JP2005283237A - 環境情報処理システム、端末装置、環境情報処理方法、端末装置の制御方法、端末装置の制御プログラム及び端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】2次元測位において、緯度情報及び経度情報を正確に生成することができる環境情報処理システム等を提供すること。
【解決手段】端末装置20は、情報提供装置70から特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得するための地域環境気圧情報取得情報を格納する地域環境気圧情報取得情報格納手段110と、気圧差情報に基づいて高度差情報を生成するための高度差情報生成情報を格納する高度差情報生成情報格納手段と、高度差情報に基づいて、端末装置20の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成するための気圧高度情報生成情報を格納する気圧高度情報生成情報格納手段112と、特定位置情報と気圧高度情報に基づいて、測位手段30が測位に使用する初期位置情報を生成するための初期位置情報生成情報を格納する初期位置情報生成情報格納手段114等を有する。
【選択図】図7
【解決手段】端末装置20は、情報提供装置70から特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得するための地域環境気圧情報取得情報を格納する地域環境気圧情報取得情報格納手段110と、気圧差情報に基づいて高度差情報を生成するための高度差情報生成情報を格納する高度差情報生成情報格納手段と、高度差情報に基づいて、端末装置20の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成するための気圧高度情報生成情報を格納する気圧高度情報生成情報格納手段112と、特定位置情報と気圧高度情報に基づいて、測位手段30が測位に使用する初期位置情報を生成するための初期位置情報生成情報を格納する初期位置情報生成情報格納手段114等を有する。
【選択図】図7
Description
本発明は、環境情報処理システム、端末装置、環境情報処理方法、端末装置の制御方法、端末装置の制御プログラム及び端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来、位置情報衛星である例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からの位置情報信号を受信して現在位置を測位するGPS受信機は4個以上のGPS衛星から位置情報信号を受信して、緯度情報、経度情報及び高度情報を生成する3次元測位を行っている。
そして、4個以上のGPS衛星から位置情報信号を受信できない場合には、3個のGPS衛星から位置情報信号を受信することで、緯度情報及び経度情報を生成する2次元測位を行っている。
この2次元測位は、例えばGPS受信機が搭載されている携帯電話機の基地局の(高度を含む)位置を初期位置情報として使用してGPS衛星を探索し、GPS衛星の軌道上の位置及び、GPS衛星とGPS受信機との距離に基づいて、緯度情報及び経度情報を生成するものである。すなわち、高度情報は生成することができない。
そして、4個以上のGPS衛星から位置情報信号を受信できない場合には、3個のGPS衛星から位置情報信号を受信することで、緯度情報及び経度情報を生成する2次元測位を行っている。
この2次元測位は、例えばGPS受信機が搭載されている携帯電話機の基地局の(高度を含む)位置を初期位置情報として使用してGPS衛星を探索し、GPS衛星の軌道上の位置及び、GPS衛星とGPS受信機との距離に基づいて、緯度情報及び経度情報を生成するものである。すなわち、高度情報は生成することができない。
これに対して、GPS受信機で高度情報を生成できない場合には、緯度情報及び経度情報のみを生成し、高度情報については気圧高度を使用する技術が提案されている(例えば、特許文献1、図3等)。
特開2003−283977号公報
しかし、上述のように基地局の高度を初期位置の高度情報として使用する等、そもそも初期位置情報に示される高度(標高)情報が不正確である場合には、以下の理由によって、GPS衛星とGPS受信機との距離が正確に計測できない。
すなわち、いわゆる単独測位においては、GPS衛星からの信号に乗っている一定のビット率を有するコードによる擬似距離を用いるから、このコードの数を正確に把握する必要がある。
この点、GPS受信機の現在位置の正確な高度情報が既知であれば、不自然な解を捨てることによって、上述のコードの数を確定できるから、GPS衛星とGPS受信機との距離を正確に計測できる。
これに対して、GPS受信機の現在位置の高度情報が不正確な場合には、GPS衛星とGPS受信機との距離を正確に計測できない。
この結果、測位結果の緯度情報及び経度情報が不正確になる場合があるという問題がある。
この点、従来技術は、2次元測位において、緯度情報及び経度情報を生成したうえで、GPS受信機による測位とは無関係に取得した気圧高度を現在位置の高度情報として使用するものである。このため、気圧高度を高度情報として取得しても、測位結果の緯度情報及び経度情報が依然として不正確になるという問題があった。
すなわち、いわゆる単独測位においては、GPS衛星からの信号に乗っている一定のビット率を有するコードによる擬似距離を用いるから、このコードの数を正確に把握する必要がある。
この点、GPS受信機の現在位置の正確な高度情報が既知であれば、不自然な解を捨てることによって、上述のコードの数を確定できるから、GPS衛星とGPS受信機との距離を正確に計測できる。
これに対して、GPS受信機の現在位置の高度情報が不正確な場合には、GPS衛星とGPS受信機との距離を正確に計測できない。
この結果、測位結果の緯度情報及び経度情報が不正確になる場合があるという問題がある。
この点、従来技術は、2次元測位において、緯度情報及び経度情報を生成したうえで、GPS受信機による測位とは無関係に取得した気圧高度を現在位置の高度情報として使用するものである。このため、気圧高度を高度情報として取得しても、測位結果の緯度情報及び経度情報が依然として不正確になるという問題があった。
そこで、本発明は、緯度情報及び経度情報を正確に生成することができる環境情報処理システム、端末装置、環境情報処理方法、端末装置の制御方法、端末装置の制御プログラム及び端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
前記目的は、第1の発明によれば、特定位置に位置する固定装置と、前記固定装置と通信可能であって、位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位するための測位手段を有する端末装置と、前記端末装置と通信可能であって、環境気圧情報を有する情報提供装置と、を有する環境情報処理システムであって、前記端末装置は、前記固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得手段と、前記情報提供装置から前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得するための地域環境気圧情報取得情報を格納する地域環境気圧情報取得情報格納手段と、前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得手段と、前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成するための気圧差情報生成情報を格納する気圧差情報生成情報格納手段と、前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成するための高度差情報生成情報を格納する高度差情報生成情報格納手段と、前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成するための気圧高度情報生成情報を格納する気圧高度情報生成情報格納手段と、前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成するための初期位置情報生成情報を格納する初期位置情報生成情報格納手段と、を有することを特徴とする環境情報処理システムによって達成される。
第1の発明の構成によれば、前記端末装置は、前記固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得し、前記情報提供装置から前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得することができる。
前記環境気圧情報は例えば、全国の天気図の情報であって、東京地方の気圧配置など地域の環境気圧を示す情報である。前記環境気圧の基準となる高度は既知であり例えば、全国の天気図に示される気圧配置は、海抜0メートル(m)を基準としている。
前記端末装置は、前記固定装置と通信可能な範囲に位置するから、前記固定装置の前記特定位置に対応する地域環境気圧は、前記端末装置の現在位置の環境気圧とほぼ等しいと考えることができる。
前記環境気圧情報は例えば、全国の天気図の情報であって、東京地方の気圧配置など地域の環境気圧を示す情報である。前記環境気圧の基準となる高度は既知であり例えば、全国の天気図に示される気圧配置は、海抜0メートル(m)を基準としている。
前記端末装置は、前記固定装置と通信可能な範囲に位置するから、前記固定装置の前記特定位置に対応する地域環境気圧は、前記端末装置の現在位置の環境気圧とほぼ等しいと考えることができる。
また、前記端末装置は、現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得し、前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成し、さらに、前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成することができる。
前記現在気圧情報に基づく前記高度差情報の生成は例えば、I.C.A.O.標準大気(1013.25hPa、気温摂氏15度を海抜0メートルと定めており、以下、標準大気と呼ぶ)をモデルとして、標準大気における気圧と高度の関係を利用して算出することができる。
前記現在気圧情報に基づく前記高度差情報の生成は例えば、I.C.A.O.標準大気(1013.25hPa、気温摂氏15度を海抜0メートルと定めており、以下、標準大気と呼ぶ)をモデルとして、標準大気における気圧と高度の関係を利用して算出することができる。
また、前記端末装置は、前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成する。
すなわち、前記地域環境気圧の基準となる高度と前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度情報を生成することができるのである。
すなわち、前記地域環境気圧の基準となる高度と前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度情報を生成することができるのである。
さらに、前記端末装置は、前記固定装置から取得した前記特定位置情報と前記端末装置の前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成する。
前記特定位置情報には、緯度情報及び経度情報が含まれている。この緯度情報及び経度情報と、前記気圧高度情報に基づいて、前記初期位置情報を生成するのである。
ここで、前記初期位置情報に含まれる前記気圧高度情報は、前記地域環境気圧情報に基づいた正確な情報である。
したがって、前記気圧高度情報に基づいて前記初期位置情報を生成し、前記測位手段の測位に使用することで、前記位置情報衛星との距離を正確に計測することができ、測位結果として緯度情報及び経度情報を正確に生成することができるのである。
前記特定位置情報には、緯度情報及び経度情報が含まれている。この緯度情報及び経度情報と、前記気圧高度情報に基づいて、前記初期位置情報を生成するのである。
ここで、前記初期位置情報に含まれる前記気圧高度情報は、前記地域環境気圧情報に基づいた正確な情報である。
したがって、前記気圧高度情報に基づいて前記初期位置情報を生成し、前記測位手段の測位に使用することで、前記位置情報衛星との距離を正確に計測することができ、測位結果として緯度情報及び経度情報を正確に生成することができるのである。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記端末装置は、前記位置関連情報を取得することができる前記位置情報衛星の数である受信可能衛星数を判断する受信可能衛星数判断手段を有し、前記受信可能衛星数が4個以上であれば3次元測位をし、前記受信可能衛星数が3個であれば2次元測位をすることを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、前記端末装置は、前記受信可能衛星数が、3個であれば、2次元測位を行う。
上述したように、前記気圧高度情報に基づいて生成された前記初期位置情報を使用することで、前記端末装置によって、前記位置情報衛星と前記端末装置との距離を正確に計測することができる。これは、3次元測位にも有効であるが、2次元測位の場合に特に有効性が大きい。
これは3次元測位の場合の前記初期位置情報は、主として、前記端末装置が前記位置関連情報衛星を探索するために使用されるに過ぎないのに対して、2次元測位の場合は、前記端末装置の測位に使用する初期位置情報に示される高度情報が前記位置情報衛星と前記端末装置との距離を計測するためにも使用されるからである。
上述したように、前記気圧高度情報に基づいて生成された前記初期位置情報を使用することで、前記端末装置によって、前記位置情報衛星と前記端末装置との距離を正確に計測することができる。これは、3次元測位にも有効であるが、2次元測位の場合に特に有効性が大きい。
これは3次元測位の場合の前記初期位置情報は、主として、前記端末装置が前記位置関連情報衛星を探索するために使用されるに過ぎないのに対して、2次元測位の場合は、前記端末装置の測位に使用する初期位置情報に示される高度情報が前記位置情報衛星と前記端末装置との距離を計測するためにも使用されるからである。
前記目的は、第3の発明によれば、特定位置に位置する固定装置と通信可能であって、位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位するための測位手段を有する端末装置であって、前記固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得手段と、環境気圧情報を有する情報提供装置から前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得する地域環境気圧情報取得手段と、前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得手段と、前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成するための気圧差情報生成情報を格納する気圧差情報生成情報格納手段と、前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成するための高度差情報生成情報を格納する高度差情報生成情報格納手段と、前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成するための気圧高度情報生成情報を格納する気圧高度情報生成情報格納手段と、前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成するための初期位置情報生成情報を格納する初期位置情報生成情報格納手段と、を有することを特徴とする端末装置によって達成される。
前記目的は、第4の発明によれば、位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位する測位手段を有する端末装置が、特定位置に位置する固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得ステップと、前記端末装置が、環境気圧情報を有する情報提供装置から、前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得する地域環境気圧情報取得ステップと、前記端末装置が、前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得ステップと、前記端末装置が、前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成する気圧差情報生成ステップと、前記端末装置が、前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成する高度差情報生成ステップと、前記端末装置が、前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成する気圧高度情報生成ステップと、前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成する初期位置情報生成ステップと、を有することを特徴とする環境情報処理方法によって達成される。
前記目的は、第5の発明によれば、位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位する測位手段を有する端末装置が、特定位置に位置する固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得ステップと、前記端末装置が、環境気圧情報を有する情報提供装置から、前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得する地域環境気圧情報取得ステップと、前記端末装置が、前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得ステップと、前記端末装置が、前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成する気圧差情報生成ステップと、前記端末装置が、前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成する高度差情報生成ステップと、前記端末装置が、前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成する気圧高度情報生成ステップと、前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成する初期位置情報生成ステップと、を有することを特徴とする端末装置の制御方法によって達成される。
前記目的は第6の発明によれば、コンピュータに、位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位する測位手段を有する端末装置が、特定位置に位置する固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得ステップと、前記端末装置が、環境気圧情報を有する情報提供装置から、前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得する地域環境気圧情報取得ステップと、前記端末装置が、前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得ステップと、前記端末装置が、前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成する気圧差情報生成ステップと、前記端末装置が、前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成する高度差情報生成ステップと、前記端末装置が、前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成する気圧高度情報生成ステップと、前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成する初期位置情報生成ステップと、を実行させることを特徴とする端末装置の制御プログラムによって達成される。
前記目的は、第7の発明によれば、コンピュータに、位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位する測位手段を有する端末装置が、特定位置に位置する固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得ステップと、前記端末装置が、環境気圧情報を有する情報提供装置から、前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得する地域環境気圧情報取得ステップと、前記端末装置が、前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得ステップと、前記端末装置が、前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成する気圧差情報生成ステップと、前記端末装置が、前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成する高度差情報生成ステップと、前記端末装置が、前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成する気圧高度情報生成ステップと、前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成する初期位置情報生成ステップと、を実行させることを特徴とする端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって達成される。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態である環境情報処理システム10を示す概略図である。
図1に示すように、環境情報処理システム10は、特定位置である例えば、基地局位置に位置する固定装置である例えば、基地局40と、基地局40と通信可能な端末装置である例えば、携帯電話機20とを有している。
携帯電話機20は、位置情報衛星である例えば、GPS衛星12a,12b,12cから位置関連情報を取得して現在位置を測位するための後述する測位手段を有する。
図1に示すように、環境情報処理システム10は、特定位置である例えば、基地局位置に位置する固定装置である例えば、基地局40と、基地局40と通信可能な端末装置である例えば、携帯電話機20とを有している。
携帯電話機20は、位置情報衛星である例えば、GPS衛星12a,12b,12cから位置関連情報を取得して現在位置を測位するための後述する測位手段を有する。
環境情報処理システム10は、また、携帯電話機20と通信可能であって、環境気圧情報を有する情報提供装置である例えば、気圧情報サーバ70を有する。
携帯電話機20の使用者甲は、建物であるビル11内に位置しており、3個のGPS衛星12a等からしか位置関連情報を取得できない状態である。
なお、本実地の形態とは異なり、端末装置は、携帯電話機20に限らず、PHS(Personal Handy−phone System)、PDA(Personal Digital Assistance)等であってもよい。
携帯電話機20の使用者甲は、建物であるビル11内に位置しており、3個のGPS衛星12a等からしか位置関連情報を取得できない状態である。
なお、本実地の形態とは異なり、端末装置は、携帯電話機20に限らず、PHS(Personal Handy−phone System)、PDA(Personal Digital Assistance)等であってもよい。
(基地局40の主なハードウエア構成について)
図2は基地局40の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図2に示すように、基地局40は、例えばコンピュータを有しており、コンピュータは、バス42を有し、バス42には、CPU(Central Processing Unit)44、RAM(Random Access Memory)46やROM(Read Only Memory)48等が接続されている。
図2は基地局40の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図2に示すように、基地局40は、例えばコンピュータを有しており、コンピュータは、バス42を有し、バス42には、CPU(Central Processing Unit)44、RAM(Random Access Memory)46やROM(Read Only Memory)48等が接続されている。
すなわち、このバス42はすべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部パスである。
CPU44は所定のプログラムの処理を行う他、バス42に接続された記憶手段であるROM48等を制御する。ROM48は、各種プログラムや各種情報等を格納している。
RAM46は、プログラム処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
CPU44は所定のプログラムの処理を行う他、バス42に接続された記憶手段であるROM48等を制御する。ROM48は、各種プログラムや各種情報等を格納している。
RAM46は、プログラム処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
また、このバス42には、甲に保持された携帯電話機20と通信するための基地局通信装置50が接続されている。
さらに、このバス42には例えば、ハードディスクである記録装置52が接続されている。
さらに、このバス42には例えば、ハードディスクである記録装置52が接続されている。
(基地局40の主なソフトウエア構成について)
図3は、基地局40の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図3に示すように基地局40は、図2の基地局通信装置50に対応する基地局通信部142を有する。
基地局40はまた、各部を制御する基地局制御部140を有する。
図3は、基地局40の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図3に示すように基地局40は、図2の基地局通信装置50に対応する基地局通信部142を有する。
基地局40はまた、各部を制御する基地局制御部140を有する。
基地局40はまた、基地局位置情報を格納するための基地局位置情報格納ファイル144を有する。
この基地局位置情報格納ファイル144には、基地局40の位置である「東経140度、北緯36度」を示す基地局位置情報145が格納されている。
この基地局位置情報格納ファイル144には、基地局40の位置である「東経140度、北緯36度」を示す基地局位置情報145が格納されている。
(気圧情報サーバ70の主なハードウエア構成について)
図4は気圧情報サーバ70の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図4に示すように、気圧情報サーバ70は、例えばコンピュータを有しており、コンピュータは、バス72を有し、バス72には、CPU74、RAM76やROM78等が接続されている。
図4は気圧情報サーバ70の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図4に示すように、気圧情報サーバ70は、例えばコンピュータを有しており、コンピュータは、バス72を有し、バス72には、CPU74、RAM76やROM78等が接続されている。
また、このバス72には、甲に保持された携帯電話機20と通信するためのサーバ通信装置80が接続されている。
さらに、このバス72には例えば、ハードディスクである記録装置82が接続されている。
さらに、このバス72には例えば、ハードディスクである記録装置82が接続されている。
(気圧情報サーバ70の主なソフトウエア構成について)
図5は、気圧情報サーバ70の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図5に示すように気圧情報サーバ70は、図4のサーバ通信装置80に対応するサーバ通信部172を有する。
気圧情報サーバ70はまた、各部を制御するサーバ制御部170を有する。
図5は、気圧情報サーバ70の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図5に示すように気圧情報サーバ70は、図4のサーバ通信装置80に対応するサーバ通信部172を有する。
気圧情報サーバ70はまた、各部を制御するサーバ制御部170を有する。
気圧情報サーバ70はまた、環境気圧情報を格納するための環境気圧情報格納用データベース174を有する。
この環境気圧情報格納用データベース174には例えば、全国の各地域の本日の気圧を示す地域環境気圧情報175が格納されている。
この環境気圧情報格納用データベース174には例えば、全国の各地域の本日の気圧を示す地域環境気圧情報175が格納されている。
(携帯電話機20の主なハードウエア構成について)
図6は携帯電話機20の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図6に示すように、携帯電話機20は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス22を有し、バス22には、端末装置制御部である例えば、CPU24、RAM26、ROM28等が接続されている。
図6は携帯電話機20の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図6に示すように、携帯電話機20は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス22を有し、バス22には、端末装置制御部である例えば、CPU24、RAM26、ROM28等が接続されている。
また、このバス22には、GPS衛星12a等(図1参照)から位置関連情報を取得して現在位置を測位するための測位手段である例えば、GPS装置30が接続されている。
また、このバス22には、基地局40と通信するための端末通信装置32が接続されており、基地局40から上述の基地局位置情報145(図3参照)を取得することができる。すなわち、端末通信装置32は、基地局40から基地局位置を示す基地局位置情報を取得するための特定位置情報取得手段の一例である。
また、このバス22には、基地局40と通信するための端末通信装置32が接続されており、基地局40から上述の基地局位置情報145(図3参照)を取得することができる。すなわち、端末通信装置32は、基地局40から基地局位置を示す基地局位置情報を取得するための特定位置情報取得手段の一例である。
また、このバス22には、携帯電話機20の現在位置の気圧を示す現在気圧情報を取得するための現在気圧情報取得手段である例えば、端末気圧計34が接続されている。
さらに、このバス22には、各種情報を図1の使用者甲に報知するための端末表示装置36が接続されている。
さらに、このバス22には、各種情報を図1の使用者甲に報知するための端末表示装置36が接続されている。
(携帯電話機20の主なソフトウエア構成について)
図7は、携帯電話機20の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図7に示すように、携帯電話機20は、各部を制御する端末制御部100、図6のGPS装置30に対応する端末測位部106、図6の端末通信装置32に対応する端末通信部104、図6の端末気圧計34に対応する気圧取得部102を有する。
図7は、携帯電話機20の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図7に示すように、携帯電話機20は、各部を制御する端末制御部100、図6のGPS装置30に対応する端末測位部106、図6の端末通信装置32に対応する端末通信部104、図6の端末気圧計34に対応する気圧取得部102を有する。
携帯電話機20は、また、位置関連情報を取得することができるGPS衛星12a等の数である受信可能衛星数を判断する受信可能衛星数判断手段である例えば、衛星数情報判断部107を有する。
そして、端末制御部100は、衛星数情報判断部107によって、受信可能衛星数が4個以上であると判断されれば3次元測位をし、受信可能衛星数が3個であれば2次元測位をする。
携帯電話機20は、また、図1の基地局40から取得した基地局位置情報を格納する端末側基地局位置情報格納ファイル108を有する。
そして、端末制御部100は、衛星数情報判断部107によって、受信可能衛星数が4個以上であると判断されれば3次元測位をし、受信可能衛星数が3個であれば2次元測位をする。
携帯電話機20は、また、図1の基地局40から取得した基地局位置情報を格納する端末側基地局位置情報格納ファイル108を有する。
携帯電話機20は、また、気圧情報サーバ70から基地局40の基地局位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得するための地域環境気圧情報取得情報を格納する地域環境気圧情報取得情報格納手段である例えば、地域環境気圧情報取得情報格納ファイル110を有する。
端末制御部100は、地域環境気圧情報取得情報格納ファイル110に格納されている地域環境気圧情報取得情報に基づいて、端末側基地局位置情報格納ファイル108に格納されている基地局位置情報が例えば、「東経140度、北緯36度」という情報(図3参照)が東京に該当するとすれば、図5の気圧情報サーバ70から東京の環境気圧である1000ヘクトパスカル(hPa)という地域環境気圧情報を取得することができる。
端末制御部100は、地域環境気圧情報取得情報格納ファイル110に格納されている地域環境気圧情報取得情報に基づいて、端末側基地局位置情報格納ファイル108に格納されている基地局位置情報が例えば、「東経140度、北緯36度」という情報(図3参照)が東京に該当するとすれば、図5の気圧情報サーバ70から東京の環境気圧である1000ヘクトパスカル(hPa)という地域環境気圧情報を取得することができる。
さらに、携帯電話機20は、図7に示すように、地域環境気圧と現在気圧との差分である気圧差情報を生成するための気圧差情報生成情報を格納する気圧差情報生成情報格納手段の一例であり、気圧差情報に基づいて高度差情報を生成するための高度差情報生成情報を格納する高度差情報生成情報格納手段の一例でもあり、さらに、高度差情報に基づいて、携帯電話機20の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成するための気圧高度情報生成情報を格納する気圧高度情報生成情報格納手段の一例でもある例えば、気圧高度情報生成情報格納ファイル112を有する。
端末制御部100は、気圧高度情報生成情報格納ファイル112に格納されている気圧差情報生成情報に基づいて、現在気圧が980ヘクトパスカル(hPa)であれば、地域環境気圧(1000ヘクトパスカル(hPa))と現在気圧(980ヘクトパスカル(hPa))との差分の20ヘクトパスカル(hPa)を示す気圧差情報を生成する。
また、端末制御部100は、気圧高度情報生成情報格納ファイル112に格納されている高度差情報生成情報に基づいて、20ヘクトパスカル(hPa)を例えば、200メートルを示す高度差情報に変換する。
すなわち、端末制御部100は、高度差情報生成情報に基づいて例えば、I.C.A.O.標準大気(1013.25hPa、気温摂氏15度を海抜0メートルと定めており、以下、標準大気と呼ぶ)をモデルとして、標準大気における気圧と高度の関係(以下、標準大気気圧高度関係と呼ぶ)を利用して高度を算出することができる。
すなわち、端末制御部100は、高度差情報生成情報に基づいて例えば、I.C.A.O.標準大気(1013.25hPa、気温摂氏15度を海抜0メートルと定めており、以下、標準大気と呼ぶ)をモデルとして、標準大気における気圧と高度の関係(以下、標準大気気圧高度関係と呼ぶ)を利用して高度を算出することができる。
具体的には、標準大気気圧高度情報は例えば、y軸に気圧(hPa)、x軸に高度(m)をとるグラフ(図示せず)を作成すると曲線で表されるが、この曲線を近似処理して得たy=−0.099x+999.24という数式を示す情報である。
例えば、xが1000であればyは約900.24であり、xが1010であればyは約899.25である。これから、yが1小さくなると、つまり気圧が1ヘクトパスカル(hPa)低くなると、xは10大きくなる、つまり高度が10メートル(m)高くなるという関係がわかる。気圧yから高度xを導くためには、上記式をx=(999.24−y)/0.099と変形すればよい。
例えば、xが1000であればyは約900.24であり、xが1010であればyは約899.25である。これから、yが1小さくなると、つまり気圧が1ヘクトパスカル(hPa)低くなると、xは10大きくなる、つまり高度が10メートル(m)高くなるという関係がわかる。気圧yから高度xを導くためには、上記式をx=(999.24−y)/0.099と変形すればよい。
端末気圧高度計34は、上述のように、1ヘクトパスカル(hPa)の気圧低下が、約10メートル(m)の高度上昇に相当することがわかっているから、上述の20ヘクトパスカル(hPa)の気圧差を200メートル(m)の高度差に変換できるのである。
さらに、端末制御部100は、気圧高度情報生成情報格納ファイル112に格納されている気圧高度情報生成情報に基づいて、携帯電話機20の現在位置の気圧高度情報を生成する。
具体的には、端末制御部100は、上述の地域環境気圧情報が例えば、海抜0メートル(m)を基準としているとすれば、上述のように携帯電話機20の現在位置の気圧は地域環境気圧である1000ヘクトパスカル(hPa)より低いから、海抜0メートル(m)の地点よりも高度が高く、また、上述のように高度差は200メートル(m)であるから、現在位置の高度は200メートル(m)であることを示す気圧高度情報を生成することができる。
具体的には、端末制御部100は、上述の地域環境気圧情報が例えば、海抜0メートル(m)を基準としているとすれば、上述のように携帯電話機20の現在位置の気圧は地域環境気圧である1000ヘクトパスカル(hPa)より低いから、海抜0メートル(m)の地点よりも高度が高く、また、上述のように高度差は200メートル(m)であるから、現在位置の高度は200メートル(m)であることを示す気圧高度情報を生成することができる。
さらに、携帯電話機20は、図7に示すように、基地局位置情報と上述の気圧高度情報に基づいて、図6のGPS装置30が測位に使用する初期位置情報を生成するための初期位置情報生成情報を格納する初期位置情報生成情報格納手段である例えば、初期位置情報生成情報格納ファイル114を有する。
端末制御部100は、初期位置情報生成情報格納ファイル114に格納されている初期位置情報生成情報に基づいて、端末側基地局位置情報格納ファイル108に格納されている基地局位置情報である例えば、「東経140度、北緯36度」という情報と、気圧高度情報である例えば、「高度200メートル(m)」という情報に基づいて、初期位置情報である例えば、「東経140度、北緯36度、高度200メートル(m)」という情報を生成することができるのである。
上述のように、初期位置情報のうち、緯度情報及び経度情報は、携帯電話機20の実際の位置情報ではなくて、携帯電話機20と通信可能な範囲にある基地局40の緯度情報及び経度情報を使用しても、測位結果に対する影響は小さい。
これに対して、初期位置情報の高度情報が不正確であると、GPS衛星12a等の軌道の高度が微妙に違うこととも関連して、前記携帯電話機20の上空に位置するGPS衛星12a等と携帯電話機20との距離を計測するために大きく影響する。したがって、基地局40の高度を利用すると正確な測位ができない。
これに対して、初期位置情報の高度情報が不正確であると、GPS衛星12a等の軌道の高度が微妙に違うこととも関連して、前記携帯電話機20の上空に位置するGPS衛星12a等と携帯電話機20との距離を計測するために大きく影響する。したがって、基地局40の高度を利用すると正確な測位ができない。
この点、本実施の形態によれば、上述の高度情報として、携帯電話機20の現在位置の気圧を示す現在気圧情報に基づいて生成された気圧高度情報を使用するから、正確な高度情報に基づいて初期位置情報を生成することができる。しかも、本実施の形態においては、上述の気圧高度情報は、携帯電話機20が位置する地域の地域環境気圧に基づいて、生成されているから、極めて正確である。
このように、極めて正確な気圧高度情報に基づいて生成された初期位置情報に基づいて、図6のGPS装置30がGPS衛星12a等と携帯電話機20との距離を正確に計測する。
これにより、2次元測位において、緯度情報及び経度情報を正確に生成することができるのである。
このように、極めて正確な気圧高度情報に基づいて生成された初期位置情報に基づいて、図6のGPS装置30がGPS衛星12a等と携帯電話機20との距離を正確に計測する。
これにより、2次元測位において、緯度情報及び経度情報を正確に生成することができるのである。
(本実施の形態の環境情報処理システム10の動作例等について)
以上のように、環境情報処理システム10は構成されるが、以下その動作例を説明する。
図8は環境情報処理システム10の動作例を示す概略フローチャートである。
以上のように、環境情報処理システム10は構成されるが、以下その動作例を説明する。
図8は環境情報処理システム10の動作例を示す概略フローチャートである。
図1の携帯電話機20の使用者甲はビル11内におり、ビル11及び気圧情報サーバ70は東京都に位置するものとして、以下説明する。
図1の甲の操作によって携帯電話機20の図6のGPS装置30が起動すると(ステップST1)、携帯電話機20は、位置関連情報を受信可能なGPS衛星12a等の数を判断する(ステップST2)。
受信可能なGPS衛星12a等が4個以上であれば、3次元測位を開始する(ステップST21)。
一方、受信可能なGPS衛星12a等が3個であれば、ステップST3を実行する。
図1の甲の操作によって携帯電話機20の図6のGPS装置30が起動すると(ステップST1)、携帯電話機20は、位置関連情報を受信可能なGPS衛星12a等の数を判断する(ステップST2)。
受信可能なGPS衛星12a等が4個以上であれば、3次元測位を開始する(ステップST21)。
一方、受信可能なGPS衛星12a等が3個であれば、ステップST3を実行する。
ステップST3は、携帯電話機20が、基地局40から基地局位置を示す基地局位置情報を取得する特定位置情報取得ステップの一例である。
すなわち、図7の端末制御部100は、図1の基地局40から基地局位置情報である「東経140度、北緯36度」という情報(図3参照)を取得して、図7の端末側基地局位置情報格納ファイル108に格納する(ステップST3)。
すなわち、図7の端末制御部100は、図1の基地局40から基地局位置情報である「東経140度、北緯36度」という情報(図3参照)を取得して、図7の端末側基地局位置情報格納ファイル108に格納する(ステップST3)。
続いて、携帯電話機20は、環境気圧情報を有する気圧情報サーバ70から、上述のステップST3で取得した基地局位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得する地域環境気圧情報取得ステップの一例であるステップST4を実行する。
基地局位置情報の「東経140度、北緯36度」は東京を示しているとすれば、図7の端末制御部100は、図7の気圧情報サーバ70から東京の環境気圧である1000ヘクトパスカル(hPa)という地域環境気圧情報を取得する。
基地局位置情報の「東経140度、北緯36度」は東京を示しているとすれば、図7の端末制御部100は、図7の気圧情報サーバ70から東京の環境気圧である1000ヘクトパスカル(hPa)という地域環境気圧情報を取得する。
続いて、携帯電話機20は現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得ステップの一例であるステップST5を実行する。
具体的には、図7の気圧取得部によって例えば、980ヘクトパスカル(hPa)である現在気圧を計測する。
具体的には、図7の気圧取得部によって例えば、980ヘクトパスカル(hPa)である現在気圧を計測する。
続いて、携帯電話機20は、地域環境気圧と現在気圧との差分である気圧差情報を生成する気圧差情報生成ステップの一例であり、また、気圧差情報に基づいて高度差情報を生成する高度差情報生成ステップの一例でもあり、さらに、高度差情報に基づいて、携帯電話機20の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成する気圧高度情報生成ステップの一例でもあるステップST6を実行する。
具体的には、図7の端末制御部100は、ステップST4で取得した東京の地域環境気圧(1000ヘクトパスカル(hPa))とステップST5で計測した現在気圧(980ヘクトパスカル(hPa))の差分である20ヘクトパスカル(hPa)を示す気圧差情報を生成し、その気圧差情報を例えば、200メートル(m)という高度差を示す高度差情報に変換し、さらに、現在位置の気圧高度である200メートルを示す気圧高度情報を生成する。
具体的には、図7の端末制御部100は、ステップST4で取得した東京の地域環境気圧(1000ヘクトパスカル(hPa))とステップST5で計測した現在気圧(980ヘクトパスカル(hPa))の差分である20ヘクトパスカル(hPa)を示す気圧差情報を生成し、その気圧差情報を例えば、200メートル(m)という高度差を示す高度差情報に変換し、さらに、現在位置の気圧高度である200メートルを示す気圧高度情報を生成する。
続いて、携帯電話機20は、基地局位置情報と上述の気圧高度情報に基づいて、図6のGPS装置30が測位に使用する初期位置情報を生成する初期位置情報生成ステップの一例であるステップST7を実行する。
すなわち、図7の端末制御部100は例えば、基地局位置情報である「東経140度、北緯36度」という情報と、気圧高度情報である「高度200メートル(m)」という情報に基づいて、「東経140度、北緯36度、高度200メートル(m)」という初期位置情報を生成する。
すなわち、図7の端末制御部100は例えば、基地局位置情報である「東経140度、北緯36度」という情報と、気圧高度情報である「高度200メートル(m)」という情報に基づいて、「東経140度、北緯36度、高度200メートル(m)」という初期位置情報を生成する。
続いて、図7の端末測位部106は上述の初期位置情報を使用して、図6のGPS装置30による測位を開始する(ステップST8)。
上述の測位が完了すると(ステップST9)、端末制御部100は、その測位結果を図6の端末表示装置36に表示する(ステップST10)。
これにより、図1の使用者甲は、2次元測位であっても、正確な緯度情報及び経度情報に基づく現在位置を知ることができるのである。
上述の測位が完了すると(ステップST9)、端末制御部100は、その測位結果を図6の端末表示装置36に表示する(ステップST10)。
これにより、図1の使用者甲は、2次元測位であっても、正確な緯度情報及び経度情報に基づく現在位置を知ることができるのである。
(プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について)
コンピュータに上述の動作例の特定位置情報取得ステップと、地域環境情報取得ステップと、現在気圧情報取得ステップと、気圧差情報生成ステップと、高度差情報生成ステップと、気圧高度情報生成ステップと、初期位置情報生成ステップ等とを実行させるための端末装置の制御プログラムとすることができる。
また、このような端末装置の制御プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等とすることもできる。
コンピュータに上述の動作例の特定位置情報取得ステップと、地域環境情報取得ステップと、現在気圧情報取得ステップと、気圧差情報生成ステップと、高度差情報生成ステップと、気圧高度情報生成ステップと、初期位置情報生成ステップ等とを実行させるための端末装置の制御プログラムとすることができる。
また、このような端末装置の制御プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等とすることもできる。
これら端末装置の制御プログラム等をコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態とするために用いられるプラグラム格納媒体は、例えばフロッピー(登録商標)のようなフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−Rewriterble)、DVD(Digital Versatile Disc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
10・・・環境情報処理システム、20・・・携帯電話機、30・・・GPS装置、32・・・端末通信装置、34・・・端末気圧計、36・・・端末表示装置、40・・・基地局、50・・・基地局通信装置、52・・・記録装置、70・・・気圧情報サーバ、107・・・衛星数情報判断部、108・・・端末側基地局位置情報格納ファイル、110・・・地域環境気圧情報取得情報格納ファイル、112・・・気圧高度情報生成情報格納ファイル、114・・・初期位置情報生成情報格納ファイル、144・・・基地局位置情報格納ファイル
Claims (7)
- 特定位置に位置する固定装置と、
前記固定装置と通信可能であって、位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位するための測位手段を有する端末装置と、
前記端末装置と通信可能であって、環境気圧情報を有する情報提供装置と、
を有する環境情報処理システムであって、
前記端末装置は、
前記固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得手段と、
前記情報提供装置から前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得するための地域環境気圧情報取得情報を格納する地域環境気圧情報取得情報格納手段と、
前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得手段と、
前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成するための気圧差情報生成情報を格納する気圧差情報生成情報格納手段と、
前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成するための高度差情報生成情報を格納する高度差情報生成情報格納手段と、
前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成するための気圧高度情報生成情報を格納する気圧高度情報生成情報格納手段と、
前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成するための初期位置情報生成情報を格納する初期位置情報生成情報格納手段と、
を有することを特徴とする環境情報処理システム。 - 前記端末装置は、前記位置関連情報を取得することができる前記位置情報衛星の数である受信可能衛星数を判断する受信可能衛星数判断手段を有し、
前記受信可能衛星数が4個以上であれば3次元測位をし、前記受信可能衛星数が3個であれば2次元測位をすることを特徴とする請求項1に記載の環境情報処理システム。 - 特定位置に位置する固定装置と通信可能であって、位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位するための測位手段を有する端末装置であって、
前記固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得手段と、
環境気圧情報を有する情報提供装置から前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得する地域環境気圧情報取得手段と、
前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得手段と、
前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成するための気圧差情報生成情報を格納する気圧差情報生成情報格納手段と、
前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成するための高度差情報生成情報を格納する高度差情報生成情報格納手段と、
前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成するための気圧高度情報生成情報を格納する気圧高度情報生成情報格納手段と、
前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成するための初期位置情報生成情報を格納する初期位置情報生成情報格納手段と、
を有することを特徴とする端末装置。 - 位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位する測位手段を有する端末装置が、特定位置に位置する固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得ステップと、
前記端末装置が、環境気圧情報を有する情報提供装置から、前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得する地域環境気圧情報取得ステップと、
前記端末装置が、前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得ステップと、
前記端末装置が、前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成する気圧差情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成する高度差情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成する気圧高度情報生成ステップと、
前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成する初期位置情報生成ステップと、
を有することを特徴とする環境情報処理方法。 - 位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位する測位手段を有する端末装置が、特定位置に位置する固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得ステップと、
前記端末装置が、環境気圧情報を有する情報提供装置から、前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得する地域環境気圧情報取得ステップと、
前記端末装置が、前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得ステップと、
前記端末装置が、前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成する気圧差情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成する高度差情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成する気圧高度情報生成ステップと、
前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成する初期位置情報生成ステップと、
を有することを特徴とする端末装置の制御方法。 - コンピュータに、
位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位する測位手段を有する端末装置が、特定位置に位置する固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得ステップと、
前記端末装置が、環境気圧情報を有する情報提供装置から、前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得する地域環境気圧情報取得ステップと、
前記端末装置が、前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得ステップと、
前記端末装置が、前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成する気圧差情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成する高度差情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成する気圧高度情報生成ステップと、
前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成する初期位置情報生成ステップと、
を実行させることを特徴とする端末装置の制御プログラム。 - コンピュータに、
位置情報衛星から位置関連情報を取得して現在位置を測位する測位手段を有する端末装置が、特定位置に位置する固定装置から前記特定位置を示す特定位置情報を取得する特定位置情報取得ステップと、
前記端末装置が、環境気圧情報を有する情報提供装置から、前記特定位置に対応する地域環境気圧を示す地域環境気圧情報を取得する地域環境気圧情報取得ステップと、
前記端末装置が、前記現在位置の現在気圧を示す現在気圧情報を取得する現在気圧情報取得ステップと、
前記端末装置が、前記地域環境気圧と前記現在気圧との差分である気圧差情報を生成する気圧差情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記気圧差情報に基づいて高度差情報を生成する高度差情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記高度差情報に基づいて、前記端末装置の現在位置の気圧高度を示す気圧高度情報を生成する気圧高度情報生成ステップと、
前記特定位置情報と前記気圧高度情報に基づいて、前記測位手段が測位に使用する初期位置情報を生成する初期位置情報生成ステップと、
を実行させることを特徴とする端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
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Publications (1)
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