JP2005286759A - 自動周波数制御装置 - Google Patents

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卓哉 坂石
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Abstract

【課題】より高精度な周波数偏差を検出可能な自動周波数制御装置を得ること。
【解決手段】本発明にかかる自動周波数制御装置は、送信局の複数のアンテナから、それぞれ異なる変調パターンで変調されたパイロットシンボルが送信される場合に、パス数分の相関器出力に基づいて周波数偏差を求める自動周波数制御装置であって、前記相関器から得られるシンボル相関値を、各アンテナから送信されるパイロットシンボルの変調パターンの組み合わせが一致するシンボルの集合から成る群毎に分配する構成(基準シンボル抽出部21−1〜21−n,位相差抽出部22−1〜22−n,最大比合成器23,有効データ選択部25,同一位相シンボル分配器26に相当)と、群毎にフーリエ変換演算を行い、得られる各周波数成分分布を加算するフーリエ変換演算器27−1〜27−kと、を備えること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車電話、携帯電話などのW−CDMA通信技術を用いた自動周波数制御装置に関するものであり、特に、受信信号に基づいて自動周波数制御を行う自動周波数制御装置に関するものである。
以下、従来の自動周波数制御装置について説明する。たとえば、送信ダイバーシチを行う通信システムにおいては、送信局が、受信局に対して送信を行うための複数の送信アンテナを備えており、これらの送信アンテナから送信される信号の位相が受信局において適正となるように送信信号の位相を制御する。これにより、受信特性の向上を図っている。このとき、複数の送信アンテナからは、それぞれ異なる変調パターンを持つパイロットシンボルが送信される。
上記送信ダイバーシチにおいては、各送信アンテナから送信されるパイロットシンボルの変調パターンとして、たとえば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格に準拠した15スロット周期の変調パターン、を持つパイロットシンボルが、2つの送信アンテナANT#1,ANT#2から送信される。具体的には、ANT#1からは常時A(A=1+j)が送信され、ANT#2からはA,−A,−A,A(−A=−1−j)を繰り返したパターンが送信される(下記非特許文献1参照)。
また、上記送信ダイバーシチにおいては、送信局の各送信アンテナから送信されるパイロットシンボルの組み合わせが同一となるシンボルを複素乗算することにより、当該シンボル間の位相差を算出し、さらに、得られた各位相差に対してarctan演算を行うことにより、周波数偏差Δfを検出する(下記特許文献1参照)。
3GPP TS25.211 V5.3.0(2002-12) P12 Figure14 特開2002−76987号公報
しかしながら、上記従来の自動周波数制御装置においては、上記のとおり、シンボル間の位相差を算出し、さらに、得られた各位相差に対してarctan演算を行うことにより、周波数偏差Δfを検出しているが、たとえば、雑音や干渉の多い状況下では、周波数誤差Δfの検出誤差が生じ、誤った自動周波数制御が行われる場合がある、という問題があった。
また、上記従来の自動周波数制御装置において、送信局の各送信アンテナから送信されるパイロットシンボルの組み合わせが同一となるシンボルを複素乗算して当該シンボル間の位相差を算出する方法と別に、同一位相で送信されるパイロットシンボル列をフーリエ変換演算することでも周波数偏差Δfを検出することができる。しかしながら、複数アンテナより異なる変調パターンを持つ複数のパイロットシンボルが送信される場合に、それらの合成成分として受信されるパイロットシンボルは、元の送信信号の変調パターンに応じて異なる位相を持つシンボル列となる。これをフーリエ変換演算の入力として用いると、周波数偏差Δfによるパイロットシンボルの位相回転より生ずる周波数成分以外に、パイロットシンボルの変調パターンに基づく周波数成分が検出され、正常な周波数偏差Δfが検出できない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、より高精度な周波数偏差Δfを検出可能な自動周波数制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる自動周波数制御装置は、送信局の複数のアンテナから、それぞれ異なる変調パターンで変調されたパイロットシンボルが送信される場合に、パス数分の相関器出力に基づいて周波数偏差を求める自動周波数制御装置であって、パス数分の相関器毎に得られる特定数のシンボル相関値に対応するシンボルから、パス毎に、位相基準シンボルを抽出する基準シンボル抽出手段(後述する実施の形態の基準シンボル抽出部21−1〜21−nに相当)と、前記相関器毎に得られる特定数のシンボル相関値と、対応する前記位相基準シンボルの複素共役と、を乗算することにより、パス毎に、当該位相基準シンボルとの位相差を算出する位相差算出手段(位相差抽出部22−1〜22−nに相当)と、全パス数分の位相差を加算する最大比合成手段(最大比合成器23に相当)と、前記相関器毎に得られるシンボル相関値に基づく信頼度情報を用いて、前記最大比合成結果が有効なデータかどうかを判定する有効データ判定手段(有効データ選択部25に相当)と、前記有効データから、前記変調パターンの組み合わせが一致するもの同士を有効データ郡として抽出し、変調パターンの組み合わせ数分の有効データ群を生成する分配手段(同一位相シンボル分配器26に相当)と、有効データ群毎にフーリエ変換演算を行い、得られる各周波数成分分布を加算するフーリエ変換手段(フーリエ変換演算器27−1〜27−kに相当)と、前記加算後の周波数成分の分布に基づいて周波数偏差を求める周波数偏差計算手段(Δf計算部30に相当)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、送信局の複数アンテナから異なる変調パターンで変調されたパイロットシンボルが送信される場合(送信ダイバーシチを実施する場合)、パイロットシンボル相関値を、各アンテナから送信されるパイロットシンボルの変調パターンの組み合わせが一致するシンボルの集合から成る群毎に分配し、それぞれ独立したフーリエ変換演算を行う。
この発明によれば、各送信アンテナから送信される信号間に受信電力差が生じる場合であっても、適正な周波数偏差を検出することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる自動周波数制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる自動周波数制御装置の実施の形態1の構成を示す図である。この自動周波数制御装置は、アンテナ1と、直交検波器2と、A/D変換器3a,3bと、マルチパスタイミング検出器4と、タイミング制御器5と、パスセレクタ6と、相関器7−1〜7−nと、シンボル時間積分器8−1〜8−nと、最大比合成器9と、データ復調器10と、自動周波数制御器11と、VCO12と、を備えている。
また、上記自動周波数制御器11は、基準シンボル抽出部21−1〜21−nと、位相差抽出部22−1〜22−nと、最大比合成器23と、信頼度算出部24と、有効データ選択部25と、同一位相シンボル分配器26と、フーリエ変換演算器27−1〜27−kと、周波数成分分布合成器28と、周波数成分分布積分器29と、Δf計算部30と、VCO制御電圧計算器31と、を備えている。
ここで、上記実施の形態1の自動周波数制御装置の動作について説明する。アンテナ1は、送信局から送信される無線信号を捕捉する。直交検波器2では、受信信号に対して、VCO12からの受信ローカル周波数に基づいて準同期検波を行い、ベースバンド信号に周波数を変換する。A/D3では、Ich,Qch別に、検波信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。
マルチパスタイミング検出器4では、デジタル化された受信信号に基づいてマルチパスタイミングを検出する。タイミング制御器5では、マルチパスタイミング検出器4の検出結果にしたがって、相関器7−1〜7−nに対してタイミング信号を送出する。パスセレクタ6では、各受信パスや受信チャネル毎に割り当てられた相関器7−1〜7−nに対して受信信号を分配する。
相関器7−1〜7−nでは、それぞれ送信時に使用された拡散符号と上記分配された受信信号との相関を求める。シンボル時間積分器8−1〜8−nでは、それぞれ受信チャネルの送信レートにしたがって、シンボル時間分の相関出力を積分する。最大比合成器9では、シンボル時間積分器8−1〜8−nより得られたシンボル相関積分値の最大比合成を行う。データ復調器10では、最大比合成器9による合成結果を用いて受信信号を復調する。
また、自動周波数制御器11では、データ復調用と自動周波数制御用とを共有するシンボル時間積分器8−1〜8−n出力(シンボル相関積分値)から、周波数偏差Δfを求め、さらに、VCO12の制御電圧を計算する。そして、VCO12は、自動周波数制御器11が求めた制御電圧に応じて、直交検波器2へ供給する受信ローカル周波数を変化させる。
つづいて、上記自動周波数制御器11の内部動作について説明する。まず、シンボル時間相関器8−1〜8−nからシンボル相関積分値を受け取った基準シンボル抽出部21−1〜21−nでは、後述するフーリエ変換演算器27−1〜27−nにおけるフーリエ変換演算の入力として用いる一連のシンボル相関積分値に対応するシンボル内の、任意の1シンボルを位相基準シンボルとして保持する。なお、基準シンボル抽出部21−1〜21−nにて保持する位相基準シンボルは同一のシンボルとする。
位相差抽出部22−1〜22−nでは、後述するフーリエ変換演算器27−1〜27−nにおけるフーリエ変換演算の入力として用いる一連のシンボル相関積分値と、上記基準シンボル抽出部21−1〜21−nにより保持された位相基準シンボルの複素共役と、の積を計算し、位相基準シンボルとの位相差を算出する。
最大比合成器23では、上記位相差抽出部22−1〜22−nにて得られた位相基準シンボルとの位相差を全パス分にわたって加算する。ここでは、各パスの位相基準シンボルの位相が揃う様に各シンボル相関積分値と位相基準シンボルとの位相差を算出して加算する。これにより、パス毎の伝搬遅延による位相のずれの影響を吸収することができる。
信頼度算出部24では、シンボル時間積分器8−1〜8−nから得られるシンボル相関積分値を2乗して電力値を得る。そして、得られた電力値を一定時間分にわたって積分し、全パス分にわたって加算した値を信頼度情報とする。
有効データ選択部25では、信頼度算出部24にて得られた信頼度情報と、予め規定しておいたしきい値と、の大小判定を行う。たとえば、信頼度情報がしきい値以上であれば、その期間における受信信号を有効とみなし、最大比合成器23にて得られた位相差最大比合成結果を同一位相シンボル分配器26に供給する。一方で、信頼度情報がしきい値未満であれば、その期間における受信信号を無効とみなし、その期間における受信信号を用いた周波数偏差Δfの検出処理、およびVCO制御処理を実施しない。一定値以上の電力を有する受信信号のみを利用することにより、高精度な周波数偏差Δfを検出でき、誤った自動周波数制御を防止することができる。
同一位相シンボル分配器26では、有効データ選択部25から供給される位相差最大比合成結果を後述する方法により複数の群に分ける。すなわち、送信局の複数アンテナから異なる変調パターンを持つパイロットシンボルが送信される場合に、各パイロットシンボルの変調パターンの組み合わせが一致するもの同士を一つの群として、複数の群:kに分ける。そして、各群に属する位相差最大比合成結果をそれぞれ個別のフーリエ変換演算器27−1〜27−kに供給する。
フーリエ変換演算器27−1〜27−kでは、上記各群の位相差最大比合成結果を入力として、群毎にフーリエ変換演算を行い、群毎のパイロットシンボルの位相変化量を周波数成分の分布として得る。
周波数成分分布合成器28では、フーリエ変換演算器27−1〜27−kから得られた周波数成分の分布を全て加算する。さらに、周波数成分分布積分器29では、上記周波数成分分布合成器28にて周波数成分の分布を得るまでの一連の処理を複数回にわたって実施し、それぞれの処理において得られた周波数成分の分布を所定の回数分にわたって積分する。
Δf計算部30では、周波数成分分布積分器29から得られた各周波数成分の分布において、たとえば、最大の電力を持つ周波数を抽出し、それを周波数偏差Δfとみなす。そして、VCO制御電圧計算器31では、Δf計算部30にて得られた周波数偏差Δfを0とするためのVCO制御電圧を計算し、VCO12の制御電圧を制御する。
ここで、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格準拠の送信ダイバーシチを実施する場合において、たとえば、上記実施の形態1の自動周波数制御装置を適用する場合の具体例を示す。図2は、送信ダイバーシチを実施する場合に各送信アンテナから送信されるパイロットシンボルの変調パターンの一例を示す図であり、これは、3GPP規格に準拠したものである。
図3は、3スロット(=30シンボル)分のパイロットシンボル情報に基づいて64点フーリエ変換演算を行い、周波数偏差Δfを検出する場合の、周波数偏差Δfの計算にかかわる構成の一例を示す図である。なお、ここでは、説明の簡単化のため、信頼度算出部24および有効データ選択部25による処理を省略する。以下では、有効データが存在することを前提とする。
まず、位相差抽出部22−i(22−1〜22−nのいずれか:i番目のパスに対応)が、シンボル時間積分器8−i(8−1〜8−nのいずれか:i番目のパスに対応)から出力されるパイロットシンボルのシンボル相関積分値30シンボル(図3の例では28シンボル)分のそれぞれと、2シンボル目の位相基準シンボルの複素共役と、を乗算し、各シンボルと位相基準シンボルとの位相差を算出する。そして、この位相差抽出処理を、シンボル時間積分器8−1〜8−nの出力毎に行った後、最大比合成器23が、これらの出力を加算し、各パス間での伝搬遅延時間差による位相のずれを吸収する。
その後、同一位相シンボル分配器26が、ANT#1,ANT#2から送信されるパイロットシンボルの変調パターンの組み合わせが等しいシンボル同士を一つの群とみなして、複数の群に分配する。3GPP規格準拠の送信ダイバーシチが実施される場合(図2参照)においては、ANT#1,ANT#2の各変調パターンが(ANT#1,ANT#2)=(A,A)の組み合わせになるシンボルと、(ANT#1,ANT#2)=(A,−A)の組み合わせになるシンボルと、の2つの群(K=2)に分配する。
つぎに、同一位相シンボル分配器26により得られた2つのシンボル位相差群を受け取ったフーリエ変換演算器27−1〜27−2が、それぞれフーリエ変換演算を行い、周波数成分の分布を得る。なお、図3では、それぞれ0a〜63a,0b〜63bの入力タップを備える2つの64点フーリエ変換演算器に、シンボル位相差情報を分配入力する際の一例を示しており、位相差入力の割り当てのないタップについては0を入力してフーリエ変換演算を行う。また、シンボル位相差情報の各タップへの入力割り当て方法は、本例に示した構成に限定されるものではない。ここでは、2つの64点フーリエ変換演算器27−1,27−2の出力として、周波数偏差Δf成分の分布が得られる。
つぎに、周波数成分分布合成器28が、上記周波数偏差Δf成分を加算する。これにより、シャドウイング等の影響により特定のアンテナからの送信信号が他に比べ強く受信される場合や、特定アンテナからの送信信号のみが受信される場合においても、適正な周波数偏差Δfを検出できる。
つぎに、周波数成分分布積分器29が、任意回数にわたる繰り返し処理で得られる上記周波数成分分布合成器28の出力結果を積分する。これにより、フェージング等の影響を緩和し、高精度な周波数偏差Δfを検出できる。
最後に、Δf計算部30では、上記周波数成分分布積分器29により得られた各周波数成分の分布に基づいて、たとえば、最大の電力を持つ周波数を抽出することで、周波数偏差Δfを得る。
以上のように、本実施の形態においては、送信局の複数アンテナから異なる変調パターンで変調されたパイロットシンボルが送信される場合(送信ダイバーシチを実施する場合)、パイロットシンボル相関積分値を、各アンテナから送信されるパイロットシンボルの変調パターンの組み合わせが一致するシンボルの集合から成る群毎に分配し、それぞれ独立したフーリエ変換演算を行う。これにより、各送信アンテナから送信される信号間に受信電力差が生じる場合であっても、適正な周波数偏差Δfを検出することができる。また、送信ダイバーシチを実施していない場合においても、同一の方法による周波数偏差Δfの検出が可能である。
なお、上記図3は、本実施の形態の自動周波数制御装置の一構成例であり、たとえば、フーリエ変換演算のタップ数,フーリエ変換演算に用いる入力パイロットシンボル数、を変化させることで、周波数偏差Δfの分解能や検出精度を変更することが可能である。また、どのパイロットシンボルを位相基準シンボルとして用いるかについては、図3の例に限定されず、任意のシンボルを選択可能である。
実施の形態2.
前述の実施の形態1では、送信局の各アンテナから送信されたパイロットシンボルの変調パターンの組み合わせが一致するシンボル同士から成るシンボル位相差群毎に、フーリエ変換演算を実施することで周波数偏差Δfを検出しているが、複数回のフーリエ変換演算の実行は多くの演算処理を要し、消費電力,所要演算時間等の観点で改善の余地がある。そこで、実施の形態2では、送信局の各アンテナより送信されたパイロットシンボルの変調パターンの組み合わせが一致するシンボル毎に独立の位相基準シンボルを設けてシンボル位相差を算出し、各位相基準シンボルとの時間差が一致するシンボル位相差同士を加算した後にフーリエ変換演算を行う。これにより、単一のフーリエ変換演算により適正な周波数偏差Δfを検出する。
図4は、本発明にかかる自動周波数制御装置の実施の形態2の構成を示す図である。本実施の形態の自動周波数制御装置は、自動周波数制御器41を備え、さらに、この自動周波数制御器41は、同一位相シンボル分配器51−1〜51−nと、基準シンボル抽出部52−1−1〜52−m−nと、位相差抽出部53−1−1〜53−m−nと、シンボル位相差群合成部54−1〜54−nと、最大比合成器55と、フーリエ変換演算器56と、を備えている。なお、実施の形態2の構成については、前述の実施の形態1と同様の部分が含まれるが、それらについては同一の符号を付してその説明を省略する。ここでは、実施の形態1と異なる処理についてのみ説明する。
同一位相シンボル分配器51−1〜51−nでは、シンボル時間積分器8−1〜8−nから供給されるシンボル相関積分値を以下の方法により複数の群に分ける。すなわち、送信局の複数アンテナから異なる変調パターンを有するパイロットシンボルが送信される場合、各アンテナから送信されるパイロットシンボルの変調パターンの組み合わせが一致するシンボル同士を一つの群として複数の群に分け、各群に属するシンボル相関積分値を後述する基準シンボル抽出部51−1−1〜52−m−nおよび位相差抽出部53−1−1〜53−m−nに供給する。
基準シンボル抽出部52−1−1〜52−m−nでは、同一位相シンボル分配器51−1〜51−nから供給された各群のシンボル相関積分値に対応するシンボル内の、任意のシンボルを位相基準シンボルとして保持する。このとき、シンボル時間積分器の出力毎に、同一のシンボルを位相基準シンボルとする。
位相差抽出部53−1−1〜53−m−nでは、後述するフーリエ変換演算の入力として用いる一連のシンボル相関積分値と、上記基準シンボル抽出部53−1−1〜52−m−nにて保持された位相基準シンボルの複素共役と、を乗算し、位相基準シンボルとの位相差を算出する。
シンボル位相差群合成部54−1〜54−nでは、各群のシンボル相関積分値に対応して得られた位相基準シンボルとの位相差を受け取り、位相基準シンボルとの時間差が一致する位相差同士を加算する。そして、最大比合成器55では、シンボル位相差群合成部54−1〜54−nで得られたパス毎のシンボル位相差群合成結果を加算する。なお、シンボル位相差群合成部54−1〜54−n、最大比合成器55は、いずれも加算処理であり、両者の順序を入れ替えても同様の結果が得られる。
以降、前述の実施の形態1と同様に、有効と判定されたデータがフーリエ変換演算器56に供給され、フーリエ変換演算により周波数成分の分布が得られる。
ここで、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格準拠の送信ダイバーシチを実施する場合において(図2参照)、たとえば、上記実施の形態2の自動周波数制御装置を適用する場合の具体例を示す。
図5は、3スロット(=30シンボル)分のパイロットシンボル情報に基づいて64点フーリエ変換演算を行い、周波数偏差Δfを検出する場合の、周波数偏差Δfの計算にかかわる構成の一例を示す図である。なお、ここでは、説明の簡単化のため、信頼度算出部24および有効データ選択部25による処理を省略する。以下では、有効データが存在することを前提とする。
まず、同一位相シンボル分配器51−1〜51−n(図5では51−1の例について記載)では、シンボル時間積分器8−i(8−1〜8−nのいずれか:i番目のパスに対応)から出力されるパイロットシンボルのシンボル相関積分値30シンボル(図5の例では28シンボル)分を受け取り、ANT#1,ANT#2から送信されるパイロットシンボルの変調パターンの組み合わせが等しいシンボル同士を一つの群とみなして、複数の群に分ける。図2に示す3GPP規格準拠の送信ダイバーシチが実施される場合においては、ANT#1,ANT#2の各変調パターンが(ANT#1,ANT#2)=(A,A)の組み合わせになるシンボルと、(ANT#1,ANT#2)=(A,−A)の組み合わせになるシンボルと、の2つの群に分配する。
つぎに、位相差抽出部53−1−i(53−1−1〜53−1−nのいずれか:i番目のパスに対応)では、上記同一位相シンボル分配器51−1により分配されたシンボル相関積分値のそれぞれと(同一位相シンボル分配器51−1により分配された2群のシンボル相関積分値の一方)、同群に属する2シンボル目の位相基準シンボルの複素共役と、を乗算し、各シンボルと位相基準シンボルとの位相差を算出する。
また、位相差抽出部53−2−i(53−2−1〜53−2−nのいずれか:i番目のパスに対応)では、上記同一位相シンボル分配器51−1により分配されたシンボル相関積分値のそれぞれと(同一位相シンボル分配器51−1により分配された2群のシンボル相関積分値の他方)、同群に属する4シンボル目の位相基準シンボルの複素共役と、を乗算し、各シンボルと位相基準シンボルとの位相差を算出する。
つぎに、シンボル位相差群合成部54−i(54−1〜54−nのいずれか:i番目のパスに対応)では、各群で得られた位相基準シンボルとの位相差を受け取り、各シンボル相関積分値と位相基準シンボルとの時間差が等しいもの同士を加算する。
そして、以上までの処理を各シンボル時間積分器の出力に対して行った後、つぎに、最大比合成器55では、それぞれから得られるシンボル位相差群合成部54−iの出力を加算する。その後、フーリエ変換演算器56では、所定のフーリエ変換演算を行い、周波数成分の分布を得る。なお、図5では、それぞれ0〜63の入力タップを備える1つの64点フーリエ変換演算器に、シンボル位相差情報を分配入力する際の一例を示しており、位相差入力の割り当てのないタップについては0を入力してフーリエ変換演算を行う。また、シンボル位相差情報の各タップへの入力割り当て方法は、本例に示した構成に限定されるものではない。
以上のように、本実施の形態においては、送信局の複数アンテナから異なる変調パターンで変調されたパイロットシンボルが送信される場合(送信ダイバーシチを実施する場合)、パイロットシンボル相関積分値を、各アンテナから送信されるパイロットシンボルの変調パターンの組み合わせが一致するシンボルの集合からなる群毎に分配し、群毎に設けた位相基準シンボルとそれぞれのシンボルとの位相差を抽出し、群間で位相基準シンボルと各シンボルとの時間差が等しい位相差同士を加算し、加算後の値に対してフーリエ変換演算を行う。これにより、各送信アンテナから送信される信号間に受信電力差が生じる場合であっても、単一のフーリエ変換で適正な周波数偏差Δfを検出でき、かつ演算量の削減を実現できる。
なお、上記図5は、本実施の形態の自動周波数制御装置の一構成例であり、たとえば、フーリエ変換演算のタップ数,フーリエ変換演算に用いる入力パイロットシンボル数、を変化させることで、周波数偏差Δfの分解能や検出精度を変更することが可能である。また、どのパイロットシンボルを位相基準シンボルとして用いるかについては、図5の例に限定されず、任意のシンボルを選択可能である。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3の自動周波数制御装置について説明する。前述の実施の形態1および実施の形態2では、位相回転が発生した位相基準シンボルの複素共役との乗算で得られた位相差と、他のシンボル時間積分器出力または他群において得られた位相差と、を加算する場合に、雑音等の影響により、同相加算が行われない場合がある。そのため、周波数偏差Δfの検出精度が低下する可能性があった。そこで、実施の形態3では、シンボル時間積分器出力毎または群毎に、複数のパイロットシンボルの平均を位相基準として扱い、この位相基準を用いて他のシンボルとの位相差抽出を行うこととした。
図6は、本発明にかかる自動周波数制御装置の実施の形態3の構成を示す図である。本実施の形態の自動周波数制御装置は、自動周波数制御器61を備え、さらに、この自動周波数制御器61は、基準位相生成部71−1−1〜71−m−nを備えている。なお、実施の形態3の構成については、前述の実施の形態2と同様の部分が含まれるが、それらについては同一の符号を付してその説明を省略する。ここでは、実施の形態2と異なる処理についてのみ説明する。また、以下では、本実施の形態の特徴を実施の形態2の構成に適用した場合について説明するが、これに限らず、実施の形態1の構成に適用した場合であっても同様の効果が得られる。
基準位相生成部71−1−1〜71−m−nでは、同一位相シンボル分配器51−1〜51−nから各群のシンボル相関積分値が供給され、群毎に、任意の組み合わせの複数シンボルの平均ベクトルを計算し、その結果を基準位相として保持する。このとき、シンボル時間積分器の出力毎に、同一の複数シンボルの平均ベクトルを位相基準シンボルとする。
位相差抽出部53−1−1〜53−m−nでは、フーリエ変換演算の入力として用いる一連のシンボル相関積分値と、上記基準位相生成部71−1−1〜71−m−nにて保持された基準位相の複素共役と、を乗算し、基準位相との位相差を算出する。
ここで、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格準拠の送信ダイバーシチを実施する場合において(図2参照)、たとえば、上記実施の形態3の自動周波数制御装置を適用する場合の具体例を示す。
図7は、3スロット(=30シンボル)分のパイロットシンボル情報に基づいて64点フーリエ変換演算を行い、周波数偏差Δfを検出する場合の、周波数偏差Δfの計算にかかわる構成の一例を示す図である。なお、ここでは、説明の簡単化のため、信頼度算出部24および有効データ選択部25による処理を省略する。以下では、有効データが存在することを前提とする。
基準位相生成部71−1−i(71−1−1〜71−1−nのいずれか:i番目のパスに対応)および71−2−i(71−2−1〜71−2−nのいずれか:i番目のパスに対応)では、群毎に、たとえば、先頭の2シンボルのシンボル相関積分値の平均ベクトルを基準位相とする。すなわち、実施の形態2では1シンボル分のシンボル相関積分値を位相基準シンボルとして位相差を抽出していたが、これに対して、実施の形態3では、より長時間分のシンボル相関積分値を用いて基準位相を生成し、その基準位相を用いて位相差を抽出する。これにより、雑音、フェージング等への耐性が増し、より適切な位相差抽出が可能となり、ひいては高精度な周波数偏差Δfを検出できる。
なお、基準位相の生成方法は図7に示した例に限定されず、群毎に同一の複数シンボルの平均ベクトルを基準位相とするのであれば、任意の複数シンボルの平均ベクトルを基準位相としてもよい。
以上のように、本実施の形態においては、複数シンボルの平均ベクトルを基準位相として位相差を算出することとした。これにより、雑音、フェージング耐性の高い位相差抽出が可能となり、ひいてはより高精度な周波数偏差Δfを検出できる。
以上のように、本発明にかかる自動周波数制御装置は、自動車電話、携帯電話などのW−CDMA通信技術を用いた通信システムに有用であり、特に、送信側が送信ダイバーシチを実行する場合の受信側の自動周波数制御装置として適している。
本発明にかかる自動周波数制御装置の実施の形態1の構成を示す図である。 送信ダイバーシチを実施する場合に各送信アンテナから送信されるパイロットシンボルの変調パターンの一例を示す図である。 周波数偏差Δfの計算にかかわる構成の一例を示す図である。 本発明にかかる自動周波数制御装置の実施の形態2の構成を示す図である。 周波数偏差Δfの計算にかかわる構成の一例を示す図である。 本発明にかかる自動周波数制御装置の実施の形態3の構成を示す図である。 周波数偏差Δfの計算にかかわる構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 直交検波器
3a,3b A/D変換器
4 マルチパスタイミング検出器
5 タイミング制御器
6 パスセレクタ
7−1〜7−n 相関器
8−1〜8−n シンボル時間積分器
9 最大比合成器
10 データ復調器
11,41,61 自動周波数制御器
12 VCO
21−1〜21−n 基準シンボル抽出部
22−1〜22−n 位相差抽出部
23 最大比合成器
24 信頼度算出部
25 有効データ選択部
26 同一位相シンボル分配器
27−1〜27−n フーリエ変換演算器
28 周波数成分分布合成器
29 周波数成分分布積分器
30 Δf計算部
31 VCO制御電圧計算器
51−1〜51−n 同一位相シンボル分配器
52−1−1〜52−m−n 基準シンボル抽出部
53−1−1〜53−m−n 位相差抽出部
54−1〜54−n シンボル位相差群合成部
55 最大比合成器
56 フーリエ変換演算器
71−1−1〜71−m−n 基準位相生成部

Claims (3)

  1. 送信局の複数のアンテナから、それぞれ異なる変調パターンで変調されたパイロットシンボルが送信される場合に、パス数分の相関器出力に基づいて周波数偏差を求める自動周波数制御装置において、
    パス数分の相関器毎に得られる特定数のシンボル相関値に対応するシンボルから、パス毎に、位相基準シンボルを抽出する基準シンボル抽出手段と、
    前記相関器毎に得られる特定数のシンボル相関値と、対応する前記位相基準シンボルの複素共役と、を乗算することにより、パス毎に、当該位相基準シンボルとの位相差を算出する位相差算出手段と、
    全パス数分の位相差を加算する最大比合成手段と、
    前記相関器毎に得られるシンボル相関値に基づく信頼度情報を用いて、前記最大比合成結果が有効なデータかどうかを判定する有効データ判定手段と、
    前記有効データから、前記変調パターンの組み合わせが一致するもの同士を有効データ郡として抽出し、変調パターンの組み合わせ数分の有効データ群を生成する分配手段と、
    有効データ群毎にフーリエ変換演算を行い、得られる各周波数成分分布を加算するフーリエ変換手段と、
    前記加算後の周波数成分の分布に基づいて周波数偏差を求める周波数偏差計算手段と、
    を備えることを特徴とする自動周波数制御装置。
  2. 送信局の複数のアンテナから、それぞれ異なる変調パターンで変調されたパイロットシンボルが送信される場合に、パス数分の相関器出力に基づいて周波数偏差を求める自動周波数制御装置において、
    パス数分の相関器毎に得られる特定数のシンボル相関値から、パス毎に、前記変調パターンの組み合わせが一致するもの同士をシンボル郡として抽出し、変調パターンの組み合わせ数分のシンボル群を生成する分配手段と、
    シンボル郡毎に得られる特定数のシンボル相関値に対応するシンボルから、パス毎に共通の位相基準シンボルを抽出する基準シンボル抽出手段と、
    シンボル郡毎に得られる特定数のシンボル相関値と、対応する前記位相基準シンボルの複素共役と、を乗算することにより、シンボル郡毎に、当該位相基準シンボルとの位相差を算出する位相差算出手段と、
    前記すべての位相差を所定の基準で加算する合成手段と、
    前記相関器毎に得られるシンボル相関値に基づく信頼度情報を用いて、前記合成結果が有効なデータかどうかを判定する有効データ判定手段と、
    前記有効データに対してフーリエ変換演算を行い、周波数成分分布を得るフーリエ変換手段と、
    前記周波数成分分布に基づいて周波数偏差を求める周波数偏差計算手段と、
    を備えることを特徴とする自動周波数制御装置。
  3. 前記基準シンボル抽出手段は、前記特定数のシンボル相関値に対応するシンボルから複数のシンボルを抽出し、当該複数シンボルの平均ベクトルを計算し、その結果を位相基準シンボルとすることを特徴とする請求項1または2に記載の自動周波数制御装置。
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JP2010060318A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置

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