JP2005284847A - 車両ダイアグ情報送受信システム、車載装置およびセンター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 適切な車両ダイアグ情報を取得でき、車両ダイアグ情報のデータ量が不必要に増大して通信網に多大な負荷がかかることを未然に回避できるようにする。
【解決手段】 車載装置2は、車載機器に異常が発生すると、異常コードをセンター装置3へ送信し、センター装置3から配信されたシナリオ(異常コードが反映されたシナリオ)を実行して車載機器に対する故障部位特定や診断を行う。車両の状態や車載機器の状態に応じて必要な箇所に対する故障部位特定や診断を確実に行うことができ、また、不必要な箇所に対する故障部位特定や診断を余計に行うことを未然に回避できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車載装置が故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として通信網を通じてセンター装置へ送信するように構成された車両ダイアグ情報送受信システム、前記車両ダイアグ情報送受信システム内で用いられる車載装置およびセンター装置に関する。
従来より、車載装置が位置情報や走行距離や消費燃料などを通信網を通じてセンター装置へ送信するように構成されたシステムが供されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−208696号公報
ところで、車載装置が車載機器に対する故障部位特定や診断を行い、故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として通信網を通じてセンター装置へ送信する構成が考えられる。しかしながら、車載装置が車載機器に対する故障部位特定や診断を一方的に行う構成では、ユーザの所望とする(必要な)箇所に対する故障部位特定や診断を行わなかったり、ユーザの所望としない(不必要な)箇所に対する故障部位特定や診断を余計に行ったりする場合がある。その結果、適切な車両ダイアグ情報を取得することができなかったり、車両ダイアグ情報のデータ量が不必要に増大して通信網に多大な負荷がかかったりするという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、適切な車両ダイアグ情報を取得することができ、また、車両ダイアグ情報のデータ量が不必要に増大して通信網に多大な負荷がかかることを未然に回避することができる車両ダイアグ情報送受信システム、車載装置およびセンター装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、車載装置は、イベントが発生した旨を検出すると、シナリオの配信をセンター装置へ要求すると共にイベントが発生した時点での車両の状態や車載機器の状態をセンター装置へ通知する。次いで、センター装置は、車載装置からシナリオの配信が要求されると共に車両の状態や車載機器の状態が通知されると、その通知された車両の状態や車載機器の状態が反映されたシナリオを生成して車載装置へ配信する。そして、車載装置は、センター装置からシナリオが配信されると、その配信されたシナリオを実行して車載機器に対する故障部位特定や診断を行い、故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として通信網を通じてセンター装置へ送信する。
したがって、車載装置は、イベントが発生すると、従来のものとは異なって、車載機器に対する故障部位特定や診断を一方的に行うのではなく、センター装置から配信されたシナリオ、つまり、イベントが発生した時点での車両の状態や車載機器の状態が反映されたシナリオを実行して車載機器に対する故障部位特定や診断を行うことになる。これにより、車両の状態や車載機器の状態に応じて必要な箇所に対する故障部位特定や診断を確実に行うことにより、適切な車両ダイアグ情報を取得することができ、また、不必要な箇所に対する故障部位特定や診断を余計に行うことを未然に回避することにより、車両ダイアグ情報のデータ量が不必要に増大して通信網に多大な負荷がかかることを未然に回避することができる。
請求項2に記載した発明によれば、センター装置は、車両の状態や車載機器の状態が反映されたシナリオを生成して車載装置へ配信する。そして、車載装置は、センター装置からシナリオが配信されると、その配信されたシナリオを保存し、その配信されたシナリオ
に反映されている車両の状態や車載機器の状態に対応するイベントが発生すると、そのセンター装置から配信されて保存されているシナリオを実行して車載機器に対する故障部位特定や診断を行い、故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として通信網を通じてセンター装置へ送信する。
したがって、車載装置は、予めセンター装置から配信された車両の状態や車載機器の状態が反映されたシナリオを保存しておき、その配信されたシナリオに反映されている車両の状態や車載機器の状態に対応するイベントが発生すると、そのシナリオを実行して車載機器に対する故障部位特定や診断を行うことになる。これにより、上記した請求項1に記載したものと同様にして、車両の状態や車載機器の状態に応じて必要な箇所に対する故障部位特定や診断を確実に行うことにより、適切な車両ダイアグ情報を取得することができ、また、不必要な箇所に対する故障部位特定や診断を余計に行うことを未然に回避することにより、車両ダイアグ情報のデータ量が不必要に増大して通信網に多大な負荷がかかることを未然に回避することができる。
請求項3に記載した発明によれば、シナリオ書込装置は、車両の状態や車載機器の状態が反映されたイシナリオを生成して車載装置へ書込む。そして、車載装置は、シナリオ書込装置からシナリオが書込まれると、その書込まれたシナリオを保存し、その書込まれたシナリオに反映されている車両の状態や車載機器の状態に対応するイベントが発生すると、そのシナリオ書込装置から書込まれて保存されているシナリオを実行して車載機器に対する故障部位特定や診断を行い、故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として通信網を通じてセンター装置へ送信する。
したがって、車載装置は、予めシナリオ書込装置から書込まれた車両の状態や車載機器の状態が反映されたシナリオを保存しておき、その書込まれたシナリオに反映されている車両の状態や車載機器の状態に対応するイベントが発生すると、そのシナリオを実行して車載機器に対する故障部位特定や診断を行うことになる。これにより、上記した請求項1に記載したものと同様にして、車両の状態や車載機器の状態に応じて必要な箇所に対する故障部位特定や診断を確実に行うことにより、適切な車両ダイアグ情報を取得することができ、また、不必要な箇所に対する故障部位特定や診断を余計に行うことを未然に回避することにより、車両ダイアグ情報のデータ量が不必要に増大して通信網に多大な負荷がかかることを未然に回避することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、車両ダイアグ情報送受信システムの全体構成を機能ブロック図として示している。車両ダイアグ情報送受信システム1は、車両に搭載されている車載装置2と、センターに設置されているセンター装置3と、例えば車両メーカの整備工場や販売店などに設置されているシナリオ書込装置4とを備えて構成されている。
車載装置2は、監視制御装置5と、通信機6とを備えて構成されている。監視制御装置5は、車両に搭載されている各種の車載機器A〜Nに対して監視制御ラインを介して接続されており、センター装置3から配信されたシナリオやシナリオ書込装置4から書込まれたシナリオを実行して車載機器A〜Nに対する故障部位特定や診断を行い、故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として取得する。また、監視制御装置5は、車内LAN(図示せず)を介して走行距離や車齢を入力すると共に、センター装置3から配信されたシナリオやシナリオ書込装置4から書込まれたシナリオを保存(記憶)するようにも構成されている。
通信機6は、センター装置3から配信されたシナリオを受信すると共に、監視制御装置5により取得された車両ダイアグ情報を通信網を通じてセンター装置3へ送信する。尚、この場合、車載装置2は、その機能の一部がナビゲーション装置から構成されていても良く、監視制御装置5と通信機6とが一体に構成されていても良い。また、ここでいう車載機器A〜Nは、各種のECUや空調装置やヘッドライトなどの車両に搭載されている機器や部品から構成されるものである。
センター装置3は、制御部7と、通信部8と、車両管理データベース9と、シナリオデータベース10とを備え、シナリオを車載装置2へ配信する配信サーバとして機能するように構成されている。制御部7は、CPU、RAM、ROM、I/Oバスなどから構成され、センター装置3の動作全般を制御する。通信部8は、車載装置2との間の基地局11を通じた通信動作を制御する。車両管理データベース9は、車載機器の構成を表す車載機器構成情報9a、異常コードと車載機器との対応を表す異常コードと関連付けられた車載機器情報9b、クレーム情報と車載機器との対応を表すクレーム情報と関連付けられた車載機器情報9c、車載機器の修理や交換の履歴を表す修理・交換履歴情報9d、車載機器の製品寿命を表す車載機器寿命情報9e、車載機器の他車両での故障履歴を表す他車両での故障情報9fをデータベース化して記憶している。シナリオデータベース10は、シナリオをデータベース化して記憶している。
シナリオ書込装置4は、センター装置3に配設されているシナリオデータベース10と同様の機能を有するシナリオデータベース12を備えて構成されている。この場合、シナリオ書込装置4は、例えば無線LANやBluetooth(登録商標)などによる近距離無線通信や例えばUSBやIEEE1394などで規定されている有線通信により、シナリオデータベース12に記憶されているシナリオを車載装置2へ書込むことが可能に構成されている。
次に、上記した構成の作用について、図2ないし図9を参照して説明する。ここで、車載装置2がセンター装置3から配信されたシナリオやシナリオ書込装置4から書込まれたシナリオを実行する態様としては、以下に示す3つの態様がある。
(1)イベントが発生した時点でシナリオの配信をセンター装置3へ要求し、センター装
置3から配信されたシナリオを実行する態様
(2)予めセンター装置3から配信されたシナリオを保存しておき、イベントが発生した
時点でセンター装置3から配信されて保存されているシナリオを実行する態様
(3)予めシナリオ書込装置4から書込まれたシナリオを保存しておき、イベントが発生
した時点でシナリオ書込装置4から書込まれて保存されているシナリオを実行する
態様
以下、これらの態様について順次説明する。
(1)イベントが発生した時点でシナリオの配信をセンター装置3へ要求し、センター装
置3から配信されたシナリオを実行する態様
最初に、「イベントが発生した時点でシナリオの配信をセンター装置3へ要求し、センター装置3から配信されたシナリオを実行する態様」について、図2ないし図7を参照して説明する。ここでは、
(1−1)車載機器に異常が発生した場合
(1−2)走行距離が指定走行距離に到達したり車齢が指定車齢に到達したりした場合
(1−3)ユーザによるクレーム情報を通知するための操作が行われた場合
について順次説明する。
(1−1)車載機器に異常が発生した場合
最初に、「車載機器に異常が発生した場合」について、図2および図3を参照して説明する。この場合、車載装置2において、監視制御装置5は、いずれかの車載機器に異常が発生したか否かを監視しており、いずれかの車載機器に異常が発生した旨を検出すると(ステップS101)、その発生した異常に関する異常情報(異常コード)、車両に固有に付与されている車体番号、その時点の走行距離および車齢を通信機6から通信網を通じてセンター装置3へ送信させる。
センター装置3において、制御部7は、車載装置2から送信された異常コード、車体番号、走行距離および車齢が通信部8に受信されると、その受信された異常コード、車体番号、走行距離および車齢に基づいてシナリオを生成する(ステップS201)。
ここで、制御部7がシナリオを生成する手順について、図3を参照して説明する。制御部7は、最初に、車載機器構成情報9aを検索することにより、車載装置2から送信された車体番号に基づいて車載機器の構成を把握し、異常コードと関連付けられた車載機器情報9bを検索することにより、車載装置2から送信された異常コードに基づいて障害の可能性の有る車載機器を絞り込む(ステップS501)。尚、この場合、制御部7は、異常コードとの関連度合いの重み付けを参照して障害の可能性の有る車載機器を絞り込む。つまり、制御部7は、異常コードとの関連度合いが低い車載機器であれば、その車載機器に対しては障害の可能性が小さいと判断し、一方、異常コードとの関連度合いが高い車載機器であれば、その車載機器に対しては障害の可能性が大きいと判断し、障害の可能性の有る車載機器を絞り込む。
次いで、制御部7は、修理・交換履歴情報9d、車載機器寿命情報9eおよび他車両での故障情報9fを検索することにより、車載装置2から送信された走行距離および車齢に基づいて車載機器の寿命を把握し、障害の可能性の有る車載機器をさらに絞り込む(ステップS502)。この場合、制御部7は、機器寿命の可能性の重み付けや機器固有の可能性の重み付けを参照して障害の可能性の有る車載機器をさらに絞り込む。つまり、制御部7は、機器寿命の可能性や機器固有の可能性が低い車載機器であれば、その車載機器に対しては障害の可能性が小さいと判断し、一方、機器寿命の可能性や機器固有の可能性が高い車載機器であれば、その車載機器に対しては障害の可能性が大きいと判断し、障害の可能性の有る車載機器をさらに絞り込む。
次いで、制御部7は、障害の可能性が有るものとして絞り込まれた車載機器に対して車内LANによる接続性試験や自己診断機能による自己診断試験を実施し、故障部位特定や診断を行うためのシナリオを生成する(ステップS503)。そして、制御部7は、このようにして生成されたシナリオ、つまり、異常コードや走行距離や車齢が反映されたシナリオを通信部8から通信網を通じて車載装置2へ配信させる。
車載装置2において、監視制御装置5は、センター装置2から配信されたシナリオが通信機6に受信されると、その受信されたシナリオを実行して故障部位特定や診断を行い(ステップS102)、故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として取得する。そして、監視制御装置5は、このようにして取得された車両ダイアグ情報を通信機6から通信網を通じてセンター装置3へ送信させる。
センター装置3において、制御部7は、車載装置2から送信された車両ダイアグ情報が通信部8に受信されると、その受信された車両ダイアグ情報により車両管理データベース9を更新し(ステップS202)、故障部位特定や診断が行われた車載機器が正常であるか異常であるかを判定する(ステップS203)。そして、制御部7は、故障部位特定や診断が行われた車載機器が異常である旨を検出すると、異常である旨を示す異常通知信号を通信部8から通信網を通じて車載装置2へ送信させ、一方、故障部位特定や診断が行われた車載機器が正常である旨を検出すると、正常である旨を示す異常通知信号を通信部8から通信網を通じて車載装置2へ送信させる。
尚、この場合、制御部7は、故障部位特定や診断が行われた車載機器が正常である旨を検出した場合に、正常通知信号を必ずしも送信させる必要はなく、また、故障部位特定や診断が行われた車載機器が異常である旨を検出した場合に、異常のレベルが小さければ(車両にとって重大な影響を及ぼさない程度であれば)、異常通知信号を必ずしも送信させる必要はない。
以上に説明した一連の処理により、車載装置2は、車載機器に異常が発生すると、シナリオの配信をセンター装置3へ要求し、センター装置3から異常コードが反映されたシナリオが配信されると、その異常コードが反映されたシナリオを実行することになるので、必要な箇所に対する故障部位特定や診断を確実に行うことができると共に、不必要な箇所に対する故障部位特定や診断を余計に行うことを未然に回避することができる。
(1−2)走行距離が指定走行距離に到達したり車齢が指定車齢に到達したりした場合
次に、「走行距離が指定走行距離に到達したり車齢が指定車齢に到達したりした場合」について、図4および図5を参照して説明する。この場合、車載装置2において、監視制御装置5は、走行距離が予めセンター装置3から通知されている指定走行距離に到達したか否かを監視すると共に、車齢が予めセンター装置3から通知されている指定車齢に到達したか否かを監視しており、走行距離が指定走行距離に到達した旨や車齢が指定車齢に到達した旨を検出すると(ステップS111)、車両に固有に付与されている車体番号、その時点の走行距離および車齢を通信機6から通信網を通じてセンター装置3へ送信させる。
センター装置3において、制御部7は、車載装置2から送信された車体番号、走行距離および車齢が通信部8に受信されると、その受信された車体番号、走行距離および車齢に基づいてシナリオを生成する(ステップS211)。
ここでも、制御部7がシナリオを生成する手順について、図5を参照して説明する。制御部7は、最初に、車載機器構成情報9aを検索することにより、車載装置2から送信された車体番号に基づいて車載機器の構成を把握する(ステップS511)。次いで、制御部7は、修理・交換履歴情報9d、車載機器寿命情報9eおよび他車両での故障情報9fを検索することにより、車載装置2から送信された走行距離および車齢に基づいて車載機器の寿命を把握し、障害の可能性の有る車載機器を絞り込む(ステップS512)。この場合も、制御部7は、機器寿命の可能性の重み付けや機器固有の可能性の重み付けを参照して障害の可能性の有る車載機器を絞り込む。
次いで、制御部7は、障害の可能性の有るものとして絞り込まれた車載機器に対して車内LANによる接続性試験や車載機器の自己診断機能による自己診断試験を実施し、故障部位特定や診断を行うためのシナリオを生成する(ステップS513)。そして、制御部7は、このようにして生成されたシナリオ、つまり、走行距離や車齢が反映されたシナリオを通信部8から通信網を通じて車載装置2へ配信させる。これ以後、車載装置2およびセンター装置3は、上記した処理と同様の処理を行う(ステップS112,S212,S213)。
以上に説明した一連の処理により、車載装置2は、走行距離が予めセンター装置3から通知されている指定走行距離に到達したり車齢が予めセンター装置3から通知されている指定車齢に到達したりすると、シナリオの配信をセンター装置3へ要求し、センター装置3から指定走行距離や指定車齢が反映されたシナリオが配信されると、その指定走行距離や指定車齢が反映されたシナリオを実行することになるので、必要な箇所に対する故障部位特定や診断を確実に行うことができると共に、不必要な箇所に対する故障部位特定や診断を余計に行うことを未然に回避することができる。
(1−3)ユーザによるクレーム情報を通知するための操作が行われた場合
次に、「ユーザによるクレーム情報を通知するための操作が行われた場合」について、図6および図7を参照して説明する。この場合、車載装置2において、監視制御装置5は、ユーザによるクレーム情報を通知するための操作が行われたか否かを監視しており、ユーザによるクレーム情報を通知するための操作が行われた旨を検出すると(ステップS121)、そのクレーム情報を通信機6から通信網を通じてセンター装置3へ送信させる。尚、ここでいう操作とは、電話をセンター装置3へ掛けることや、電子メールをセンター装置3へ送信することなどである。
センター装置3において、制御部7は、車載装置2から送信されたクレーム情報が通信部8に受信されると、その受信されたクレーム情報に基づいてプッシュコマンドを生成し(ステップS221)、その生成されたプッシュコマンドを自己イベントコマンドとして通信部8から通信網を通じて車載装置2へ送信させる。
車載装置2において、監視制御装置5は、センター装置3から送信された自己イベントコマンドが通信機6に受信されると、車両に固有に付与されている車体番号、その時点の走行距離および車齢を通信機6から通信網を通じてセンター装置3へ送信させる。
センター装置3において、制御部7は、車載装置2から送信された車体番号、走行距離および車齢が通信部8に受信されると、その受信されたクレーム情報、車体番号、走行距離および車齢に基づいてシナリオを生成する(ステップS222)。
ここでも、制御部7がシナリオを生成する手順について、図7を参照して説明する。制御部7は、最初に、車載機器構成情報9aを検索することにより、車載装置2から送信された車体番号に基づいて車載機器の構成を把握し、クレーム情報と関連付けられた車載機器情報9cを検索することにより、車載装置2から送信されたクレーム情報に基づいて障害の可能性の有る車載機器を絞り込む(ステップS521)。この場合、制御部7は、クレーム情報との関連度合いの重み付けを参照して障害の可能性の有る車載機器を絞り込む。つまり、制御部7は、クレーム情報との関連度合いが低い車載機器であれば、その車載機器に対しては障害の可能性が小さいと判断し、一方、クレーム情報との関連度合いが高い車載機器であれば、その車載機器に対しては障害の可能性が大きいと判断し、障害の可能性の有る車載機器を絞り込む。
次いで、制御部7は、修理・交換履歴情報9d、車載機器寿命情報9eおよび他車両での故障情報9fを検索することにより、車載装置2から送信された走行距離および車齢に基づいて車載機器の寿命を把握し、障害の可能性の有る車載機器をさらに絞り込む(ステップS522)。この場合も、制御部7は、機器寿命の可能性の重み付けや機器固有の可能性の重み付けを参照して障害の可能性の有る車載機器をさらに絞り込む。
次いで、制御部7は、障害の可能性が有るものとして絞り込まれた車載機器に対して車内LANによる接続性試験や自己診断機能による自己診断試験を実施し、故障部位特定や診断を行うためのシナリオを生成する(ステップS523)。そして、制御部7は、このようにして生成されたシナリオ、つまり、クレーム情報や走行距離や車齢が反映されたシナリオを通信部8から通信網を通じて車載装置2へ配信させる。これ以後、車載装置2およびセンター装置3は、上記した処理と同様の処理を行う(ステップS122,S223,S224)。
以上に説明した一連の処理により、車載装置2は、ユーザによるクレーム情報を通知するための操作が行われると、シナリオの配信をセンター装置3へ要求し、センター装置3からクレーム情報が反映されたシナリオが配信されると、そのクレーム情報が反映されたシナリオを実行することになるので、必要な箇所に対する故障部位特定や診断を確実に行うことができると共に、不必要な箇所に対する故障部位特定や診断を余計に行うことを未然に回避することができる。
(2)予めセンター装置3から配信されたシナリオを保存しておき、イベントが発生した
時点でセンター装置3から配信されて保存されているシナリオを実行する態様
次に、「予めセンター装置3から配信されたシナリオを保存しておき、イベントが発生した時点でセンター装置3から配信されて保存されているシナリオを実行する態様」について、図8を参照して説明する。この場合、センター装置3において、制御部7は、車載装置2から送信された車体番号、走行距離および車齢が通信部8に受信されると、その受信された車体番号、走行距離および車齢に基づいて次に実行すべきシナリオとしての(次回の)シナリオを生成すると共に指定走行距離および指定車齢を設定し(ステップS231)、その生成されたシナリオ、その設定された指定走行距離および指定車齢を通信部8から通信網を通じて車載装置2へ配信させる。
車載装置2において、監視制御装置5は、センター装置3から配信されたシナリオ、指定走行距離および指定車齢が通信機6に受信されると、その受信されたシナリオを保存し(ステップS131)、走行距離がセンター装置3から配信された指定走行距離に到達したか否かを監視すると共に、車齢がセンター装置3から配信された指定車齢に到達したか否かを監視する。
次いで、監視制御装置5は、走行距離が指定走行距離に到達した旨や車齢が指定車齢に到達した旨を検出すると(ステップS132)、センター装置3から配信されて保存されているシナリオを実行して故障部位特定や診断を行い(ステップS133)、故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として取得する。そして、監視制御装置5は、このようにして取得された車両ダイアグ情報を通信機6から通信網を通じてセンター装置3へ送信させる。これ以後、センター装置3は、上記した処理と同様の処理を行う(ステップS232,S233)。
以上に説明した一連の処理により、車載装置2は、センター装置3から指定走行距離や指定車齢が反映されたシナリオが配信されると、その配信されたシナリオを保存し、そのシナリオに対応するイベントとして走行距離が指定走行距離に到達したり車齢が指定車齢に到達したりすると、センター装置3から配信されて保存されているシナリオ、つまり、それら指定走行距離や指定車齢が反映されたシナリオを実行することになるので、必要な箇所に対する故障部位特定や診断を確実に行うことができると共に、不必要な箇所に対する故障部位特定や診断を余計に行うことを未然に回避することができる。
尚、この態様は、上記したようにセンター装置3から配信されたシナリオを保存する必要があるので、シナリオを保存しておくための大容量のデータ保存装置が車両側に用意されている必要がある。また、そのデータ保存装置の容量に応じて、次回のシナリオとして1回分のシナリオを保存することに限らず、複数回分のシナリオを保存することも可能である。
(3)予めシナリオ書込装置4から書込まれたシナリオを保存しておき、イベントが発生
した時点でシナリオ書込装置4から書込まれて保存されているシナリオを実行する
態様
次に、「予めシナリオ書込装置4から書込まれたシナリオを保存しておき、イベントが発生した時点でシナリオ書込装置4から書込まれて保存されているシナリオを実行する態様」について、図9を参照して説明する。この場合、車載装置2において、監視制御装置5は、シナリオ書込装置4から次に実行すべきシナリオとしての(次回の)シナリオ、異常コード、指定走行距離および指定車齢が書込まれると、その書込まれたシナリオを保存し(ステップS141)、いずれかの車載機器に異常が発生したか否かを監視すると共に、走行距離がシナリオ書込装置4から書込まれた指定走行距離に到達したか否かを監視すると共に、車齢がシナリオ書込装置4から書込まれた指定車齢に到達したか否かを監視する。
次いで、監視制御装置5は、いずれかの車載機器に異常が発生した旨や走行距離が指定走行距離に到達した旨や車齢が指定車齢に到達した旨を検出すると(ステップS142)、シナリオ書込装置4から書込まれて保存されているシナリオを実行して故障部位特定や診断を行い(ステップS143)、故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として取得する。そして、監視制御装置5は、このようにして取得された車両ダイアグ情報を通信機6から通信網を通じてセンター装置3へ送信させる。これ以後、センター装置3は、上記した処理と同様の処理を行う(ステップS241,S242)。
以上に説明した一連の処理により、車載装置2は、シナリオ書込装置4から異常コードや指定走行距離や指定車齢が反映されたシナリオが書込まれると、その書込まれたシナリオを保存し、そのシナリオに対応するイベントとして車載機器に異常が発生したり走行距離が指定走行距離に到達したり車齢が指定車齢に到達したりすると、シナリオ書込装置4から書込まれて保存されているシナリオ、つまり、それら異常コードや指定走行距離や指定車齢が反映されたシナリオを実行することになるので、必要な箇所に対する故障部位特定や診断を確実に行うことができると共に、不必要な箇所に対する故障部位特定や診断を余計に行うことを未然に回避することができる。
尚、この態様も、上記したようにシナリオ書込装置4から書込まれたシナリオを保存する必要があるので、シナリオを保存しておくための大容量のデータ保存装置が車両側に用意されている必要がある。また、そのデータ保存装置の容量に応じて、次回のシナリオとして1回分のシナリオを保存することに限らず、複数回分のシナリオを保存することも可能である。
以上に説明したように本実施形態によれば、車両ダイアグ情報送受信システム1において、車載装置2は、車両に搭載されている車載機器に対する故障部位特定や診断を一方的に行うのではなく、センター装置3から配信されたシナリオやシナリオ書込装置4から書込まれたシナリオ、つまり、車両の状態や車載機器の状態が反映されたシナリオを実行して車載機器に対する故障部位特定や診断を行うように構成したので、車両の状態や車載機器の状態に応じて必要な箇所に対する故障部位特定や診断を確実に行うことにより、適切な車両ダイアグ情報を取得することができ、また、不必要な箇所に対する故障部位特定や診断を余計に行うことを未然に回避することにより、車両ダイアグ情報のデータ量が不必要に増大して通信網に多大な負荷がかかることを未然に回避することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
センターにオペレータが配置され、オペレータが端末を操作することにより、シナリオが生成されたり指定走行距離や指定車齢が設定されたりする構成であっても良い。
本発明の一実施形態の構成を概略的に示す機能ブロック図 シーケンス図 センター装置がシナリオを生成する手順を概略的に示す図 図2相当図 図3相当図 図2相当図 図3相当図 図2相当図 図2相当図
符号の説明
図面中、1は車両ダイアグ情報送受信システム、2は車載装置、3はセンター装置、4はシナリオ書込装置である。

Claims (6)

  1. 車載機器に対する故障部位特定や診断が行われた故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として通信網を通じてセンター装置へ送信する車載装置と、車載装置から送信された車両ダイアグ情報を受信するセンター装置とを備えた車両ダイアグ情報送受信システムであって、
    車載装置は、イベントが発生した旨を検出すると、シナリオの配信をセンター装置へ要求すると共にイベントが発生した時点での車両の状態や車載機器の状態をセンター装置へ通知し、
    センター装置は、車載装置からシナリオの配信が要求されると共に車両の状態や車載機器の状態が通知されると、その通知された車両の状態や車載機器の状態が反映されたシナリオを生成して車載装置へ配信し、
    車載装置は、センター装置からシナリオが配信されると、その配信されたシナリオを実行して車載機器に対する故障部位特定や診断を行い、故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として通信網を通じてセンター装置へ送信することを特徴とする車両ダイアグ情報送受信システム。
  2. 車載機器に対する故障部位特定や診断が行われた故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として通信網を通じてセンター装置へ送信する車載装置と、車載装置から送信された車両ダイアグ情報を受信するセンター装置とを備えた車両ダイアグ情報送受信システムであって、
    センター装置は、車両の状態や車載機器の状態が反映されたシナリオを生成して車載装置へ配信し、
    車載装置は、センター装置からシナリオが配信されると、その配信されたシナリオを保存し、その配信されたシナリオに反映されている車両の状態や車載機器の状態に対応するイベントが発生すると、そのセンター装置から配信されて保存されているシナリオを実行して車載機器に対する故障部位特定や診断を行い、故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として通信網を通じてセンター装置へ送信することを特徴とする車両ダイアグ情報送受信システム。
  3. 車載機器に対する故障部位特定や診断が行われた故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として通信網を通じてセンター装置へ送信する車載装置と、車載装置から送信された車両ダイアグ情報を受信するセンター装置とを備えた車両ダイアグ情報送受信システムであって、
    車両の状態や車載機器の状態が反映されたシナリオを生成して車載装置へ書込むシナリオ書込装置を備え、
    車載装置は、シナリオ書込装置からシナリオが書込まれると、その書込まれたシナリオを保存し、その書込まれたシナリオに反映されている車両の状態や車載機器の状態に対応するイベントが発生すると、そのシナリオ書込装置から書込まれて保存されているシナリオを実行して車載機器に対する故障部位特定や診断を行い、故障部位特定結果や診断結果を車両ダイアグ情報として通信網を通じてセンター装置へ送信することを特徴とする車両ダイアグ情報送受信システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載した車両ダイアグ情報送受信システムにおいて、
    車載装置は、車載機器に異常が発生したか否か、走行距離が指定走行距離に到達したか否か、車齢が指定車齢に到達したか否か、ユーザによるクレーム情報を通知するための操作が行われたか否か、のうち少なくとも1つを判定し、イベントが発生したか否かを判定することを特徴とする車両ダイアグ情報送受信システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載した車両ダイアグ情報送受信システム内で用いられることを特徴とする車載装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載した車両ダイアグ情報送受信システムで用いられることを特徴とするセンター装置。

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