクリーンを提供するものである。
本発明によれば、入射光側に設ける着色層の濃度及び厚みを所定範囲とすることで、コントラストの良好な透過型スクリーンを得ることが可能となる。したがって、種々の形状を有する透光性スクリーンにも容易に適用することができ、着色層の設計に際し、複雑な設計をする必要がない。また、これによれば、入射光側に設ける着色層の光学濃度(OD値)を所定範囲にすることで、コントラストに優れた透過型スクリーンを得ることが可能となる。したがって、種々の形状を有する透光性スクリーンにも容易に適用でき、着色層の設計に際し、複雑な設計をする必要がない。ここで、コントラストとは、光源から発生する光の透過率(白輝度)と外界から入ってくる光(外光)の反射率(黒輝度)の比(白輝度/黒輝度)をいう。
上記着色層の厚みが2Å以上3μm以下であることが望ましい。着色層の厚みがかかる範囲にあると、さらにコントラストに優れる。
上記透光性シートがポリカーボネート又はアクリル系樹脂から構成されることが好ましい。このような樹脂によれば、透明度、加工性、機械的強度に優れる。
上記透光性シートがポリカーボネート又はアクリル系樹脂から構成されることが好ましい。このような樹脂によれば、透明度、加工性、機械的強度に優れる。
上記着色層に用いられる着色剤が染料であることが好ましい。染料は溶剤に可溶であるので、分散性がよく、着色層濃度を容易に略均一に調整することが可能であり、製造が容易となる。
上記透光性シートが、入射光側に複数の凸状のマイクロレンズが形成されたマイクロレンズアレイシートである場合にも良好なコントラストが得られる。本発明の構成によれば、透光性シートの表面の構造(形状)によらずに良好なコントラストが得られるので、複雑な構造を有するマイクロレンズアレイシートであっても、容易に製造可能である。したがって、任意の方向に視野角制御特性を持たすことが可能で、しかもコントラストが良好な透過型スクリーンが得られる。
上記透光性シートの両面が略平坦であってもよい。このような場合においても、良好なコントラストが得られる。
本発明の他の態様は、上記いずれかに記載の透過型スクリーンを用いた表示装置を提供するものである。これによれば、コントラストの良好な表示装置を提供し得る。
ここで、表示装置としては、例えば背面透過型表示装置が挙げられる。
本発明の他の態様は、上記いずれかに記載の透過型スクリーンを用いた表示装置を提供するものである。これによれば、コントラストの良好な表示装置を提供し得る。
ここで、表示装置としては、例えば背面透過型表示装置が挙げられる。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の透過型スクリーンの一例を説明するための図である。
図1(A)に示すように、透過型スクリーン100は、入射光側からフレネルレンズ60、及び図示しない光源からの光が入射する面に着色層12を備えた透光性シート10を含み構成されている。
図1は、本発明の透過型スクリーンの一例を説明するための図である。
図1(A)に示すように、透過型スクリーン100は、入射光側からフレネルレンズ60、及び図示しない光源からの光が入射する面に着色層12を備えた透光性シート10を含み構成されている。
図1(B)は、光源からの入射光の経路を説明するための図である。一定方向から入射された光20は、フレネルレンズ60で平行光とされた後、着色層12を備えた透光性シート10を通過することにより、拡散され、外方に出射される。
図2は、本発明に用いられる透光性シート10を説明するための図である。
図2に示すように、透光性シート10は、光源(図示せず)からの光20が入射される入射面16に着色層12を備えている。本実施形態では、透光性シート10の表面は、入射面16及び出射面18の双方とも略平坦な面をしている。
図2に示すように、透光性シート10は、光源(図示せず)からの光20が入射される入射面16に着色層12を備えている。本実施形態では、透光性シート10の表面は、入射面16及び出射面18の双方とも略平坦な面をしている。
透光性シート10は、光を透過し得る透光性材料から構成される。このような透光性材料としては、樹脂が機械的強度及び加工性の観点から好ましく用いられる。特に、透明度が高いという観点からは、ポリカーボネート又はアクリル系樹脂(例:ポリメタクリル酸メチル)が好ましい。また、必要に応じて、透光性シート10を形成するための樹脂中に拡散剤を混ぜてもよい。このような拡散剤は、光源からの入射光20を拡散させるためのものであり、例えば、ガラスビーズ、ポリスチレンビーズ、有機架橋ポリマー等を用いることができる。このような拡散剤は、樹脂全体に混入してもよく、また、一部にのみ混入するよう構成してもよい。例えば、出射面18側に拡散剤が多量にあると、外光22が着色層12に達する前に拡散され、反射光として出射されてしまうので、出射面18近傍では、拡散剤濃度を薄くすることが好ましい。したがって、入射面16から出射面18にかけて拡散剤濃度が低くなるよう濃度勾配をつけてもよく、また、入射面16側にのみ拡散層を設けてもよい。拡散剤の濃度は、本発明の目的を達成し得る限り特に限定するものではないが、例えば、樹脂100重量部に対して、0.1〜10重量部の拡散剤が添加される。
透光性シート10の厚みは、本発明の課題を達成し得る限り特に限定するものではないが、強度、解像度、視認性等の観点からは、例えば1〜3mmである。また、透光性シート10のHaze(くもり価:Td/Tt、Td:拡散光線透過率、Tt:全光線透過率)も、本発明の課題を達成し得る限り特に限定するものではないが、視野角特性の観点からは、例えば30〜99%程度であることが好ましい。
着色層12は、例えば染料又は顔料などの着色剤を用いて着色される。特に、着色剤として染料を用いた場合には任意の溶剤に可溶であるので、分散性がよく、着色層濃度を容易に略均一に調整することが可能となる。また、着色剤を溶解した溶液に浸漬し、浸漬時間を調整することにより容易に所望の厚みの着色層12を製造し得るので好ましい。着色剤は、例えば、灰色のような無彩色のもの、又は、図示しない光源の3原色(R(赤)、緑(G)、青(B))のバランスを制御する特定の波長の光を選択的に吸収又は透過し得るものを用いることができる。
本願では、分散染料、アニオン界面活性剤、及びキャリアーとしてのフェニルフェノール系化合物を含有する染色液を用いて、合成樹脂を染色する。着色成分として用いる反応染料の例としては、染料便覧(有機合成化学協会編,丸善(1970),880ページ)等に開示されているように(1)クロル・トリアジニル基を持つ染料、(2)ビニル・スルホン基を持つ染料、(3)アルキル硫酸基を持つ染料等を挙げることができる。具体的には、シーアイリアクティブブルー19(C.I.Reactive Blue 19)、シーアイリアクティブブルー27(C.I.Reactive Blue 27)、シーアイリアクティブブルー28(C.I.Reactive Blue 28)、シーアイリアクティブバイオレット5(C.I.Reactive Violet5)、シーアイリアクティブブラック5(C.I.Reactive Black 5)、シーアイリアクティブブラック14(C.I.Reactive Black 14)等が挙げられる。着色層12の厚みは、後述する着色層12の濃度が保持し得る限り、上記着色成分の着色剤が単分子層程度樹脂に混入すれば良好なコントラストを得られる。一般的な着色剤の1分子の大きさは2オングストローム程度なので、着色層12の厚みは、2Å以上5μm以下、好ましくは2オングストローム以上3μm以下であることが望ましい。着色層12の厚さがかかる範囲にあると、入射光20の透過率と外光22の反射率とのバランスに優れる。すなわち、図示しない光源からの入射光20の透過率をあまり低下させることなく、しかも外界から透光性シート10に入射される光(外光)22の反射を抑えることが可能となるので、コントラストが良好となる。
また、透光性シート10のOD値が0.2以上、好ましくは0.3〜3.0であることが好ましい。これによれば、入射光側に設ける着色層の光学濃度(OD値)を上記範囲にすることで、コントラストに優れた透過型スクリーンを得ることが可能となる。したがって、種々の形状を有する透光性スクリーンにも容易に適用でき、着色層の設計に際し、複雑な設計をする必要がない。また、明るい環境下での明るさとコントラストとのバランスに優れる。
また、さらに、透光性シート10の着色層12より出射面18側の層(基材層14)が、着色がされていないか、若しくはされていても低濃度であることが好ましい。すなわち、着色層12によりほぼ上記OD値が達成されていることが好ましい。基材層14が着色をされていると、入射光20の透過効率が低下する傾向にあり、このようにすることで、光源からの入射光20の透過率をあまり低下させることなく、外光22の反射を低減することが可能となる。
(変形例1)
図3は、本発明に用いられる透光性シートの変形例を示す図である。
第一の実施形態において、透光性シート10として表面が略平坦なシートを用いたが、図3に示すように、入射面16に、複数の凸状のマイクロレンズ30が二次元状に形成されたマイクロレンズアレイシートを用いてもよい。マイクロレンズ30の平面形状は、特に限定されず、例えば、略円状、略楕円状であってもよい。
図3は、本発明に用いられる透光性シートの変形例を示す図である。
第一の実施形態において、透光性シート10として表面が略平坦なシートを用いたが、図3に示すように、入射面16に、複数の凸状のマイクロレンズ30が二次元状に形成されたマイクロレンズアレイシートを用いてもよい。マイクロレンズ30の平面形状は、特に限定されず、例えば、略円状、略楕円状であってもよい。
このように表面に複数のマイクロレンズ30が形成されている場合でも、着色層12の厚みを上記実施形態で示したような厚みにすることにより、レンズピッチによらずに、良好のコントラストを得ることが可能となる。また、マイクロレンズアレイシートを用いることで、任意の方向に視野角制御特性を持たすことが可能となり、視野角に優れ、しかもコントラストが良好な透過型スクリーン100が得られる。
なお、このようなマイクロレンズアレイシートは、例えば、図1(A)における透光性シート10の代わりに使用することができ、視野角特性に優れた透過型スクリーン100が得られる。
(表示装置)
本発明の透過型スクリーン100は、プロジェクター等の表示装置(電気光学装置)に好適に使用し得る。このような表示装置としては、例えば背面透過型画像表示装置(例:リアプロジェクションTV)等が挙げられる。
本発明の透過型スクリーン100は、プロジェクター等の表示装置(電気光学装置)に好適に使用し得る。このような表示装置としては、例えば背面透過型画像表示装置(例:リアプロジェクションTV)等が挙げられる。
図4は、本発明の表示装置の一例としての背面透過型画像表示装置を説明するための図である。同図に示すように、背面透過型画像表示装置500には、筐体(キャビネット)502内に映像投射装置(例:投射型ブラウン管、液晶等)504が備えられている。筐体502の後方の開口部はミラーカバーで覆われ、このミラーカバー内には反射鏡506が設置されている。筐体502前面には長方形状の開口部が形成されており、透過型スクリーン100が入射光側に着色層12が形成された面16が向くように備えられている。映像投射装置504から投射された映像光508は、反射鏡506で反射された後、透過型スクリーンとしての透光性シート100に投影される。
このように本発明の透過型スクリーンを用いることで、コントラストの良好な表示装置を提供し得る。
このように本発明の透過型スクリーンを用いることで、コントラストの良好な表示装置を提供し得る。
(実施例)
本発明について、実施例を示しながら更に詳しく説明する。
(実施例1)
成形樹脂としてPMMA樹脂(メタクリル樹脂)を用いて、着色層12の厚みが約3μm、シート全体の厚みが1mmの、種々の光学濃度を有し、両面(入射面16及び出射面18)が略平坦な透光性シート10を形成した。ここで、着色層12を形成する着色剤としては、双葉産業株式会社製 商品名:FSPを用いた。着色剤の濃度は、水により希釈して1.48g/Lのものを準備した。また、着色層の厚みは、染色剤に浸漬させる時間を調整することより調整した。その結果、透過率I/I0(I:出射光、I0:入射光)が約30〜95%(32.3%、42.8%、50.6%、66.6%、74.8%、78,4%、86.0%、94.58%)の8つの透光性シート10を得た。この際、全ての透光性シート10の成形時に、成形樹脂100重量部に対し、拡散剤としてポリスチレンビーズ2重量部を、成形樹脂全体に混入した。このときのHazeは全て約70%であった。
このように形成した各透光性シート10について、下記の方法に従い、明室1及び明室2におけるコントラストを測定した。結果を図5及び図6に示す。
本発明について、実施例を示しながら更に詳しく説明する。
(実施例1)
成形樹脂としてPMMA樹脂(メタクリル樹脂)を用いて、着色層12の厚みが約3μm、シート全体の厚みが1mmの、種々の光学濃度を有し、両面(入射面16及び出射面18)が略平坦な透光性シート10を形成した。ここで、着色層12を形成する着色剤としては、双葉産業株式会社製 商品名:FSPを用いた。着色剤の濃度は、水により希釈して1.48g/Lのものを準備した。また、着色層の厚みは、染色剤に浸漬させる時間を調整することより調整した。その結果、透過率I/I0(I:出射光、I0:入射光)が約30〜95%(32.3%、42.8%、50.6%、66.6%、74.8%、78,4%、86.0%、94.58%)の8つの透光性シート10を得た。この際、全ての透光性シート10の成形時に、成形樹脂100重量部に対し、拡散剤としてポリスチレンビーズ2重量部を、成形樹脂全体に混入した。このときのHazeは全て約70%であった。
このように形成した各透光性シート10について、下記の方法に従い、明室1及び明室2におけるコントラストを測定した。結果を図5及び図6に示す。
(比較例1)
図7は、比較例としての透光性シート10bを説明するための図である。図4において、図1と対応する構成要素については、同一符号を付して説明を省略した。図7に示すように、基材層14b全体に着色を施した透光性シート10bを形成した。形成方法としては、予め成形樹脂全体に着色剤を混入することで、透光性シート10bを形成した。混入する着色剤の濃度を変えることで、3つの透過性シート10bを形成した。得られた透光性シート10の透過率I/I0は、19.1%、37.9%、94.6%であった。
このように形成した各透光性シート10bについて、下記の方法に従い、明室1及び明室2におけるコントラストを測定した。結果を図5及び図6に示す。
図7は、比較例としての透光性シート10bを説明するための図である。図4において、図1と対応する構成要素については、同一符号を付して説明を省略した。図7に示すように、基材層14b全体に着色を施した透光性シート10bを形成した。形成方法としては、予め成形樹脂全体に着色剤を混入することで、透光性シート10bを形成した。混入する着色剤の濃度を変えることで、3つの透過性シート10bを形成した。得られた透光性シート10の透過率I/I0は、19.1%、37.9%、94.6%であった。
このように形成した各透光性シート10bについて、下記の方法に従い、明室1及び明室2におけるコントラストを測定した。結果を図5及び図6に示す。
(試験方法)
上記のようにして準備した透光性シートをフレネルレンズと組合わせて透過型スクリーンとし、図4に示すような背面透過型画像表示装置を構成して、明るい部屋(明室)におけるコントラストを測定した。
上記のようにして準備した透光性シートをフレネルレンズと組合わせて透過型スクリーンとし、図4に示すような背面透過型画像表示装置を構成して、明るい部屋(明室)におけるコントラストを測定した。
コントラスト(CNT)として、暗室において413lxの全白光が入射した時の白表示の正面輝度(白輝度)LW(cd/m2)と、明室において光源を全消灯した時の黒表示の正面輝度の増加量(黒輝度増加量)LB(cd/m2)との比LW/LBを求めた。なお、黒輝度増加量は、暗室の黒表示の輝度に対する増加量をいう。
明室は、外光照度が約65lx(明室1)、約185lx(明室2)の部屋で測定した。なお、図5は、明室1における透過率に対するコントラストの測定結果を示すグラフであり、図6は、明室2における透過率に対するコントラストの測定結果を示すグラフである。
図5及び図6に示した実施例1と比較例1のデータの比較から、透過率が約95%よりも低い場合には、同じ透過率では、シート全体に着色されている場合よりも、着色層の厚みを薄くした場合の方がコントラストが向上することが示された。また、シート全体に着色されている場合には、コントラストは透過率によってほとんど変化しないが、本発明のように着色層の厚みを非常に薄くし、かつ着色層の濃度を濃くした場合には、コントラストは透過率に依存して変化することが示された。
また、参考例1のデータより、着色層12の厚みが厚い場合には、コントラストが低下することが示された。
以上の結果から、コントラストCNTは、透光性シート10の透過率及び着色層12の厚みに依存し、透過率が低くなり(光学濃度が高くなり)、着色層12の厚みが薄くなるほど、向上することが示された。
10・・・透過性シート、10b・・・透過性シート、12・・・着色層、14・・・基材層、16・・・入射面、18・・・出射面、20・・・入射光、22・・・外光、30・・・マイクロレンズ、500・・・背面透過型画像表示装置、502・・・筐体、504・・・映像投射装置、506・・・反射鏡、508・・・映像光
Claims (8)
- 入射光側に厚みが2Å以上5μm以下であり、OD値が0.2以上の着色層を設けた透光性シートを備えたことを特徴とする透過型スクリーン。
- 前記OD値が0.3〜3.0である、請求項1に記載の透過型スクリーン。
- 前記着色層の厚みが2Å以上3μm以下である、請求項1又は2に記載の透過型スクリーン。
- 前記透光性シートがポリカーボネート又はアクリル系樹脂から構成される、請求項1乃至3のいずれかに記載の透過型スクリーン。
- 前記着色層に用いられる着色剤が染料である、請求項1乃至4のいずれかに記載の透過型スクリーン。
- 前記透光性シートが、入射光側に複数の凸状のマイクロレンズが形成されたマイクロレンズアレイシートである、請求項1乃至5のいずれかに記載の透過型スクリーン。
- 前記透光性シートの両面が略平坦である、請求項1乃至5のいずれかに記載の透過型スクリーン。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載の透過型スクリーンを用いたことを特徴とする表示装置。
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2005
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