JP2005284226A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 子供のおもちゃとしても利用可能な、オールインワンのコンパクトなスライド投影システムを提供する。
【解決手段】 発光ダイオードを用いた光源ユニットと、この光源からの放出光が横切る位置にフィルム配置部が設けられたフィルム配置ユニットと、このフィルムを透過した光を光投影する投影レンズユニットと、このレンズからの投影光を結像するスクリーンと、前記光源、フィルム配置ユニット、投影レンズユニット、及びスクリーンを収納する本体ケースとを有すると共に、前記光源ユニット及び投影レンズユニットが前記フィルム配置ユニットから着脱可能に配置されることを特徴している。
【選択図】 図1
【解決手段】 発光ダイオードを用いた光源ユニットと、この光源からの放出光が横切る位置にフィルム配置部が設けられたフィルム配置ユニットと、このフィルムを透過した光を光投影する投影レンズユニットと、このレンズからの投影光を結像するスクリーンと、前記光源、フィルム配置ユニット、投影レンズユニット、及びスクリーンを収納する本体ケースとを有すると共に、前記光源ユニット及び投影レンズユニットが前記フィルム配置ユニットから着脱可能に配置されることを特徴している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、簡易スライド投影プロジェクタに関するものである。
近年、デジタルカメラやパーソナルコンピュータが普及し、従来のフィルムを用いたカメラが少なくなってきている。
映画もデジタル化が進み、画像データは、デジタルで保存することが多くなってきた。
特開5−34830号。
近年のデジタル化した画像データしか知らない子供は、フィルムに記録された画像の美しさや、そのフィルムを用いた投影画像の美しさを理解するのは困難である。
そこで本発明の目的は、フィルムによる画像を手軽に利用することを可能とし、子供がアナログのフィルム画像に興味を持てるようなスライド投影システムを提供することにある。
上記の特許文献1は、ピストル型の投影機と、エンドレスな投影用フィルムからおもちゃである。しかしながら、エンドレスフィルムを収納した専用のカセットを用いる必要があり、あまり普及しなかった。
また、従来のスライドプロジェクタは、箱から出して、スクリーンを配置して、電源を入れて、スライドホルダーにスライドを入れて、そのスライドホルダーを光照射部にスライド移動させて初めて投影画像を鑑賞できる。
このため、面倒であり、スライドを鑑賞しようという意欲が損なわれてしまう。
本発明では、個人的に撮影したフィルムをも投影できると共に、全ての構成物を本体ケースに収納したコンパクトなスライド投影システムであり、かつノートパソコンのようにケースを開いてすぐに使用できるスライドプロジェクタを提供することを目的としている。
また、構成部品をユニット化し、光源ユニットは、取外せば照明光源としても利用可能な構成としている。
そこで本発明の目的は、フィルムによる画像を手軽に利用することを可能とし、子供がアナログのフィルム画像に興味を持てるようなスライド投影システムを提供することにある。
上記の特許文献1は、ピストル型の投影機と、エンドレスな投影用フィルムからおもちゃである。しかしながら、エンドレスフィルムを収納した専用のカセットを用いる必要があり、あまり普及しなかった。
また、従来のスライドプロジェクタは、箱から出して、スクリーンを配置して、電源を入れて、スライドホルダーにスライドを入れて、そのスライドホルダーを光照射部にスライド移動させて初めて投影画像を鑑賞できる。
このため、面倒であり、スライドを鑑賞しようという意欲が損なわれてしまう。
本発明では、個人的に撮影したフィルムをも投影できると共に、全ての構成物を本体ケースに収納したコンパクトなスライド投影システムであり、かつノートパソコンのようにケースを開いてすぐに使用できるスライドプロジェクタを提供することを目的としている。
また、構成部品をユニット化し、光源ユニットは、取外せば照明光源としても利用可能な構成としている。
単体で用いた場合、一般照明装置として用いることができる発光ダイオードを用いた光源ユニットと、単体で用いた場合、ルーペとして用いることができる投影レンズユニット、及びスクリーンを収納する本体ケースとをコンパクトに組合わせることにより、スライド投影プロジェクタを構成したものである。
本発明では、フィルムを用いた投影画像を素早く、簡易に得られるものであり、さらに光源に発光ダイオード(LED)を用いることにより、子供にやさしいスライド投影プロジェクタを提供することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図に沿って詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態の全体構成を示す斜視図である。この図において、1はスライド投影ユニットであり、光源ユニット2、フィルム配置ユニット3、及び投影レンズユニット4、及びこのレンズユニット4を保護する図示しない保護カバーからなる。
このスライド投影ユニット1は、本体ケース6に脱着可能に収納される。また、本体ケース6には分割された蓋10a、10bが設けられており、蓋10aは開いた状態で垂直に固定される。この蓋10aの内側には白色の投影用スクリーン7が設けられている。
尚、11は後述する小型ライトテーブルや、音声出力ユニット等のオプション機器を配置するオプション機器搭載部である。
このスライド投影ユニット1は、本体ケース6に脱着可能に収納される。また、本体ケース6には分割された蓋10a、10bが設けられており、蓋10aは開いた状態で垂直に固定される。この蓋10aの内側には白色の投影用スクリーン7が設けられている。
尚、11は後述する小型ライトテーブルや、音声出力ユニット等のオプション機器を配置するオプション機器搭載部である。
続いて、図2、図3にスライド投影ユニットの詳細を示す。
光源ユニット2は、LED(半導体発光素子)を用いた光源であり、複数の白色LEDからなり、スライド投影ユニット1に着脱可能に保持される。この光源ユニット2は、赤色、青色、及び緑色の3種類のLEDで構成し、3色を同時に発光することで白色光を生成してもよい。
光源ユニット2は、LED(半導体発光素子)を用いた光源であり、複数の白色LEDからなり、スライド投影ユニット1に着脱可能に保持される。この光源ユニット2は、赤色、青色、及び緑色の3種類のLEDで構成し、3色を同時に発光することで白色光を生成してもよい。
フィルム配置ユニット3はスライド9を挿入しやすくするために、入口が広げらた開口であるスライド挿入部3aを有している。このフィルム配置ユニット3には、光源のスイッチ(マイクロスイッチ)3cがスライドが挿入される部位の直下に設けられており、スライド9を挿入するとスイッチ3cが押され光源2は点灯し、スライド9を取外す(持ち上げる)と、光源2は消灯する。
尚、フィルム配置ユニット3にはメインスイッチ3bが設けられているが、このメインスイッチ3bは、スライド挿入開部3aが識別できる程度に光源のLEDの1つを部分的に点灯するものである。
尚、光源のスイッチ3cは、スライドが挿入される部位の直下でなく、側面に設けてもよい。
尚、フィルム配置ユニット3にはメインスイッチ3bが設けられているが、このメインスイッチ3bは、スライド挿入開部3aが識別できる程度に光源のLEDの1つを部分的に点灯するものである。
尚、光源のスイッチ3cは、スライドが挿入される部位の直下でなく、側面に設けてもよい。
投影レンズユニット4は、複数のレンズから構成され、挿入されたスライドが焦点付近に位置するようにレンズの位置を移動することにより、結像距離、及びピントが調節される。
通常は、スライド投影ユニットを本体ケースに配置した状態で、ケースの蓋の裏に設けられたスクリーン7に結像するように設定される。スライド投影ユニットを本体ケースから取り外した場合は、レンズを調節することにより、レンズから3m以内の範囲内に結像が得られる。
尚、より遠方に投影するためには、レンズユニットをよりスライド付近に近づけるように移動させる。
通常は、スライド投影ユニットを本体ケースに配置した状態で、ケースの蓋の裏に設けられたスクリーン7に結像するように設定される。スライド投影ユニットを本体ケースから取り外した場合は、レンズを調節することにより、レンズから3m以内の範囲内に結像が得られる。
尚、より遠方に投影するためには、レンズユニットをよりスライド付近に近づけるように移動させる。
フィルム配置ユニット3はケース状の構造体からなり、この構造体に光源から投影レンズに至る光路、スライド挿入部、このスライド保持部から離間して、投影レンズが設けられ、この構造体は、キャラクターの外形を有する保護部材で覆われる。
また、保護部材のキャラクタの体型的特長を成す一部、例えば本実施例では鼻を、メインスイッチとしての機能させ、この鼻を押すと、スライド投影ユニットに設けられたメインスイッチのオンとオフが切り替わるようにしてもよい。尚、投影口は透明な樹脂材が用いられている。
この実施例のスライド投影ユニットは、本体から取外した場合、例えば、寝ながら映像を鑑賞するために、天井に投影して利用することも可能である。尚、天井に投影する場合には、投影レンズの近傍に傾斜した鏡を配置して天井に投影する。
この実施例のスライド投影ユニットは、本体から取外した場合、例えば、寝ながら映像を鑑賞するために、天井に投影して利用することも可能である。尚、天井に投影する場合には、投影レンズの近傍に傾斜した鏡を配置して天井に投影する。
通常のスライドプロジェクタでは、光源としてハロゲンランプ等の高出力ランプを設けているが、本実施例のような大画面を必要としない場合は、そのような高出力ランプを用いる必要がなく、LED光源を用いている。
このLED光源は、6個の高出力白色LED(通称パワーLEDと呼ばれる。)が並列に接続されたものであり、メインスイッチ3bにより、1つだけ点灯し、スライド9を挿入した場合に全てが点灯する。
尚、出力を高めるために、6個以上のLEDを設けてもよい。
更に、各LEDへの供給電流を変更する手段を設け、回転式のノブにより、光の強さを可変としてもよい。
また、点滅用スイッチを設け、スイッチのオン、オフにより、LEDを点滅させる機能を付加してもよい。
通常のプロジェクタに用いるランプは、高出力であり、かつ発光効率はさほど高くないため、冷却手段が必要となるが、LEDを用いた本光源は、ファン等の冷却手段は不要となる。
また、フィルム配置ユニット3には、電池収納部が設けられており、ここに収納されるバッテリ8の電力でLEDは点灯する。
尚、AC/DCアダプタを接続可能にして、家庭の商用電源でも点灯できるようにしてもよい。
このLED光源は、6個の高出力白色LED(通称パワーLEDと呼ばれる。)が並列に接続されたものであり、メインスイッチ3bにより、1つだけ点灯し、スライド9を挿入した場合に全てが点灯する。
尚、出力を高めるために、6個以上のLEDを設けてもよい。
更に、各LEDへの供給電流を変更する手段を設け、回転式のノブにより、光の強さを可変としてもよい。
また、点滅用スイッチを設け、スイッチのオン、オフにより、LEDを点滅させる機能を付加してもよい。
通常のプロジェクタに用いるランプは、高出力であり、かつ発光効率はさほど高くないため、冷却手段が必要となるが、LEDを用いた本光源は、ファン等の冷却手段は不要となる。
また、フィルム配置ユニット3には、電池収納部が設けられており、ここに収納されるバッテリ8の電力でLEDは点灯する。
尚、AC/DCアダプタを接続可能にして、家庭の商用電源でも点灯できるようにしてもよい。
また、LEDは半導体であり、寿命は極めて長いため、交換の必要はないが、より高出力な光源ユニットと交換が可能となるように、光源ユニット1は、フィルム配置ユニットに脱着可能に保持される。
次に第2の実施例を図4を用いて説明する。
この実施例では、フィルム配置ユニットのフィルム挿入部3aが開口ではなく、本体を縦に横切るスリット形状をなしている。
この実施例では、フィルム配置ユニットのフィルム挿入部3aが開口ではなく、本体を縦に横切るスリット形状をなしている。
また、本実施例では、フィルムは1枚単位ではなく、ロール状に構成されたフィルムカセット13を有する。
これは、スライド用のリバーサルフィルムを現像したものを、そのまま収納できるものであり、個人的に撮影したフィルムを本実施例の表示装置で鑑賞することができる。
このフィルムカセット13のフィルムロール部を回転するアクチュエータ14をフィルム配置ユニットに有し、このアクチュエータ14の動作により、フィルムロール部は、画像1枚単位で回転し、フィルム挿入部3aに投影映像部分が供給される。
これは、スライド用のリバーサルフィルムを現像したものを、そのまま収納できるものであり、個人的に撮影したフィルムを本実施例の表示装置で鑑賞することができる。
このフィルムカセット13のフィルムロール部を回転するアクチュエータ14をフィルム配置ユニットに有し、このアクチュエータ14の動作により、フィルムロール部は、画像1枚単位で回転し、フィルム挿入部3aに投影映像部分が供給される。
尚、本実施例では、フィルム配置ユニットに次ボタン15a、及び戻るボタン15bを有し、次ボタン15aを押すと、フィルムカセットのフィルムロールは1枚分回転し、戻るボタン15bを押すと、1枚分逆に回転する。
次に、第3の実施例を図5を用いて説明する。
本実施例では、フィルム配置ユニットのフィルム挿入部にフォトインタラプタユニット20及び、このフォトインタラプタユニット20での検出信号を出力するコネクタを21有し、本体にはフィルム検出ユニット22が設けられている。このフィルム検出ユニット22は、フィルム番号検出装置23、及びこのフィルム番号検出装置22に前記フォトカプラユニットとオプション機器を接続するコネクタ24a、24bを有している。
オプション機器としては、例えば、音声出力ユニット25がある。
本実施例では、フィルム配置ユニットのフィルム挿入部にフォトインタラプタユニット20及び、このフォトインタラプタユニット20での検出信号を出力するコネクタを21有し、本体にはフィルム検出ユニット22が設けられている。このフィルム検出ユニット22は、フィルム番号検出装置23、及びこのフィルム番号検出装置22に前記フォトカプラユニットとオプション機器を接続するコネクタ24a、24bを有している。
オプション機器としては、例えば、音声出力ユニット25がある。
この音声出力ユニット25は、フィルム保持体30に設けられたインデックスマークを、先のフィルム番号検出手段で検出した場合、この検出信号に従って音声を出力するものであり、外部記憶媒体例えば、メモリーカード26の読出し装置27、及びフィルム検出ユニットから出力されるフィルム番号に対応する音声データをスピーカ28に出力するマイコンで構成された音声処理部29を有する。
尚、24cはコネクタであり、本体に設けられたコネクタ24bに接続される。
メモリーカード26をデータ読出し装置27に挿入した状態で、各フィルムを、フィルム挿入部に挿入すると、フィルム保持体に設けられたインデックスがフォトインタラプタユニット20で検出され、この検出信号によって、フィルム番号が認識され、このフィルム番号に従ってメモリ内の音声情報が読み出され出力される。
尚、24cはコネクタであり、本体に設けられたコネクタ24bに接続される。
メモリーカード26をデータ読出し装置27に挿入した状態で、各フィルムを、フィルム挿入部に挿入すると、フィルム保持体に設けられたインデックスがフォトインタラプタユニット20で検出され、この検出信号によって、フィルム番号が認識され、このフィルム番号に従ってメモリ内の音声情報が読み出され出力される。
この第3の実施例では、フィルム保持体30の下端部に図5に示すような、切り欠き30aを有し、この切り欠き部30aがフィルムのインデックスを示している。
尚、フォトインタラプタユニット20は、発光素子と受光素子の対がフィルム保持体を挟んで配置されるものであり、切り欠き部で、切り欠きが形成された場合は発光素子の光が受光素子に到達し、切り欠きが形成されない場合はフィルム保持体で発光素子の光が遮られることによりオン又はオフが出力される。この発光素子と受光素子の対が6つ配置され、6ビット分のフィルムが認識される。
切り欠き部の位置と切り欠き数に従って、メモリーカード26の音声が指定され、フィルム番号に応じた音声が読み出され、音声出力される。尚、インデックスは、このような切り欠きでなく、バーコードや打ち抜きされた開口を用いてもよい。
尚、フォトインタラプタユニット20は、発光素子と受光素子の対がフィルム保持体を挟んで配置されるものであり、切り欠き部で、切り欠きが形成された場合は発光素子の光が受光素子に到達し、切り欠きが形成されない場合はフィルム保持体で発光素子の光が遮られることによりオン又はオフが出力される。この発光素子と受光素子の対が6つ配置され、6ビット分のフィルムが認識される。
切り欠き部の位置と切り欠き数に従って、メモリーカード26の音声が指定され、フィルム番号に応じた音声が読み出され、音声出力される。尚、インデックスは、このような切り欠きでなく、バーコードや打ち抜きされた開口を用いてもよい。
本実施例では、外部記憶媒体として、メモリーカードを用いたが、コンパクトディスクを用いてもよい。
スライドの番号を認識するシステムでは、単なる絵本的なアプリケーションから、インタラクティブな利用へと応用範囲が広がる。
例えば、子供用の学習アプリケーションが作成できる。
このコンパクトディスクに記録された音声で「犬の絵はどれですか。」と発生し、それに対して子供が犬の絵のスライドをスライド挿入部に挿入した場合「当たりです。」と発音し、犬以外の絵のスライドを挿入した場合「はずれだよ。」と発音するような使い方が可能となる。
スライドの番号を認識するだけでなく、音声案内時からスライド挿入時までの時間を計測してもよい。
例えば、音声案内で「3つ前のスライドを入れて下さい。」と発音してから5秒経過してもスライドが挿入されなかったら「遅いよ。」と音声案内することが可能となる。
スライドの番号を認識するシステムでは、単なる絵本的なアプリケーションから、インタラクティブな利用へと応用範囲が広がる。
例えば、子供用の学習アプリケーションが作成できる。
このコンパクトディスクに記録された音声で「犬の絵はどれですか。」と発生し、それに対して子供が犬の絵のスライドをスライド挿入部に挿入した場合「当たりです。」と発音し、犬以外の絵のスライドを挿入した場合「はずれだよ。」と発音するような使い方が可能となる。
スライドの番号を認識するだけでなく、音声案内時からスライド挿入時までの時間を計測してもよい。
例えば、音声案内で「3つ前のスライドを入れて下さい。」と発音してから5秒経過してもスライドが挿入されなかったら「遅いよ。」と音声案内することが可能となる。
更に、別のオプション機器としては、マイクロフォンを含む録音手段と外部記憶手段に、音声データを書き込む書込み手段とから構成される録音ユニットがある。
これは、各フィルムのインデックスに対応して、音声を記録するものであり、挿入されているフィルムのインデックス番号が検出され、このインデックス番号が記録された音声データに音声順に付加される。
このメモリーカードを、先の音声出力ユニットに挿入した場合、フィルムのインデックスに対応して、記録された音声が読み出される。
これは、各フィルムのインデックスに対応して、音声を記録するものであり、挿入されているフィルムのインデックス番号が検出され、このインデックス番号が記録された音声データに音声順に付加される。
このメモリーカードを、先の音声出力ユニットに挿入した場合、フィルムのインデックスに対応して、記録された音声が読み出される。
尚、本音声出力装置とフィルムとの連携を自動的に行うことなく、フィルムに対応した音声データ側に、フィルムの交換を要求する案内を記録してもよい。例えば、各音声の間に、「次のスライドを入れて下さい。」との案内音声を付加しておけばよい。
更に、別のオプションとしては、ライトテーブルがある。
これは、冷陰極管又はLEDを用いた光源と、均一な面発光を行うための光拡散装置と、電源とからなる、表面が発光するテーブルであり、このライトテーブルの上にスライドフィルムを配置することで、スライドフィルムの画像を確認するものである。
ライトテーブルの光源として、エレクトロルミネッセンス(EL)素子を用いてもよい。
図10(1)に、EL素子を用いたライトテーブル43の構造を示し、図10(2)に駆動回路を示す。
EL素子101は、発振回路ブロック102により、電圧が約100V、周波数約100Hzで駆動され面全体が均一に発光する。
ライトテーブル43には出力電圧が9Vの電池105が内臓されており、この電池の直流出力は、発振回路ブロック102内の発振回路104で100Hzの交流に変換された後、トランス103にて100Vに昇圧され、EL素子部101に入力される。
尚、106はライトテーブルの発光をオン又は、オフとするためのスイッチである。
光源としてEL素子を用いることで、極めて薄型のライトテーブルを構成することが可能となる。
これは、冷陰極管又はLEDを用いた光源と、均一な面発光を行うための光拡散装置と、電源とからなる、表面が発光するテーブルであり、このライトテーブルの上にスライドフィルムを配置することで、スライドフィルムの画像を確認するものである。
ライトテーブルの光源として、エレクトロルミネッセンス(EL)素子を用いてもよい。
図10(1)に、EL素子を用いたライトテーブル43の構造を示し、図10(2)に駆動回路を示す。
EL素子101は、発振回路ブロック102により、電圧が約100V、周波数約100Hzで駆動され面全体が均一に発光する。
ライトテーブル43には出力電圧が9Vの電池105が内臓されており、この電池の直流出力は、発振回路ブロック102内の発振回路104で100Hzの交流に変換された後、トランス103にて100Vに昇圧され、EL素子部101に入力される。
尚、106はライトテーブルの発光をオン又は、オフとするためのスイッチである。
光源としてEL素子を用いることで、極めて薄型のライトテーブルを構成することが可能となる。
これらのオプション機器は、図6に示すように、全て本体ケース内に収納することができる。ここで、41は録音ユニットであり、マイクロフォン40を含む図示しない録音手段と、メモリーカードに、このマイクロフォンで取り込んだ音声データを記録する書込み装置42からなり、43は小型ライトテーブルであり、光拡散板44と図示しないLED光源、及びバッテリからなる。
第4の実施例を図7、図8及び図9を用いて説明する。
図7(1)、は、スライド投影ユニットを配置していない本体ケース6の構造を示している。
本体ケース6には、スライド投影ユニットを配置する台71が設けられており、この台71が屈伸することでスライド投影ユニットは持ち上がる。
尚、72は、スライド投影ユニットと結合するプレートである。
図7(2)、(3)は、スライド投影ユニットの収納時と使用時の台の配置を示ている。
図7(3)の状態で、スライド投影ユニットを図中左方向にスライド移動させて、スクリーンから遠ざける方向に移動させると、投影画像がより拡大されて投影される。
尚、スライド投影ユニットは台71に着脱可能に配置されているため、台71から取外して、壁面や天井に投影することができる。
この、台71に配置されるスライド投影ユニットの底面の構造を図9(1)に示す。
尚、図9(2)は、スライド投影ユニット1を台71に配置した場合の断面を示している。
このスライド投影ユニット1の底面は、点線で示した矩形状の開口91をスリット92が設けられた面で覆った構造をしており、このスリット92の大口径部分93を介して、台71に設けられたプレート72を、開口91に挿入する。
そしてスライド投影ユニット1を図中右方向にスライドさせると、台71とスライド投影ユニット1は係合される。
通常は、スライド投影ユニット1の底面開口左端に台のプレート72が接した状態でスライドの画像を投影する。
スライド投影ユニット1を台71から取外したい場合は、スライド投影ユニット1を左隅までスライド移動させる。
図7(1)、は、スライド投影ユニットを配置していない本体ケース6の構造を示している。
本体ケース6には、スライド投影ユニットを配置する台71が設けられており、この台71が屈伸することでスライド投影ユニットは持ち上がる。
尚、72は、スライド投影ユニットと結合するプレートである。
図7(2)、(3)は、スライド投影ユニットの収納時と使用時の台の配置を示ている。
図7(3)の状態で、スライド投影ユニットを図中左方向にスライド移動させて、スクリーンから遠ざける方向に移動させると、投影画像がより拡大されて投影される。
尚、スライド投影ユニットは台71に着脱可能に配置されているため、台71から取外して、壁面や天井に投影することができる。
この、台71に配置されるスライド投影ユニットの底面の構造を図9(1)に示す。
尚、図9(2)は、スライド投影ユニット1を台71に配置した場合の断面を示している。
このスライド投影ユニット1の底面は、点線で示した矩形状の開口91をスリット92が設けられた面で覆った構造をしており、このスリット92の大口径部分93を介して、台71に設けられたプレート72を、開口91に挿入する。
そしてスライド投影ユニット1を図中右方向にスライドさせると、台71とスライド投影ユニット1は係合される。
通常は、スライド投影ユニット1の底面開口左端に台のプレート72が接した状態でスライドの画像を投影する。
スライド投影ユニット1を台71から取外したい場合は、スライド投影ユニット1を左隅までスライド移動させる。
図8(1)、(2)はスライド投影ユニット1の構造を示している。
この実施例では、投影レンズユニット4の底面には磁石81が設けられており、スライド投影ユニット1の母体にレール状に設けられた金属片82に着脱可能、かつスライド移動可能に配置されており、ピント合わせを行う場合このレール状の金属片82に沿って、投影レンズユニット4を移動させる。
また、光源ユニット2の底面にも磁石83が設けられており、スライド投影ユニット1の母体にレール状に設けられた金属片84に着脱可能、かつスライド移動可能に配置されている。
この光源ユニット2には電池が収容されており、例えば緊急用の懐中電灯としても用いることが可能である。
また、冷蔵庫の表面に磁石により貼り付けて使用ことができる。
投影レンズユニット4は、スライド9を直接拡大して覗くルーペとして用いることもできる。上記ライトテーブルにスライドフィルムを配置し、その上にこのレンズユニットを配置するとフィルムを拡大して見ることができる。
更に、シートレンズ85が光源ユニット2とスライド配置部3の間86に、着脱可能に配置されている。
シートレンズ85を配置した場合は、投影画像の中央に集中した光は周囲に分散され、スライド9の全面が投影される。
このシートレンズ85を取り除いた場合は、光が中央に集中し、投影画像は中央部のみ明るく円形状に投影される。
尚、87は光源ユニット2に設けられた、LEDを発光させるためのスイッチであり、88はLEDから放出される光を集光するレンズである。
本実施例の場合は、スライド配置ユニットにはスイッチが設けられておらず、光源ユニット2にのみスイッチ87が設けられている。
また、本実施例の光源ユニット2は、1つのLEDだけで構成されている。
この実施例では、投影レンズユニット4の底面には磁石81が設けられており、スライド投影ユニット1の母体にレール状に設けられた金属片82に着脱可能、かつスライド移動可能に配置されており、ピント合わせを行う場合このレール状の金属片82に沿って、投影レンズユニット4を移動させる。
また、光源ユニット2の底面にも磁石83が設けられており、スライド投影ユニット1の母体にレール状に設けられた金属片84に着脱可能、かつスライド移動可能に配置されている。
この光源ユニット2には電池が収容されており、例えば緊急用の懐中電灯としても用いることが可能である。
また、冷蔵庫の表面に磁石により貼り付けて使用ことができる。
投影レンズユニット4は、スライド9を直接拡大して覗くルーペとして用いることもできる。上記ライトテーブルにスライドフィルムを配置し、その上にこのレンズユニットを配置するとフィルムを拡大して見ることができる。
更に、シートレンズ85が光源ユニット2とスライド配置部3の間86に、着脱可能に配置されている。
シートレンズ85を配置した場合は、投影画像の中央に集中した光は周囲に分散され、スライド9の全面が投影される。
このシートレンズ85を取り除いた場合は、光が中央に集中し、投影画像は中央部のみ明るく円形状に投影される。
尚、87は光源ユニット2に設けられた、LEDを発光させるためのスイッチであり、88はLEDから放出される光を集光するレンズである。
本実施例の場合は、スライド配置ユニットにはスイッチが設けられておらず、光源ユニット2にのみスイッチ87が設けられている。
また、本実施例の光源ユニット2は、1つのLEDだけで構成されている。
これらの実施例装置を使用しないときは、全てのユニット、オプション機器をケース内に収容した上で、蓋を閉じることでコンパクトにまとめられる。
更に、フィルム番号データをパーソナルコンピュータに伝達する接続端子を設けてもよい。
この構成によって、スライドの出し入れの検出、スライド番号認識、更にスライドの出し入れの時間計測をパーソナルコンピュータで行い、本実施例の装置とパーソナルコンピュータによりスライドを用いた学習システムやゲームを構築してもよい。
この構成によって、スライドの出し入れの検出、スライド番号認識、更にスライドの出し入れの時間計測をパーソナルコンピュータで行い、本実施例の装置とパーソナルコンピュータによりスライドを用いた学習システムやゲームを構築してもよい。
本発明は、子供用のスライド投影おもちゃや簡易スライドプロジェクタとして、床や机上で利用することができる。
1:スライド投影ユニット
2:光源ユニット
3:フィルム配置ユニット
4:投影レンズユニット
6:本体ケース
7:スクリーン
2:光源ユニット
3:フィルム配置ユニット
4:投影レンズユニット
6:本体ケース
7:スクリーン
Claims (7)
- 発光ダイオードを用いた光源ユニットと、この光源からの放出光が横切る位置にフィルム配置部が設けられたフィルム配置ユニットと、このフィルムを透過した光を光投影する投影レンズユニットと、このレンズからの投影光を結像するスクリーンと、前記光源、フィルム配置ユニット、投影レンズユニット、及びスクリーンを収納する本体ケースとを有すると共に、前記光源ユニットは前記フィルム配置ユニットに着脱可能に配置されることを特徴とする画像表示装置。
- 前記フィルム配置ユニットには、フィルムを配置したとき、自動的に前記光源を点灯する光源点灯スイッチを有することを特徴とする請求項1項記載の画像表示装置。
- 前記投影レンズユニットは、前記フィルム配置ユニットに着脱可能に配置されることを特徴とする請求項1項記載の画像表示装置。
- 前記光源ユニットは、内部に電池収納部を有すると共に、外部には磁石配置部を有することを特徴とする請求項1項記載の画像表示装置。
- 前記光源ユニット及び、又は前記投影ユニットは磁石を有し、この磁石により、前記フィルム配置ユニットに着脱可能に配置・固定されることを特徴とする請求項1項記載の画像表示装置。
- 前記光源ユニットと前記フィルム配置部との間に、シートレンズを着脱可能に配置することを特徴とする請求項1項記載の画像表示装置。
- 前記本体ケースには、オプション機器としてライトテーブルを着脱可能に配置すると共に、前記レンズユニットは、このライトテーブル上に配置したフィルムを拡大鑑賞するルーペとしても用いられることを特徴とする請求項3項記載の画像表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2004127374A JP2005284226A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 画像表示装置 |
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Cited By (1)
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-
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JP2016134313A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用投射装置 |
WO2016117256A1 (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-28 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用投射装置 |
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