JP2005287282A - 電子機器、警報機器および警報通信機器 - Google Patents
電子機器、警報機器および警報通信機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005287282A JP2005287282A JP2004211904A JP2004211904A JP2005287282A JP 2005287282 A JP2005287282 A JP 2005287282A JP 2004211904 A JP2004211904 A JP 2004211904A JP 2004211904 A JP2004211904 A JP 2004211904A JP 2005287282 A JP2005287282 A JP 2005287282A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- battery
- unit
- alarm
- monitoring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
【解決手段】外部表示灯1では、通常時に、制御部21は、第1電池(電池A)が供給する3V電圧を動力源として受信ユニットが送信する点灯指示信号(または点滅指示信号)をRF部(アンテナ)23が受信したかを監視する。その結果、かかる点灯指示信号を受信ユニットから受信すると、制御部21は、LED22に6V電圧を供給するようにスイッチ24に対して点灯指示を出力し、これによって、LED22は、直列接続された第1電池および第2電池(電池B)から供給される6V電圧によって点灯する。
【選択図】 図3
Description
まず最初に、図1を用いて、各実施例に係る電子機器を含んだ警報システム(監視システム)の概要を説明する。図1は、かかる警報システムの全体構成を示すシステム構成図である。
続いて、図2を用いて、本実施例1に係る電子機器10の概要および特徴を説明する。図2は、本実施例1に係る電子機器10の概要および特徴を説明するための図である。また、図3は、本実施例1に係る具体例としての外部表示灯1の構成を示す、ブロック図である。
このようなことから、本実施例1に係る電子機器10によれば、第1電池13および第2電池14を直列接続することで第2動作部12に供給する第2の電圧を得るので、昇圧回路で第2の電圧を得る場合のようなノイズの発生がなく、電子機器10自体の誤動作を防止することが可能になる。特に、外部表示灯1のような無線通信を行う電子機器10に本発明を適用した場合には、ノイズによって無線通信が妨げられる事態を防止することも可能になる。
次に、図3を用いて、本実施例1に係る外部表示灯1の構成および処理を説明する。
この外部表示灯1は、同図に例示するように、3Vの電池Aに対して、同じく3Vの電池Bを直列に接続し、さらに、電池Aに対して制御部(CPU)21およびRF部(アンテナ)23をそれぞれ接続するとともに、電池Bに対してスイッチ24およびLED22を順に接続して構成される(ここで、電池A、電池B、制御部、スイッチ24、及び、LED22は、特許請求の範囲における、第1電池、第2電池、第1動作部、第1電圧供給制御手段、及び、第2動作部にそれぞれ対応する)。
上記してきたような構成の外部表示灯1では、通常時に、制御部21は、第1電池(電池A)が供給する3V電圧を動力源として受信ユニット7が送信する点灯指示信号(または点滅指示信号)をRF部(アンテナ)23が受信したかを監視する。その結果、かかる点灯指示信号を受信ユニット7から受信すると、制御部21は、異常時であるとして、LED22に6V電圧を供給するようにスイッチ24に対して点灯指示を出力し、これによって、LED22は、直列接続された第1電池および第2電池(電池B)から供給される6V電圧によって点灯する。
したがって、かかる外部表示灯1によれば、第1電池(電池A)および第2電池(電池B)を直列接続することでLED22に供給する第2の電圧を得るので、昇圧回路で第2の電圧を得る場合のようなノイズの発生がなく、外部表示灯1自体の誤動作を防止することが可能になる。特に、無線通信を行う外部表示灯1においては、ノイズによって無線通信が妨げられる事態を防止することも可能になる。
以下、図4を用いて、本実施例2に係る電子機器40の概要および処理を説明する。図4は、本実施例2に係る電子機器40の構成を示す、ブロック図である。
図4において、電子機器40は、電圧監視部41を備える。なお、特に説明なき構造及び処理については、上述した実施例1と同様であり、同一の構成及び処理を同一の符号を付して説明する。
電圧監視部41は、第1電池13を監視し、第1電池13の電圧が所定電圧値以下である場合、第2動作部12への電圧供給経路を遮断することにより、第2動作部12への電圧供給を停止する電圧監視手段である。この電圧監視部41は、電圧測定部42と、第2電圧供給部43とを備える。(ここで、電圧監視部41、電圧測定部42、及び、第2電圧供給部43は、特許請求の範囲における、電圧監視手段、電圧測定手段、及び、第2電圧供給手段にそれぞれ対応する)。
次に、電圧監視部41による電圧監視処理について説明する。この電圧監視処理は、定常時又は異常時に関らず、電子機器40の第1動作部11の制御とは独立に行われるものである。まず、電圧監視部41の電圧測定部42は、第1電池13の電圧を測定する。そして、第1電池13が消耗し、測定した第1電池13の電圧が所定電圧値以下になった場合、電圧測定部42は、電圧監視部41の第2電圧供給部43に対し、第2動作部12への電圧供給経路を遮断するように指示する。ここで、所定電圧値とは、第1電池13と第2電池14とを直列接続した場合に当該第1電池13に不具合が生じ得るような状態における、第1電池13の電圧値であり、又は、このような電圧値に対して所定の安全率を加味して定めた電圧値である。この電圧測定部42からの指示を受けた第2電圧供給部43は、第2動作部12への電圧供給経路を遮断する。従って、異常時であっても、第2動作部12への第2の電圧の供給が停止される。ただし、第2動作部12への電圧供給経路を遮断した場合であっても、第1電池13から第1動作部11に対する第1の電圧の供給は継続される。
このように、本実施例2に係る電子機器40によれば、電圧測定部42は、常時(定常時及び異常時)第1電池13の電圧を監視し、第1電池13の電圧が所定電圧値以下である場合、第2電圧供給部43は直ちに、第2動作部12への電圧供給経路を遮断する。このため、定常時から異常時になり、第1電圧供給部15が第2動作部12に対して第2の電圧を供給するように動作する場合であっても、消耗した第1電池13に対して消耗していない第2電池14が直列に接続されることを防止し、第2動作部12に対する第2の電圧の供給が行われないようにすることができる。その結果、消耗した第1電池13に逆電流が流れることを防止することができ、第1電池13に不具合が生じることを防止できる。
以下、図5を用いて、本実施例2に係る外部表示灯50の概要および処理を説明する。図5は、本実施例2に係る外部表示灯50の構成を示す、ブロック図である。
図5において、この外部表示灯50は、電圧監視部51を備える。なお、特に説明なき構造及び処理については、上述した実施例1と同様であり、同一の構成及び処理を同一の符号を付して説明する。
電圧監視部51は、電池Aの電圧を監視し、電池Aの電圧が所定電圧値以下である場合、LED22への電圧供給経路を遮断する電圧監視手段であり、電圧測定部52と、スイッチ53とを備える。(ここで、電圧監視部51、電圧測定部52、及び、スイッチ53は、特許請求の範囲における、電圧監視手段、電圧測定手段、及び、第2電圧供給手段にそれぞれ対応する)。
次に、電圧監視部51による電圧監視処理について説明する。この電圧監視処理において、電圧監視部51の電圧測定部52は、電池Aの電圧を測定する。そして、電池Aが消耗し、測定した電池Aの電圧が所定電圧値以下になった場合、電圧測定部52は、電圧監視部51のスイッチ53に対し、LED22への電圧供給経路を遮断するように指示する。この指示に基づいて、スイッチ53は、「未消耗時(ON)」方向から、「消耗時(OFF)」方向にスイッチング動作することで接点を開き、異常時であっても、LED22への第2の電圧の供給を停止する。ただし、このスイッチ53が、LED22への電圧供給経路を遮断した場合であっても、電池Aから制御部21に対する第1の電圧の供給は継続される。
このように、本実施例2に係る外部表示灯50によれば、電圧測定部52は、常時(定常時及び異常時)電池Aの電圧を監視し、電池Aの電圧が所定電圧値以下になった場合、スイッチ53は直ちにLED22への電圧供給経路を遮断する。このため、定常時から異常時になり、スイッチ24が、LED22に対して第2の電圧を供給するように動作する場合であっても、消耗した電池Aに対して消耗していない電池Bが直列に接続されることを防止し、LED22に対する第2の電圧の供給が行われないようにすることができる。その結果、消耗した電池Aに逆電流が流れることを防止することができ、電池Aに不具合が生じることを防止できる。
以下、図6を用いて、本実施例3に係る外部表示灯60の概要および処理を説明する。図6は、本実施例3に係る外部表示灯60の構成を示す、ブロック図である。
図6において、この外部表示灯60は、電圧監視部61,62を備える。なお、特に説明なき構造及び処理については、上述した実施例1と同様であり、同一の構成及び処理を同一の符号を付して説明する。
電圧監視部61は、電池Aの電圧を監視し、電池Aの電圧が所定電圧値以下である場合、LED22への電圧供給経路を電気的に遮断することにより、LED22への電圧供給を停止する電圧監視手段である。ここでは、実施例2における電圧測定部42と第2電圧供給部43とが一体になって構成されており、電圧監視部61は、電池Aの電圧が所定電圧値以下であるか否かを監視する電圧測定手段と第2電圧供給手段とを兼ねるものである(ここで、電圧監視部61は、特許請求の範囲における、電圧監視手段、電圧測定手段、及び、第2電圧供給手段に対応する)。この電圧監視部61は、例えば、トランジスタTR1、トランジスタTR2、抵抗R1、抵抗R2、及び、抵抗R3を図示のように接続して構成されている(ここで、トランジスタTR1、及び、トランジスタTR2は、特許請求の範囲における、第1半導体素子、及び、第2半導体素子にそれぞれ対応する)。
また、電圧監視部62は、電圧監視部61と同様に構成されており、電池Bの電圧を監視し、電池Bの電圧が所定電圧値以下である場合、LED22への電圧供給経路を電気的に遮断する電圧監視手段である。ここでは、実施例2における電圧測定部42と第2電圧供給部43とが一体になって構成されており、電圧監視部62は、電池Bの電圧が所定電圧値以下であるか否かを監視する電圧測定手段と第2電圧供給手段とを兼ねるものである(ここで、電圧監視部62は、特許請求の範囲における、電圧監視手段、電圧測定手段、及び、第2電圧供給手段に対応する)。この電圧監視部62は、例えば、トランジスタTR3、トランジスタTR4、抵抗R4、抵抗R5、及び、抵抗R6を図示のように接続して構成されている(ここで、トランジスタTR3、及び、トランジスタTR4は、特許請求の範囲における、第1半導体素子、及び、第2半導体素子にそれぞれ対応する)。
次に、このように構成された(1)電圧監視部61による電圧監視処理、(2)電圧監視部62による電圧監視処理、及び、(3)電圧監視部61,62による電圧監視処理について、それぞれ以下に説明する。なお、これらの電圧監視処理は、定常時又は異常時に関らず、外部表示灯60の制御部21の制御とは独立に行われる。
まず、電圧監視部61による電圧監視処理について、以下に説明する。電圧監視部61において、抵抗R1及び抵抗R2の抵抗値は、それぞれr1及びr2、である。また、抵抗R2に印加されている電圧は、トランジスタTR1のベース・エミッタ間をバイアスする電圧であり、その電圧値は、Vr2である。
次に、電圧監視部62による電圧監視処理について、以下に説明する。ただし、電圧監視部62は電圧監視部61と電気回路的にほぼ等価であり、電圧監視部62の電圧監視処理は、電圧監視部61による電圧監視処理とほぼ共通しており、上述した電圧監視部61の電圧監視処理において、電池A、トランジスタTR1,TR2、及び、抵抗R1,R2,R3をそれぞれ電池B、トランジスタTR3,TR4、及び、抵抗R4,R5,R6に読みかえればよいため、以下では特に異なる手順についてのみ説明する。
次に、外部表示灯60が備える電圧監視部61,62の両方の電圧監視処理を併せて、LED22への電圧供給を説明する。この外部表示灯60において、電池Aの電圧及び電池B電圧の両電圧のうち、いずれか1つの電圧が所定電圧値以下である場合、LED22への電圧供給経路は電気的に遮断され、異常時であっても、LED22への第2の電圧の供給は停止する。つまり、トランジスタTR1,TR2,TR3,TR4のうち、少なくとも1つのトランジスタがOFF状態である場合、LED22への電圧供給経路は電気的に遮断された状態になる。
このように、本実施例3に係る外部表示灯60によれば、電圧監視部61は、常時(定常時及び異常時)電池Aの電圧を監視し、電池Aの電圧が所定電圧値以下になった場合、LED22への電圧供給経路を電気的に遮断する。また、電圧監視部62は、常時(定常時及び異常時)電池Bの電圧を監視し、電池Bの電圧が所定電圧値以下になった場合、LED22への電圧供給経路を電気的に遮断する。このため、定常時から異常時になり、スイッチ24が、LED22に対して第2の電圧を供給するように動作する場合であっても、電池A及び電池Bのうち、少なくとも一方が消耗している場合、LED22への電圧供給経路は電気的に遮断された状態になる。これにより、消耗した電池と消耗していない電池とが直列に接続されることを防止し、LED22に対する第2の電圧の供給が行われないようにすることができる。その結果、消耗した電池A又は消耗した電池Bに逆電流が流れることを防止することができ、電池A又は電池Bが破裂、発熱、又は、発火する可能性を防ぐことができる。
以下、図7を用いて、本実施例4に係る電子機器70の概要および処理を説明する。図7は、本実施例4に係る電子機器70の構成を示す、ブロック図である。
図7において、この電子機器70は、電圧監視部71及び電圧監視部72を備える。(ここで、電圧監視部71は、特許請求の範囲における、電圧監視手段、電圧測定手段、及び、第2電圧供給手段に対応し、電圧監視部72は、特許請求の範囲における、電圧監視手段、電圧測定手段、及び、第2電圧供給手段に対応する)。
また、この電子機器70は、ヒューズF1、ヒューズF2、コンデンサC1、コンデンサC2、及び、コンデンサC3を備えている。なお、特に説明なき構造及び処理については、上述した実施例1と同様であり、同一の構成及び処理を同一の符号を付して説明する。
次に、(1)電子機器70による定常時及び異常時の処理、(2)電圧監視部71の電圧監視処理、(3)電圧監視部72の電圧監視処理、及び、(4)電圧監視部71,72の電圧監視処理について、それぞれ以下に説明する。なお、電圧監視部71,72による電圧監視処理は、定常時又は異常時に関らず、電子機器70の第1動作部11の制御とは独立に行われる。
電子機器70において、第1電池は、第1動作部11に対して、上述した第1の電圧を供給する(定常時及び異常時)。この第1動作部11は、第2動作部12に対して第2の電圧を供給するか否かを判断し、電圧を供給すると判断した場合(異常時)、第1電圧供給部15に対し、第2動作部12への第2の電圧の供給を指示する。そして、第2動作部12は、第1電圧供給部15によって第2の電圧が供給されると、所定の動作を行う。
次に、電圧監視部71による電圧監視処理について、以下に説明する。電池Aの電圧が所定電圧値より大きい場合、抵抗R2に印加されている電圧は、トランジスタTR1がON状態となる電圧以上である。従って、トランジスタTR1はON状態となり、抵抗R3に電圧が印加される状態になる。そのため、トランジスタTR2はON状態となり、電池Aと電池Bとは直列接続されている状態になる。
次に、電圧監視部72による電圧監視処理について、以下に説明する。ただし、電圧監視部72は電圧監視部71と等価であり、電圧監視部72の電圧監視処理は、電圧監視部71による電圧監視処理とほぼ共通しており、上述した電圧監視部71の電圧監視処理において、電池A、トランジスタTR1,TR2、及び、抵抗R1,R2,R3をそれぞれ電池B、トランジスタTR3,TR4、及び、抵抗R4,R5,R6に読みかえればよいため、以下では特に異なる手順についてのみ説明する。
次に、電子機器70が備える電圧監視部71,72の両方の電圧監視処理を併せて、第2動作部12への電圧供給を説明する。この電子機器70において、電池Aの電圧及び電池B電圧の両電圧のうち、いずれか1つの電圧が所定電圧値以下である場合、第2動作部12への電圧供給経路は電気的に遮断され、異常時であっても、第2動作部12への第2の電圧の供給は停止する。つまり、トランジスタTR1,TR2,TR3,TR4のうち、少なくとも1つのトランジスタがOFF状態である場合、第2動作部12への電圧供給経路は電気的に遮断された状態になる。以上が、電圧監視部71,72による電圧監視処理である。
本実施例4に係る電子機器70によれば、電圧監視部71は、常時(定常時及び異常時)電池Aの電圧を監視し、電池Aの電圧が所定電圧値以下になった場合、第2動作部12への電圧供給経路を電気的に遮断する。さらに、電圧監視部72は、常時(定常時及び異常時)電池Bの電圧を監視し、電池Bの電圧が所定電圧値以下になった場合、第2動作部12への電圧供給経路を電気的に遮断する。このため、定常時から異常時になり、第1電圧供給部15が、第2動作部12に対して第2の電圧を供給するように動作する場合であっても、電池A及び電池Bのうち、少なくとも一方が消耗している場合、第2動作部12への電圧供給経路は電気的に遮断された状態になる。これにより、消耗した電池と消耗していない電池とが直列に接続されることを防止し、異常時であっても、第2動作部12に対する第2の電圧の供給が行われないようにすることができる。その結果、消耗した電池A又は消耗した電池Bに逆電流が流れることを防止することができ、電池A又は電池Bに不具合が生じる可能性を防ぐことができる。
さて、これまで本発明の実施例1〜4について説明したが、本発明は上述した実施例1〜4以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)バックアップ電源、(2)他の機器、(3)他の電池構成、(4)他の電圧供給、(5)他の機器構成等、(6)電圧監視部にそれぞれ区分けして変形例を説明する。
例えば、本実施例1〜4では、第2電池(電池A)を異常時にのみ使用する動力源として採用する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、通常時において第1電池の電圧が低下した場合には、第2電池の電圧を第1動作部に対して供給するように制御することで、第2電池をいわゆるバックアップ電源としても活用してもよい。
例えば、本実施例1〜4では、第2動作部12としてLED22を備える外部表示灯1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、赤色LEDや白色LED、ランプなど、他の表示灯を第2動作部12として備える場合でも本発明を同様に適用することができる。また、LEDやランプは必要に応じ複数用い、並列または直列に接続し表示させてもよい。
また、本実施例1〜4では、第1電池と第2電池とで同様の電池(3V電池)を使用する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、両者が必ずしも同一電圧の電池である必要はなく、第1電池については、第1動作部の動作に必要な電圧を供給することができる電圧(第1の電圧)であり、第2電池については、第1電池に直列接続されることで第2動作部の動作に必要な電圧(第2の電圧)を供給することができる電圧であれば十分である。
上記の実施例1〜4では、通常時に第1電池から第1動作部に対して常に電圧を供給する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、かかる電圧供給を間欠的に制御するようにしてもよい。すなわち、上記した外部表示灯1を例に挙げれば、制御部21は、通常時には、受信ユニット7と同期を取って所定の時間間隔で受信ユニット7から信号を受信し、第1電池からは、この時間間隔で制御部21に電圧を供給するようにしてもよい。
上述のように、第1電池や第2電池を複数並列又は複数直列に設けた場合において、これら複数の電池のうち、少なくとも一部の電池の電圧を、まとめて又は個別的に監視することにしてもよい。例えば、2つの第1電池と、3つの第2電池とが直列接続されている場合、各電池の電圧を個別に監視することにしてもよいし、例えば、3つの直列接続されている第2電池の電圧をまとめて監視することにしてもよい。また、2つの第1電池と、1つの第2電池とが直列接続されている場合、各電池の電圧を個別的に監視することにしてもよいし、例えば、2つの直列接続されている第1電池の電圧をまとめて監視することにしてもよい。3つの並列接続されている第1電池と、2つの第2電池とが直列接続されている場合、各電池の電圧を個別的に監視することにしてもよいし、例えば、1つの第2電池の電圧と、3つの並列接続されている第2電池の電圧とをまとめて監視することにしてもよい。
また、図2〜図8に示した機器の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、上記した機器にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現することができ、あるいは、電気回路などによるハードウェアとして実現してもよい。
10,30,40,70 電子機器
11 第1動作部
12 第2動作部
13 第1電池
14 第2電池
15 第1電圧供給部
21 制御部(CPU)
22 LED
23 RF部(アンテナ)
24,53 スイッチ
41,51,61,62,71,72 電圧監視部
42,52 電圧測定部
43 第2電圧供給部
C1,C2,C3 コンデンサ
F1,F2 ヒューズ
R1,R2,R3,R4,R5,R6 抵抗
TR1,TR2,TR3,TR4 トランジスタ
Claims (13)
- 第1の電圧を供給する第1電池、当該第1電池が供給する第1の電圧によって通常時は動作する第1動作部、並びに、前記第1の電圧よりも高い第2の電圧によって動作する第2動作部を備える電子機器であって、
前記第1電池および第2動作部の間に配置され、当該第1電池に対して直列接続される第2電池と、
前記第2動作部を作動する際に、前記第1電池および第2電池の直列接続によって得られる第2の電圧を前記第2動作部に対して供給するように制御する第1電圧供給制御手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器。 - 前記第1電圧供給制御手段は、前記通常時において前記第1電池の電圧が低下した場合には、前記第2電池を前記第1電池への並列接続に切り替え、当該第2電池の電圧を前記第1動作部に対して供給するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記第1電池又は前記第2電池の電圧を測定する電圧測定手段と、前記第1電池又は前記第2電池の電圧が所定電圧値以下である場合、前記第1電池又は前記第2電池から前記第1動作部又は前記第2動作部への電圧供給を停止する第2電圧供給手段と、を有する電圧監視手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記電圧測定手段は、前記第1電池の電圧を測定し、前記第2電圧供給手段は、前記電圧測定手段にて測定された前記第1電池の電圧が所定電圧値以下である場合に、前記第1電池から前記第2動作部への電圧供給を停止することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
- 前記電圧監視手段は、
前記第1電池又は前記第2電池の電圧が所定電圧値より大きい場合にのみ動作する第1半導体素子と、
前記第1電池又は前記第2電池から前記第1動作部又は前記第2動作部に至る経路上に配置され、前記第1半導体素子が動作した場合にのみ動作する第2半導体素子と、
を備えたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電子機器。 - 第1の電圧を供給する第1電池、当該第1電池が供給する第1の電圧によって通常時は監視領域を監視する監視部、並びに、当該監視部が異常を判別した異常時にのみ前記第1の電圧よりも高い第2の電圧によって警報を出力する警報部を備える警報機器であって、
前記第1電池および前記警報部の間に配置され、当該第1電池に対して直列接続される第2電池と、
前記異常時に、前記第1電池および第2電池の直列接続によって得られる第2の電圧を前記警報部に対して供給するように制御する第1電圧供給制御手段と、
を備えたことを特徴とする警報機器。 - 前記第1電池又は前記第2電池の電圧を測定する電圧測定手段と、前記第1電池又は前記第2電池の電圧が所定電圧値以下である場合、前記第1電池又は前記第2電池から前記監視部又は前記警報部への電圧供給を停止する第2電圧供給手段と、を有する電圧監視手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の警報機器。
- 前記電圧測定手段は、前記第1電池の電圧を測定し、前記第2電圧供給手段は、前記電圧測定手段にて測定された前記第1電池の電圧が所定電圧値以下である場合に、前記第1電池から前記警報部への電圧供給を停止することを特徴とする請求項7に記載の警報機器。
- 前記電圧監視手段は、
前記第1電池又は前記第2電池の電圧が所定電圧値より大きい場合にのみ動作する第1半導体素子と、
前記第1電池又は前記第2電池から前記監視部又は前記警報部に至る経路上に配置され、前記第1半導体素子が動作した場合にのみ動作する第2半導体素子と、
を備えたことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の警報機器。 - 第1の電圧を供給する第1電池、当該第1電池が供給する第1の電圧によって通常時は監視装置と無線通信する通信部、並びに、当該通信部が前記監視装置から警報信号を受信した異常時にのみ前記第1の電圧よりも高い第2の電圧によって警報を出力する警報部を備える警報通信機器であって、
前記第1電池および警報部の間に配置され、当該第1電池に対して直列接続される第2電池と、
前記異常時に、前記第1電池および第2電池の直列接続によって得られる第2の電圧を前記警報部に対して供給するように制御する第1電圧供給制御手段と、
を備えたことを特徴とする警報通信機器。 - 前記第1電池又は前記第2電池の電圧を測定する電圧測定手段と、前記第1電池又は前記第2電池の電圧が所定電圧値以下である場合、前記第1電池又は前記第2電池から前記通信部又は前記警報部への電圧供給を停止する第2電圧供給手段と、を有する電圧監視手段を備えたことを特徴とする請求項10に記載の警報通信機器。
- 前記電圧測定手段は、前記第1電池の電圧を測定し、前記第2電圧供給手段は、前記電圧測定手段にて測定された前記第1電池の電圧が所定電圧値以下である場合に、前記第1電池から前記警報部への電圧供給を停止することを特徴とする請求項11に記載の警報通信機器。
- 前記電圧監視手段は、
前記第1電池又は前記第2電池の電圧が所定電圧値より大きい場合にのみ動作する第1半導体素子と、
前記第1電池又は前記第2電池から前記通信部又は前記警報部に至る経路上に配置され、前記第1半導体素子が動作した場合にのみ動作する第2半導体素子と、
を備えたことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の警報通信機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004211904A JP3884451B2 (ja) | 2004-03-04 | 2004-07-20 | 電子機器、警報機器および警報通信機器 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004060092 | 2004-03-04 | ||
JP2004211904A JP3884451B2 (ja) | 2004-03-04 | 2004-07-20 | 電子機器、警報機器および警報通信機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005287282A true JP2005287282A (ja) | 2005-10-13 |
JP3884451B2 JP3884451B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=35185070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004211904A Expired - Fee Related JP3884451B2 (ja) | 2004-03-04 | 2004-07-20 | 電子機器、警報機器および警報通信機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3884451B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008250745A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Secom Co Ltd | 警備システム |
JP2014063370A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Nohmi Bosai Ltd | 警報システムおよび警報装置 |
JP2017055418A (ja) * | 2016-10-19 | 2017-03-16 | 能美防災株式会社 | 無線通信システム |
WO2017061396A1 (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | ノバルス株式会社 | 電池形電源装置 |
EP3352321A4 (en) * | 2015-09-17 | 2019-04-24 | Novars Inc. | BATTERY-SHAPED POWER SUPPLY DEVICE, CIRCUIT, AND ELECTRONIC INSTRUMENT |
-
2004
- 2004-07-20 JP JP2004211904A patent/JP3884451B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008250745A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Secom Co Ltd | 警備システム |
JP2014063370A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Nohmi Bosai Ltd | 警報システムおよび警報装置 |
EP3352321A4 (en) * | 2015-09-17 | 2019-04-24 | Novars Inc. | BATTERY-SHAPED POWER SUPPLY DEVICE, CIRCUIT, AND ELECTRONIC INSTRUMENT |
WO2017061396A1 (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | ノバルス株式会社 | 電池形電源装置 |
JP2017055418A (ja) * | 2016-10-19 | 2017-03-16 | 能美防災株式会社 | 無線通信システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3884451B2 (ja) | 2007-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10777072B2 (en) | Systems and methods for multi-criteria alarming | |
US9886843B2 (en) | Systems and methods for coordinating and administering self tests of smart home devices having audible outputs | |
US6081197A (en) | Fire detector silenceable low battery pre-alarm | |
JP5307126B2 (ja) | 警報器 | |
JP4981015B2 (ja) | 電流表示装置 | |
US5621394A (en) | Smoke alarm monitoring and testing system and method | |
AU2009241098B2 (en) | Alarm device | |
JP2006268132A (ja) | 火災警報器 | |
JP3884451B2 (ja) | 電子機器、警報機器および警報通信機器 | |
US10692346B2 (en) | Electronic fall monitoring system | |
US20190130726A1 (en) | Doorway entry sentry auto caller | |
US6414599B1 (en) | Smoke detector | |
JP2011014062A (ja) | 警報器 | |
JP3216142U (ja) | 照明装置 | |
JP2020123077A (ja) | 警報器 | |
JP2008040854A (ja) | 無線警報装置 | |
KR102036647B1 (ko) | 전원 단락보호 회로 | |
CN208000459U (zh) | 一种淋浴安全装置 | |
AU2010206023A1 (en) | Fire Sensitive Emergency Lighting And Alarm System | |
US12100919B2 (en) | Rechargeable USB electrical outlet with integrated lighting with connectivity | |
KR200411781Y1 (ko) | 전력선통신을 이용한 조명 제어 시스템 | |
JP6700464B1 (ja) | 警報器 | |
JP2008204309A (ja) | 照明一体型火災警報器 | |
JP2011013939A (ja) | 警報器 | |
JPH06343709A (ja) | 非常事態表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060815 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131124 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |