JP2005292257A - カメラシステム及びカメラボディ - Google Patents
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Abstract
【課題】複写対象のフィルムと撮像部との画面サイズの違いや、使用されるレンズの種類にかかわらず、所望の倍率での複写を容易に行えるカメラシステム等を提供する。
【解決手段】画像情報を取得する撮像部101と、撮像部101の被写体F側に設けられたレンズ鏡筒200と、レンズ鏡筒200の焦点距離情報を検出する焦点距離情報検出部203と、合焦時におけるレンズ鏡筒200の前側焦点から被写体Fまでの距離を検出する距離情報検出部304と、予め定められた所定形状の被写体Fを撮影する際に、焦点距離情報、距離情報、及び撮像部101のサイズに基づいて、撮像部101の撮像面上に投影される被写体Fのサイズと撮像面のサイズとのサイズ比を演算する画面サイズ比演算部106と、画面サイズ比演算部106の出力に応じて、サイズ比に関する情報を出力する出力部105とを備えるカメラシステムとする。
【選択図】図2
【解決手段】画像情報を取得する撮像部101と、撮像部101の被写体F側に設けられたレンズ鏡筒200と、レンズ鏡筒200の焦点距離情報を検出する焦点距離情報検出部203と、合焦時におけるレンズ鏡筒200の前側焦点から被写体Fまでの距離を検出する距離情報検出部304と、予め定められた所定形状の被写体Fを撮影する際に、焦点距離情報、距離情報、及び撮像部101のサイズに基づいて、撮像部101の撮像面上に投影される被写体Fのサイズと撮像面のサイズとのサイズ比を演算する画面サイズ比演算部106と、画面サイズ比演算部106の出力に応じて、サイズ比に関する情報を出力する出力部105とを備えるカメラシステムとする。
【選択図】図2
Description
本発明は、フィルムに記録されている画像を撮影し、複写するカメラシステム及びカメラボディに関するものである。
従来、例えば35mmフィルムを使用するレンズ交換式一眼レフカメラのレンズ鏡筒の対物側に、複写対象であるポジ又はネガフィルムを保持し、これを撮影することによってフィルムを複写する複写装置がある。
このような複写装置は、一般に、通常のレンズよりも最短被写体距離が短く、大きな撮影倍率を得られるレンズ(「マクロレンズ」と通称される)の対物側の端部に、着脱可能に装着される。そして、フィルムと、レンズ鏡筒の先端部との距離(ワーキングディスタンス)を、所定の長さに合わせることによって、カメラ内のフィルムに略等倍での複写ができるようになっている。
このような複写装置は、一般に、通常のレンズよりも最短被写体距離が短く、大きな撮影倍率を得られるレンズ(「マクロレンズ」と通称される)の対物側の端部に、着脱可能に装着される。そして、フィルムと、レンズ鏡筒の先端部との距離(ワーキングディスタンス)を、所定の長さに合わせることによって、カメラ内のフィルムに略等倍での複写ができるようになっている。
また、近年は、デジタルカメラによって、フィルムに記録された画像情報を取得することが要望されている。なお、本明細書において、このような画像情報の取得も、「複写」と称するものとする。
デジタルカメラは、例えばCCD等の撮像素子の表面に、撮影用のレンズ鏡筒によって結像された画像情報を取得するものであるが、この撮像素子の大きさは様々であり、レンズ交換式一眼レフ式のデジタルカメラの場合は、35mm判の画面サイズよりも小さいことが多い。例えば、35mm判のフィルムの画面サイズは、通常長辺約36mm、短辺約24mmであるのに対し、いわゆるAPS−Cサイズの撮像素子を有するデジタルカメラの場合には、撮像面の有効画面サイズは、長辺約23.7mm、短辺約15.6mmである。
このように、撮像部の画面サイズが、フィルムの画面サイズと異なるカメラによってフィルムを複写する場合は、既存のフィルムカメラによる複写でも考慮されてきたレンズの焦点距離及びそのワーキングディスタンスに加え、新たに複写元となるフィルムの画面サイズ及び撮像に用いる撮像素子の有効画面サイズを考慮する必要がある。
一方、フィルムの複写をする場合は、フィルムの画像の周縁を撮像素子の有効な撮像面の周縁と略一致させて、いわゆる等倍の複写を行う場合もあるが、フィルムの画像の一部を拡大し、トリミングして複写する場合がある。また、フィルムの画像を縮小し、画面の周縁部に余裕を残して複写を行う場合もある。
このような複写を行う場合に、一眼レフ式のカメラであれば、光学式のファインダ像をユーザが観察しながら、所望の倍率を得られるように、ワーキングディスタンスや、ズームレンズの場合には焦点距離といった各種パラメータの設定を行う。
しかし、撮像面のうちファインダに表示される領域の率を示すファインダ視野率は、100%に満たないことが一般的であるから、撮像される画像には、ファインダ像では確認できない部分まで含まれることになる。このため、ファインダ像のみによって所望の複写倍率を得ることは困難である。
しかし、撮像面のうちファインダに表示される領域の率を示すファインダ視野率は、100%に満たないことが一般的であるから、撮像される画像には、ファインダ像では確認できない部分まで含まれることになる。このため、ファインダ像のみによって所望の複写倍率を得ることは困難である。
従来、フィルムの複写装置に関するものとして、特許文献1には、AF機能の誤作動を防止するため、被写体であるフィルムをカメラから所定の距離に保持し、この距離に基づいて合焦動作を行うカメラが記載されているが、複写倍率は一定であり、所望の複写倍率を得ることは記載されていない。
特許文献2には、フィルムを複写する際そのネガ、ポジを容易に識別するため、ビデオカメラによってフィルムを複写するためのフィルム複写装置において、ネガフィルムを複写するかポジフィルムを複写するか等の状態を信号として出力するものが記載されているが、複写倍率の設定については記載されていない。
特許文献3には、非交換式のズームレンズを有するデジタルカメラにおいて、ズームレンズの対物側に保持したフィルムを予め設定された撮影倍率で複写するために、ズームレンズの焦点距離を自動的に変化させることが記載されているが、レンズ交換式のカメラシステムや、単焦点距離のレンズを用いた場合に、所望の倍率で複写をすることは記載されていない。
特開平5−61105号公報
特開平6−14263号公報
特開2001−197364号公報
特許文献2には、フィルムを複写する際そのネガ、ポジを容易に識別するため、ビデオカメラによってフィルムを複写するためのフィルム複写装置において、ネガフィルムを複写するかポジフィルムを複写するか等の状態を信号として出力するものが記載されているが、複写倍率の設定については記載されていない。
特許文献3には、非交換式のズームレンズを有するデジタルカメラにおいて、ズームレンズの対物側に保持したフィルムを予め設定された撮影倍率で複写するために、ズームレンズの焦点距離を自動的に変化させることが記載されているが、レンズ交換式のカメラシステムや、単焦点距離のレンズを用いた場合に、所望の倍率で複写をすることは記載されていない。
本発明の課題は、複写対象のフィルムと撮像部との画面サイズの違いや、使用されるレンズの種類にかかわらず、容易に所望の複写倍率を得られるカメラシステム及びカメラボディを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の発明は、画像情報を取得する撮像部(101)と、前記撮像部(101)の被写体(F)側に設けられたレンズ鏡筒(200)と、前記レンズ鏡筒(200)の焦点距離情報を検出する焦点距離情報検出部(203)と、合焦時における前記レンズ鏡筒の前側焦点から前記被写体(F)までの距離を検出する距離情報検出部(304)と、予め定められた所定の形状の被写体(F)を撮影する際に、前記焦点距離情報、前記距離情報、及び前記撮像部(101)のサイズに基づいて、前記撮像部(101)の撮像面上に投影される前記被写体(F)のサイズと前記撮像面のサイズとのサイズ比を演算する画面サイズ比演算部(106)と、前記画面サイズ比演算部(106)の出力に応じて、前記サイズ比に関する情報を出力する出力部(105)とを備えるカメラシステムである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラシステムにおいて、前記出力部(105)は、前記サイズ比に関する情報を表示する表示部を備えていることを特徴とするカメラシステムである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のカメラシステムにおいて、前記出力部(105)は、前記サイズ比が設定された範囲であるときに信号音又は信号表示を出力することを特徴とするカメラシステムである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のカメラシステムにおいて、前記レンズ鏡筒(200)の対物側の端部に装着され、前記被写体であるフィルム(F)を前記レンズ鏡筒(200)の光軸方向に移動可能に保持するフィルム保持部(300)を有することを特徴とするカメラシステムである。
請求項5の発明は、画像情報を取得する撮像部(101)と、前記撮像部(101)の被写体側に設けられ、レンズ鏡筒(200)が着脱可能に装着されるマウント部(102)と、前記レンズ鏡筒(200)の焦点距離情報が入力される焦点距離情報入力部と、合焦時における前記レンズ鏡筒(200)の前側焦点から被写体(F)までの距離情報が入力される距離情報入力部と、予め定められた所定の形状の被写体(F)を撮影する際に、前記焦点距離情報、前記距離情報、及び前記撮像部(101)のサイズに基づいて、前記撮像部(101)の撮像面上に投影される前記被写体(F)のサイズと前記撮像面のサイズとのサイズ比を演算する画面サイズ比演算部(106)と、前記画面サイズ比演算部(106)の出力に応じて、前記サイズ比に関する情報を出力する出力部(105)とを備えるカメラボディ(100)である。
本発明によれば、焦点距離情報、距離情報及び撮像部の撮像面のサイズに基づいて、被写体と撮像面とのサイズ比を演算する画面サイズ比演算部を設けているから、フィルムと撮像部との画面サイズの違いや、使用されるレンズの種類にかかわらず、所望の倍率での複写を容易に行うことができる。
本発明は、所望の倍率での複写を容易に行うという課題を、レンズ鏡筒の焦点距離を検出する倍率センサと、レンズ鏡筒から被写体までのワーキングディスタンス(WD)を検出するWDセンサと、焦点距離、WD及び撮像素子の撮像面サイズとに基づいて複写倍率を求めるCPUとをカメラシステムに設けることによって解決した。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明を適用したカメラシステムの実施例1の構成を示す概略図である。図2は、このカメラシステムのブロック図である。
このカメラシステムは、カメラボディ100と、レンズ鏡筒200と、フィルム保持装置300とを有する。
図1は、本発明を適用したカメラシステムの実施例1の構成を示す概略図である。図2は、このカメラシステムのブロック図である。
このカメラシステムは、カメラボディ100と、レンズ鏡筒200と、フィルム保持装置300とを有する。
カメラボディ100は、例えば、レンズ交換式のデジタル一眼レフであり、撮像素子101と、マウント部102と、ミラー103と、ペンタプリズム104と、ファインダ表示部105と、CPU106を備えている(CPU106は、図1では図示しない。図2を参照。)。
撮像素子101は、例えばCCD、CMOS等の光−電気変換部を有し、レンズ鏡筒200によってその表面の撮像面に投影された画像を取得するものである。
マウント部102は、レンズ鏡筒200が、バヨネット結合によって着脱可能に装着されるものであり、後述するレンズ鏡筒200側との通信に用いられる信号端子を備えている。
ミラー103は、撮像素子101とマウント部102との間に設けられ、レンズ鏡筒200から入射した光線を上方に反射し、ペンタプリズム104に入射させる。また、ミラー103は、撮影時には、露光開始直前に上方に退避し、露光終了後もとの位置に復帰するいわゆるクイックリターンミラーとなっている。
ペンタプリズム104は、ミラー103の上方に設けられ、ミラー103から入射した光線を内部で3回反射させることによって、ファインダ表示部105に正像を表示させるものである。
ファインダ表示部105は、ミラー103及びペンタプリズム104を経由して投射されるファインダ像を表示する光学系を備え、さらに、ファインダ像の周囲に所定の文字又は記号等を表示する図示しない表示部を備えている。
CPU106は、撮像素子101に接続され、撮像素子101が取得した画像のデータを処理し、また、撮像素子101の撮像面の有効サイズに関する情報を保持している。また、CPU106は、ファインダ表示部105に接続され、その表示部に情報を表示させる機能を備えている。
マウント部102は、レンズ鏡筒200が、バヨネット結合によって着脱可能に装着されるものであり、後述するレンズ鏡筒200側との通信に用いられる信号端子を備えている。
ミラー103は、撮像素子101とマウント部102との間に設けられ、レンズ鏡筒200から入射した光線を上方に反射し、ペンタプリズム104に入射させる。また、ミラー103は、撮影時には、露光開始直前に上方に退避し、露光終了後もとの位置に復帰するいわゆるクイックリターンミラーとなっている。
ペンタプリズム104は、ミラー103の上方に設けられ、ミラー103から入射した光線を内部で3回反射させることによって、ファインダ表示部105に正像を表示させるものである。
ファインダ表示部105は、ミラー103及びペンタプリズム104を経由して投射されるファインダ像を表示する光学系を備え、さらに、ファインダ像の周囲に所定の文字又は記号等を表示する図示しない表示部を備えている。
CPU106は、撮像素子101に接続され、撮像素子101が取得した画像のデータを処理し、また、撮像素子101の撮像面の有効サイズに関する情報を保持している。また、CPU106は、ファインダ表示部105に接続され、その表示部に情報を表示させる機能を備えている。
レンズ鏡筒200は、撮影用のレンズ群201と、マウント202と、倍率センサ203とを備えている(倍率センサ203は図1では図示しない。図2を参照。)。
レンズ鏡筒200は、いわゆるズーム式のマクロレンズであり、レンズ群201は、これに含まれるフォーカスレンズ群及びズームレンズ群が、その光軸方向にそれぞれ移動することによって、被写体距離及び焦点距離が変化するようになっている。
マウント202は、カメラボディ100側のマウント102とバヨネット結合されるものであり、カメラボディ100側のCPU106と通信する信号端子を備えている。
倍率センサ203は、レンズ群201の焦点距離及び被写体距離を検出する検出部であり、上述した信号端子を経由して、検出した焦点距離及び被写体距離をCPU106に伝達する機能を有している。
レンズ鏡筒200は、いわゆるズーム式のマクロレンズであり、レンズ群201は、これに含まれるフォーカスレンズ群及びズームレンズ群が、その光軸方向にそれぞれ移動することによって、被写体距離及び焦点距離が変化するようになっている。
マウント202は、カメラボディ100側のマウント102とバヨネット結合されるものであり、カメラボディ100側のCPU106と通信する信号端子を備えている。
倍率センサ203は、レンズ群201の焦点距離及び被写体距離を検出する検出部であり、上述した信号端子を経由して、検出した焦点距離及び被写体距離をCPU106に伝達する機能を有している。
なお、被写体距離の変更は、カメラボディ100が備える図示しない自動焦点(AF)制御部及びAF駆動部によって、例えばTTL位相差検出方式によって自動的に行われるほか、レンズ鏡筒200の外周側に設けられた図示しないフォーカスリングをユーザが手動で操作することによってもなされる。
また、焦点距離の変更は、レンズ鏡筒200の外周側に設けられた図示しないズームリングをユーザが手動で操作することによって行われる。
また、焦点距離の変更は、レンズ鏡筒200の外周側に設けられた図示しないズームリングをユーザが手動で操作することによって行われる。
フィルム保持装置300は、フィルムホルダ301と、スライド機構部302と、フィルムセンサ303と、ワーキングディスタンス(WD)センサ304とを備えている(フィルムセンサ303及びWDセンサ304は図1では図示しない。図2を参照。)。
フィルム保持装置300の本体300aは、略円筒状に形成され、レンズ鏡筒200の対物側に、その光軸と略同心に配置されている。
フィルム保持装置300の本体300aは、略円筒状に形成され、レンズ鏡筒200の対物側に、その光軸と略同心に配置されている。
フィルムホルダ301は、例えば現像済みの35mm判ポジ又はネガのスライド又はスリーブであるフィルムFを、フィルムFの画面中心が本体300aの内径側の略中央部に位置するようにし、また、フィルムFをレンズ鏡筒200の光軸に対して垂直に保持するものである。
スライド機構部302は、フィルムホルダ301を、レンズ鏡筒200の光軸方向に移動するものであり、そのレンズ鏡筒200側の端部には、レンズ鏡筒200にねじ結合されるアタッチメントが形成されている。
フィルムセンサ303は、フィルムホルダ301に保持されるフィルムFの画面サイズ及び種類を検出するものであり、種類は具体的には例えばポジとネガとの区別を含む。
WDセンサ304は、スライド機構部302の伸縮に伴って変化する、フィルムFとレンズ鏡筒200の前側焦点との光軸方向における距離(ワーキングディスタンス)を検出するものである。
フィルムセンサ303及びWDセンサ304は、それぞれカメラボディ100のCPU106と通信する機能を備え、カメラボディ100には、フィルム保持装置300側からの情報が入力される図示しない入力部が備えられる。
スライド機構部302は、フィルムホルダ301を、レンズ鏡筒200の光軸方向に移動するものであり、そのレンズ鏡筒200側の端部には、レンズ鏡筒200にねじ結合されるアタッチメントが形成されている。
フィルムセンサ303は、フィルムホルダ301に保持されるフィルムFの画面サイズ及び種類を検出するものであり、種類は具体的には例えばポジとネガとの区別を含む。
WDセンサ304は、スライド機構部302の伸縮に伴って変化する、フィルムFとレンズ鏡筒200の前側焦点との光軸方向における距離(ワーキングディスタンス)を検出するものである。
フィルムセンサ303及びWDセンサ304は、それぞれカメラボディ100のCPU106と通信する機能を備え、カメラボディ100には、フィルム保持装置300側からの情報が入力される図示しない入力部が備えられる。
次に、上述したカメラシステムにおいて、フィルムの複写を行う際の動作について説明する。
はじめに、複写対象となるフィルムFは、カメラボディ100側から正像が観察可能な状態でフィルムホルダ301に保持され、フィルムホルダ300に装着される。
はじめに、複写対象となるフィルムFは、カメラボディ100側から正像が観察可能な状態でフィルムホルダ301に保持され、フィルムホルダ300に装着される。
次に、ユーザは、ファインダ表示部105に表示されるファインダ像を観察しながら、複写装置300のスライド機構部302を調節してワーキングディスタンスを変更し、また、レンズ鏡筒200のズームリングを調節してレンズ群201の焦点距離を変更する。また、ワーキングディスタンスの変更に応じて、レンズ群201の被写体距離は、自動又は手動フォーカスによって調節される。
このとき、カメラボディ100のCPU106は、WDセンサ304が検出した合焦時のワーキングディスタンスと被写体距離との少なくとも一方と、倍率センサ203が検出したレンズ群201の焦点距離及びフィルムセンサ303が検出したフィルムFの画面サイズと、CPU106が保持している撮像素子101の撮像面サイズとに基づいて、複写倍率を演算する。なお、レンズ群201の前側焦点から被写体までの距離である被写体距離は、合焦時の図示しないオートフォーカスエンコーダの検出値から求めることができる。また、合焦時のワーキングディスタンスと焦点距離情報から前述の被写体距離を求めることができるので、被写体距離とワーキングディスタンスとは、いずれか一方がわかればよいことになる。
ここで、複写倍率とは、レンズ群201によって撮像素子101の撮像面に投射されたフィルムFの画像の投射像のサイズ(例えば、対角長さ)の、撮像素子101の撮像面のサイズに対する比をいうものとする。
ここで、複写倍率とは、レンズ群201によって撮像素子101の撮像面に投射されたフィルムFの画像の投射像のサイズ(例えば、対角長さ)の、撮像素子101の撮像面のサイズに対する比をいうものとする。
図3は、ファインダ表示部105の一表示例を示す図である。
ファインダ表示部105は、ファインダ像表示領域105aと、LCD表示領域105bとが設けられている。
ファインダ表示部105は、ファインダ像表示領域105aと、LCD表示領域105bとが設けられている。
ファインダ像表示領域105aは、レンズ鏡筒200のレンズ群201の投射像を、ミラー103及びペンタプリズム104を介し、ファインダ像として表示するものである。また、ファインダ像表示領域105aには、ファインダ像と重ねて、AF測距エリア表示110が表示されている。
LCD表示領域105bは、ファインダ像表示領域105aの下側に設けられ、液晶表示装置(LCD)によって、文字又は図形等を表示するものである。
LCD表示領域105bには、AFインジケータ111と、シャッター速度表示112と、絞り値表示113と、複写倍率表示114とが表示されている。
LCD表示領域105bには、AFインジケータ111と、シャッター速度表示112と、絞り値表示113と、複写倍率表示114とが表示されている。
AFインジケータ111は、オートフォーカスを用いた合焦動作時に、正常に合焦がなされたか否かを示す表示であり、例えば合焦時には丸印、また、合焦していない時には、それぞれいわゆる前ピン及び後ピンを示す矢印等の図形を表示する。
シャッター速度表示112は、CPU101が行う周知の自動露出(AE)制御又はユーザによって設定された撮影時のシャッター速度を表示するものである。
絞り値表示113は、AE制御又はユーザによって設定された撮影時のレンズ鏡筒200の絞り値を表示するものである。
複写倍率表示114は、上述した複写倍率を数値で表示するほか、これと隣接して、複写倍率に応じた図形が表示される。
シャッター速度表示112は、CPU101が行う周知の自動露出(AE)制御又はユーザによって設定された撮影時のシャッター速度を表示するものである。
絞り値表示113は、AE制御又はユーザによって設定された撮影時のレンズ鏡筒200の絞り値を表示するものである。
複写倍率表示114は、上述した複写倍率を数値で表示するほか、これと隣接して、複写倍率に応じた図形が表示される。
図4は、複写倍率表示の例を示す図である。図4(a)、(b)及び(c)は、複写対象のフィルムFをそれぞれ例えば複写倍率0.8,1.0,1.2で複写するときに表示される複写倍率表示である。
これらの各複写倍率表示に付されている図形は、撮像素子の撮像面サイズを示す実線の矩形枠をそれぞれ有する。そして、図4(a)に示す複写倍率が0.8の場合においては、フィルム画像の投射像のサイズを示す破線の矩形枠が実線の矩形枠の内側に表示され、フィルムFの画像が縮小されて複写されることが示される。
これに対し、図4(c)に示す複写倍率が1.2の場合においては、破線の矩形枠が実線の矩形枠の外側に表示され、フィルムFの画像が拡大され、その一部の領域が全画面に複写されることが示される。
そして、図4(b)に示す複写倍率が1.0の場合においては、破線の矩形枠は表示されず、実線の矩形枠の中央部に丸印が表示され、フィルムFの画像が略等倍で複写されることが表示される。また、複写倍率が1.0であるとき、カメラボディ100のCPU106は、図示しない音声出力部に、信号音を出力させる。
これらの各複写倍率表示に付されている図形は、撮像素子の撮像面サイズを示す実線の矩形枠をそれぞれ有する。そして、図4(a)に示す複写倍率が0.8の場合においては、フィルム画像の投射像のサイズを示す破線の矩形枠が実線の矩形枠の内側に表示され、フィルムFの画像が縮小されて複写されることが示される。
これに対し、図4(c)に示す複写倍率が1.2の場合においては、破線の矩形枠が実線の矩形枠の外側に表示され、フィルムFの画像が拡大され、その一部の領域が全画面に複写されることが示される。
そして、図4(b)に示す複写倍率が1.0の場合においては、破線の矩形枠は表示されず、実線の矩形枠の中央部に丸印が表示され、フィルムFの画像が略等倍で複写されることが表示される。また、複写倍率が1.0であるとき、カメラボディ100のCPU106は、図示しない音声出力部に、信号音を出力させる。
以上のように、本実施例によれば、ユーザは、ファインダ表示部105に表示される複写倍率表示を参照しながら、ワーキングディスタンスや焦点距離の調節を行えるから、容易に所望の複写倍率を得ることができる。
また、予め設定された複写倍率のときに信号音を発するから、所望の倍率での複写を容易に行うことができる。
また、予め設定された複写倍率のときに信号音を発するから、所望の倍率での複写を容易に行うことができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1) 本実施例は、複写倍率をファインダ表示部に表示したが、これに限らず、例えばカメラボディの軍艦部や背面部に備えられる表示画面等に表示するようにしてもよい。
(2) 本実施例は、複写倍率が1.0のときに音声出力部から信号音が出力されるが、信号音が出力される複写倍率は1.0に限らず、任意に設定できるようにしてもよい。また、信号音を出力することに代えて、又は信号音とともに、表示を点滅させたり、光を発するようにしてもよい。
(3) 本実施例は、カメラボディはデジタルカメラであるが、これに限らず、35mm判のフィルムカメラや、それ以外のサイズのフィルムを用いるフィルムカメラであってもよい。
(4) 本実施例では、フィルムセンサによってネガ又はポジの区別とフィルムのサイズとを検出しているが、これに代えて、これらをユーザが入力して設定する入力部を備えてもよい。
(5) 本実施例では、被写体の距離に関する情報を、フィルム保持装置に設けたWDセンサによって検出しているが、レンズ鏡筒内に距離エンコーダを設けて、ここで検出するようにしてもよい。
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1) 本実施例は、複写倍率をファインダ表示部に表示したが、これに限らず、例えばカメラボディの軍艦部や背面部に備えられる表示画面等に表示するようにしてもよい。
(2) 本実施例は、複写倍率が1.0のときに音声出力部から信号音が出力されるが、信号音が出力される複写倍率は1.0に限らず、任意に設定できるようにしてもよい。また、信号音を出力することに代えて、又は信号音とともに、表示を点滅させたり、光を発するようにしてもよい。
(3) 本実施例は、カメラボディはデジタルカメラであるが、これに限らず、35mm判のフィルムカメラや、それ以外のサイズのフィルムを用いるフィルムカメラであってもよい。
(4) 本実施例では、フィルムセンサによってネガ又はポジの区別とフィルムのサイズとを検出しているが、これに代えて、これらをユーザが入力して設定する入力部を備えてもよい。
(5) 本実施例では、被写体の距離に関する情報を、フィルム保持装置に設けたWDセンサによって検出しているが、レンズ鏡筒内に距離エンコーダを設けて、ここで検出するようにしてもよい。
100 カメラボディ
101 撮像素子
102 マウント
103 ミラー
104 ペンタプリズム
105 ファインダ表示部
105a ファインダ像表示領域
105b LCD表示領域
106 CPU
110 AF測距エリア表示
111 AFインジケータ
112 シャッター速度表示
113 絞り値表示
114 複写倍率表示
200 レンズ鏡筒
201 レンズ群
202 マウント
203 倍率センサ
300 フィルム保持装置
301 フィルムホルダ
302 スライド機構部
303 フィルムセンサ
304 ワーキングディスタンスセンサ
F フィルム
101 撮像素子
102 マウント
103 ミラー
104 ペンタプリズム
105 ファインダ表示部
105a ファインダ像表示領域
105b LCD表示領域
106 CPU
110 AF測距エリア表示
111 AFインジケータ
112 シャッター速度表示
113 絞り値表示
114 複写倍率表示
200 レンズ鏡筒
201 レンズ群
202 マウント
203 倍率センサ
300 フィルム保持装置
301 フィルムホルダ
302 スライド機構部
303 フィルムセンサ
304 ワーキングディスタンスセンサ
F フィルム
Claims (5)
- 画像情報を取得する撮像部と、
前記撮像部の被写体側に設けられたレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒の焦点距離情報を検出する焦点距離情報検出部と、
合焦時における前記レンズ鏡筒の前側焦点から前記被写体までの距離情報を検出する距離情報検出部と、
予め定められた所定の形状の被写体を撮影する際に、前記焦点距離情報、前記距離情報、及び前記撮像部のサイズに基づいて、前記撮像部の撮像面上に投影される前記被写体のサイズと前記撮像面のサイズとのサイズ比を演算する画面サイズ比演算部と、
前記画面サイズ比演算部の出力に応じて、前記サイズ比に関する情報を出力する出力部と
を備えるカメラシステム。 - 請求項1に記載のカメラシステムにおいて、
前記出力部は、前記サイズ比に関する情報を表示する表示部を備えていること
を特徴とするカメラシステム。 - 請求項1又は請求項2に記載のカメラシステムにおいて、
前記出力部は、前記サイズ比が設定された範囲であるときに信号音又は信号表示を出力すること
を特徴とするカメラシステム。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のカメラシステムにおいて、
前記レンズ鏡筒の対物側の端部に装着され、前記被写体であるフィルムを前記レンズ鏡筒の光軸方向に移動可能に保持するフィルム保持部を有すること
を特徴とするカメラシステム。 - 画像情報を取得する撮像部と、
前記撮像部の被写体側に設けられ、レンズ鏡筒が着脱可能に装着されるマウント部と、
前記レンズ鏡筒の焦点距離情報が入力される焦点距離情報入力部と、
合焦時における前記レンズ鏡筒の前側焦点から被写体までの距離情報が入力される距離情報入力部と、
予め定められた所定の形状の被写体を撮影する際に、前記焦点距離情報、前記距離情報、及び前記撮像部のサイズに基づいて、前記撮像部の撮像面上に投影される前記被写体のサイズと前記撮像面のサイズとのサイズ比を演算する画面サイズ比演算部と、
前記画面サイズ比演算部の出力に応じて、前記サイズ比に関する情報を出力する出力部と
を備えるカメラボディ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004103875A JP2005292257A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | カメラシステム及びカメラボディ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004103875A JP2005292257A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | カメラシステム及びカメラボディ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005292257A true JP2005292257A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35325287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004103875A Pending JP2005292257A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | カメラシステム及びカメラボディ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005292257A (ja) |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004103875A patent/JP2005292257A/ja active Pending
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