JP2005286077A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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Yuichi Fujiwara
悠一 藤原
No Moriyama
濃 森山
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Abstract

【課題】 接続ピンと高圧端子との接続不良を防ぐことができ、製品の歩留まりを向上させることのできる内燃機関用点火コイルを提供する。
【解決手段】 一次コイル14、この一次コイル14と同心状の二次コイル16、両コイル14,16を貫通する鉄心部18からなるコイル−鉄心組立体12を絶縁ケース22内に収容するとともに、二次コイル16の高圧端部に接続した接続ピン17を絶縁ケース22に設けた高圧端子24に接触させ、絶縁ケース22内に絶縁樹脂25を充填してコイル−鉄心組立体12を絶縁ケース22内に固定する内燃機関用点火コイル11において、接続ピン17と高圧端子24とを導電性接着剤31で接続する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動車のエンジンなどの内燃機関の点火プラグに火花放電を発生させるための高電圧を供給する内燃機関用点火コイルに関するものである。
図4は従来の内燃機関用点火コイルの一例を示す断面図である。
図4において、内燃機関用点火コイル11は、コイル−鉄心組立体12と、このコイル−鉄心組立体12を収容する絶縁ケース22と、この絶縁ケース22のソケット部22sに設けられた複数の一次端子23と、絶縁ケース22の高圧タワー部22hに設けられた高圧端子24と、絶縁ケース22内に充填され、硬化することによって収容したコイル−鉄心組立体12を絶縁ケース22内に固定する絶縁樹脂25とで構成されている。
上記したコイル−鉄心組立体12は、一次コイルボビン13と、この一次コイルボビン13に巻回され、両端が別々の一次端子23に接続された一次コイル14と、この一次コイルボビン13および一次コイル14の外側に位置する二次コイルボビン15と、この二次コイルボビン15に一次コイル14と同心状に巻回され、例えば、一端(低圧端部)が一次端子23に接続された二次コイル16と、この二次コイル16の他端(高圧端部)に接続され、二次コイルボビン15に取り付けられるとともに、先端が高圧端子24に接触する接続ピン17と、一次コイル14および二次コイル16を貫通し、一次コイル14と二次コイル16とを磁気的に接続する鉄心部18とで構成されている。
そして、鉄心部18は、一次コイル14および二次コイル16を貫通する直線鉄心部19と、一次コイル14および二次コイル16の外側を囲み、直線鉄心部19が内側に位置する環状鉄心部20とで構成されている。
なお、直線鉄心部19の一端と環状鉄心部20との間には、磁気バイアスをかける永久磁石片21が装填されている。
特開平8−45755号公報
この内燃機関用点火コイル11の一次コイル14に所定の電圧を印加してパルス状の電流を流すことにより、二次コイル16に高電圧が発生し、この高電圧は、接続ピン17、高圧端子24などを介して図示を省略した点火プラグへ供給される。
しかしながら、接続ピン17と高圧端子24との接続は、接続ピン17の弾性力による点接触で、接触面積が小さいため、組立時に接続ピン17と高圧端子24との接続不良が発生し、不良品となる可能性がある。
この発明は、以下のような発明である。
(1)一次コイル、この一次コイルと同心状の二次コイル、前記両コイルを貫通する鉄心部からなるコイル−鉄心組立体を絶縁ケース内に収容するとともに、前記二次コイルの高圧端部に接続した接続ピンを前記絶縁ケースに設けた高圧端子に接触させ、前記絶縁ケース内に絶縁樹脂を充填して前記コイル−鉄心組立体を前記絶縁ケース内に固定する内燃機関用点火コイルにおいて、前記接続ピンと前記高圧端子とを軟質導電性物質で接続することを特徴とする。
(2)(1)に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記軟質導電性物質を収容、保持する凹部を前記高圧端子に設けたことを特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記軟質導電性物質は、導電性接着剤、導電性塗料、導電性グリス、スチールウールの1つであることを特徴とする。
この発明によれば、接続ピンと高圧端子とを軟質導電性物質で接続するので、接続ピンと高圧端子との接続不良を防ぐことができ、製品の歩留まりを向上させることができる。
そして、軟質導電性物質を収容、保持する凹部を高圧端子に設けたので、凹部に軟質導電性物質を収容、保持させて確実に留まらせることができ、接続ピンと高圧端子とを確実に接続することができる。
また、軟質導電性物質を導電性接着剤、導電性塗料、導電性グリス、スチールウールの1つとしたので、安価な材料でコストアップを抑えつつ、接続ピンと高圧端子とを確実に接続することができる。
図1はこの発明の一実施例を示す要部の説明図で、図4と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図1において、31は軟質導電性物質としての導電性接着剤を示し、接続ピン17と高圧端子24とを電気的に接続するものである。
この発明の図1に示す実施例のように、組立時に高圧端子24の接続ピン17側に導電性接着剤31を配置する(設ける)ことにより、この導電性接着剤31で接続ピン17と高圧端子24とを電気的に接続する。
したがって、接続ピン17と高圧端子24とが導電性接着剤31を介して接続されることになり、接続ピン17と高圧端子24との接続不良を防ぐことができ、製品の歩留まりを向上させることができる。
そして、導電性接着剤31という安価な材料でコストアップを抑えつつ、接続ピン17と高圧端子24とを確実に電気的に接続することができる。
図2はこの発明の他の実施例を示す要部の説明図で、図1および図4と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図2において、32は軟質導電性物質としてのスチールウールを示し、接続ピン17と高圧端子24とを電気的に接続するものである。
この発明の図2に示す実施例のように、組立時に接続ピン17の先端をスチールウール32へ差し込む、すなわち、接続ピン17の先端にスチールウール32を配置する(設ける)ことにより、このスチールウール32で接続ピン17と高圧端子24とを電気的に接続する。
したがって、接続ピン17と高圧端子24とがスチールウール32を介して接続されることになり、接続ピン17と高圧端子24との接続不良を防ぐことができ、製品の歩留まりを向上させることができる。
そして、スチールウール32という安価な材料でコストアップを抑えつつ、接続ピン17と高圧端子24とを確実に電気的に接続することができる。
図3はこの発明のさらに他の実施例を示す要部の説明図で、図1、図2および図4と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図3において、24dは高圧端子24の接続ピン17側に設けた凹部を示し、軟質導電性物質としての導電性接着剤31を収容、保持する部分である。
この発明の図3に示す実施例のように、組立時に凹部24d内に導電性接着剤31を収容、保持させ、接続ピン17の先端を凹部24d内へ挿入することにより、凹部24d内の導電性接着剤32で接続ピン17と高圧端子24とを電気的に接続する。
したがって、接続ピン17と高圧端子24とが導電性接着剤32を介して接続されることになり、接続ピン17と高圧端子24との接続不良を防ぐことができ、製品の歩留まりを向上させることができる。
そして、導電性接着剤32を凹部24d内に収容、保持させたので、導電性接着剤32を確実にその位置に留まらせることができ、接続ピン17と高圧端子24とを確実に電気的に接続することができる。
上記した実施例では、一次コイル14の外側に二次コイル16を配置した例を示したが、一次コイル14の内側に二次コイル16を配置してもよい。
また、直線鉄心部19と環状鉄心部20との間に永久磁石片21を装填した例を示したが、永久磁石片21は必ずしも装填する必要はない。
さらに、鉄心部18を直線鉄心部19と環状鉄心部20とで構成した例を示したが、鉄心部18は直線鉄心部19のみで構成されていてもよい。
なお、軟質導電性物質の一例として導電性接着剤31、スチールウール32を示したが、この他、導電性塗料、導電性グリスを使用しても同様な効果を得ることができる。
そして、図2の実施例のように軟質導電性物質としてスチールウール32を使用する場合、スチールウール32を高圧端子24に導電性接着剤31で固定するのが好ましい。
この発明の一実施例を示す要部の説明図である。 この発明の他の実施例を示す要部の説明図ある。 この発明のさらに他の実施例を示す要部の説明図である。 従来の内燃機関用点火コイルの一例を示す断面図である。
符号の説明
11 内燃機関用点火コイル
12 コイル−鉄心組立体
13 一次コイルボビン
14 一次コイル
15 二次コイルボビン
16 二次コイル
17 接続ピン
18 鉄心部
19 直線鉄心部
20 環状鉄心部
21 永久磁石片
22 絶縁ケース
22s ソケット部
22h 高圧タワー部
23 一次端子
24 高圧端子
24d 凹部
25 絶縁樹脂
31 導電性接着剤(軟質導電性物質)
32 スチールウール(軟質導電性物質)

Claims (3)

  1. 一次コイル、この一次コイルと同心状の二次コイル、前記両コイルを貫通する鉄心部からなるコイル−鉄心組立体を絶縁ケース内に収容するとともに、前記二次コイルの高圧端部に接続した接続ピンを前記絶縁ケースに設けた高圧端子に接触させ、前記絶縁ケース内に絶縁樹脂を充填して前記コイル−鉄心組立体を前記絶縁ケース内に固定する内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記接続ピンと前記高圧端子とを軟質導電性物質で接続する、
    ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 請求項1に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記軟質導電性物質を収容、保持する凹部を前記高圧端子に設けた、
    ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  3. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記軟質導電性物質は、導電性接着剤、導電性塗料、導電性グリス、スチールウールの1つである、
    ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
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