JP2005285539A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005285539A
JP2005285539A JP2004097500A JP2004097500A JP2005285539A JP 2005285539 A JP2005285539 A JP 2005285539A JP 2004097500 A JP2004097500 A JP 2004097500A JP 2004097500 A JP2004097500 A JP 2004097500A JP 2005285539 A JP2005285539 A JP 2005285539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
discharge lamp
lamp lighting
lamp
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004097500A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005285539A5 (ja
Inventor
Takeshi Karube
健 軽部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP2004097500A priority Critical patent/JP2005285539A/ja
Publication of JP2005285539A publication Critical patent/JP2005285539A/ja
Publication of JP2005285539A5 publication Critical patent/JP2005285539A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

【課題】ランプのエミッタレス初期状態が検出されないようにした放電灯点灯装置を提供する。
【解決手段】放電灯6に電力を供給して交流点灯させる放電灯点灯手段2と、放電灯点灯手段と放電灯との間に接続されて直流分をカットする直流分カット手段4と、放電灯の直流電圧成分を検出する直流電圧検出手段8と、直流電圧検出手段で検出された直流電圧成分の電圧値が基準電圧V1,V2の範囲外であり、かつ、範囲外である期間が長いときに、放電灯が寿命末期になると起こるエミッタレス状態を検出するエミッタレス状態検出手段9とを備える。さらに、直流電圧検出手段8で検出された直流電圧成分の電圧値が基準電圧V1,V2の範囲外であり、かつ、範囲外である期間が短いときに、放電灯6がエミッタレス状態でないとして放電灯点灯手段2を正常に動作させるように入力を所望の出力レベルに変換して出力する出力変換手段8Bを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、放電灯が寿命末期に近づいても点灯させる放電灯点灯装置に関するものである。
放電灯(以下、ランプという。)のフィラメントに塗布されている陰極酸化物(エミッタ)は、使用中に飛散して消耗しまい、熱電子の放射ができなくなり(以下、エミッタレスまたはエミレス状態という。)。このエミッタレス状態は2つのフィラメント同時に起こることは少なく、いずれか一方に発生する場合が多い。この場合、半波放電現象が起こる。
ランプが寿命末期などで、エミッタレス状態になると、放電灯点灯装置とランプにストレスがかかり不具合を起こすので、ランプがエミッタレス状態になったときは、これを検出して放電灯点灯手段としてのインバータ回路の動作を停止させるか、または、インバータ回路の出力を小さくさせて、ランプや放電灯点灯装置を保護する必要がある。特許文献1に示される放電灯点灯装置では、ランプ電圧から直流電圧成分を抽出して、この直流電圧成分の有無によりエミッタレス状態を検出している。
特開平8−45687号公報
従来の放電灯点灯装置では、ランプが寿命末期になり、ランプがエミッタレス状態になると、確実にインバータ回路の動作を停止するか、または、インバータ回路の出力を小さくしている。
しかしながら、ランプが寿命末期に近づくにつれて、ランプがエミッタレス状態になり始めると、ランプの始動時などに半波放電現象がごく短時間現れることがある。このようなときでも、従来の放電灯点灯装置では、確実にインバータ回路の動作を停止するか、または、インバータ回路の出力を小さくすることになり、ランプがまだ寿命に達していないにも拘わらず、ランプの異常状態を早く検知することになる。したがって、まだ使用できるランプが寿命であると判断され、まだ使用できるランプが取り替えられてしまうという問題がある。
本発明の目的は、ランプのエミッタレス初期状態が検出されないようにした放電灯点灯装置を提供することにある。
第1の発明は、放電灯に電力を供給して交流点灯させる放電灯点灯手段と、放電灯点灯手段と放電灯との間に接続されて直流分をカットする直流分カット手段と、放電灯の直流電圧成分を検出する直流電圧検出手段と、直流電圧検出手段で検出された直流電圧成分の電圧値が相異なる2つの基準電圧の範囲外であり、かつ、範囲外である期間が長いときに、放電灯が寿命末期になると起こるエミッタレス状態を検出するエミッタレス状態検出手段とを備え、エミッタレス状態検出手段でエミッタレス状態が検出されると、放電灯点灯手段の動作を停止するか、または、放電灯点灯手段の出力を小さくする放電灯点灯装置を対象とし、直流電圧検出手段で検出された直流電圧成分の電圧値が相異なる2つの基準電圧の範囲外であり、かつ、範囲外である期間が短いときに、放電灯がエミッタレス状態でないとして放電灯点灯手段を正常に動作させるように入力を所望の出力レベルに変換して出力する出力変換手段をさらに設けたものである。
第2の発明は、エミッタレス状態検出手段に、バイアス電圧を掛けたものである。
第3の発明は、出力変換手段を、積分回路により構成したものである。
以上のように、第1の発明によれば、ランプのエミッタレス初期状態が検出されないようにしたので、まだ寿命に達していないランプの使用期間を延長させることができる。
第2の発明によれば、バイアス電圧を掛けているので、制御電源を1つとすることができる。
第3の発明によれば、抵抗とコンデンサとにより構成したので、回路を非常に簡素化できる。
図1は、本発明に係る放電灯点灯装置の第1の実施形態を示す回路図である。図示するように、商用交流電源(図示しない)に接続された整流回路(図示しない)により得られた直流電源1には、放電灯点灯手段としてのインバータ回路2が接続されている。
インバータ回路2は、電界効果トランジスタ2a,電界効果トランジスタ2b及びダイオード2c,2dにより構成されており、それぞれのゲートにはドライブ回路3が接続されている。
電界効果トランジスタ2bの両端には、直流分カット手段としての直流分カット用コンデンサ4及びチョークコイル5を介してランプ6のフィラメント6a,6bの一端が接続されており、他端間には始動用コンデンサ7が接続されている。
ランプ6は、ドライブ回路3により電界効果トランジスタ2a及び電界効果トランジスタ2bをスイッチングして高周波点灯される。
ランプ6のフィラメント6a,6bの一端間には、抵抗R1とゼロ電位側の抵抗R2との直列回路によるランプ電圧を分圧するの分圧回路8Aが接続され、この抵抗R2には、抵抗R3とコンデンサC11との直列回路(8B)が並列に接続され、これらにより直流電圧検出手段としての直流電圧検出回路8が構成されている。このコンデンサC11のインピーダンスは、抵抗R3の抵抗値に比し極めて小さく選定されており、例えばR3を2[MΩ]、C11を1[μF]とし、ランプ電圧の周波数を50[kHz]とすると、コンデンサC11の高周波インピーダンスは3[Ω]となり、コンデンサC11にはランプ電圧の交流電圧成分が現れない。
直流電圧検出回路8の抵抗R3とコンデンサC11との直列回路は、出力変換手段としての積分回路8Bでもある。このコンデンサC11の電圧は、ランプ電圧に直流電圧成分が現れると、抵抗R3とコンデンサC11とで決まる時定数で上昇する。
積分回路8Bの抵抗R3とコンデンサC11との接続点には、エミッタレス状態検出手段として構成されるウインドコンパレータ9が接続され、このウインドコンパレータ9は、2つのオペアンプ9a,9b及びダイオード9c,9dにより構成されており、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3が、オペアンプ9aに設定される第1の基準電圧V1とオペアンプ9bに設定される第2の基準電圧V2の範囲内または範囲外であるかを判定する。このオペアンプ9aの基準電圧及び制御電圧は正電圧とし、オペアンプ9bの基準電圧及び制御電圧は負電圧としている。なお、第1の基準電圧V1及び第2の基準電圧V2は、それぞれの絶対値を同じとしている。
ウインドコンパレータ9は、V1>V3>V2では、その動作が行われなく、例えばLレベルの出力のままであり、V3≧V1及びV3≦V2では、その動作が行われて、例えばHレベルの出力となる。
ウインドコンパレータ9には、制御回路10が接続され、この制御回路10はドライブ回路3に接続されている。
ここで、例えば、第1の基準電圧V1=+1[V]、第2の基準電圧V2=−1[V]とし、ランプ電圧の直流電圧成分の分圧された電圧を、例えば4[V]とする。
ランプ6が正常なときには、ランプ電圧は、正負対称の電圧、すなわち、交流電圧成分のみの電圧であるので、上記構成によりコンデンサC11には、この交流電圧成分に起因する電圧は現れることがない。したがって、コンデンサC11の電圧であるウインドコンパレータ9の入力電圧V3=0[V]はV1>V3>V2であるので、ウインドコンパレータ9の動作が行われなく、Lレベルの出力のままであり、放電灯点灯装置は正常に動作する。
ランプ6がエミッタレス状態のときには、ランプ電圧は、正負非対称の電圧、すなわち、交流電圧成分と直流電圧成分が合成された電圧となる。このランプ電圧のうち交流電圧成分に起因する電圧は、コンデンサC11に現れない。一方、ランプ電圧の直流電圧成分は抵抗R1と抵抗R2とで分圧され、分圧された電圧は抵抗R3とコンデンサC11との積分回路8Bに加えられて、この積分回路8Bの時定数で上記分圧された電圧がコンデンサC11に現れる。したがって、ウインドコンパレータ9には0[V]を始点として、積分回路8Bの時定数でランプ電圧の直流電圧成分が入力される。ランプ電圧の直流電圧成分は、ランプ6のどちらかのフィラメントがエミッタレス状態になったかにより正又は負となる。
直流電圧成分が正の場合、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3=0[V]を始点として、積分回路8Bの時定数で+4[V]へ向かい、V3≧V1になったときに、ウインドコンパレータ9が動作して、Hレベルの出力となり、この出力が制御回路10に入力され、インバータ回路2の動作を停止するか、または、インバータ回路2の出力を小さくする。また、直流電圧成分が負の場合、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3=0[V]を始点として、積分回路8Bの時定数で−4[V]へ向かい、V3≦V2になったときに、ウインドコンパレータ9が動作して、Hレベルの出力となり、この出力が制御回路10に入力され、インバータ回路2の動作を停止するか、または、インバータ回路2の出力を小さくすることにより、放電灯点灯装置を保護している。
ここで、ランプ電圧の直流電圧成分の分圧された電圧を、例えばピーク値が4[V]のパルス状電圧とする。
ランプ6がエミッタレス初期状態のときには、直流電圧成分が正の場合、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3=0[V]を始点として、積分回路8Bの時定数で+4[V]へ向かうが、ランプ電圧の直流電圧成分がパルス状であり、また、積分回路8Bの時定数を適宜(多少長く)に選定しているために、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3がV3<V1のままとなり、ウインドコンパレータ9の動作が行われなく、Lレベルの出力のままであり、放電灯点灯装置は正常に動作する。また、直流電圧成分が負の場合、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3=0[V]を始点として、積分回路8Bの時定数で−4[V]へ向かうが、ランプ電圧の直流電圧成分がパルス状であり、また、積分回路8Bの時定数を適宜に選定しているために、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3がV3>V2のままとなり、ウインドコンパレータ9の動作が行われなく、Lレベルの出力のままであり、放電灯点灯装置は正常に動作する。
このように、ランプ電圧の直流電圧成分を分圧した電圧をウインドコンパレータ9に入力する際に、この電圧に積分回路8Bによりスロープを持たせ、かつ、そのスロープのピーク値が相異なる2つの基準電圧の範囲外とならないように積分回路8Bの時定数が選定されているので、ランプ6のエミッタレス初期状態が検出されない。
図2は、本発明に係る放電灯点灯装置の第2の実施形態を示す回路図であり、第1の実施形態における主回路及び直流電圧検出回路は第1の実施形態と同じである。
分圧回路8Aの抵抗R1と抵抗R2との接続点には、例えば正のバイアス電源11aが抵抗R4を介して並列に接続され、これらによりバイアス電圧供給手段としてのバイアス電圧供給回路11が構成されている。
積分回路8Bの抵抗R3とコンデンサC11との接続点には、エミッタレス状態検出手段として構成されるウインドコンパレータ9が接続され、このウインドコンパレータ9は、2つのオペアンプ9a,9b及びダイオード9c,9dにより構成されており、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3が、オペアンプ9aに設定される第1の基準電圧V1とオペアンプ9bに設定される第2の基準電圧V2の範囲内または範囲外であるかを判定する。このオペアンプ9a,9bの基準電圧及び制御電圧は正電圧としている。なお、第1の基準電圧V1及び第2の基準電圧V2は、V1>V2としている。
ウインドコンパレータ9には、正のバイアス供給電圧VCCによるバイアス電圧Vbが掛けられている。このバイアス電圧Vbは、VCC,R1,R2及びR4を用いて所定式により算出される。また、バイアス電圧Vbは、ウインドコンパレータ9の第1の基準電圧をV1、第2の基準電圧をV2とすると、第1の基準電圧V1と第2の基準電圧V2との中間の値となるように選定される。
第1の基準電圧V1は、Vb+VDC′(ランプ電圧の直流電圧成分VDCを分圧した抵抗R2の電圧)≧V1となるように、第2の基準電圧V2は、Vb−VDC′(ランプ電圧の直流電圧成分VDCを分圧した抵抗R2の電圧)≦V2となるように選定され、このVDC′は、VDC,R1,R2及びR4を用いて所定式により算出される。
したがって、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3は、バイアス電圧VbとVDC′(ランプ電圧の直流電圧成分VDCを分圧した抵抗R2の電圧)との和となる。
ウインドコンパレータ9は、V1>V3>V2では、その動作が行われなく、例えばLレベルの出力のままであり、V3≧V1及びV3≦V2では、その動作が行われて、例えばHレベルの出力となる。
ここで、例えば、第1の基準電圧V1=6[V]、第2の基準電圧V2=4[V]とし、また、ランプ電圧の直流電圧成分の分圧された電圧を、例えば4[V]とする。
ランプ6が正常なときには、ランプ電圧は、正負対称の電圧、すなわち、交流電圧成分のみの電圧であるので、上記構成によりコンデンサC11には、この交流電圧成分に起因する電圧は現れることがなく、正のバイアス供給電圧VCCによるバイアス電圧Vb、すなわち、5[V]のみが現れる。したがって、バイアス電圧Vbであるウインドコンパレータ9の入力電圧V3=5[V]はV1>V3>V2であるので、ウインドコンパレータ9の動作が行われなく、Lレベルの出力のままであり、放電灯点灯装置は正常に動作する。
ランプ6がエミッタレス状態のときには、ランプ電圧は、正負非対称の電圧、すなわち、交流電圧成分と直流電圧成分が合成された電圧となる。このランプ電圧のうち交流電圧成分に起因する電圧は、コンデンサC11に現れない。一方、ランプ電圧の直流電圧成分は抵抗R1と抵抗R2とで分圧され、分圧された電圧は抵抗R3とコンデンサC11との積分回路8Bに加えられて、この積分回路8Bの時定数で上記分圧された電圧がコンデンサC11に現れる。また、コンデンサC11に正のバイアス供給電圧VCCによるバイアス電圧Vb、すなわち、5[V]が現れる。したがって、ウインドコンパレータ9には上記2つの電圧が加算された電圧、すなわち、5[V]を始点として、積分回路8Bの時定数でランプ電圧の直流電圧成分を分圧した電圧が加わった電圧が入力される。ランプ電圧の直流電圧成分は、ランプのどちらかのフィラメントがエミッタレス状態になったかにより正又は負となる。
直流電圧成分が正の場合、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3=5[V]を始点として、積分回路8Bの時定数で9[V]へ向かい、V3≧V1になったときに、ウインドコンパレータ9が動作して、Hレベルの出力となり、この出力が制御回路10に入力され、インバータ回路2の動作を停止するか、または、インバータ回路2の出力を小さくする。また、直流電圧成分が負の場合、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3=5[V]を始点として積分回路8Bの時定数で1[V]へ向かい、V3≦V2になったときに、ウインドコンパレータ9が動作して、Hレベルの出力となり、この出力が制御回路10に入力され、インバータ回路2の動作を停止するか、または、インバータ回路2の出力を小さくすることにより、放電灯点灯装置を保護している。
ここで、ランプ電圧の直流電圧成分の分圧された電圧を、例えばピーク値が4[V]のパス状電圧とする。
ランプ6がエミッタレス初期状態のときには、直流電圧成分が正の場合、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3=5[V]を始点として、積分回路8Bの時定数で9[V]へ向かうが、ランプ電圧の直流電圧成分がパルス状であり、また、積分回路8Bの時定数を適宜(多少長く)に選定しているために、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3がV3<V1のままとなり、ウインドコンパレータ9の動作が行われなく、Lレベルの出力のままであり、放電灯点灯装置は正常に動作する。また、直流電圧成分が負の場合、ウインドコンパレータ9の入力電圧V3=5[V]を始点として、積分回路8Bの時定数で1[V]へ向かうが、ランプ電圧の直流電圧成分がパルス状であり、また、積分回路8Bの時定数を適宜に選定しているために、最終のウインドコンパレータ9の入力電圧V3がV3>V2のままとなり、ウインドコンパレータ9の動作が行われなく、Lレベルの出力のままであり、放電灯点灯装置は正常に動作する。
このように、ランプ電圧の直流電圧成分を分圧した電圧をウインドコンパレータ9に入力する際に、この電圧に積分回路8Bによりスロープを持たせ、かつ、そのスロープのピーク値が相異なる2つの基準電圧の範囲外とならないように積分回路8Bの時定数が選定されているので、ランプ6のエミッタレス初期状態が検出されない。
バイアス電源11は、制御電源と共用してもよい。この場合、1つの制御電源でよいことになる。
上記の第1及び第2の実施形態においては、積分回路8Bをウインドコンパレータ9の入力側に設けたが、ウインドコンパレータ9の出力側に設けてもよい。この場合、ウインドコンパレータ9の出力に積分回路8Bによりスロープを持たせ、かつ、そのスロープのピーク値が、ウインドコンパレータ9が出力するHレベルとならないように積分回路8Bの時定数を選定すればよい。また、ランプ電圧の交流電圧成分をバイパスし、直流電圧成分を抽出するバイパスコンデンサを、抵抗R2 に並列に接続する必要がある。
また、ウインドコンパレータ9として、オペアンプにより構成したが、ツェナダイオード、トランジスタ及び抵抗により構成してもよい。
本発明に係る放電灯点灯装置の第1の実施形態を示す回路図である。 本発明に係る放電灯点灯装置の第2の実施形態を示す回路図である。
符号の説明
2 インバータ回路(放電灯点灯手段)
4 直流分カット用コンデンサ(直流分カット手段)
5 チョークコイル
6 放電灯(ランプ)
8 直流電圧検出回路(直流電圧検出手段)
8B 積分回路(出力変換手段)
9 ウインドコンパレータ(エミッタレス状態検出手段)

Claims (3)

  1. 放電灯に電力を供給して交流点灯させる放電灯点灯手段と、
    前記放電灯点灯手段と前記放電灯との間に接続されて直流分をカットする直流分カット手段と、
    前記放電灯の直流電圧成分を検出する直流電圧検出手段と、
    前記直流電圧検出手段で検出された直流電圧成分の電圧値が相異なる2つの基準電圧の範囲外であり、かつ、前記範囲外である期間が長いときに、前記放電灯が寿命末期になると起こるエミッタレス状態を検出するエミッタレス状態検出手段とを備え、
    前記エミッタレス状態検出手段でエミッタレス状態が検出されると、前記放電灯点灯手段の動作を停止するか、または、前記放電灯点灯手段の出力を小さくする放電灯点灯装置において、
    前記直流電圧検出手段で検出された直流電圧成分の電圧値が相異なる2つの基準電圧の範囲外であり、かつ、前記範囲外である期間が短いときに、前記放電灯がエミッタレス状態でないとして前記放電灯点灯手段を正常に動作させるように入力を所望の出力レベルに変換して出力する出力変換手段をさらに設けた放電灯点灯装置。
  2. 前記エミッタレス状態検出手段には、バイアス電圧が掛けられている請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記出力変換手段は、積分回路により構成されている請求項1または2に記載の放電灯点灯装置。
JP2004097500A 2004-03-30 2004-03-30 放電灯点灯装置 Pending JP2005285539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004097500A JP2005285539A (ja) 2004-03-30 2004-03-30 放電灯点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004097500A JP2005285539A (ja) 2004-03-30 2004-03-30 放電灯点灯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005285539A true JP2005285539A (ja) 2005-10-13
JP2005285539A5 JP2005285539A5 (ja) 2007-04-12

Family

ID=35183691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004097500A Pending JP2005285539A (ja) 2004-03-30 2004-03-30 放電灯点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005285539A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013109912A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Panasonic Corp 放電灯点灯装置及び照明器具

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997043879A1 (en) * 1996-05-10 1997-11-20 Philips Electronics N.V. Power supply for feeding and igniting a gas discharge lamp
JP2001052885A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置
JP2002083697A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997043879A1 (en) * 1996-05-10 1997-11-20 Philips Electronics N.V. Power supply for feeding and igniting a gas discharge lamp
JPH11509967A (ja) * 1996-05-10 1999-08-31 コーニンクレッカ、フィリップス、エレクトロニクス、エヌ.ヴィ. ガス放電ランプに電力を供給し点灯するための電源装置
JP2001052885A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置
JP2002083697A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013109912A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Panasonic Corp 放電灯点灯装置及び照明器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101276990B1 (ko) 전원 장치 및 조명 장치
US20080291709A1 (en) Switching power supply apparatus
JP6245433B2 (ja) Led電源装置及びled照明装置
JP2007318891A (ja) スイッチング素子駆動用電源回路
JP5077572B2 (ja) 発光ダイオード点灯装置
US20040257005A1 (en) Transient detection of end of lamp life condition apparatus and method
JP2015041571A (ja) Led電源装置及びled照明装置
JP6332629B2 (ja) Led電源及びled照明装置
JP5228567B2 (ja) 昇圧型dc−dcコンバータ
JP6249167B2 (ja) Led点灯装置及びled照明装置
EP3114900A1 (en) Digitally-controlled switch-mode start-up circuit for led based lights
KR101103629B1 (ko) 플래시램프용 점등 장치
JP5259941B2 (ja) インバータ装置及び空気調和機
JP2005285539A (ja) 放電灯点灯装置
JP2007066700A (ja) 放電灯点灯装置
JP5483419B2 (ja) スイッチ回路の突入電流防止回路
US7626341B2 (en) Discharge lamp lighting apparatus
JP4117561B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP5707680B2 (ja) 点灯装置およびこの点灯装置を備える照明器具
JP4125694B2 (ja) 放電ランプ点灯装置
JP2007006582A (ja) 過電圧保護回路
JP2004207063A (ja) 放電灯点灯装置
JP2006269174A (ja) 放電灯点灯装置
JP5660770B2 (ja) 放電灯点灯装置及び照明器具及び調光照明システム
JP2006094656A (ja) スイッチング電源

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070226

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070226

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091202

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100601