JP2005284645A - ガバナの差圧設定方法、および差圧用スプリングを含むガバナ - Google Patents

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Abstract

【課題】
設定すべき差圧が異なる場合でも、ガバナ10のハウジングを共通化しつつ差圧を設定することができる技術の提供。
【解決手段】
シリンダ孔550の中に、主ばね220のばね力を受けるピストン210と、差圧用スプリング120のばね力を受ける補助ピストン310とがある。ピストン120は、エア入口102のエア圧を受けることによって、軸線方向に移動可能である。その移動に応じて、ガバナ開閉弁を閉じたり開いたりする。ガバナ開閉弁が閉のとき、エア入口102からのエア圧はエア出口104側に加わらないし、差圧用スプリング120のばね力はピストン210側に加わらない。しかし、ガバナ開閉弁が開くことに応じて、エア入口102からのエア圧はエア出口104側に加わり、また、差圧用スプリング120のばね力は、補助ピストン310を通してピストン210側に加わる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、エア入口とエア出口との間を連絡/遮断する開閉弁をもつガバナ(エアガバナあるいはプレッシャガバナとも呼ばれる)において、その開閉弁の開弁圧と閉弁圧とに所定の差圧を設定する上で有効な技術に関する。
この種のガバナは、エア回路中、エアタンクに連絡する部分に位置し、エアタンク内のエア圧を規定の大きさに保つ作用をする。ガバナのエア入口は、エアタンク側に連絡し、エアタンクのエア圧の圧力変化に応じて、ピストンを移動させる。ガバナの開閉弁は、このピストンの動きに応じて開閉する。開閉弁が開くとき、ガバナは、エア出口からエアコンプレッサのアンロ−ド弁や、エアドライヤのパ−ジ弁などに圧力指令を出す。この圧力指令を時間的に適正化するためには、開閉弁の開弁圧(弁が開くときの圧力)と、閉弁圧(弁が閉じるときの圧力)との間に所定の差圧をもたせることが必要である。なぜなら、差圧がなかったり小さすぎれば、アンロ−ド弁を余りにも頻繁に作動してしまうことになるし、必要な時間パ−ジ弁を開くことができなくなり、また、差圧が大きすぎれば、アンロ−ド弁やパ−ジ弁の作動時間を長くしすぎてしまう。
車両のエア強給システムを示す特許文献1は、配管途中に設けたガバナからの圧力指令によって、エアドライヤのパ−ジ弁を開き、エアドライヤの乾燥剤の再生をしたり、エアコンプレッサのアンロ−ド弁を作動したりすることを示している。また、特許文献2は、ガバナをエアドライヤのハウジングの内部に取り付け、パ−ジ弁を開くようにすることを示している。
特開平8‐301100号公報 特許第3322337号公報
図5は、先行するガバナの断面構造を示す図である。ハウジングのシリンダ孔の中にピストン1があり、主ばね2がピストン1を押している。それにより、ピストン1内の開閉弁3のバルブ3aは、ステム4から離れ、開閉弁3を閉じている。増大したエア圧がエア入口から入ると、主ばね2をたわめつつピストン1を移動させ、それに伴いバルブ3aがステム4に当たることにより開閉弁3を開にする。開になった開閉弁3は、エア入口からのエア圧をエア出口側に送る。このとき、ピストン1には、大径部1bと小径部1sとがあり、開閉弁3が閉の状態ではピストン1の受圧面積は小径部1sで定まり、開閉弁3が開いた後、ピストン1の受圧面積は大径部1bで定まる。このように、今までのガバナでは、ピストン1が定める受圧面積差に基づいて開閉弁3の開弁圧と閉弁圧とに所定の差圧を設定していた。
さて、開閉弁3に設定する差圧は、エアタンク内のエア圧の1/10オ−ダ−の小さな値であるが、その適正値は、ガバナを使用するエア回路によって異なる。そのため、異なるエア回路ごとに、差圧を変更することが求められる。この求めに応じるため、今までのガバナにおいては、ハウジングのシリンダ孔の内径、およびピストン1の大小径部1b,1sを変更せざるをえなかった。そのような変更は、手間および余分なコスト増を来すし、ガバナのハウジングを共通化するなどに対し、障害となる。また、小さな差圧を高精度に設定するためには、ピストン1の径をある程度大きくせざるを得ず、ガバナの小型化が困難であるし、また、たとえば、ガバナをエアドライヤのハウジングに一体化するような場合、ガバナの配置や取付けスペ−スなどの点で制約を受けるおそれもある。
そこで、この発明は、設定すべき差圧が異なる場合でも、ガバナのハウジングを共通化しつつ差圧を設定することができる技術を提供することを目的とする。
また、この発明は、ピストンの受圧面積差によって差圧設定をしていた今までのガバナに比べて、ガバナをより小型化することができる技術を提供することを他の目的とする。
この発明のその他の目的については、今後の説明から明らかになるであろう。
この発明では、差圧用のスプリングを用いることにより、開閉弁の開弁圧と閉弁圧との間の差圧を設定する。具体的には、エア入口のエア圧を受けるピストンに隣り合う部分に補助ピストンを配置し、その補助ピストンに差圧用スプリングの力を加える構成とする。そして、ピストンが閉状態の開閉弁を開状態にしようとする動きをするときには、補助ピストンに加わる差圧用スプリングのばね力をピストン側に加えることなく、ピストンが開状態の開閉弁を閉状態にしようとする動きをするときには、補助ピストンに加わる差圧用スプリングのばね力をピストン側に加えることとし、差圧用スプリングによって所定の差圧を設定する。したがって、異なる差圧に対応する場合には、差圧用スプリングを置き換えるだけで良く、ガバナのハウジングを共通に用いることができる。しかもまた、差圧用スプリングのばね定数などの諸元を変更することにより、ねらいとする差圧を設定することができるので、今までのように差圧設定の精度を高めるためにシリンダ孔の内径を大きくすることは不要である。
好適な態様では、補助ピストンは、シリンダ孔の中で、ピストンに対し、そのピストンを押す主ばねの反対側に位置する。その補助ピストンは、ピストンに臨む一方の端にエア入口からのエア圧を受け、その反対側の他方の端に、差圧用スプリングから差圧相当のばね力を受ける。ガバナの開閉弁は、エア入口とエア出口との間を連絡/遮断する。その開閉弁が閉の状態ではエア入口からのエア圧は補助ピストンの他方の端には供給されないが、開閉弁が開になると、エア入口からのエア圧が補助ピストンの他方の端にも供給される。それにより、補助ピストンに加わる差圧用スプリングのばね力が、補助ピストンを通してピストン側に加わらない状態と、加わる状態とを得ることができる。この場合、補助ピストンの他端に凹部を設け、その凹部の中に差圧用スプリングの少なくとも一部を入り込ませるように配置することができる。そうすれば、ガバナの軸線方向の長さをより小さくすることができる。
この発明のガバナは、全体が小型化し、それに応じて取付けスペ−スも今までのものに比べて小さいので、エアドライヤなどのエア機器に一体化する上で有利である。しかし、この発明は、配管途中に配置するガバナにも適用することができるのは勿論である。
図1は、この発明によるガバナを用いたエア回路の一例であり、エアドライヤを含む圧力源装置を示している。ガバナは、エアドライヤ50のベ−スに内蔵され、エアドライヤ50のパ−ジ弁60の開閉を制御する。エアドライヤ50の入口52は、エアコンプレッサ70に連絡し、そのエアコンプレッサ70から加圧エアを供給される。エアドライヤ50の出口54は、4−サ−キットプロテクションバルブ80を通して、4つのエアタンク91,92,93,94に連絡する。4−サ−キットプロテクションバルブ80が、各エアタンク91〜94を含む系を独立化させることはいうまでもない。したがって、それら4つの系の一つにたとえ配管故障などの不具合が生じたとしても、それが他の系に悪影響を及ぼすことがない。このエア回路のエアコンプレッサ70には、アンロ−ド弁がなく、ガバナからエアを供給されることもない。このエア回路は、いわゆるデリバリアンロ−ドタイプであり、ガバナは、パ−ジ弁60の開閉によって、各エアタンク91〜94内のエア圧を規定の大きさに保つ。
図2は、エアドライヤ50の一部(ガバナ周辺の部分)を示す断面図である。エアドヤイヤ50は、ベ−ス500の上面に、乾燥器510およびパ−ジタンク530を支持する。内側の乾燥器510は、その下部にオイルフィルタ511、そのオイルフィルタ511の上方に再生可能な乾燥剤513をそれぞれ支持する。ベース500の一側の入口52から入る加圧エアは、オイルフィルタ511によってオイルミストを除去され、ついで、乾燥剤513によって水分を除去され、パ−ジタンク530およびそれに続くエアタンク91〜94へと送られる。ベ−ス510の下部中央部分にパ−ジ弁60がある。パ−ジ弁60は、コントロ−ルピストン62とともに動く弁体64を備える。ベ−ス500には、ガバナ10も内蔵され、ガバナ10のエア出口104からのエア圧が、ベ−ス内部通路110を通してパ−ジ弁60側のコントロ−ル室610に加わるようになっている。パ−ジ弁60は、通常は閉じているが、ガバナ10側から指令圧を受けると、コントロ−ルピストン62を動かし、弁を開く。また、ガバナ10側の指令圧がなくなると、パ−ジ弁60は、弁ばねのばね力により弁を閉じる。このようなパ−ジ弁60の開閉作用に伴って、乾燥剤513が保持した水分を除湿して乾燥剤513を再生し、しかもまた、各エアタンク91〜94内のエア圧を規定の圧力に保つ。なお、パ−ジ弁60下方のサイレンサ68は、パ−ジ弁60が生じるドレン排出音を低減する。
図3が、ベ−ス500に設けたシリンダ孔550内のガバナ10の構造を明らかにしている。シリンダ孔550は、ベ−ス500の側面に開口し、開口側から孔の奥に向かって、大径孔部分557、中径孔部分555、小径孔部分553と順次続き、その小径孔部分553のさらに奥にスプリング収容室(収容孔)551がある。これらの大中小径孔部分557,555,553およびスプリング収容室551は、同じ軸線をもち、一直線上に延びている。このようなシリンダ孔550に対し、小径孔部分553寄りの中径孔部分555の端近く(段差近く)にエア入口102、また、スプリング収容室551の底部にエア出口104がそれぞれ位置する。エア入口102は、ベ−ス500内の図示しない通路を通してエアドライヤ50のパ−ジタンク530側に連絡している。
エア入口102の開口が臨む中径孔部分555には、ピストン210が移動可能にはまり合っている。ピストン210は、その外周にOリング212を保持し、Oリング212のシ−ル機能によって、小径孔部分553側と大径孔部分557側とを区画している。また、中径孔部分555に隣り合う小径孔部分553には、補助ピストン310がやはり移動可能にはまり合っている。この補助ピストン310もまた、その外周にOリング312を保持し、Oリング312のシ−ル機能によって、中径孔部分555側とスプリング収容孔551側とを区画している。互いに隣接するピストン210および補助ピストン310は、Oリング212,312によって、両ピストンの間に入口室106を区画する。ピストン210および補助ピストン310は、さらに、中心部を貫通する貫通孔214,314をもつ。それらの貫通孔214,314には、ガイドロッド400がはまり合い、ピストン210および補助ピストン310をガイドする構成である。ガイドロッド400によるガイド機能を確かなものにするため、ガイドロッド400は、シリンダ孔550の底部側の端部がベ−ス500側の支持孔1040にはまり合っている。
ガイドロッド400は、軸線方向に延びる内部通路410をもつ。内部通路410の一端はガイドロッド400の端部に開口している。この端部は、ベ−ス500側の支持孔1040にはまり合う部分であり、内部通路410は、支持孔1040の部分を通してエア出口104に連絡している。また、内部通路410の反対側の他端はガイドロッド400の軸線方向途中の弁孔420に連絡している。弁孔420は、軸線に直交する方向の孔であり、内部通路410とガイドロッド400の外部とを連絡する孔である。ここで、ガイドロッド400にはまり合うピストン210および補助ピストン310は、内周側(つまり、貫通孔214,314の内周面)にもOリング212i,312iを保持している。そのため、ガイドロッド400の弁孔420は、ピストン210内周のOリング212iとの位置関係により、エア入口102側とエア出口104側とを連絡したり遮断したりする。すなわち、弁孔420は、ピストン210の内周側と相俟って、ガバナ10の開閉弁を構成する。
シリンダ孔550の大径孔部分557は、主ばね220を収容する室である。その室には、主ばね220を含むばね装置230が入っている。ばね装置230は、一対のばね受け231,232と、両ばね受け231,232を連結し主ばね220に所定のばね力を与えるばね力調整ロッド234とを備える。主ばね220には、ばね装置230によって、所定のばね力が調整される。そのばね力は、ピストン210対し、エア入口102側のエア圧に対抗しうる大きさである。なお、ばね装置230のある室は、ベ−ス500に取り付けた安全弁58側に連絡している。
さて、ガバナ10は、シリンダ孔550の奥のスプリング収容室551の中に差圧用スプリング120をもつ。差圧用スプリング120は、差圧相当のばね力を生じるコイルスプリングであり、そのばね力は主ばね220の1/10程度である。その差圧用スプリング120によるばね力については、コイルスプリングの諸元を変更することにより、所要の差圧を設定することができる。したがって、エアドライヤ50のベ−ス500自体の仕様を変更せずに、差圧用スプリング120だけを変更することにより、求められるあらゆる差圧に対応可能である。
図3は、ガバナ10の開閉弁が閉じ、エア入口102側とエア出口104側とが遮断された状態を示している。その閉じた状態では、パ−ジ弁60は閉状態である。エアコンプレッサ70が圧縮エアを供給すると、そのエア圧がエア入口102を通して入口室106に入る。そのエア圧により、補助ピストン310は、その位置を保持する一方、ピストン210は、エア圧に応じて主ばね220を縮めながら軸線方向に動く。その動きにより、ピストン210の内周側のOリング212iが、ガイドロッド400の弁孔420を越えると(すなわち、ガバナ開閉弁が開くと)、エア出口104からエア圧がパ−ジ弁60側に出力される。また、ガバナ開閉弁が開くことにより、補助ピストン310の両端に作用する圧力が同じになるため、補助ピストン310は、差圧用スプリング120のばね力によってピストン210側に向かって動き、ピストン210の一端に当たる。そして、エアの消費に応じて、エア入口102からのエア圧が低下するが、それに伴って、ピストン210と補助ピストン310とは、互いに接触し当たった状態で主ばね220のばね力(戻し力)を受けて、ガバナ開閉弁が閉じる元の状態に復帰する。
図4は、この発明によるガバナの他の例を示している。補助ピストンを中心に示す図4から分かるように、この例は、ガバナの軸線方向の長さをより短くした例である。スプリング収容室551に面する補助ピストン310の端部に凹部350があり、その凹部350の中に差圧用スプリング120の一部を入り込ませるようにしている。
この発明によるガバナを用いたエア回路の一例を示す配管図である。 エアドライヤの一部を示す断面図である。 エアドライヤに内蔵したガバナの断面図である。 ガバナの他の例を示す断面図である。 先行するガバナの断面構造を示す図である。
符号の説明
10 ガバナ
102 エア入口
104 エア出口
120 差圧用スプリング
210 ピストン
220 主ばね
310 補助ピストン
350 凹部
400 ガイドロッド
410 内部通路
420 弁孔
550 シリンダ孔

Claims (8)

  1. 軸線に沿うシリンダ孔、ならびにそのシリンダ孔に連絡するエア入口およびエア出口を含むハウジングと、そのハウジングのシリンダ孔にはまり合い、前記エア入口から入るエア圧の圧力変化に応じて軸線方向に移動するピストンと、そのピストンの移動に応じて前記エア入口と前記エア出口との間を連絡/遮断する開閉弁とを備えるガバナにおいて、前記開閉弁の開弁圧と閉弁圧とに所定の差圧を設定するに際し、前記ピストンに隣り合う部分に補助ピストンを配置し、その補助ピストンに差圧用スプリングの力を加える構成とし、前記ピストンが閉状態の開閉弁を開状態にしようとする動きをするときには、前記補助ピストンに加わる差圧用スプリングのばね力を前記ピストン側に加えることなく、前記ピストンが開状態の開閉弁を閉状態にしようとする動きをするときには、前記補助ピストンに加わる差圧用スプリングのばね力を前記ピストン側に加えることとし、前記差圧用スプリングによって前記所定の差圧を設定するようにした、ガバナにおける差圧設定方法。
  2. 前記差圧用スプリングを置き換えることにより、設定すべき差圧を変えるようにした、請求項1の差圧設定方法。
  3. 軸線に沿うシリンダ孔、ならびにそのシリンダ孔に連絡するエア入口およびエア出口を含むハウジングと、そのハウジングのシリンダ孔にはまり合い、軸線方向の第1端に前記エア入口から入るエア圧を受けるピストンと、そのピストンの第1端とは反対側の第2端の側に位置し、第1端に加わるエア圧に対抗しうるだけのばね力をもつ主ばねと、前記エア入口から入るエア圧の圧力変化に応じて前記ピストンが移動することにより前記エア入口と前記エア出口との間を連絡/遮断する開閉弁とを備えるガバナであり、前記開閉弁の開弁圧と閉弁圧とに所定の差圧を設定するために、次の構成および特徴をさらに備えるガバナ。
    (A)前記シリンダ孔の中で、前記ピストンをはさんで前記主ばねの反対側に位置し、一方の端に前記ピストンと同様、前記エア入口から入るエア圧を受ける補助ピストン
    (B)前記補助ピストンの一方の端とは反対側の他方の端に、差圧相当のばね力を加える差圧用スプリング
    (C)前記ピストンが閉状態の開閉弁を開状態にしようとする動きをするときには、前記補助ピストンに加わる差圧用スプリングのばね力は前記ピストン側に加えることなく、前記ピストンが開状態の開閉弁を閉状態にしようとする動きをするときには、前記補助ピストンに加わる差圧用スプリングのばね力が前記ピストン側に加わり、前記差圧用スプリングによって前記所定の差圧が設定される
  4. 前記差圧用スプリングは、前記補助ピストンの前記他方の端と、前記ハウジングのシリンダ孔の底部との間に支持されている、請求項3のガバナ。
  5. 前記補助ピストンは、前記他方の端に凹部をもち、その凹部の中に差圧用スプリングの少なくとも一部を入り込ませる、請求項4のガバナ。
  6. 前記差圧用スプリングのばね力は、前記主ばねのばね力の1/10オ−ダ−の大きさである、請求項3のガバナ。
  7. 前記エア入口は、前記シリンダ孔に対し、前記ピストンと前記補助ピストンとの間に位置する部分に開口し、また、前記エア出口は、前記シリンダ孔の底部に開口しており、さらに、前記シリンダ孔の中心部には、そのシリンダ孔の底部から軸線方向に延びるガイドロッドがあり、そのガイドロッドによって、前記ピストンおよび補助ピストンの動きをガイドする、請求項3のガバナ。
  8. 前記ガイドロッドは、軸線方向に延びる内部通路、およびその内部通路をガイドロッドの外部に連絡する弁孔とをもつ、請求項7のガバナ。
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