JP2005282868A - 温風暖房機 - Google Patents
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Abstract
【目的】温風暖房機本体の幅び奥行きが小さくなるように、燃焼部、熱交換器、排気室、対流用送風機を配置しても、温風量が低下したり温風暖房機本体の内部温度が上昇してしまうのを防止する温風暖房機を提供する。
【解決手段】縦にした燃焼部7の上方に熱交換器15を横に配置し、燃焼部7と熱交換器15との間に箱状の排気室12を配置し、熱交換器15の上方に対流用送風機19を配置し、更に排気室12の上面に傾斜部14を設けたので、熱交換器15を通過して加熱された空気は、排気室12の上面の傾斜部14の傾斜によりスムーズに下方向に流れ、温風量が低下してしまうのを防止できるものである。
【選択図】 図4
【解決手段】縦にした燃焼部7の上方に熱交換器15を横に配置し、燃焼部7と熱交換器15との間に箱状の排気室12を配置し、熱交換器15の上方に対流用送風機19を配置し、更に排気室12の上面に傾斜部14を設けたので、熱交換器15を通過して加熱された空気は、排気室12の上面の傾斜部14の傾斜によりスムーズに下方向に流れ、温風量が低下してしまうのを防止できるものである。
【選択図】 図4
Description
本発明は、燃焼による排気ガスと室内空気とを熱交換して暖房を行う通称FF式と言われる温風暖房機に関するものである。
従来よりこの種の温風暖房機に於いては、給排気筒から吸い込んだ外気と燃料とを燃焼部で燃焼し、その高温の排気ガスを迂回させて通過させるための遮熱板を内蔵する排気室を通過させてから、熱交換器でファンにより温風暖房機内に吸い込んだ室内の空気と熱交換して室内の空気を加熱し、加熱した室内空気を温風暖房機から室内に吹き出すと共に、熱交換した後の排気ガスを給排気筒から屋外に排気するもので、温風暖房機本体の幅寸法及び奥行き寸法を小さくするものとして縦にした燃焼部の横に熱交換器を縦に配置し、横に並んだ燃焼部と熱交換器の上方を箱状の排気室で接続すると共に、その排気室の上方にクロスフローファンを配置したものがものがある。(例えば特許文献1参照)
特開2003−185273号公報
ところでこの温風暖房機の幅寸法を更に小さくするために、図5のように縦にした燃焼部101の上方に熱交換器102を横に配置し、燃焼部101と熱交換器102との間に箱状の排気室103を配置して燃焼部101と熱交換器102を接続し、熱交換器102の上方にクロスフローファン104を配置したものがある。
ところでこの従来のものでは、クロスフローファン104により温風暖房機内に吸い込んだ室内の空気が上方から下方に流れて、クロスフローファン104の下方に横に配置した熱交換器102を通過して熱交換して加熱された後、箱状の排気室103の平らな上面に衝突してしまうため、まずクロスフローファン104により温風暖房機内に吸い込んだ室内の空気が熱交換器102で熱交換する時、熱交換器102が空気の下への流れを遮る形となって温風量が低下してしまうものである。
又クロスフローファン104により温風暖房機内に吸い込んだ室内の空気が熱交換器102で熱交換して加熱された後、箱状の排気室103の平らな上面に衝突してしまうため、排気室103の下に位置する燃焼部101の外筒105に熱交換器102で熱交換して加熱された後の空気がうまく当たらず、外筒105が高温になって結果として温風暖房機の内部温度が上昇してしまうものであった。
この発明はこの点に着目し上記課題を解決するため、請求項1では特にその構成を、燃焼用空気を送風する燃焼用送風機と、燃料を送る燃料供給手段と、前記燃焼用送風機からの燃焼用空気と燃料供給手段からの燃料を混合して燃焼するバーナ部と外筒とからなる燃焼部と、前記燃焼部からの燃焼ガスが熱交換パイプの中を通過する熱交換器と、前記外筒と熱交換器との間に設け内部に遮熱板を設けた箱状の排気室と、屋外の空気を給気すると共に燃焼ガスを屋外に排気する給排気筒と、室内の空気を熱交換器に送風する対流用送風機とを備え、室内から給気した空気と燃焼ガスとを熱交換器で熱交換して給気した空気を吹き出し口から温風として吹き出す温風暖房機に於いて、前記燃焼部の上方に熱交換器を横に配置し、燃焼部と熱交換器との間に排気室を配置して燃焼部と熱交換器を接続し、熱交換器の上方に対流用送風機を配置すると共に、前記排気室の上面に傾斜部を設けたものである。
又本発明の請求項2に係る温風暖房機では、特にその構成を、請求項1に於いて、前記傾斜部は、排気室の上面の中心部分から端に向かって低くなるように形成したものである。
又本発明の請求項3に係る温風暖房機では、特にその構成を、請求項2に於いて、前記傾斜部は、排気室の上面の中心部分から温風暖房機本体の前面方向と背面方向とに設けたものである。
この発明の請求項1によれば、温風暖房機本体の幅寸法及び奥行き寸法を小さくするために、縦にした燃焼部の上方に熱交換器を横に配置し、燃焼部と熱交換器との間に箱状の排気室を配置して燃焼部と熱交換器を接続し、熱交換器の上方にる対流用送風機を配置しても、熱交換器の熱交換パイプの外周を通過して加熱された空気は、熱交換パイプを通過した後、排気室の上面部分に衝突するものの、傾斜部の傾斜によりスムーズに下方向に流れることで温風量が低下してしまうのを防止できるものである。
又前記構成による請求項2記載の温風暖房機によれば、請求項1に於いて、前記傾斜部は、排気室の上面の中心部分から端に向かって低くなるように形成したもので、それにより排気室の上面の中心部分から端に向かって交換器の熱交換パイプの外周を通過して加熱された空気がスムーズに下方向に流れることで温風量が低下してしまうのを防止できるものである。
又本発明の請求項3に記載の温風暖房機によれば、請求項1に於いて、前記傾斜部は、排気室の上面の中心部分から温風暖房機本体の前面方向と背面方向とに設けたもので、それにより 排気室の上面部分から傾斜部の傾斜に沿ってスムーズに下方向に流れた空気は、下部に位置する外筒をなめるように通過してから温風暖房機本体前面の吹き出し口から室内に温風として吹き出すので、外筒及びその周りが高温にならず、温風暖房機本体の内部温度が上昇してしまうのを防止できるものである。
次に、この発明に係る温風暖房機を、図面に示された一実施例で説明する。
1は温風暖房機本体で、前面中央から下部にかけて温風を吹き出す吹き出し口2を設けると共に、前面上部に運転スイッチ3や温度設定スイッチ4等の複数のボタンと温度や時間を表示する表示部5とが一体となった操作・表示ユニット6が設けられ、又背面には屋外の空気を温風暖房機に給気するための給気部(図示せず)と温風暖房機の排気ガスを屋外に排気するための排気部(図示せず)とからなる給排気筒(図示せず)が接続されているものである。
1は温風暖房機本体で、前面中央から下部にかけて温風を吹き出す吹き出し口2を設けると共に、前面上部に運転スイッチ3や温度設定スイッチ4等の複数のボタンと温度や時間を表示する表示部5とが一体となった操作・表示ユニット6が設けられ、又背面には屋外の空気を温風暖房機に給気するための給気部(図示せず)と温風暖房機の排気ガスを屋外に排気するための排気部(図示せず)とからなる給排気筒(図示せず)が接続されているものである。
7は燃焼部で、燃料供給手段8である燃料ポンプから送られてきた灯油と燃焼用送風機9から送られてくる燃焼用空気とにより燃焼をするバーナ部10と、該バーナ部10の燃焼ガスを排気ガスとして導く外筒11とからなるものである。
12は箱状の排気室で、下部に外筒11が取り付けられ、内部には外筒11から流入する排気ガスを迂回させて通過させるための遮熱板13を設けたものであり、又その上面には中心部分から端にむかって低くなるような傾斜部14が、中心部分から温風暖房機本体1の前面方向と中心部分から温風暖房機本体1の背面方向に設けられているものである。
15は熱交換器で、排気室12の上方に設けられ、排気室12からの排気ガスが流入する箱状の流入部16と、略パイプ状で一端が流入部16に接続され、流入部16からの排気ガスが内部を通過する複数の熱交換パイプ17と、該熱交換パイプ17の他端が接続されると共に屋外と連通している給排気筒(図示せず)の排気部(図示せず)と接続され、熱交換パイプ17内を通過した排気ガスを排気部に案内する箱状の流出部18とからなるものである。
19はクロスフローファンからなる対流用送風機で、熱交換器14の上方に設けられ、対流用モータ20により駆動されることにより、室内の空気を吸い込んで下方向に送風するものである。
次に本発明一実施例の動作について説明する。
図4は本実施例を説明する温風暖房機の要部断面図で、まず内蔵されているヒータ(図示せず)に通電してバーナ部10が所定の温度に上昇すると、燃料ポンプ8から灯油がバーナ部10に送られて気化し、又バーナ部10に燃焼用送風機9から燃焼用空気が送られ、気化した灯油と燃焼用空気が混合され、点火装置(図示せず)により着火されて燃焼を開始する。
図4は本実施例を説明する温風暖房機の要部断面図で、まず内蔵されているヒータ(図示せず)に通電してバーナ部10が所定の温度に上昇すると、燃料ポンプ8から灯油がバーナ部10に送られて気化し、又バーナ部10に燃焼用送風機9から燃焼用空気が送られ、気化した灯油と燃焼用空気が混合され、点火装置(図示せず)により着火されて燃焼を開始する。
燃焼ガスは排気ガスとしてバーナ部10から外筒11内を通過して上昇し、排気室12内の遮熱板13に案内されて排気室12内を迂回して通過し、熱交換器15の流入部16から熱交換パイプ17内を通過し、流出部18から給排気筒の排気部へと流れて屋外に排気されていくものである。
又バーナ部10で燃焼が開始されると熱交換器15上方に位置する対流用送風機19が駆動されて、室内の空気を温風暖房機本体1内に給気し、その給気された室内の空気は、対流用送風機19から下方に送風され、熱交換器15の熱交換パイプ17の外周を通過して熱交換して加熱された後、温風暖房機本体1前面の吹き出し口2から室内に温風として吹き出すものである。
この時、熱交換器15の熱交換パイプ17の外周を通過して加熱された空気は、熱交換パイプ17の外周を通過した後、排気室12の上面部分に衝突するが、傾斜部14に衝突した空気は傾斜に沿ってスムーズに下方向に流れ、又排気室12の上面の中央部分に衝突した空気も傾斜部14に衝突した空気のスムーズな流れに引き寄せられて傾斜に沿ってスムーズに下方向に流れるものである。
又排気室12の上面部分から傾斜部14の傾斜に沿ってスムーズに下方向に流れた空気は、更に下部に位置する外筒11をなめるように通過してから温風暖房機本体1前面の吹き出し口2から室内に温風として吹き出すものである。
これにより温風暖房機本体1の幅寸法及び奥行き寸法を小さくするために、縦にした燃焼部7の上方に熱交換器15を横に配置し、燃焼部7と熱交換器15との間に箱状の排気室12を配置して燃焼部7と熱交換器15を接続し、熱交換器15の上方にクロスフローファンからなる対流用送風機19を配置しても、熱交換器15の熱交換パイプ17の外周を通過して加熱された空気は、熱交換パイプ17を通過した後、排気室12の上面部分に衝突するものの、傾斜部14の傾斜によりスムーズに下方向に流れることで温風量が低下してしまうのを防止できるものである。
又排気室12の上面部分から傾斜部14の傾斜に沿ってスムーズに下方向に流れた空気は、下部に位置する外筒11をなめるように通過してから温風暖房機本体1前面の吹き出し口2から室内に温風として吹き出すので、外筒11及びその周りが高温にならず、温風暖房機本体1の内部温度が上昇してしまうのを防止できるものである。
2 吹き出し口
7 燃焼部
8 燃料供給手段
9 燃焼用送風機
10 バーナ部
11 外筒
12 排気室
13 遮熱板
14 傾斜部
15 熱交換器
19 対流用送風機
7 燃焼部
8 燃料供給手段
9 燃焼用送風機
10 バーナ部
11 外筒
12 排気室
13 遮熱板
14 傾斜部
15 熱交換器
19 対流用送風機
Claims (3)
- 燃焼用空気を送風する燃焼用送風機と、燃料を送る燃料供給手段と、前記燃焼用送風機からの燃焼用空気と燃料供給手段からの燃料を混合して燃焼するバーナ部と外筒とからなる燃焼部と、前記燃焼部からの燃焼ガスが熱交換パイプの中を通過する熱交換器と、前記外筒と熱交換器との間に設け内部に遮熱板を設けた箱状の排気室と、屋外の空気を給気すると共に燃焼ガスを屋外に排気する給排気筒と、室内の空気を熱交換器に送風する対流用送風機とを備え、室内から給気した空気と燃焼ガスとを熱交換器で熱交換して給気した空気を吹き出し口から温風として吹き出す温風暖房機に於いて、前記燃焼部の上方に熱交換器を横に配置し、燃焼部と熱交換器との間に排気室を配置して燃焼部と熱交換器を接続し、熱交換器の上方に対流用送風機を配置すると共に、前記排気室の上面に傾斜部を設けたことを特徴とする温風暖房機。
- 前記傾斜部は、排気室の上面の中心部分から端に向かって低くなるように形成したことを特徴とする請求項1記載の温風暖房機。
- 前記傾斜部は、排気室の上面の中心部分から温風暖房機本体の前面方向と背面方向とに設けたことを特徴とする請求項2記載の温風暖房機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004092819A JP2005282868A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 温風暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005282868A true JP2005282868A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35181469
Family Applications (1)
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JP2004092819A Pending JP2005282868A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 温風暖房機 |
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JP (1) | JP2005282868A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012177486A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Corona Corp | 燃焼装置 |
JP2015096777A (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 株式会社コロナ | 温風暖房機 |
-
2004
- 2004-03-26 JP JP2004092819A patent/JP2005282868A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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