JP2005286190A - 電磁波吸収体 - Google Patents
電磁波吸収体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005286190A JP2005286190A JP2004099824A JP2004099824A JP2005286190A JP 2005286190 A JP2005286190 A JP 2005286190A JP 2004099824 A JP2004099824 A JP 2004099824A JP 2004099824 A JP2004099824 A JP 2004099824A JP 2005286190 A JP2005286190 A JP 2005286190A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic wave
- wave absorber
- soft ferrite
- silicone
- magnetite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Soft Magnetic Materials (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Compounds Of Iron (AREA)
Abstract
【解決手段】(a)無官能基系シラン化合物で表面処理されたソフトフェライト、好ましくは粒径分布D50が1〜30μmのNi−Zn系ソフトフェライト60〜90重量%、(b)マグネタイト、好ましくは粒径分布D50が0.1〜0.4μmで、八面体形状微粒子のマグネタイト3〜25重量%、及び(c)シリコーン、好ましくはシリコーンゲル7〜15重量%を含有することを特徴とする電磁波吸収体。
【選択図】なし
Description
これらの問題を解決するための方法としては、主に、発生したノイズを反射させて発生源に帰還させる反射法、ノイズを安定電位面(接地部等)に誘導させるバイパス法、又はシールド法等がとられている。
しかしながら、最近の機器の小型・軽量化の要求による高密度実装に伴いノイズ対策部品実装のスペースが少なくなり、省電力化の要求による素子駆動の低電圧化に伴い電源系に他媒体からの高周波が結合し易くなり、演算処理速度の急速な高速化の要求によりクロック信号の狭いことに伴い高周波の影響を受け易くなり、樹脂筐体の急激な普及に伴い電磁波が漏れ易い構造となり、利用周波数帯域の急増に伴い相互に影響されやすい環境下におかれるようになる等の理由により、上記の反射法、バイパス法、シールド法等のいずれの方法も近傍電磁界の電磁波対策と放熱対策を十分に両立させる方法とはなっていないのが現状である。
また、機器外部への電磁波漏洩を防ぐため、金属板を電磁波シールド材として設置することや筐体に導電性を持たせて電磁波シールド性能を付与することが行われているが、このシールド材で反射、散乱した電磁波は機器内部に充満して電磁干渉を助長してしまうという問題や、機器内部に設置された複数の基板間での電磁干渉の問題を解決するため、導電性支持体と、軟磁性体粉末と有機結合剤からなる絶緑性軟磁性体層を積層した形の電磁波干渉抑制体(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。
さらに、導電性充填剤をシリコーン樹脂中に分散させてなる電磁波反射層の少なくとも一方の面に、電磁波吸収性充填剤をシリコーン樹脂中に分散させてなる電磁波吸収層を積層したことを特徴とする電磁波吸収体(例えば、特許文献3参照。)が開示され、高い電磁波吸収性能、高い電磁波シールド性能を持つと共に、シリコーン樹脂自体の性質を反映して、加工性、柔軟性、耐候性、耐熱性に優れたものとなるとされている。さらにまた、フェライト等の金属酸化物磁性体粒子と金属酸化物等の熱伝導性充填剤とを含むシリコーンゲル組成物から形成される電磁波吸収性熱伝導シリコーンゲル成形シート(例えば、特許文献4参照。)が開示されている。
特に、電子機器内部の電子機器要素の高密度化、高集積化された部位に対する電磁波吸収体としては、電磁波吸収性能、高抵抗高絶縁性、熱伝導性能を有した部材が必要となるが、これら三つの性能を兼ね備えた部材は存在せず、この用途の場合、さらに柔軟性、耐熱性、難燃性なども必要とされるが、これらの性能を同時に満足するものはなかった。
(a)ソフトフェライト
本発明の電磁波吸収体で用いるソフトフェライトは、微弱な励磁電流でも磁気的機能を発揮するものである。ソフトフェライトとしては、特に限定されるものではないが、Ni−Zn系フェライト、Mn−Zn系フェライト、Mn−Mg系フェライト、Cu−Zn系フェライト、Ni−Zn−Cuフェライト、Fe−Ni−Zn−Cu系、Fe−Mg−Zn−Cu系及びFe−Mn−Zn系などのソフトフェライトが挙げられ、これらの中では、電磁波吸収特性、熱伝導性、価格等のバランスの面から、Ni−Zn系フェライトが好ましい。
Ni−Zn系フェライトをこのような形状で用いることにより、後述するシリコーンゲルの硬化阻害を起こさせず、シリコーンゲル材料への分散性にも優れ、ある程度の熱伝導性が発揮できるようになる。
ここで、粒径分布D50とは、粒度分布計によって求められた粒径の小さい値から重量を累計して50%になったときの粒径の値の範囲を示すものである。
無官能基系シラン化合物でソフトフェライトの表面を処理することにより、無官能基系シラン化合物で表面処理されたソフトフェライトのpHを8.5以下、好ましくは8.2以下、より好ましくは7.8〜8.2にすることが好ましい。ソフトフェライトのpHを8.5以下にすることにより、シリコーンの硬化阻害を抑制し、どのようなシリコーンにも適用することができるようになる。また、ソフトフェライトとシリコーンのなじみが良好となり、その結果、シリコーン中へのソフトフェライトの充填量を増やすと同時に熱伝導性充填材との混合性を高め、均一な成形体を得ることができる。
本発明のソフトフェライトの表面処理用シラン化合物として、フィラー等の表面処理に用いる通常の官能基含有シランカップリング剤、例えば、エポキシ系シラン化合物、ビニル系シラン化合物等の表面処理剤を用いると加熱下の環境試験で硬度が上昇するという硬度変化が生じると、熱分解によるクラック等が発生し、形状維持ができなくなり外観損傷を起こし好ましくない。
本発明の電磁波吸収体における(b)マグネタイトは、酸化鉄(Fe3O4)であり、前記ソフトフェライトと共に用いることにより、電磁波吸収体に難燃性を付与すると同時に、熱伝導率を向上させ、さらに、マグネタイトの磁性特性付加による相乗効果により、電磁波吸収体全体の電磁波吸収効果を向上させることができる。
また、マグネタイトの粒径分布D50は、0.1〜0.4μmが好ましい。マグネタイトの粒径分布D50をソフトフェライトの粒径分布D50の約10分の1にすることによりソフトフェライトの高充填を可能にすることができる。また、マグネタイトの粒径分布D50が0.1μm未満であると取り扱いが困難となり、0.4μmを超えるとソフトフェライトとの高充填が出来なくなる。
ここで、粒径分布D50とは、粒度分布計によって求められた粒径の小さい値から重量を累計して50%になったときの粒径の値の範囲を示すものである。
本発明の電磁波吸収体における(c)シリコーンは、上記ソフトフェライト、マグネタイトのバインダーとしての機能を果たすと共に、電磁波吸収体の温度依存性を少なくして−20〜150℃の広い温度範囲での使用を可能にする機能を有する。(c)シリコーンとしては、従来から知られ、市販されている種々のシリコーン材料として一般的に使用されているものを適宜選択して用いることができる。よって、加熱硬化型あるいは常温硬化型のもの、硬化機構が縮合型あるいは付加型のものなど、いずれも用いることができる。また、珪素原子に結合する基も特に限定されるものではなく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基、フェニル基、トリル基等のアリール基のほか、これらの基の水素原子が部分的に他の原子又は結合基で置換されたものを挙げることができる。
本発明の電磁波吸収体は、前述のように、シリコーンにソフトフェライト、マグネタイトを高充填した混合物から得られるが、通常のシリコーンゴムにフェライト、マグネタイト等の無機フィラーを高充填すると粘度が高くなりロ−ル混練、バンバリ−混練、ニ−ダ−混練が困難である。仮に混練を行なってもコンパウンドの粘度が高く、圧縮成形では均一な厚さに成形することが容易に出来ないが、シリコーンゲルを用いると高充填を行ってもケミカルミキサーで混練が容易になり、通常のシート成形機でも均一な厚さにシート成形ができるようになる。また、ソフトフェライトを無官能基系シラン化合物でその表面を処理しているため、混練等が容易にできる効果を有する。さらに、通常シリコーンにフェライトを高充填しロ−ル混練するとシリコーンのフェライトを保持する強度が不足し、まとまりがなくなり、更にロ−ルにコンパウドが粘着して均一なコンパウンドが出来ないが、ソフトフェライトを無官能基系シラン化合物でその表面を処理しているため、シリコーン中への分散性に優れ、フェライトを含有したシート等の成形が容易であるという効果を有する。
また、積層電磁波吸収体においては、上記反射層の外側にポリエチレンテレフタレート等の絶縁層を有することが好ましい。絶縁性を一層向上させるとともに、シリコーンゲルとの複合により一層のフレキシブル性が付与される。
(1)針入度:JIS K 2207−1980に準拠して求めた。
(2)磁性損失(透磁率):透磁率&誘導率測定システム(アンリツ&キーコム社製Sパラメーター方式同軸管 er,μr測定器システム)を用いて測定した。
(3)体積抵抗:JIS K 6249に準拠して測定した。
(4)絶縁破壊強度:JIS K 6249に準拠して測定した。
(5)熱伝導率:QTM法(京都電子工業株式会社)に準拠して求めた。
(6)難燃性:UL94に準拠して測定した。
(7)耐熱性:150℃恒温下に放置して、針入度、熱伝導率を測定し、経時変化を観察し、1000時間以上で変化なしを○とし、変化ありを×とした。
(8)外観:表面の色を目視で色を判断した。ここで、黒はマグネタイトの添加によりもたらされる色である。
(9)成形(量産)性:シート成形機にて、シート成形が可能なものを○とし、シート成形が不可能なものを×とした。
粒径分布D5010〜30μmのNi−Zn系ソフトフェライト(BSN−828(商品名):戸田工業(株)製)をメチルトリメトキシシランで表面処理したソフトフェライト83重量%、粒径分布D500.1〜0.4μmの八面体形状マグネタイト微粒子(KN−320(商品名):戸田工業(株)製)5重量%、及びJIS K2207−1980(50g荷重)の針入度が150のシリコーンゲル(CF−5106(商品名):東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)12重量%を混合し、真空脱泡の後、空気を巻き込まないようガラス板間に流し込み、70℃で60分間加熱プレス成形して、厚さが1mmの表面が平滑な成形体を得た。この成形体の評価結果を表1に示す。
マグネタイトとシリコーンゲルの配合量を表1に示す量に変更する以外は実施例1と同様にして成形体を得た。成形体の評価結果を表1に示す。
表面処理を行わないソフトフェライトを用い、マグネタイトを配合せず、シリコーンの量を表1に示す配合量にする以外は、実施例1と同様にして成形体を得た。表面処理を行わないソフトフェライトを用いると、シリコーンには20重量%を充填しただけで、シリコーンの硬化阻害が生じ、充分な成形体が得られなかった。評価結果を表1に示す。
ソフトフェライトの表面処理を官能基含有シラン化合物であるエポキシトリメトキシシランで行う以外は実施例1と同様にして成形体を得た。成形体の評価結果を表1に示す。得られた成形体は、耐熱性に劣った。
ソフトフェライトの表面処理を官能基含有シラン化合物であるビニルトリメトキシシランで行う以外は実施例1と同様にして成形体を得た。成形体の評価結果を表1に示す。得られた成形体は、耐熱性に劣った。
マグネタイトの配合量を本発明の範囲未満に変更し、ソフトフェライト、シリコーンの配合量を表1に記載する量に変更する以外は実施例1と同様にして成形体を得た。成形体の評価結果を表1に示す。得られた成形体は、難燃性に劣った。
シリコーンの配合量を本発明の範囲以上に変更し、ソフトフェライトの配合量を表1に記載する量に変更する以外は実施例1と同様にして成形体を得た。成形体の評価結果を表1に示す。得られた成形体は、電磁波吸収性能が劣った。
シリコーンの配合量を本発明の範囲未満にし、ソフトフェライト、マグネタイトを表1に記載する量に変更する以外は実施例1と同様にして成形体を得た。成形体の評価結果を表1に示す。得られた成形体は、成形性に劣った。
マグネタイトの配合量を本発明の範囲以上に変更し、ソフトフェライト、シリコーンの配合量を表1に記載する量に変更する以外は実施例1と同様にして成形体を得た。成形体の評価結果を表1に示す。得られた成形体は、電磁波吸収性能が劣り、かつ、磁性残留を起こした。
Claims (9)
- (a)無官能基系シラン化合物で表面処理されたソフトフェライト60〜90重量%、(b)マグネタイト3〜25重量%、及び(c)シリコーン7〜15重量%を含有することを特徴とする電磁波吸収体。
- (a)無官能基系シラン化合物で表面処理されたソフトフェライトがジメチルジメトキシシランまたはメチルトリメトキシシランで表面処理したソフトフェライトであることを特徴とする請求項1に記載の電磁波吸収体。
- (a)無官能基系シラン化合物で表面処理されたソフトフェライトのpHが8.5以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁波吸収体。
- (a)無官能基系シラン化合物で表面処理されたソフトフェライトに用いるソフトフェライトの粒径分布D50が1〜30μmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電磁波吸収体。
- (a)無官能基系シラン化合物で表面処理されたソフトフェライトに用いるソフトフェライトがNi−Zn系フェライトであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電磁波吸収体。
- (b)マグネタイトの粒径分布D50が0.1〜0.4μmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電磁波吸収体。
- (b)マグネタイトが八面体形状微粒子であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電磁波吸収体。
- (c)シリコーンがJIS K2207−1980(50g荷重)の針入度が5〜200のシリコーンゲルであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電磁波吸収体。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の電磁波吸収体に導電体の反射層を積層した積層電磁波吸収体であって、反射層の外側に絶縁層を有することを特徴とする積層電磁波吸収体。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004099824A JP4311653B2 (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 電磁波吸収体 |
US10/590,063 US20070196671A1 (en) | 2004-03-30 | 2004-10-20 | Electromagnetic wave absorber |
CNB2004800424342A CN100546451C (zh) | 2004-03-30 | 2004-10-20 | 电磁波吸收体 |
PCT/JP2004/015488 WO2005101941A1 (ja) | 2004-03-30 | 2004-10-20 | 電磁波吸収体 |
TW94109236A TWI278278B (en) | 2004-03-30 | 2005-03-25 | Electromagnetic waves absorber |
KR1020067018210A KR101090743B1 (ko) | 2004-03-30 | 2006-09-07 | 전자파 흡수체 |
HK07105966A HK1098631A1 (en) | 2004-03-30 | 2007-06-06 | Electromagnetic wave absorber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004099824A JP4311653B2 (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 電磁波吸収体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005286190A true JP2005286190A (ja) | 2005-10-13 |
JP4311653B2 JP4311653B2 (ja) | 2009-08-12 |
Family
ID=35184208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004099824A Expired - Fee Related JP4311653B2 (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 電磁波吸収体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4311653B2 (ja) |
CN (1) | CN100546451C (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101555396B1 (ko) | 2008-05-08 | 2015-09-23 | 후지고분시고오교오가부시끼가이샤 | 열전도성 수지 조성물 |
US9214263B2 (en) | 2010-09-09 | 2015-12-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Magnetite-containing resin and electronic component |
WO2016043031A1 (ja) * | 2014-09-19 | 2016-03-24 | パウダーテック株式会社 | 球状フェライト粉、該球状フェライト粉を含有する樹脂組成物、及び該樹脂組成物を用いた成型体 |
JP7563102B2 (ja) | 2020-10-14 | 2024-10-08 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI482940B (zh) * | 2010-02-22 | 2015-05-01 | Dexerials Corp | Thermally conductive |
US20110304520A1 (en) * | 2010-06-11 | 2011-12-15 | Illinois Tool Works Inc. | Method of Manufacturing and Operating an Antenna Arrangement for a Communication Device |
CN103390476A (zh) * | 2011-07-05 | 2013-11-13 | 黄坚 | 非金属隐形材料 |
JP2014192327A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Riken Corp | 近傍界用電波吸収シートおよびその製造方法 |
KR20150111469A (ko) * | 2014-03-25 | 2015-10-06 | (주)엘지하우시스 | 전자기파 차폐시트, 및 이의 제조방법 |
CN106061223A (zh) * | 2016-07-15 | 2016-10-26 | 胡银坤 | 一种电磁屏蔽膜及其制备方法 |
CN107438339A (zh) * | 2017-07-19 | 2017-12-05 | 深圳森阳环保材料科技有限公司 | 一种通信基站电气控制柜 |
TWI756419B (zh) * | 2018-05-03 | 2022-03-01 | 日商麥克賽爾股份有限公司 | 電磁波吸收薄片 |
CN110876254B (zh) * | 2018-08-30 | 2021-04-13 | 神讯电脑(昆山)有限公司 | 吸波散热结构 |
EP3817535B1 (en) * | 2019-06-10 | 2023-08-30 | Fuji Polymer Industries Co., Ltd. | Thermally conductive electromagnetic-wave-absorbing composition and sheet of same |
US11785752B2 (en) | 2019-06-10 | 2023-10-10 | Fuji Polymer Industries Co., Ltd. | Electromagnetic wave absorbing thermally conductive composition and sheet thereof |
-
2004
- 2004-03-30 JP JP2004099824A patent/JP4311653B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2004-10-20 CN CNB2004800424342A patent/CN100546451C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101555396B1 (ko) | 2008-05-08 | 2015-09-23 | 후지고분시고오교오가부시끼가이샤 | 열전도성 수지 조성물 |
US9214263B2 (en) | 2010-09-09 | 2015-12-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Magnetite-containing resin and electronic component |
WO2016043031A1 (ja) * | 2014-09-19 | 2016-03-24 | パウダーテック株式会社 | 球状フェライト粉、該球状フェライト粉を含有する樹脂組成物、及び該樹脂組成物を用いた成型体 |
JP2016060682A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | パウダーテック株式会社 | 球状フェライト粉、該球状フェライト粉を含有する樹脂組成物、及び該樹脂組成物を用いた成型体 |
US10501333B2 (en) | 2014-09-19 | 2019-12-10 | Powdertech Co., Ltd. | Spherical ferrite powder, resin compound including spherical ferrite powder, and molded product made of resin compound |
JP7563102B2 (ja) | 2020-10-14 | 2024-10-08 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4311653B2 (ja) | 2009-08-12 |
CN1926936A (zh) | 2007-03-07 |
CN100546451C (zh) | 2009-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI278278B (en) | Electromagnetic waves absorber | |
JP4311653B2 (ja) | 電磁波吸収体 | |
JP4764220B2 (ja) | 熱伝導性シート | |
JP4849220B2 (ja) | 電磁波干渉抑制用シート及びその製造法、高周波信号用フラットケーブル並びにフレキシブルプリント基板 | |
US20110203835A1 (en) | Conductive magnetic filler, resin composition containing the filler, electromagnetic interference suppressing sheet using the resin composition and applications thereof, and process for producing the electromagnetic interference suppressing sheet | |
US6716904B2 (en) | Heat-radiating electromagnetic wave absorber | |
JP5043082B2 (ja) | 電磁波吸収材料 | |
JP2002329995A (ja) | 電磁波吸収体 | |
KR20100086308A (ko) | 자성 복합 분말, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 전자파 노이즈 억제 필름 | |
KR101549986B1 (ko) | 코어-쉘 타입의 필러 입자를 포함하는 복합 시트용 조성물, 이를 포함하는 복합 시트 및 복합 시트의 제조 방법 | |
KR101560570B1 (ko) | 전자파 간섭 노이즈 차폐와 흡수, 방열 및 전기 절연 복합 시트용 조성물 및 이를 포함하는 복합 시트 | |
KR100946407B1 (ko) | 방열 및 전자파 차폐/흡수 특성이 우수한 복합 시트용조성물, 방열 및 전자파 차폐/흡수 특성이 우수한 복합시트 및 그 제조 방법 | |
EP2723154A1 (en) | Electromagnetic wave interference suppressor | |
KR20140134909A (ko) | 전자파 흡수성능을 갖는 시멘트계 다공성 건설재료 | |
JP2005159337A (ja) | 電磁干渉抑制体およびこれを用いる電磁障害抑制方法 | |
TWI285528B (en) | Extrudable crosslinked grease-like electromagnetic waves absorbent | |
JP2004336028A (ja) | 電磁波吸収材料 | |
WO2001016968A1 (fr) | Feuille absorbant la chaleur et le rayonnement thermique | |
US6037400A (en) | Composition for prevention of electric wave in wide range and electric wave absorber coping with all directions using same | |
JP4311654B2 (ja) | 積層電磁波吸収体 | |
KR102065952B1 (ko) | 방열과 전자파 흡수용 복합 패드 | |
JP4311655B2 (ja) | 広帯域周波数特性の電磁波吸収体 | |
JP2002371138A (ja) | 放熱性電波吸収体 | |
KR100884387B1 (ko) | 전자파 흡수체 | |
JP2000294977A (ja) | 電磁干渉抑制体及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060928 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20061003 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070130 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090414 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090508 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090508 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4311653 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |